JPH1011094A - 広帯域音声符号化装置及び音声復号装置 - Google Patents

広帯域音声符号化装置及び音声復号装置

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JPH1011094A
JPH1011094A JP8161286A JP16128696A JPH1011094A JP H1011094 A JPH1011094 A JP H1011094A JP 8161286 A JP8161286 A JP 8161286A JP 16128696 A JP16128696 A JP 16128696A JP H1011094 A JPH1011094 A JP H1011094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域音声符号化装置において、符号化性能
を向上する。 【解決手段】 LPC分析回路12において、入力端子
10から入力された音声信号をLPC分析し、LPC係
数を計算する。LPC符号化回路14は、LPC係数を
符号化し、インパルス応答回路16では、復号されたL
PC係数を用いてインパルス応答を計算する。帯域分割
回路18はインパルス応答を帯域分割し、LPC分析回
路22,24で各帯域の帯域LPC係数を計算する。帯
域分割回路20は、入力端子10から入力された音声信
号を帯域分割し、各帯域の音声信号を作成する。各帯域
において、符号化回路26,28は、帯域LPC係数と
帯域信号を用いて、励振信号を符号化する。マルチプレ
クサ30は、各符号を出力端子32から変調信号として
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域音声及びオ
ーディオ信号の符号化装置及び復号装置に関し、特に、
帯域分割符号化装置及び復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、広帯域音声符号化・復号装置と
して、例えば、“Some Experiments
of 7kHz Audio Coding at 1
6kbit/s(R.D.Jacovo 等、IEE
E,1989,192頁乃至195頁:以下文献1と呼
ぶ)”又は“Subband Vector Exci
tation Coding with Adapti
ve Bit−Allocation(M.Yong,
IEEE ICASSP 1989,S14.3,74
3頁乃至746頁:以下文献2と呼ぶ)が知られてい
る。
【0003】これら文献に記載された広帯域音声符号化
・復号装置では、復号の際、帯域分割された入力音声信
号を帯域分割して、帯域毎に入力音声信号を符号化して
おり、入力信号をスペクトル概形を表す線形予測(以降
LPC)係数とこのLPC係数で構成されるフィルタ
の励振信号でモデル化し、各帯域において、入力音声信
号をLPC係数と励振信号のモデルパラメータで符号化
している。
【0004】また、復号装の際には、各帯域において復
号されたLPC係数と励振信号を用いて各帯域の音声信
号を復号し、最後に復号された帯域信号を用いて音声信
号を合成している。
【0005】ここで、図14及び図15を参照して、従
来の広帯域音声符号化・復号装置について説明する。
【0006】まず、図14を参照して、符号化装置の動
作を説明する。
【0007】入力端子10から入力された音声信号(入
力音声信号)は帯域分割回路20で帯域分割される。次
に、各帯域において、LPC分析回路22及び24で、
各帯域の入力音声信号をLPC分析し、得られたLPC
係数をLPC符号化回路13及び14で量子化する。さ
らに、符号化回路26及び28において、各帯域の入力
音声信号と量子化LPC係数とを用いて、励振信号を量
子化する。最後に、LPC符号化回路13及び14と符
号化回路26及び28における量子化で得られた符号を
マルチプレクサ30に出力する。マルチプレクサ30は
入力された符号を変調して出力端子32から出力する。
【0008】ところで、帯域分割回路20における帯域
分割分割の手法として、例えば、Quadrature
Mirror Filter(以降 QMF)が知ら
れている。QMFを用いた際には、帯域を2:1に分割
するため、複数回使用することによって、入力音声信号
を複数の帯域に分割する。なお、QMFの詳細に関して
は、例えば、「IEEE RPOCEEDING OF
ICASSP,PP.191−195,1977」
(文献3)に記載されている。
【0009】また、LPC分析回路22及び24におけ
るLPC分析手法として、例えば、自己相関分析又は共
分散分析等が知られているが。LPC分析の詳細に関し
ては、例えば、「DIGITALPROCESSING
OF SPEECH SIGNAL,L.R. LA
BINER/R.W. SCHAFER, SECTI
ON 8.1,PP.398−404」(文献4)に
記載されているので、ここでは説明を省略する。
【0010】さらに、LPC符号化回路13及び14に
おけるLPC係数の量子化手法として、例えば、LPC
係数を線スペクトル対(以降 LSP)係数に変換した
後、ベクトル量子化する手法が知られている。なお、L
SP係数のベクトル量子化に関しては、例えば、「IE
EE TRANSACTIONS ON SPEECH
AND AUDIO PROCESSING,VO
L.1,NO.1,JANUARY,1993」(文献
5)に記載されているので、ここでは、説明を省略す
る。
【0011】加えて、符号化回路26及び28における
励振信号の符号化手法としては、例えば、Code−E
xcited Linear Prediction
(以降CELP)方式における励振信号符号化手法が知
られている。このCELP方式における励振信号符号化
法では、入力音声信号の励振信号をピッチ周期成分をピ
ッチ予測フィルタで表し、そのフィルタ係数とピッチを
量子化する。さらに、そのピッチ予測残差をベクトル量
子化する。ベクトル量子化する際の距離として、入力音
