JPH10113397A - ステントとステントを作る方法 - Google Patents

ステントとステントを作る方法

Info

Publication number
JPH10113397A
JPH10113397A JP24690297A JP24690297A JPH10113397A JP H10113397 A JPH10113397 A JP H10113397A JP 24690297 A JP24690297 A JP 24690297A JP 24690297 A JP24690297 A JP 24690297A JP H10113397 A JPH10113397 A JP H10113397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
stent
tab
receiving means
configuration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24690297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenneth W Carpenter
ダブリュ.カーペンター ケネス
Jr Leo R Roucher
アール.ルーチャー,ジュニア レオ
Jr Eugene J Jung
ジェイ.ジュング,ジュニア ユージーン
Erich H Wolf
エィチ.ウォルフ エリック
Thomas A Steinke
エイ.ステインク トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Navius Corp
Original Assignee
Navius Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Navius Corp filed Critical Navius Corp
Publication of JPH10113397A publication Critical patent/JPH10113397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/82Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/92Stents in the form of a rolled-up sheet expanding after insertion into the vessel, e.g. with a spiral shape in cross-section
    • A61F2/93Stents in the form of a rolled-up sheet expanding after insertion into the vessel, e.g. with a spiral shape in cross-section circumferentially expandable by using ratcheting locks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/95Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
    • A61F2/958Inflatable balloons for placing stents or stent-grafts

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 血管の壁を支持するために血管中へ挿入し得
るステントであって、縮径することなく比較的大きな圧
縮力に耐え、比較的細い血管にも挿入可能で、湾曲ある
いは傾斜した血管にも使用できるステントを提供する。 【解決手段】 ステントを一連のバンドから形成する。
各バンドは第1と第2の端部が重なり、その重なり部分
が可変であって、各バンドはステントの収縮形態と拡張
形態との間で動くことが出来る。各バンドは複数の受け
取り手段とタブとを有し、血管の形状に合わせ各バンド
を適当な径に固定する。バンドは一対の細長い帯片によ
って相互に接続されチューブを形成する。使用時、ステ
ントはバルーンカテーテル上に位置し、収縮形態をとる
ように圧縮され、保持手段により圧縮形態に保たれる。
バルーンカテーテルとステントとはプレースメントカテ
ーテルを通して目標個所まで前進し、バルーンが部分的
に膨らまされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、弱った、あ
るいは詰まった動脈やその他の体内の血管の治療に使用
する装置に関する。特に、本発明は血管の閉塞を阻止す
るために動脈あるいはその他の血管内で拡張しうる装置
に関する。本発明は、専用ではないが、血管の壁を支持
するために動脈あるいは血管に挿入する可とう性で、し
っかりしたステントとして特に有用である。
【0002】
【従来の技術】例えば、動脈のような血管内でステント
を使用することは周知である。一般に、このような形式
の装置は血管の壁を支持するために血管内に挿入される
ことによって、血管の壁が崩れたり、閉塞するのを阻止
する。代替的に、一般に血管の繕いと称する手順におい
ては、ステントは血管内の内圧が血管の壁を破断させな
いように血管の弱い部分へ挿入し得る。従って、ステン
トは、(例えば、疾病により)血管の壁が弱くなった
り、(例えば、血小板の堆積により)血管が詰まったり
したとき、あるいは、(例えば、腫瘍のように)周りの
組織が、血管を崩壊させる可能性のある圧力を血管の外
側に加えるような場合にはいつでも有用である。
【0003】ステントを使用することによる有益性が、
結果的に、当然のことながら、益々数の増えている疾患
の治療にステントの使用を増大させている。その結果、
各々多かれ少なかれ特定の病状に適している広範囲の諸
々のステント構造が開発されてきた。諸々の形式のステ
ントが開発されたことの要因は有利なステントを設計並
びに製作する上で部分的に直面した厄介な条件があった
からでる。ステントが位置する作業環境は実験室の理想
的な条件から大幅に変動し得る。詳しくは、ステントが
位置する血管は湾曲したり、あるいは捩じれている可能
性がある。そのような場合には、非可とう性のステント
の挿入は好ましくなく、あるいは不可能ですら有り得
る。この特定の問題はより短いステント、あるいは一連
の短いステントの使用によってしばしば排除される。し
かしながら、いずれの場合も、処置は複雑となり、処理
の効能は低下する可能性がある。
【0004】傾斜のついた血管の場合関心のある、別の
局面のステント構造を提供する。勿論、傾斜つきの血管
は珍しいことではなく、この前の節で述べた湾曲した血
管との組み合わせでさへ起こり得る。傾斜の付いた血管
の場合、血管の変動する直径に合致し得ないステントの
使用は問題がある。一連の短いステントの使用は可能で
はあるが、これは必然的に処置手順を複雑にする。
【0005】また、特定の処置の個所によってはステン
トに比較的大きい圧縮荷重がかかる可能性がある。その
ような場合に、荷重がかけられると元に戻るステントの
使用は不適当である。このような多くの場合における解
決方法はより強力、すなわち、より頑丈なステントを使
用することである。しかしながら、湾曲した、あるいは
傾斜の付いた血管内にステントを位置させることが必要
である場合のように、ステントに高度の可とう性を持た
せる必要がある場合、強力なステントの使用は可能でな
いことがあり得る。
【0006】また、実践によれば、細い血管にステント
を使用し位置させることは特に難しい事であることを示
している。詳しくは、現在では、殆どのステントは非拡
張状態で送り込み、次に目標の個所においてその場で血
管を広げるために拡張するように設計されている。(一
般に、直径が3ミリ以下の)細い血管においては、ステ
ントを通しうる十分な余地がない可能性がある。このこ
とは、非拡張状態のステントについてさへ言えることで
ある。小さいステントの使用は可能ではあるが、もしス
テント自体が所期の圧縮荷重を支えるのに十分でない場
合それ自体問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の事に照らせば、
本発明の目的は血管の壁を支持するために血管中に挿入
