JPH10110461A - 昇降便器と排水縦管との接続構造 - Google Patents

昇降便器と排水縦管との接続構造

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JPH10110461A
JPH10110461A JP8283337A JP28333796A JPH10110461A JP H10110461 A JPH10110461 A JP H10110461A JP 8283337 A JP8283337 A JP 8283337A JP 28333796 A JP28333796 A JP 28333796A JP H10110461 A JPH10110461 A JP H10110461A
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JP
Japan
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pipe
drain
flexible pipe
vertical pipe
toilet
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Pending
Application number
JP8283337A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Iwai
克巳 岩井
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】昇降可能に設けられた昇降便器と、床に設けら
れた排水縦管とを接続するに際して、昇降する便器と排
水縦管とを常に接続状態とすることができるとともに、
便器の昇降を繰返し行った場合にも接続部が無理な力を
受けて損傷したり、或いは耐久寿命が低下したりするこ
とのないようにする。 【解決手段】昇降便器10の排水口22と排水縦管24
とを左右方向に位置をずらせて配置するとともに、それ
ら排水口22と排水縦管24との間に、実質上L字状を
なすフレキシブル管28を横向き姿勢で介装し、その一
端を排水口22に、他端を排水縦管24の横向きの接続
口26にそれぞれ連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は昇降便器と位置固
定の排水縦管との接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭では和風便器,小便器をそ
れぞれ設置する代わりに洋風便器1つを設置することが
多くなってきている。この洋風便器は大便,小便何れも
可能である利点があるが、男性の小便時に水はねが多い
といった問題がある。
【0003】この問題を解決するため、予め定めた下降
位置と上昇位置との間で昇降可能となした昇降便器が公
知である。このように便器(洋風便器)を昇降可能とし
ておけば、男性の小便時にかかる便器を上昇位置に位置
させておくことで、水はねを少なくすることができる。
また足腰の弱い高齢者が便器に腰を掛けたり或いは便器
から立ち上がるときに便器を上昇位置に位置させておけ
ば、腰掛け或いは立上り動作を楽に行うことができる。
【0004】一方において足腰の強い健常人が大便のた
めに便器を使用するときにはこれを下降位置に位置させ
ておくことで、通常通りに便器を使用することができ
る。
【0005】図5はこの種昇降便器の一例を示している
(特開平3−72126)。同図(A)において200
は昇降便器で、駆動部204により台部202と一体に
昇降するようになっている。206は昇降便器200の
筒状の排水口で、床に設けられた排水縦管208の内部
に嵌入されている。
【0006】同図(B)に示しているように、排水口2
06と排水縦管208との間にはOリング210が介装
されており、便器200の昇降時においても常に排水口
206と排水縦管208との間がOリング210にてシ
ールされるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの接続
構造の場合、便器昇降の繰返し数が多くなるとOリング
210が擦り切れたり、劣化したりしてシール性が損な
われる問題がある。また排水口206と排水縦管208
とに高い寸法精度が要求され、僅かな寸法違いで水漏れ
や臭気漏れを起す恐れがある。
【0008】一方、図6に示すように昇降便器200の
後部に横向きに設けた排水口212と排水縦管208の
上向きの接続口とを、縦向きに配したフレキシブル管2
14にて接続するといったことも考えられる。しかしな
がらこの場合、昇降便器200の上昇,下降運動時にお
いてフレキシブル管214が大きく伸び変形,縮み変形
