JPH10117439A - 自動電圧不平衡是正装置 - Google Patents
自動電圧不平衡是正装置Info
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- JPH10117439A JPH10117439A JP8289249A JP28924996A JPH10117439A JP H10117439 A JPH10117439 A JP H10117439A JP 8289249 A JP8289249 A JP 8289249A JP 28924996 A JP28924996 A JP 28924996A JP H10117439 A JPH10117439 A JP H10117439A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】特定の相間の相間電圧に、変動がある時、線路
の途中で電源側の入力不平衡電圧を是正し、需要家に平
衡した電圧を供給する。 【解決手段】V−W2相間に1次巻線a1を直列接続し
た第1及び第2調整変圧器Tr1,Tr2と、第3調整
変圧器Tr3の送出電圧を受け電圧を選択切換し、送出
電圧を調整する第1切換手段Sw1と、第1及び第2調
整変圧器Tr1,Tr2に並列接続の2次巻線a2から
の送出電圧を受け電圧を選択切換し、送出電圧と極性を
調整する第2切換手段Sw2と、第3調整変圧器Tr3
の接続相の入力端子Uと、対応出力端子U’との間に2
次巻線C2を挿入し第2切換手段の送出電圧を1次巻線
C1に受ける直列変圧器Tr4とで、電源側インピーダ
ンスが変動し第1および第2調整変圧器が接続されたV
−W相以外相間電圧が変動時、直列変圧器の2次巻線C
2を介し出力端子U’に電源側インピーダンスによる電
圧変動分の補償電圧を印加する。
の途中で電源側の入力不平衡電圧を是正し、需要家に平
衡した電圧を供給する。 【解決手段】V−W2相間に1次巻線a1を直列接続し
た第1及び第2調整変圧器Tr1,Tr2と、第3調整
変圧器Tr3の送出電圧を受け電圧を選択切換し、送出
電圧を調整する第1切換手段Sw1と、第1及び第2調
整変圧器Tr1,Tr2に並列接続の2次巻線a2から
の送出電圧を受け電圧を選択切換し、送出電圧と極性を
調整する第2切換手段Sw2と、第3調整変圧器Tr3
の接続相の入力端子Uと、対応出力端子U’との間に2
次巻線C2を挿入し第2切換手段の送出電圧を1次巻線
C1に受ける直列変圧器Tr4とで、電源側インピーダ
ンスが変動し第1および第2調整変圧器が接続されたV
−W相以外相間電圧が変動時、直列変圧器の2次巻線C
2を介し出力端子U’に電源側インピーダンスによる電
圧変動分の補償電圧を印加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電線路において特定
の1つ又は2つの相間電圧で、定常的に電圧が不平衡を
生じる線路の途中に設置されて、電源側から入力される
不平衡電圧を是正し、出力側に接続された負荷に対し所
定の平衡した電圧を自動供給可能とした電圧不平衡是正
装置に関する。
の1つ又は2つの相間電圧で、定常的に電圧が不平衡を
生じる線路の途中に設置されて、電源側から入力される
不平衡電圧を是正し、出力側に接続された負荷に対し所
定の平衡した電圧を自動供給可能とした電圧不平衡是正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より配電線路においては、線路電圧
を安定に維持するため配電線路の途中の所要個所にステ
ップ式自動電圧調整装置を設置し、負荷側に供給する電
圧を所定の電圧範囲内に抑えている。図3は従来構成の
1例で星形接続をした9タップのステップ式自動電圧調
整装置SVRについて、ここでは説明を簡単にするた
め、配電線路を単相とした回路を用いて説明する。図3
において、Lは負荷時タップ切換器で図示しない制御器
の駆動装置によりタップ選択器STを駆動して固定接点
ST1,ST2───ST9に可動接点(図示せず)を
選択的に切換接続する。Sは調整変圧器であり、タップ
巻線S1と主巻線S2とを直列に接続して単巻変圧器を
構成する。ST1’,ST2’───ST9’は調整変
圧器Sのタップ巻線S1から引き出した9個のタップで
あり、各々対応する固定接点ST1,ST2───ST
9に接続されている。タップ選択器STは配電線路の電
源側の入力端子Uに接続されている。調整変圧器Sにお
いて、主巻線S2のタップ巻線S1側に対し反対側は、
中性点Nに接続されている。タップ巻線S1に設けた中
間のタップST5’は出力端子U’に接続されている。
を安定に維持するため配電線路の途中の所要個所にステ