しうる血管用ステントを提供することである。本発明の
別の目的は、元に戻ることなく比較的大きな圧縮荷重に
耐えうる血管用ステントを提供することである。本発明
の別の目的は、比較的細い血管中へ挿入しうる血管用ス
テントを提供することである。本発明のさらに別の目的
は、血管の元の管腔を概ね再現するように、ほぼ同心状
に広がり、湾曲した、あるいは傾斜の付いた血管部分に
使用し得る血管用ステントを提供することである。本発
明のさらに別の目的は、血管内の適所に安定して留まる
ステントを提供することである。更に別の目的は、比較
的製作が易しく、作動が単純で、比較的費用効果的であ
る血管用ステントを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は患者の体内の動
脈あるいはその他の血管中に位置させるステントを提供
する。本発明は、構造的には、一連の相互に接続され、
チューブ状のバンドを含む。下記するように、前記相互
に接続されたバンドは当該血管の元の管腔に近似するよ
うに広がり、湾曲したり、あるいは傾斜した動脈の部分
に適合するように曲げられ、血管内で適所に安定して留
まる。
【0009】各バンドは第1の縁部と、第2の縁部と、
内面と、外面とを有するように形成される。また、各バ
ンドは非連続性であって、第1の端部が第2の端部に重
なることによって、各バンドの内面の一部が同じバンド
の外面の一部の上に来て、切れ目なく接触する。各バン
ドに対して、第1の端部が第2の端部に対して動き、当
該バンドをチューブ状で収縮した形態とチューブ状で完
全に拡張した形態との間で再形成することが出来る。
【0010】基本的には、各バンドの第1の端部は、前
記バンドの内面に沿って動く際、該バンドの第2の端部
の軌道と概ね同心状の前記バンドの外面上の軌道に沿っ
て動く。それぞれの軌道に沿ったバンドの第1の端部と
第2の端部との運動が、増減可能な重なり領域を創り出
す。機能的には、このため、第1の径を有する収縮形態
と第2の径を有する完全拡張形態との間で各バンドが概
ね同心状に動くことが出来るようにする。
【0011】本明細書において提供するように、各バン
ドは弾性材から作り、ある程度の抑制力が欠如すると各
バンドが収縮形態から拡張し、完全拡張位置に近づくよ
うに形成することが出来る。抑制力が欠如したときに各
バンドが拡張する程度は、ステントの特定用途に適する
ように、ステントの製造段階の間に調整することが出来
る。
【0012】例えば、複数の相互に接続されたバンド
は、例えばステンレス鋼のような弾性材の薄いシートか
ら作ることが出来る。ステントにおけるバンドの模様は
前記薄いシートに科学的に刻むことが出来る。次に、ス
テントは、各バンドの第1の端部を第2の端部に重ねて
チューブ状の形になるようにマンドレル上に巻き付けら
れる。各バンドの収縮形態と完全拡張形態との間の運動
が各バンドの弾性限界内であり、かつ各バンドに対する
均衡した形態が収縮形態と完全拡張形態との間にあるよ
うに各バンドが巻き付けられることが好ましい。
【0013】本明細書で使用する「均衡した形態」とい
う用語は、各バンドが該バンドに対する外部からの力の
無い状態で各バンドが作られたときにとる形態を意味す
る。
【0014】本明細書で使用する「 弾性限界」 という用
語は当該バンドに対する負荷を解放した後それ以上では
塑性変形が残る点を意味する。例えば、もしもバンドが
その弾性限界を超えて収縮したとすれば、該バンドは外
部の力を加えなければ、その均衡形態までは広がらな
い。同様に、もしもバンドがその弾性限界を超えて広が
ったとすれば、該バンドは外部の力を加えなければ均衡
形態まで収縮しない。バンドがその弾性限界内で撓んで
いる限りは、該バンドは外部からの力が無くてもその均
衡形態まで復帰する。
【0015】バンドの少なくとも1個、より好ましくは
全てが、ステントを血管内で保持するために、第1のタ
ブと、第1の縁部に位置した少なくとも1個の受け取り
手段とを含む。構造的には、第1のタブは一方の端部近
傍に位置され、受け取り手段は他方の端部近傍に位置し
ている。第1のタブは、バンドの中心軸に対して概ね垂
直である平面にある受け取り部分を含む。前記受け取り
部分は受け取り手段としっかりと係合しチューブ状バン
ドが収縮形態に戻らないようにする。
【0016】受け取り部分が半径方向外方に向き、ステ
ントを設置するために使用したバルーンの作動に干渉し
ないように第1のタブは第2の端部近傍に位置すること
が好ましい。更に、第1のタブはバンドの第1の端部を
外面に対して保持するように外面の上方に折りたたむこ
とが出来る。
【0017】少なくとも1個のバンドは、各バンドが収
縮形態と完全拡張形態との間の複数の中間収縮形態にお
いて保持できるように所定の位置において位置された複
数の受け取り手段を含みうる。本発明の一実施例におい
ては、各保持手段は、第1のタブの受け取り手段を受け
入れる形状にされた、「X」に概ね等しい深さを有す
る、第1の縁部におけるノッチである。各ノッチは、バ
ンドが広がるにつれて受け取り部分がノッチを越えるよ
うにし得るが、バンドに圧縮力が加えられると受け取り
部分がノッチを越えて運動しないようにする形状にされ
ている。
【0018】複数のノッチを備えた実施例においては、
受け取り部分はバンドが広がるにつれて、ノッチと係合
しバンドに圧縮力が加えられたとき該バンドが収縮形態
に向かって戻らないようにする。典型的には、ノッチは
バンドが完全拡張形態に近づき、かつ到達するときのみ
第1のタブと係合するように位置されている。
【0019】各バンドは第2のタブと突出するリップと
を含むことが最適である。第2のタブは第2の端部の近
傍で、かつ第1のタブの概ね反対側で第2の縁部から突
出している。第2のタブは半径方向外方に、バンドの外
面上で折り曲げ、第2の端部を前記外面に保持すること
が出来る。突出したリップが第1の端部の近傍で第2の
縁部から外方に、「X」に等しい距離だけ延びている。
突出リップはノッチの反対側で位置し、第2のタブと協
働して第1のタブをノッチと係合するように引張る。
【0020】第1と第2のタブがバンドの第1と第2の
端部がそれぞれの、概ね同心状の軌道に沿って動きうる
ようにすることが重要である。このように、第1と第2
の端部の間の重なり領域を変えることにより、バンドは
収縮形態と完全拡張形態との間で動きうるようにされ
る。
【0021】作動について述べれば、均衡形態にある
間、ステントは先ず、膨らませ可能なバルーンカテーテ
ルの一部を囲むように位置する。次に、バルーンカテー
テルを内部に入れて、各バンドが概ね収縮形態に達する
まで圧縮される。この径において、保持手段、例えば接
着剤を用いて各バンドの第1の端部をそれぞれの外面に
対して選択的に固定しバンドを収縮形態に保つ。このこ
とによってもまた、ステントをバルーンカテーテル上で
ロックする。次に、案内カテーテルが患者の体内に挿入
される。案内カテーテルにはルーメンが形成されてお
り、ステントとバルーンとは前記ルーメン中へ挿入され
体内へ進行していく。
【0022】患者の体内で、ステントとバルーンカテー
テルとはプレースメントカテーテルから遠位方向に進行
する。次に、ステントとバルーンカテーテルとは目標個
所に達するまで進行する。ステントを目標個所に位置さ
せると、バルーンは先ず部分的に膨らまされる。バルー
ンのこの初期的な部分膨らませによってバンドを保持し
ている保持手段の保持力を上回る拡張力を各バンドの内
面に加える。
【0023】解放されたバンドは、弾性材料で作られて
いる場合、収縮形態からその均衡形態まで初期拡張を行
う。一旦、この初期拡張が完了すると、必要に応じて各
バンドを更に広げるようにバルーンをさらに膨らませる
ことが出来る。特に、各バンドは、特定のバンドに形成
されているノッチの一つに各バンドの第1のタブが係合
し終わるまで広げられる。どのノッチと係合しているか
によって、ステントは中間拡張形態のいずれかの形態あ
るいは完全拡張形態をとる。更に、第1のタブ、第2の
タブ、ノッチ、および突出リップの独特の協働や構造の
おかげで、各バンドの受け取り部分はノッチの一つとし
っかりと係合するので、ステントは適所にしっかりと保
持される。
【0024】その後、バルーンをへこませて、取り外す
か、あるいはステント内で特定の部分的拡張のバンド状
態までさらに膨らませ直すことが出来る。バンドの拡張
