JPH10106384A - 足跡パターンセンサ - Google Patents

足跡パターンセンサ

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JPH10106384A
JPH10106384A JP25830196A JP25830196A JPH10106384A JP H10106384 A JPH10106384 A JP H10106384A JP 25830196 A JP25830196 A JP 25830196A JP 25830196 A JP25830196 A JP 25830196A JP H10106384 A JPH10106384 A JP H10106384A
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JP
Japan
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electrode body
footprint
conductors
footprint pattern
level signal
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JP25830196A
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Hideo Kinumura
英雄 絹村
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/14Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for operation by a part of the human body other than the hand, e.g. by foot
    • H01H3/141Cushion or mat switches

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的,自動的に足跡パターンを連続的に精
度良く検出し得る便利で適用性の高い簡素な構成の足跡
パターンセンサを提供すること。 【解決手段】 このセンサにおいて、マット状スイッチ
1は、シート状の導電性ゴム3と、導電性ゴム3の上面
に互いに所定の間隔を有して並設されるテープ状の複数
の第1の導体から成る上部電極体5と、導電性ゴム3の
下面に互いに所定の間隔を有して各第1の導体とは交差
されて並設されるテープ状の複数の第2の導体から成る
下部電極体4とを備え、各導体の交差箇所における導電
性ゴム3の加圧による圧縮された交差箇所での上部電極
体5及び下部電極体4間の抵抗値の低減により動作し、
電子回路(略図)ではスイッチ1上の人の踏み込みに際
して踵の着地から爪先の離れるまでの所要時間に基づい
た時間分に相当する走査で得られる圧縮パターンデータ
を足跡パターンデータとして蓄積記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の動きを解析す
るために通路や建物の出入口付近等に敷設されると共
に、繰り返される足跡のパターンを電気的に検出するマ
ット状スイッチ,並びに電子回路から成る足跡パターン
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人を識別監視する際、例えば人の
有無,人の動き,大人であるか小人であるかの区分等
は、監視人が直接現場を観察するか、或いは特定の領域
をテレビカメラで撮影した結果として得られるモニタ画
面上の画像を観察する等の方法に依るのが一般的であ
る。
【0003】しかしながら、最近では自動ドアの前等に
設置するマット類において、人の識別検出機能を持たせ
る技術も開発されている。例えば特開平6−26737
1号公報に開示された歩行者情報センサでは、歩行者の
靴跡を検出するマットにより得られた靴跡データに基づ
いて座標処理装置により歩行者情報を作成している。
又、特開平5−308639号公報に開示されたテレビ
ドアホンシステムでは、マトリックススイッチをマット
状に配して成るセンサ部材を用いて人が居るか否かを検
出し、その検出方向へモニタテレビを操作制御させてい
る。更に、実開平5−83956号公報に開示された加
圧パターンセンサでは、マット状センサに人が乗ったと
きの足跡のパターンを検出して人の数や位置を検出でき
るようにしている。加えて、特開平3−275039号
公報に開示された居住者の行動を検知するシステムで
は、圧力を感知する複数の個別なスイッチを配列して成
