JPH10108936A - 錠付き連結具 - Google Patents
錠付き連結具Info
- Publication number
- JPH10108936A JPH10108936A JP8267580A JP26758096A JPH10108936A JP H10108936 A JPH10108936 A JP H10108936A JP 8267580 A JP8267580 A JP 8267580A JP 26758096 A JP26758096 A JP 26758096A JP H10108936 A JPH10108936 A JP H10108936A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- movable arm
- main body
- ring
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手袋をした状態でも操作性がよくリングの開
放を大きくした錠付き連結具を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 傘型形状の駒を連設した錠構造8を備
え、コードの接続部9が形成された本体部2の端部に固
定された固定アーム4と可動アーム5とにより連結リン
グ3が形成され、可動アーム5に形成された開放レバー
6により可動アーム5を回動させることにより、連結リ
ング3の環状構造の一部を開放することができる。可動
アーム5による環状構造の開放は、本体部2に備えた錠
構造8によりロックすることができる。従って、接続部
9に可撓性コードを接続してコード錠として盗難防止に
利用できる他、スノーボードやスキーの流れ止めとして
利用価値が高い。
放を大きくした錠付き連結具を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 傘型形状の駒を連設した錠構造8を備
え、コードの接続部9が形成された本体部2の端部に固
定された固定アーム4と可動アーム5とにより連結リン
グ3が形成され、可動アーム5に形成された開放レバー
6により可動アーム5を回動させることにより、連結リ
ング3の環状構造の一部を開放することができる。可動
アーム5による環状構造の開放は、本体部2に備えた錠
構造8によりロックすることができる。従って、接続部
9に可撓性コードを接続してコード錠として盗難防止に
利用できる他、スノーボードやスキーの流れ止めとして
利用価値が高い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スノーボードの流
れ止めであるリーシュコードの連結具やスキー、自転車
等のレジャースポーツ用具や携帯物等を任意物体または
身体に連結して盗難防止や身体からの離脱防止を図る錠
付き連結具に関するものである。
れ止めであるリーシュコードの連結具やスキー、自転車
等のレジャースポーツ用具や携帯物等を任意物体または
身体に連結して盗難防止や身体からの離脱防止を図る錠
付き連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、スノーボードでは身体からボー
ドが離脱するとボードだけが斜面を流れることになり、
他人に危害を及ぼす危険性があるため、リーシュコード
と称される流れ止めでボードと足との間を連結すること
が義務付けられている。このリーシュコードは滑走中や
リフトに乗る際にはボードと足との間を連結するが、連
結を解く際には足側の接続が容易に解除できるように、
可撓性コードの足側には開閉自在のリングにより形成さ
れた連結具が設けられる。
ドが離脱するとボードだけが斜面を流れることになり、
他人に危害を及ぼす危険性があるため、リーシュコード
と称される流れ止めでボードと足との間を連結すること
が義務付けられている。このリーシュコードは滑走中や
リフトに乗る際にはボードと足との間を連結するが、連
結を解く際には足側の接続が容易に解除できるように、
可撓性コードの足側には開閉自在のリングにより形成さ
れた連結具が設けられる。
【0003】図5及び図6は、前記リーシュコードの従
来例を示すもので、図5は足側の連結が開閉リングの開
閉をロックする錠を備えた錠付き連結具21として構成
され、図6は足側の連結が開閉リングにより着脱自在と
した連結具22により構成されている。
来例を示すもので、図5は足側の連結が開閉リングの開
閉をロックする錠を備えた錠付き連結具21として構成
され、図6は足側の連結が開閉リングにより着脱自在と
した連結具22により構成されている。
【0004】図5に示す錠付き連結具21によるリーシ
