JPH10109955A - 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−オンの製法 - Google Patents

3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−オンの製法

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JPH10109955A
JPH10109955A JP9258396A JP25839697A JPH10109955A JP H10109955 A JPH10109955 A JP H10109955A JP 9258396 A JP9258396 A JP 9258396A JP 25839697 A JP25839697 A JP 25839697A JP H10109955 A JPH10109955 A JP H10109955A
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isophorone
catalyst
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distillation
oxide
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クリル シュテッフェン
Guenes Giray
ギライ ギュネス
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ヒュプナー フランク
Hahn Rainer
ハーン ライナー
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フートマッハー クラウス
Herbert Tanner
タンナー ヘルベルト
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
    • C07C45/67Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/78Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C45/81Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−
エン−1−オンの製法 【解決手段】 液相中、均一系又は不均一系触媒の存在
下に、3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン
−1−オン(α−イソホロン)を異性化することによ
り、3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−
1−オン(β−イソホロン)を製造する場合に、反応混
合物から、β−イソホロンに関して比較的低い濃度の混
合物を取り出し、かつこれから、β−イソホロンを真空
蒸留により単離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液相中、均一系又
は不均一系触媒の存在下に、3,5,5−トリメチルシ
クロヘキサ−2−エン−1−オン(α−イソホロン)を
異性化することによる3,5,5−トリメチルシクロヘ
キサ−3−エン−1−オン(β−イソホロン)の新規製
法に関する。
【0002】
【従来の技術】β−イソホロンは、多大な経済的重要性
を有している。それというのも、これは、カロチノイ
ド、ビタミン及び薬剤学的生成物を製造するための重要
な合成要素であるためである。殊に、β−イソホロン
は、ケトイソホロン(=2,6,6−トリメチルシクロ
ヘキセ−2−エン−1,4−ジオン)及びトリメチルヒ
ドロキノンのための前駆体として、従って、ビタミンE
の製造のために必要である。その他に、香料及び天然
物、例えばアスタキサンチン及びアブシジン酸及び誘導
体の合成で中心的である。
【0003】イソホロンの製造は、アセトン−三量化に
より、C3−成分の縮合下に行うことができる。生じる
異性体は主に、α−イソホロンである。それというの