に差を持たせることで傾斜した、あるいはその他の不規
則な血管に適合させることが出来る。全ての場合におい
て、拡張したステントを目標個所において血管の壁を支
持するように位置させておいて、バルーンをへこませ、
バルーンとプレースメントカテーテルとを血管から引き
出し、手順を完了する。
【0025】本発明の新規な特徴並びにその構造および
作動の双方に関する本発明は、同じ部材を同じ参照番号
で支持する添付図面と関連した以下の説明から最良に理
解される。
【0026】
【発明の実施の形態】先ず図1を参照すれば、本発明に
よる、血管12の壁を構造的に支持するステント10が
示されている。図示のために、ステント10は患者の血
管12内で作動状態で示されている。ステント10は患
者の血管系にわたって血管12に対して有用であり、最
も都合のよいいずれの個所においても血管12中に導入
し得ることを認識すべきである。
【0027】図2から図4までを参照すれば、ステント
10は一連のチューブ状のバンド22から形成した細長
いチューブであることが分かる。バンド22は第1の細
長い帯片24と第2の細長い帯片26とによって相互に
接続されている。各バンド22は、概ね円形であって、
第1の縁部28と、第2の縁部30と、内面32と、外
面34とを有するように形成される。各バンド22は非
連続性であるように形成されている。その結果、各バン
ド22は第1の端部36と第2の端部38とを有してい
る。
【0028】第1の端部36と第2の端部38とは、各
バンド22の内面32の一部が同じバンド22の外面3
4の一部と重なり、隣接接触するように部分的に相互に
重なっている。各バンド22に対して、第1の端部36
は外面34の上を動くことが出来、第2の端部38は内
面32上を動くことが出来る。
【0029】第1の端部36と第2の端部38とが動く
ことによって各バンド22の第1の端部36と第2の端
部22との間で重なり領域40を提供する。バンド22
の重なり領域40を増減することによりバンド22の径
を対応して増減する。
【0030】各バンド22に対して、重なり領域40と
径42との関係は、バンド22が完全拡張形態44で示
されている図2と、バンド22が均衡形態46で示され
ている図3と、バンド22が収縮形態48で示されてい
る図4とを比較すれば容易に認めることが出来る。詳し
くは、図2に示す重なり領域40は図3において増大
し、図4において更に増大することが分かる。また、図
2に示す径42は図3において減少し、図4において更
に減少することも分かる。このように、第1の端部36
の第2の端部38に対する動きが重なり部分40を変化
させ、バンド22が、図2に示す完全拡張形態44と図
4に示す収縮形態48との間で動くことが出来るように
している。
【0031】図2から図4までに戻れば、バンド22の
少なくとも1個は、第1のタブ52と、第2のタブ54
と、複数の受け取り手段56と、突出リップ58とを含
み、バンド22を完全拡張形態44において、あるいは
収縮形態48と完全拡張形態44との間の中間の拡張形
態50の中の一形態において固定することが出来る。本
発明に対しては、バンド22を何個でもこのような要素
を含むようにしてよい。図1を参照すれば、各バンド2
2は、ステント10が血管12内にしっかりと保持さ
れ、ステント10の各バンド22が血管12の形状に一
致するように拡張しうるようにこのよう要素を含むこと
が好ましい。
【0032】図に示す実施例においては、第1のタブ5
2と第2のタブ54とは第2の端部38の近傍に位置し
ている。第1のタブ52は第1の縁部28から突出し、
一方第2のタブ54は第2の縁部30から突出してい
る。第1のタブ52は、受け取り手段と相互に作用し、
収縮形態48から広がったバンド22を中間の拡張形態
の一つ、あるいは完全拡張形態44において保持する受
け取り部分60を含む。受け取り部分60は血管12に
位置させる前にバンドの中心軸62に対して概ね垂直で
ある平面に配置されている。受け取り部分60のこの構
造により該受け取り部分60と各受け取り手段56との
間の良好な接触を保証する。
【0033】図示した実施例においては、第1のタブ5
2と第2のタブ54とは外面34の上で半径方向外方に
折り曲げられ、第1のタブ52の受け取り部分60は第
1のタブ52の半径方向外方部分によって画成されてい
る。
【0034】機能的には、第1のタブ52と第2のタブ
54とは、第1の端部36を外面34に対して保持する
留め金として機能する。重要な事は、第1のタブ52と
第2のタブ54とが各バンド22を図4に示す収縮形態
48と図2に示す完全拡張形態との間で動くことが出来
るようにすることである。
【0035】第1のタブ52と第2のタブ54との少な
くとも一部は前記タブ52、54が外面34の上で半径
方向外方に折り曲げることが出来るように焼鈍すること
が好ましい。更に、タブ52、54の焼鈍によって第1
のタブ52が受け取り手段56の上を動き、ステント1
0が血管12内で撓むにつれて可とう性を提供すること
が出来る。
【0036】図6を参照すれば、バンド22が広がる
間、かつ血管12内で使用する間、タブ52、54に更
なる可とう性を提供するために、逃げ部64、すなわち
スロットを第1のタブ52と第2のタブ54との間に設
けることが出来る。基本的には、逃げ部64は、第1の
タブ52が各受け取り手段56の上を動くにつれてタブ
52、54を分離できるようにし、タブ52、54がそ
の間で共に引っ張られ得るようにする。
【0037】バンド22の実際の詳細は、複数のバンド
22がまだ巻かれていない状態で示されており、第1の
タブ52と第2のタブ54とが外面34の上で半径方向
外方に折り曲げられていない状態である図6を参照すれ
ばより完全に認めることができる。更に、受け取り手段
56と突出したリップ58も図6から明らかである。
【0038】受け取り手段56は第1のタブ52を受け
取り、保持する。受け取り手段56は多数の方法で実施
することが出来る。例えば、図に示す実施例において
は、各受け取り手段56は、バンド22の第1の縁部2
8に形成され、深さが概ね“X”に等しいノッチであ
る。図に示す実施例において、ノッチは第1のタブ52
の受け取り部分60を受け入れる形状にされ、約0. 0
51ミリ(0. 002インチ)から0. 254ミリ
(0. 010インチ)の間の深さを有している。図6を
参照すれば、各ノッチは概ね正三角形であって、第1の
タブ52が該ノッチ上を一方向には運動し易いが、他方
向には運動出来ないようにしている。各ノッチの先導縁
65は血管12に対する傷害を最小にするように丸みが
付けられている。
【0039】ノッチは第1の縁部28において所定の位
置に位置されている。その結果、バンド22の第1の端
部36がバンド42を広げようとして外面34上を動く
につれて、第1のタブ52は各ノッチと順次係合する。
第1のタブ52と各ノッチとの係合により各バンド22
は一連の各ノッチと順次係合することにより広がるが、
収縮形態48に向かってその後収縮しないようにされ得
る。
【0040】図2を参照すれば、第1のタブ52が第1
の端部に最も近いノッチと係合するときは、バンド22
は完全拡張形態44にある。同様に、図3を参照すれ
ば、第1のタブ52が残りのノッチのうちの1個と係合
すると、バンド22は中間拡張形態50の一つの形態に
ある。ノッチは、各バンド22が図2に示す完全拡張形
態44に近づくにつれて収縮形態48に向かって収縮す
ることのみが阻止されるように第1の端部36近傍に位
置することが好ましい。
【0041】図に示すように、ステント10の遠位側バ
ンド57と近位側バンド59にあるノッチは血管12中
へ挿入する間患者に対する傷害を最小とするために相互
に向かって向けられている。
【0042】突出リップ58が第1の端部36の近傍で
各バンド22の第2の縁部30から概ね“X”に等しい
距離だけ延びている。突出リップ58は受け取り手段5
6の反対側で延び、第2のタブ54と協働して、第1の
タブ52が各受け取り手段56にしっかりと保持される
ように第1のタブ52を各受け取り手段56中へ引き寄
せる。図示実施例においては、ノッチは約0. 051ミ
リ(0. 002インチ)から0. 254ミリ(0. 01
0インチ)までと概ね等しい深さを有している。このよ
うに、図示実施例においては、突出リップは第2の縁部
から、約0. 051ミリ(0. 002インチ)から0.
