JPH10104955A - 混合物濃度制御方法、液浸現像複写機及び成膜減衰補正濃度センサ組立体 - Google Patents

混合物濃度制御方法、液浸現像複写機及び成膜減衰補正濃度センサ組立体

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JPH10104955A
JPH10104955A JP9258840A JP25884097A JPH10104955A JP H10104955 A JPH10104955 A JP H10104955A JP 9258840 A JP9258840 A JP 9258840A JP 25884097 A JP25884097 A JP 25884097A JP H10104955 A JPH10104955 A JP H10104955A
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light
output signal
proportional output
light beam
conduit
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JP9258840A
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Darrel R Rathbun
アール.ラスバン ダレル
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Xerox Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/104Preparing, mixing, transporting or dispensing developer
    • G03G15/105Detection or control means for the toner concentration

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体現像材料を用いて、高品質のトナー画像
を得るために高精度な成膜減衰補正を行う。 【解決手段】 光を発する1つの共通光源206を含ん
でいる。発せられた光は光学的に2つのビームB1、B
2に分割され、これらはそれぞれ2つの半透明導管20
2、204に収納された液状現像材料に送られる。ビー
ムB1、B2からのそれぞれの減衰光は2つの独立した
同一の光ダイオード212、214でそれぞれ検知され
る。ビームB1、B2が通過する液状現像材料のそれぞ
れの厚さL1、L2はベールの法則に従う。したがって
一定の厚さの場合、各ビームの減衰光についての透過率
または透過率比例出力信号の変化は、ビーム減衰厚さを
構成する液状現像材料のトナー濃度の変化に比例したも
のとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液浸現像(LID:
Liquid immersion development)複写機に関し、詳細に
は高品質の現像画像を得るためにそのような機械で使用
する成膜減衰を補正するトナー濃度センサ組立体と方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】液体電子写真式複写機はよく知られてお
り、それらは一般的に担像表面を有する担像部材または
フォトレセプタ(光受容体)を含み、この担像表面に潜
像が形成され、最終的に受け側の基材またはコピー用紙
に転写するための単色または複色のトナー像として現像
される。したがって、この様な複写機はそれぞれ、典型
的には透明液体キャリヤ中に特定の色の約2重量%の荷
電固形粒子トナー材料を望ましい濃度に分散させた液体
現像材料を使用する一つまたは複数の現像システムを含
む。
【0003】そのような機械における電子写真式プロセ
スにおいては、担像部材またはフォトレセプタの担像表
面上に形成された潜像は、帯電されたトナー粒子により
現像され、余分の液体キャリヤは、現像された各画像が
典型的には約12重量%のトナー粒子を含むように残さ
れるかまたは除去される。次に担像部材上に現像された