る床マットにおけるスイッチを走査することで圧力を受
けたものに関するパターン及び時間的変化をマイクロプ
ロセッサで認識するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したマット上にお
ける足跡パターンを検出する技術では、何れの場合にお
いても足跡パターンが連続的な電気的データとして高精
度に得られるものではないため、人の動き,大人である
か子人であるかの区別,並びに対象者の進行方向や歩き
方等の状態を正確に知るためには常に監視人が必要とな
り、使用上に不便さを伴うと共に、検出精度の向上を計
り難いという問題がある。
【0005】具体的に云えば、マット状のスイッチを具
備するものでは、比較的広い領域(面積)内の何処か一
点のみが踏まれたか否かを検出(人が居るか否かを検
出)する構成であり、人の移動状況や足跡の属性データ
を高精度に検出するものでないため、人の動きを検出し
ているとは言えないものとなっている。
【0006】又、マット状のマトリックススイッチを具
備するものでは、一定時間データを蓄積するメモリを持
たずに一走査時間における瞬間毎の接地パターンが得ら
れるだけで、足跡パターンを連続的に検出するものでは
ないため、完全な足跡パターンが得られないという欠点
がある他、スイッチ構造が複雑であるという難点があ
る。
【0007】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたもので、その技術的課題は、電気的,自動的に足
跡パターンを連続的に精度良く検出し得る便利で適用性
の高い簡素な構成の足跡パターンセンサを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧縮時
に抵抗値が低減するシート状の導電性弾性体と、導電性
弾性体の上面に互いに所定の間隔を有して並設されるテ
ープ状の複数の第1の導体から成る上部電極体と、導電
性弾性体の下面に互いに所定の間隔を有して複数の第1
の導体とは交差されて並設されるテープ状の複数の第2
の導体から成る下部電極体とを備え、複数の第1の導体
及び複数の第2の導体の交差箇所における導電性弾性体
の加圧による圧縮された交差箇所での上部電極体及び下
部電極体間の抵抗値の低減により動作するマット状スイ
ッチとして構成された足跡パターンセンサが得られる。
【0009】又、本発明によれば、上記足跡パターンセ
ンサにおいて、上部電極体及び下部電極体のうちの何れ
か一方を繰り返し走査して複数の第1の導体及び複数の
第2の導体の交差箇所間における圧縮,非圧縮に応じた
Highレベル信号,Lowレベル信号を検出すること
により、該Highレベル信号及び該Lowレベル信号
を圧縮パターンデータとして記憶する記憶部を有する足
跡パターンセンサが得られる。
【0010】更に、本発明によれば、上記何れかの足跡
パターンセンサにおいて、上部電極体及び下部電極体の
うちの何れか一方における繰り返し走査を極く短時間に
設定した足跡パターンセンサが得られる。
【0011】加えて、本発明によれば、上記何れかの足
跡パターンセンサにおいて、マット状スイッチに対する
人の踏み込みに際して踵の着地から爪先の離れるまでの
所定時間に基づいた時間要素に相当する走査により得ら
れる圧縮パターンデータを足跡パターンデータとみなし
て蓄積記憶するデータ蓄積記憶部を有する足跡パターン
センサが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の足
跡パターンセンサについて、図面を参照して詳細に説明
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る足跡パタ
ーンセンサの簡易構成を示したブロック図である。
【0014】この足跡パターンセンサは、マット状に組
み立てられたマット状スイッチ1と、電子回路2とから
成る。ここで、マット状スイッチ1は通路や建物の出入
口付近等の人の移動が盛んな箇所や監視を要する箇所に
敷設され、電子回路2はマット状スイッチ1と別な箇所
に配置されるか、或いはその内部(マット)に組み込ま
れる。
【0015】図2は、この足跡パターンセンサにおける
電子回路2を詳細に示した回路ブロック図である。又、
図3は、この足跡パターンセンサにおけるマット状スイ
ッチ1の基本構成を示した分解斜視図である。更に、図
4はマット状スイッチ1の細部構成を示した側面断面図
である。
【0016】この足跡パターンセンサにおいて、マット
状スイッチ1は、図3に示されるように圧縮時に抵抗値
が低減するシート状の導電性弾性体としての導電性ゴム