も、β−異性体と異なり、α−イソホロンは、ケト官能
に共役された二重結合を有するためである。この理由か
ら、熱力学平衡はα−イソホロンの方にある;β−濃度
は僅か約1〜2%であり、かつ平衡調整は、非常にゆっ
くりと行われる。
【0004】原則的には、ケトイソホロンに達するため
の2つの異なるバッチ、即ち、α−イソホロン→ケトイ
ソホロンの直接酸化及び第一工程での異性化:α−イソ
ホロン→β−イソホロン及び引き続く酸化:β−イソホ
ロン→ケトイソホロンを介する経路とが存在するが、後
者の方法が、明らかに有利である。式1は、ケトイソホ
ロン−合成のためのこれらの過程を図示している: 式1:KIP(=ケトイソホロン=2,6,6−トリメ
チル−2−シクロヘキセン−1,4−ジオン)の生成の
ための一般的な合成原理
【0005】
【化1】
【0006】a=α−IPからβ−IPへの異性化 b=β−IPからKIPへの酸化 c=α−IPからKIPへの直接酸化 時が経るに従って、α−IPを異性化するための数多く
の方法が記載されてきたが、これらは、重大な欠点を有
している。比較的高い化学物質消費、劣悪な空時収率及
び後処理の困難さのような観点によりこれまで、より大
きい規模への実際的な方法の置き換えは、妨げられてい
た。
【0007】一連の刊行物が、液相中での異性化に関し
ている。最近の従来技術は、次の文献に代表される: D1=A.Heymes et al., Recherches 1971, 18, 104 D2=フランス特許(FR−A)第1446246号明
細書 D3=ドイツ特許公開(DE−OS)第2457157
号明細書 D4=米国特許(US−A)第4005145号明細書 D5=ヨーロッパ特許(EP−A)第0312735号
明細書 D6=特開昭(JP)62−33019号公報(HEI
−1−175954、1989年7月12日)。
【0008】D1は、化学量論的量のMeMgX(X=
ハロゲン)グリニャール化合物を用いてのα−IPから
β−IPへの異性化を開示している。メタン遊離下、触
媒量のFeCl3の存在下に、β−IP73%が得られ
る。
【0009】D2は、触媒量のp−トルエンスルホン酸
及び一般に芳香族スルホン酸、殊にアニリンスルホン酸
の存在下でのα−IPからβ−IPへの異性化に関す
る。触媒の使用量は、使用α−IPに対して0.1〜
0.2%である。しかし、比較的低い変換率と、比較的
高い副産物形成により、D2の方法の工業的適用は妨げ
られる。
【0010】D3では、β−IPの製造を、トリエタノ
ールアミン中でのα−IPの多段階沸騰、分留、酒石酸
及び食塩溶液での留出物の洗浄により行う。この場合に
も、化学物質消費が高い。
【0011】D4では、触媒として、pK=2〜5及び
β−IP(沸点β−IP=186℃/760mmHg)
より高い沸点を有する酸を使用する。次のものが挙げら
れている:脂肪族及び芳香族アミノ酸、アジピン酸、p
−メチル−安息香酸、4−ニトロ−m−メチル安息香
酸、4−ヒドロキシ安息香酸、3,4,5−トリメトキ
シ安息香酸、吉草酸、4−トリフルオルメチル−安息香
酸、3−ヒドロキシ−4−ニトロ安息香酸及びシクロヘ
キサンカルボン酸及び誘導体。触媒使用は、0.1〜2
0モル%である。β−IPの収率(使用α−IPに対し
て)は、74.5%である。
【0012】β−IP11ml/時の僅かな取り出し速
度及びα−IP約0.5kgの同時使用量で、空時収量
及びY=β−IP0.24kg/触媒kg・時のβ−I
P−生成は低すぎて、工業的には使用できない。この値
は、Y(空時収量)=β−IP0.15l/時/溶液l
に相応する。
【0013】同様の原理で、D5に進展する。π−結合
転移触媒(Bindungsverschiebungskatalysatoren)とし
て、遷移金属のアセチルアセトネートを使用する。Al
(acac)も、触媒活性を示す。触媒の使用は、0.
01〜10重量%で行う。第IVb(Ti/Zr/H
f)、Vb(V/Nb/Ta)、VIb(Cr、Mo、
W)、VIIb(Mn/Tc/Re)族、第VIII族
の全て及びアルミニウムの金属触媒が特許されている。
当初生じる留出物は、β−IP−含有率94%を有し、