254ミリ(0. 010インチ)の間の距離だけ延びる
ことが出来る。
【0043】例えば、代替的に、各受け取り手段56は
第1の縁部28から外方に延びる三角形の歯(図示せ
ず)としてもよく、突出リップ58は第2の縁部30中
へのくぼみ(図示せず)に代えてもよい。
【0044】図4を参照すれば、各バンド22はまた、
保持手段66を解放してバンド22が広がりうるように
するのに十分な力が該バンド22の内面32に加えられ
るまで、各バンド22を概ね収縮形態48に保持する保
持手段66を含む。図示実施例においては保持手段66
は第1の端部36の近傍に開口68に配される接着剤で
ある。接着剤は第1の端部36を外面34に対して接着
しバンド22を収縮形態48に保持する。コネチカット
州ニューイントン(Newington,Connec
ticut)に位置するロクタイト社(Loctite
Corporation)から販売され、低せん断強
度で高引張り強度を有する、例えばNUVA−SIL
5088のような接着剤を用いることが好ましく、そう
すればバルーン70を膨らませると接着剤による結合が
簡単に外れる。この接着剤を用いれば、接着剤を解放す
るのに要する力は概ね0. 7Kg/cm2 (10PS
I)から7Kg/cm2 (100PSI)である。
【0045】図2に戻れば、各バンド22はステント1
0を形成するために概ね共通の中心軸62の周りに分配
されていることが分かる。各バンド22の第1の端部3
6は第1の細長い帯片24によって相互に接続されてい
る。第1の細長い帯片24が各バンド22の第1の端部
36の近傍に位置することによって第1の細長い帯片2
4が、各バンド22が完全拡張形態44からそれ以上は
広がらないようにする停止手段としても機能出来るよう
にする。同様に、各バンド22の第2の端部38も第2
の細長い帯片26によって相互に接続されている。
【0046】ステント10が図2に示す完全拡張形態あ
るいは図4に示す収縮形態48に形成されると、第1の
細長い帯片24が第2の細長い帯片26に比較的近く位
置することが重要である。その結果、ステント10は第
1の細長い帯片24と第2の細長い帯片26とによって
画成される軸に沿って自在に撓む。このためステント1
0が湾曲した、あるいは捩じれた血管11を通して挿入
出来るようにし、かつステント10が拡張して湾曲し
た、あるいは捩じれた血管11を支持することが出来る
ようにする。
【0047】図1を参照すれば、細長い帯片24、26
のうちの一方、より好ましくは第1の細長い帯片24
は、血管中のステント10の位置を指示するためにX線
で明瞭に、かつ容易に見ることの出来るマーカ69を含
む。例えば、マーカ69はステント10にスポット溶接
された平坦な金のワイヤとしうる。金のワイヤはX線で
明瞭に見ることが出来るが、ステント10の残りの部分
はX線ではぼんやりとしか見ることが出来ない。マーカ
69は遠位側バンド57近傍に位置することが好まし
く、かつマーカ69はステント10の位置を正確に検出
するように近位側バンド59の近傍に位置することが好
ましい。
【0048】ステント10はある範囲内の直径と全長内
で作ることが出来る。詳しくは、直径が約1. 0ミリか
ら6. 0ミリの範囲、長さが、約10から50ミリの範
囲のステント10が好ましいことが判明した。所定のス
テント10の直径は各バンド22の第1の端部36と第
2の端部38との間の長さによって決まる。しかしなが
ら、全長は、バンド22の数、各バンド22の第1の縁
部28と第2の縁部30との間の幅、およびバンド22
間の間隔によって変わる。詳しくは、各バンド22の第
1の縁部28と第2の縁部30との間の幅が約0. 02
5ミリから1.25ミリで、バンド22の間の間隔が約
0. 025ミリから2. 5ミリまでであるステント10
が合格である。
【0049】図示実施例は一連の、すなわち10個のバ
ンド22を含んでいる。代替的に、例えば、ステント1
0は一連の20個のバンド(図示せず)を含んでもよ
い。本発明によりバンド22がより多い、あるいはより
少ない、より長いあるいはより短いステントの実施例も
考えられることが認められる。構造的には、より長い一
連のバンド22は追加の支持を要する。従って、より長
い一連のバンド22が必要な場合は、1個以上のバンド
22の第1の縁部28と第2の縁部30との間の幅を大
きくするか、および(または)1個以上のバンド22の
間をさらに別に相互に接続するようにすることが望まし
い。
【0050】製作 本発明によるステント10を作る一方法はフルハード
(Full Hard)の移植等級の316Lステンレ
ス鋼の平坦なシートを光化学フライス加工することから
始まる。光化学フライス加工を用いて図6に示す、まだ
巻いていない形態でバンド22、第1の細長い帯片2
4、第2の細長い帯片26、タブ52、54、受け取り
手段56および突出リップ58を作る。次に、タブ5
2、54に可とう性を持たせるためにタブ52、54は
焼鈍される。タブ52、54を焼鈍した後、平坦なシー
トは、電気研磨あるいは当該技術分野の専門家には周知
の何らかのその他の表面処理方法を用いて仕上げられ、
マーカ69が第1の細長い帯片24に入れられる。
【0051】次に、前記平坦なシートはマンドレル(図
示せず)の周りに巻き付けられ、マンドレルの直径と概
ね等しい均衡形態46を有するステント10を形成する
ことが出来る。収縮形態48と完全拡張形態44との間
の各バンド22の動きが各バンド22の弾性限界内にあ
るように平坦なシートを巻き付けることが好ましい。更
に、各バンド22は均衡形態46が収縮形態48と完全
拡張形態44との間にあるように巻き付けられる。
【0052】例えば、平坦なシートは、直径が約1. 4
5ミリに等しいマンドレル(図示せず)の周りに巻き付
けることが出来る。そうすれば、ステント10の直径は
均衡形態において約1. 45ミリとなる。本実施例にお
いては、ステント10の各バンド22は収縮形態48に
おいて約1. 25ミリの直径を、中間拡張形態50にお
いて約1. 8ミリから約2. 5ミリの直径50を、完全
拡張形態44において約2. 6ミリの直径42を有する
ように設計されている。また、本実施例に対して、各バ
ンド22は圧縮弾性限界における直径42が0. 040
ミリで、拡張弾性限界における直径42が約3. 1ミリ
である。
【0053】作動要件に応じて、均衡形態46での直径
42が収縮形態48での直径42より極く僅かに大き
く、あるいは中間拡張形態50での直径42より極く僅
かに小さくなるように設計することも可能である。もし
も拡張形態46が中間拡張形態50に近いとすれば、よ
り強力な保持手段66、例えばより強力な接着材が必要
とされる。
【0054】次に、第1のタブ52と第2のタブ54と
が外面34の周りで折り曲げられタブ52、54をそれ
ぞれのバンド22に固定する。タブ52、54はこの過
程の間に破断しないようにその前に焼鈍されている。タ
ブ52、54はバンド22が巻き付けられた後折り曲げ
られるので、ステント10は比較的作り易い。
【0055】次に、巻き付けの後、耐蝕性であり、相対
的に不活性である酸化表面コーテイングを付与すること
によりパッシベーションを行うことが出来る。例えば、
耐凝固コーテイング、ネオインチマル貫性抑制剤あるい
は放射性コーテイングのようなその他のコーテイングを
ステント10に付与してもよい。
【0056】ここで、ステント10は血管12内に位置
