JPH10107532A - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JPH10107532A
JPH10107532A JP29429996A JP29429996A JPH10107532A JP H10107532 A JPH10107532 A JP H10107532A JP 29429996 A JP29429996 A JP 29429996A JP 29429996 A JP29429996 A JP 29429996A JP H10107532 A JPH10107532 A JP H10107532A
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JP
Japan
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antenna
antenna element
coiled
flat
coil
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JP29429996A
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Inventor
Tsutomu Yamazaki
勉 山崎
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトであってもアンテナ利得の大きい
アンテナを実現することによって、移動体通信を従来よ
りも一層快適なものにすること、基地局にあっては少な
いスペースでも良好な通信環境を実現すること。 【解決手段】 コイル状に形成した導体を一方のアンテ
ナエレメント1とし、このコイル状アンテナエレメント
1のループ内に導体を通して他方のアンテナエレメント
2とする。そして、前記コイル状アンテナエレメントの
始端3とループ内を通るアンテナエレメント2の中点4
とに給電点5を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波(電波)の
送信や受信に使用されるアンテナに関する。アンテナ
は、空間に電磁波エネルギーを放射したり、空間を伝搬
する電磁波エネルギーを受信したりする際に使用され、
主に無線通信に使用されている。
【0002】
【従来の技術】アンテナの基本形として一般的に知られ
ているものとしては、ダイポールアンテナやループアン
テナ、八木アンテナ、等々と多様なアンテナが存在す
る。また、移動体通信に使用されているアンテナとして
はホイップアンテナが主流である。
【0003】空間に電磁波を放射したり、空間を伝搬す
る電磁波を受信したりするアンテナの基本は、長尺状の
導体即ちアンテナエレメントを電磁波の周波数に共振さ
せて該アンテナエレメント上に定在波を発生させ、この
アンテナエレメントと空間の間において電磁波エネルギ
ーの放射や受信が行われるようにすることにある。
【0004】例えば、ダイポールアンテナでは全長をλ
/2(λ:波長)として、λ/4長のアンテナエレメン
ト2本をそれぞれ左右に直線状に配置して水平ダイポー
ルアンテナとして使用されたりしている。そして、ダイ
ポールアンテナの中央位置から左右のλ/4長のアンテ
ナエレメントに対して給電が行われ、同軸ケーブル等の
給電線により送信機や受信機に接続される。尚、この場
合の給電点におけるアンテナの放射抵抗は約50〜70
Ω程度である。
【0005】また、λ/4長のアンテナエレメントをグ
ランドに対して垂直に配置し、このλ/4長のアンテナ
エレメントとグランドとの間に給電を行い、グランドの
ミラー効果によって等価的にλ/2長のダイポールアン
テナとして使用されている。このような垂直アンテナは
移動体通信においてホイップアンテナとして使用されて
いる。尚、このアンテナの給電点における放射抵抗は約
25〜35Ω程度である。
【0006】そのため、前記の電磁波波長λのλ/2長
やλ/4長よりも短いアンテナエレメントを所望の周波
数の電磁波に共振させるために、アンテナエレメントに
直列にコイルを挿入・接続したり、逆に電磁波波長λの
λ/2長やλ/4長よりも長いアンテナエレメントを所
望の周波数の電磁波に共振させるためにコンデンサを直
列に挿入・接続したりすることが行われている。
【0007】一般的に、電磁波波長λのλ/2長やλ/
4長と比較して短いアンテナエレメントにコイルを直列
に挿入・接続して目的とする周波数の電磁波に共振させ
ると、コイルによってアンテナエレメントの長さが短縮
される程度に合わせてそのアンテナの放射抵抗は極めて
小さくなり、その分コイルの内部抵抗による熱損失の割
合が大きくなり、アンテナ利得が大幅に低下する。その
ため、このようなアンテナでは、コイルのQが大きくな
るようにコイルを設計し、すなわち、コイルの内部抵抗
が小さくなるようにコイルを設計し、アンテナ利得の低
下を抑制しようとする試みが行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】電磁波の周波数が50
MHZ以上の周波数では、λ/4長のホイップアンテナ
の長さは約1.5m以下で済むので、コイルを直列に挿
入・接続してアンテナエレメント長を短くしなくても移
動体通信の用途において支障を生ずることは少ない。も
ちろん、ハンディタイプの送受信機のホイップアンテナ
としては適切ではないが、車載用アンテナとしては使用
可能である。
【0009】しかし、λ/4長のホイップアンテナであ
っても、周波数が30MHZではエレメント長は約2.
