JPH10110001A - セルロース系物質の前処理方法及びグルコースの製造方法 - Google Patents

セルロース系物質の前処理方法及びグルコースの製造方法

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JPH10110001A JP28157796A JP28157796A JPH10110001A JP H10110001 A JPH10110001 A JP H10110001A JP 28157796 A JP28157796 A JP 28157796A JP 28157796 A JP28157796 A JP 28157796A JP H10110001 A JPH10110001 A JP H10110001A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グルコースを安価に大量生産することが可能
なグルコースの製造法を提供すること。 【解決手段】 セルロース系物質を高濃度リン酸に溶解
及び/又は膨潤させた状態で強力な攪拌を行って、上記
セルロース系物質を非晶性セルロース或いはセロオリゴ
糖にすることを特徴とするセルロース系物質の前処理方
法、及び上記前処理物である非晶性セルロース或いはセ
ロオリゴ糖をセルラーゼで分解することを特徴とするグ
ルコースの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、セルロース系物質
の前処理方法及び該前処理物を原料とするグルコースの
新規な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルロース系物質を原料とするグ
ルコースの製造方法としては、酸糖化法と酵素糖化法と
があるが、工業的に実施されているものはない。セルロ
ース系物質の酸糖化法は、高温(200℃以上)で希酸
を用いてセルロース系物質を糖化する希酸糖化方法と、
濃硫酸等でセルロース系物質を糖化する方法とが知られ
ているが、いずれの方法も過激な条件下でセルロース系
物質を加水分解するために、セルロース系物質の分解物
であるグルコースの二次分解反応が起こり、糖化率は約
50%と低く、更に糖化液からグルコースの分解物を除
去する必要がある。又、上記グルコースの分解物を除去
せずに糖化液を発酵用炭素源として利用するには種々の
問題がある。
【0003】一方、酵素糖化法は、セルロース系物質の
糖化を温和な条件下で行うことができるが、糖化の反応
速度が遅く十分な糖化には長時間を要するという問題が
ある。更に糖化に使用する市販の酵素の力価が低く、十
分な糖化には酵素を大量に必要とするので使用酵素のコ
ストが高くなるという問題がある。
【0004】このような問題を改良するために、下記の
如き種々の技術が提案されている。 (1)特開昭54−160755号公報;セルロース材
料をカドキセン若しくは金属キレート苛性膨潤溶媒に溶
解し、次にそれらからセルロース材料を前処理して回収
し、該回収物の加水分解には希硫酸を用いる。 (2)特公昭57−53801号公報;原料としてのセ
ルロースを濃塩酸と濃硫酸との混液中で処理することに
より、そのセルロースをセルラーゼに分解され易いセル
ロースに加工する。
【0005】(3)特公昭59−53040号公報;セ
ルロースの微細構造を破壊するためにセルロースの酢化
反応を行い、鉱酸及び酢酸を触媒としてセルロースを加
水分解させる。 (4)特開平2−295492号公報;セルロースのう
ちから反応性の高いセルロース含有繊維である柔細胞を
選択使用してセルラーゼにより加水分解反応させる。 (5)特公平8−2312号公報;天然リグノセルロー
スを含む原料を蒸解してその蒸解後に乾燥を経ずして得
られるウエットパルプを、セルラーゼの作用により部分
分解中に生じるセロオリゴ糖及びグルコースを連続的に
限外濾過膜により反応系外に除去しながらその部分分解
を進行させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の技術においては次のような問題点がある。(1)の方
法では、重金属を使用しており、反応温度が100〜2
00℃と高温である。(2)の方法では、耐酸性装置と
混酸の回収コストが問題となる。(3)の方法では、ア
セチル化反応を必要とし、最終生成物にアセチル化誘導
体が混入するという問題がある。(4)の方法では、反
応性の高いセルロース含有繊維である柔細胞を選択分離
する必要がある。(5)の方法では、製紙メーカー以外
では蒸解装置を必要とし、蒸解コストが問題である。従
って本発明の目的は、以上の如き問題点を解消し、グル
コースを安価に大量生産することが可能なグルコースの
製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、セルロース系物
質を高濃度燐酸に溶解及び/又は膨潤させた状態で強力
な攪拌を行って上記セルロース系物質を非晶性セルロー
ス或いはセロオリゴ糖にすることを特徴とするセルロー
ス系物質の前処理方法、及び上記前処理物である非晶性
セルロース或いはセロオリゴ糖をセルラーゼで分解する
ことを特徴とするグルコースの製造方法である。
【0008】一般にセルロース系物質には結晶性部分と