させ得る状態となる。
【0057】作動 血管12(あるいは、身体のその他の部分)中へのステ
ント10の挿入はへこんだ、膨らませ可能なバルーンカ
テーテル70上に均衡形態46のステント10を位置さ
せることにより始まる。次に、バンド22が圧縮され
る。このようにすると、各バンド22は概ね収縮された
形態48をとるように概ね同心状に動くようにされる。
バンド22が収縮形態48をとると、保持手段66が用
いられバンド22のあるもの、あるいは全てを収縮形態
48に固定する。保持手段66、例えばタブの開口68
に配された接着剤が図4から最良に分かるようにバンド
22を膨らませ可能なバルーン80の上の適所に保持す
る。
【0058】一旦、ステント10が図4に示す収縮形態
48の形にされ、膨らませ可能なバルーン70の周りに
固定されると、プレースメントカテーテル72が、ステ
ント10を配置すべき血管12の個所へ挿入される。次
に、ステント10とバルーン70とはプレースメントカ
テーテル72を通して、血管12中へ、目標個所に向か
って前進する。ステント10にあるマーカ69により医
師はステント10を目標個所に正確に位置づけることが
出来る。
【0059】一旦、バルーン70とステント10とが目
標個所に概ね隣接して位置すると、バルーン70が部分
的に膨らまされる。バルーン70を部分的に膨らませる
ことにより接着剤による結合を破断し、バンド22をバ
ルーンから解放させる。
【0060】一旦、バンド22が解放されると、バンド
22の弾性材質がバンド22を図4に示す収縮形態48
から図3に示す均衡形態46に向かって運動させる。収
縮形態48はバンド22の弾性限界内にあるため、各バ
ンド22は塑性変形することなく、血管12から何ら外
部の力が存在しないと均衡形態46近くまで復元する。
【0061】その後は、バルーン70は、必要に応じて
各バンド22を拡張するため更に完全に膨らませること
が出来る。各バンド22が拡張するにつれて、第1のタ
ブ32は順次受け取り手段56と係合していく。この作
用の間、第2のタブ54は突出リップ58と協働して第
1のタブ52を受け取り手段56内にしっかりと引き込
む。また、逃げ部64によって第1のタブ52が受け取
り手段56の上を動くにつれて、第1と第2のタブ5
2、54が分離し、第1のタブ52が特定の受け取り手
段56と係合するとタブを相互に引張る。
【0062】特に、各バンド22は第1のタブ52が受
け取り手段56の1個と係合するまで拡張し得る。第1
のタブ52とどの受け取り手段が係合したかによって、
各バンド22は、図1に示すように中間拡張形態50の
うちの一つ、あるいは図2に示す完全拡張形態44に位
置させることが出来る。重要なことは、各バンド22
が、患者の特定の要件に適合するように個々の拡張度を
達成するために個別に拡張可能なことである。このよう
にして、ステント10は傾斜した、あるいはその他の不
規則な血管12を支持することが出来る。一旦、ステン
ト10が適度に拡張すると、バルーン70をへこませ
て、バルーン70とプレースメントカテーテル72とを
取り外し、作業過程を完了することが出来る。
【0063】各バンド22はその弾性限界内で拡張する
ので、各バンド22はその均衡形態46に戻ろうとす
る。このため、第1のタブ52が特定の受け取り手段5
6としっかりと係合し、ステント10を所定位置にしっ
かりと保持する。
【0064】ある場合には、血管12内の圧力が特定の
血管部分の強度を上回ることがありうる。そのような場
合には、本発明は、補強ステント(図示せず)を形成す
るためにバンド22上に、例えばレーヨンのような基盤
あるいは材料の薄い層を追加するように再形成すること
が出来る。この修正された補強ステントの挿入は一般に
先行の文節で概説した作業手順に従って行う。
【0065】本明細書で図示し、かつ詳細に説明した特
定の拡張可能なステント10は目的を完全に達成し、か
つ前述した利点を提供することが出来るが、これは単
に、本発明の現在好ましい実施例を例示したまでである
ことを理解すべきである。例えば、ある実施例において
は、バルーン70を、ステント10を収縮形態40から
中間拡張形態50の一つ、あるいは完全拡張形態44ま
で血管12内で動かすことが出来る、例えば小型のアク
チュエータのような、その他の何らかの装置(図示せ
ず)に代えることが出来る。従って、特許請求の範囲に
記載以外、本明細書に示した構造や設計の細部に本発明
を限定する意図は無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】患者の血管内に位置した、本発明の特徴を有す
るステントを示す図。
【図2】完全拡張形態で示す、図1のステントの斜視
図。
【図3】均衡形態で示す、図1のステントの斜視図。
【図4】へこまされたバルーン上での収縮位置で示す図
1のステントの斜視図。
【図5】図2に示すステントの一部の拡大した斜視図。
【図6】本発明の特徴を有するステントに形成される前
の薄いシートの平面図。
【符号の説明】
10 ステント 12 血管 22 バンド 24 第1の細長い帯片 26 第2の細長い帯片 28 第1の縁部 30 第2の縁部 32 内面 34 外面 36 第1の端部 38 第2の端部 40 重なり領域 42 直径 44 拡張形態 46 均衡形態 48 収縮形態 50 中間拡張形態 52 第1のタブ 54 第2のタブ 56 受け取り手段 58 突出リップ 60 受け取り部分 64 逃げ部 66 保持手段 68 開口 69 マーカ 70 バルーン 72 プレースメントカテーテル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユージーン ジェイ.ジュング,ジュニア アメリカ合衆国カリフォルニア州サン デ ィエゴ,アベニダ プラヤ ベラクルーズ 10902 (72)発明者 エリック エィチ.ウォルフ アメリカ合衆国カリフォルニア州ビスタ, フィリップス ストリート 1250 (72)発明者 トーマス エイ.ステインク アメリカ合衆国カリフォルニア州サン デ ィエゴ,キャニオン ブリーズ ロード 7386

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血管中に位置させるステントであって、
    複数の相互に接続されたチューブ状バンドからなり、前
    記バンドの少なくとも1個が、 第2の端部に重なり、少なくとも収縮形態と完全拡張形
    態との間で前記バンドを再形成するように前記第2の端
    部に対して動きうる第1の端部と、 前記端部の一方の近傍で第1の縁部に配置された少なく
    とも1個の受け取り手段と、 前記端部の他方の近傍で第1の縁部から突出した第1の
    タブであって、 前記バンドの中心軸に対して概ね垂直の平面に位置した
    受け取り部分を含み、 前記受け取り部分が前記受け取り手段と係合し、前記バ
    ンドが収縮形態に向かって戻らないように阻止する形状
    にされている第1のタブとを含むことを特徴とするステ
    ント。
  2. 【請求項2】 前記バンドの少なくとも1個を概ね収縮
    形態に保持し、前記バンドに圧力がかけられると前記バ
    ンドを解放する保持手段を含むことを特徴とする請求項
    1に記載のステント。
  3. 【請求項3】 前記バンドが、第1の端部の近傍で第1
