JPH10108591A - 上部リップ付きルアー - Google Patents
上部リップ付きルアーInfo
- Publication number
- JPH10108591A JPH10108591A JP29921996A JP29921996A JPH10108591A JP H10108591 A JPH10108591 A JP H10108591A JP 29921996 A JP29921996 A JP 29921996A JP 29921996 A JP29921996 A JP 29921996A JP H10108591 A JPH10108591 A JP H10108591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lure
- lip
- water
- shape
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】ジグ,シンキンングルアーのように比重が
水より重いルアー上部に、従来のルアーのリップとほぼ
同様の形状の突起物1を備え、ルアー上部の面とルアー
上部のリップとほぼ同様の形状の突起物1がルアー前部
の方向に対してなす角度5が0度を越え90度未満とす
る。 【効果】ルアーを引いた際の水の抵抗でルアーに浮き上
る水の抵抗がかかり、表層でルアーを操作できる。
水より重いルアー上部に、従来のルアーのリップとほぼ
同様の形状の突起物1を備え、ルアー上部の面とルアー
上部のリップとほぼ同様の形状の突起物1がルアー前部
の方向に対してなす角度5が0度を越え90度未満とす
る。 【効果】ルアーを引いた際の水の抵抗でルアーに浮き上
る水の抵抗がかかり、表層でルアーを操作できる。
Description
【0001】[産業上の利用分野]この発明は、魚を釣
るための道具であるルアーに関するものである。
るための道具であるルアーに関するものである。
【0002】[従来の技術]ルアーを遠くに飛ばす目的
で重くしたジグと言うルアーは、上下の方向の安定化が
なされていなかった。又、従来、ルアーの上下の方向を
安定させる為、ルアーの上部の比重を下部の比重よりも
軽くなっているルアーの中で、ミノーはルアーにアクシ
ョンをつける為に図3の様にリップと称する突起物がル
アー下部にあった。このミノーの中で、シンキングミノ
ーは、比重が重いので遠くに飛ばすことに優れていた。
で重くしたジグと言うルアーは、上下の方向の安定化が
なされていなかった。又、従来、ルアーの上下の方向を
安定させる為、ルアーの上部の比重を下部の比重よりも
軽くなっているルアーの中で、ミノーはルアーにアクシ
ョンをつける為に図3の様にリップと称する突起物がル
アー下部にあった。このミノーの中で、シンキングミノ
ーは、比重が重いので遠くに飛ばすことに優れていた。
【0003】[発明が解決しようとする課題]従来の遠
くに飛ばすタイプのルアーは、シンキングミノー.ジグ
のいずれも、比重が重いために、高速でルアーを引かな
ければ表層でルアーを操作できなかった。又、シンキン
グミノーはリップが、ルアーの中央下部に近い位置にあ
る為に、魚の警戒心を強める可能性があった。又、ジグ
は上下の方向が安定していないので子魚に似せたリアル
な動きをさせることが難しかった。
くに飛ばすタイプのルアーは、シンキングミノー.ジグ
のいずれも、比重が重いために、高速でルアーを引かな
ければ表層でルアーを操作できなかった。又、シンキン
グミノーはリップが、ルアーの中央下部に近い位置にあ
る為に、魚の警戒心を強める可能性があった。又、ジグ
は上下の方向が安定していないので子魚に似せたリアル
な動きをさせることが難しかった。
【0004】[課題を解決する為の手段]ジグ,シンキ
ングルアーの様に比重が水より重いルアー上部に、図1
の様に従来のルアーのリップとほぼ同様の形状の突起物
があることで、ルアーにアクションを与える。ルアー上
部の面と、ルアー上部のリップとほぼ同様の形状の突起
物がルアー前部の方向に対してなす角度(図1の角度
A)は、0度以下だとルアーを引いた際のルアーの浮力
が減少し、ルアーの姿勢が不自然になり、90度以上で
もルアーを引いた際のルアーの浮力が減少し、ルアーの
動きが悪くなる。理想的な角度は、5度から45度であ
る。又、図2の様にルアー上部のリップとほぼ同様の形
状の突起物が、ルアーの後方まで存在すると、より安定
な動きになり、ルアーを引いた際の水の抵抗による浮力
が増す。
ングルアーの様に比重が水より重いルアー上部に、図1
の様に従来のルアーのリップとほぼ同様の形状の突起物
があることで、ルアーにアクションを与える。ルアー上
部の面と、ルアー上部のリップとほぼ同様の形状の突起
物がルアー前部の方向に対してなす角度(図1の角度
A)は、0度以下だとルアーを引いた際のルアーの浮力
が減少し、ルアーの姿勢が不自然になり、90度以上で
もルアーを引いた際のルアーの浮力が減少し、ルアーの
動きが悪くなる。理想的な角度は、5度から45度であ
る。又、図2の様にルアー上部のリップとほぼ同様の形
状の突起物が、ルアーの後方まで存在すると、より安定
な動きになり、ルアーを引いた際の水の抵抗による浮力
が増す。
【0005】[作用]ジグ,シンキンングルアーの様に
比重が水より重いルアー上部に、図1の様に従来のルア
ーのリップとほぼ同様の形状の突起物があることで、ル
アーを引いた際の水の抵抗でルアーに浮き上がる水の抵
抗がかかり、表層でルアーを操作できる。しかし、ルア
ー上部の突起物の形状によって、中層,深層でもルアー
を操作できる。例えば、図4のA部の様にルアー上部の
突起物のつけねを折り曲げると、ルアのジグザグのアク