ュコードの場合は、休憩時や宿泊先などでスノーボード
から離れるときに、任意の固定物に錠付き連結具21を
連結して、開閉リングの開放を文字合わせ錠でロックす
れば、スノーボードの盗難防止の役割をも発揮させ得
る。この盗難防止の観点から、この種のリーシュコード
では、コード23にステンレスワイヤーが内装され、コ
ードの切断による盗難をも防止できるように構成されて
いる。
ュコードの場合は、休憩時や宿泊先などでスノーボード
から離れるときに、任意の固定物に錠付き連結具21を
連結して、開閉リングの開放を文字合わせ錠でロックす
れば、スノーボードの盗難防止の役割をも発揮させ得
る。この盗難防止の観点から、この種のリーシュコード
では、コード23にステンレスワイヤーが内装され、コ
ードの切断による盗難をも防止できるように構成されて
いる。
【0005】錠付き連結具21を可撓性コードの一端に
接続した上記リーシュコードのような形態は、上記例に
示したスノーボードや同類のレジャースポーツであるス
キーにも同様に適用できるばかりでなく、自転車のワイ
ヤー錠的な用途、あるいはカバン、ザック、登山用具等
々の離脱防止、盗難防止として利用できる。
接続した上記リーシュコードのような形態は、上記例に
示したスノーボードや同類のレジャースポーツであるス
キーにも同様に適用できるばかりでなく、自転車のワイ
ヤー錠的な用途、あるいはカバン、ザック、登山用具等
々の離脱防止、盗難防止として利用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成になる錠付き連結具は、スノーボードやスキーな
どの冬のスポーツ用具等に適用した場合では、開閉リン
グ部分の開閉操作や錠の操作を行うのに、防寒用の手袋
をしたままでは操作し難い問題点があった。また、開閉
リング部分を開いたときの開放幅が小さいため、連結操
作がし難く、盗難防止のために連結する固定物が限定さ
れてしまう問題点があった。更に、錠構造のない連結具
による場合も、連結具自体が小さいためリングの開放操
作を手袋をしたままでし難い問題点もあった。
来構成になる錠付き連結具は、スノーボードやスキーな
どの冬のスポーツ用具等に適用した場合では、開閉リン
グ部分の開閉操作や錠の操作を行うのに、防寒用の手袋
をしたままでは操作し難い問題点があった。また、開閉
リング部分を開いたときの開放幅が小さいため、連結操
作がし難く、盗難防止のために連結する固定物が限定さ
れてしまう問題点があった。更に、錠構造のない連結具
による場合も、連結具自体が小さいためリングの開放操
作を手袋をしたままでし難い問題点もあった。
【0007】本発明は、上記従来構成に係る連結具の問
題点に鑑みて創案されたもので、手袋をしたままでの操
作を可能とし、開閉リングを大きく開放できる構造を備
えた錠付き連結具を提供することを目的とするものであ
る。
題点に鑑みて創案されたもので、手袋をしたままでの操
作を可能とし、開閉リングを大きく開放できる構造を備
えた錠付き連結具を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、錠構造を備え
た本体部と、この本体部の一端に環状構造に形成された
連結リングとを具備し、前記連結リングの環状構造を開
放する操作を前記錠構造によりロックする錠付き連結具
において、前記環状構造が、前記本体部に形成された支
持軸に一端が軸支された可動アームと、本体部に一端が
固定された固定アームとを、それぞれの他端で係合させ
ることにより形成され、前記可動アームの前記支持軸付
近に形成された開放レバーを本体部側に加圧する操作に
より、可動アームを固定アームとの係合方向に付勢する
力に抗して可動アームを回動させて前記環状構造の一部
を開放する連結リングと、傘型形状の最大径部分を回転
操作部とした駒を任意個数連設した文字合わせ錠によ
り、前記可動アームによる環状構造の開放操作をロック
する錠構造及びコードの接続部を備えた本体部とを具備
してなることを特徴とする。
た本体部と、この本体部の一端に環状構造に形成された
連結リングとを具備し、前記連結リングの環状構造を開
放する操作を前記錠構造によりロックする錠付き連結具
において、前記環状構造が、前記本体部に形成された支
持軸に一端が軸支された可動アームと、本体部に一端が
固定された固定アームとを、それぞれの他端で係合させ
ることにより形成され、前記可動アームの前記支持軸付
近に形成された開放レバーを本体部側に加圧する操作に
より、可動アームを固定アームとの係合方向に付勢する
力に抗して可動アームを回動させて前記環状構造の一部
を開放する連結リングと、傘型形状の最大径部分を回転
