JPH10112269A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

Info

Publication number
JPH10112269A
JPH10112269A JP26428996A JP26428996A JPH10112269A JP H10112269 A JPH10112269 A JP H10112269A JP 26428996 A JP26428996 A JP 26428996A JP 26428996 A JP26428996 A JP 26428996A JP H10112269 A JPH10112269 A JP H10112269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
deflection coil
metal plate
horizontal deflection
large arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26428996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Morooka
廉士 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26428996A priority Critical patent/JPH10112269A/ja
Publication of JPH10112269A publication Critical patent/JPH10112269A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平偏向コイルの放熱が促進され、寿命が長
く信頼性を向上させた偏向ヨークを提供することを目的
とする。 【解決手段】 一対の垂直偏向コイル6と、垂直偏向コ
イル6の内側に設けられ2つの長手部8と小弧状連結部
9と大弧状連結部10から構成される鞍型輪郭形状に巻
回された一対の水平偏向コイル7とを備え、大弧状連結
部10にはそれぞれ水平偏向コイル7から発熱する熱を
放熱する放熱部が設けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン受像機
等に使用される陰極線管に組み合わせる偏向ヨークに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の偏向ヨークについて図を参
照しながら説明する。図7は従来の偏向ヨーク装置の破
砕斜視図を示すものである。図7において、1はファン
ネル形状からなる一対のコア、2はコア1の内側に設け
られ鞍型輪郭形状に形成された一対の垂直偏向コイル、
3は垂直偏向コイル2の内側に設けられ鞍型輪郭形状に
形成された一対の水平偏向コイル、4は垂直偏向コイル
2と水平偏向コイル3との間に設けられ電気的に絶縁す
る絶縁枠である。
【0003】このように構成した従来の偏向ヨーク装置
の動作について説明する。垂直偏向コイル2及び水平偏
向コイル3にそれぞれ鋸歯状波電流を流し、この電流に
よって発生する偏向磁界で電子ビームの偏向が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような偏向ヨーク
では、大画面化や解像度向上の要求に伴い、水平偏向コ
イルに流れる水平偏向電流の電流量の増大や、水平偏向
電圧の高周波数化等が行われ、水平偏向コイルの発熱に
より偏向ヨークが温度上昇し、偏向ヨーク及び回路部品
の寿命を低下させ、偏向ヨークの信頼性を低下させると
いう問題点を有していた。
【0005】そこで、本発明はこれら従来の問題点を解
決するもので、水平偏向コイルの放熱が促進され、寿命
が長く信頼性を向上させた偏向ヨークを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、一対の垂直偏向コイルと、2つの長手部と
小弧状連結部と大弧状連結部から構成された一対の水平
偏向コイルを備え、大弧状連結部にはそれぞれ水平偏向
コイルから発熱する熱を放熱する放熱部が設けられてい
るとしたものである。
【0007】この発明によれば、水平偏向コイルの放熱
が促進され、寿命が長く信頼性を向上させた偏向ヨーク
が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一対の垂直偏向コイルと、垂直偏向コイルの内側に
設けられ2つの長手部と小弧状連結部と大弧状連結部か
ら構成される鞍型輪郭形状に巻回された一対の水平偏向
コイルとを備え、大弧状連結部にはそれぞれ水平偏向コ