5m、周波数が10MHZでは約7.5m、周波数が3
MHZでは約25mとなって、そのままでは移動体通信
の用途には使用できない。そのため、アンテナエレメン
トに直列にコイルを挿入・接続し、0.5〜2.0m程
度の長さのアンテナエレメントであっても所望の周波数
に共振するようにして使用されている。
【0010】だが、短いアンテナエレメントではアンテ
ナの放射抵抗が数Ωから1Ω以下の極めて小さな値とな
り、コイルを直列に挿入・接続したことによるアンテナ
利得の低下は極めて大きくなる。他方、移動体通信に使
用されるようなコンパクトなホイップアンテナにあって
は、アンテナ利得の低下を抑制するためにQの大きい巨
大なコイルを設けることは実用的ではない。
【0011】このことは周波数に関係なく(例えば50
MHZ以上の周波数においても)、アンテナエレメント
を短くするためにコイルを直列に挿入・接続すれば必ず
発生する問題である。
【0012】本発明の目的は、コンパクトであってもア
ンテナ利得の大きいアンテナを実現することによって、
移動体通信を従来よりも一層快適なものにすること、基
地局にあっては少ないスペースでも良好な通信環境を実
現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】コイル状に形成した導体
を一方のアンテナエレメントとし、このコイル状アンテ
ナエレメントのループ内に導体を通して他方のアンテナ
エレメントとする。そして、前記コイル状アンテナエレ
メントの始端とループ内に通した導体との間に給電点を
設ける。
【0014】このように構成されたアンテナは、コイル
状アンテナエレメントのインダクタンスと、コイル状ア
ンテナエレメントとそのループ内に通したアンテナエレ
メントとの間の静電容量とによって共振回路を形成し、
そのインダクタンスと静電容量で決まる周波数で共振す
る。
【0015】そして、共振した際にコイル状アンテナエ
レメントに流れる電流によって形成される磁界ベクトル
と、該コイル状アンテナエレメントとそのループ内に通
したアンテナエレメントとの間の静電容量によって形成
される電界ベクトルとは空間的に直交し、その時間的変
化の位相もπ/2radの位相差を有する。
【0016】そのため、コイル状アンテナエレメントと
そのループ内を通したアンテナエレメントに挟まれた空
間から電磁波の放射が生ずる。また、この空間から電磁
波の受信が行われる。
【0017】すなわち、広い空間にアンテナエレメント
を張架することなく、エネルギー密度の高い電磁波の放
射と受信を行うことができるので、形状が小さくても利
得の高いアンテナを得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は次のような形態において
実施することができる。
【0019】(1)一方のアンテナエレメントをコイル
状に形成し、他方のアンテナエレメントを前記コイル状
アンテナエレメントのループ内に通して設け、これら両
アンテナエレメント間に給電点を設けるように構成す
る。
【0020】このアンテナは、コイル状アンテナエレメ
ントのインダクタンスと、該コイル状アンテナエレメン
トのループ内を通したアンテナエレメントとの間の静電
容量とによって共振回路を形成し、そのインダクタンス
と静電容量で決まる周波数で共振する。
【0021】そして、共振した際のアンテナインピーダ
ンスは放射抵抗に相当する抵抗成分だけとなり、コイル
状アンテナエレメントに流れる電流によって形成される
磁界ベクトルと、該コイル状アンテナエレメントとその
ループ内を通したアンテナエレメントとの間の静電容量
によって形成される電界ベクトルとは空間的に直交し、
その時間的変化の位相もπ/2radの位相差を有す
る。すなわち、電磁波が空間を伝搬する際と同じ電磁界
が両アンテナエレメントに挟まれた空間において発生
し、電磁波の放射が生ずる。また逆に、この空間から電
磁波の受信が行われるようになる。
【0022】したがって、広い空間にアンテナエレメン
トを張架することなくエネルギー密度の高い電磁波の放
射と受信を行うことができるので、形状が小さくても損
失が少なく利得の高いアンテナを得ることができる。
【0023】(2)前記(1)のアンテナにおいて、コ
イル状のアンテナエレメントが偏平コイル状に形成され
るように構成する。
【0024】これにより、コイル状アンテナエレメント
を流れる電流によって発生する磁界は、偏平コイル状ア
ンテナエレメントの平坦な広い表面に沿って平面状に分