操作部とした駒を任意個数連設した文字合わせ錠によ
り、前記可動アームによる環状構造の開放操作をロック
する錠構造及びコードの接続部を備えた本体部とを具備
してなることを特徴とする。
【0009】上記構成は、接続部に一般刃物での切断不
可能な可撓性コードを接続してコード付き連結具として
構成することができる。
可能な可撓性コードを接続してコード付き連結具として
構成することができる。
【0010】上記構成によれば、連結リングの環状構造
を形成する可動アームは、本体部に一端が軸支されてい
るので、開放レバーの操作により回動して固定部から離
れ、連結リングの環状構造に大きな開放部分を形成す
る。環状構造の大きな開放は、連結の着脱が容易になる
ばかりでなく、連結する対象物が限定されることが少な
くなる。また、前記開放レバーは連結リングの本体部側
に設けられているので、本体部を掴むときに開放レバー
に指を掛ける動作、言い換えれば銃の引き金を引くよう
な動作が自然にできるため、手袋をしたような指の動作
が不自由な状態でも容易に連結リングの開放操作を行う
ことができる。また、錠構造は文字合わせ錠として構成
することができ、文字合わせのための駒は傘型に形成さ
れているので、手袋をした状態でも駒の回転操作を容易
に行うことができる。
を形成する可動アームは、本体部に一端が軸支されてい
るので、開放レバーの操作により回動して固定部から離
れ、連結リングの環状構造に大きな開放部分を形成す
る。環状構造の大きな開放は、連結の着脱が容易になる
ばかりでなく、連結する対象物が限定されることが少な
くなる。また、前記開放レバーは連結リングの本体部側
に設けられているので、本体部を掴むときに開放レバー
に指を掛ける動作、言い換えれば銃の引き金を引くよう
な動作が自然にできるため、手袋をしたような指の動作
が不自由な状態でも容易に連結リングの開放操作を行う
ことができる。また、錠構造は文字合わせ錠として構成
することができ、文字合わせのための駒は傘型に形成さ
れているので、手袋をした状態でも駒の回転操作を容易
に行うことができる。
【0011】上記錠付き連結具の接続部に、一般刃物で
の切断不可能な可撓性コードを接続してコード付き連結
具として構成することにより、コード錠としての利用範
囲の拡大を図ることができる。
の切断不可能な可撓性コードを接続してコード付き連結
具として構成することにより、コード錠としての利用範
囲の拡大を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0013】図1は、本実施形態に係る錠付き連結具の
構成を示す平面図(a)と、この図の左側面図(b)、
右側面図(c)、下側面図(d)である。
構成を示す平面図(a)と、この図の左側面図(b)、
右側面図(c)、下側面図(d)である。
【0014】図1において、錠付き連結具1は、文字合
わせ錠8及びコード接続部9を備えた本体部2と、この
本体部2に一端が固定された固定アーム4及び本体部2
に一端が回動自在に軸支された可動アーム5により環状
構造が形成された連結リング3とを備えて構成されてい
る。この錠付き連結具1は、単独で錠として使用できる
他、前記コード接続部9に可撓性コードを接続して2者
間を連結するコード付き連結具として使用することがで
きる。
わせ錠8及びコード接続部9を備えた本体部2と、この
本体部2に一端が固定された固定アーム4及び本体部2
に一端が回動自在に軸支された可動アーム5により環状
構造が形成された連結リング3とを備えて構成されてい
る。この錠付き連結具1は、単独で錠として使用できる
他、前記コード接続部9に可撓性コードを接続して2者
間を連結するコード付き連結具として使用することがで
きる。
【0015】前記可動アーム5の一端は、本体部2の内
部に形成された支持軸7で軸支され、固定アーム4側に
付勢されているので、常時は他端で固定アーム4に係合
して環状構造を閉じているが、本体部2側に形成された
開放レバー6を本体部2側に引き寄せる操作により、前
記固定アーム4とにより形成する環状構造の一部に開放
部分を形成させることができる。前記可動アーム5及び
固定アーム4それぞれの他端は、図示するように互いに
重なり合って係合するように形成されており、単に可動
アーム5と固定アーム4とが衝合する構造ではないの
で、衣服の生地等を挟み込んで着脱を困難にさせるよう
なことがない。可動アーム5を回動させて環状構造を開
放する操作は、本体部2と連結リング3との境界部分を
掴む動作時に開放レバー6に指を掛けて引き寄せる動作
をするだけなので、防寒用の手袋をしているような手の
動きが不自由な状態でも容易に開放操作を行うことがで
