JPH1011705A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH1011705A
JPH1011705A JP8167189A JP16718996A JPH1011705A JP H1011705 A JPH1011705 A JP H1011705A JP 8167189 A JP8167189 A JP 8167189A JP 16718996 A JP16718996 A JP 16718996A JP H1011705 A JPH1011705 A JP H1011705A
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Shigeaki Yamamoto
重朗 山本
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力音声信号のディジタルデータが、時間軸
圧縮回路16で自己相関法に従って1/2に圧縮され、
その後圧縮音声データが低域変換回路18で1/2倍の
周波数に変換される。そして、低域変換された音声デー
タのアナログ信号が固定の音声ヘッド30によってビデ
オテープ32に記録される。 【効果】 連続走行するビデオテープに固定の音声ヘッ
ドによって音声信号を記録するようにしたため、回路構
成を簡略化できる。また、音声データを時間軸圧縮する
とともに低域変換するようにしたため、記録される音声
信号の周波数特性の劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録再生装置に関
し、特にたとえばいわゆるタイムラプスVCRに適用さ
れ、低速走行する磁気テープに固定音声ヘッドによって
音声信号を連続して記録するとともに、磁気テープから
固定音声ヘッドによって音声信号を再生する、磁気記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気記録再生装置の例
が、昭和62年6月8日に出願公開された特開昭62−
125785号公報(H04N 5/92,G11B
5/027,H04N 5/783)および昭和63年
10月7日に出願公開された特開昭63−242078
号公報(H04N 5/91,5/92)に開示されて
いる。これらの技術は、いずれもハイファイ方式のVT
Rを用い、磁気テープを間欠的に走行させながら、時間
軸圧縮された音声信号を回転音声ヘッドによってビデオ
トラックに深層記録するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、音声ヘッドを回転式にするとともに磁気テ
ープを間欠的に走行させる必要があるため、回路構成が
複雑になるという問題があった。一方、磁気テープを連
続走行させ、固定音声ヘッドによって音声信号を記録す
るようにすれば回路構成は簡略化されるが、磁気テープ
の走行速度が低速になることによって、周波数特性が劣
化するという問題が生じる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、回
路構成を簡略化しつつ、記録音声信号の周波数特性の劣
化を防止することができる、磁気記録再生装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、低速走行す
る磁気テープに固定音声ヘッドによって音声信号を連続
して記録する磁気記録再生装置において、入力音声信号
を時間軸圧縮する圧縮手段、および圧縮音声信号の周波
数を低域変換する低域変換手段を備え、低域変換された
音声信号を記録するようにしたことを特徴とする、磁気
記録再生装置である。
【0006】
【作用】入力音声信号はまず圧縮手段で時間軸圧縮され
る。このとき、たとえば自己相関法が用いられ、入力音
声信号はピッチ周期に従って圧縮される。圧縮音声信号
はその後低域変換手段に与えられ、ここで周波数が低域
変換される。低域変換された音声信号は、固定音声ヘッ
ドによって磁気テープに連続して記録される。
【0007】なお、固定音声ヘッドによって再生された
再生音声信号は、伸長手段によって時間軸伸長され、高
域変換手段で高域変換される。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、磁気テープを連続し
て走行させるとともに、固定音声ヘッドを用いるように
したため、回路構成を簡略化できる。また、時間軸圧縮
された音声信号の周波数を低域変換するようにしたた
め、記録音声信号の周波数特性の劣化を防止することが
できる。
【0009】なお、磁気テープから再生された音声信号
を時間軸伸長するとともに高域変換すれば、再生音声信
号の音質を向上させることができる。この発明の上述の
目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照し
て行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例のタイムラプス
VCR10は、EP(Extra Play)モードの1/3の速度
で走行するビデオテープ32に、映像信号を3トラック
毎に1トラック間引き記録するとともに、音声信号を固
定の音声ヘッド30によって連続して記録するVCRで
ある。
【0011】記録時、アナログ音声信号はまず帯域制限
回路12でその周波数帯域を制限される。すなわち、E
Pモードの1/3の速度で走行するビデオテープ32に
記録できる音声信号の周波数帯域は約2kHzであるた
め、後段の低域変換回路18の変換率を考慮して、音声
信号が4kHzに帯域制限される。なお、電話など人間
の会話で必要とされる音声の周波数帯域は4kHzであ
るため、この程度に帯域制限しても実用上問題は生じな
い。帯域制限された音声信号はその後、標本化周波数が
8.5kHzで分解能が10ビットのA/D変換器14
でA/D変換され、時間軸圧縮回路16に入力される。
時間軸圧縮回路16では、自己相関法によって、ディジ
タルの音声データのピッチ周期が抽出され、そのピッチ
周期に従って音声データが1/2に圧縮される。