声信号と入力音声信号を分析して得たLPC係数を量子
化したLPC係数を用いて計算した再生音声信号との誤
差パワーを用いる。聴感的に音質を向上するためには、
さらに、LPC係数を用いて構成される聴感荷重関数を
用いて上記の誤差パワーを荷重して上述の距離とする。
なお、CELP方式に関しては、例えば「IEEE P
ROCEEDINGS OF ICASSP−85,P
P.937−940,1985」(文献6)及び「IT
U−T RECOMMENDATIONG.723,I
NTERNATIONAL TELECOMMUNIC
ATION UNION TELECOMMUNICA
IONSTANDARDIZATION SECTIO
R (ITU−T)COM15−153−E,JUL
Y」(文献7)に記載されている。
【0012】次に、図15を参照して、復号装置の動作
を説明する。
【0013】デマルチプレクサ36は、入力端子34か
ら入力した変調信号を復調して、符号を生成する。LP
C復号回路38及び41は、デマルチプレクサ36から
符号を受け、各帯域のLPC係数を復号する。復号回路
48及び50は、デマルチプレクサ36から符号を受
け、各帯域の励振信号を復号する。再生回路52及び5
4では、帯域毎に、復号回路48及び50で復号された
励振信号とLPC復号回路38及び41で復号したLP
C係数とを用いて、各帯域の音声信号を再生する。帯域
合成回路56では、再生回路52及び54で再生した各
帯域の音声信号を用いて全帯域の音声信号を合成し出力
端子58から出力する。なお、帯域合成回路56の動作
に関しては、前述した文献3に記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の広帯
域音声符号化・復号装置では、前述のように、各帯域で
係数を符号化しているため、量子化された係数に伝送す
る必要のない帯域分割フィルタの特性が含まれることに
なり、その結果、従来の音声符号化・復号装置では、分
析の結果得られた係数の量子化する際、不必要な情報を
量子化することになり量子化性能が劣化してしまうとい
う問題点がある。
【0015】さらに、従来の広帯域音声符号化・復号装
置では、各帯域でLPC分析後にLPC量子化を行なう
ので、LPC量子化の際には分析次数を決定していなけ
ればならず、このため、分析で得た係数の量子化の前
に、各帯域の分析に必要な設定パラメータを決定しなけ
ればならない。
【0016】加えて、従来の広帯域音声符号化・復号装
置では、帯域分割フィルタで分割する際には、分割によ
る遅延が生じる場合がある。例えば、Dサンプルの遅延
を生じるQMF帯域分割フィルタを用いて、2分割する
際には、分析窓を未来にLサンプル伸ばした場合、L+
Dサンプルの遅延が生じることになる。従って、遅延が
Lサンプルしか許されない場合には、未来に伸ばす長さ
をL−Dサンプルにする必要があることになる。この制
限によって分析窓が短すぎたり、分析窓の中心が適当な
位置にない場合には、励振信号の符号化性能が劣化する
ことになる。つまり、分析で使用する信号を切り出す窓
をかける範囲が帯域フィルタによって制限されるしまう
という問題点がある。
【0017】本発明の目的は不必要な情報を伝送せず量
子化性能が劣化することのない広帯域音声符号化・復号
装置を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は各帯域の係数の設定パ
ラメータを係数量子化前に決定することのない広帯域音
声符号化・復号装置を提供することにある。
【0019】本発明のさらに他の目的は分析窓が帯域フ
ィルタによって制限されることのない広帯域音声符号化
・復号装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による広帯域音声
符号化装置は、入力音声信号を分析して得た係数を量子
化する手段と、前記量子化した係数のインパルス応答を
計算する手段と、前記インパルス応答に周波数帯域分割
を施す手段と、各帯域において帯域分割された前記イン
パルス応答を分析することによって各帯域の係数を計算
する手段と、前記入力音声信号に前記帯域分割を施す手
段と、各帯域において前記帯域分割を施した音声信号と
前記各帯域の係数を用いて前記入力音声信号の励振信号
を量子化する手段と、前記係数の量子化の符号と各帯域
の励振信号の量子化の符号を変調して得た変調信号を出
力する手段とを有することを特徴としている。
【0021】さらに、本発明による広帯域音声復号装置
は、入力変調信号を復調して得た符号から係数を復号す
る手段と、前記係数のインパルス応答を計算する手段
と、前記インパルス応答に帯域分割を施す手段と、各帯
域において帯域分割された前記インパルス応答を分析す
ることによって各帯域の係数を計算する手段と、各帯域
において、前記符号から各帯域の励振信号を復号する手
段と、前記各帯域の係数と前記復号された励振信号を用
いて各帯域の音声信号を再生する手段と、前記各帯域の
音声信号を用いて全帯域の音声信号を合成して出力する
手段とを有することを特徴としている。
【0022】本発明による広帯域音声符号化装置は、入
力音声信号を分析して得た係数を量子化する手段と、前
記量子化した係数に帯域分割を施す手段と、前記入力音
声信号に前記帯域分割を施す手段と、前記帯域分割を施
した音声信号と前記各帯域の係数を用いて前記入力音声
信号の励振信号を量子化する手段と、前記係数の量子化
の符号と各帯域の励振信号の量子化の符号を変調して得
た変調信号を出力する手段とを有することを特徴として
いる。
【0023】本発明による広帯域音声復号装置は、入力
変調信号を復調して得た符号から係数を復号する手段
と、前記係数に周波数帯域分割を施す手段と、各帯域に
おいて前記符号から各帯域の励振信号を復号する手段
と、前記各帯域の係数と前記復号された励振信号を用い
て各帯域の音声信号を再生する手段と、前記各帯域の音
声信号を用いて全帯域の音声信号を合成し出力する手段
とを有することを特徴としている。
