JPH10116324A - カード読取装置 - Google Patents

カード読取装置

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JPH10116324A
JPH10116324A JP9273838A JP27383897A JPH10116324A JP H10116324 A JPH10116324 A JP H10116324A JP 9273838 A JP9273838 A JP 9273838A JP 27383897 A JP27383897 A JP 27383897A JP H10116324 A JPH10116324 A JP H10116324A
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carrier
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JP9273838A
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Albert Hoolhorst
ホールホルスト アルベルト
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Siemens AG
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards
    • G06K13/0806Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0021Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having surface contacts

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード担持部を小形でかつ簡単に構成された
機構を使用して接触子担持部から簡単に取除くことがで
きるようにカード読取装置を形成する。 【解決手段】 カード読取装置は接触子担持部1及びカ
ード担持部2を備え、その場合読取るべきカードを収容
するカード収容部22を有するカード担持部が形成さ
れ、そのカード収容部22に入れられたカードと一緒に
少なくとも一部分を接触子担持部内へ又はその上へ押し
進めることができる。このようなカード読取装置におい
て、カード担持部は少なくとも1つのレバー213、2
14を含む機構を有し、この少なくとも1つのレバー
は、レバー自体の揺動がカード担持部の外に位置する支
持個所と協働して接触子担持部からカード収容部の少な
くとも一部分を引出すように形成かつ配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触子担持部及び
カード担持部を備え、その場合読取るべきカードを収容
するカード収容部を有するカード担持部が形成され、カ
ード収容部に入れられたカードと一緒に少なくとも一部
分を接触子担持部内へ又はその上へ押し進めることので
きるカード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカード読取装置は、例えば、い
わゆるSIMカードもしくはいわゆるSIMモジュール
によって又はこれらのカードもしくはモジュールへ供給
された情報を受取るために及び/又は転送するために移
動電話内で使用される読取装置である。
【0003】上記のSIMモジュールは移動電話におい
てとりわけ加入者識別を行うために使用されている。
“SIM”は“Subscriber Identit
y Module(加入者識別モジュール)”の略語で
ある。SIMモジュールは特に寸法(25×15mm)
が小さいので、移動電話に使用するのに非常に好適であ
る。
【0004】しかしながら本発明の対象となるカード読
取装置は“通常の”チップカードを読取るためのカード
読取装置としても使用することができる。
【0005】カード読取装置に使用可能なSIMモジュ
ール、“通常の”チップカード等はすべてチップを含む
カードもしくはチップカードであり、以下では便宜上カ
ードと略称する。カードによって又はカードへ提供され
た情報を受取ること及び/又は転送することは以下では
便宜上カードの読取りと称する。
【0006】接触担持部とこの接触担持部内へ又はその
上へ押し進めることのできるカード担持部とから構成さ