3と、この導電性ゴム3の上面に互いに所定の間隔を有
して並設されるテープ状の複数の第1の導体から成る上
部電極体5と、導電性ゴム3の下面に互いに所定の間隔
を有して複数の第1の導体とは交差されて並設されるテ
ープ状の複数の第2の導体から成る下部電極体4とを備
えており、複数の第1の導体及び複数の第2の導体の交
差箇所間における導電性ゴム3の加圧による圧縮された
箇所での抵抗値の低減により動作するスイッチとして構
成されている、又、このマット状スイッチ1では、図4
に示されるように上部電極体5上にはマットとしての上
部保護シート13,下部電極体4上にはマットとしての
下部保護シート(底部ゴム)14がそれぞれ設けられ、
更に上部保護シート13上には足拭き部15が設けられ
て成っている。
【0017】ここで、上部電極体5及び下部電極体4に
おける第1の導体と第2の導体とは、足で踏まれても自
由に変形し、足が無くなると元に戻るような柔らかくて
弾力性を有する編組線等の材料から成っており、導電性
ゴム3に対して下部電極体4のそれぞれの幅に対応した
幅の上部電極体5を平行に並べて敷設し、移動しないよ
うに固定することによって上部電極体5及び下部電極体
4をマトリックス状に配備し、その交点の一個づつがス
イッチを成すようになっている。又、上部電極体5及び
下部電極体4は、上部保護シート13,下部保護シート
14で挟まれた状態で接続用電線を引き出して防塵防湿
処置を施して構成される。
【0018】一方、電子回路2は、下部電極体4におけ
る列状に並設された複数の第2の導体の列を1列ずつ選
択して順次繰り返し通電走査する列走査用ドライブ7
と、選択された列上にある上部電極体5における行状に
並設された複数の第1の導体の各行からのそれぞれの出
力をトランジスタのスイッチング動作を介して波形整形
して各行と選択された列との交点箇所の圧縮状態に応じ
たロジック出力であるHighレベル信号,Lowレベ
ル信号として変換出力するシュミットトリガを含む複数
の検出回路(第1の導体の行数だけ存在する)8と、各
行のスイッチ状況によるHighレベル信号,Lowレ
ベル信号を圧縮パターンデータとして取り込んで記憶す
るメモリ9と、圧縮パターンデータを蓄積するデータ蓄
積メモリ12と、足跡パターンを出力する出力回路11
とを備えている。
【0019】又、電子回路2は、列走査用ドライブ7に
よる下部電極体4における複数の第2の導体の列に関す
る選択のための選択制御処理,第2の導体の列の選択と
対応させてメモリ9の番地選択を行って圧縮パターンデ
ータを取り込むための記憶制御処理,圧縮パターンデー
タを所定時間蓄積して足跡パターンデータとしてデータ
蓄積メモリ12に蓄積記憶するための記憶制御処理,並
びに出力回路11による足跡パターンデータに従った足
跡パターン信号の出力に関するデータ処理を行うコンピ
ュータ10を備えて成っている。
【0020】即ち、この電子回路2では、メモリ9上に
圧縮パターンデータが自動的に電気的信号(Highレ
ベル信号,Lowレベル信号)として記憶されるが、こ
こではマット状スイッチ1上の全面における各スイッチ
の位置による検出の時間的差異を無くするため、下部電
極体4における繰り返し走査を極く短時間に設定し、上
部電極体5からHighレベル信号,Lowレベル信号
が迅速に得られるようにした上、マット状スイッチ1に
対する人の踏み込みに際して踵の着地から爪先の着地を
経て離れるまでの所定時間に相当する圧縮パターンデー
タを足跡パターンデータとしてデータ蓄積メモリ12に
蓄積記憶するようにしている。
【0021】この足跡パターンセンサにおいては、マッ
ト状スイッチ1上を人が踏んで通過すると、その直下の
上部電極体5及び下部電極体4に関する複数の第1の導
体及び複数の第2の導体の交差箇所間における導電性ゴ
ム3の加圧による圧縮された箇所での抵抗値が低減す
る。これを電子回路2における上部電極体5の一端に接
続された検出回路8のトランジスタのスイッチング動作
におけるベース抵抗として利用することにより、スイッ
チング動作出力の変化が得られる。この変化は踏まれ具
合いによりアナログ的に変化するため、検出回路8から
はシュミットトリガを経てロジック的に明確なHigh
レベル信号,Lowレベル信号が変換出力される。
【0022】そこで、足跡パターンを検出する場合に
は、先ず電子回路2におけるコンピュータ10により列
走査用ドライブ7で下部電極体4の第2の導電体の一列
づつに順次通電する。ここでは選ばれた電極のみ通電
(接地)され、他の電極は通電されない。選択されてい
る列上の上部電極体5の第1の導電体の行に対応してい