更なるヴィグロウ蒸留により、β−IP−含有率は、9
9%に富化される。この結果は、触媒使用量及び時間に
関して、触媒1キロ及び1時間当たり、Y=β−IP
9.4lの収量に相応する。使用エダクト溶液に関し
て、これは、Y(空時収量)=β−IP0.0376l
/時/溶液lの収量に相応する。
【0014】D6では、異性化を、液相中、温度200
℃で行う。触媒として、シリカゲルを、次の式:
【0015】
【化2】
【0016】のアルキル置換されたイミダゾリンの添加
を伴って、又は伴わずに使用する。
【0017】典型的な実験条件:α−IP300g及び
SiO225.7gを、特殊鋼の存在下に52時間蒸留
すると、純度99.9%を有するβ−IP230g(=
収率76.6%)が生ずる。この結果は、触媒使用量及
び時間に関して、触媒1リットル及び1時間当たり、Y
=β−IP0.174lの収量に相応する。
【0018】加えて、記載の方法は、絶対β−IP−形
成が低いために不利である。特に、1つの工程での異性
化及びβ−IPの精製蒸留の実施は、不利である。蒸留
装置中での高い反応温度によりかなりの規模で、β−I
Pからα−IPへの逆異性化が起こることが分かってい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ここに引用され、かつ
検討された従来技術を考慮して、従来方法の前記の欠点
を回避し、かつ技術的に有利な方法で、その異性体であ
る3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1
−オンから3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−
エン−1−オンを製造することができる方法を提供する
ことが、本発明の課題である。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、高い変
換率を可能にし、かつこれまで従来技術から公知の方法
よりも優れている。更に、この新規方法の実施により、
副産物の形成が減少し、更に使用エダクト溶液の容量に
対する空時収率が改善される。
【0021】本発明は、α−イソホロンを、その異性体
であるβ−イソホロンに変換する方法に関し、その際、
均一系又は不均一系触媒を液相中で使用する。
【0022】従来技術では、反応容器から、可能な限り
純粋なβ−イソホロンを蒸留により取り出すことが必要
である。
【0023】しかし、異性化の公知の反応条件下で、沸
点186℃で、部分的に逆異性化が起こり、その結果、
β−イソホロンに対する空時収率が、著しく悪影響を受
ける。
【0024】さて、この一般的な見解に対して、異性化
が起こる反応容器から、0.5〜75重量%、殊に0.
5〜60重量%、殊に0.5〜40重量%のβ−イソホ
ロンを含有する混合物を蒸留により取り出すことがより
有利であることが判明した。
【0025】主として、分離除去速度の最適な状況のた
めに、生じたβ−イソホロンの量と留去される量とを合
わせる。
【0026】反応容器の頭部での取り出し速度が、反応
容器中でのβ−イソホロンの生成速度にほぼ相応するの
が有利である。
【0027】本発明では方法を、温度範囲100〜<3
00℃で実施する。150〜260℃の温度範囲が有利
である。
【0028】希釈又は溶剤の添加は確かに、可能ではあ
るが、不可欠ではない。
【0029】10ミリバール〜過圧3バールの圧力で、
反応を実施するのが有利である。極めて有利な異性化パ
ラメーターは、α−イソホロンの沸点と組み合わせた〜
100ミリバール〜常圧(約1hPa)である。
【0030】本発明の方法は良好に、連続的に運転する
ことができる。異性体を含有する液相を、α−イソホロ
ンとβ−イソホロンとに分けるために分離した後に、真
空下に蒸留する。その際、β−イソホロンは純度>97
%で生じる。
【0031】従来技術とは異なり、蒸留を、熱による逆
異性化が充分に回避される温度で行う。
【0032】その際、蒸留の塔底生成物を、異性化工程
に再循環させるのが有利であると判明している。
【0033】可能な限り高いパーセンテージのβ−イソ
ホロンを反応容器から取り出す従来技術に相反するこの