布するようになり、他方、この偏平コイル状アンテナエ
レメントのループ内を通したアンテナエレメントとの間
に形成される電界は、偏平コイル状アンテナエレメント
に直角に形成されるので、前記磁界と前記電界とが一層
無駄なく直交するようになり、アンテナ利得を一層高め
ることができる。
【0025】
【実施例】次に、本発明によるアンテナの具体例を実施
例で説明する。
【0026】(1)実施例−1 図1は、実施例−1のアンテナを説明する図で、(a)
は全容を説明する斜視図、(b)は(a)のI−I断面
から見た図、である。すなわち、コイル状アンテナエレ
メント1のループ内に棒状のアンテナエレメント2を通
し、コイル状アンテナエレメント1の始端3と棒状アン
テナエレメント2のループ内の点4との間に給電点5を
設けた構成である。
【0027】このアンテナは、コイル状アンテナエレメ
ント1のインダクタンスと、該コイル状アンテナエレメ
ントのループ内を通した棒状アンテナエレメント2との
間の静電容量とによって決まる周波数で共振し、この場
合、給電点5から見たアンテナインピーダンスは放射抵
抗に相当する抵抗成分のみとなる。そしてその際にコイ
ル状アンテナエレメント1と棒状アンテナエレメント2
とに流れる電流すなわち給電点に流れる電流は最大とな
り、コイル状アンテナ1の周囲には磁界Hを生じ、該コ
イル状アンテナエレメント1と棒状アンテナエレメント
2との間には電界Eを生ずる。
【0028】この磁界Hと電界Eは、コイル状アンテナ
エレメント1と棒状アンテナエレメント2の周辺空間に
おいて直交し、また、電流によって発生する磁界Hと電
圧によって発生する電界Eとは位相差を有し、磁界Hに
対して電界Eの時間的な位相はπ/2rad遅れる。
【0029】したがって、磁界Hと電界Eが空間的に直
交し時間的にπ/2radの位相差を有して発生するよ
うになる。すなわち、これは電磁波が空間を伝搬する際
の状態と同じであり、図1(b)に示すように、コイル
状アンテナエレメントの周回方向にポインティングベク
トルPが発生し、この方向に電磁波が放射される。ま
た、逆の原理により、この方向から伝搬する電磁波が受
信される。
【0030】このように、広い空間にエレメントアンテ
ナを張架することなく電磁波の放射と受信を行うことが
できるようになり、しかもコイル状アンテナエレメント
1と棒状アンテナエレメント2に挟まれた周辺空間にエ
ネルギー密度の高い電磁波を発生させて損失なく電磁波
の放射を行い、逆に伝搬してくる電磁波エネルギーを効
率良く吸収・受信することができるようになる。
【0031】(2)実施例−2 図2は、実施例−2のアンテナを説明する図で、(a)
は全容を説明する斜視図、(b)は(a)のII−II
断面から見た図、である。すなわち、偏平コイル状アン
テナエレメント6のループ内に棒状のアンテナエレメン
ト7を通し、コイル状アンテナエレメント6の始端3と
棒状アンテナエレメント7のループ内の点4との間に給
電点5を設けた構成である。
【0032】この実施例−2のアンテナは、コイル状ア
ンテナエレメント6を偏平形状に構成して点に特徴があ
る。これにより、偏平コイル状アンテナエレメント6を
流れる電流によって発生する磁界Hは、該偏平コイル状
アンテナエレメント6の平坦な表面8に沿って平面状に
分布するようになり、他方、このアンテナエレメント6
のループ内を通したアンテナエレメント7との間に形成
される電界Eは、偏平コイル状アンテナエレメント6に
直角に形成されるので、前記磁界Hと前記電界Eとが一
層広い空間において一層無駄なく直交するようになり、
アンテナ利得を一層高めることができるようになる。
【0033】尚、電磁波のポインティングベクトルP
は、実施例−1の場合と同様に図2(b)に示す方向に
発生する。
【0034】(3)実施例−3 図3および図4、図5は実施例−3のアンテナを説明す
る図で、図3は全容を説明する斜視図、図4は図3のI
II−III断面から見た図、図5はコイル状アンテナ
エレメントの長さを調節する手段を説明する拡大斜視
図、である。また、図6は、アンテナインピーダンスの
周波数特性の例を説明する図で、横軸は周波数を示し縦
軸はインピーダンスの大きさを示している。
【0035】このアンテナは、コイル状アンテナエレメ
ント9の巻き数が複数回であり、その巻き形状を偏平コ
イル状に形成してある。したがって、コイル状アンテナ
エレメント9の隣合うエレメント間で短絡を生じないよ