一つまたは複数の画像はさらに状態を整えられ、次いで
担像表面から中間転写部材へ静電的に転写される。その
後、状態が整えられた像は次に加熱転写部またはトラン
スフィクスニップで、中間転写部材から高温転写または
熱転写により、出力受像基材またはコピー用紙に転写さ
れる。
【0004】受像基材またはコピー用紙上の最終出力画
像の品質はその大部分が、現像段階で使用される液体現
像材料中の帯電トナー粒子の望ましい濃度によって決ま
る。周知のように、各潜像が現像される時、トナー粒子
がシステム中の液体現像材料から放出または除去され、
これにより液体現像材料の“トナー濃度”(TC)が変
化する。したがって、この現像システムには新しい液体
現像材料を補充または供給し、またトナー濃度TCを望
ましいレベルに精密に調節・維持するためにトナー濃度
センサを使用する。これは周知の技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】市販されている既存の
センサは、所定の厚みの液体現像材料を光が通過する際
の入射光ビームの減衰を測定するために、単に単一の光
路を使用しているだけである。このようなケースでは、
センサの光ダイオードまたは類似のデバイスにより減衰
の程度を検出する。次いでこのセンサは、液体現像材料
のトナー濃度の測定値として処理された比例出力信号を
発生する。この種の測定法における最大の問題は安定性
に欠けることである。特に、光源およびセンサ増幅回路
の電子的な安定性は光強度フィードバック補正技術およ
び優れた回路設計の利用により適当に維持することがで
きるのに対し、光減衰の安定性は制御するのが難しい。
そのような光減衰安定性を損なわせる大きな問題は光学
表面の成膜効果(filming)である。成膜によって引き
起こされる光学減衰の不安定さの結果として現れる現象
は、同一サンプルから得られるセンサの検出結果が時間
の経過につれて徐々にドリフトする現象である。
【0006】前述のような単一光路型のトナー濃度また
は密度センサを含む従来の液体現像材料補給システムに
ついては、例えば、米国特許第5,208,637号お
よび第5,083,165号に開示されている。同様の
従来型の単一光路型センサは、例えば米国特許第5,1
19,132号、第4,981,362号、第4,95
0,905号および第4,551,004号にも開示さ
れている。これら従来の単一光路型センサのそれぞれの
応用においては、TCを制御するためにさまざまな形で
利用される光減衰度は、単にトナー濃度(TC)の変化
だけでなく、センサ組立体の光学表面の望まざる成膜に
よって、望ましくないものとなる。それらの応用におけ
る光学的表面としては、光源の外表面、トナー容器の外
表面、ならびにセンサそれ自体の外表面等であるが、と
りわけ重要なものとしては液体現像材料の成膜特性に起
因するトナー容器の内表面である。
【0007】米国特許第4,980,727号では、従
来の単一光路型センサ組立体の変形が開示されている
が、これは異なった反射率のトナーの測定のためにセン
サ増幅回路のゲインとオフセットを制御できるようにす
るために、基準センサとしてだけに使用される非測定用
の第2のセンサを使用するものである。この変形法によ
ってもなお光減衰は、単にトナー反射率の違いだけでな
く、光学表面の補正されない成膜効果によっても変化す
る。
【0008】したがって、受像コピー用紙上に高品質の
現像画像を作り出すためには、特にトナー現像装置で使
用可能な成膜減衰を補正するトナー濃度センサ組立体と
方法が必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の態様
は、成膜減衰を補正するトナー濃度センサ組立体と方法
を提供するもので、光吸収性物質と透明な液体キャリヤ
とを溶解した状態で含む溶液中の混合物の濃度を容器の
成膜効果を補正しながら制御する。本方法は、光の強度
を制御可能な単一光源からの光を第1の光ビームと別の
第2の光ビームに分割するステップと、第1の光ビーム
を第1の厚さを持つ第1の材料でできた第1の光透過容
器中に含まれた第1の容量の混合物を通すように当て、