方法により、エダクト溶液に対してより高い空時収率
と、更に触媒量に対してより高い、使用触媒1kg当た
りのβ−イソホロン収量が達成される。
【0034】そのようなものとして、従来技術から公知
の全ての不均一系触媒が好適である。
【0035】その際、異性化を、場合により有機塩基の
存在下に実施することもできる。本発明の意味での不均
一系触媒として、例えば、元素周期系の第IIa、VI
II、Ib、IIIa及びVa族の元素の酸化物又は混
合酸化物又は試験条件下で不溶性の前記の元素の塩、例
えば殊に炭酸塩又はハロゲン化物、同様にSiO2を使
用する。元素周期系の主族及び副族の別は、IUPAC、Pur
e and Appl. Chem.,66, 2423-2444, 1994 による名称に
従う。従って、第IIa族には、金属Be、Mg、C
a、Sr及びBaが該当する。第VIII族には、金属
Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、Ir及び
Ptが該当する。第Ib、IIIa及びVa族には、元
素Cu、Ag、Au、B、Al、Ga、In、Tl、
N、P、As、Sb及びBiが該当する。
【0036】本発明で不均一系触媒として使用可能な化
合物には、前記の元素の酸化物又は混合酸化物が該当す
る。この場合、混合酸化物とは、酸素と1種を上回る前
記の元素とが結合している化合物のことである。
【0037】本発明の範囲で使用可能な酸化物には、B
eo、MgO、CaO、SrO、BaO、TiO2、Z
rO2、MoO3、Fe34、Fe23、CoO、Co3
4、NiO、PdO2、PtO2、ZnO、Al23
SiO2、シリカゲルが該当する。
【0038】本発明の範囲で使用可能な混合酸化物に
は、前記の酸化物の混合化合物と並んで、殊に、種々様
々なモジュールのAl23/SiO2及びゼオライト、
例えばH−ZSM−5も該当する。
【0039】前記の酸化物又は混合酸化物のうちで殊
に、周期系の第IIa、IIIa又はVIII族の元素
又はSiO2を含有するものが有利である。
【0040】本発明の範囲では、カルシウム及び/又は
マグネシウムの酸化物又は混合酸化物を使用するのが、
極めて有利である。
【0041】本発明方法のもう1つの実施態様では、コ
バルト及び/又はニッケルの酸化物又は混合酸化物を使
用するのが有利である。
【0042】殊に、Co34並びにMgO及びCaO
が、極めて有利な酸化物である。
【0043】更に特に有利な触媒は、γ−Al23であ
る。
【0044】場合により水和物の形の炭酸コバルト及び
炭酸ニッケルが、特に好適である。
【0045】α−イソホロンをβ−イソホロンに異性化
するために、本発明の不均一系触媒として酸化物又は混
合酸化物を使用することの他に、良好な結果を伴って、
元素金属をドーピングされた元素周期系の第IIa、V
III、Ib、IIIa及びVa族の酸化物又は混合酸
化物並びにSiO2を使用することもできる。ドーピン
グのために、周期系の同一の群からの元素、殊に金属を
使用することができる。有利に使用されるドーピング金
属には、殊に、第VIII並びにIIa族の金属が該当
する。特別な変法では、本発明の方法は、周期系の第V
III族からの金属をドーピングされている触媒を使用
することを特徴とする。更に第VIII族の中では、金
属のコバルト及び/又はニッケルが、ドーピング金属と
して特に有利である。
【0046】ドーピングのために使用される金属の量
は、それ自体は特に厳密ではなく、従って、広い範囲で
変動可能である。ドーピング金属を、酸化物又は混合酸
化物に対して0.1〜60重量%の量(wt/wt)で
使用するのが有利である。ニッケル及び/又はコバルト
をドーピングされたγ−Al23又はCo34を使用す
ると、特に効果的な触媒が得られる。
【0047】更に、該触媒もしくは金属でドーピングさ
れた触媒は、純粋な形で存在して良いか、又は担体材料
上に固定されて、又は担体と混合されていてよく、その
際、担体材料は、記載の触媒のいずれかであってよい。
その他の担体材料は、当業者に公知である。これには、
α−Al23、γ−Al23、種々様々なモジュールの
SiO2/Al23、アルミニウム塩、例えば、ケイ酸
