JPH10112605A - アンテナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置 - Google Patents

アンテナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置

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JPH10112605A
JPH10112605A JP8264526A JP26452696A JPH10112605A JP H10112605 A JPH10112605 A JP H10112605A JP 8264526 A JP8264526 A JP 8264526A JP 26452696 A JP26452696 A JP 26452696A JP H10112605 A JPH10112605 A JP H10112605A
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JP
Japan
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antenna
antenna device
printed circuit
circuit board
communication device
Prior art date
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Application number
JP8264526A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ogawa
圭一 小川
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8264526A priority Critical patent/JPH10112605A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コスト低減を図るとともに、接続による損失を
改善することができる。 【解決手段】このアンテナ装置及びこれを使用した携帯
用通信装置では、アンテナケース23内に収納されるプ
リント基板24に延設した延設部27に配線パターン3
0でアンテナ部32を形成する。従って、アンテナ部3
2をプリント基板24と一体的に延設した延設部27に
形成することにより、部品点数の減少によるコスト低減
を図ることができると共に組立作業性が良くなり、生産
性が向上する。また、接続による損失を改善することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば携帯電話等に
使用して好適なアンテナ装置及びこれを使用した携帯用
通信装置に関する。詳しくは、送受信回路が実装される
プリント基板上に配線パターンによって送受信アンテナ
を形成することによって、部品点数を削減してコスト低
減を図ることができるとともに、送受信アンテナと送受
信回路との間の信号接続部をなくして送受信電力の損失
を改善することができるアンテナ装置及びこれを使用し
た携帯用通信装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用通信装置、例えば携帯電話
に使用されているアンテナ装置は、図4に示すように本
体1の上部に平棒状のアンテナ部2が配設される。本体
1の内部には電波の送受信を行うRF基板3が取り付け
られる。
【0003】このアンテナ部2とRF基板3とを接続す
る手段としてワイヤ4を使用するものがある。ワイヤ4
の一端はアンテナ部2の基部5に接続され、他端には接
続用のコネクタ6が取り付けられ、これがRF基板3の
配線パターン9に接続される。配線パターン9はパワー
アンプ7に直接接続される。
【0004】また、図5に示すようにアンテナ部2を直
接RF基板3に連結するものもある。すなわち、アンテ
ナ部2の基部5aをRF基板3に達する長さに設定して
おき、その先端部をネジ8により直接RF基板3の配線
パターン9に連結する。
【0005】さらに、図6及び図7に示すようにアンテ
ナ部2を静電結合によりRF基板3に連結するものもあ
る。すなわち、アンテナ部2の基部5bをRF基板3に
達する長さに設定しておき、その先端部を配線パターン
に近接させる。これによって配線パターンに電圧が誘起
される静電結合によって両者が接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すワ
イヤ4による接続の場合は部品点数が多くなり、組立作
業性が悪くなると共にコストアップを招くことになる。
また、ワイヤ4自体による送受信電力の損失やコネクタ
6の接触による損失が発生してしまい、アンテナの感度
が低下する。さらに、アンテナ部2とRF基板のインピ
ーダンスのマッチングがずれると、ワイヤ4からの異常
輻射等が起こる等の問題があった。
【0007】また、図5に示すアンテナ部2を直接接触
させて接続する方法及び図6に静電結合により接続する
方法では、部品点数の増大という問題は生じない。しか
し、図5の例ではアンテナ部2と配線パターン9との接
触による損失が生じ、同様に図6の例においても静電結
合に伴う損失が生じる。
【0008】そこで、この発明は上述したような課題を
解決したものであって、部品点数の減少によるコスト低
減を図るとともに、接続による送受信電力の損失を改善
することができるアンテナ装置及びこれを使用した携帯
用通信装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、プリント基板上に実装される送
受信回路を内包する筐体と、筐体から突出して設けられ
る突出部と、プリント基板から延設された延設部に所定
長のパターンによって形成されたアンテナ部とを備え、
アンテナ部は突出部内部に配設されることを特徴とする
ものである。
【0010】この発明に係るアンテナ装置では、送受信
回路が実装されるプリント基板に配線パターンでアンテ