【0024】本発明による広帯域音声符号化装置は、入
力音声信号を分析して得た係数を量子化する手段と、前
記量子化した係数のインパルス応答を計算する手段と、
前記インパルス応答に周波数帯域分割を施す手段と、前
記入力音声信号に前記帯域分割を施す手段と、各帯域に
おいて前記帯域分割を施した音声信号と各帯域の前記イ
ンパルス応答を用いて前記入力音声信号の励振信号を量
子化する手段と、前記係数の量子化の符号と各帯域の励
振信号の量子化の符号を変調して得た変調信号を出力す
る手段とを有することを特徴としている。
【0025】本発明による広帯域音声復号装置は、入力
変調信号を復調して得た符号から係数を復号する手段
と、前記係数のインパルス応答を計算する手段と、前記
インパルス応答に帯域分割を施す手段と、各帯域におい
て前記符号から各帯域の励振信号を復号する手段と、各
帯域のインパルス応答と前記復号された励振信号を用い
て各帯域の音声信号を再生する手段と、前記各帯域の音
声信号を用いて全帯域の音声信号を合成し出力する手段
とを有することを特徴としている。
【0026】本発明による広帯域音声符号化装置は、入
力音声信号を分析して得た係数を量子化する手段と、量
子化した前記係数を周波数領域の係数に変換する手段
と、前記周波数領域の係数を各帯域の周波数領域の係数
に分割する手段と、各帯域の前記分割した周波数領域の
係数を第2の係数に変換する手段と、前記入力音声信号
に周波数帯域分割を施す手段と、各帯域において前記帯
域分割を施した音声信号と前記各帯域の第2の係数を用
いて前記入力音声信号の励振信号を量子化する手段と、
前記係数の量子化の符号と各帯域の励振信号の量子化の
符号を変調して得た変調信号を出力する手段とを有する
ことを特徴としている。
【0027】本発明による広帯域音声復号装置は、入力
変調信号を復調して得た符号から係数を復号する手段
と、前記係数を周波数領域の係数に変換する手段と、前
記周波数領域の係数を各帯域の周波数領域の係数に分割
する手段と、各帯域の前記分割した周波数領域の係数を
第2の係数に変換する手段と、各帯域において前記符号
から各帯域の励振信号を復号する手段と、前記各帯域の
第2の係数と前記復号された励振信号を用いて各帯域の
音声信号を再生する手段と、前記各帯域の音声信号を用
いて全帯域の音声信号を合成し出力する手段とを有する
ことを特徴としている。
【0028】本発明による広帯域音声符号化装置は、入
力音声信号を分析して得た係数を周波数領域の係数に変
換する手段と、前記周波数領域の係数を量子化する手段
と、前記量子化した周波数領域の係数を各帯域の周波数
領域の係数に分割する手段と、各帯域の前記分割した周
波数領域の係数を第2の係数に変換する手段と、前記入
力音声信号に周波数帯域分割を施す手段と、各帯域にお
いて、前記帯域分割を施した音声信号と前記各帯域の係
数を用いて前記入力音声信号の励振信号を量子化する手
段と、前記係数の量子化の符号と各帯域の励振信号の量
子化の符号を変調して得た変調信号を出力する手段とを
有することを特徴としている。
【0029】本発明による広帯域音声復号装置は、入力
変調信号を復調して得た符号から周波数帯域の係数を復
号する手段と、前記周波数帯域の係数を各帯域の周波数
帯域の係数に分割する手段と、各帯域の前記分割した周
波数帯域の係数を第2の係数に変換する手段と、各帯域
において前記符号から各帯域の励振信号を復号する手段
と、各帯域の前記第2の係数と前記復号された励振信号
を用いて各帯域の音声信号を再生する手段と、前記各帯
域の音声信号を用いて全帯域の音声信号を合成し出力す
る手段とを有することを特徴としている。
【0030】本発明による広帯域音声符号化装置は、入
力音声信号を帯域分割する手段と、各帯域において前記
帯域分割された音声信号を分析して得た係数を周波数帯
域の係数に変換する手段と、各帯域で計算された前記周
波数帯域の係数を接続することによって全帯域の周波数
帯域の係数を作成する手段と、前記全帯域の周波数帯域
の係数を量子化する手段と、量子化された前記周波数帯
域の係数を各帯域に対応させて分割する手段と、各帯域
において前記分割によって得た周波数帯域の係数を第2
の係数に変換する手段と、各帯域において前記第2の係
数を用いて前記分割された音声信号の励振信号の量子化
を行なう手段と、前記係数の量子化の符号と各帯域の励
振信号の量子化の符号を変調して得た変調信号を出力す
る手段とを有することを特徴としている。
【0031】本発明による広帯域音声復号装置は、入力
変調信号を復調する手段と、前記変調信号から符号から
係数を復号する手段と、各帯域において前記符号から各
帯域の前記励振信号を復号する手段と、各帯域の励振信
号から全帯域の励振信号を合成する手段と、前記復号し
た係数と前記合成された全帯域の励振信号を用いて音声
信号を再生し出力する手段とを有することを特徴として
いる。
【0032】本発明による広帯域音声復号装置は、入力
変調信号を復調して得た符号から周波数帯域の係数を復
号する手段と、復号した前記周波数帯域の係数を第2の
係数に変換する手段と、各帯域において、前記符号から
各帯域の励振信号を復号する手段と、各帯域の前記励振
信号から全帯域の励振信号を合成する手段と、前記第2
の係数と前記合成された全帯域の励振信号を用いて音声
信号を再生し出力する手段とを有することを特徴として
いる。
【0033】このように、本発明では、入力音声信号の
全帯域に対して得た係数を全帯域で量子化する。このた
め、量子化された係数の中に帯域分割フィルタの特性を
含めず量子化可能である。
【0034】また、全帯域で量子化した係数をインパル
ス応答に変換してから各帯域で分析を再度行うことにす
ると、係数量子化後に各帯域の設定パラメータを変更可
能である。
【0035】さらに、帯域分割する前に全帯域で分析を
行なうと、分析窓は、帯域分割による遅延の影響を受け
ない。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0037】まず、図1を参照して、本発明による符号
