JPH10113902A - 電動式鋸 - Google Patents
電動式鋸Info
- Publication number
- JPH10113902A JPH10113902A JP29344096A JP29344096A JPH10113902A JP H10113902 A JPH10113902 A JP H10113902A JP 29344096 A JP29344096 A JP 29344096A JP 29344096 A JP29344096 A JP 29344096A JP H10113902 A JPH10113902 A JP H10113902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw
- saw blade
- blade
- electric
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 木材に対し、効率よく、正確な切断加工を行
い得るようにすることを目的とする。 【構成】 下縁部に多数の歯を配列させた枚の刃体を面
接触させた状態で配置させた鋸刃を先端部に取り付け、
電動機による駆動により、それぞれの刃体を交互に前後
移動させるとともに、鋸刃の取り付け部に、鋸刃の背部
が入り込む溝を有する保持体を回動可能な状態として取
り付けたことを特徴とする電動式鋸。
い得るようにすることを目的とする。 【構成】 下縁部に多数の歯を配列させた枚の刃体を面
接触させた状態で配置させた鋸刃を先端部に取り付け、
電動機による駆動により、それぞれの刃体を交互に前後
移動させるとともに、鋸刃の取り付け部に、鋸刃の背部
が入り込む溝を有する保持体を回動可能な状態として取
り付けたことを特徴とする電動式鋸。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、２枚の刃体を交互に
前後移動さる構成の電動式鋸に関するものである。
前後移動さる構成の電動式鋸に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、木材の切断加工に際しては、細か
な加工が必要な場合には手挽式鋸が、また、おおざっぱ
な切断を行う場合には電動式の丸鋸が使用されるのが普
通である。
な加工が必要な場合には手挽式鋸が、また、おおざっぱ
な切断を行う場合には電動式の丸鋸が使用されるのが普
通である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手挽式鋸を使
用する場合、手軽であるが作業効率が低く、反対に、動
力式の丸鋸は作業効率はいいが、機械自体が重く、ま
た、木材に対する細かな加工は出来ないし、さらに、丸
鋸の半径よりも太い木材の切断が不可能であって、太い
木材を切断使用とする場合は、鋸刃の半径の大きい大型
で重い電動鋸を使用しなければならないという不便さが
あるのである。
用する場合、手軽であるが作業効率が低く、反対に、動
力式の丸鋸は作業効率はいいが、機械自体が重く、ま
た、木材に対する細かな加工は出来ないし、さらに、丸
鋸の半径よりも太い木材の切断が不可能であって、太い
木材を切断使用とする場合は、鋸刃の半径の大きい大型
で重い電動鋸を使用しなければならないという不便さが
あるのである。
【０００４】この発明は、従来のものにおけるこのよう
な問題点を解決する電動式の鋸に関するものである。
な問題点を解決する電動式の鋸に関するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電動式
の鋸は、下縁部に多数の歯を配列させた２枚の鋸刃の板
面を沿わせた状態として配置させ、電動機による駆動に
より、それぞれの鋸刃を交互に前後移動させることによ
って、木材の切断を行う構成のものであって、装着する
鋸刃の背部を保持するための保持体を回動自在の状態と
して配置させることによって、切断開始時における鋸刃
の歪みを防止するとともに、木材の切断にともなって保
持体が上方側に回動するようにすることによって、太い
木材の切断をも可能にしようとするものである。
の鋸は、下縁部に多数の歯を配列させた２枚の鋸刃の板
面を沿わせた状態として配置させ、電動機による駆動に
より、それぞれの鋸刃を交互に前後移動させることによ
って、木材の切断を行う構成のものであって、装着する
鋸刃の背部を保持するための保持体を回動自在の状態と
して配置させることによって、切断開始時における鋸刃
の歪みを防止するとともに、木材の切断にともなって保
持体が上方側に回動するようにすることによって、太い
木材の切断をも可能にしようとするものである。
【０００６】
【実施例】図面にもとづいて、この発明の一実施例を説
明すると、電動式鋸１は、手前側に握り部５を有するケ
ース６の内部に電動機を収めるとともに、それぞれの刃
体２ａ・２ｂの基部側に形成した長孔７に係合させる２
つの軸８ａ・８ｂの軸心をずらした形で対面配置させ、
それの中心軸９を電動機により回転させる構成となって
おり、しかも、鋸刃２を装着させた場合にあって、鋸刃
２の背部が入り込む溝を有する保持体４が支点軸１０に
より取り付けられており、保持体４の下方側から力が加
わった場合、その支点軸１０を支点として、保持体４の
先端が上方側に回動移動する構成となっているのであ
る。
明すると、電動式鋸１は、手前側に握り部５を有するケ
ース６の内部に電動機を収めるとともに、それぞれの刃
体２ａ・２ｂの基部側に形成した長孔７に係合させる２
つの軸８ａ・８ｂの軸心をずらした形で対面配置させ、
それの中心軸９を電動機により回転させる構成となって
おり、しかも、鋸刃２を装着させた場合にあって、鋸刃