ションが大きくなり、中層,深層でもルアーを操作し易
くなった。又、図3に示す様にシンキングミノーはリッ
プが、ルアーの中央下部に近い位置にある為に、魚の警
戒心を強める可能性があったが、リップ状の突起物がル
アーの上部にある代わりに、従来のリップが無い為に、
魚の警戒心が少なくなる。又、ジグは上下の方向が安定
していないので子魚に似せたリアルな動きをさせること
が難しかったが、ルアーが沈む際にルアー上部のリップ
状の突起物の抵抗で上下の方向が安定して子魚に似せた
リアルな動きができる。又、図2の様にルアー上部のリ
ップとほぼ同様の形状の突起物が、ルアーの後方まで存
在させると、より安定な動きになり、ルアーを引いた際
の水の抵抗による浮力が増す。
比重が水より重いルアー上部に、図1の様に従来のルア
ーのリップとほぼ同様の形状の突起物があることで、ル
アーを引いた際の水の抵抗でルアーに浮き上がる水の抵
抗がかかり、表層でルアーを操作できる。しかし、ルア
ー上部の突起物の形状によって、中層,深層でもルアー
を操作できる。例えば、図4のA部の様にルアー上部の
突起物のつけねを折り曲げると、ルアのジグザグのアク
ションが大きくなり、中層,深層でもルアーを操作し易
くなった。又、図3に示す様にシンキングミノーはリッ
プが、ルアーの中央下部に近い位置にある為に、魚の警
戒心を強める可能性があったが、リップ状の突起物がル
アーの上部にある代わりに、従来のリップが無い為に、
魚の警戒心が少なくなる。又、ジグは上下の方向が安定
していないので子魚に似せたリアルな動きをさせること
が難しかったが、ルアーが沈む際にルアー上部のリップ
状の突起物の抵抗で上下の方向が安定して子魚に似せた
リアルな動きができる。又、図2の様にルアー上部のリ
ップとほぼ同様の形状の突起物が、ルアーの後方まで存
在させると、より安定な動きになり、ルアーを引いた際
の水の抵抗による浮力が増す。
【0006】[実施例]ルアーの上下の比重の差の殆ど
無いようにして、全体の材質を殆ど鉛にしたジグのよう
な重い、図2の形状のルアーを試作して、水中で引い
た。その結果、ルアーの上下の動きが安定し、表層を魚
のようなジグザグの動きをした。そして、実際に一般的
なルアーの対象魚である、ブラックバス,ブルーギルを
釣ることができ、実際の魚に効果があることを確認し
た。
無いようにして、全体の材質を殆ど鉛にしたジグのよう
な重い、図2の形状のルアーを試作して、水中で引い
た。その結果、ルアーの上下の動きが安定し、表層を魚
のようなジグザグの動きをした。そして、実際に一般的
なルアーの対象魚である、ブラックバス,ブルーギルを
釣ることができ、実際の魚に効果があることを確認し
た。
【0007】[発明の効果]ジグ,シンキンングルアー
の様に比重が水より重いルアー上部に、図1の様に従来
のルアーのリップとほぼ同様の形状の突起物があること
で、ルアーを引いた際の水の抵抗でルアーに浮き上がる
水の抵抗がかかり、表層でルアーを操作できる。又、図
3に示す様にシンキングミノーはリップが、ルアーの中
央下部に近い位置にある為に、魚の警戒心を強める可能
性があったが、リップ状の突起物がルアーの上部にある
代わりに、従来のリップが無い為に、魚の警戒心が少な
くなる。又、ジグは上下の方向が安定していないので子
魚に似せたリアルな動きをさせることが難しかったが、
ルアーが沈む際にルアー上部のリップ状の突起物の抵抗
で上下の方向が安定して子魚に似せたリアルな動きがで
きる。又、図2の様にルアー上部のリップとほぼ同様の
形状の突起物が、ルアーの後方まで存在させると、より
安定な動きになり、ルアーを引いた際の水の抵抗による
浮力が増す。よって、ルアーを飛ばすポイントが遠くに
有り、ルアーを泳がすたなが浅い場合に魚のヒット率を
上げる効果がある。しかし、ルアーを泳がすたなが浅い
場合のみに限らず、ルアー上部のリップ状の突起物の
形,大きさを調節したり、ルアーを引く早さを調節する
ことにより、中層,深層でもルアーを操作できる。又、
コントロールをつける為に、ベイトリールを使用する場
合は重いルアーでないと使いにくく、この際にも有効で
ある。
の様に比重が水より重いルアー上部に、図1の様に従来
のルアーのリップとほぼ同様の形状の突起物があること
で、ルアーを引いた際の水の抵抗でルアーに浮き上がる
水の抵抗がかかり、表層でルアーを操作できる。又、図
3に示す様にシンキングミノーはリップが、ルアーの中
央下部に近い位置にある為に、魚の警戒心を強める可能
性があったが、リップ状の突起物がルアーの上部にある
代わりに、従来のリップが無い為に、魚の警戒心が少な
くなる。又、ジグは上下の方向が安定していないので子
魚に似せたリアルな動きをさせることが難しかったが、
ルアーが沈む際にルアー上部のリップ状の突起物の抵抗
で上下の方向が安定して子魚に似せたリアルな動きがで
きる。又、図2の様にルアー上部のリップとほぼ同様の
形状の突起物が、ルアーの後方まで存在させると、より
安定な動きになり、ルアーを引いた際の水の抵抗による
浮力が増す。よって、ルアーを飛ばすポイントが遠くに
有り、ルアーを泳がすたなが浅い場合に魚のヒット率を
上げる効果がある。しかし、ルアーを泳がすたなが浅い
場合のみに限らず、ルアー上部のリップ状の突起物の
形,大きさを調節したり、ルアーを引く早さを調節する
ことにより、中層,深層でもルアーを操作できる。又、
コントロールをつける為に、ベイトリールを使用する場
合は重いルアーでないと使いにくく、この際にも有効で
ある。
【図1】請求項1の斜視図
【図2】請求項3の斜視図
【図3】従来のミノーの斜視図
【図4】中層,深層タイプのルアーの斜視図