うに、このアンテナエレメント9には絶縁被覆を設けて
ある線材を使用している。また、その外周側のアンテナ
エレメントの終端部10には、アンテナエレメントの長
さを調節する機構11を設けてある。
【0036】そのため、偏平コイル状アンテナエレメン
トを絶縁性の部材から成る保持ディスク12上に形成
し、図示はしないが樹脂性のコーティング剤でコーティ
ングして固定してある。
【0037】他方、偏平コイル状アンテナエレメント1
2のループ内を通すアンテナエレメントとしては、外形
はパイプ状で底のあるカップ状のアンテナエレメント1
3,14を使用し、そして、2つのカップ状アンテナエ
レメント13,14の底で保持ディスク12を挟み、ア
ンテナ支持パイプ15をこれらカップ状アンテナエレメ
ント13,14と保持ディスク12に通してナット1
6,17で固定する構成としてある。
【0038】したがって、カップ状アンテナエレメント
13,14の底の中央部分と保持ディスク12の中央部
分には、アンテナ支持パイプ15を挿通する孔を設けて
あり、アンテナ支持パイプのナット16,17を螺合す
る部分にはねじ18を形成してある。また、アンテナ支
持パイプ15は導体部材を使用し、2つのカップ状アン
テナエレメント13,14をナット16,17で固定す
る際に電気的に導通させて一体に構成する。
【0039】また、偏平コイル状アンテナエレメント9
の長さを調節する機構11は、長さ調節用アンテナエレ
メント19を交換自在に取りつけることができるように
した構成であり、ジョイント台20に偏平コイル状アン
テナエレメント9の端部21と長さ調節用アンテナエレ
メント19を、ジョイント台20に設けた孔22,23
に挿入し、この挿入されたアンテナエレメント19,2
1をねじ24,25で固定し接続できるように構成した
ものである。したがって、ジョイント台20には導電性
の金属部材が用いられている。
【0040】給電点26は、偏平コイル状アンテナエレ
メントの始端部27とカップ状アンテナエレメント13
(14)の底の点28とに設け、この給電点26に給電
する同軸ケーブル29は、アンテナ支持パイプ15の中
を通して接続できるように、該アンテナ支持パイプ15
の給電点26近傍位置に孔30を設けてあり、さらにカ
ップ状アンテナエレメント13(14)の給電点26近
傍位置にも孔31を設けてある。
【0041】このように構成されたアンテナでは、偏平
コイル状アンテナエレメント9に流れる電流によって図
4に例示するようにその偏平表面32に沿って磁界Hが
発生するようになる。すなわち、広い面積にわたり平面
的な磁界Hを発生させることができるようになる。
【0042】また、この偏平コイル状アンテナエレメン
ト9とそのループ内を通して設けたカップ状アンテナエ
レメント13,14との間に発生する電界Eは、図4に
例示するように偏平コイル状アンテナエレメント9の広
い表面と、カップ状アンテナエレメント13,14の広
い表面との間で広く分布するようになり、さらにそれら
は無駄無く直交するようになる。
【0043】したがって、この偏平に展開された空間か
ら無駄無く電磁波を放射したり、逆に無駄無く電磁波を
受信したりすることができるようになる。尚、電磁波の
放射方向は図4に示すポインティングベクトルPの方向
となり、実施例−1と同様である。
【0044】このように、コイル状アンテナエレメント
9を複数回巻いた偏平コイル状に形成することにより、
また、コイル状アンテナエレメントのループ内を通すア
ンテナエレメントを太いパイプ状に形成することによ
り、コイル状アンテナエレメント9のエレメント長が長
い場合すなわち使用する周波数が低い場合(例えば30
MHZ以下の周波数)であっても、偏平コイル状アンテ
ナエレメント9の表面に沿ってさらにはその周辺の空間
に磁界Hと電界Eを集中・直交して形成することができ
るようになり、損失の少ない電磁波エネルギーの放射お
よび電磁波エネルギーの受信を行うことができるように
なる。
【0045】このアンテナのインピーダンス特性は、図
6に例示するように周波数に対してブロードな特性を示
し、7MHZ帯においては概ね100KHZ程度の帯域
内において使用可能である。また、共振周波数における
インピーダンスも数十Ω程度となる。したがって、特に
インピーダンス変換を行わなくても特性インピーダンス
が50Ωや75Ωの同軸ケーブルを直接に接続して給電
することができる。
【0046】ちなみに、これらの数値を全長2mでその
給電点にコイルを挿入したベースローディングのホイッ