して各部に大きな引張力や圧縮力等の応力が作用し、フ
レキシブル管214の耐久寿命が短いといった問題があ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、下降位置と上昇位置との間で昇降可能に設け
られた便器と床に設けられた排水縦管との接続構造であ
って、該昇降便器の排水口を該便器の後部に後向き且つ
横向きに設けるとともに、該排水縦管を該排水口の軸心
と直角方向且つ水平方向に位置をずらせて配置した上、
該排水縦管における接続口を横向きに形成し、それら排
水口と排水縦管との間に実質的にL字状を成すように曲
げたフレキシブル管を、その全体が床面に沿って延びる
ように横向き姿勢に配置し、該フレキシブル管の一端を
前記排水口に、他端を該排水縦管の前記接続口にそれぞ
れ連結するように成したことを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明の接続構造
は、昇降便器の排水口と排水縦管とを、便器に対する正
面視において左右方向に位置をずらせて配置するととも
に、それらを実質的にL字状をなし且つ横向きに配した
フレキシブル管にて接続するようになしたもので、この
接続構造の場合、便器を上昇・下降運動させたときにそ
の上昇・下降の変位量を、L字状をなすフレキシブル管
の若干の且つ全体のねじり変形によって吸収することが
できる。
【0011】このとき、フレキシブル管には局部的に大
きな引張力や縮み力(圧縮力)は作用せず、上記変位が
フレキシブル管各部の均等且つ微小な変形に吸収され
る。従ってフレキシブル管に対して無理な力は働かず、
フレキシブル管の耐久寿命を長くすることができる。
【0012】また、昇降便器と排水縦管とを一般的なフ
レキシブル管にて接続するものであるため、即ち特別な
部材を用いないので、コストを安価とすることができる
利点がある。
【0013】本発明はまた、排水縦管の接続口を横向き
に設けてそこにフレキシブル管の端部を横向き状態で接
続するようになしたもので、このようにした場合、排水
縦管の接続口を縦向き且つ上向きとしてそこにフレキシ
ブル管の端部を接続する場合のように、フレキシブル管
の端部近傍が無理に曲げ変形させられるといったことが
なく、従って同端部に対して無理な力を作用させること
なく良好にフレキシブル管端部と排水縦管の接続口とを
接続することができる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は昇降便器(洋風便器)
で、カウンター12の前面に昇降可能に設けられてい
る。本例において、この昇降便器10は下降位置と上昇
位置との間を所定ストローク、この例では100mmの
ストロークで昇降可能とされている。
【0015】図2に示しているように、昇降便器10は
フレーム14によって床16に取り付けられている。フ
レーム14は、床16に固定された位置固定の固定フレ
ーム18と、固定フレーム18に対して相対的に昇降可
能な可動フレーム20とからなっており、その可動フレ
ーム20に対して昇降便器10がその後面において取付
・固定されている。この昇降便器10の後面には、排水
口22が後向き且つ横向きに、即ちその軸心が水平方向
且つ前後方向を向く状態で設けられている。
【0016】24は排水縦管であって、床16上に所定
高さ起立する状態で設けられている。この排水縦管24
は、昇降便器10の排水口22に対して左右方向に位置
をずらせて配置してある。詳しくは、排水口22の軸心
と直角方向且つ水平方向に位置をずらせて配置してあ
る。
【0017】この排水縦管24の上端部近傍には、円筒
形状の接続口26が横向きに、つまりその軸心を水平方
向且つ前記排水口22の軸心と直角方向に向けた状態で
設けられている。
【0018】そして蛇腹管からなるフレキシブル管28
の一方が接続口26と、また他方が排水フランジ30を
介して前記昇降便器の10の排水口22と接続されてい
る。
【0019】フレキシブル管28は、接続口26の軸心
の延長線方向に略水平方向に真直ぐに延びる直管部32
と、これより湾曲して略水平方向且つ昇降便器10の排
水口22の軸心の延長線方向に延びる曲り部34とから
成っており、全体形状が実質的にL字状をなしている。
【0020】即ち本例においては、L字状のフレキシブ
ル管28が横向き姿勢で排水口22と接続口26との間
に介装されており、そしてその両端部が、ホースバンド
36によって接続口26及び排水フランジ30の円筒状
の接続口38にそれぞれ連結されている。尚、昇降便器
10の排水口22はパッキンを介して排水フランジ30
に接続され、従ってフレキシブル管28は、この排水フ
ランジ30を介して間接的に排水口22に接続される。
【0021】本例において、昇降便器10の排水口22