    の縁部に形成された複数の離隔された受け取り手段を含
    み、各受け取り手段が、概ね「X」に等しい深さのノッ
    チを含み、前記第1のタブが第2の端部の近傍で第1の
    縁部から突出し、前記バンドの周りで上方に延びている
    ことを特徴とする請求項1に記載のステント。
  4. 【請求項4】 前記バンドが、前記受け取り手段の概ね
    反対側で第2の縁部から概ね「X」に等しい距離だけ延
    びている外方に突出したリップと、第2の端部の近傍で
    第2の縁部から突出した第2のタブであって、前記バン
    ドの外面の周りを上方へ延びており、前記突出リップと
    相互に作用して第1のタブを前記ノッチと係合するよう
    に引き寄せる第2のタブとを含むことを特徴とする請求
    項3に記載のステント。
  5. 【請求項5】 前記バンドが第1のタブと第2のタブと
    を分離させ第1のタブが受け取り手段の上を動き易くさ
    せる逃がし部を前記第1と第2のタブの近傍に含むこと
    を特徴とする請求項4に記載のステント。
  6. 【請求項6】 前記タブの少なくとも1個の少なくとも
    一部が焼鈍されていることを特徴とする請求項4に記載
    のステント。
  7. 【請求項7】 前記バンドは、該バンドが完全拡張形態
    からそれ以上広がらないようにする停止部材を含むこと
    を特徴とする請求項4に記載のステント。
  8. 【請求項8】 血管中のステントの位置を明らかに、か
    つ分かりやすく指示できる少なくとも1個のマーカを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のステント。
  9. 【請求項9】 血管内に位置させるステントであって、
    複数の相互に接続され、チューブ状のバンドからなり、
    前記バンドの少なくとも1個が、 第2の端部に重なり、少なくとも収縮形態と完全拡張形
    態との間で前記バンドを再形成するように前記第2の端
    部に対して動くことが出来る第1の端部と、 前記バンドを概ね収縮形態に保持し、前記バンドに十分
    な圧力が加えられると前記バンドを解放する保持手段と
    を含むことを特徴とするステント。
  10. 【請求項10】 前記保持手段が前記第1の端部を前記
    バンドの外面に選択的に固定する接着剤を含むことを特
    徴とする請求項9に記載のステント。
  11. 【請求項11】 前記バンドが前記端部の一方の近傍で
    第1の縁部に配置された少なくとも1個の受け取り手段
    と、前記端部の他方の近傍で第1の縁部から突出した第
    1のタブとを含み、前記第1のタブが、前記バンドの中
    心軸に対して概ね垂直の平面にある受け取り部分を含
    み、前記受け取り部分が前記受け取り手段と係合し、前
    記バンドが収縮形態に向かって戻らないように阻止する
    形状にされていることを特徴とする請求項9に記載のス
    テント。
  12. 【請求項12】 前記各受け取り手段が、概ね「X」に
    等しい深さのノッチを含み、前記バンドが概ね前記受け
    取り手段の反対側で第2の縁部から概ね「X」に等しい
    距離だけ延びている外方に突出したリップを含み、前記
    バンドは第2の端部の近傍で第2の縁部から突出した第
    2のタブを含み、前記第2のタブは前記バンドの外面の
    周りで上方に延び、前記突出リップと相互に作用して前
    記第1のタブを前記ノッチと係合するように引き寄せる
    ことを特徴とする請求項11に記載のステント。
  13. 【請求項13】 血管内に位置させるステントであっ
    て、複数の相互に接続され、チューブ状のバンドからな
    り、各バンドが、 第2の端部と重なり、収縮された形態と完全拡張形態と
    の間で各バンドを再形成するように前記第2の端部に対
    して動くことの出来る第1の端部と、 前記バンドを概ね収縮された形態に保持し、前記バンド
    の内面に十分な圧力が加えられると、前記バンドを開放
    し、前記第1の端部を前記バンドの外面に選択的に固定
    する接着剤を含む保持手段と、 前記第1の端部の近傍で第1の縁部に形成された複数の
    離隔した受け取り手段であって、各受け取り手段が概ね
    「X」に等しい深さのノッチを含む受け取り手段と、 前記受け取り手段の概ね反対側で第2の縁部から概ね
    「X」に等しい距離だけ延びている外方に突出したリッ
    プと、 前記第2の端部の近傍で第1の縁部から突出し前記バン
    ドの外面の周りで上方に延び、前記ノッチと係合するよ
    うに適合され、前記チューブ状バンドが収縮形態に向か
    って戻らないように阻止する第1のタブと、 前記第2の端部の近傍で第2の縁部から突出し、前記バ
    ンドの外面の周りで上方に延び、前記突出リップと相互
    に作用し前記第1のタブを前記ノッチと係合するように
    引き寄せる第2のタブとを含むことを特徴とするステン
    ト。
  14. 【請求項14】 第1のタブと第2のタブとを分離さ
    せ、第1のタブが受け取り手段の上を動き易くする逃が
    し部分を前記第1のタブと第2のタブとの間で前記第1
    の端部の近傍に含むことを特徴とする請求項13に記載
    のステント。
  15. 【請求項15】 血管中に位置させるステントであっ
    て、複数の相互に接続され、チューブ状のバンドからな
    り、前記バンドの少なくとも1個が第2の端部に重な
    り、収縮形態と完全拡張形態との間で前記バンドを再形
    成するために前記第2の端部に対して動くことが出来る
    第1の端部を含み、前記バンドが弾性材から作られ、収
    縮形態と拡張形態との間の運動が前記バンドの弾性限界
    内で行われ、かつバンドの均衡形態が収縮形態と完全拡
    張形態との間にあるように形成されていることを特徴と
    するステント。
  16. 【請求項16】 前記バンドが前記端部の一方の近傍で
    第1の縁部に配置された少なくとも1個の受け取り手段
    と、前記端部の他方の近傍で第1の縁部から突出した第
    1のタブとを含み、前記第1のタブが前記バンドの中心
    軸に対して概ね垂直の平面に位置した受け取り部分を含
    み、前記受け取り部分が前記受け取り手段と係合し、バ
    ンドが収縮形態に向かって戻らないように阻止する形状
    にされていることを特徴とする請求項15に記載のステ
    ント。
  17. 【請求項17】 各受け取り手段が概ね「X」に等しい
    深さを有するノッチを含み、前記バンドが前記受け取り
    手段に対向して、第2の縁部から概ね「X」に等しい距
    離だけ外方に突出しているリップを含み、かつ、前記バ
    ンドが第2の端部の近傍で第2の縁部から突出する第2
    のタブを含み、前記第1のタブが前記端部の近傍で第2
    の端部から突出している第2のタブを含み、前記第2の
    タブが前記バンドの外面の周りで上方に延び、突出した
    リップと相互に作用し第1のタブが前記ノッチと係合す
    るように引張ることを特徴とする請求項16に記載のス
    テント。
  18. 【請求項18】 それぞれ第1の端部と、それに対向す
    る第2の端部とを有する、複数の相互に接続された、チ