プアンテナと比較すると、7MHZ帯においては概ね2
0KHZ程度の帯域内でしか使用できず、インピーダン
ス変換を行う前の給電点インピーダンスも数Ω程度と扱
いにくく、同じ送信電力を給電したとしても給電電流が
大きくなって損失の発生量が大きくなりやすい。すなわ
ち、これにより本実施例によるアンテナがいかに優れて
いるかがわかる。
【0047】この実施例のアンテナのインピーダンス
は、主にコイル状アンテナエレメント9の巻き径やエレ
メント自体の太さ、コイル状アンテナエレメント9のル
ープ内を通すアンテナエレメント13,14の太さ(外
径)によって変化し、コイル状アンテナエレメント9の
巻き径が大きい程、また、コイル状アンテナエレメント
9のループ内を通すアンテナエレメント13,14の太
さが大きい程、共振周波数におけるインピーダンスが低
くなる。
【0048】すなわち、コイル状アンテナエレメント9
の巻き径や巻き数そしてエレメント自体の太さ等によっ
て決まるインダクタンスの値や、コイル状アンテナエレ
メント9のループ内を通すアンテナエレメント13,1
4の大きさ(太さ、長さ、形状、表面積)やコイル状ア
ンテナエレメント9との相対距離等によって決まる静電
容量を可変・調節できるように構成することによって、
このアンテナの共振周波数やインピーダンスの値を調節
・設定することができる。
【0049】(4)実施例−4 図7および図8は実施例−4のアンテナを説明する図
で、図7は全容を説明する斜視図、図8は図7のIV−
IV断面から見た図、である。
【0050】この実施例−4のアンテナは、偏平コイル
状アンテナエレメント9のループ内を通したアンテナエ
レメント33の形状を、その両端方向に向けてホーン状
に形成した点に特徴がある。
【0051】偏平コイル状アンテナエレメント9のルー
プ内を通したアンテナエレメント33は、ホーン状に形
成したアンテナエレメント部分すなわちホーン部34,
35をアンテナ支持パイプ15に摺接して設け、該アン
テナ支持パイプの長手方向における位置を調節可能に設
けてある。そしてその位置の固定はホーン部34,35
がアンテナ支持パイプ15と摺接する基部36,37に
設けた固定用のねじ38,39によって行う。もちろ
ん、ホーン部34,35は導体である。
【0052】アンテナ支持パイプ15は、実施例−3と
同様に偏平コイル状アンテナエレメント9を保持する保
持ディスク12の中央に挿通して設けてあり、ナット1
6,17で保持ディスク12をアンテナ支持パイプ15
に固定してある。もちろん、アンテナ支持パイプ15に
ナット16,17を螺合する部分にはねじ18を形成し
てある。なお、図上の下側のホーン部35の位置調節を
行うことができるように、アンテナ支持パイプ15の下
方側の部分は実施例−3のものよりも長くして構成して
ある。
【0053】したがって、導体部材で形成されたアンテ
ナ支持パイプ15とそれに挿通・固定されたホーン部3
4,35が、偏平コイル状アンテナエレメント9に通し
たアンテナエレメントとして一体に作用する。
【0054】このように構成されたアンテナにおいて、
ホーン部34,35の位置を偏平コイル状アンテナエレ
メント9に接近させたり遠ざけたりして調節することに
より、偏平コイル状アンテナエレメント9との相対距離
を調節することが可能となり、したがってその静電容量
を調節することが可能となり、この調節によってもアン
テナの共振周波数すなわち使用周波数の調節を行うこと
が可能となる。
【0055】また、ホーン部34,35により、偏平コ
イル状アンテナエレメント9との相対距離がその外周端
部側へ向けて徐々に拡大するようになり、偏平コイル状
アンテナエレメント9とホーン部34,35との間に発
生する電界Eが、偏平コイル状アンテナエレメント9お
よびホーン部34,35において均一に発生するように
なり、また、偏平コイル状アンテナエレメントの表面に
沿って発生する磁界Hの分布の妨げとなることも少な
く、これら磁界Hと電界Eとが一層均一に分布するよう
になる。したがって、一層無駄のない電磁波の放射およ
び受信を行うことができるようになる。
【0056】(5)実施例−5 図9および図10は実施例−5のアンテナを説明する図
で、図9は全容を説明する斜視図、図10は図9のV−
V断面から見た図、である。
【0057】この実施例−5のアンテナは、偏平コイル
状アンテナエレメント9のループ内を通したアンテナエ
レメント40の形状を、その両端側に球状アンテナエレ