れたカード読取装置はとりわけ移動電話に使用するのに
好適である。即ちこのカード読取装置は一方では簡単に
操作することができ、他方では非常に小さな寸法を有す
る。
【0007】読取るべきカードはその都度外部から、即
ち電池等を取外すことなくカード読取装置内へ導入可能
であるので、この種のカード読取装置は簡単に操作する
ことができる。
【0008】例えば、主としてカード担持部を特別に構
成することによってのみ、即ち大形で費用の掛かる機構
を要することなく、読取るべきカードに接触するために
設けられたカード担持部の接触子要素が、読取るべきカ
ードを接触子担持部内へ挿入する間もしくは読取るべき
カードを接触子担持部から取除く間カードの接触面によ
って短絡されるのを阻止することができるので、この種
のカード読取装置は小形にすることができる。
【0009】しかしながら他方では、この種のカード読
取装置の場合、カード担持部を接触担持部から取除くた
めに講ぜられる措置は比較的費用が掛かることが判明し
ている。即ちカード担持部は外観上の理由から接触子担
持部へ挿入された状態では一般にカード読取装置を含む
機器のケースと同一面で終わり、このために再び引出す
ことのできる突出点を提供しない。従って、カード担持
部を再び接触子担持部から取除くことができるようにす
るために、特殊な解錠もしくは放出機構が必要である。
この解錠もしくは放出機構はばね、長いロッド等を有す
る機構を介して接触子担持部内におけるカード担持部の
必要に応じて存在する鎖錠部を解除し及び/又はカード
担持部を接触子担持部から放出させるような独立した放
出キーを一般に含んでいる。この種の解錠もしくは放出
機構は良く知られているように比較的大きなペースを要
し、さらにカード読取装置の製作に相当な費用を必要と
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カー
ド担持部を小形でかつ簡単に構成された機構を使用して
接触子担持部から簡単に取除くことができるように冒頭
で述べた種類のカード読取装置を形成することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
【0012】即ち本発明によれば、カード担持部は少な
くとも1つのレバーを含む機構を有し、この少なくとも
1つのレバーは、レバー自体の揺動がカード担持部の外
に位置する支持個所と協働して接触子担持部からカード
収容部の少なくとも一部分を引出すように形成かつ配置
される。
【0013】放出機構は放出されるカード担持部自体に
組込まれ、その場合カード担持部を放出する放出機構、
即ち少なくとも1つのレバーは、放出機構の1つの要素
であって、この要素を介して又はこの要素の直ぐ近くで
放出機構をカード読取装置の外部から操作可能であるよ
うな要素である。
【0014】本発明による放出機構はこれによって最少
個数の個別部品から構成することができ、これらの個別
部品をさらに従来とは異なり接近させて配置可能であ
り、しかもその全体を狭い空間内に収納可能である。そ
の上、特にプラスチックから形成される場合、放出機構
はカード担持部と一緒に一部品から成るユニットとして
形成することができる。
【0015】その結果、カード担持部を小形でかつ簡単
に構成された機構を使用して接触担持部から簡単に取除
くことのできるカード読取装置が構成される。
【0016】カード読取装置から取出し可能なカード担
持部内に放出機構を設けることによって、放出機構の保
守点検、修理及び/又は交換が簡単に可能になる。
【0017】本発明の有利な実施態様は請求項2以降に
記載されている。
【0018】
【実施例】次に、本発明を図面に示された実施例に基づ
いて詳細に説明する。
【0019】以下において説明するカード読取装置はS
IMモジュールの読取りのために設計されたカード読取
装置である。しかしこれは本発明がこのために設計され
たカード読取装置に限定されることを意味するものでは
ない。即ち本発明は任意の他のカード(チップカード)
を読取るために設計されたカード読取装置にも使用可能
である。
【0020】上述のカード読取装置はこの実施例では接
触子担持部とカード担持部とから構成されている。この
カード読取装置によって読取るべきカードはカード担持
部内へ入れられ、このカード担持部と共に接触子担持部
内へ挿入される。本発明は又このような構成にも限定さ
れない。原理的には読取るべきカードは直接、即ちカー