また第2の光ビームを第1の厚さよりも大きい第2の厚
さを持つ第1の材料で作られた第2の光透過容器中に含
まれた第2容量の混合物を通すように当てるステップ
と、第1の光透過容器と第1の容量の混合物とを通過し
た第1の光ビームからの第1減衰透過光を第1の光ダイ
オードで検知することにより第1の比例出力信号を発生
するステップと、第2の光透過容器と第2の容量の混合
物を通過した第2の光ビームからの第2減衰透過光を第
2の光ダイオードで検知することにより第2の比例出力
信号を発生するステップと、制御可能な単一光源の強度
を調節することにより第2の比例出力信号を一定のレベ
ルに保つステップ、および、第1比例出力信号を第2比
例出力信号で除した値と等しい成膜に依存しない比も一
定となるように混合物中の光吸収物質の濃度を調整し、
これにより光学表面の成膜による望ましくない影響を受
けることなく、混合液状現像材料のトナー濃度を一定レ
ベルに維持するステップとを含むものである。
【0010】本発明の請求項2の態様は、移動可能な担
像部材と、前記担像部材上に静電気的に潜像を形成する
ための潜像形成装置と、透明液体キャリヤとこのキャリ
ヤ中に所望の濃度で存在するトナー粒子とから成る液体
現像材料を含む現像システムとを含む液浸現像(LI
D)複写機であって、前記現像システムが、現像混合チ
ャンバと混合された液状現像材料を現像ゾーンに運ぶた
めの光透過性導管とを形成するハウジングであって、混
合液状現像材料を運ぶ前記導管が第1の厚さを有する第
1部分と、該第1部分に隣接し前記第1部分の前記第1
厚さよりもかなり大きな厚さを有する第2部分とを有す
るハウジングと、前記混合チャンバに接続され、混合現
像材料中のトナー粒子を望ましい濃度に調節するため
に、前記混合チャンバ内に所定量の濃縮トナー粒子を制
御しながら供給する濃縮トナー粒子供給源と、制御可能
な強度の光を発生する単一の光源組立体であって、前記
光を第1の光ビームと第2の光ビームに分割する手段を
含み、前記第1の光ビームが該導管の前記第1部分に入
射し、また前記第2の光ビームが前記導管の前記第2部
分に入射するように前記光透過性導管の第1側面に配置
された光源組立体と、第1の光ダイオードと第2の光ダ
イオードを含み、前記第1の光ダイオードが前記第1の
光ビームからの透過光を受けて第1比例出力信号を発生
し、また前記第2の光ダイオードが前記第2の光ビーム
からの透過光を受けて第2比例出力信号を発生するよう
に前記光透過性導管の、前記第1側面と反対側の第2側
面に配置された二光路型センサと、前記単一光源の制御
可能な強度を調節することによって前記第2比例出力信
号を調節および維持するための第1制御手段と、前記第
2比例出力信号で前記第1比例出力信号を除した値と等
しい成膜効果に依存しない比を一定レベルに調節および
維持するための第2制御手段であって、前記混合チャン
バに添加される濃縮トナー粒子の量を調節することによ
って前記成膜効果に依存しない比が一定に維持され、前
記成膜効果に依存しない比が一定レベルの場合に得られ
る実際の第1比例出力信号が得られるように前記濃縮ト
ナー粒子を添加し、それによって光学表面の成膜による
望ましくない影響を受けることなく、混合液状現像材料
のトナー粒子を望ましいレベルに保つようにする制御手
段とを含む。
【0011】本発明の請求項3の態様は、成膜減衰補正
型濃度センサ組立体であって、第1の断面寸法を有する
第1部分と該第1断面寸法よりかなり大きな面積の第2
の断面寸法を有する第2部分を有し、前記第1および第
2の断面寸法部分のそれぞれが、本質的に透明液状キャ
リヤと望ましい濃度の光吸収性物質で構成される溶液を
含む、膜が形成され得る光透過性溶液導管と、強度を制
御可能な光を発する単一光源組立体であって、前記光を
第1の光ビームと第2の光ビームに分割する手段を含
み、前記第1の光ビームが前記導管の前記第1部分に入
射し、かつ前記導管の前記第2部分上に前記第2の光ビ
ームが入射するように前記光透過性導管の第1側面に配
設された単一光源組立体と、第1の光ダイオードと第2
の光ダイオードを含む二光路型センサであって、前記第
1の光ダイオードが前記第1の光ビームからの透過光を