アルミニウム及びリン酸アルミニウム、活性炭等のよう
な担体が該当する。
【0048】異性化に使用される触媒の量も、原則的に
は、比較的広い範囲で変動可能である。この場合、触媒
を、α−イソホロンに対して0.01〜50重量%(w
t/wt)の割合で使用するのが有利である。特に有利
な実施変法では、本発明方法は、触媒を、α−イソホロ
ンに対して0.2〜10重量%(wt/wt)の割合で
使用することを特徴とする。
【0049】更に、もう1つの特に有利な実施様態で
は、α−イソホロンに対する触媒の割合は、0.5〜5
重量%(wt/wt)の範囲である。
【0050】しかし、本発明の方法は、不均一系触媒に
よる反応に限られない。均一系触媒による異性化も、本
発明の方法に含まれる。
【0051】そのような反応としての反応及びそれに使
用される均一系触媒の条件は、従来技術から公知であ
る。
【0052】更に、次のものを明らかに挙げることがで
きる: − 第IVb、Vb、VIb、VIIb及びVIII族
の遷移金属(IUPAC−分類)並びにアルミニウムの
アセチルアセトナート(ドイツ特許公開(DE−OS)
第3735211号明細書=ヨーロッパ特許(EP−
A)第0312735号明細書); − 熱反応条件下に安定であり、かつpK−値2〜5を
有するブレンステッド酸。これには、例えば、p−トル
エンスルホン酸及び種々様々な置換された誘導体(特許
第826113号参照)、一般に芳香族スルホン酸が該
当する; − pK2〜5の有機酸(米国特許(US−PS)第4
005145号明細書から); − 単環式、芳香族又は脂環式置換されたモノ−、ジ−
又はオリゴ−カルボン酸、例えばアジピン酸、p−メチ
ル−安息香酸、4−ニトロ−m−メチル−安息香酸、<
4−ヒドロキシ−安息香酸、3,4,5−トリメトキシ
安息香酸、バニリン酸、4−トリフルオルメチル−安息
香酸、3−ヒドロキシ−4−ニトロ安息香酸及びシクロ
ヘキサンカルボン酸及び誘導体。
【0053】均一系触媒を、α−イソホロンに対して、
0.1〜5、殊に0.1〜1重量%の重量割合で使用す
るのが有利である。
【0054】
【実施例】
例1:Merck社の市販品Co34(酸化Co(II/I
II))を使用する。この場合、触媒使用形は粉末状だ
が、顆粒形も、触媒活性である。触媒の予備処理は必要
ない。異性化を実施するための装置は、2つの電気供給
式スティック状挿入物により加熱される循環ヒーターか
らなる。工業用α−イソホロン(Atochem社、>98
%)700mlを予め挿入し、Co3425gを添加す
る。循環ヒーターの後に、直径4mmのV4Aラシヒリ
ングが充填されている長さ1.2m及び内径25mmの
蒸留塔が存在する。この懸濁液を、常圧で沸点まで加熱
し、かつTelabポンプを介して供給されたα−IPの量
と、取り出された留出物の量とを合わせる。取り出し速
度に依り、次のβ−IP−含有量が、当初留出物で生ず
る。
【0055】
【表1】
【0056】異性化の塔底温度を反応時間中、216〜
217℃に一定に保持する。生じた当初留出物を、5ミ
リバール〜100ミリバールの減圧下に操作される蒸留
塔に供給する。12ミリバールで生ずる塔頂生成物は、
沸点55〜58℃を有し、>97%までがβ−イソホロ
ンからなる。実験の記載の規模では、1時間当たり、β
−イソホロン50gが生ずる。塔底生成物として未反応
のα−イソホロンを、残留−β−含有率<3%で、異性
化ユニットに戻し導入する。変換率に対する選択率は、
>98%である。使用触媒量に対する収量は、Y=β−
IP1.98l/時/触媒kgである。異性化される溶
液の容量に対する空時収量は、Y(空時収量)=β−I
P0.0707l/時/溶液lである。
【0057】例2 酸化マグネシウム触媒25gを、前記の装置中に充填す
る。同様の連続処理法(例1参照)で、異性化ユニット
の頭部で、それぞれの取り出し速度により、次の組成の
当初留出物が取り出される:
【0058】
【表2】
【0059】取り出し速度を更に高めることにより、絶
対生成β−IP−量を最適化することができる。異性化
の塔底温度は、反応時間の間、216〜217℃で一定
である。使用触媒量に対する収量は、Y=β−IP2.