は、図3に示しているように昇降便器10下降時におい
て、排水縦管24における接続口26と同等以上の高さ
に位置させられており、従ってフレキシブル管28は、
その軸心を含む平面が略水平向き、厳密には水平面に対
して排水勾配分だけ僅かに傾斜した状態にある。
【0022】尚このフレキシブル管28は、図4に示し
ているようにPP(ポリプロピレン)から成る外層28
A及び内層28Cと、PVA(ポリビニルアルコール)
からなる中間層28Bとの三層積層構造となすことがで
きる。このようにした場合、外層28A,内層28Cの
PPによってフレキシブル管28に対し優れた耐久性を
与えることができるとともに、中間層28BのPVAが
耐空気透過性に優れていることから、臭気漏れも良好に
防止することができる。
【0023】上記L字状のフレキシブル管28を用い
た、昇降便器10の排水口22と排水縦管24の接続口
26との本例の接続構造の場合、昇降便器10を上昇・
下降運動させたとき、その上昇・下降の変位量を、具体
的には排水口22の上昇・下降運動の変位量を、L字状
をなすフレキシブル管28の若干の且つ全体のねじり変
形によって良好に吸収することができる。
【0024】その際フレキシブル管28には、図6に示
す接続構造と異なって大きな引張力や縮み力(圧縮力)
は作用せず、従ってフレキシブル管28に対して無理な
力は加わらず、昇降便器10の昇降・下降運動の繰返し
によってフレキシブル管28が傷んだり、破損したりす
るのが良好に回避される。
【0025】また本例の接続構造の場合、フレキシブル
管28にて昇降便器10の排水口22と排水縦管24の
接続口26とを接続するものであるため、接続に当って
特別な部材を必要とせず、コストを安価となすことがで
きる。
【0026】また本例では排水縦管24の接続口26を
水平且つ横向きに設けて、そこにフレキシブル管28の
端部を連結するようにしていることから、フレキシブル
管28の接続口26に対する連結部分に無理な曲げ変形
が加わらず、同部分に大きな局部応力が作用して亀裂な
どを生ぜしめるといったこともない利点も有している。
【0027】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である昇降便器と排水縦管と
の接続構造を便器,排水縦管とともに示す図である。
【図2】図1の接続構造を各部材に分解して示す図であ
る。
【図3】図1,図2の排水縦管と昇降便器とをフレキシ
ブル管にて接続した状態の正面図である。
【図4】図1及び2のフレキシブル管28の望ましい断
面構造を示す図である。
【図5】従来の昇降便器とその接続構造の例を示す図で
ある。
【図6】昇降便器と排水縦管との、図5とは異なる接続
構造例を示す図である。
【符号の説明】
10 昇降便器(洋風便器) 22 排水口 24 排水縦管 26 接続口 28 フレキシブル管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下降位置と上昇位置との間で昇降可能に
    設けられた便器と床に設けられた排水縦管との接続構造
    であって 該昇降便器の排水口を該便器の後部に後向き且つ横向き
    に設けるとともに、該排水縦管を該排水口の軸心と直角
    方向且つ水平方向に位置をずらせて配置した上、該排水
    縦管における接続口を横向きに形成し、それら排水口と
    排水縦管との間に実質的にL字状を成すように曲げたフ
    レキシブル管を、その全体が床面に沿って延びるように
    横向き姿勢に配置し、該フレキシブル管の一端を前記排
    水口に、他端を該排水縦管の前記接続口にそれぞれ連結
    するように成したことを特徴とする昇降便器と排水縦管
    との接続構造。
JP8283337A 1996-10-04 1996-10-04 昇降便器と排水縦管との接続構造 Pending JPH10110461A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100977300B1 (ko) * 2010-01-13 2010-08-23 주이태 양변기
CN114411918A (zh) * 2022-01-25 2022-04-29 张书廷 节水阻臭型粪便排输方法与装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100977300B1 (ko) * 2010-01-13 2010-08-23 주이태 양변기
CN114411918A (zh) * 2022-01-25 2022-04-29 张书廷 节水阻臭型粪便排输方法与装置
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