ップ式自動電圧調整装置を設置し、負荷側に供給する電
圧を所定の電圧範囲内に抑えている。図3は従来構成の
1例で星形接続をした9タップのステップ式自動電圧調
整装置SVRについて、ここでは説明を簡単にするた
め、配電線路を単相とした回路を用いて説明する。図3
において、Lは負荷時タップ切換器で図示しない制御器
の駆動装置によりタップ選択器STを駆動して固定接点
ST1,ST2───ST9に可動接点(図示せず)を
選択的に切換接続する。Sは調整変圧器であり、タップ
巻線S1と主巻線S2とを直列に接続して単巻変圧器を
構成する。ST1’,ST2’───ST9’は調整変
圧器Sのタップ巻線S1から引き出した9個のタップで
あり、各々対応する固定接点ST1,ST2───ST
9に接続されている。タップ選択器STは配電線路の電
源側の入力端子Uに接続されている。調整変圧器Sにお
いて、主巻線S2のタップ巻線S1側に対し反対側は、
中性点Nに接続されている。タップ巻線S1に設けた中
間のタップST5’は出力端子U’に接続されている。
【0003】次にステップ式自動電圧調整装置SVRの
動作について説明する。入力側の負荷の増加等で入力電
圧V1が低下すると出力電圧V2も同様に低下するの
で、タップ選択器STが図示しない制御器の駆動装置に
より駆動制御されて、タップ選択器STがタップ位置を
下げ固定接点ST9側へと順次接続位置を切換えること
により、ステップ式自動電圧調整器SVRは低下した出
力電圧V2を所定の電圧まで上昇させて出力端子U’に
出力する。逆に、入力側の負荷の減少等で入力電圧V1
が上昇し出力側電圧V2も同様に上昇すると、タップ選
択器STがタップ位置を上げ固定接点ST1側へと順次
接続位置を切換えることにより、ステップ式自動電圧調
整器SVRは上昇した出力電圧V2を所定の電圧まで降
下させて出力端子U’に出力する。
動作について説明する。入力側の負荷の増加等で入力電
圧V1が低下すると出力電圧V2も同様に低下するの
で、タップ選択器STが図示しない制御器の駆動装置に
より駆動制御されて、タップ選択器STがタップ位置を
下げ固定接点ST9側へと順次接続位置を切換えること
により、ステップ式自動電圧調整器SVRは低下した出
力電圧V2を所定の電圧まで上昇させて出力端子U’に
出力する。逆に、入力側の負荷の減少等で入力電圧V1
が上昇し出力側電圧V2も同様に上昇すると、タップ選
択器STがタップ位置を上げ固定接点ST1側へと順次
接続位置を切換えることにより、ステップ式自動電圧調
整器SVRは上昇した出力電圧V2を所定の電圧まで降
下させて出力端子U’に出力する。
【0004】このように、従来のステップ式自動電圧調
整器SVRは、負荷時タップ切換器Lのタップ選択器S
Tと固定接点ST1〜ST9との開閉により、入力電圧
V1が低下し出力電圧V2が所定の電圧より下がったと
きはタップを下げ、入力電圧V1が上昇し出力電圧V2
が所定の電圧より上がったときはタップを上げるような
電圧調整を行い、出力側相電圧V2を所定の電圧に維持
するように構成されていた。図3で説明したU相回路の
動作は、他のV,W相でも同様であり、各相に星形接続
された調整変圧器は、入力側の電圧の昇降に対応して各
相タップを同時に昇降し出力側の電圧を所定の電圧に維
持することにより3相電圧の不平衡を調整することにな
る。
整器SVRは、負荷時タップ切換器Lのタップ選択器S
Tと固定接点ST1〜ST9との開閉により、入力電圧
V1が低下し出力電圧V2が所定の電圧より下がったと
きはタップを下げ、入力電圧V1が上昇し出力電圧V2
が所定の電圧より上がったときはタップを上げるような
電圧調整を行い、出力側相電圧V2を所定の電圧に維持
するように構成されていた。図3で説明したU相回路の
動作は、他のV,W相でも同様であり、各相に星形接続
された調整変圧器は、入力側の電圧の昇降に対応して各
相タップを同時に昇降し出力側の電圧を所定の電圧に維
持することにより3相電圧の不平衡を調整することにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、電力の輸送は
3相3線方式を採用しており、発電所から送られる電圧
は、3相が平衡した電圧を供給することにより各相の振
幅は等しく、位相は120度である。通常、配電線路に
は多数の負荷が各相間に適度に分布して配設されている
ので、電圧不平衡の問題が起こることは少ない。
3相3線方式を採用しており、発電所から送られる電圧
は、3相が平衡した電圧を供給することにより各相の振
幅は等しく、位相は120度である。通常、配電線路に
は多数の負荷が各相間に適度に分布して配設されている