化装置の一例について説明する。
【0038】LPC分析回路12では、入力端子10か
ら入力された音声信号をLPC分析してLPC係数を計
算する。LPC符号化回路14は、LPC係数を符号化
し符号化LPC係数を生成する。インパルス応答回路1
6では、符号化LPC係数を用いてインパルス応答を計
算する。帯域分割回路18ではインパルス応答を帯域分
割する。LPC分析回路22及び24では各帯域の帯域
LPC係数を計算する。
【0039】一方、帯域分割回路20は、入力端子10
から入力された音声信号を帯域分割して、各帯域の音声
信号(帯域信号)を作成する。符号化回路26及び28
は、各帯域において、帯域LPC係数と帯域信号を用い
て励振信号を符号化する。そして、マルチプレクサ30
は、各符号を出力端子32から変調信号としてを出力す
る。
【0040】ところで、インパルス応答回路16では、
LPC符号化回路14から受けた量子化LPC係数a
(i)を用いて自己回帰型フィルタH(z)を数1で構
成して、
【0041】
【数1】 信号[1,0,0,0,0,0,…,0]を入力した際
の出力信号を出力する。ここで、PはLPC分析次数で
ある。
【0042】帯域分割回路18では、前述したQMF帯
域分割フィルタを用いて、受信インパルス応答の帯域分
割を行なう。
【0043】次に復号装置の第1の例について図2を参
照して説明する。
【0044】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LPC復
号回路38は、この符号からLPC係数を復号し、イン
パルス応答回路16は、そのLPC係数からインパルス
応答を計算する。帯域分割回路18はインパルス応答を
帯域分割する。各帯域において、LPC分析回路22及
び27では、各帯域の帯域LPC係数を計算する。各帯
域において、復号回路48及び50は、励振信号を復号
し、再生回路52及び54は、各帯域のLPC係数と励
振信号を用いて各帯域の音声信号を復号する。そして、
最後に、帯域合成回路56において、各帯域で復号され
た音声信号を合成し、全帯域の復号音声信号を得て、こ
の復号音声信号を出力端子58に出力する。
【0045】図3を参照して、符号化装置の第2の例に
ついて説明する。
【0046】LPC分析回路12では、入力端子10か
ら入力された音声信号をLPC分析し、LPC係数を計
算する。LPC符号化回路14は、このLPC係数を符
号化する。フィルタ帯域分割回路18は符号化LPC係
数を帯域分割することによって各帯域のLPC係数(帯
域LPC係数)を計算する。
【0047】帯域分割回路20は、入力端子10から入
力された音声信号を帯域分割し、各帯域の音声信号(帯
域信号)を作成する。各帯域において、符号化回路26
及び28は、帯域LPC係数と帯域信号を用いて、励振
信号を符号化する。マルチプレクサ30は、各符号を出
力端子32から変調信号として出力する。
【0048】ここでは、帯域分割回路18では、受信L
PC係数を並べて後にゼロ詰めした信号[1,a
(0),a(1),…,a(P),0,0,…,0]を
入力し、前述のQMF帯域分割フィルタを用いて、帯域
分割を行なう。
【0049】なお、図3に示す符号化装置は図1に示す
符号化装置と比べてLPC係数の分割方法が異なる。
【0050】図4を参照して、復号装置の第2の例につ
いて説明する。
【0051】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LPC復
号回路38は、この符号からLPC係数を復号する。帯
域分割回路18はこのLPC係数を帯域分割することに
よって各帯域のLPC係数を計算する。各帯域におい
て、復号回路48及び50は、励振信号を復号し、再生
回路52及び54は、各帯域のLPC係数と励振信号を
用いて各帯域の音声信号を復号する。そして、最後に、
帯域合成回路56において、各帯域で復号された音声信
号を合成し、全帯域の復号音声信号を得て、この復号音
声信号を出力端子58に出力する。
【0052】なお、図4に示す復号装置は図2に示す復
号装置と比べてLPC係数の分割方法が異なる。
【0053】図5を参照して、符号化装置の第3の例に
ついて説明する。
【0054】LPC分析回路12では、入力端子10か
ら入力された音声信号をLPC分析し、LPC係数を計
算する。LPC符号化回路14は、このLPC係数を符
号化する。インパルス応答回路16は、符号化LPC係
数を用いてインパルス応答を計算する。インパルス応答
回路16は、この符号化LPC係数のインパルス応答を
計算する。帯域分割回路20は、入力端子10から入力
された音声信号を帯域分割し、各帯域の音声信号を作成
する。各帯域において、符号化回路26及び28は、各
帯域のインパルス応答と各帯域の入力音声信号を用い
て、各帯域の励振信号を符号化する。マルチプレクサ3
0は、各符号を出力端子32から変調信号として出力す
る。
【0055】なお、図1に示す符号化装置では再生に用
いる再生フィルタとして、LPC係数から構成される自
己回帰型フィルタを用いているのに対して、図5に示す
符号化装置ではインパルス応答から構成される移動平均
型フィルタを用いている。
【0056】図6を参照して、復号装置の第3の例につ
いて説明する。
【0057】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LPC復
号回路38は、この符号からLPC係数を復号する。イ
ンパルス応答回路16は、このLPC係数のインパルス
応答を計算する。帯域分割回路18はインパルス応答を
帯域分割する。各帯域において、復号回路48及び50
は励振信号を復号し、再生回路52,54は各帯域のイ
ンパルス応答と励振信号を用いて各帯域の音声信号を復
号する。そして、最後に、帯域合成回路56において、
各帯域で復号された音声信号を合成し、全帯域の復号音
声信号を得て、この復号音声信号を出力端子58に出力
する。
【0058】なお、図2に示す復号装置では、再生に用
いる再生フィルタとして、LPC係数から構成される自