きる。この環状構造の開放操作は、本体部2に設けられ
た文字合わせ錠8によりロックして開放不可能に施錠す
ることができる。この文字合わせ錠8による開放操作の
ロック構造について、図2を参照して次に説明する。
部に形成された支持軸7で軸支され、固定アーム4側に
付勢されているので、常時は他端で固定アーム4に係合
して環状構造を閉じているが、本体部2側に形成された
開放レバー6を本体部2側に引き寄せる操作により、前
記固定アーム4とにより形成する環状構造の一部に開放
部分を形成させることができる。前記可動アーム5及び
固定アーム4それぞれの他端は、図示するように互いに
重なり合って係合するように形成されており、単に可動
アーム5と固定アーム4とが衝合する構造ではないの
で、衣服の生地等を挟み込んで着脱を困難にさせるよう
なことがない。可動アーム5を回動させて環状構造を開
放する操作は、本体部2と連結リング3との境界部分を
掴む動作時に開放レバー6に指を掛けて引き寄せる動作
をするだけなので、防寒用の手袋をしているような手の
動きが不自由な状態でも容易に開放操作を行うことがで
きる。この環状構造の開放操作は、本体部2に設けられ
た文字合わせ錠8によりロックして開放不可能に施錠す
ることができる。この文字合わせ錠8による開放操作の
ロック構造について、図2を参照して次に説明する。
【0016】図2は、本体部2の内部構造を示すもの
で、同図(a)は可動アーム5が閉じている状態、同図
(b)は可動アーム5を開いた状態、同図(c)は文字
合わせ錠8の駒の構造を示す平面図である。
で、同図(a)は可動アーム5が閉じている状態、同図
(b)は可動アーム5を開いた状態、同図(c)は文字
合わせ錠8の駒の構造を示す平面図である。
【0017】文字合わせ錠8は、3連構造に連設された
各駒10a、10b、10cそれぞれに、表面に刻設さ
れた数字の文字合わせに該当する位置に、鍵棒11に凸
設された鍵突起11a、11b、11cが進入できる凹
部12が、図2(c)に示すように形成されている。図
2に示す状態が、所定の文字合わせにより各駒10a、
10b、10cの前記凹部12が全て同一方向(鍵棒1
1の鍵突起11a、11b、11cの形成方向)にセッ
トされているものとして、同図(a)に示す状態から開
放レバー6を操作して可動アーム5を回動させると、板
バネ13により付勢されている鍵棒11の端部は可動ア
ーム5のアール部5aにより付勢に抗して押し下げら
れ、各鍵突起11a、11b、11cは各駒10a、1
0b、10cの凹部12に進入して、図2(b)に示す
ように可動アーム5の回動による環状構造の開放がなさ
れる。しかし、各駒10a、10b、10cの1つで
も、設定された文字合わせの該当位置からずれている
と、いずれかの鍵突起11a、11b、11cの凹部1
2への進入はならず、鍵棒11が移動しないので、可動
アーム5の回動はならず、施錠状態となる。可動アーム
5は支持軸7位置に設けられた図示しないバネにより閉
じる方向に付勢されているので、開放レバー6への加圧
を解除(指を離す)することにより図2(a)に示す状
態に復帰する。
各駒10a、10b、10cそれぞれに、表面に刻設さ
れた数字の文字合わせに該当する位置に、鍵棒11に凸
設された鍵突起11a、11b、11cが進入できる凹
部12が、図2(c)に示すように形成されている。図
2に示す状態が、所定の文字合わせにより各駒10a、
10b、10cの前記凹部12が全て同一方向(鍵棒1
1の鍵突起11a、11b、11cの形成方向)にセッ
トされているものとして、同図(a)に示す状態から開
放レバー6を操作して可動アーム5を回動させると、板
バネ13により付勢されている鍵棒11の端部は可動ア
ーム5のアール部5aにより付勢に抗して押し下げら
れ、各鍵突起11a、11b、11cは各駒10a、1
0b、10cの凹部12に進入して、図2(b)に示す
ように可動アーム5の回動による環状構造の開放がなさ
れる。しかし、各駒10a、10b、10cの1つで
も、設定された文字合わせの該当位置からずれている
と、いずれかの鍵突起11a、11b、11cの凹部1
2への進入はならず、鍵棒11が移動しないので、可動
アーム5の回動はならず、施錠状態となる。可動アーム
5は支持軸7位置に設けられた図示しないバネにより閉
じる方向に付勢されているので、開放レバー6への加圧
を解除(指を離す)することにより図2(a)に示す状
態に復帰する。
【0018】上記錠構造8を構成する各駒10a、10
b、10cは、図1に示すように傘型に形成され、その
最大径部分が本体部2の外面から突出しており、手袋を
したような指の感覚が鈍感な状態でも接触が認知しやす