ナを形成する。この配線パターンは送受信回路のパワー
アンプ等に直接接続される。従って、アンテナ自体やア
ンテナの接続用のワイヤ等が不要となって部品点数の減
少によるコスト低減を図ることができるとともに組立の
作業性が良くなり、生産性が向上する。また、アンテナ
に至る配線パターンは接続部分を有しないので、接続に
よる損失を改善することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るアンテナ
装置及びこれを使用した携帯用通信装置を携帯用通信装
置に適用した場合の実施の形態について図面を参照して
詳細に説明する。
【0012】図1にこの発明に係るアンテナ装置20を
適用した携帯電話21の上部断面を示す。携帯電話21
の筐体22は略直方体に形成されるが、その上面には平
板状で中空のアンテナケース23(突出部)が一体的に
形成される。
【0013】筐体22の内部には4個の爪部29に嵌め
込まれてプリント基板24が取り付けられている。プリ
ント基板24は矩形状をなし、ここには送受信回路(R
F回路)が実装されている。このプリント基板24の上
端から延設部27が延設されている。延設部27はアン
テナケース23内に収納され、プリント基板24は筐体
22内に配される。
【0014】この延設部27上には、一定幅の配線パタ
ーン30が縦方向に蛇行して所定長のアンテナ部(送受
信アンテナ)32が形成されている。配線パターン30
を蛇行させたのは、延設部27における配線をコンパク
トに納めるためである。
【0015】アンテナ部32からの配線パターン30は
プリント基板24において横方向に伸びて、格子状の所
定長のマッチング部26を構成する。マッチング部26
を横に長く形成したことにより、プリント基板24上の
部品配置の制約を緩和して部品の高密度実装が可能とな
る。
【0016】また、マッチング部26を格子状に形成し
たのは、この格子部分を適宜切断することによってマッ
チング部26の配線長を変えることができるようにする
ためである。つまり、最適な受信状態を発揮するために
はRF回路部と後述するアンテナ部32とのインピーダ
ンスを等しく設定する必要があるが、配線部分のインピ
ーダンスは銅箔の厚さや組成成分などによって変動して
しまうことがある。そこで、マッチング部26の配線長
(インダクタ成分)を変えることによって、双方のイン
ピーダンスを等しくなるように調整することができる。
なお、パワーアンプ28とアンテナ部27の間に巻線
(コイル)31を配することによっても、インピーダン
スのマッチングを調整することもできる。
【0017】マッチング部30を形成した配線パターン
30はプリント基板24に実装されたRF回路のパワー
アンプ28に接続される。このパワーアンプ28が電波
の変換・増幅処理を行うものである。
【0018】以上述べたように、アンテナ装置20では
アンテナ部32をプリント基板24に延設した延設部2
7上に配線パターン30で形成しているので、アンテナ
部品自体やアンテナの接続用のワイヤ等が不要となって
部品点数の減少によるコスト低減を図ることができると
共に組立作業性が良くなり、生産性が向上する。また、
アンテナ部32とRF回路との間の信号接続部をなくし
て、送受信電力の損失を改善することができる。
【0019】次に、図2を参照してこの発明に係るアン
テナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置を携帯用通
信装置に適用した場合の第2の実施の形態について説明
する。
【0020】図2にこの発明に係るアンテナ装置40を
適用した携帯電話41の上部断面を示す。同図に示すよ
うに、延設部47に形成されたアンテナ部42の形状を
除いては、本例は上述した第1の実施の形態(図1)の
構成と同じである。
【0021】この例では、延設部47上で配線パターン
50が縦方向に直線状に形成されてアンテナ部42を構
成している。アンテナ部42の先端にはチップ部品であ
る巻線51が配されている。巻線51はコイル状に構成
されているので、アンテナ部42の配線長の不足分を補
うことができる。
【0022】このアンテナ装置40においてもプリント
基板44に延設した延設部47上にアンテナ部42を配
線パターン50で形成しているので、別個のアンテナ部
部品やアンテナの接続用のワイヤ等が不要となって部品
点数の減少によるコスト低減を図ることができると共に
組立作業性が良くなり、生産性が向上する。また、アン
テナ部42とRF回路との間の信号接続部をなくして、
送受信電力の損失を改善することができる。
【0023】次に、図3を参照してこの発明に係るアン
テナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置を携帯電話
に適用した場合の第3の実施の形態について説明する。
【0024】図3はアンテナ装置60を適用した携帯電
話61の上部断面である。同図に示すように、この例で
は矩形状のプリント基板64が略直方体の筐体62内に
取り付けられている。
【0025】アンテナ部67やマッチング部66を形成
する配線パターン70の形状は第1の実施の形態(図
1)と同じであるが、配置位置が異なる。アンテナ部6
7は横向きに形成されてプリント基板64の上縁部に沿
って配され、マッチング部66は縦向きに形成されてプ
リント基板64の左端部に沿って配されている。このよ
うな配置に設定したのは、アンテナ部67が筐体62の
上部から突出しないようにするためである。
【0026】このアンテナ装置60においてはアンテナ
ケースを筐体62から突出させる必要がなくなるので、
装置全体をコンパクトに構成することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るアンテ
ナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置では、送受信
回路が実装されるプリント基板上に配線パターンによっ
て送受信アンテナを形成したものである。
【0028】従って、本発明によれば別個にアンテナを
設ける必要がなく、ワイヤ等の接続部品を使用しないの