る交点箇所が踏まれているか否かにより検出回路8のト
ランジスタのベース抵抗が変化し、その出力が検出回路
8のシュミットトリガを通してHighレベル信号,L
owレベル信号の何れかとして出力される。このHig
hレベル信号,Lowレベル信号の何れかがメモリ9に
記憶されるが、メモリ9の番地は列走査用ドライブ7で
選択された下部電極体4の第2の導電体の列に対応して
選択される。Highレベル信号,Lowレベル信号の
何れかによるビットは上部電極体5の第1の導体の行に
直接対応しているため、メモリ9の番地にはビットで示
される踏まれている場所の足跡パターンを示す圧縮パタ
ーンデータに対応したHighレベル信号,Lowレベ
ル信号の値が記憶される。
【0023】ここで、完全に近い足跡パターンを検出す
るためには、上述したようにマット状スイッチ1上の全
面における検出を時間差無く行わせる必要があるため、
下部電極体4における繰り返し走査の設定時間を例えば
10ミリ秒程度の短時間に設定して行う。
【0024】このように短時間で走査すると、例えば図
5に示されるような踵の着地から爪先で踏まれるまでの
時間経過(例えばt=0ミリ秒〜t=50ミリ秒)の間
に各スイッチが何回か走査され、その瞬間毎の着地点の
みが圧縮パターンデータとしてメモリ9に得られるの
で、コンピュータ10により踵の着地から爪先の離れる
までの所定時間(例えば50ミリ秒)に基づいた時間要
素に相当する走査により得られた圧縮パターンデータを
データ蓄積メモリ12に蓄積して足跡パターンデータと
みなせば、完全な足跡パターンデータを得ることができ
るので、これを足跡パターン信号として出力回路11か
ら出力する。
【0025】尚、データ蓄積メモリ12に蓄積する足跡
パターンデータを得るための時間要素に関しては、踵の
着地から爪先の離れるまでの所定時間に対応する時間分
とすれば、一つの足跡パターンを走査することになり、
所定時間の数倍の時間分とすれば複数の足跡パターンを
走査することになるが、その他にも一定の周期に対応す
る計数として行うこともできるため、目的に応じて任意
に設定されるべきものである。
【0026】ところで、こうした足跡パターンセンサに
おいては、導体同士が直接接触するメカニカルなスイッ
チ構造の場合、信号の回り込みが有り、踏まれていない
箇所までも踏まれていると出力されることがあるが、一
実施例での足跡パターンセンサでは導電性ゴム3を挟ん
だ構成であるため、スイッチの回り込みを防止できるよ
うになっている。
【0027】図6は、スイッチの回り込み動作を説明す
るために導電性ゴム3を用いない場合の比較例に係る足
跡パターンセンサの要部構成を拡大して示したものであ
る。ここでは、行Eの出力はA点(白丸で示す)が踏ま
れていないのでオフの筈であるが、B点,C点,D点
(黒丸で示す)が踏まれている場合、B→C→Dの各点
を通して行Eに出力され、オンと判定される場合を示し
ている。
【0028】これに対し、一実施例の構成では導電性ゴ
ム3を挟むものであるため、A点が踏まれていないとき
に他の踏まれている接点の3箇所(B→C→D)を経由
しての回り込みによる影響は、抵抗が3本直列になって
抵抗値が3倍になるため、殆ど影響無くなる。即ち、B
点,C点,D点のそれぞれの抵抗を通して行Eに出力さ
れると、トランジスタのベース側へ入力されてベース抵
抗が3倍となる。従って、オンオフのレベルを適切に選
定すれば回り込みの影響を殆ど防止することができる。
【0029】因みに、一実施例の足跡パターンセンサ
は、マット状スイッチ1においてマトリックス状に形成
されるスイッチを小さく密に構成することにより、デー
タ蓄積メモリ12の内部に記憶される足跡パターンデー
タの精度が一層高められるため、様々な適用性を持つよ
うになる。例えばデータ蓄積メモリ12に記憶した足跡
パターンデータに対応したHighレベル信号,Low
レベル信号の値の記録を例えば一定時間前のものと比較
したり、或いは一つの足跡パターンを解析して足跡の大
きさ,足跡の向き,一人分の足跡の連続性の分析による
間隔(歩幅)等の足跡に関する特性解析に応用すること
ができる。
【0030】又、繰り返し記録される足跡パターンデー
タに応じた記憶内容を一定時間前のものと比較すること
により、同じ結果であれば移動無し,変化が有れば足跡
が移動しているとみなして人の移動を解析することがで
きる。
【0031】更に、足跡に関する属性解析として、例え
ば足跡の大きさの判定による大人であるか小人であるか
の区別,足跡の向きの分析による移動方向,或いは爪先
の開き具合や左右の足跡の間隔等を分析することによる