【0012】圧縮音声データは図示しない出力バッファ
を介して時間軸圧縮回路16から出力され、続いて低域
変換回路18で周波数を2kHzに変換される。つま
り、時間軸圧縮回路16は、同一ピッチ周期をもつ隣接
した2つの周期波形のうち片方を削除することで1つの
周期波形に圧縮するものであり、周波数は依然として4
kHzであるため、その音声データをビデオテープ32
にうまく記録できるように、低域変換回路18で2kH
zに変換される。低域変換された音声データはD/A変
換器20でアナログ音声信号に戻され、その後ラインア
ンプ22,記録補償回路24および記録アンプ26を経
て、音声ヘッド30によってビデオテープ32に連続し
て記録される。なお、音声データは音声ヘッド30に与
えられる前にバイアス発振回路28からの発振周波数信
号に重畳される。
【0013】再生時、ビデオテープ32に記録されたア
ナログ音声信号は、記録に用いたものと同じ音声ヘッド
30によって読み取られ、再生アンプ34,再生補償回
路36およびラインアンプ38を介してA/D変換器4
0に与えられ、記録時と同様の標本化周波数および分解
能でディジタル変換される。ディジタルの音声データは
その後、時間軸伸長回路42で伸長される。つまり、自
己相関法によってその音声データのピッチ周期が抽出さ
れ、そのピッチ周期に従って1つの音声波形に対し同一
波形を複製し挿入することによって2倍に伸長する。こ
の場合も周波数は依然として2kHzであるため、伸長
された音声データは高域変換回路44で4kHzに高域
変換され、その後D/A変換器46でアナログ信号に変
換される。このようにして元に戻されたアナログ音声信
号がスピーカ48から出力される。
【0014】この動作を図2を参照して説明する。A/
D変換器14から図2(a)に示す音声データが出力さ
れると、時間軸圧縮回路16では、その音声データのピ
ッチ周期に従って隣接する2つの音声波形を切り出し、
両者を足し合わせることによって、図2(b)に示すよ
うな圧縮音声データを生成する。その圧縮音声データ
は、低域変換回路18で図2(c)に示すように低域変
換され、その音声データがビデオテープ32に記録され
る。
【0015】再生時、A/D変換器40からは図2
(c)に示す音声データが出力され、それが時間軸伸長
回路42で図2(d)に示すように伸長される。そし
て、伸長音声データが高域変換されることによって、図
2(e)に示すような4kHzの音声データが得られ、
その音声データをD/A変換して得られたアナログ音声
信号がスピーカ48から出力される。
【0016】この実施例によれば、ビデオテープ32を
連続走行させるとともに音声信号を固定の音声ヘッド3
0によってビデオテープ32に記録するようにしたた
め、ハイファイ方式に比べて回路構成を簡略化すること
ができる。また、音声データを時間軸圧縮するとともに
低域変換するようにしたため、記録される音声信号の周
波数特性の劣化を防止することができる。さらに、再生
時音声データを時間軸伸長するとともに高域変換するよ
うにしたため、音質の劣化していない音声信号を再生す
ることができる。
【0017】なお、この実施例では時間軸の圧縮/伸長
に自己相関法を適用したが、自己相関法の代わりにTD
HS(Time-Domain Harmonic Scaling)法などの別の方法
を用いてもよいことはもちろんである。また、この実施
例は圧縮率を1/2としたが、この発明はこの数値に限
らないことはもちろんである。
【0018】さらに、低域変換率が時間軸圧縮率の逆数
となっており、高域変換率も時間軸伸長率の逆数となっ
ているが、必ずしも互いの数値を関連づける必要はな
い。すなわち、無音区間を利用して音声データを1/3
程度に圧縮したときでも、低域変換率はテープ走行速度
を考慮して最適な数値に設定すべきである。さらにま
た、この実施例ではビデオテープをEPモードの1/3
で走行させるようにしたが、実験の結果EPモードの1
/7程度までは実用性があることがわかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示す波形図である。
【符号の説明】
16 …時間軸圧縮回路 18 …低域変換回路 30 …音声ヘッド 42 …時間軸伸長回路 44 …高域変換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低速走行する磁気テープに固定音声ヘッド
    によって音声信号を連続して記録する磁気記録再生装置
    において、 入力音声信号を時間軸圧縮する圧縮手段、および圧縮音
    声信号の周波数を低域変換する低域変換手段を備え、 前記低域変換された音声信号を記録するようにしたこと
    を特徴とする、磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気テープから前記固定音声ヘッドによっ
    て再生された再生音声信号を時間軸伸長する伸長手段、
    および伸長音声信号の周波数を高域変換する高域変換手
    段をさらに備える、請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記圧縮手段は前記入力音声信号のピッチ
    周期に従って前記入力音声信号を圧縮し、前記伸長手段
    は前記再生音声信号のピッチ周期に従って前記再生音声
    信号を伸長する、請求項1または2記載の磁気記録再生
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004068488A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 映像信号記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004068488A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 映像信号記録装置
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