メント部分すなわち球部41,42を設けて構成した点
に特徴がある。
【0058】偏平コイル状アンテナエレメント9のルー
プ内を通したアンテナエレメント40は、球状に形成し
たアンテナエレメント部分すなわち球部41,42をア
ンテナ支持パイプ15に挿通・摺接して設け、該アンテ
ナ支持パイプの長手方向における位置を調節可能に設け
てある。そしてその位置の固定は球部41,42がアン
テナ支持パイプ15と摺接する基部43,44に設けた
固定用のねじ45,46によって行う。もちろん、球部
41,42は導体である。
【0059】したがって、アンテナ支持パイプ15とそ
れに挿通・固定された球部41,42が、偏平コイル状
アンテナエレメント9に通したアンテナエレメントとし
て一体に作用する。
【0060】このように構成されたアンテナにおいて、
球部41,42の位置を偏平コイル状アンテナエレメン
ト9に接近させたり遠ざけたりして調節することによ
り、偏平コイル状アンテナエレメント9との相対距離を
調節することが可能となり、したがってその静電容量を
調節することが可能となり、この調節によってもアンテ
ナの共振周波数すなわち使用周波数の調節を行うことが
可能となる。
【0061】このアンテナにおける電磁波の放射および
受信の特性は概ね実施例−4のアンテナと同様である
が、球部41,42から放射される電界Eは図上の上方
向および下方向にもわずかに放射されるようになり、そ
れに伴ってアンテナの指向性が変わる。
【0062】(6)実施例−6 図11および図12は実施例−6のアンテナを説明する
図で、図11は全容を説明する斜視図、図12は図11
のVI−VI断面から見た図、である。
【0063】この実施例−6のアンテナは、偏平コイル
状アンテナエレメント9のループ内を通したアンテナエ
レメント47の形状を、その両端側に板状アンテナエレ
メント部分すなわち板部48,49を設けて構成した点
に特徴がある。
【0064】偏平コイル状アンテナエレメント9のルー
プ内を通したアンテナエレメント47は、板状に形成し
たアンテナエレメント部分すなわち板部48,49をア
ンテナ支持パイプ15に挿通・摺接して設け、該アンテ
ナ支持パイプの長手方向における位置を調節可能に設け
てある。そしてその位置の固定は板部48,49がアン
テナ支持パイプ15と摺接する基部50,51に設けた
固定用のねじ52,53によって行う。もちろん、板部
41,42は導体である。
【0065】したがって、アンテナ支持パイプ15とそ
れに挿通・固定された板部48,49が、偏平コイル状
アンテナエレメント9に通したアンテナエレメントとし
て一体に作用する。
【0066】このように構成されたアンテナにおいて、
板部48,49の位置を偏平コイル状アンテナエレメン
ト9に接近させたり遠ざけたりして調節することによ
り、偏平コイル状アンテナエレメント9との相対距離を
調節することが可能となり、したがってその静電容量を
調節することが可能となり、この調節によってもアンテ
ナの共振周波数すなわち使用周波数の調節を行うことが
可能となる。
【0067】また、板部48,49が偏平コイル状アン
テナエレメント9との相対的に平行に位置するようにな
り、偏平コイル状アンテナエレメント9と板部48,4
9との間に発生する電界Eが、概ね図上の縦方向に発生
するようになり、また、均一に発生するようになる。し
たがって、アンテナ支持パイプ15と直交する方向に強
い指向性を示すようになる。
【0068】さらに、偏平コイル状アンテナエレメント
9の表面に沿って発生する磁界Hと、該偏平コイル状ア
ンテナエレメント9とそのループ内を通して設けたアン
テナエレメント47との間に発生する電界Eが良好に直
交するようになり、電磁波の放射および受信の効率も良
い。
【0069】(7)実施例−7 図13および図14は実施例−7のアンテナを説明する
図で、図13は全容を説明する斜視図、図14は図13
のVII−VII断面から見た図、である。
【0070】この実施例−7のアンテナは、偏平コイル
状アンテナエレメント9のループ内を通したアンテナエ
レメント54の形状を、その両端方向に錐状となるアン
テナエレメント部分すなわち錐状部55,56を設けて
構成した点に特徴がある。
【0071】偏平コイル状アンテナエレメント9のルー
プ内を通したアンテナエレメント54は、錐状に形成し
たアンテナエレメント部分すなわち錐状部55,56を
アンテナ支持パイプ15に挿通して設け、そしてアンテ