ので、電圧不平衡の問題が起こることは少ない。
【0006】しかし、配電線路の給電の都合上、いずれ
かの1つの相間又は2つの相間に負荷が偏在すると、各
相間電圧は1つ又2つの相間電圧のバランスが崩れた電
圧不平衡状態となる。そのため、前記の電圧不平衡状態
となった電圧が、従来のステップ式自動電圧調整装置に
入力されると、前記装置は、特定の相間電圧を基準に他
相間も同タップ数だけ同時に調整し所定の電圧に戻すよ
うに動作する。このとき、例えば特定の相間電圧が低い
場合はこれを所定の電圧まで上昇させるために、前記装
置は他相間で所定電圧に維持されていた相間電圧も同時
に上昇させることになるので、所定の電圧より高くなる
こととなり、電圧不平衡までは是正することは困難であ
った。
かの1つの相間又は2つの相間に負荷が偏在すると、各
相間電圧は1つ又2つの相間電圧のバランスが崩れた電
圧不平衡状態となる。そのため、前記の電圧不平衡状態
となった電圧が、従来のステップ式自動電圧調整装置に
入力されると、前記装置は、特定の相間電圧を基準に他
相間も同タップ数だけ同時に調整し所定の電圧に戻すよ
うに動作する。このとき、例えば特定の相間電圧が低い
場合はこれを所定の電圧まで上昇させるために、前記装
置は他相間で所定電圧に維持されていた相間電圧も同時
に上昇させることになるので、所定の電圧より高くなる
こととなり、電圧不平衡までは是正することは困難であ
った。
【0007】この結果、出力側に入力側より電圧不平衡
の大きい電圧が給電されるので、需要家で例えば3相モ
ータを使用していると、回転むらや過熱を生じ、ときに
は、モータ故障の原因を誘発することとなる。
の大きい電圧が給電されるので、需要家で例えば3相モ
ータを使用していると、回転むらや過熱を生じ、ときに
は、モータ故障の原因を誘発することとなる。
【0008】本発明は、前記の問題点に鑑み、相間電圧
の中間電圧と、前記相間電圧の中間電圧および前記相間
電圧を与える2相以外の他相の相電圧との差電圧による
電圧を補償電圧として他相に印加し、出力側の電圧不平
衡を解消する自動電圧不平衡是正装置を提供することを
目的とする。
の中間電圧と、前記相間電圧の中間電圧および前記相間
電圧を与える2相以外の他相の相電圧との差電圧による
電圧を補償電圧として他相に印加し、出力側の電圧不平
衡を解消する自動電圧不平衡是正装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動電圧不平衡
是正装置においては、3相入力端子の各端子間に与えら
れる相間電圧の1つの相間電圧を、直列に接続された1
次巻線の両端に受けるとともに、前記1次巻線の接続部
において2分割された前記相間電圧の中間電圧を送出す
る第1および第2調整変圧器と、直列に接続されたタッ
プ巻線と主巻線で構成され、前記相間電圧の中間電圧お
よびその相間電圧を与える2相以外の他相の相電圧との
差電圧を受ける、第3調整変圧器と、前記第3調整変圧
器から送出される電圧を受けるとともに、その電圧を選
択切換し、送出する電圧の大きさを調整する第1切換手
段と、前記第1および第2調整変圧器の並列に接続され
た2次巻線から送出される電圧を受けるとともに、その
電圧を選択切換し、送出する電圧の大きさと極性を調整
する第2切換手段と、前記第3調整変圧器の接続された
相の入力端子とそれに対応する出力端子との間に2次巻
線が介挿され、前記第1切換手段から送出される電圧を
前記2次巻線を介して前記出力端子に送出するととも
に、前記第2切換手段から送出される電圧を1次巻線に
受け前記2次巻線を介して前記出力端子に送出する直列
変圧器とを備え、前記入力端子に到来した電圧のうち、
第1および第2調整変圧器が接続された相間以外の別の
相間電圧が変動すると、前記第1および第2切換手段で
切換動作を行い前記第1および第2調整変圧器が接続さ
れた相以外の他相の前記出力端子に電源側インピーダン
スの増減による電圧変動分の補償電圧を印加している。
是正装置においては、3相入力端子の各端子間に与えら
れる相間電圧の1つの相間電圧を、直列に接続された1
次巻線の両端に受けるとともに、前記1次巻線の接続部
において2分割された前記相間電圧の中間電圧を送出す
る第1および第2調整変圧器と、直列に接続されたタッ
プ巻線と主巻線で構成され、前記相間電圧の中間電圧お
よびその相間電圧を与える2相以外の他相の相電圧との
差電圧を受ける、第3調整変圧器と、前記第3調整変圧
器から送出される電圧を受けるとともに、その電圧を選
択切換し、送出する電圧の大きさを調整する第1切換手
段と、前記第1および第2調整変圧器の並列に接続され
た2次巻線から送出される電圧を受けるとともに、その