い形状なので、防寒用手袋をした状態でも文字合わせの
操作が容易にできる。
b、10cは、図1に示すように傘型に形成され、その
最大径部分が本体部2の外面から突出しており、手袋を
したような指の感覚が鈍感な状態でも接触が認知しやす
い形状なので、防寒用手袋をした状態でも文字合わせの
操作が容易にできる。
【0019】上記のように構成された錠付き連結具1
は、図3に示すようにコード接続部9に可撓性コード1
4の一端を接続して、コード付き連結具として構成する
ことができる。これをスノーボードの錠付きリーシュコ
ードとして用いるときには、図4に示すように、ボード
15に取り付けられたバインディング16(前足側)に
可撓性コード14の他端を固定し、錠付き連結具1の連
結リング3を足に取り付けたベルトに嵌め込むことによ
り、滑走中の流れ止めとして使用し、スノーボードから
離れるときには、錠付き連結具1を任意の固定物に連結
し施錠すれば、盗難防止を図ることができる。
は、図3に示すようにコード接続部9に可撓性コード1
4の一端を接続して、コード付き連結具として構成する
ことができる。これをスノーボードの錠付きリーシュコ
ードとして用いるときには、図4に示すように、ボード
15に取り付けられたバインディング16(前足側)に
可撓性コード14の他端を固定し、錠付き連結具1の連
結リング3を足に取り付けたベルトに嵌め込むことによ
り、滑走中の流れ止めとして使用し、スノーボードから
離れるときには、錠付き連結具1を任意の固定物に連結
し施錠すれば、盗難防止を図ることができる。
【0020】また、上記コード付き連結具とする構成
は、スノーボードばかりでなく、スキーにも同様に利用
できる他、自転車や携帯物等の盗難防止のコード錠とし
ても利用できる。盗難防止に重点をおくときには、前記
可撓性コード14は、その切断が容易でないステンレス
コードを採用することが望ましい。
は、スノーボードばかりでなく、スキーにも同様に利用
できる他、自転車や携帯物等の盗難防止のコード錠とし
ても利用できる。盗難防止に重点をおくときには、前記
可撓性コード14は、その切断が容易でないステンレス
コードを採用することが望ましい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、連結
リングの環状構造を形成する可動アームは、本体部に一
端が軸支されているので、開放レバーの操作により回動
して固定部から離れ、連結リングの環状構造に大きな開
放部分を形成する。環状構造の大きな開放は、連結の着
脱が容易になるばかりでなく、連結する対象物が限定さ
れることが少なくなる。また、前記開放レバーは連結リ
ングの本体部側に設けられているので、本体部を握ると
きに開放レバーに指を掛ける動作、言い換えれば銃の引
き金を引くような動作が自然にできるため、手袋をした
ような指の動作が不自由な状態でも容易に連結リングの
開放操作を行うことができる。また、錠構造は文字合わ
せ錠として構成することができ、文字合わせのための駒
は傘型に形成されているので、手袋をした状態でも駒の
回転操作を容易に行うことができる。
リングの環状構造を形成する可動アームは、本体部に一
端が軸支されているので、開放レバーの操作により回動
して固定部から離れ、連結リングの環状構造に大きな開
放部分を形成する。環状構造の大きな開放は、連結の着
脱が容易になるばかりでなく、連結する対象物が限定さ
れることが少なくなる。また、前記開放レバーは連結リ
ングの本体部側に設けられているので、本体部を握ると
きに開放レバーに指を掛ける動作、言い換えれば銃の引
き金を引くような動作が自然にできるため、手袋をした
ような指の動作が不自由な状態でも容易に連結リングの
開放操作を行うことができる。また、錠構造は文字合わ
せ錠として構成することができ、文字合わせのための駒
は傘型に形成されているので、手袋をした状態でも駒の
回転操作を容易に行うことができる。
【0022】この錠付き連結具は防寒用手袋をした状態
でも操作が容易なので、スノーボードやスキーなどの流
れ止めコードの連結具として有効に利用でき、接続部に
一般刃物での切断不可能な可撓性コードを接続してコー
ド付き連結具として構成することにより、盗難防止降下
の高いコード錠としての利用範囲の拡大を図ることがで
きる。
でも操作が容易なので、スノーボードやスキーなどの流
れ止めコードの連結具として有効に利用でき、接続部に
一般刃物での切断不可能な可撓性コードを接続してコー
ド付き連結具として構成することにより、盗難防止降下
の高いコード錠としての利用範囲の拡大を図ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施形態に係る錠付き連結具の構成