己回帰型フィルタを用いているのに対して、図6に示す
復号装置では、インパルス応答から構成される移動平均
型フィルタを用いている。
【0059】図7を参照して、符号化装置の第4の例に
ついて説明する。
【0060】LPC分析回路12では、入力端子10か
ら入力された音声信号をLPC分析し、LPC係数を計
算する。LPC符号化回路14は、LPC係数を符号化
する。LPC−LSP変換回路15はこのLPC係数を
LSP係数に変換する。LSP分割回路17はLSP係
数を各帯域のLSP係数に分割する。
【0061】次に、LSP−LPC変換回路19及び2
1は、分割されたLSP係数をLPC係数に変換する。
帯域分割回路20は、入力端子10を介して入力された
音声信号を帯域分割し、各帯域の音声信号を作成する。
各帯域において、符号化回路26及び28は、各帯域の
LPC係数と各帯域の入力音声信号を用いて、各帯域の
励振信号を符号化する。マルチプレクサ30は、各符号
を出力端子32から変調信号として出力する。
【0062】上述のように、LPC−LSP変換回路1
5及びLSP−LPC変換回路19では、LPC係数と
LSP係数との変換を行なう。変換手法としては、例え
ば、「IEEE PROCEEDINGS OF IC
ASSP−84,PP.1.10.1−1.10.4,
1984」(文献8)に記載されている。
【0063】LSP分割回路17では、LSP係数をそ
の値が属する帯域に分類する。例えば、帯域分割数が2
の場合を考えると、LSP係数は周波数で定義される値
なので、各々のLSP係数[L(1),L(2),…,
L(P)]がどの帯域に入るかを調べ、分類する。例え
ば、第1の帯域にL(1)からL(4)のLSP係数が
入り、第2の帯域にL(5)からL(P)のLSPが入
る場合には、LSP分割回路17はLSP係数[L
(1),…,L(4)]とLSP係数[L(5),…,
L(P)]を各々出力することになる。
【0064】なお、図1に示す符号化装置では、フィル
タ係数の帯域分割手法として、LPC係数をインパルス
応答を介して分割しているのに対し、図7に示す符号化
装置では、LSP係数を介して分割している。
【0065】図8を参照して、復号装置の第4の例につ
いて説明する。
【0066】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LPC復
号回路38は、この符号からLPC係数を復号する。L
PC−LSP変換回路15は、このLPC係数をLSP
係数に変換する。LSP分割回路17はLSP係数を各
帯域のLSP係数に分割する。
【0067】次に、LSP−LPC変換回路19及び2
1は、分割されたLSP係数をLPC係数に変換する。
各帯域において、復号回路48及び50は励振信号を復
号し、再生回路52及び54は各帯域のLPC係数と励
振信号を用いて各帯域の音声信号を復号する。そして、
最後に、帯域合成回路56において、各帯域で復号され
た音声信号を合成し、全帯域の復号音声信号を得て、こ
の復号音声信号を出力端子58に出力する。
【0068】なお、図2に示す復号装置では、フィルタ
係数の帯域分割手法として、LPC係数をインパルス応
答を介して分割しているのに対し、図8に示す復号装置
では、LSP係数を介して分割している。
【0069】図9を参照して、符号化装置の第5の例に
ついて説明する。
【0070】LPC分析回路12では、入力端子10か
ら入力された音声信号をLPC分析し、LPC係数を計
算する。LPC−LSP変換回路15はこのLPC係数
をLSP係数に変換する。LSP符号化回路25は、L
SC係数を符号化する。LSP分割回路17はLSP係
数を各帯域のLSP係数に分割する。
【0071】次に、LSP−LPC変換回路19及び2
1は、分割されたLSP係数をLPC係数に変換する。
帯域分割回路20は、入力端子10から入力された音声
信号を帯域分割し、各帯域の音声信号を作成する。各帯
域において、符号化回路26及び28は、各帯域のLP
C係数と各帯域の入力音声信号を用いて、各帯域の励振
信号を符号化する。マルチプレクサ30は、各符号を出
力端子32から変調信号として出力する。
【0072】なお、図7に示す符号化装置装置はLPC
係数を量子化しているが、図9に示す符号化装置ではL
PC係数をLSP係数に変換後に量子化している。
【0073】図10を参照して、復号装置の第5の例に
ついて説明する。
【0074】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LSP復
号回路39は、この符号からLSP係数を復号する。L
SP分割回路17はこのLSP係数を各帯域のLSP係
数に分割する。
【0075】次に、LSP−LPC変換回路19及び2
1は、分割されたLSP係数をLPC係数に変換する。
各帯域において、復号回路48及び50は励振信号を復
号し、再生回路52及び54は各帯域のLPC係数と励
振信号を用いて各帯域の音声信号を復号する。そして、
最後に、帯域合成回路56において、各帯域で復号され
た音声信号を合成し、全帯域の復号音声信号を得て、こ
の復号音声信号を出力端子58に出力する。
【0076】図11を参照して、符号化装置の第6の例
について説明する。
【0077】帯域分割回路20は、入力端子10から入
力された音声信号を帯域分割する。LPC分析回路22
及び24は、分割された音声信号をLPC分析し、各帯
域のLPC係数を計算する。LPC−LSP変換回路1
1及び15はこの各帯域のLPC係数をLSP係数に変
換する。LSP接続回路23は各帯域のLSP係数を接
続する。LSP符号化回路25はLSC係数を符号化す
る。LSP分割回路17は量子化されたLSP係数を各
帯域のLSP係数に分割する。
【0078】次に、LSP−LPC変換回路19及び2
1は、分割されたLSP係数をLPC係数に変換する。
各帯域において、符号化回路26及び28は、各帯域の
LPC係数と各帯域の入力音声信号を用いて、各帯域の
励振信号を符号化する。そして、マルチプレクサ30