    ューブ状のバンドを弾性材の概ね平坦なシートから形成
    する段階と、 各バンドの第1の端部が第2の端部と重なり、前記バン
    ドの弾性限界内でその第2の端部に対して動き収縮形態
    と完全拡張形態との間で前記バンドを再形成し、収縮形
    態と完全拡張形態との間で均衡形態を有するように前記
    シートを巻き付ける段階とを含む方法によって調製され
    たステント。
  19. 【請求項19】 各バンドが第2の端部の近傍で前記バ
    ンドの第1の縁部から延びる第1のタブと、第2の端部
    の近傍で前記バンドの第2の縁部から延びる第2のタブ
    とを含むように形成され、前記平坦なシートが巻き付け
    られた後前記第1と第2のタブとを前記バンドの外面上
    に折り曲げる段階を含むことを特徴とする請求項18に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 血管内の目標位置にステントを位置さ
    せる方法において、 複数の相互に接続された、チューブ状のバンドからな
    り、前記バンドの少なくとも1個が第2の端部に重な
    り、収縮形態と完全拡張形態との間で前記バンドを再形
    成するように第2の端部に対して動く第1の端部を有す
    るステントを概ね収縮された位置において保持手段によ
    りバルーンに固定する段階と、 バルーンとステントとが概ね目標位置近傍に位置するま
    で、前記バルーンとステントとを血管内で前進させる段
    階と、 前記バルーンを部分的に膨らませることにより前記保持
    手段を解放する段階と、 前記バンドが収縮形態から広がり得るようにする段階と
    を含むことを特徴とするステントを血管内の目標位置に
    位置させる方法。
  21. 【請求項21】 前記バンドの中心軸に対して概ね垂直
    の平面に配置される受け取り部分であって、前記端部の
    一方の近傍に位置された少なくとも1個の受け取り手段
    と相互に作用する受け取り部分を有し前記端部の他方の
    近傍に位置した第1のタブで前記バンドの少なくとも1
    個を完全拡張形態の近くで固定する段階を含むことを特
    徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 血管内の目標位置にステントを位置さ
    せる方法において、 複数の相互に接続された、チューブ状のバンドからな
    り、前記バンドの少なくとも1個が第2の端部と重な
    り、収縮形態と完全拡張形態との間で前記バンドを再形
    成するように第2の端部に対して動きうるステントをバ
    ルーンに対して固定する段階と、 前記バルーンとステントとが概ね目標位置近傍に位置す
    るまで、前記バルーンとステントとを前進させる段階
    と、 前記バルーンでバンドをふくらませる段階と、 前記バンドの中心軸に対して垂直の平面に位置された受
    け取り部分であって、前記バンドの一方の端部の近傍に
    配置された少なくとも1個の受け取り手段と相互に作用
    する受け取り部分を有し、前記バンドの他方の端部の近
    傍に配置された第1のタブにより、前記バンドの少なく
    とも1個を完全拡張形態に固定する段階とを含むことを
    特徴とするステントを血管内の目標位置に位置させる方
    法。
  23. 【請求項23】 ステントを固定する前記段階が、バル
    ーンを膨らませると解放されてステントを固定する保持
    手段を使用することを含むことを特徴とする請求項22
    に記載の方法。
JP24690297A 1996-10-02 1997-09-11 ステントとステントを作る方法 Pending JPH10113397A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US720714 1996-10-02
US08/720,714 US5735872A (en) 1995-11-13 1996-10-02 Stent

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10113397A true JPH10113397A (ja) 1998-05-06

Family

ID=24895020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24690297A Pending JPH10113397A (ja) 1996-10-02 1997-09-11 ステントとステントを作る方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5735872A (ja)
EP (1) EP0839503B1 (ja)
JP (1) JPH10113397A (ja)
CA (1) CA2210673A1 (ja)
DE (1) DE69731164T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502428A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 レヴァ メディカル、 インコーポレイテッド 軸方向に入れ子にされたスライド・ロック拡張可能装置

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5876419A (en) 1976-10-02 1999-03-02 Navius Corporation Stent and method for making a stent
US5891507A (en) * 1997-07-28 1999-04-06 Iowa-India Investments Company Limited Process for coating a surface of a metallic stent
US6623521B2 (en) 1998-02-17 2003-09-23 Md3, Inc. Expandable stent with sliding and locking radial elements
US6224626B1 (en) 1998-02-17 2001-05-01 Md3, Inc. Ultra-thin expandable stent
US6033436A (en) * 1998-02-17 2000-03-07 Md3, Inc. Expandable stent
US20070142901A1 (en) * 1998-02-17 2007-06-21 Steinke Thomas A Expandable stent with sliding and locking radial elements
US6083258A (en) * 1998-05-28 2000-07-04 Yadav; Jay S. Locking stent
NL1011232C2 (nl) * 1999-02-05 2000-08-08 Surgical Innovations Vof Verwijderbare stent.
NL1011903C2 (nl) * 1999-02-05 2000-08-08 Surgical Innovations Vof Verwijderbare stent.