２の背部が入り込む溝を有する保持体４が支点軸１０に
より取り付けられており、保持体４の下方側から力が加
わった場合、その支点軸１０を支点として、保持体４の
先端が上方側に回動移動する構成となっているのであ
る。
【０００７】一方、鋸刃２は、下縁部に鋸歯３・・・を
連続的に配列させるとともに、基部側に、上下方向が長
径となる長孔７を形成した２枚の刃体２ａ・２ｂを、そ
の板面部が接触した状態となるようにして配置させた構
成となっており、電動式鋸１への取り付けは、刃体２ａ
・２ｂの基部側に形成した各長孔７を、電動式鋸の軸８
ａ・８ｂに係合させた状態にしてセットした後、電動式
鋸１に取り付けた保持体４の溝内に鋸刃２の背部が入り
込んだ状態となるようにすることによって行われるので
ある。従って、電動式鋸１を作動させた場合、鋸刃２を
構成する刃体２ａ・２ｂは、その背部が保持体４の溝内
に入った状態となって、交互に前後運動し、木材の切断
中により、保持体４の下縁部が木材に当接した状態とな
るまで切り進んだ場合、保持体４が上方側に回動する構
成となっているのである。
連続的に配列させるとともに、基部側に、上下方向が長
径となる長孔７を形成した２枚の刃体２ａ・２ｂを、そ
の板面部が接触した状態となるようにして配置させた構
成となっており、電動式鋸１への取り付けは、刃体２ａ
・２ｂの基部側に形成した各長孔７を、電動式鋸の軸８
ａ・８ｂに係合させた状態にしてセットした後、電動式
鋸１に取り付けた保持体４の溝内に鋸刃２の背部が入り
込んだ状態となるようにすることによって行われるので
ある。従って、電動式鋸１を作動させた場合、鋸刃２を
構成する刃体２ａ・２ｂは、その背部が保持体４の溝内
に入った状態となって、交互に前後運動し、木材の切断
中により、保持体４の下縁部が木材に当接した状態とな
るまで切り進んだ場合、保持体４が上方側に回動する構
成となっているのである。
【０００８】
【発明の効果】この発明にかかる電動式鋸は、上記のよ
うな構成であって、鋸刃の背部が、回動自在の状態にし
て取り付けた保持体によって支持されており、切断開始
時における鋸刃の歪みを防止するとともに、保持体の下
方に木材が当接した場合、保持体が上方側に回動するよ
うになっているので、木材の切断の際に保持体が邪魔に
なることなく、太い木材の切断をも可能にしようとする
ものである。ちなみに、鋸刃が木材の中に沈み込んだ場
合には、鋸刃自体は木材に形成された溝によりガイドさ
れているので、そのようになった段階では、保持体によ
り鋸刃の保持を必要としないのである。
うな構成であって、鋸刃の背部が、回動自在の状態にし
て取り付けた保持体によって支持されており、切断開始
時における鋸刃の歪みを防止するとともに、保持体の下
方に木材が当接した場合、保持体が上方側に回動するよ
うになっているので、木材の切断の際に保持体が邪魔に
なることなく、太い木材の切断をも可能にしようとする
ものである。ちなみに、鋸刃が木材の中に沈み込んだ場
合には、鋸刃自体は木材に形成された溝によりガイドさ
れているので、そのようになった段階では、保持体によ
り鋸刃の保持を必要としないのである。
【図１】電動式鋸に鋸刃を装着した状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】保持体の回動状態を示す正面図である。
【図３】鋸刃の構成を示す斜視図である。
【図４】電動機への鋸刃の取り付け作動状態、並びに、
保持体の取り付け状態を示す正面図である。
保持体の取り付け状態を示す正面図である。
１ 電動式鋸 ２ 鋸刃 ２ａ 刃体 ２ｂ 刃体 ３ 歯 ４ 保持体
Claims (1)
- 【請求項１】 下縁部に多数の歯３を配列させた２枚の
刃体２ａ・２ｂを面接触させた状態で配置させた鋸刃２
を先端部に取り付け、電動機による駆動により、それぞ
れの刃体２ａ・２ｂを交互に前後移動させるとともに、
鋸刃２の取り付け部に、鋸刃２の背部が入り込む溝を有
する保持体４を回動可能な状態として取り付けたことを
特徴とする電動式鋸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29344096A JPH10113902A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 電動式鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29344096A JPH10113902A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 電動式鋸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10113902A true JPH10113902A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17794799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29344096A Pending JPH10113902A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 電動式鋸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10113902A (ja) |
-
1996
- 1996-10-14 JP JP29344096A patent/JPH10113902A/ja active Pending
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