は、各符号を出力端子32から変調信号として出力す
る。
【0079】LSP接続回路23では、受信LSP係数
を帯域の低い順に接続する。例えば、2帯域分割におい
て、LSP係数[L(1),…,L(4)]とLSP係
数[L(5),…,L(P)]が入力された場合には、
これらを接続したLSP係数[L(1),L(2),
…,L(P)]を出力する。
【0080】図9に示す符号化装置と図11に示す符号
化装置とは、LPC分析を全帯域で行なうか、各帯域で
行なうかという点で異なっている。
【0081】図12を参照して、復号装置の第6の例に
ついて説明する。
【0082】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LPC復
号回路38は、この符号からLPC係数を復号する。復
号回路48及び50は上記の符号から励振信号を復号す
る。帯域合成回路56は、各帯域で復号された励振信号
を合成する。再生回路52は復号されたLPC係数と励
振信号とを用いて全帯域の音声信号を復号し、全帯域の
復号音声信号を得て、この復号音声信号を出力端子58
に出力する。
【0083】図13を参照して、復号装置の第7の例に
ついて説明する。
【0084】デマルチプレクサ36は、入力端子34を
介して入力した変調信号から符号を復調する。LSP復
号回路39は、この符号からLSP係数を復号する。L
SP−LPC変換回路19はこのLSP係数をLPC係
数に変換する。復号回路48及び50は上記の符号化ら
励振信号を復号する。帯域合成回路56は、各帯域で復
号された励振信号を合成する。再生回路52は復号され
たLPC係数と励振信号とを用いて全帯域の音声信号を
復号し、全帯域の復号音声信号を得て、この復号音声信
号を出力端子58に出力する。
【0085】なお、上述の例では符号化装置の符号化回
路26において、量子化しないLPC係数を用いて人間
の聴感特性を考慮した聴感荷重を行なうことができる。
この場合にも、上述の例で量子化したLPC係数に施し
たと同様に、量子化しないLPC係数をLSP係数やイ
ンパルス応答を介して帯域分割し、各帯域で使用するこ
とができる。
【0086】また、上述の例において、分析の結果得ら
れる係数としてLPC係数をとりあげているが、ケプス
トラム係数、PARCOR係数、インパルス応答も同様
に使用することができる。
【0087】また、上述の例では、デマルチプレクサ及
びやマルチプレクサを用いたが、デマルチプレクサ及び
やマルチプレクサを省略して、符号を直接伝送すること
もできる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、各帯
域のLPC係数を符号化するのではなく全帯域のLPC
係数を符号化するようにしたから、伝送する必要がない
帯域分割フィルタの特性等がLPC係数に含まれて伝送
されず、その結果、LPC係数の符号化性能が向上でき
るという効果がある。
【0089】さらに、本発明では、インパルス応答を介
してLPC係数の帯域分割を行なっているから、LPC
量子化後に各帯域のLPC予測次数を自由に変更できる
ことができる。
【0090】また、本発明では、帯域分割フィルタで分
割を行なう前にLPC分析を行なうようにしたから、分
割による遅延が生じることがなく、LPC分析窓位置が
帯域フィルタによって制限されないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化装置の第1の例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明にる復号装置の第1の例を示すブロック
図である。
【図3】本発明による符号化装置の第2の例を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明にる復号装置の第2の例を示すブロック
図である。
【図5】本発明による符号化装置の第3の例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明にる復号装置の第3の例を示すブロック
図である。
【図7】本発明による符号化装置の第4の例を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明にる復号装置の第4の例を示すブロック
図である。
【図9】本発明による符号化装置の第5の例を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明にる復号装置の第5の例を示すブロッ
ク図である。
【図11】本発明による符号化装置の第6の例を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明にる復号装置の第6の例を示すブロッ
ク図である。
【図13】本発明にる復号装置の第7の例を示すブロッ
ク図である。
【図14】従来の符号化装置を示すブロック図である。
【図15】従来の復号装置を示すブロック図である。
【符号の説明】 10,34 入力端子 11,15 LPC−LSP変換回路 12,22,24 LPC分析回路 13,14 LPC符号化回路 16 インパルス応答回路 17 LSP分割回路 18,20 帯域分割回路 19,21 LSP−LPC変換回路 23 LSP接続回路 25 LSP符号化回路 26,28 符号化回路 30 マルチプレクサ 32,58 出力端子 36 デマルチプレクサ 38 LPC復号回路 39,41 LSP復号回路 48,50 復号回路 52,54 再生回路 56 帯域合成回路

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声信号を分析して得た係数を量子
    化する手段と、該量子化係数のインパルス応答を求める
    手段と、前記インパルス応答に周波数帯域分割を施し各
    帯域において帯域分割された前記インパルス応答を分析
    して各帯域の係数を計算して前記入力音声信号に前記帯
    域分割を施す手段と、各帯域において前記帯域分割を施