ド担持部を要することなく、挿入することもできる。
【0021】上記の接触子担持部は図1のA、B、Cに
示されており、ここでは符号1が付されている。
【0022】この接触子担持部1は絶縁体11と、接触
子ばね12の形態の6個の接触子要素と、板13の形態
の接触子要素位置可変要素とから構成されている。
【0023】図1のA、Bには一点鎖線によって、図2
を参照して後で詳細に説明するカード担持部2の一部が
この接触子担持部1内へ挿入された状態で示されてい
る。
【0024】接触子担持部1はより正確に言うとその絶
縁体11及び接触子ばね12は図示されていないプリン
ト板に取付けるために設計されている。絶縁体11はこ
のために特に図1のA、Bに示されているように取付用
短軸111を有し、この取付用短軸111はプリント板
の対応する切欠内に差込まれかつ必要な場合にはそこに
固定される。接触子ばね12はそれぞれその一端部がろ
う付け片121として形成され、例えばSMTろう付け
法を使用してプリント板にろう付けされる。
【0025】絶縁体11は、接触子担持部1の構成要素
より正確に言うと接触子担持部の別の多数の構成要素を
纏め、カード担持部との一定の協働作用を可能にするよ
うな構成要素である。
【0026】絶縁体11の最後に述べた機能は、絶縁体
11の互いに対向する側部において溝状空所113を備
えることにより特に高くされたその縁部部分112によ
って満たすことができる。互いに向き合う溝状空所11
3は、特に図1のCに示されているように、上下に重ね
て押されるか又は入り込むことによって接触子担持部1
と係合する後で詳細に説明するカード担持部2のための
ガイトとして使われる。カード担持部2を接触子担持部
1内へ挿入するために、カード担持部2を接触子担持部
1に対して相対的に移動させなければならない方向は、
図1のA、Bでは水平に右側へ延びる方向であり、図1
のCでは紙面内へ正面へ延びる方向である。
【0027】接触子ばね12は丸い頭部の形に形成され
た弾性変形可能(移動可能)な端部片122をそれぞれ
有している。この端部片122は読取るべきカードの接
触面(表面接触)と接触する接触部である。
【0028】特に図1のAに示されているように、接触
子ばね12は一部分が板13によって覆われている。こ
の板13は接触子ばね12の端部片122が通り抜けて
突出することのできる空所131を有している。
【0029】この空所131は、読取るべきカードがカ
ード読取装置の内部においてその読取位置にある場合、
接触子ばね12の端部片122がその読取るべきカード
の接触面に正確に当接するように位置決めされている。
この読取るべきカードはSIMモジュールであるので、
この実施例では全体として6個の接触子ばね12が設け
られ、これらの6個の接触子ばね12はそれぞれ3個の
接触子ばね12を含む2つの列に配置されている。
【0030】板13は絶縁体11の高くされた縁部部分
112に面する側部にそれぞれ隆起部132、133を
有し、これらの隆起部132、133はその高くされた
縁部部分112にほぼ平行にこの縁部部分112に対し
て僅かな間隔を持ち、しかも特に図1のB、Cに示され
ているように縁部部分112内に設けられた溝状空所1
13の一部分を覆っている。
【0031】板13の隆起部132、133は接触子担
持部1の溝状空所113内へカード担持部2を挿入する
際にその妨げになる。しかし板13は、より詳しく説明
すれば、カード担持部2によってプリント板へ向かって
通路から押される。これは二種類の効果を有する。即ち
1つはカード担持部2がその後殆ど妨げられずに接触子
担持部1内へ挿入することができることであり、もう1
つは板13を押し除けることによって板13自体だけで
なく接触子ばね12(特にその端部片122)も押し除
けられることである。
【0032】接触子ばね12を押し除けることは板13
を押し除けることによって生ぜしめられる。即ち接触子
ばね12は、より詳しく言うと特にその端部片122は
板13によって連行される。
【0033】カード担持部2によって板13を押し除け
ることは、カード担持部2を接触子担持部1内へ挿入す
ると板13を押し除けながらこの板13の隆起部13
2、133上を通過するカード担持部2の隆起部によっ
て生ぜしめられる。始めから板13の隆起部132、1
33と同じ高さにあるカード担持部2の隆起部がこの隆
起部132、133上を抵抗少なく通過できるようにす