イルから発熱する熱を放熱する放熱部が設けられたもの
であり、熱を効率よく熱伝導させ、放熱の効率を高める
ことができるという作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、放熱部には大弧
状連結部を挟持する挟持部が設けれたものであり、確実
に取り付けることができるという作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、挟持部が折り返
し部を備え大弧状連結部を折り返し部内に密着させて挟
持したものであり、簡単に取り付けることができ、熱伝
導を確実に行うことができるという作用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、放熱部が扇状の
金属板を備えたものであり、熱伝導が容易に行われ、放
熱を確実に行うことができるという作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、金属板が放射状
の複数のひだを備えた波形板であり、表面積が増し、放
熱量を増すことができるという作用を有する。
【0013】請求項6に記載の発明は、金属板が内周か
ら外周に向けて設けられた同心状の複数のひだを備えた
波形板であり、さらに表面積が広げられ、放熱量を増大
させることができるという作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、放熱部が放射状
に向けて装着された複数の導体であり、放熱が容易に行
われ、放熱を高めることができるという作用を有する。
【0015】請求項8に記載の発明は、導体が支持枠に
形成された放射状の溝に装着されたものであり、導線の
装着を容易にさせることができるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による偏
向ヨークを示す側面図、図2は本発明の実施の形態1に
よる偏向ヨークの水平偏向コイルに金属板を装着した破
砕斜視図である。図1及び図2において、5はファンネ
ル形状からなる一対のコア、6はコア5の内側に設けら
れ鞍型輪郭形状に形成された一対の垂直偏向コイル、7
は垂直偏向コイル6の内側に設けられ鞍型輪郭形状に形
成された一対の水平偏向コイルであり、2つの長手部8
と小弧状連結部9と大弧状連結部10から構成される。
11は垂直偏向コイル6と水平偏向コイル7との間に設
けられ電気的に絶縁する絶縁枠である。
【0017】そして、水平偏向コイル7の大弧状連結部
10には、水平偏向コイル7の発生する熱を放熱する放
熱部が備えられている。本実施の形態1に示す放熱部は
扇状の金属板12である。この金属板12には、水平偏
向コイル7の大弧状連結部10を挟持する挟持部13
と、大弧状連結部10を密着して挟持する折り返し部1
4を備えている。そして、折り返し部14は金属板12
をコ字状に屈曲させて形成したものである。この折り返
し部14の内部には、大弧状連結部10が密着して収容
できるように内部の寸法形状をマイナス公差で大弧状連
結部10に合わせてある。この折り返し部14には、折
り返し部14に挟持力を与えるために端部を一部切り欠
いて、複数の舌片を設けて挟持させてもよい。
【0018】そして、この様に金属板12に大弧状連結
部10を挟持する挟持部13を設けるとともに、挟持部
13にコ字状に屈曲させた折り返し部14を備え、大弧
状連結部10を折り返し部14内に密着して挟持させる
ので、水平偏向コイル7の発生する熱を大弧状連結部1
0を挟持する金属板12へと確実に熱伝導させることが
できるものである。
【0019】ところで、水平偏向コイル7と金属板12
がどの様にして作られるか、以下説明する。図2に示す
ように、単線或いは複数の導線を小弧状連結部9から屈
曲させて長手部8の一方の矢印15方向に導き、長手部
8の一方を形成した後、長手部8の端部で導線を屈曲さ
せて大弧状連結部10を形成し、大弧状連結部10の端
部で導線を屈曲させて他方の長手部8に導かれ小弧状連
結部9に向けて他方の長手部8が形成され、長手部8の
端部で導線を屈曲させて一方の長手部8に導かれて小弧
状連結部9を形成する。これを繰り返し巻回して鞍型輪
郭形状の水平偏向コイル7が形成される。そして、この
様に形成された水平偏向コイル7の大弧状連結部10に
金属板12を確実に取り付けるために、金属板12に
は、挟持部13として折り返し部14が設けられてい
る。折り返し部14にはマイナス公差が設けられている
から、大弧状連結部10が折り返し部14の内部にぴっ
たり密着して収容され、大弧状連結部10にしっかりと
固定される。