    した音声信号と前記各帯域の係数を用いて前記入力音声
    信号の励振信号を量子化して前記係数の量子化符号と各
    帯域の励振信号の量子化の符号を変調して得た変調信号
    を出力する手段とを有することを特徴とする広帯域音声
    符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された変調信号を入力変
    調信号として受け該入力変調信号を復調して得た符号か
    ら係数を復号する手段と、各帯域において前記符号から
    各帯域の励振信号を復号し各帯域の前記励振信号から全
    帯域の励振信号を合成して前記復号した係数と前記合成
    された全帯域の励振信号を用いて音声信号を再生し出力
    する手段とを有することを特徴とする広帯域音声復号装
    置。
  3. 【請求項3】 入力変調信号を復調して得た符号から係
    数を復号して前記係数のインパルス応答を計算する手段
    と、前記インパルス応答に帯域分割を施し各帯域におい
    て前記帯域分割されたインパルス応答を分析することに
    よって各帯域の係数を計算する手段と、各帯域において
    前記符号から各帯域の励振信号を復号し前記各帯域の係
    数と前記復号された励振信号を用いて各帯域の音声信号
    を再生し前記各帯域の音声信号を用いて全帯域の音声信
    号を合成し出力する手段とを有することを特徴とする広
    帯域音声復号装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された広帯域音声復号装
    置において、前記入力変調信号として請求項1に記載さ
    れた変調信号を受けることを特徴とする広帯域音声復号
    装置。
  5. 【請求項5】 入力音声信号を分析して得た係数を量子
    化する手段と、量子化して得た係数に帯域分割を施し各
    帯域において前記入力音声信号に前記帯域分割を施して
    得た音声信号と前記帯域分割されて得た係数とを用いて
    前記入力音声信号の励振信号を量子化する手段と、前記
    係数の量子化の符号と各帯域の励振信号の量子化の符号
    を変調して得た変調信号を出力する手段とを有すること
    を特徴とする広帯域音声符号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された変調信号を入力変
    調信号として受け該入力変調信号を復調して得た符号か
    ら係数を復号する手段と、各帯域において前記符号から
    各帯域の励振信号を復号し各帯域の前記励振信号から全
    帯域の励振信号を合成して前記復号した係数と前記合成
    された全帯域の励振信号を用いて音声信号を再生し出力
    する手段とを有することを特徴とする広帯域音声復号装
    置。
  7. 【請求項7】 入力変調信号を復調して得た符号から係
    数を復号し前記係数に帯域分割を施し各帯域において前
    記符号から各帯域の励振信号を復号する手段と、前記各
    帯域の係数と前記復号された励振信号を用いて各帯域の
    音声信号を再生し前記各帯域の音声信号を用いて全帯域
    の音声信号を合成し出力する手段とを有することを特徴
    とする広帯域音声復号装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された広帯域音声復号装
    置において、前記入力変調信号として請求項5に記載さ
    れた変調信号を受けることを特徴とする広帯域音声復号
    装置。
  9. 【請求項9】 入力音声信号を分析して得た係数を量子
    化する手段と、量子化して得た係数のインパルス応答を
    計算し前記インパルス応答に周波数帯域分割を施して前
    記入力音声信号に前記帯域分割を施し各帯域において前
    記帯域分割を施した音声信号と各帯域の前記インパルス
    応答を用いて前記入力音声信号の励振信号を量子化する
    手段と、前記係数の量子化の符号と各帯域の励振信号の
    量子化の符号とを変調して得た変調信号を出力する手段
    とを有することを特徴とする広帯域音声符号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された変調信号を入力
    変調信号として受け該入力変調信号を復調して得た符号
    から係数を復号する手段と、各帯域において前記符号か
    ら各帯域の励振信号を復号し各帯域の前記励振信号から
    全帯域の励振信号を合成して前記復号した係数と前記合
    成された全帯域の励振信号を用いて音声信号を再生し出
    力する手段とを有することを特徴とする広帯域音声復号
    装置。
  11. 【請求項11】 入力変調信号を復調して得た符号から
    係数を復号し前記係数のインパルス応答を計算して前記
    インパルス応答に帯域分割を施して各帯域において前記
    符号から各帯域の励振信号を復号する手段と、各帯域の
    インパルス応答と前記復号された励振信号を用いて各帯
    域の音声信号を再生して前記各帯域の音声信号を用いて
    全帯域の音声信号を合成し出力する手段とを有すること
    を特徴とする広帯域音声復号装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載された広帯域音声復
    号装置において、前記入力変調信号として請求項9に記
    載された変調信号を受けることを特徴とする広帯域音声
    復号装置。
  13. 【請求項13】 入力音声信号を分析して得た係数を量
    子化する手段と、量子化して得た係数を周波数領域の係
    数に変換し前記周波数領域の係数を各帯域の周波数領域
    の係数に帯域分割して各帯域の周波数領域の係数を各帯
    域の第2の係数に変換し前記入力音声信号に帯域分割を
    施して各帯域において前記帯域分割を施した音声信号と
