JPH101181A - コーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用袋 - Google Patents

コーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用袋

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Publication number
JPH101181A
JPH101181A JP17742696A JP17742696A JPH101181A JP H101181 A JPH101181 A JP H101181A JP 17742696 A JP17742696 A JP 17742696A JP 17742696 A JP17742696 A JP 17742696A JP H101181 A JPH101181 A JP H101181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
sealed
heat
nonwoven fabric
coffee bean
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17742696A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiki Yamada
大樹 山田
Kenichi Kato
健一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIDAIKI KK
Ichimura Sangyo Co Ltd
Original Assignee
NIDAIKI KK
Ichimura Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIDAIKI KK, Ichimura Sangyo Co Ltd filed Critical NIDAIKI KK
Priority to JP17742696A priority Critical patent/JPH101181A/ja
Publication of JPH101181A publication Critical patent/JPH101181A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実にガス抜きでき、雑菌の侵入を防止でき
る安価なコーヒー袋を提供する。 【解決手段】 ポリプロピレンの不織布2を介在させて
フイルム11,12をヒートシールし、側端の熱着部1
0の上部には、夫々外端面から袋内に届くヒートシール
されない無着部を設けることにより、通気孔となる不織
布2の無着残存部20が残存形成される。熱着部10で
の該不織布2は溶解してフイルム11,12と一体とな
るが、ヒートシールを施さない無着部では不織布2が溶
解することなくフイルム11,12の間に無着残存部2
0として残存されるのである。袋内で発生したガスが不
織布2の無着残存部20の気孔部を通過して外に放出さ
れ、外からの雑菌は無着残存部20の不織布が係着し、
袋内に少し突出した不織布2が強い帯電性を有するため
コーヒー煎り豆又はその粉砕体に含まれている異物を吸
着して分離除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコーヒーの煎り豆或
いはその粉砕した粒体又は粉末を収容するプラスチック
製コーヒー袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種コーヒー袋は、コーヒー豆
から発生するガスを袋外に放出することが袋のパンク防
止から必要であり、このため通気孔を透設したものが使
用されてきたが、単なる通気孔によると雑菌の侵入を許
すと共に、水分の通過も生じるため袋内の保存状態が不
良となるのであった。そこで、ガスの発生による袋内圧
力が増大した場合にガス抜きができる逆止弁を備えて雑
菌の侵入と水分の通過を防止する袋が開発され使用され
ている。しかしながら、逆止弁を備える袋が高価とな
り、逆止弁の作用の確実性に不安があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、確実
にガス抜きできると共に、雑菌の侵入と水分の通過を防
止できる安価なコーヒー袋を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、コー
ヒーの煎り豆又はその粉砕体を収容するプラスチック製
袋であり、袋体とヒートシールできるようヒートシール
性を有すると共に通気性及び帯電性を有するプラスチッ
ク不織布を、その内端部を袋内に突出させた状態で熱着
部に介在してヒートシールし、その熱着部の一部にヒー
トシールを施さないことにより不織布の無着残存部を外
端面から袋内に臨ませて連通配置した構成のコーヒーの
煎り豆用又はその粉粒体用袋である。なお、無着孔部を
屈曲形状としてもよい。
【0005】ヒートシールによる熱着部に、ヒートシー
ルされないことで残存した不織布の無着残存部が外端面
から袋内に臨ませて残存配置しているため、袋内のガス
が微細な連続気孔体の不織布の無着残存部を通過して外
に放出されると共に、雑菌が無着部に侵入しても不織布
の無着残存部に雑菌が係着滞留することから袋内に入る
ことがないのである。この場合、無着残存部を屈曲形状
とすれば一層雑菌の侵入を阻止できるのである。さら
に、袋内に少し突出した不織布が帯電性を有するためコ
ーヒー煎り豆又はその粉砕体に含まれている異物を吸着
して除去できるのである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1で示す形態例は、ポリプロピレン
のフイルム11,12を夫々両側端で、吸水性のない毛
羽立ち加工したポリプロピレンの不織布2を介在させて
ヒートシールすると共に、底部をヒートシールした形状
のコーヒー袋であり、両側端と底部にヒートシールによ
る熱着部10が突出している。
【0007】側端の熱着部10の上部には、夫々外端面
から袋内に届くヒートシールされない無着部を設けるこ
とにより、通気孔となる不織布2の無着残存部20が残
存形成されるのである。即ち、図2乃至図4のように、
不織布2を介在させてヒートシールすることにより、熱
着部10での該不織布2は溶解してフイルム11,12
と一体となるが、ヒートシールを施さない無着部では不
織布2が溶解することなくフイルム11,12の間に無
着残存部20として残存介在し、フイルム11,12と
不織布とを溶着させないことから夫々のフイルムと不織
布2の無着残存部20との間に無着孔部3が形成される
のである。
【0008】この不織布2の無着残存部20の巾は、約
2mmであり、途中で屈曲させてS字状又はZ字状とする
もので、両面から圧着するヒートシールの加熱型に無着
残存部20に応じた凹溝を形成して相互に圧着しないよ
うにすることでヒートシールを回避する無着部とするこ
とができるのである。
【0009】したがって、このコーヒー袋にコーヒーの
煎り豆又はその粉砕体を収容した後、上端の開口部をヒ
ートシールすればよく、これにより、袋内で発生した炭
酸ガスが不織布2の無着残存部20の気孔部を通過して
外に放出されるのである。なお、大量のガスが発生した
場合は、図3のように、フイルムと不織布2の無着残存
部20が膨らんで形成される無着孔部3からも放出され
るが、通常はその無着孔部3は閉塞されて不織布2の無
着残存部20からだけの放出となる。特に、不織布が内
端部を袋内に突出させた状態のため、堆積した下部のコ
ーヒーの煎り豆又はその粉砕体から発生したガスを不織
布を通して袋内上部に送り、無着残存部20から放出で
きるのである。
【0010】また、この際、不織布2の無着残存部20
から外からの雑菌が侵入しようとしても、無着残存部2
0の不織布が雑菌を係着してそれ以上の前進を阻止する
ため袋内への侵入を防止できるのである。
【0011】さらに、袋内に少し突出した不織布2が強
い帯電性を有するためコーヒー煎り豆又はその粉砕体に
含まれている異物を吸着して分離除去できるのである。
なお、吸水性のない不織布2のため、外部からの水分の
導入を阻止できるのである。
【0012】本発明はこれに限定されない。例えば、袋
フイルムの材質は問わず、ヒートシールできるプラスチ
ックフイルムであればよく、複合フイルムでもよい。ま
た、ヒートシール性を有する不織布も限定されず、プラ
スチック製の不織布であれば、ポリオレヒィン系やナイ
ロン系でもよく、微細な連続気孔による通気性を保有し
ていればよい。
【0013】さらに、熱着部における不織布の無着残存
部の配置位置や数及び巾も適宜である。またその形状も
任意であり、本例のような屈曲形状の他、図5のような
形状、或いは直線形状でもよい。なお、不織布に帯電性
を保有させるエレクトレット加工手段は問わない。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、袋内で発生
したガスがヒートシール部における不織布の無着残存部
の気孔部を通過して外に放出され、不織布を袋内に突出
させているため、堆積した下部のコーヒーの煎り豆又は
その粉砕体から発生したガスを不織布を通して袋内上部
に送ることができてガス抜き効果が良好となり、外から
の雑菌を無着残存部の不織布が係着して袋内への侵入を
防止でき、さらに、袋内に少し突出した不織布が強い帯
電性を有するためコーヒー煎り豆又はその粉砕体に含ま
れている異物を吸着して分離除去できるのである。ま
た、請求項2では、不織布の無着残存部が屈曲している
ことから雑菌の侵入を一層確実に阻止できるのである。
【図面の簡単説明】
【図1】本発明の形態例を示す一部切欠した斜視図であ
る。
【図2】その要部の一部切欠した拡大図である。
【図3】その要部の一部切欠した外側からの斜視図であ
る。
【図4】その要部の一部切欠した袋内側からの斜視図で
ある。
【図5】不織布の無着残存部の別例形状の断面拡大図で
ある。
【符号の説明】
11,12 フイルム 10 熱着部 2 不織布 20 無着残存部 3 無着孔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒーの煎り豆又はその粉砕体を収容
    するプラスチック製袋であってヒートシールで密閉する
    ものにおいて、袋体とヒートシールできるようヒートシ
    ール性を有すると共に通気性及び帯電性を有するプラス
    チック不織布(2)を、その内端部を袋内に突出させた
    状態で熱着部に介在してヒートシールし、その熱着部の
    一部にヒートシールを施さないことにより不織布の無着
    残存部(20)を外端面から袋内に臨ませて連通配置させ
    たことを特徴とするコーヒーの煎り豆用又はその粉粒体
    用袋。
  2. 【請求項2】 不織布の無着残存部(20)を屈曲形状と
    した請求項1のコーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用
    袋。
JP17742696A 1996-06-17 1996-06-17 コーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用袋 Pending JPH101181A (ja)

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JP17742696A JPH101181A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 コーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用袋

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JP17742696A JPH101181A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 コーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用袋

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JPH101181A true JPH101181A (ja) 1998-01-06

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ID=16030734

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JP17742696A Pending JPH101181A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 コーヒーの煎り豆用又はその粉粒体用袋

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JP (1) JPH101181A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101318415B1 (ko) * 2013-04-18 2013-10-15 (주)자로커피 커피 분쇄기 청소용 파우치 및 상기 파우치를 이용한 커피 분쇄기 청소방법

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