ナ支持パイプ15と摺接する錐状部55,56の基部5
7,58に設けた固定用のねじ59,60によって固定
してある。
【0072】したがって、アンテナ支持パイプ15とそ
れに挿通・固定した錐状部55,56が、偏平コイル状
アンテナエレメント9に通したアンテナエレメントとし
て一体に作用する。
【0073】このアンテナは、偏平コイル状アンテナエ
レメント9の巻き数が少なくその幅Wが狭い場合、ま
た、偏平コイル状アンテナエレメント9とそのループ内
を通したアンテナエレメント54との間の静電容量が少
なくてもよい場合、すなわち、使用周波数が高い場合に
有利である。
【0074】このアンテナにおける電磁波の放射および
受信の特性は概ね実施例−3のアンテナと同様である
が、錐状部55,56の形状が異なることからその電界
Eの分布も幾分異なり、したがって、アンテナの指向性
も幾分異なる。
【0075】(8)実施例−8 図15および図16は実施例−8のアンテナを説明する
図で、図15は全容を説明する斜視図、図16は図15
のVIII−VIII断面から見た図、である。
【0076】この実施例−8のアンテナは、偏平コイル
状アンテナエレメント9のループ内を通したアンテナエ
レメント61の形状を、球状に形成している点に特徴が
あり、半円ドーム状の半球部62,63をアンテナ支持
パイプ15に設けて構成している。
【0077】偏平コイル状アンテナエレメント9のルー
プ内を通したアンテナエレメント61は、半円ドーム状
の半球部62,63をアンテナ支持パイプ15に挿通し
て設け、そしてアンテナ支持パイプ15と摺接する半球
部62,63の基部64,65に設けた固定用のねじ6
6,67によって固定してある。
【0078】したがって、アンテナ支持パイプ15とそ
れに挿通・固定した半球部62,63が、偏平コイル状
アンテナエレメント9に通したアンテナエレメントとし
て一体に作用し、半球部62,63は球状体として作用
する。
【0079】このアンテナは、実施例−7と同様に偏平
コイル状アンテナエレメント9の巻き数が少なくその幅
Wが狭い場合、また、偏平コイル状アンテナエレメント
9とそのループ内を通したアンテナエレメント61との
間の静電容量が少なくてもよい場合、すなわち、使用周
波数が高い場合に有利である。
【0080】このアンテナにおける電磁波の放射および
受信の特性は概ね実施例−7のアンテナと同様である
が、球部62,63の形状が異なることからその電界E
の分布も幾分異なり、したがって、アンテナの指向性も
幾分異なる。
【0081】(9)その他の実施例 以上の実施例に例示したように、コイル状アンテナエレ
メントの形状すなわち巻き径や巻きピッチ、巻き線の形
状や、このコイル状アンテナエレメントのループ内を通
すアンテナエレメントの形状により、その特性を変化さ
せることができる。しかし、その作動原理と共通してい
る。したがって、アンテナエレメントの形状が種々に変
化したものであっても、それらは本発明の技術的範疇に
含まれるものである。
【0082】例えば、偏平コイル状アンテナエレメント
の形状を偏平の皿状や鉢状に変形させたり、円形コイル
ではなく多角形の形状としたりすること、また、コイル
状アンテナエレメントのループ内を通すアンテナエレメ
ントの形状を多角形の形状にしたり、その他の立体的形
状にしたりすることである。
【0083】また、1つのアンテナ支持パイプに、この
アンテナを多段に設けてこれら複数のアンテナを並列や
直列に接続することもできる。
【0084】さらに、偏平コイル状アンテナエレメント
を複数の部分に分割してこれらを同心円状に形成するこ
ともできる。これにより、各コイル状アンテナエレメン
ト部分ごとに共振周波数を設定し多バンドに使用できる
アンテナを構成することもできる。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明のアンテナによれ
ば、集中定数回路状にコンパクトに形成されたアンテナ
であっても損失が少なく、つまりアンテナ利得が大き
く、使用可能な帯域幅も広いアンテナを実現することが
できる。したがって、移動体通信を従来よりも一層快適
なものにすることができるようになる。また、基地局に
あっては少ないスペースでも良好な通信環境を実現する
ことができる。このことは、使用周波数が30MHZ以
下の短波帯にあっては極めて顕著となる。
【0086】特に、使用周波数が低い場合であっても、
コイル状アンテナエレメントを偏平コイル状に形成して