【0020】本実施の形態1の偏向ヨークの動作につい
て、以下説明する。垂直偏向コイル6及び水平偏向コイ
ル7にそれぞれ鋸歯状波電流を流し、この電流によって
発生する偏向磁界で電子ビームの偏向が行われる。その
際、鋸歯状波電流によって垂直偏向コイル6の発生する
熱は、垂直偏向コイル6の外側を覆うコア5を通じて放
熱される。そして、水平偏向コイル7の発生する熱は、
大弧状連結部10を折り返し部14内に密着させて挟持
しているので、熱伝導がよく金属板12の挟持部13に
効果的に熱伝導される。そして、この熱伝導された熱は
金属板12の挟持部13から金属板12の扇状の部分に
伝えられ容易に放熱させることができるものである。
【0021】この様に本発明の実施の形態1によれば、
水平偏向コイル7の発生する熱が大弧状連結部10を挟
持する挟持部13に確実に熱伝導され、熱伝導された熱
が金属板12から効率よく放熱させられるので、水平偏
向コイル7の放熱が促進されるとともに、水平偏向コイ
ル7の温度上昇が抑制され、寿命が長く、偏向ヨークの
信頼性を向上させることができる。
【0022】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2による偏向ヨークの水平偏向コイルの大弧状連結部
を挟持した放射状の波形板を示す破砕斜視図である。図
3において実施の形態1と同符号のものは基本的には同
一である。図3において、5はコア、6は垂直偏向コイ
ル、7は水平偏向コイル、8は長手部、9は小弧状連結
部、10は大弧状連結部、11は絶縁枠、16は大弧状
連結部10を挟持して放熱する金属板である。この金属
板16は大弧状連結部10を挟持する挟持部17と、大
弧状連結部10に密着して挟持する折り返し部18と、
放射状に形成された複数のひだ19が形成されて波形板
となっている。この金属板16が実施の形態2に示す放
熱部である。
【0023】この様に構成された金属板16の形成につ
いて、以下説明する。図3に示す挟持部17と折り返し
部18はそれぞれ実施の形態1に示す挟持部13と折り
返し部14と基本的には同一である。そして、金属板1
6には、大弧状連結部10から挟持部17に確実に熱伝
導させた熱を効果的に放熱させるために、金属板16の
扇状部分を屈曲させて放射状に複数のひだ19を形成す
る。このひだ19の形状には特にこだわるものではな
く,放射状に複数屈曲させて表面積を増大させれば、ど
の様な形状のひだ19を備えた波形板であっても差し支
えない。
【0024】この様に構成された偏向ヨークの動作は実
施の形態1と同様である。そして、金属板16に放射状
の複数のひだ19を構成すると、水平偏向コイル7の発
生する熱が金属板16の挟持部17に熱伝導され、金属
板16の複数のひだ19のところから放熱する。その
際、放熱部を構成する面積は変わらないが、放射状の複
数のひだ19を備えることによって、放熱する表面積が
増大し、この複数のひだ19の部分から効果的に放熱さ
せることができる。
【0025】この様に本発明の実施の形態2によれば、
水平偏向コイル7の大弧状連結部10を挟持し金属板1
6を形成する放射状の複数のひだ19を備えた波形板に
よって、放熱する表面積が拡大される。そして、放熱の
効率が高められて水平偏向コイル7の温度上昇が抑制さ
れ、寿命が長く、偏向ヨークの信頼性を向上させること
ができる。
【0026】(実施の形態3)図4は本発明の実施の形
態3による偏向ヨークの水平偏向コイルの大弧状連結部
を挟持した同心状の波形板を示す破砕斜視図である。図
4において実施の形態1と同符号のものは基本的には同
一である。図4において、5はコア、6は垂直偏向コイ
ル、7は水平偏向コイル、8は長手部、9は小弧状連結
部、10は大弧状連結部、11は絶縁枠、20は大弧状
連結部10を挟持して放熱する金属板である。そして、
この金属板20には、大弧状連結部10を挟持する挟持
部21と、大弧状連結部10に密着して挟持する折り返
し部22と、扇状部分が同心状に複数のひだ23が形成
されて波形板となっている。この金属板20が実施の形
態3に示す放熱部である。
【0027】この様に構成された金属板20の形成につ
いて、以下説明する。図4に示す挟持部21と折り返し
部22はそれぞれ実施の形態1に示す挟持部13と折り
返し部14と基本的には同一である。そして、金属板2
0には、大弧状連結部10から挟持部21に確実に熱伝
導させた熱を効果的に放熱させるために、金属板20の
扇状部分が同心状に屈曲させた複数のひだ23を形成す
る。このひだ23の形状には特にこだわるものではな
く,同心状に複数屈曲させて表面積を増大させれば、ど
の様な形状のひだ23を備えた波形板であっても差し支
えない。
【0028】この様に構成された偏向ヨークの動作は実
施の形態1と同様である。そして、金属板20に同心状
の複数のひだ23を構成されると、水平偏向コイル7の
発生する熱が金属板20の挟持部21に熱伝導され、金
属板21の複数のひだ23のところから放熱する。その
際、放熱部を構成する面積は変わらないが、同心状の複
数のひだ23を備えることによって放熱する表面積が増
大しており、この複数のひだ23の部分から効果的に放
熱させることができる。
【0029】この様に本発明の実施の形態3によれば、
水平偏向コイル7の大弧状連結部10を挟持し同心状の
複数のひだ23を備えた波形板によって、放熱する表面
積が広げられる。そして、同心状に形成された複数のひ
だ23によって、効果的に放熱させ、水平偏向コイル7
の温度上昇が抑制され、寿命が長く、偏向ヨークの信頼
性を向上させることができる。
【0030】(実施の形態4)図5は本発明の実施の形
態4による偏向ヨークの水平偏向コイルの大弧状連結部
に導体を装着した破砕斜視図である。図5において実施
の形態1と同符号のものは基本的には同一である。図5
において、5はコア、6は垂直偏向コイル、7は水平偏
向コイル、8は長手部、9は小弧状連結部、10は大弧
状連結部、11は絶縁枠、24は大弧状連結部10に装
着され放熱する銅線等からなる複数の導体である。この
導体24が実施の形態4の放熱部である。
【0031】この様に構成された実施の形態4の複数の
導体24について説明する。所定の長さに切断された導
体24のそれぞれの一端を揃えて整列させるとともに、
整列した導体24の一端側の隣同士を互いに接合され
る。そして、この接合した一端側をコ字状に屈曲させて
大弧状連結部10を挟持する折り返し部を備えた挟持部
を形成する。この導体24が挟持部と折り返し部を大弧
状連結部10に合わせて密着し挟持させる。そして、整
列して導体24の挟持部が大弧状連結部10の内周面の
円弧状に合わせて密着され折り返し部で挟持されると、
それに伴って複数の導体24の他端側がそれぞれ放射状
に構成される。
【0032】この様に構成された偏向ヨークの動作は実
施の形態1と同様である。そして、鋸歯状波電流により
水平偏向コイル7の発生する熱が、大弧状連結部10を
挟持した導体24に効率よく熱伝導される。そして、熱
伝導した熱は導体24の放射状の部分から容易に放熱す
ることができる。
【0033】この様に本発明の実施の形態4によれば、
水平偏向コイル7の発生する熱が導体24に効率よく熱
伝導され、熱伝導した熱を導体24が放射状の部分から
放熱させるので、水平偏向コイル7の温度上昇が抑制さ
れ、効率よく動作して寿命が長く、偏向ヨークの信頼性
を向上させることができる。
【0034】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5による偏向ヨークの水平偏向コイルの大弧状連結部
に支持枠を装着した破砕斜視図である。図6において実
施の形態1と同符号のものは基本的には同一である。図
6において、5はコア、6は垂直偏向コイル、7は水平
偏向コイル、8は長手部、9は小弧状連結部、10は大
弧状連結部、11は絶縁枠、25は大弧状連結部10を
挟持する扇状の支持枠、26は支持体25の扇状の部分
で放射状に形成された溝、27は溝26に装着された導
体、28は支持枠25の扇状の部分に設けられた開口
部、29は支持枠25の内周端部に設けられ開口部28
に係合させて係止する可撓性の係止部である。そして、
この導体27が実施の形態4の放熱部である。
【0035】この様に構成された実施の形態5の大弧状
連結部10を挟持する支持枠25について説明する。支
持枠25の放射状のそれぞれの溝26には、所定の長さ
に切断された複数の導体27をそれぞれ装着させる。そ
して、この導体27を装着した支持枠25を屈曲させ
て、水平偏向コイル7の大弧状連結部10に合わせて支
持枠25に装着した導体27を密着させる。そして、こ
の状態で支持枠25の端部に形成された係止部29を大
弧状連結部10の外周側を矢印30方向に巻き付け開口
部28に係合させる。この様に導体27を大弧状連結部
10に密着させ、開口部28に係止部29を係合させて
いるので、導体27を装着した支持枠25が大弧状連結
部10を容易に挟持することができる。
【0036】この様に構成された偏向ヨークの動作は実
施の形態1と同様である。そして、鋸歯状波電流により
水平偏向コイル7の発生する熱が、大弧状連結部10に
密着した導体27に効率よく熱伝導される。そして、熱
伝導された熱を導体27と溝26に導体27を装着した
支持枠25の放射状の部分から容易に放熱させることが
できる。
【0037】この様に本発明の実施の形態5によれば、
支持枠25の放射状の溝26に導体27を容易に装着さ
せるとともに、支持枠25が水平偏向コイル7の大弧状
連結部10を容易に挟持することができる。そして、水
平偏向コイル7の発生する熱が導体27に効率よく熱伝
導されて、熱伝導された熱を導体27と溝26に導体2
7を装着した支持枠25の放射状の部分から放熱させる
ので、水平偏向コイル7の温度上昇が抑制され、効率よ
く動作して寿命が長く、偏向ヨークの信頼性を向上させ
ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、大弧状連
結部を挟持する放熱部を設けたので、水平偏向コイルの
発生する熱を効率よく熱伝導させ、放熱の効率を高める
ことができる。又、放熱部には大弧状連結部を挟持する
挟持部が設けられたので、確実に取り付けることができ
る。挟持部が大弧状連結部を折り返し部内に密着させて
挟持させたので、簡単に取り付けることができる。又、
放熱部が扇状の金属板であるので、熱伝導が容易にな
り、放熱を確実に行うことができる。又、金属板が放射
状に複数のひだを備えた波形板であるので、表面積が増
し、放熱量を増すことができる。又、金属板が同心状の
複数のひだを備えた波形板であるので、表面積が広げら
れ、放熱量を増大させる。又、放熱部が放射状に装着さ
れた複数の導体であるので、放熱が容易に行われ、放熱
を高める。又、導体が支持枠の放射状の溝に装着されて
いるので、導線の装着を容易にさせ、熱を効率よく放熱
させ、水平偏向コイルの温度上昇が抑制され、寿命が長
く、信頼性を向上させることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による偏向ヨークを示す
側面図
【図2】本発明の実施の形態1による偏向ヨークの水平
偏向コイルに金属板を装着した破砕斜視図
【図3】本発明の実施の形態2による偏向ヨークの水平
偏向コイルの大弧状連結部を挟持した放射状の波形板を
示す破砕斜視図
【図4】本発明の実施の形態3による偏向ヨークの水平
偏向コイルの大弧状連結部を挟持した同心状の波形板を
示す破砕斜視図
【図5】本発明の実施の形態4による偏向ヨークの水平
偏向コイルの大弧状連結部に導体を装着した破砕斜視図
【図6】本発明の実施の形態5による偏向ヨークの水平
偏向コイルの大弧状連結部に支持枠を装着した破砕斜視
【図7】従来の偏向ヨーク装置の破砕斜視図
【符号の説明】
5 コア 6 垂直偏向コイル 7 水平偏向コイル 8 長手部 9 小弧状連結部 10 大弧状連結部 11 絶縁枠 12,16,20 金属板 13,17,21 挟持部 14,18,22 折り返し部 15,30 矢印 19,23 ひだ 24,27 導体 25 支持枠 26 溝 28 開口部 29 係止部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の垂直偏向コイルと、前記垂直偏向コ
    イルの内側に設けられ2つの長手部と小弧状連結部と大
    弧状連結部から構成される鞍型輪郭形状に巻回された一
    対の水平偏向コイルとを備え、前記大弧状連結部にはそ
    れぞれ前記水平偏向コイルから発熱する熱を放熱する放
    熱部が設けられていることを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】前記放熱部には前記大弧状連結部を挟持す
    る挟持部が設けれていることを特徴とする請求項1記載
    の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】前記挟持部が折り返し部を備え前記大弧状
    連結部を前記折り返し部内に密着させて挟持しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】前記放熱部が扇状の金属板を備えているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏向ヨ
    ーク。
  5. 【請求項5】前記金属板が放射状の複数のひだを備えた
    波形板であることを特徴とする請求項4記載の偏向ヨー
    ク。
  6. 【請求項6】前記金属板が内周から外周に向けて設けら
    れた同心状の複数のひだを備えた波形板であることを特
    徴とする請求項4記載の偏向ヨーク。
  7. 【請求項7】前記放熱部が放射状に向けて装着された複
    数の導体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の偏向ヨーク。
  8. 【請求項8】前記導体が支持枠に形成された放射状の溝
    に装着されていることを特徴とする請求項7記載の偏向
    ヨーク。
JP26428996A 1996-10-04 1996-10-04 偏向ヨーク Withdrawn JPH10112269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26428996A JPH10112269A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 偏向ヨーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26428996A JPH10112269A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 偏向ヨーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10112269A true JPH10112269A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17401104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26428996A Withdrawn JPH10112269A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 偏向ヨーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10112269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000005743A3 (en) * 1998-07-21 2000-04-27 Koninkl Philips Electronics Nv Cathode ray tube having a deflection unit provided with a fan

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000005743A3 (en) * 1998-07-21 2000-04-27 Koninkl Philips Electronics Nv Cathode ray tube having a deflection unit provided with a fan

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3991286A (en) Heat dissipating device for loudspeaker voice coil
US6492890B1 (en) Method and apparatus for cooling transformer coils
US8822846B2 (en) Cable holding structure
JP5555536B2 (ja) コネクタ
JP6331495B2 (ja) リアクトル
JP3619457B2 (ja) 大電流平滑用の平滑コイル
US20180287307A1 (en) Connector and wire harness
CN114158285A (zh) 线束的散热构造
JP2001128402A (ja) 電動機
WO1992004722A1 (en) Material for electrical wiring and transformer
JP3573328B2 (ja) 電気接続箱の放熱構造
JPH10112269A (ja) 偏向ヨーク
JPH0677440B2 (ja) 放熱機構を備えたオシロスコ−プ用偏向ヨ−ク
WO2019188513A1 (ja) ワイヤハーネス
JPH11288819A (ja) 変成器・リアクトル
JP2017123415A (ja) コイル装置及び電気接続箱
KR101485564B1 (ko) 산업용 저항모듈 및 이를 위한 제조방법
JPH0652649B2 (ja) 偏向ヨ−ク
JP2007305809A (ja) トランスの取り付け構造
JPH0864153A (ja) 偏向ヨーク
CN220753208U (zh) 电感器
JP3458678B2 (ja) 高周波加熱装置用インバータ電源
JP2661511B2 (ja) 進行波管
JPH0448617Y2 (ja)
JPH05267080A (ja) チョークコイル

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761