受けて第1比例出力信号を発生し、また前記第2の光ダ
イオードが前記第2の光ビームからの透過光を受けて第
2比例出力信号を発生するように前記光透過性導管の前
記第1側面と反対側の第2側面に配置された二光路型セ
ンサと、前記単一光源の制御可能な光強度を調節するこ
とによって前記第2比例出力信号を調節および維持する
ための第1制御手段と、前記第2比例出力信号で前記第
1比例出力信号を除したものと等しい成膜効果に依存し
ない比を一定レベルに調節および維持するための第2制
御手段であって、前記混合チャンバに添加される濃縮ト
ナー粒子の量を調節することによって前記成膜効果に依
存しない比が一定に維持され、前記成膜効果に依存しな
い比が一定レベルの場合に得られる実際の第1比例出力
信号が得られるように前記濃縮トナー粒子を添加し、そ
れによって光学表面の成膜による望ましくない影響を受
けることなく混合液状現像材料のトナー粒子を所望のレ
ベルに保つようにする制御手段とを包含する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の特徴を全体的に理解する
ために、同一のエレメントにはすべて同じ参照番号を付
した。本発明はさまざまな複写機にも同様に好適に使用
できるものであり、本明細書に示す特定の実施の形態へ
の適用に限定されるものではないことは、以下の議論か
ら明らかとなるであろう。
【0013】電子写真式複写の技術は周知であるため、
以下複写機として図1および2に採用されているさまざ
まな処理ステーションは略図で示し、それらの動作につ
いても簡単に記すに止める。
【0014】さて図1を参照すると、本発明の成膜減衰
を補正するトナー濃度センサ組立体を含む現像システム
を組み入れたカラー電子写真式複写機10が示されてい
る。多色用のLID機械が示されているが、本発明は単
色LID機にも同じく好適である。機械10のカラーコ
ピー・プロセスは、コンピュータで作り出したカラー画
像を画像処理ユニット54に入力するか、または一例と
してコピーするカラー原稿55を透明プラテン56の表
面に置くことによって開始される。ハロゲンまたはタン
グステンランプ58を含むスキャニング装置を光源とし
て使用し、そこからの光がカラー原稿55に照射され
る。カラー原稿55から反射された光は、例えば第1、
第2、および第3ミラー60a、60bおよび60cの
各々によって反射され、一組のレンズ(図示なし)およ
びダイクロイックプリズム62を通して3つの電荷結合
素子(CCD)64に至り、そこで情報が読み取られ
る。反射光はダイクロイックプリズム62とCCD64
により三原色に分解される。各CCD64は入射光の強
度に比例したアナログ電圧を出力する。各CCD64か
らのアナログ信号は、アナログ/デジタル変換器(図示
なし)により、各ピクセル(画素)毎に8ビットのデジ
タル信号に変換される。各デジタル信号は画像処理ユニ
ット54に入る。青、緑、および赤の強度信号を表すこ
れらのデジタル信号は画像処理ユニット54内において
4つのビットマップ、すなわちイエロー(Y)、シアン
(C)、マゼンタ(M)、および黒(Bk)のビットマ
ップに変換される。このビットマップは各ピクセルにお
ける露光値、すなわち色成分ならびに色分解を表す。画
像処理ユニット54は、シェーディング補正ユニット、
アンダーカラー(下地色)除去ユニット(UCR)、マ
スキングユニット、ディザリング(dithering )ユニッ
ト、グレイレベル処理ユニット、および当技術分野で知
られたその他の画像処理サブシステムを含む。画像処理
ユニット54は、ビットマップ情報を引き続く像のため
に蓄積することもでき、あるいはリアルタイムモードで
動作することもできる。
【0015】機械10は光伝導性の画像形成部材または
光伝導性ベルト12を含むが、これは典型的には多層式
で、基材、伝導層、任意的に設けられる粘着層、任意的
に設けられる穴封鎖層、電荷発生層、電荷移動層、光伝
導性または画像形成表面13、ならびに実施の形態のい
くつかにおいては、カール防止用裏打ち層を含む。図示
のように、ベルト12は矢印16の方向に可動となって
いる。移動ベルト12はまず帯電ユニット17aによっ