非晶性部分とがあり、セルロース系物質の酵素加水分解
反応は、後者は前者に比較して容易である。前者は強固
な分子内・分子間水素結合が存在しているため、加水分
解速度は遅いと考えられている。
【0009】本発明によれば、セルロース系物質を高濃
度燐酸に溶解及び/又は膨潤させて、強力に撹拌するこ
とにより、燐酸の化学的作用と撹拌の物理的作用との相
乗効果により、セルロース系物質の結晶化部分の割合を
最大限低下させて、セルロース系物質を容易に非晶性セ
ルロース或いはセロオリゴ糖にすることができる。
【0010】この状態でセルロース分解酵素であるセル
ラーゼを作用させることによってセルラーゼの反応効率
が向上し、セルロースの糖化に使用する酵素の使用量を
低減させることができ、そのうえ糖化に要する反応時間
が短縮されることにより、グルコースの製造コストを大
幅に低下させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明で原料として使用す
るセルロース系物質としては、古新聞、雑誌、段ボー
ル、オフィス古紙、木材質(木材チップ、廃材)、もみ
殻、竹、バガス、ワラ類、トウモロコシ穂軸等の農産廃
棄物、リンター、綿、パルプ及び製紙メーカーから排出
する廃パルプ等が挙げられる。以上のセルロース系物質
のうちで、本発明においては特に好ましいものは、古新
聞、リンター、綿及びパルプである。
【0012】本発明では、先ず上記セルロース系物質を
高濃度燐酸に添加して溶解及び/又は膨潤させる。使用
する高濃度燐酸としては、70重量%以上の燐酸が好ま
しく、特に81〜85重量%又は92〜97重量%の燐
酸が本発明の目的に適している。上記高濃度燐酸に添加
するセルロース系物質の量は、高濃度燐酸100重量部
当たり約5〜20重量部の範囲が好ましい。セルロース
系物質の添加量が上記範囲未満であると経済効率が劣
り、燐酸の回収コストも高くなる。又、セルロース系物
質の濃度が低いため燐酸溶液の粘度も低く、混合物の撹
拌時における剪断作用が不十分であり、物理的作用が不
足する。一方、セルロース系物質の添加量が上記範囲を
超えると、混合物の液状化が困難となり、又、強力撹拌
も困難となるので、セルロース系物質の均一な非晶性化
或いはセロオリゴ糖化が短時間では得られない。
【0013】上記燐酸に添加したセルロース系物質の撹
拌は、約30〜60℃の温度で約1〜4時間行うことが
好ましい。この際における上記混合物の強力撹拌とは、
例えば、例として濃度70重量%の燐酸それ自体では、
粘度が約10センチストークス(23℃)であるが、こ
の燐酸水溶液100重量部当たり20重量部のセルロー
ス系物質を添加し、古紙の脱墨工程で使用されるパルパ
ーを用いて接続電動機150〜600KWでローター回
転数600〜1000RPMで上記温度で加熱しながら
撹拌することを意味する。セルロース系物質の添加直後
はパルパー内の粘度(粘性)が高いためローター回転数
を低速に保ち、経過を観察しながらパルパー内の粘度
(粘性)が低下したらローターの回転を高速にする。
【0014】本発明では、以上の如くして得られた非晶
性セルロース或いはセロオリゴ糖をセルラーゼで分解し
てグルコースを製造するが、前記反応混合物は、そのま
まではセルラーゼによる加水分解ができないので、前記
反応混合物から非晶性セルロース或いはセロオリゴ糖を
回収した後にセルラーゼによる酵素分解を行う。
【0015】上記非晶性セルロース或いはセロオリゴ糖
の高濃度燐酸溶液からの回収方法としては次の如き方法
が挙げられる。 (1)上記非晶性セルロース或いはセロオリゴ糖の高濃
度燐酸溶液を一昼夜放置後、上部の80重量%の燐酸溶
液を回収してセルロース系物質の予備処理に再使用す
る。残りの20重量%の燐酸溶液を激しく撹拌しながら
蒸留水中に流し込む。非晶性セルロース或いはセロオリ
ゴ糖の濃度が低ければ析出物はゲル状となり、高ければ
ひも状、繊維状、粒子状の形態に析出するので、場合に
よっては繊維状の形態が得られるように、前処理中或い
は前処理後に反応混合物中の非晶性セルロース或いはセ
ロオリゴ糖の濃度を調整する。
【0016】析出後、非晶性セルロース或いはセロオリ
ゴ糖をG3グラスフイルター上で蒸留水を用いて洗浄後
回収する。一方、濾液は炭酸カルシウムで中和後沈殿し
た燐酸塩をG3グラスフイルターで除去する。この濾液
中には分子量の低い非晶性セルロース或いはセロオリゴ
糖が溶解している。このようにして得られた上記の非晶
性セルロース或いはセロオリゴ糖と燐酸塩を除去した上
記の濾液を一緒にしてスラリー溶液とし、その後の糖化
反応に用いる。
【0017】(2)上記非晶性セルロース或いはセロオ
リゴ糖の高濃度燐酸溶液を一昼夜放置後、燐酸溶液を激
しく撹拌しながら蒸留水中に流し込む。非晶性セルロー
ス或いはセロオリゴ糖の濃度が低ければ析出物はゲル状
となり、高ければひも状、繊維状、粒子状の形態に析出
するので、場合によっては繊維状の形態が得られるよう
に、前処理中或いは前処理後に反応混合物中の非晶性セ
ルロース或いはセロオリゴ糖の濃度を調整する。この希
釈された燐酸水溶液は析出した非晶性セルロース或いは
セロオリゴ糖と水溶性の低分子量の非晶性セルロース或
いはセロオリゴ糖とを含有しているスラリー溶液であ
る。このスラリー溶液からn−ブタノールで燐酸を抽出