064l/時/触媒kgである。使用エダクト溶液に対
する空時収量は、Y(空時収量)=β−IP0.073
7l/時/溶液lである。
【0060】例3:前記の装置(例1と同じ異性化規
模)中で、α−IP1.160lを、Co34−触媒
4.4gを付して反応させる(コバルト土Co34;分
子量=240.8g/モル;4.4g=18.3ミリモ
ル)(IP=138.21g/モル;1.160ml=
8.393ミリモル)。取り出し速度に依り、次のβ−
IP含有量の当初留出物が得られた:
【0061】
【表3】
【0062】異性化ユニットの塔底温度は、216〜2
17℃で一定である。使用触媒量に対する収量は、Y=
β−IP9.363l/時/触媒kgである。使用エダ
クト溶液に対する空時収量は、Y(空時収量)=β−I
P0.0588l/時/溶液lである。
【0063】例4:例3からの酸化コバルト−触媒の代
わりに、α−酸化アルミニウム(Hoffmann社、La Roche
A2)を、異性化ユニット中で使用する。反応を、例1と
同様に実施する。連続的な取り出しで、次の組成を有す
る混合物α−IP/β−IPが得られる:
【0064】
【表4】
【0065】異性化を、一定の塔底温度216〜217
℃で実施する。使用触媒量に対する収量は、Y=β−I
P0.78l/時/触媒kgである。使用エダクト溶液
に対する空時収量は、Y(空時収量)=β−IP0.0
278l/時/溶液lである。
【0066】例5:触媒としてCo34(Merck社)を、
予備処理なしに使用する。装置の規模は、前記の例と同
様であり、触媒/α−IPの化学量論的比は、例1の条
件に等しい。異性化ユニットの圧力及び温度を変動さ
せ、120ml/時の一定の取り出し速度で、塔の頭頂
部で生ずる当初留出物のβ−IP−含有率を検査する。
相応する圧力に合わせた異性化温度を、表に記載してい
る。
【0067】
【表5】
【0068】例6:例1〜5に記載の装置を半連続的に
運転し(未反応のα−IPを、改めて触媒と接触させな
い)、かつ異性化ユニットに、Co34(Merck社)25
gを充填する。その際、Telab−実験室用ポンプを用い
て連続的に、全部で11lの工業用α−IPを配量導入
し、その際、約20流量%−β−IP/α−IP−混合
物が、当初留出物として生ずる。異性化ユニットの塔底
温度は、反応時間の間、216〜217℃に一定に保持
される。取り出し速度は、〜250ml/時であり、こ
れは、50[β−IPml/時]のβ−IP−生成に相応
する。塔底生成物として、117g(12.9%)まで
が過縮合物からなり、87.1%までが回収可能なα−
IPからなる薄い油状物905gが残留する。従って、
反応したα−IPに対する副産物生成率は、5.3%で
ある。
【0069】例7:例1〜5に記載の装置を連続的に運
転する。異性化ユニットは、Telabポンプを介して蒸留
塔と接続している。蒸留ユニットの底部に生ずるα−I
Pを、溢流容器を介して取り出し、かつ再び異性化に供
給する。蒸留塔の頭頂部で、純度>97%のβ−イソホ
ロンが取り出される。この方法で、α−IP(Atoche
m:>98%GC)3.7lが反応する。触媒として、
コバルト土(Merck社)25gを使用し、取り出し速度
は、240〜250ml/時であり、異性化温度は、2
16〜217℃である。当初混合物は、20〜22%の
β−IP−含有率を有する。反応時間中、触媒は老化を
示さず、かつ反応の終了時に、濾過によりほぼ完全に回
収することができる(Co3423.3g)。反応の終
了後に、循環蒸発器中に、蒸留により問題なく分離する
ことができるα−IP555g及び高沸点物質60gが
残留する。留出物として、β−IP3.07kg(純度
〜98%)が得られる。従って、変換率に対する収率
は、97.6%、副産物形成率は、1.9%である。残
りは、α−IP−二量化(=縮合)により生じるか、も
しくは反応中の工業用エダクトによる水からなる。