を示す平面図(a)と左側面図(b)と右側面図(c)
と下側面図(d)とである。
を示す平面図(a)と左側面図(b)と右側面図(c)
と下側面図(d)とである。
【図2】実施形態に係る錠付き連結具の錠構造による可
動アームの開閉ロックの構造を説明する図で、可動アー
ム閉状態(a)と可動アーム開状態(b)と文字合わせ
錠の駒構造を示す平面図である。
動アームの開閉ロックの構造を説明する図で、可動アー
ム閉状態(a)と可動アーム開状態(b)と文字合わせ
錠の駒構造を示す平面図である。
【図3】実施形態に係る錠付き連結具に可撓性コードを
接続したコード付き連結具の構成を示す平面図である。
接続したコード付き連結具の構成を示す平面図である。
【図4】上記コード付き連結具をスノーボードのリーシ
ュコードとして適用した例を示す平面図である。
ュコードとして適用した例を示す平面図である。
【図5】従来技術に係る錠付き連結具の構成を示す平面
図である。
図である。
【図6】従来技術に係るコード連結具の構成を示す平面
図である。
図である。
1 錠付き連結具 2 本体部 3 連結リング 4 固定アーム 5 可動アーム 6 開放レバー 7 支持軸 8 文字合わせ錠 9 コード接続部 10a,10b,10c 駒
Claims (2)
- 【請求項1】 錠構造を備えた本体部と、この本体部の
一端に環状構造に形成された連結リングとを具備し、前
記連結リングの環状構造を開放する操作を前記錠構造に
よりロックする錠付き連結具において、 前記環状構造が、前記本体部に形成された支持軸に一端
が軸支された可動アームと、本体部に一端が固定された
固定アームとを、それぞれの他端で係合させることによ
り形成され、前記可動アームの前記支持軸付近に形成さ
れた開放レバーを本体部側に加圧する操作により、可動
アームを固定アームとの係合方向に付勢する力に抗して
可動アームを回動させて前記環状構造の一部を開放する
連結リングと、傘型形状の最大径部分を回転操作部とし
た駒を任意個数連設した文字合わせ錠により、前記可動
アームによる環状構造の開放操作をロックする錠構造及
びコードの接続部を備えた本体部とを具備してなること
を特徴とする錠付き連結具。 - 【請求項2】 接続部に一般刃物での切断不可能な可撓
性コードを接続してコード付き連結具としたことを特徴
とする請求項1記載の錠付き連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8267580A JPH10108936A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 錠付き連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8267580A JPH10108936A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 錠付き連結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108936A true JPH10108936A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17446758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8267580A Pending JPH10108936A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 錠付き連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10108936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200475563Y1 (ko) * | 2014-07-16 | 2014-12-10 | 홍진의 | 문고리 고정구 |
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1996
- 1996-10-08 JP JP8267580A patent/JPH10108936A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200475563Y1 (ko) * | 2014-07-16 | 2014-12-10 | 홍진의 | 문고리 고정구 |
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