で、部品点数を削減してコスト低減を図ることができる
とともに、送受信アンテナと送受信回路との間の信号接
続部をなくして送受信電力の損失を改善することができ
る。また、部品点数の減少により組立作業性が良くな
り、生産性が向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるアンテナ装置20を
適用した携帯電話21の上部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態であるアンテナ装置
40を適用した携帯電話41の上部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態であるアンテナ装置
60を適用した携帯電話61の上部断面図である。
【図4】従来例の構成を示す上部断面図である。
【図5】第2の従来例の構成を示す上部断面図である。
【図6】第3の従来例の構成を示す上部断面図である。
【図7】図6の横断面図である。
【符号の説明】 1,22,62 筐体 2,23 アンテナケース 3 RF基板 4 ワイヤ 5,5a 基部 6 コネクタ 7,28 パワーアンプ 8 ネジ 20,40,60 アンテナ装置 21,41,61 携帯電話 24,44,64 プリント基板 26,46,66 マッチング部 27,47 延設部 29 爪部 30,50,70 配線パターン 31 巻線 32,42,67 アンテナ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に実装される送受信回路
    を内包する筐体と、 前記筐体から突出して設けられる突出部と、 上記プリント基板から延設された延設部に所定長のパタ
    ーンによって形成されたアンテナ部とを備え、 上記アンテナ部は上記突出部内部に配設されることを特
    徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板上に実装される送受信回路
    を内包する筐体と、 上記プリント基板上に所定長のパターンによって形成さ
    れたアンテナ部とを備え、 上記アンテナ部は上記送受信回路と共に上記筐体内に配
    設されることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記所定長の一部が巻線(コイル)で構
    成されることを特徴とする請求項1若しくは請求項2記
    載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記巻線がチップ部品であることを特徴
    とする請求項3記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 プリント基板上に実装される送受信回路
    を内包する筐体と、 前記筐体から突出して設けられる突出部と、 上記プリント基板から延設された延設部に所定長のパタ
    ーンによって形成されたアンテナ部とを備え、 上記アンテナ部は上記突出部内部に配設されることを特
    徴とする携帯用通信装置。
  6. 【請求項6】 上記所定長の一部がチップ部品である巻
    線(コイル)で構成されることを特徴とする請求項5若
    しくは請求項6記載の携帯用通信装置。
JP8264526A 1996-10-04 1996-10-04 アンテナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置 Pending JPH10112605A (ja)

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JP8264526A JPH10112605A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 アンテナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置

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JP8264526A JPH10112605A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 アンテナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置

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JPH10112605A true JPH10112605A (ja) 1998-04-28

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ID=17404490

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JP8264526A Pending JPH10112605A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 アンテナ装置及びこれを使用した携帯用通信装置

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JP (1) JPH10112605A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100184A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Funai Electric Co Ltd アンテナ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100184A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Funai Electric Co Ltd アンテナ装置

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