電圧を選択切換し、送出する電圧の大きさと極性を調整
する第2切換手段と、前記第3調整変圧器の接続された
相の入力端子とそれに対応する出力端子との間に2次巻
線が介挿され、前記第1切換手段から送出される電圧を
前記2次巻線を介して前記出力端子に送出するととも
に、前記第2切換手段から送出される電圧を1次巻線に
受け前記2次巻線を介して前記出力端子に送出する直列
変圧器とを備え、前記入力端子に到来した電圧のうち、
第1および第2調整変圧器が接続された相間以外の別の
相間電圧が変動すると、前記第1および第2切換手段で
切換動作を行い前記第1および第2調整変圧器が接続さ
れた相以外の他相の前記出力端子に電源側インピーダン
スの増減による電圧変動分の補償電圧を印加している。
【0010】
【作用】配電線路の電源側から入力端子間に対し、相間
電圧の1つ又は2つが所定の電圧より変動した不平衡電
圧が到来した場合、所定の電圧を維持している他の1つ
の相間において、その相間電圧を調整した電圧と、前記
所定の電圧を維持している相間電圧の中間電圧および前
記所定の電圧を与える2相以外の他相の相電圧との差電
圧を調整した電圧とを、前記他相の出力端子に印加する
ことにより、電圧不平衡を是正して出力端子から負荷側
に良質な電圧を供給することを可能とした。
電圧の1つ又は2つが所定の電圧より変動した不平衡電
圧が到来した場合、所定の電圧を維持している他の1つ
の相間において、その相間電圧を調整した電圧と、前記
所定の電圧を維持している相間電圧の中間電圧および前
記所定の電圧を与える2相以外の他相の相電圧との差電
圧を調整した電圧とを、前記他相の出力端子に印加する
ことにより、電圧不平衡を是正して出力端子から負荷側
に良質な電圧を供給することを可能とした。
【0011】
【実施例】本発明を実施例を図1,2を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例の自動電圧不平衡是正装置の
回路構成を示す接続図であり、不平衡の生じる相間をU
−VおよびW−U相間とした例である。図1においてT
r1,Tr2は第1,第2調整変圧器であり、入力端子
V,W間に1次巻線a1を直列接続することにより、そ
の直列接続部Oから入力端子VおよびWの中間の電圧を
出力するとともに、2次巻線a2がそれぞれ並列に接続
されている。
る。図1は本発明の実施例の自動電圧不平衡是正装置の
回路構成を示す接続図であり、不平衡の生じる相間をU
−VおよびW−U相間とした例である。図1においてT
r1,Tr2は第1,第2調整変圧器であり、入力端子
V,W間に1次巻線a1を直列接続することにより、そ
の直列接続部Oから入力端子VおよびWの中間の電圧を
出力するとともに、2次巻線a2がそれぞれ並列に接続
されている。
【0012】2次巻線a2は、タップ数nに対し2次巻
線a2をn−1等配した巻線各部からタップt1’,t
2’───tn’とn個のタップを引出し同一のタップ
同志は並列に接続されている。タップ数nは一般に3以
上の整数であるが、ここでは3タップとしているので、
2次巻線a2のタップは、それぞれ同一のタップ同志が
接続されタップt1’,t2’,t3’として設けられ
ている。そのため2次巻線a2に励磁される電圧を引き
出すタップの1つで、かつ、中間のタップでもあるタッ
プt2’と、他のタップt1’、又はt3’とのタップ
間からは、入力端子V,Wの相間電圧の電圧ベクトルV
vwで示される電圧に対し大きさと極性を調整した電圧
が送出される。
線a2をn−1等配した巻線各部からタップt1’,t
2’───tn’とn個のタップを引出し同一のタップ
同志は並列に接続されている。タップ数nは一般に3以
上の整数であるが、ここでは3タップとしているので、
2次巻線a2のタップは、それぞれ同一のタップ同志が
接続されタップt1’,t2’,t3’として設けられ
ている。そのため2次巻線a2に励磁される電圧を引き
出すタップの1つで、かつ、中間のタップでもあるタッ
プt2’と、他のタップt1’、又はt3’とのタップ
間からは、入力端子V,Wの相間電圧の電圧ベクトルV
vwで示される電圧に対し大きさと極性を調整した電圧
が送出される。
【0013】Tr3は第3調整変圧器で、タップ巻線b
1と主巻線b2とを直列に接続したもので、タップ巻線
b1からは、タップ数mに対しタップ巻線b1をm−1
等配した巻線の各部位からタップT1’,T2’───
Tm’とm個のタップを引出している。タップ数mは一
般に3以上の整数でここでは3タップとしている。タッ
プ巻線b1はその中間のタップであるタップT2’と入
力端子Uとを接続するとともに、タップ巻線b1と接続