るために、隆起部132、133は特に図1のBに示さ
れているようにその前方端部及び後方端部に乗上げの容
易な傾斜部を有している。
【0034】カード担持部2が接触子担持部1内へ完全
に挿入された状態では、このカード担持部2内に収容さ
れた読取るべきカードは自動的にその読取位置へもたら
される。この状態ではカード担持部2の隆起部は、カー
ド担持部2によって板13を積極的に押し除けることが
終了するように、接触子担持部1の隆起部132、13
3を横切っている。板13は接触子ばね12のばね力に
よってその本来の位置の方向へ、この接触子ばね12
が、より詳しく言うとその丸い頭部の形をした端部片1
22が読取るべきカードの接触面に到達しこれによって
接触を生ずるまで押し戻される。
【0035】カード担持部2が簡単に接触子担持部1か
ら脱落することができないようにするために、接触子担
持部1は、より詳しく言うとその接触子担持部1の絶縁
体11は係止用突起部114の形態の1個又は複数個の
係止要素を有し、この係止用突起部114はカード担持
部2を接触子担持部1内へ完全に挿入した状態ではカー
ド担持部2の所属の係止要素(係止用凹所)にロックさ
れる。
【0036】既に何回も述べたカード担持部2は図2の
A、B、Cに詳細に示されており、これらの図では符号
2が付されている。
【0037】カード担持部2は一部品から形成され、解
錠部22及びカード収容部22を有している。
【0038】カード収容部22は特に図2のAに示され
ているようにカード載置面として使われる破線で示され
た風呂桶状の窪み221を有し、この窪み221内に読
取るべきカードを入れることができる。この窪み221
は読取るべきカードの形状に整合している。即ち窪み2
21はこのカード読取装置においてカードとして使用さ
れるSIMモジュールのようにいわゆるコーディング傾
斜部222を有し、このコーディング傾斜部222によ
って窪み221内へSIMモジュールが間違った向きに
挿入されるのが防止される。
【0039】窪み221は特に図2のA、Bに示されて
いるようにその底部に開口部223、224を有し、こ
の開口部223、224によって、窪み221内へ入れ
られたカードを窪み221の底部側から押し出し、カー
ド担持部2から取出すことを可能にする。
【0040】窪み221の縁部からは弾性変形(屈曲)
可能に形成された舌状片225が突出し、この舌状片2
2は窪み221の少なくとも一部分に亘って延びてい
る。
【0041】読取るべきカードが正確に(規定通りに)
カード担持部2内へ入れる必要のある場合には、その読
取るべきカードはその舌状片225と窪み221の底部
との間に挿入しなければならない。
【0042】舌状片225と窪み221の底部との間に
カードを差込むために、舌状片225は弾性的に上方へ
向かって曲げることができ、カードが所定通りに窪み2
21内へ入れられた状態において舌状片225は窪み2
21の底部へ向かってカードを押し出す。
【0043】特に図2のCに示されているように、カー
ド収容部22は、接触子担持部1内へカード担持部2を
挿入すると接触子担持部1の高くされた縁部部分112
に面する側部に、高くされた縁部部分226を有してい
る。
【0044】この縁部部分226は、接触子担持部1内
へカード担持部2を挿入すると接触子担持部1の溝状空
所113内を走行してこの空所113内を案内されるよ
うに外側領域が形成されている。
【0045】この縁部部分226の内側領域は特に図2
のB、Cに示されているように隆起部227、228を
備えている。これらの隆起部227、228は、接触子
担持部1内へカード担持部2を挿入すると接触子担持部
1の板13の隆起部132、133上を通過し、この通
過に伴って板13を接触子担持部1の接触子ばね12の
丸い頭部の形をした端部片122と一緒に挿入路から押
すように位置決めされている。カード担持部2の隆起部
227、228は接触子担持部1の隆起部132、13
3と同じように乗上げを容易にするための傾斜部を備え
ている。
【0046】隆起部227、228の機能及び作用なら
びに接触子担持部1の隆起部132、133との協働作
用は、接触子担持部1の説明のところで既に詳細に述べ
られているので、ここではそれ以上の説明は必要とされ
ない。
【0047】カード担持部2は、より詳しく言うとその
カード収容部22は挿入方向に関して前方端部に係止用
凹所229の形態の1個又は複数個の係止要素を有し、