【0070】例8:KPG−撹拌機を有し、かつ120
cm−ヴィグロウカラムを備えた2l−三頸フラスコ中
に、触媒としてのCaO50gをいれ、かつα−イソホ
ロン1.5lを予め挿入する。装置の圧力を350ミリ
バールに低めると、液体は、内部温度175〜180℃
で沸騰し始める。
【0071】三頸フラスコは、α−IPの連続的な添加
を可能にする滴下漏斗を付加的に備えれられている。新
規−α−IPの添加は、ヴィグロウカラムの塔頂部で取
り出されたα−IP/β−IP−混合物の量に等しい。
連続的に、β−含有率が、約21〜22重量%である異
性体混合物200mlを取り出す。生じた混合物を真空
下に蒸留し、精製蒸留の塔底で生じたα−IPを再び、
触媒に配量導入する。精製蒸留の頭頂部で、純度>98
%のβ−IP−生成物を取り出すことができる。この処
理法で、α−IP3kgを反応させると、>98%−β
−IP−生成物2850gが得られる。反応したα−I
Pに対する選択率は、>95%である。触媒は、濾過及
びα−IPを用いての洗浄による再生の後になお活性で
あり、更なるサイクルのために使用することができる。
使用触媒量に対する収量は、Y=β−IP0.88l/
時/触媒kgである。使用エダクト溶液に対する空時収
量は、Y(空時)=β−IP0.0293l/時/溶液
lである。
【0072】例9 例1〜6に記載の装置中で非連続的に運転する。触媒と
して、シリカゲル60(Merk 7734)25gを使用し、
異性化容器に、α−イソホロン300g(325ml)
を充填する。異性化ユニットの塔頂部で、取り出し速度
により、次の組成のα−IP/β−IP−混合物が生ず
る:
【0073】
【表6】
【0074】反応を、常圧及び塔底温度216〜217
の温度で実施する。前記の実験装置で、使用触媒量に対
する収量は、Y=β−IP1.2l/時/触媒kgであ
る。使用エダクト溶液に対する空時収量は、Y(空時)
=β−IP0.0923l/時/溶液lである。
【0075】特開平01−175954号公報の記載
(α−IP300g;SiO225.7g、取り出し速
度5g/時)と同様に処理し、かつ触媒としてSiO2
を使用して、89%β−IP/α−IP混合物/時を取
り出すと、触媒量に対する収量は、Y=β−IP0.1
74l/時/触媒kgである。使用エダクト溶液に対す
る空時収量は、Y(空時)=β−IP0.0149l/
時/溶液lである。
【0076】例10 例9で記載されたものと同様の装置を使用し、かつ触媒
として、CoCO3(炭酸コバルト、AMG Kokkola社)5
重量%を使用する。使用α−IP混合物25容量%の取
り出し速度で、β−IP形成率は、67g/時/lであ
る。生じた高沸点物質分の定量により、S=98%の選
択率が測定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 45/83 B01J 23/74 311Z // C07B 61/00 300 321Z (72)発明者 フランク ヒュプナー ドイツ連邦共和国 オーバー−ラムシュタ ット フライヘル−フォム−シュタイン− シュトラーセ 21 (72)発明者 ライナー ハーン ドイツ連邦共和国 カールシュタイン ヴ ュルツブルガー シュトラーセ 11 (72)発明者 クラウス フートマッハー ドイツ連邦共和国 ゲルンハウゼン レル ヒェンヴェーク 18 (72)発明者 ヘルベルト タンナー ドイツ連邦共和国 ハナウ ヴィルダウシ ュトラーセ 20

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−
    2−エン−1−オン(α−イソホロン)を触媒により異
    性化することによる3,5,5−トリメチルシクロヘキ
    サ−3−エン−1−オン(β−イソホロン)の製法にお
    いて、反応混合物から、異性化の間に蒸留により、0.