歩行のスタイルの解析等に応用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の足跡パ
ターンセンサによれば、人の移動に伴う足跡の変化を極
く短時間で繰り返し走査して検出した連続的な圧縮パタ
ーンデータを電気的に得ておき、この圧縮パターンデー
タを適切な時間蓄積することにより、足跡パターンデー
タを精度高く検出しているので、人の動きを解析するた
めの有効な足跡パターン信号が簡素な構成で得られるよ
うになる。又、マット状スイッチにおいてマトリックス
状に形成されるスイッチを小さく密に構成することによ
り、足跡に関する特性解析や属性解析に幅広く適用でき
る他、電気回路から出力される足跡パターン信号を処理
することを前提にしてドア制御装置,モニタ警報装置,
人の移動解析装置等にも接続して使用すれば、精度高い
足跡パターンデータを寄与できて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る足跡パターンセンサの
簡易構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示す足跡パターンセンサにおける電子回
路を詳細に示した回路ブロック図である。
【図3】図1に示す足跡パターンセンサにおけるマット
状スイッチの基本構成を示した分解斜視図である。
【図4】図3に示すマット状スイッチの細部構成を示し
た側面断面図である。
【図5】図1に示す足跡パターンセンサのマット状スイ
ッチ上に対する人の踏み込みに際しての踵の着地から爪
先で踏まれるまでの時間推移における圧縮パターンデー
タ及びそれを蓄積した足跡パターンデータの様子を示し
たものである。
【図6】スイッチの回り込み動作を説明するために図3
に示すマット状スイッチとは異なる導電性ゴムを用いな
い場合の比較例に係る足跡パターンセンサの要部構成を
拡大して示したものである。
【符号の説明】
1 マット状スイッチ 2 電子回路 3 導電性ゴム 4 下部電極体 5 上部電極体 7 列走査用ドライブ 8 検出回路 9 メモリ 10 コンピュータ 11 出力回路 12 データ蓄積メモリ 13 上部保護シート 14 下部保護シート(底部ゴム) 15 足拭き部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮時に抵抗値が低減するシート状の導
    電性弾性体と、前記導電性弾性体の上面に互いに所定の
    間隔を有して並設されるテープ状の複数の第1の導体か
    ら成る上部電極体と、前記導電性弾性体の下面に互いに
    所定の間隔を有して前記複数の第1の導体とは交差され
    て並設されるテープ状の複数の第2の導体から成る下部
    電極体とを備え、前記複数の第1の導体及び前記複数の
    第2の導体の交差箇所における前記導電性弾性体の加圧
    による圧縮された交差箇所での前記上部電極体及び前記
    下部電極体間の抵抗値の低減により動作するマット状ス
    イッチとして構成されたことを特徴とする足跡パターン
    センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の足跡パターンセンサにお
    いて、前記上部電極体及び前記下部電極体のうちの何れ
    か一方を繰り返し走査して前記複数の第1の導体及び前
    記複数の第2の導体の交差箇所間における圧縮,非圧縮
    に応じたHighレベル信号,Lowレベル信号を検出
    することにより、該Highレベル信号及び該Lowレ
    ベル信号を圧縮パターンデータとして記憶する記憶部を
    有することを特徴とする足跡パターンセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の足跡パターンセン
    サにおいて、前記上部電極体及び前記下部電極体のうち
    の何れか一方における前記繰り返し走査を極く短時間に
    設定したことを特徴とする足跡パターンセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の足跡パターンセン
    サにおいて、前記マット状スイッチに対する人の踏み込
    みに際して踵の着地から爪先の離れるまでの所定時間に
    基づいた時間要素に相当する走査により得られる前記圧
    縮パターンデータを足跡パターンデータとみなして蓄積
    記憶するデータ蓄積記憶部を有することを特徴とする足
    跡パターンセンサ。
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