これらの係止用凹所229は接触子担持部1内へカード
担持部2を挿入した状態において接触子担持部1の係止
用突起部114にロックされ、これによりカード担持部
2が接触子担持部1から意図せずに取除かれるのが阻止
される。
【0048】この係止結合の解除はカード担持部2の上
述の解錠部21によって行うことができる。
【0049】この解錠部21は2個の弾性変形可能な結
合片211、212によってカード収容部22に結合さ
れている。カード担持部2がプラスチックから作られて
いる場合上記結合片211、212はフィルム蝶番とし
て形成することができる。
【0050】解錠部21は、結合片211、212の他
に、並置された揺動レバー213、214と、これらの
間に設けられた揺動レバー操作部とを有している。即ち
結合片211、212は揺動レバー213、214の互
いの反対側のアームに結合されている。
【0051】解錠部21がプラスチックから作られてい
る場合、揺動レバー213、214は解錠部21の剛体
の即ち殆ど弾性変形可能ではない部分として簡単に形成
することができる。
【0052】第1の揺動レバー213はほぼその中央部
に支持要素215を有し、この支持要素215はカード
担持部2が接触子担持部1にロックされた状態において
この接触子担持部1を押す。第2の揺動レバー214は
ほぼその中央部に支持要素216を有し、この支持要素
216はカード担持部2が接触子担持部1にロックされ
た状態においてこの接触子担持部1を押す。その代わり
に、各支持要素215、216は、各揺動レバー21
3、214の中央部にそれぞれ設ける必要はなく、所望
の又は必要なレバー比に基づいて各揺動レバー213、
214の任意の他の位置から突出するようにしてもよ
い。支持要素215、216は必ずしも接触子担持部1
に当接する必要はない。即ち支持要素215、216は
他の場所、例えば本発明によるカード読取装置が組込ま
れている機器の一部分に当接してもよい。
【0053】支持要素215、216及びこの支持要素
が当接する個所(支持個所)は、揺動レバー213、2
14の揺動運動がその支持個所での支持要素215、2
16の過度の摩擦又は傾斜によって妨げられないように
形成される。
【0054】揺動レバー213、214の互いに向き合
う側のアームは揺動レバー操作部を介して互いに結合
(弾性結合)されている。
【0055】この揺動レバー操作部は1個のほぼ中心に
配置された圧力作用部217と2個の弾性変形(屈曲)
可能な結合片218、219から構成されている。
【0056】圧力作用部217は解錠部21の剛体の即
ち殆ど弾性変形不可能に形成された部分である。さらに
詳細に説明するように、圧力が圧力作用部217に作用
すると、カード収容部22がカード担持部1から解除さ
れ、一部分をこのカード担持部1から引出すことができ
るようになる。圧力作用部217はこの実施例では中心
部にほぼ半球状の凹所を有し、この凹所は例えばボール
ペンのようなピンを当てて押し込むことによって圧力作
用部217に必要な圧力を作用させることを可能にす
る。
【0057】圧力作用部217は結合片218、219
を介して揺動レバー213、214の互いに向き合う側
のアームに結合されている。
【0058】結合片218、219は解錠部21の弾性
変形(屈曲)可能に形成された部分である。この解錠部
21がプラスチックから作られている場合、結合片21
8、219はフィルム蝶番として形成することができ
る。
【0059】次に、上述のように構成された解錠部21
の機能及び作用を図3A、3Bを参照して説明する。
【0060】図3のA、Bはカード担持部2が接触子担
持部1内へ挿入された状態をそれぞれ示す。接触子担持
部1は破線のみによって示されている。
【0061】図3のAによれば、カード担持部2は完全
に接触子担持部1内へ挿入され、互いの所属の係止要素
のロックによって接触子担持部1に結合されている。解
錠部21によって形成された放出機構は操作されておら
ず、その出発位置即ち静止位置にある。この状態におい
てカード担持部2が上述のカード読取装置を組込んだ機
器のケースと同一面で終わることが好ましい。解錠部2
1の揺動レバー操作部は図3のAの左側から自由に操作
可能である。
【0062】図3のAに示されているように、支持要素
215、216はカード担持部2の図示された状態にお
いて接触子担持部1に当接している。支持要素215、
216が当接する接触子担持部1の又は他の対象物の部