された主巻線b2の、タップ巻線b1とは反対側を直列
接続部Oに接続している。そして、タップ巻線b1のタ
ップT2’からは、図2のベクトル図の電圧ベクトルV
uoで示される電圧、即ち、入力端子V,W間の相間電
圧の中間電圧と入力端子Uの相電圧との差電圧を送出し
ている。タップT1’からはタップT2’に対し電圧ベ
クトルVuoを上昇させた電圧ベクトルV1 uoで示さ
れる電圧を送出し、タップT3’からはタップT2’に
対し電圧ベクトルVuoを降下させた電圧ベクトルV3
uoで示される電圧を送出している。
1と主巻線b2とを直列に接続したもので、タップ巻線
b1からは、タップ数mに対しタップ巻線b1をm−1
等配した巻線の各部位からタップT1’,T2’───
Tm’とm個のタップを引出している。タップ数mは一
般に3以上の整数でここでは3タップとしている。タッ
プ巻線b1はその中間のタップであるタップT2’と入
力端子Uとを接続するとともに、タップ巻線b1と接続
された主巻線b2の、タップ巻線b1とは反対側を直列
接続部Oに接続している。そして、タップ巻線b1のタ
ップT2’からは、図2のベクトル図の電圧ベクトルV
uoで示される電圧、即ち、入力端子V,W間の相間電
圧の中間電圧と入力端子Uの相電圧との差電圧を送出し
ている。タップT1’からはタップT2’に対し電圧ベ
クトルVuoを上昇させた電圧ベクトルV1 uoで示さ
れる電圧を送出し、タップT3’からはタップT2’に
対し電圧ベクトルVuoを降下させた電圧ベクトルV3
uoで示される電圧を送出している。
【0014】Sw1は第1切換手段で、図1に示すよう
に3個の固定接点T1,T2,T3と、その固定接点T
1,T2,T3に接続するタップ選択器Tとによって構
成されている。固定接点T1,T2,T3は、第3調整
変圧器Tr3のタップ巻線b1のタップT1’,T
2’,T3’に各々接続されている。第1切換手段Sw
1の出力部であるタップ選択器Tは、入力端子Uと出力
端子U’との間に介挿された直列変圧器Tr4の2次巻
線C2と接続されている。
に3個の固定接点T1,T2,T3と、その固定接点T
1,T2,T3に接続するタップ選択器Tとによって構
成されている。固定接点T1,T2,T3は、第3調整
変圧器Tr3のタップ巻線b1のタップT1’,T
2’,T3’に各々接続されている。第1切換手段Sw
1の出力部であるタップ選択器Tは、入力端子Uと出力
端子U’との間に介挿された直列変圧器Tr4の2次巻
線C2と接続されている。
【0015】Sw2は第2切換手段で図1に示すように
3個の固定接点t1,t2,t3と、その固定接点t
1,t2,t3に接続するタップ選択器tとにより構成
されている。固定接点t1,t2,t3は第1,第2調
整変圧器Tr1,Tr2の2次巻線a2のタップt
1’,t2’,t3’と各々接続されている。前記タッ
プ選択器tとタップt2’とは直列変圧器Tr4 の1次
巻線C1に接続されている。
3個の固定接点t1,t2,t3と、その固定接点t
1,t2,t3に接続するタップ選択器tとにより構成
されている。固定接点t1,t2,t3は第1,第2調
整変圧器Tr1,Tr2の2次巻線a2のタップt
1’,t2’,t3’と各々接続されている。前記タッ
プ選択器tとタップt2’とは直列変圧器Tr4 の1次
巻線C1に接続されている。
【0016】次に図1の自動電圧不平衡是正装置の動作
について説明する。なお図1に示す電圧変動を生じない
相間を例えばV−W相間として本発明の自動電圧不平衡
是正装置Aを適用したものである。まず、第1切換手段
Sw1においてタップ選択器Tが、固定接点T2に接続
されると、図2のベクトル図で、入力端子Uの相電圧と
入力端子V,Wの相間電圧の中間電圧との差電圧である
電圧ベクトルVuoで示される電圧が、直列変圧器Tr
4の2次巻線C2を介して出力端子U’に送出される。
そして、タップ選択器Tが固定接点T1に接続される
と、固定接点T2に接続されたときの電圧ベクトルVu
oを上昇させた電圧ベクトルV1 uoで示される電圧が
出力端子U’に送出される。逆にタップ選択器Tが固定
接点T3に接続されると、固定接点T2に接続されたと
きの電圧ベクトルVuoを降下させた電圧ベクトルV3
uoで示される電圧が出力端子U’に送出される。
について説明する。なお図1に示す電圧変動を生じない
相間を例えばV−W相間として本発明の自動電圧不平衡
是正装置Aを適用したものである。まず、第1切換手段
Sw1においてタップ選択器Tが、固定接点T2に接続
されると、図2のベクトル図で、入力端子Uの相電圧と
入力端子V,Wの相間電圧の中間電圧との差電圧である
電圧ベクトルVuoで示される電圧が、直列変圧器Tr