US20020103526A1 (en) * 2000-12-15 2002-08-01 Tom Steinke Protective coating for stent
US6786919B1 (en) * 2001-07-10 2004-09-07 Endovascular Technologies, Inc. Self-expanding intravascular device with protector members
WO2004021923A2 (en) * 2002-09-04 2004-03-18 Reva Medical, Inc. A slide and lock stent and method of manufacture from a single piece shape
US7704276B2 (en) * 2002-11-15 2010-04-27 Synecor, Llc Endoprostheses and methods of manufacture
US8703113B2 (en) 2004-07-08 2014-04-22 Reva Medical Inc. Side-chain crystallizable polymers for medical applications
US7763065B2 (en) * 2004-07-21 2010-07-27 Reva Medical, Inc. Balloon expandable crush-recoverable stent device
EP1923075B1 (en) 2004-08-13 2015-11-11 Rutgers, The State University Radiopaque polymeric stents
WO2006020616A1 (en) * 2004-08-13 2006-02-23 Reva Medical, Inc. Inherently radiopaque bioresorbable polymers for multiple uses
EA016906B1 (ru) 2004-08-13 2012-08-30 Рутгерс, Дзе Стейт Юниверсити Рентгеноконтрастные полимерные стенты
US20060034769A1 (en) * 2004-08-13 2006-02-16 Rutgers, The State University Radiopaque polymeric stents
US8292944B2 (en) 2004-12-17 2012-10-23 Reva Medical, Inc. Slide-and-lock stent
US9149378B2 (en) 2005-08-02 2015-10-06 Reva Medical, Inc. Axially nested slide and lock expandable device
US8435284B2 (en) * 2005-12-14 2013-05-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Telescoping bifurcated stent
RU2470040C2 (ru) 2006-10-17 2012-12-20 Ратджерс, Те Стейт Юниверсити Оф Нью Джерси N-замещенные мономеры и полимеры
US8067055B2 (en) * 2006-10-20 2011-11-29 Biosensors International Group, Ltd. Drug-delivery endovascular stent and method of use
US20080097591A1 (en) 2006-10-20 2008-04-24 Biosensors International Group Drug-delivery endovascular stent and method of use
US7704275B2 (en) 2007-01-26 2010-04-27 Reva Medical, Inc. Circumferentially nested expandable device
US20090105806A1 (en) * 2007-10-23 2009-04-23 Endologix, Inc Stent
JP5216098B2 (ja) 2007-11-30 2013-06-19 レヴァ メディカル、 インコーポレイテッド 軸方向かつ放射状に入れ子構造の拡張可能な装置
US20090299373A1 (en) * 2008-05-30 2009-12-03 Cook Incorporated Kyphoplasty banded balloon catheter
US7947071B2 (en) * 2008-10-10 2011-05-24 Reva Medical, Inc. Expandable slide and lock stent
EP2437845A1 (en) * 2009-06-05 2012-04-11 Entrigue Surgical, Inc. Systems and devices for providing therapy of an anatomical structure
CN102843997B (zh) 2010-04-10 2015-02-25 雷瓦医药公司 可膨胀滑动锁紧支架
CA2812507A1 (en) 2010-09-24 2012-03-29 Entrigue Surgical, Inc. Systems, devices and methods for providing therapy to an anatomical structure using high frequency pressure waves and/or cryogenic temperatures
WO2014159337A1 (en) 2013-03-14 2014-10-02 Reva Medical, Inc. Reduced - profile slide and lock stent
US10449064B2 (en) * 2015-02-12 2019-10-22 Boston Scientific Scimed, Inc. Stent with anti-migration feature
EP3373866A1 (en) * 2015-11-11 2018-09-19 Council Of Scientific & Industrial Research Radially self-expandable rolled up tubular stent

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3278176A (en) * 1964-10-05 1966-10-11 Abolins Andrew Split compression spring for radial assembly
US3842441A (en) * 1972-10-12 1974-10-22 A Kaiser A temporary implant and method for tendon surgery
SE424045B (sv) * 1979-01-12 1982-06-28 Tesi Ab Kateter
US4214587A (en) * 1979-02-12 1980-07-29 Sakura Chester Y Jr Anastomosis device and method
GB2124908B (en) * 1981-09-16 1985-07-17 Hans Ivar Wallsten Device for application in blood vessels or other difficultly accessible locations
US4512338A (en) * 1983-01-25 1985-04-23 Balko Alexander B Process for restoring patency to body vessels
IT1186142B (it) * 1984-12-05 1987-11-18 Medinvent Sa Dispositivo di impiantazione transluminale
US4733665C2 (en) * 1985-11-07 2002-01-29 Expandable Grafts Partnership Expandable intraluminal graft and method and apparatus for implanting an expandable intraluminal graft
US4878906A (en) * 1986-03-25 1989-11-07 Servetus Partnership Endoprosthesis for repairing a damaged vessel
US4740207A (en) * 1986-09-10 1988-04-26 Kreamer Jeffry W Intralumenal graft
US4793348A (en) * 1986-11-15 1988-12-27 Palmaz Julio C Balloon expandable vena cava filter to prevent migration of lower extremity venous clots into the pulmonary circulation
US4800882A (en) * 1987-03-13 1989-01-31 Cook Incorporated Endovascular stent and delivery system
US4907336A (en) * 1987-03-13 1990-03-13 Cook Incorporated Method of making an endovascular stent and delivery system
US4969458A (en) * 1987-07-06 1990-11-13 Medtronic, Inc. Intracoronary stent and method of simultaneous angioplasty and stent implant
US4886062A (en) * 1987-10-19 1989-12-12 Medtronic, Inc. Intravascular radially expandable stent and method of implant
US5019090A (en) * 1988-09-01 1991-05-28 Corvita Corporation Radially expandable endoprosthesis and the like
US4913141A (en) * 1988-10-25 1990-04-03 Cordis Corporation Apparatus and method for placement of a stent within a subject vessel
US4856516A (en) * 1989-01-09 1989-08-15 Cordis Corporation Endovascular stent apparatus and method
US5344426A (en) * 1990-04-25 1994-09-06 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Method and system for stent delivery
FR2683449A1 (fr) * 1991-11-08 1993-05-14 Cardon Alain Endoprothese pour implantation transluminale.
WO1994021196A2 (en) * 1993-03-18 1994-09-29 C.R. Bard, Inc. Endovascular stents
US5441515A (en) * 1993-04-23 1995-08-15 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Ratcheting stent
US5403341A (en) * 1994-01-24 1995-04-04 Solar; Ronald J. Parallel flow endovascular stent and deployment apparatus therefore
US5556413A (en) * 1994-03-11 1996-09-17 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Coiled stent with locking ends
US5449373A (en) * 1994-03-17 1995-09-12 Medinol Ltd. Articulated stent
EP0679372B1 (en) * 1994-04-25 1999-07-28 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Radiopaque stent markers
US5549662A (en) * 1994-11-07 1996-08-27 Scimed Life Systems, Inc. Expandable stent using sliding members
AU3783295A (en) * 1994-11-16 1996-05-23 Advanced Cardiovascular Systems Inc. Shape memory locking mechanism for intravascular stent

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009502428A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 レヴァ メディカル、 インコーポレイテッド 軸方向に入れ子にされたスライド・ロック拡張可能装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69731164D1 (de) 2004-11-18
CA2210673A1 (en) 1998-04-02
EP0839503A1 (en) 1998-05-06
DE69731164T2 (de) 2005-03-24
US5735872A (en) 1998-04-07
EP0839503B1 (en) 2004-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10113397A (ja) ステントとステントを作る方法
JP4294858B2 (ja) ステントおよびステントの製造方法
US11452623B2 (en) Braided stent with expansion ring and method of delivery
JP3143595B2 (ja) 自動拡張ステント
JP4559305B2 (ja) ステントを備えたカテーテル及びその製造方法
US20180085562A1 (en) Stiffened balloon apparatus
US8926685B2 (en) Prosthesis for placement at a luminal OS
US11571554B2 (en) Balloon catheter with non-deployable stent
EP2670362B1 (en) Stent delivery device
CA2636561A1 (en) An axially-elongating stent and method of deployment
CA2546523A1 (en) Device for modifying the shape of a body organ
AU2020353255A1 (en) Patch deployment device
US20230036591A1 (en) Medical stents
EP3801306B1 (en) Scoring devices and catheter systems for controlled vessel lesion dissection
US12036138B2 (en) Medical stents
US20230035464A1 (en) Medical stents