位は位置固定かつ変形不可能に形成された部位であるこ
とが好ましい。
【0063】カード担持部2を接触子担持部1から取除
きたい場合、放出機構の操作が必要である。この放出機
構の操作は、外部から操作可能な圧力作用部217に圧
力を作用させることによって行われる。このことは、上
記において既に説明したように、例えばボールペン等を
圧力作用部217の半球状凹所内へ押し込むことによっ
て行うことができる。
【0064】圧力作用部217に圧力を作用させること
によって、カード担持部2の解錠部21は図3のAに示
された静止位置を離れ、その結果図3のBに示されたよ
うに変形する。しかしながら、解錠部21の図3のBに
示された変形は圧力が圧力作用部217に作用している
間のみ維持される。圧力作用部217に作用する圧力が
解消すると、カード担持部2の解錠部21は図3のAに
示された出発位置即ち静止位置へ復帰する。しかしなが
らその場合、カード担持部2は接触子担持部1から既に
一部分を引出され、支持要素215、216は図3のA
に示された状態とは異なりもはや接触子担持部1に当接
しなくなる。
【0065】圧力作用部217に圧力を作用させると、
解錠部21に次のような現象が生じる。
【0066】圧力作用部217に作用する圧力によっ
て、この圧力作用部217は作用する圧力の方向へ移動
させられる。弾性的に屈曲可能な結合片218、219
は圧力作用部217の動きに追従し、その際にこれらの
結合片が結合された揺動レバー213、214のアーム
を引張る。揺動レバーの互いに向き合う側のアームが引
張られることによって、これらの揺動レバーは接触子担
持部1に当接する支持要素215、216を中心にして
互いに反対方向へ回動させられる。これによって再び、
揺動レバー213、214の互いに反対側のアームをカ
ード収容部22に結合する結合片211、212へ引張
力が作用するようになる。結合片211、212に作用
するこの引張力によって、この結合片211、212が
カード担持部2のカード収容部22を引張るようにな
る。このカード収容部22を引張ることによって、最初
に互いにロックされていた係止要素114、229の係
合が外れ、ほぼ同時にカード担持部2の隆起部227、
228が接触子担持部1の板13の隆起部132、13
3上へ到達する。この結果、カード担持部2のカード収
容部22はこれによって板13を押し除けながら一部分
が接触子担持部1から引き出される。
【0067】図3のBに示された状態において圧力作用
部217に作用している圧力が解消すると、弾性変形し
た解錠部21が緩められ、カード担持部2全体は上述の
カード読取装置を含む機器から突出し、この突出部分を
掴むことよって即ち解錠部21を掴むことによって手で
完全に接触子担持部1から引出すことができる。
【0068】カード担持部2を接触子担持部1から取除
く際に挿入の場合と同じ動作が行われる。即ちカード担
持部2の隆起部227、228が接触子担持部1の隆起
部132、133上を通過し、これによって板13及び
接触子ばね12を押し除け、それによって接触子ばねは
カードから、より詳しく言うとそれの接触個所から離さ
れ、短絡の危険が除かれる。
【0069】上述の放出機構は最少個数の分離した個別
部品を使用してコンパクトな機構として実現可能であ
る。
【0070】上述の放出機構の場合2つの並置された揺
動レバーが使用される。このことはとりわけ実際の使用
での特別な信頼性及び簡単な取扱性のために有利な実施
形態と思われるとしても、それにも拘わらず本発明はこ
れに限定されずに多数の変形例が考えられる。即ち例え
ば、単一の揺動レバーを設けること及び/又は使用され
た揺動レバーの代わりに他の様式のレバーを使用するこ
とを考慮することもできる。
【0071】要約すると本発明によりカード担持部を小
形で簡単に構成された機構を使用して接触子担持部から
簡単に取除くことのできるカード読取装置が見出され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成されたカード読取装置の接
触子担持部を示し、Aはその平面図、BはAに示された
A−A線に沿ったその断面図、Cはその側面図。
【図2】本発明によって構成されたカード読取装置のカ
ード担持部を示し、Aはその平面図、BはAに示された
B−B線に沿ったその断面図、CはBに示されたC−C
線に沿ったその断面図。
【図3】カード担持部を示し、Aは接触子担持部にロッ