1 従来のルアーのリップとほぼ同様の形状の突起物 2 リップ 3 ルアー後部の針 4 ルアー中央下部の針 5 角度A 6 ルアーと糸の連結部 7 A部
Claims (4)
- 【請求項1】 ジグ,シンキンングルアーの様に比重が
水より重いルアー上部に、図1の様に従来のルアーのリ
ップとほぼ同様の形状の突起物があることで、ルアーに
アクションを与えるルアー。 - 【請求項2】 請求項1において、ルアー上部の面と、
ルアー上部のリップとほぼ同様の形状の突起物がルアー
前部の方向に対してなす角度(図1の角度A)が0度を
越え、90度未満のルアー。 - 【請求項3】 請求項2において、図2の様にルアー上
部のリップとほぼ同様の形状の突起物が、ルアーの後方
まで存在するルアー。 - 【請求項4】 請求項2において、ルアー上部のリッブ
とほぼ同様の形状の突起物上のルアー前部に当る側,ル
アー上部のリップとほぼ同様の形状の突起物よりルアー
の前部のルアー上部,ルアー下部,ルアー先端部に、ル
アーと糸の連結部があるルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29921996A JPH10108591A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 上部リップ付きルアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29921996A JPH10108591A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 上部リップ付きルアー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108591A true JPH10108591A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17869704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29921996A Withdrawn JPH10108591A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 上部リップ付きルアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10108591A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6484434B1 (en) * | 1998-07-02 | 2002-11-26 | Erick Elges | Emergent lip fishing lure |
JP2012143214A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Takejiro Seki | ルアー |
WO2015153941A1 (en) * | 2014-04-03 | 2015-10-08 | Brink Robert Allen | Artificial fish lures and methods |
US10842140B1 (en) * | 2016-10-25 | 2020-11-24 | Jesse Watson | Fishing lure system |
US11224210B2 (en) | 2018-03-02 | 2022-01-18 | Olson Ip Technologies, Inc. | Adjustable depth fishing lure |
US11317612B2 (en) | 2018-03-02 | 2022-05-03 | Olson Ip Technologies, Inc. | Fishing capture lure |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP29921996A patent/JPH10108591A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6484434B1 (en) * | 1998-07-02 | 2002-11-26 | Erick Elges | Emergent lip fishing lure |
JP2012143214A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Takejiro Seki | ルアー |
WO2015153941A1 (en) * | 2014-04-03 | 2015-10-08 | Brink Robert Allen | Artificial fish lures and methods |
US10842140B1 (en) * | 2016-10-25 | 2020-11-24 | Jesse Watson | Fishing lure system |
US11224210B2 (en) | 2018-03-02 | 2022-01-18 | Olson Ip Technologies, Inc. | Adjustable depth fishing lure |
US11317612B2 (en) | 2018-03-02 | 2022-05-03 | Olson Ip Technologies, Inc. | Fishing capture lure |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |