JPH10118064A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH10118064A
JPH10118064A JP28413196A JP28413196A JPH10118064A JP H10118064 A JPH10118064 A JP H10118064A JP 28413196 A JP28413196 A JP 28413196A JP 28413196 A JP28413196 A JP 28413196A JP H10118064 A JPH10118064 A JP H10118064A
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JP
Japan
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probe
tray
main body
ultrasonic diagnostic
held
Prior art date
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Application number
JP28413196A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Konishi
良一 小西
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH10118064A publication Critical patent/JPH10118064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細長い体腔内用探触子を装置の本体側に保持
させた場合、装置の移動や、表示器等の操作に支障を生
じないようにし、また、探触子へのゴムカバーの装着を
容易にする。 【解決手段】 スタンド方式の超音波診断装置におい
て、体腔内用探触子を横向きに収納、保持するトレイ1
1を用意し、これを本体2の下側もしくは内部に引き出
し自在に格納した。トレイ11には、探触子の握り部を
嵌入保持する凹部17と、探触子の振動子部の周りを囲
む開口部18とがある。このトレイ11により体腔内用
探触子は、外部に露出しない形で格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持台と本体と表
示器とが上下に間隔をおいて配設されているスタンド方
式の超音波診断装置に係り、詳しくは、その本体に接続
される体腔内用探触子を不使用時に収納、保持する構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】スタンド方式の超音波診断装置は、図5
に示すように、可動の支持台30と、操作部31を有す
る本体32と、表示器33がとからなるものである。本
体32は支持台30によりほぼテーブル面の高さに支持
され、表示器33は本体32の上方に変向自在に設けら
れている。
【0003】このような超音波診断装置は、探触子を複
数備えているのが普通で、その探触子の中には、被検体
の体内に挿入される体腔内用探触子がある。
【0004】これら体腔内用探触子のうち、経直腸用探
触子や経膣用探触子は、その形状が細長いものであるた
め、通常の探触子のための保持凹部34には収まらな
い。
【0005】そのため、従来のスタンド方式の超音波診
断装置では、図示するように、本体32の上面に横長の
保持凹部35を形成して、その凹部35内に前記の探触
子36を水平に置くか、あるいは本体32の側面に縦向
きに保持部37を設けて、これに探触子36を上向きも
しくは下向きで保持させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、経直腸
用探触子のように細長い探触子36を、前記した本体3
2上面の保持凹部35に置いた場合は、探触子の保持が
確実ではなく、装置全体を移動させるときに、探触子が
落下することがある。
【0007】しかも、体腔内用探触子36には、先端の
振動子部36aに直接体液や血液が付着しないよう、ゴ
ムカバーを装着する必要があるが、前記のように探触子
36が確実に保持されないため、その状態で探触子36
にゴムカバーを装着することが困難で、実際には例え
ば、オペレータの一人が探触子を取り上げ、他の一人が
その探触子にゴムカバーを装着しなければならず、手数
がかかる。
【0008】これに対して、本体32側面の保持部37
に探触子36を縦向きに保持させた場合は、探触子36
の握り部36gが保持部37にしっかりと保持される
で、探触子36が脱落することがなく、また、振動子部
36aを上にして保持させると、その振動子部36aの
上からゴムカバーをかぶせて装着することができる。
【0009】しかし、保持部37に探触子36を上向き
に保持させた場合は、その探触子36の振動子部36a
が上に長く突出するので、表示器33の向きを変えるな
どの操作を行おうとするとき、その振動子部36aが表
示器33の一部に当たったり、オペレータの手に引っ掛
かったりして、表示器33の操作の障害になる。
【0010】また、使用後の体腔内用探触子36を保持
させた場合、その探触子36が上向きであるにしろ下向
きであるにしろ、体液や血液で汚染された先端部分が本
体32の側部の上下に露出することになり、衛生上問題
がある。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、経直腸用探触子のように細長い体腔
内用探触子を、外部に露出しない形で確実に収納、保持
しうるようにして、装置の移動や、表示器等の操作を支
障なく行えるようにするとともに、ゴムカバーの装着を
容易にすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、支持台上に操作部のある本体が支持さ
れ、この本体上に表示器が変向自在に設けられているス
タンド方式の超音波診断装置において、本体の下側もし
くは内部に、体腔内用探触子を横向きに収納、保持する
ためのトレイが引き出し自在に格納され、トレイには、
体腔内用探触子の握り部が嵌入して保持される凹部と、
その探触子の振動子部の周りを囲む開口部とが形成され
ている構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】図示の実施の形態に基づいて本発
明の詳細を説明すると、図1ないし図3は本発明の一実
施の形態に係り、図1は超音波診断装置の全体の斜視
図、図2は、その要部であるトレイ部分の分解斜視図、
図3は前記トレイ部分の平面図で、体腔内用探触子を収
納、保持させた状態を示している。
【0014】図1に示すのはスタンド方式の超音波診断
装置であって、符号1は支持台、2は本体、3は表示器
である。支持台1は、その下面部に設けられたキャスタ
4により移動可能である。本体2は、上面の手前側に操
作部5があり、支持台1上に支柱6によりほぼテーブル
面の高さに支持されている。表示器3は、コラム7およ
びアーム8により本体2の上方に変向自在に設けられて
いる。
【0015】この超音波診断装置は複数の探触子を備え
ており、その探触子を収納、保持するために、本体2の
上面各部のうち、操作部5の一側と、操作部5より奥方
とにそれぞれ保持凹部9,10が形成されている。さら
に、本発明では、本体2の下側にいずれかの体腔内用探
触子、図示例では経直腸用探触子を収納、保持するため
のトレイ11が引き出し自在に設けられている。
【0016】このトレイ11は、図2および図3に拡大
して図示するように、支持台1の支柱6の中途高さ位置
に取り付けられたワイヤーフレーム12に保持されてい
る。ワイヤーフレーム12は支柱6の周りに旋回可能
で、その旋回に伴い、トレイ11が本体2の下側から外
側方に引き出されるようになっている。
【0017】トレイ11は、耐薬品性の高分子材料によ
り一体に形成されたもので、下面周囲にワイヤーフレー
ム12と係合する係合フック13が突設され、この係合
フック13によりワイヤーフレーム12に対して着脱可
能となっている。このトレイ11の旋回外側となる個所
には取っ手14が形成され、旋回内側には受け皿部15
が形成されている。
【0018】受け皿部15と取っ手14との間に、経直
腸用探触子16を横向きに収納、保持する部分があっ
て、その部分は凹部17と開口部18とからなる。凹部
17は、前記探触子16の握り部16gが嵌合する形に
形成されており、握り部16gが嵌め込まれると、トレ
イ材料の固有の弾力により握り部16gを固定的に保持
するようになっている。凹部17の一端には、探触子1
6のケーブル16cをトレイ11の外側に導く溝19が
連成されている。また、凹部17の上側には、凹部17
内の探触子握り部16gを押さえるバンド20が起倒自
在に設けられている。なお、このバンド20は、凹部1
7のみで充分強固に探触子握り部16gを保持しうる場
合、省略してもよい。
【0019】開口部18は、前記凹部17に続く個所に
形成されていて、探触子握り部16gを凹部17に嵌め
込んだとき、その探触子16の振動子部16aの周りを
囲む空隙となるものである。
【0020】上記構成において、経直腸用探触子16を
格納する場合、まず、本体2の下側にあるトレイ11の
取っ手14に手を掛けて引けば、トレイ11はワイヤー
フレーム12とともに支柱6を中心に旋回し、本体2の
外側方に引き出され、凹部17や開口部18が現れる。
【0021】このように外側に現れたトレイ11に対し
て、探触子16の振動子部16aを開口部18の側に向
け、その握り部16gを凹部17に嵌め込み、この上に
バンド20を掛けると、凹部17の復元弾力とバンド2
0の押圧力とにより、握り部16gは凹部17内に不動
状に固定される。それとともに、その探触子16の振動
子部16aは開口部18内に突出し、その姿勢に固定さ
れる。
【0022】探触子16の振動子部16aに対してゴム
カバーを装着する必要がある場合、振動子部16aの周
りの空隙を利用し、振動子部16aの先端側からゴムカ
バーをかぶせていけばよい。握り部16gは固定されて
おり、人手で保持する必要はないから、一人でゴムカバ
ーの装着が行える。
【0023】探触子16を使用しない場合、あるいは使
用した後は、上記のように探触子16をトレイ11に収
納、保持させ、そのトレイ11を本体2の下側に押し込
めばよい。そうすると、探触子16は本体2の下側に格
納されて、外部に露出しなくなる。
【0024】また、トレイ11はその支持枠であるワイ
ヤーフレーム12に対して着脱が可能であるから、トレ
イ11が汚染されたような場合、トレイ11をワイヤー
フレーム12から外し、トレイ11のみを洗浄し、消毒
すればよい。また、経膣用探触子のような他の体腔内用
探触子に対応するトレイを用意しておけば、ワイヤーフ
レーム12に対してトレイ11を取り換えることで、他
の探触子を引き出し自在に格納することができる。
【0025】なお、図示の例では、トレイ11に一つの
探触子を収納、保持させるようにしたが、トレイに前記
と同様の凹部と開口部とのセットを複数形成しておけ
ば、単一のトレイに複数の探触子を収納、保持させるこ
とができる。また、ワイヤーフレーム12およびトレイ
11は、一段だけでなく、上下複数段にわたって設けて
もよく、そうすれば、複数のトレイにより複数の探触子
を本体2の下側に引き出し自在に格納することが可能に
なる。
【0026】図示例ではまた、トレイ11の開口部18
は、トレイ11の内側部分を打ち抜いた閉じた形とした
が、その形状はトレイの外側に開いたものでもよく、そ
の場合、探触子の振動子部の先端側ではトレイの外周部
分がないので、ゴムカバーの装着がより容易になるが、
トレイ全体の強度を保つ面からは、図示例のように、開
口部を閉じた形にしてトレイの外周部分を残すことが望
ましい。
【0027】次に、トレイ11の格納位置からの引き出
しは、旋回により行うだけでなく、図4に示すように、
直線的なスライドにより行うことも可能である。
【0028】図4は、他の実施例に係るスタンド方式の
超音波診断装置のうち、本体部分を示している。この実
施例では、本体2の下側に一体に格納部21を設け、こ
の格納部21内にトレイ11をスライド自在に格納して
いる。
【0029】この図4の例では、トレイ11は本体2の
側方へ引き出されるが、格納部21の開口方向を変える
ことで、トレイ11を手前に引き出し自在とすることも
できる。また、格納部とトレイとの間に、スライドフレ
ームを設けて、格納部からはトレイがスライドフレーム
とともに引き出されるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、体腔内用探触子がトレ
イに確実に収納、保持されて、トレイとともに本体の下
側もしくは内部に格納されるので、探触子が落下するよ
うなことがなく、装置の移動が支障なく行える。
【0031】また、探触子が本体の下側もしくは内部に
格納されることで、外部に露出しなくなるので、探触子
の一部が表示器やオペレータの手に触れるようなことが
なく、表示器等の操作を支障なく行うことができ、しか
も、使用により汚染された探触子と人体との接触が防止
されるので、衛生的である。
【0032】さらに、探触子の握り部が確実にトレイに
保持されるので、振動子部にゴムカバーをかぶせる場
合、その握り部を人の手で固定する必要がなく、ゴムカ
バーの装着が一人でも容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスタンド方式の超音波
診断装置の全体の斜視図である。
【図2】上記実施例の要部であるトレイ部分の分解斜視
図である。
【図3】上記トレイ部分の平面図であって、体腔内用探
触子を収納、保持させた状態を示している。
【図4】本発明の他の実施例に係るスタンド方式の超音
波診断装置のうち、本体部分の斜視図である。
【図5】従来のスタンド方式の超音波診断装置の全体の
斜視図である。
【符号の説明】
1…支持台、 2…本体、 3…表示器、 11…
トレイ、16…体腔内用探触子、 17…凹部、 1
8…開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台上に操作部のある本体が支持さ
    れ、この本体上に表示器が変向自在に設けられているス
    タンド方式の超音波診断装置において、 本体の下側もしくは内部に、体腔内用探触子を横向きに
    収納、保持するためのトレイが引き出し自在に格納さ
    れ、トレイには、体腔内用探触子の握り部が嵌入して保
    持される凹部と、その探触子の振動子部の周りを囲む開
    口部とが形成されていることを特徴とする超音波診断装
    置。
  2. 【請求項2】 トレイがその支持枠もしくは格納部に対
    して着脱自在である請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 トレイが耐薬品性の高分子材料で形成さ
    れている請求項1または2に記載の超音波診断装置。
JP28413196A 1996-10-25 1996-10-25 超音波診断装置 Pending JPH10118064A (ja)

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JP28413196A JPH10118064A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 超音波診断装置

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JP (1) JPH10118064A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113674A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Nidek Co Ltd 眼科用超音波診断装置
KR101010598B1 (ko) 2009-10-05 2011-01-24 주식회사 메디슨 초음파 진단장치
JP2013172777A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Hitachi Aloka Medical Ltd 携帯型超音波診断装置用カート、携帯型超音波ユニット
JP2016144588A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社日立製作所 プローブホルダ
JP2020014594A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社日立製作所 超音波診断装置及びプローブホルダ

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