4の2次巻線C2を介して出力端子U’に送出される。
そして、タップ選択器Tが固定接点T1に接続される
と、固定接点T2に接続されたときの電圧ベクトルVu
oを上昇させた電圧ベクトルV1 uoで示される電圧が
出力端子U’に送出される。逆にタップ選択器Tが固定
接点T3に接続されると、固定接点T2に接続されたと
きの電圧ベクトルVuoを降下させた電圧ベクトルV3
uoで示される電圧が出力端子U’に送出される。
【0017】このように、タップ選択器Tと固定接点T
1,T2,T3との接続を選択切換することにより、図
2のベクトル図で示す電圧ベクトルVuoの電圧の大き
さを昇降して調整した電圧が出力端子U’に送出され
る。そして、さらにタップ巻線b1のタップ数と対応す
る固定接点T1,T2,T3の数を増やせば電圧ベクト
ルVuoの電圧に対して昇降幅を更に、より微調整でき
る。
1,T2,T3との接続を選択切換することにより、図
2のベクトル図で示す電圧ベクトルVuoの電圧の大き
さを昇降して調整した電圧が出力端子U’に送出され
る。そして、さらにタップ巻線b1のタップ数と対応す
る固定接点T1,T2,T3の数を増やせば電圧ベクト
ルVuoの電圧に対して昇降幅を更に、より微調整でき
る。
【0018】次に、第2切換手段Sw2において、タッ
プ選択器tが固定接点t3に接続されると、入力端子
V,W間の相間電圧が、第1および第2調整変圧器Tr
1,Tr2の並列に接続された2次巻線a2のタップの
タップ位置に応じた大きさの電圧として励磁され、この
励磁された電圧を、直列変圧器Tr4は1次巻線C1に
受けるとともに、2次巻線C2を介して出力端子U’
に、図2のベクトル図で示す電圧ベクトルVvwの大き
さを調整した電圧ベクトルΔVvwで示される電圧とし
て送出する。逆にタップ選択器tが固定接点t1に接続
されると出力端子U’に前記電圧ベクトルΔVvwとは
逆位相に調整された電圧で電圧ベクトル−ΔVvwで示
される電圧が送出される。なお、タップ選択器tが固定
接点t2に接続されると直列変圧器Tr4の1次巻線C
1が短絡状態となり、2次巻線に電圧ベクトルVvwを
調整した電圧は出力されない。
プ選択器tが固定接点t3に接続されると、入力端子
V,W間の相間電圧が、第1および第2調整変圧器Tr
1,Tr2の並列に接続された2次巻線a2のタップの
タップ位置に応じた大きさの電圧として励磁され、この
励磁された電圧を、直列変圧器Tr4は1次巻線C1に
受けるとともに、2次巻線C2を介して出力端子U’
に、図2のベクトル図で示す電圧ベクトルVvwの大き
さを調整した電圧ベクトルΔVvwで示される電圧とし
て送出する。逆にタップ選択器tが固定接点t1に接続
されると出力端子U’に前記電圧ベクトルΔVvwとは
逆位相に調整された電圧で電圧ベクトル−ΔVvwで示
される電圧が送出される。なお、タップ選択器tが固定
接点t2に接続されると直列変圧器Tr4の1次巻線C
1が短絡状態となり、2次巻線に電圧ベクトルVvwを
調整した電圧は出力されない。
【0019】このように、タップ選択器tと固定接点t
1,t3との接続を切換選択することにより、出力端子
U’に図2のベクトル図で示す電圧ベクトルVvwが、
電圧の大きさと極性を調整した電圧として送出される。
そして、第1切換手段Sw1と同様に、第1,第2調整
変圧器のタップと対応する固定接点の数をそれぞれ増や
せば、電圧ベクトルΔVvwの大きさが更により微調整
できる。さらには、第1および第2調整変圧器Tr1,
Tr2の巻線の巻線比や直列変圧器Tr4の巻線の巻数
比を変えることによっても、電圧ベクトルΔVvwの大
きさを調整することができる。なお、第1切換手段Sw
1と第2切換手段Sw2のタップ選択器T,tは、いず
れも図示しない制御器の駆動装置にて駆動制御されて、
所定の固定接点と接続するように構成されていることは
いうまでもない。
1,t3との接続を切換選択することにより、出力端子
U’に図2のベクトル図で示す電圧ベクトルVvwが、
電圧の大きさと極性を調整した電圧として送出される。
そして、第1切換手段Sw1と同様に、第1,第2調整
変圧器のタップと対応する固定接点の数をそれぞれ増や
せば、電圧ベクトルΔVvwの大きさが更により微調整
できる。さらには、第1および第2調整変圧器Tr1,
Tr2の巻線の巻線比や直列変圧器Tr4の巻線の巻数
比を変えることによっても、電圧ベクトルΔVvwの大
きさを調整することができる。なお、第1切換手段Sw
1と第2切換手段Sw2のタップ選択器T,tは、いず
れも図示しない制御器の駆動装置にて駆動制御されて、
所定の固定接点と接続するように構成されていることは
いうまでもない。