て帯電される。画像処理ユニット54により制御される
ラスター出力スキャナー(ROS)装置66aが、帯電
されたベルト12の電荷を選択的に消去することによっ
て、第1補色画像ビットマップ情報を書く。ROS66
aは画像情報をピクセルごとに直線スクリーンレジスト
レーション(line screen registration)モードで描
く。この場合、放電した部分を現像する放電領域現像
(DAD:discharged area development)か、あるい
は帯電部分をトナーで現像する帯電領域現像(CAD:
charged area development)のいずれかを使用できる。
【0016】図1および2を見ると、このようにして静
電潜像が記録された後、ベルト12が静電潜像を本発明
に基づく第1現像ステーション20aに進める。この現
像ステーション20aは後続の現像ステーション20
b、20c、および20dと同様に、混合チャンバ23
を画定するハウジング21、現像材料供給導管25、現
像ローラ70、および使用済み現像材料回収チャンバ2
7を含む。現像ローラ70は図示の方向に回転して一定
量の液状現像材料18a、好ましくは望ましい濃度の帯
電された黒色トナー粒子を含む黒色トナー現像材料を、
導管25を通してローラ70へ、そして現像ゾーンすな
わちニップ22aに送る。現像ゾーンすなわちニップ2
2aの入り口の前に配置された電極24aは電気的にバ
イアスがかけられており、現像ゾーンすなわちニップ2
2aの入り口直前にAC電界を作り出し、トナー粒子を
液体キャリヤ中に実質的に均一に分散させる。液体キャ
リヤ全体に望ましい濃度に分散されたトナー粒子は電気
泳動により静電潜像に移動し、第1の液状カラー分解現
像画像を形成する。周知の通り、トナー粒子の電荷は光
伝導性または画像形成表面13の電荷とは反対の極性と
なっている。
【0017】第1の液状カラー分解画像が、例えば黒色
液体トナーにより現像された後、このカラー分解画像は
状態調整用多孔質ローラ26aによって状態調整され
る。このローラは後続のローラ26b、26c、26d
と同じように、ローラ表皮カバーを貫通する穴を有す
る。ローラ26aはベルト12上の現像された画像と接
触し、画像のトナー粒子を圧縮し、またトナー粒子が画
像から脱離するのを防止しながらそこに含まれている液
体の含有量を減らす(したがって固形分のパーセントは
増加)ことによって画像の状態を調整する。現像された
画像中の固形分を20重量%以上に増加させるのが好ま
しい。吸収された液体キャリヤを吸い取りローラ26a
から絞り出して容器中に保存するために、吸い取りロー
ラ26aに加圧接触するように取り付けられた圧力ロー
ラ(図示なし)を真空装置(図示なし)と一緒に、また
は真空装置の代わりに用いてもよい。
【0018】動作中は、ローラ26a、26b、26
c、26dは図示のようにベルト12上の“ウェット”
画像を押し付けるような方向に回転される。ローラ26
a、26b、26c、26dの多孔質の本体が画像表面
から余剰の液体をその表皮カバーの小孔および穿孔を通
して吸収する。ローラ26a、26b、26c、26d
の中央空間部の一端に位置する真空装置28が、ローラ
に染み込んだ液体をこの中空部を通して吸引する。真空
装置28はこの液体を、廃棄処分または液体キャリヤと
して再循環するために、容器または別の場所に貯蔵す
る。多孔質ローラ26a、26b、26c、26dはさ
らに図示の方向に回転を続け、ベルト12上の像から液
体を連続的に吸収する。ベルト12上の像はランプ76
aまで進み、そこで光伝導性表面13上に残っている電
荷が、ランプ76aからの光で光伝導性表面を照射する
ことにより消去される。
【0019】図示のように、機械10のREaDプロセ
スによれば、移動ベルト12上の現像された画像は帯電
ユニット17bにより再び帯電され、次いでROS66
bにより再露光される。ROS66bは先に現像された
潜像の上に第2のカラー像のビットマップ情報を重ね
る。好ましくは、後続の各露光段階には適応露光プロセ
ッサを使用し、1つのピクセルに対するラスタ出力スキ
ャナ(ROS)の露光レベルを、そのピクセル位置で先