    5〜75重量%までがβ−イソホロンからなる混合物を
    取り出し、かつこれから、β−イソホロンを真空蒸留に
    より単離する(精製蒸留)することを特徴とする、3,
    5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−オン
    (β−イソホロン)の製法。
  2. 【請求項2】 異性化が不均一系触媒により進行する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 異性化が均一系触媒により進行する、請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 混合物が、0.5〜60重量%までβ−
    イソホロンからなる、請求項1から3のいずれかに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 混合物が、0.5〜40重量%までβ−
    イソホロンからなる、請求項1から3のいずれかに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 精製蒸留からの塔底物質を異性化工程に
    戻し導入する、請求項1から5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 方法を連続的に実施する、請求項1から
    6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 触媒として、周期系の第IIa、VII
    I、Ib、IIIa及びVa族の元素の酸化物又は混合
    酸化物又は実験条件下で不溶性の前記の元素の塩又はS
    iO2又はシリカゲルを使用し、かつ異性化を有機塩基
    の存在下又は不在下に実施する、請求項1、2、4から
    7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 周期系の第IIa及びVIII族の元素
    の酸化物又は混合酸化物を使用する、請求項1、2、4
    から7のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 Ca及び/又はMgの酸化物又は混合
    酸化物を使用する、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 Co及び/又はNiの酸化物又は混合
    酸化物を使用する、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 Co34を使用する、請求項9に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 周期系の第VIII族からの金属をド
    ーピングされた触媒を使用する、請求項1から12のい
    ずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 Ni及び/又はCoをドーピングされ
    た触媒を使用する、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ドーピング金属を、酸化物又は混合酸
    化物に対して0.1〜60重量%(wt/wt)の量で
    使用する、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 Ni及び/又はCoをドーピングされ
    たγ−Al23又はCo34を使用する、請求項13か
    ら15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 触媒として、第IVb、Vb、VIb
    びVIIIの遷移金属並びにアルミニウムのアセチルア
    セトネートを使用する、請求項3に記載の方法。
  18. 【請求項18】 pK−値2〜5のブレンステッド酸を
    使用する、請求項3に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記の元素の炭酸塩又はハロゲン化物
    を使用する、請求項8に記載の方法。
  20. 【請求項20】 炭酸コバルト又は炭酸ニッケル又はそ
    れらの水和物を使用する、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 触媒を、α−イソホロンに対して0.
    01〜50重量%(wt/wt)の割合で使用する、請
    求項1から20のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 触媒を、α−イソホロンに対して0.
    2〜10重量%(wt/wt)の割合で使用する、請求
    項15に記載の方法。
  23. 【請求項23】 触媒を、α−イソホロンに対して0.
    5〜5重量%(wt/wt)の割合で使用する、請求項
    16に記載の方法。
  24. 【請求項24】 均一系触媒を、α−イソホロンに対し
    て0.1〜1重量%の割合で使用する、請求項3に記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 温度100〜<300℃で異性化し、
    その際、反応が液相中で進行するように圧力を調節す
    る、請求項1から24のいずれかに記載の方法。
  26. 【請求項26】 異性化が、常圧(約1hPa)及びα
    −イソホロンの沸点で進行する、請求項25に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】 異性化を、温度130〜250℃及び
    圧力1000〜1.5×105Paで実施し、連続的に
    反応混合物を取り出し、これを圧力100〜3×104
    Paで蒸留し、かつ蒸留塔底物質を、場合により異性化
    に戻し導入する、請求項7に記載の方法。
JP9258396A 1996-09-26 1997-09-24 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−オンの製法 Abandoned JPH10109955A (ja)

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