【0020】以上のように、本発明の自動電圧不平衡是
正装置は、第1切換手段Sw1によって電圧ベクトルV
uoの電圧の大きさを調整するとともに、第2切換手段
Sw2によって電圧ベクトルVvwの電圧の大きさと極
性を調整し、第1切換手段Sw1によって調整された電
圧と第2切換手段Sw2によって調整された電圧とを直
列変圧器Tr4を介して出力端子U’に送出することに
より、入力端子U,V,Wに到来した不平衡電圧を、簡
易に出力端子U’,V’,W’から平衡(均衡)のとれ
た電圧として送出することができる。
正装置は、第1切換手段Sw1によって電圧ベクトルV
uoの電圧の大きさを調整するとともに、第2切換手段
Sw2によって電圧ベクトルVvwの電圧の大きさと極
性を調整し、第1切換手段Sw1によって調整された電
圧と第2切換手段Sw2によって調整された電圧とを直
列変圧器Tr4を介して出力端子U’に送出することに
より、入力端子U,V,Wに到来した不平衡電圧を、簡
易に出力端子U’,V’,W’から平衡(均衡)のとれ
た電圧として送出することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、配電線
路において定常的に1つ又は2つの相間電圧が電圧変動
し電圧不平衡になっても、所定の相間電圧を維持してい
る2相以外の他相に対し、電圧補償を行うことにより所
定の相間電圧にある相間ではその電圧を維持し、他の2
つの相間ではその変動した相間電圧を所定の電圧に回復
し、平衡のとれた良質な電圧として供給することができ
る。その結果、本装置の設置により配電線路の電圧不平
衡による需要家側での、電圧の不平衡に敏感な誘導電導
機等負荷の不調や故障の発生を未然に防止することがで
きる。
路において定常的に1つ又は2つの相間電圧が電圧変動
し電圧不平衡になっても、所定の相間電圧を維持してい
る2相以外の他相に対し、電圧補償を行うことにより所
定の相間電圧にある相間ではその電圧を維持し、他の2
つの相間ではその変動した相間電圧を所定の電圧に回復
し、平衡のとれた良質な電圧として供給することができ
る。その結果、本装置の設置により配電線路の電圧不平
衡による需要家側での、電圧の不平衡に敏感な誘導電導
機等負荷の不調や故障の発生を未然に防止することがで
きる。
【図1】本発明の自動電圧不平衡是正装置の回路構成を
概略的に示す接続図である。
概略的に示す接続図である。
【図2】本発明の自動電圧不平衡是正装置の電圧補償方
法を説明するために示すベクトル図である。
法を説明するために示すベクトル図である。
【図3】従来の電圧不平衡是正に使用されるステップ式
自動電圧調整装置の回路構成を概略的に示す接続図であ
る。
自動電圧調整装置の回路構成を概略的に示す接続図であ
る。
A 自動電圧不平衡是正装置 U,V,W 入力端子 U’,V’,W’ 出力端子 Tr1 第1調整変圧器 Tr2 第2調整変圧器 Tr3 第3調整変圧器 Tr4 直列変圧器 Sw1 第1切換手段 Sw2 第2切換手段 T,t タップ選択器 SVR ステップ式自動電圧調整器 S 調整変圧器 L 負荷時タップ切換器 ST タップ選択器
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 長武 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 (72)発明者 安井 芳則 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 3相入力端子の各端子間に与えられる相
間電圧の1つの相間電圧を、直列に接続された1次巻線
の両端に受けるとともに、前記1次巻線の接続部におい
て2分割された前記相間電圧の中間電圧を送出する第1
および第2調整変圧器と、直列に接続されたタップ巻線
と主巻線で構成され、前記相間電圧の中間電圧およびそ
の相間電圧を与える2相以外の他相の相電圧との差電圧
を受ける、第3調整変圧器と、前記第3調整変圧器から
送出される電圧を受けるとともに、その電圧を選択切換
し、送出する電圧の大きさを調整する第1切換手段と、
前記第1および第2調整変圧器の並列に接続された2次
巻線から送出される電圧を受けるとともに、その電圧を
選択切換し、送出する電圧の大きさと極性を調整する第
2切換手段と、前記第3調整変圧器の接続された相の入
力端子とそれに対応する出力端子との間に2次巻線が介
挿され、前記第1切換手段から送出される電圧を前記2
次巻線を介して前記出力端子に送出するとともに、前記
第2切換手段から送出される電圧を1次巻線に受け前記
2次巻線を介して前記出力端子に送出する直列変圧器と