に現像されたトナーに応じて変調し、それによってトナ
ー層が互いに独立したものとなるようにする。また、引
き続く露光の間、画像はプロセスまたは低速スキャン方
向に沿って方向付けられた直線スクリーンレジストレー
ション(位置合せ)で再露光される。この構成によって
移動画質エラーが減り、またトランスバースレジストレ
ーション(横方向位置合せ)をほぼ完全に利用できる。
本発明による第2の現像ステーション20bにおいて、
図示のように回転している現像ローラ70が、望ましい
トナー濃度のトナー粒子を含む液状現像材料18bを、
供給導管25から第2現像ゾーンすなわちニップ22b
に送り出す。現像ゾーンすなわちニップ22bの入り口
前に配置された電極24bは電気的にバイアスがかけら
れており、現像ゾーンすなわちニップ22bの入り口直
前にAC電界を作り出し、液体キャリヤ中でトナー粒子
を実質的に均一に分散させる。液体キャリヤ中で分散さ
れたトナー粒子は電気泳動により前に現像された画像上
に移動する。トナー粒子の電荷は先に現像された画像の
電荷と極性が反対になっている。
【0020】第2の状態調整ローラ26bはベルト12
上の現像された画像と接触し、画像上のトナー粒子を圧
縮することによって画像の状態を調整し、また画像から
のトナー粒子の脱落を防止しながら液体の含有量を減ら
す。好ましくは、固形分のパーセントは20%以上とす
るが、固形分のパーセントは15%から40%の範囲と
することができる。ベルト12上の画像はランプ76b
に進み、そこで光伝導表面に残っているすべての残存電
荷は光伝導表面をランプ76からの光で照射することに
よって消去される。
【0021】第3のトナー色、例えばマゼンタ色トナー
を使用して、同様に第3の像を作るために、移動ベルト
12上に現像された画像が帯電ユニット17cにより再
帯電され、次いでROS66cにより再露光される。R
OS66cは先に現像された潜像の上に第3のカラー画
像のビットマップ情報を重ねる。本発明による第3の現
像ステーション20cにおいて、図示のように回転して
いる現像ローラ70が、望ましいトナー濃度のトナー粒
子を含むマゼンタ液状現像材料18cを、供給導管25
から第3現像ゾーンすなわちニップ22cに送り出す。
現像ゾーンすなわちニップ22cの入り口前に配置され
た電極24cには電気的にバイアスがかけられており、
現像ゾーンすなわちニップ22cの入り口直前にAC電
界を作り出し、液体キャリヤ中でトナー粒子を実質的に
均一に分散させる。液体キャリヤ中で分散されたトナー
粒子は電気泳動により先に現像された画像上に移動す
る。状態調整ローラ26cがベルト12上の現像された
画像と接触し、液体の含有量を減らして画像の状態を調
整し、固形分のパーセントを15%から40%の範囲に
する。ベルト12上の画像または複合像はランプ76c
に進み、そこで光伝導表面に残っているすべての残存電
荷は光伝導表面をランプ76からの光で照射することに
よって消去される。
【0022】最後に、第4のトナー色、例えばシアン色
トナーを使用して、同様に第4の像を作るために、移動
ベルト12上に現像された画像が帯電ユニット17dに
より再帯電され、ROS66dにより再露光される。R
OS66dは先に現像された潜像の上に第4のカラー画
像のビットマップ情報を重ねる。本発明による第4の現
像ステーション20dにおいて、図示のように回転して
いる現像ローラ70が、望ましいトナー濃度のトナー粒
子を含むシアン液状現像材料18dを、供給導管25か
ら第4現像ゾーンすなわちニップ22dに送り出す。現
像ゾーンすなわちニップ22dの入り口前に配置された
電極24dには電気的にバイアスがかけられており、現
像ゾーンすなわちニップ22cの入り口直前にAC電界
を作り出し、液体キャリヤ中でトナー粒子を実質的に均
一に分散させる。液体キャリヤ中で分散されたトナー粒
子は電気泳動により先に現像された画像上に移動する。
状態調整ローラ26dがベルト12上の現像された画像
と接触し、固形分のパーセントが15%から40%の範
囲になるように液体の含有量を減らして画像の状態を調
整する。当業者には明らかなように、各現像ステーショ
ンにおけるトナーの色の配列を異なったものにしてもよ
い。