クされた状態のカード担持部の平面図、Bは放出機構を
操作中のカード担持部の平面図。
【符号の説明】
1 接触子担持部 2 カード担持部 3 カード 11 絶縁体 12 接触子ばね 13 板 21 解錠部 22 カード収容部 111 取付用短軸 112 高くされた縁部部分 113 溝状空所 114 係止用突起部 121 ろう付け片 122 丸い頭部の形をした端部片 131 空所 132、133 隆起部 211、212 結合片 213、214 揺動レバー 215、216 支持要素 217 圧力作用部 218、219 結合片 221 窪み 222 コーディング傾斜部 223、224 開口部 225 舌状片 226 縁部部分 227、228 隆起部 229 係止用凹所

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触子担持部(1)及びカード担持部
    (2)を備え、その場合読取るべきカードを収容するカ
    ード収容部(22)を有するカード担持部が形成され、
    カード収容部(22)に入れられたカードと一緒に少な
    くとも一部分を接触子担持部内へ又はその上へ押し進め
    ることのできるカード読取装置において、カード担持部
    は少なくとも1つのレバー(213、214)を含む機
    構を有し、この少なくとも1つのレバーは、レバー自体
    の揺動がカード担持部の外に位置する支持個所と協働し
    て接触子担持部からカード収容部の少なくとも一部分を
    引出すように形成かつ配置されていることを特徴とする
    カード読取装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのレバー(213、21
    4)を含む機構はカード担持部(2)のカード収容部
    (22)に結合された解錠部(21)内に取付けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のカード読取装置。
  3. 【請求項3】 解錠部(21)は、カード担持部(2)
    が接触子担持部内へ又はその上へ押し進むために接触子
    担持部(1)に対して相対的に運動するべき方向に関し
    てカード担持部の後方端部に配置されていることを特徴
    とする請求項2記載のカード読取装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのレバーを含む機構は2
    個の並置された揺動レバー(213、214)を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載のカード読
    取装置。
  5. 【請求項5】 各揺動レバー(213、214)は、カ
    ード担持部(2)が接触子担持部(1)内へ又はその上
    へ押し進んだ状態において接触子担持部に当接する支持
    要素(215、216)を備えていることを特徴とする
    請求項4記載のカード読取装置。
  6. 【請求項6】 揺動レバー(213、214)の互いに
    向き合うアームは少なくとも一部分を弾性的に形成され
    た揺動レバー操作部を介して互いに結合されていること
    を特徴とする請求項4又は5記載のカード読取装置。
  7. 【請求項7】 揺動レバー操作部は圧力作用部(21
    7)を有し、この圧力作用部への圧力の作用が支持要素
    (215、216)を中心とする揺動レバー(213、
    214)の揺動を生ぜしめるように形成されていること
    を特徴とする請求項6記載のカード読取装置。
  8. 【請求項8】 揺動レバー(213、214)の互いに
    反対側のアームは弾性的に形成された結合片(211、
    212)を介してカード収容部(22)に結合されてい
    ることを特徴とする請求項4乃至7の1つに記載のカー
    ド読取装置。
  9. 【請求項9】 結合片(211、212)は解錠部(2
    1)をカード収容部(22)に結合するような解錠部
    (21)の構成要素であることを特徴とする請求項8記
    載のカード読取装置。
JP9273838A 1996-09-20 1997-09-19 カード読取装置 Withdrawn JPH10116324A (ja)

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