多数回の巻き数とすることにより、アンテナの形状をほ
とんど大きくすることなく目的の周波数に共振させて使
用することができるようになり、損失の発生も極めて少
ない。すなわち、給電された電力はほとんど全て磁界H
と電界Eのエネルギーに変換されて電磁波として放射さ
れる。また逆に、空間を伝搬してくる電磁波エネルギー
を効率良く吸収して受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する図で、(a)
はアンテナの全容を説明する斜視図、(b)は(a)の
I−I断面から見た図、である。
【図2】本発明の第2の実施例を説明する図で、(a)
は全容を説明する斜視図、(b)は(a)のII−II
断面から見た図、である。
【図3】本発明の第3の実施例を説明する図で、アンテ
ナの全容を説明する斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例を説明する図で、図3の
III−III断面から見た図である。
【図5】本発明の第3の実施例を説明する図で、図3の
コイル状アンテナエレメントの長さを調節する手段を説
明する拡大斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例を説明する図で、アンテ
ナのインピーダンス特性を説明する図である。
【図7】本発明の第4の実施例を説明する図で、アンテ
ナの全容を説明する斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施例を説明する図で、図7の
IV−IV断面から見た図である。
【図9】本発明の第5の実施例を説明する図で、アンテ
ナの全容を説明する斜視図である。
【図10】本発明の第5の実施例を説明する図で、図9
のV−V断面から見た図である。
【図11】本発明の第6の実施例を説明する図で、アン
テナの全容を説明する斜視図である。
【図12】本発明の第6の実施例を説明する図で、図1
1のVI−VI断面から見た図である。
【図13】本発明の第7の実施例を説明する図で、アン
テナの全容を説明する斜視図である。
【図14】本発明の第7の実施例を説明する図で、図1
3のVII−VII断面から見た図である。
【図15】本発明の第8の実施例を説明する図で、アン
テナの全容を説明する斜視図である。
【図16】本発明の第8の実施例を説明する図で、図1
5のVIII−VIII断面から見た図である。
【符号の説明】
1 コイル状アンテナエレメント 2 棒状アンテナエレメント 3 コイル状アンテナエレメントの給電点 4 棒状アンテナエレメントの給電点 5 給電点 6 偏平コイル状アンテナエレメント 8 偏平コイル状アンテナエレメントの偏平表
面 9 偏平コイル状アンテナエレメント 11 偏平コイル状アンテナエレメントの長さ
調節機構 12 保持ディスク 13,14 カップ状アンテナエレメント 15 アンテナ保持パイプ 26 給電点 29 同軸ケーブル 32 偏平コイル状アンテナエレメントの偏平
表面 34,35 ホーン部 41,42 球部 48,49 板部 55,56 錐状部 62,63 半球部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のアンテナエレメントをコイル状に
    形成し、他方のアンテナエレメントを前記コイル状アン
    テナエレメントのループ内に通して設け、これら両アン
    テナエレメント間に給電点を設けたこと、を特徴とする
    アンテナ。
  2. 【請求項2】 コイル状のアンテナエレメントが偏平コ
    イル状に形成されたものであること、を特徴とする請求
    項1記載のアンテナ。
JP29429996A 1996-10-02 1996-10-02 アンテナ Pending JPH10107532A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015684A1 (ja) * 2003-08-06 2005-02-17 Shinko Sangyo Co., Ltd アンテナ
JP2006014281A (ja) * 2004-05-25 2006-01-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 読取装置、データキャリアシステムおよび読取装置の復調方法

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