    各帯域の前記第2の係数とを用い、前記入力音声信号の
    励振信号を量子化する手段と、前記係数の量子化の符号
    と各帯域の励振信号の量子化の符号を変調して得た変調
    信号を出力する手段とを有することを特徴とする広帯域
    音声符号化装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された変調信号を入
    力変調信号として受け該入力変調信号を復調して得た符
    号から係数を復号する手段と、各帯域において前記符号
    から各帯域の励振信号を復号し各帯域の前記励振信号か
    ら全帯域の励振信号を合成して前記復号した係数と前記
    合成された全帯域の励振信号を用いて音声信号を再生し
    出力する手段とを有することを特徴とする広帯域音声復
    号装置。
  15. 【請求項15】 入力変調信号を復調して得た符号から
    係数を復号し前記係数も周波数領域の係数に変換して前
    記周波数領域の係数を各帯域の周波数領域の係数に分割
    して各帯域の前記分割した周波数領域の係数を各帯域の
    第2の係数に変換し各帯域において前記符号から各帯域
    の励振信号を復号する手段と、各帯域の前記第2の係数
    と前記復号された励振信号を用いて各帯域の音声信号を
    再生して前記各帯域の音声信号を用いて全帯域の音声信
    号を合成し出力する手段とを有することを特徴とする広
    帯域音声復号装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載された広帯域音声復
    号装置において、前記入力変調信号として請求項13に
    記載された変調信号を受けることを特徴とする広帯域音
    声復号装置。
  17. 【請求項17】 入力音声信号を分析して得た係数を周
    波数領域の係数に変換し前記周波数領域の係数を量子化
    する手段と、前記量子化した周波数領域の係数を各帯域
    の周波数領域の係数に分割し各帯域の前記分割した周波
    数領域の係数を第2の係数に変換して前記入力音声信号
    に帯域分割を施し各帯域において前記帯域分割を施した
    音声信号と各帯域の前記第2の係数を用いて前記入力音
    声信号の励振信号を量子化する手段と、前記係数の量子
    化の符号と各帯域の励振信号の量子化の符号を変調して
    得た変調信号を出力する手段とを有することを特徴とす
    る広帯域音声符号化装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載された変調信号を入
    力変調信号として受け該入力変調信号を復調して得た符
    号からLSP係数を復号する手段と、復号した前記LS
    P係数を係数に変換して各帯域において前記符号から各
    帯域の前記励振信号を復号し各帯域の励振信号から全帯
    域の励振信号を合成して前記変換して得た係数と前記合
    成された全帯域の励振信号を用いて音声信号を再生し出
    力する手段とを有することを特徴とする広帯域復号装
    置。
  19. 【請求項19】 入力変調信号を復調して得た符号から
    周波数領域の係数を復号する手段と、前記周波数領域の
    係数を各帯域の周波数領域の係数に分割し各帯域の前記
    分割した周波数領域の係数を第2の係数に変換して各帯
    域において前記符号から各帯域の励振信号を復号する手
    段と、各帯域の前記第2の係数と前記復号された励振信
    号を用いて各帯域の音声信号を再生し前記各帯域の音声
    信号を用いて全帯域の音声信号を合成し出力する手段と
    を有することを特徴とする広帯域音声復号装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載された広帯域音声復
    号装置において、前記入力変調信号として請求項17に
    記載された変調信号を受けることを特徴とする広帯域音
    声復号装置。
  21. 【請求項21】 入力音声信号を帯域分割し各帯域にお
    いて前記帯域分割された音声信号を分析して得た係数を
    周波数領域の係数に変換する手段と、各帯域で計算され
    た前記周波数領域の係数を接続することによって全帯域
    の周波数領域の係数を作成して前記全帯域の周波数領域
    係数を量子化する手段と、量子化された前記周波数領域
    の係数を各帯域に対応させて分割して各帯域において前
    記分割によって得た周波数領域の係数を第2の係数に変
    換する手段と、各帯域において前記第2の係数を用いて
    前記分割された音声信号の励振信号の量子化を行ない前
    記周波数領域の係数の量子化の符号と各帯域の励振信号
    の量子化の符号を変調して得た変調信号を出力する手段
    とを有することを特徴とする広帯域音声符号化装置。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載された広帯域音声復
    号装置において、前記入力変調信号として請求項21に
    記載された変調信号を受けることを特徴とする広帯域音
    声復号装置。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載された変調信号を入
    力変調信号として受け該入力変調信号を復調して得た符
    号からLSP係数を復号する手段と、復号した前記LS
    P係数を係数に変換して各帯域において前記符号から各
    帯域の前記励振信号を復号し各帯域の励振信号から全帯
    域の励振信号を合成して前記変換して得た係数と前記合
    成された全帯域の励振信号を用いて音声信号を再生し出
    力する手段とを有することを特徴とする広帯域音声復号
    装置。
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