及び除去する。燐酸を除去したスラリー溶液をその後の
糖化反応に用いる。
【0018】以上の如きスラリー溶液を好ましくはpH
約4〜6に調整する。又、スラリー溶液の濃度は約5〜
15重量%の範囲が好適である。上記スラリー溶液にセ
ルロース分解酵素であるセルラーゼを添加する。セルラ
ーゼの添加量はスラリー溶液の固形分100重量部当た
り約1〜15重量部の範囲が好ましく、セルラーゼの使
用量が少なすぎると、非晶性セルロース或いはセロオリ
ゴ糖の加水分解が不十分であり、一方、セルラーゼの使
用量が多すぎると不経済である。本発明で使用するセル
ラーゼとしては市販のセルラーゼがいずれも使用可能で
ある。
【0019】セルラーゼを添加したスラリー溶液を約2
0〜60℃の温度において約0.5〜12時間撹拌する
ことにより非晶性セルロース或いはセロオリゴ糖が加水
分解されてグルコースに転化する。このグルコース水溶
液からのグルコースを常法に従って分離する。以上の反
応により、原料として使用するセルロース系物質の種類
によっても変化するが、原料であるセルロース系物質の
100重量部当たり約60〜80重量部のグルコースが
得られ、又、燐酸処理後の非晶性セルロース或いはセロ
オリゴ糖100重量部当たり約80〜100重量部のグ
ルコースが得られる。
【0020】
【実施例】次に、本発明によるグルコースの製造方法の
実施例について説明する。実施例1 市販セルロース粉末(東洋濾紙製、濾紙粉末)10gに
85%燐酸水溶液100gを加え、40℃に保ちながら
2〜4時間攪拌し、一昼夜放置した。攪拌容器の上端か
ら80%の燐酸溶液を除き、残りの20gの燐酸溶液を
蒸留水中に激しく撹拌しながら流し込んだ。析出した非
晶性セルロース或いはセロオリゴ糖をG3のグラスフィ
ルター上で蒸留水を用いて洗浄後回収した。一方、濾液
を炭酸カルシウムで中和後沈殿した燐酸塩をG3のグラ
スフィルターで除去した。
【0021】このようにして得られた上記の非晶性セル
ロース或いはセロオリゴ糖と、上記で燐酸塩を除去した
濾液(この濾液中には水に溶解している低分子量の非晶
性セルロース或いはセロオリゴ糖が含まれている)を一
緒にしてスラリー溶液とし、該スラリー溶液を酢酸緩衝
液を用いてpH4.5に調整した。このスラリー溶液に
0.5gの市販のセルラーゼ(Tricoderma viride起
源)を添加して30分間攪拌することにより、スラリー
溶液中の非晶性セルロース或いはセロオリゴ糖を加水分
解した。この加水分解反応液を例えば限外濾過膜にて濾
過後、この濾液を減圧下で濃縮して6.5gのグルコー
スが得られた。
【0022】実施例2 市販セルロース粉末(東洋濾紙製、濾紙粉末)10gに
85%燐酸水溶液100gを加え、40℃に保ちながら
2〜4時間攪拌し、一昼夜放置した。この燐酸溶液を激
しく撹拌しながら蒸留水中に流し込んだ。この希釈され
た燐酸水溶液は水不溶性の非晶性セルロース或いはセロ
オリゴ糖と、水に溶解している低分子量の非晶性セルロ
ース或いはセロオリゴ糖を含有している。このスラリー
溶液からn−ブタノールで燐酸を抽出除去する。燐酸を
除去したスラリー溶液を酢酸緩衝液を用いてpH5.5
に調整した。このスラリー溶液に0.5gの市販のセル
ラーゼ(Tricoderma viride起源)を添加して30分間
攪拌することにより、スラリー溶液中の非晶性セルロー
ス或いはセロオリゴ糖を加水分解した。この加水分解反
応液を例えば限外濾過膜にて濾過後、この濾液を減圧下
で濃縮して8.5gのグルコースが得られた。
【0023】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、従来技術の
問題点を解消し、グルコースを安価に大量生産すること
が可能なグルコースの製造方法が提供される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロース系物質を高濃度燐酸に溶解及
    び/又は膨潤させた状態で強力な攪拌を行って、上記セ
    ルロース系物質を非晶性セルロース或いはセロオリゴ糖
    にすることを特徴とするセルロース系物質の前処理方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非晶性セルロース或い
    はセロオリゴ糖をセルラーゼで分解することを特徴とす
    るグルコースの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006102644A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Oji Paper Co Ltd バイオマスの酸加水分解方法
WO2009005168A1 (ja) 2007-07-03 2009-01-08 Takashi Kawasaki セルロース系物質による単糖類並びにエタノールの製造方法
JP2011109965A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Tokai Senko Kk セルロース含有繊維材料の糖化前処理方法及び当該糖化前処理方法を有するセルロース含有繊維材料の糖化方法。

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