を備え、前記入力端子に到来した電圧のうち、第1およ
び第2調整変圧器が接続された相間以外の別の相間電圧
が変動すると、前記第1および第2切換手段で切換動作
を行い前記第1および第2調整変圧器が接続された相以
外の他相の前記出力端子に電源側インピーダンスの増減
による電圧変動分の補償電圧を印加することを特徴とす
る自動電圧不平衡是正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8289249A JPH10117439A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 自動電圧不平衡是正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8289249A JPH10117439A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 自動電圧不平衡是正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117439A true JPH10117439A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17740716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8289249A Pending JPH10117439A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 自動電圧不平衡是正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10117439A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012080654A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 配電線の電圧調整装置 |
JP2019030078A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 株式会社ダイヘン | 電力移相装置 |
CN110718920A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-21 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种基于自产供电电源相电压的电压跌落调整系统及方法 |
CN114300244A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-08 | 北京东方计量测试研究所 | 双级误差补偿scott变压装置 |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP8289249A patent/JPH10117439A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012080654A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 配電線の電圧調整装置 |
JP2019030078A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 株式会社ダイヘン | 電力移相装置 |
CN110718920A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-21 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种基于自产供电电源相电压的电压跌落调整系统及方法 |
CN110718920B (zh) * | 2019-10-18 | 2023-10-13 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种基于自产供电电源相电压的电压跌落调整系统及方法 |
CN114300244A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-08 | 北京东方计量测试研究所 | 双级误差补偿scott变压装置 |
CN114300244B (zh) * | 2022-01-06 | 2023-12-19 | 北京东方计量测试研究所 | 双级误差补偿scott变压装置 |
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