【0023】こうしてできた複合多色画像、すなわち現
像ステーション20a、20b、20c、および20d
による異なった色のトナー現像による多層画像はそれぞ
れ黒、黄色、マゼンタおよびシアンのトナーを含むが、
これらは次いで中間転写部78に進められる。転写部7
8においてこの多色画像は、帯電装置82の助けを得
て、静電的に中間部材80へ転写される。中間部材80
は剛性ロールまたは図示のようなエンドレスベルトのい
ずれでもよく、ベルトの内側表面に接触する複数のロー
ラによって経路が画定されるようになっている。中間転
写部材80の上の多色画像は再び、例えば吸い取りロー
ラ84などによって、トナー粒子の脱落を防止しながら
そこについているトナー粒子を圧縮することによって、
転写された画像の液体含有量を更に減らして状態調整さ
れる。吸い取りローラ84はトナー組成物が固形分50
%以上になるように画像の状態を調整するようになって
いる。
【0024】次に、中間部材80の表面上で再び状態調
整された画像は、第2転写ニップ90内で画像記録シー
ト44へ転写される前に、融解ステージを通して送られ
る。この融解ステージにおいて、転写された画像を形成
しているトナー粒子は熱源89によって粘着性または溶
融状態に変換される。この熱源89はまた、部材80の
内部にも適用することができる。次いで、中間部材80
は、粘着性トナー粒子が転写ニップ90に到達するまで
矢印92の方向に引き続いて送られる。
【0025】転写ニップ90は、より具体的にはトラン
スフィクスニップであり、そこで多色画像が単に記録シ
ート44に転写されるだけでなく、適当な熱および圧力
を加えることによって融解または固着される。トランス
フィクスニップ90において液化されたトナー粒子は、
バックアップ加圧ロール94を通して与えられる直角方
向の力により、記録シート44の表面に接触させられ
る。さらに、記録シート44の表面上には、先行の画像
形成動作すなわち複写によって、先に転写されたトナー
画像を有していてもよい。ニップに圧力を与える直角方
向の力は好ましくは約20psiであり、これはまた中
間部材の外表面の幅全体に均一な力を加える弾性ブレー
ドまたは同様のスプリング様部材を通して、記録シート
にも加えてもよい。
【0026】記録シート44がトランスフィクスニップ
90を通過すると、粘着性トナー粒子が記録シートの表
面を濡らし、粘着性粒子と部材80の疎水性表面の間の
引力に比べてシートと粘着性粒子間の引力が大きいため
に、この粘着性粒子は完全に記録シートに転写される。
図示のように、中間転写ベルト80の表面はその後、ベ
ルト12から別のトナー画像を受ける前に、クリーニン
グ装置98によってクリーニングされる。
【0027】多色画像がベルト12から中間部材80に
転写された後には必ず、残った液状現像材料がベルト1
2の光伝導性表面上に付着して残る。したがって適当な
合成樹脂材料で形成されたローラを含む図示のようなク
リーニング装置51が備えられ、光伝導性表面を擦って
清浄にするためにベルト12の移動方向と反対方向に駆
動される。しかしながら、当分野には数多くの光伝導表
面クリーニング手段があり、本発明にはそれらのいずれ
も好適に使用できることは言うまでもない。この様なク
リーニングの後に光伝導性表面上に残った残留電荷はす
べて、前記のように別の多色画像を作るためにベルト1
2が再び帯電される前に、ランプ76dからの光を光伝
導性表面に照射することによって消去される。
【0028】図示されているように複写機10にはさら
に、複写機のさまざまな構成機器を制御したり、複写機
のサブシステムを作動させるために、148で示されて
いる電子制御サブシステム(ESS)が含まれている。
ESS148はしたがって独立した専用ミニコンピュー
タであることができ、機械の種々の制御態様のための制
御センサからの制御信号を含むすべての制御データを処
理するために少なくとも1つ、あるいはいくつかのプロ
グラム式マイクロプロセッサを含んでいてもよい。
【0029】さて図1から6を参照すると、LID複写
機10には各現像ステーション20a、20b、20
c、および20dのそれぞれに本発明に基づく成膜減衰
を補正するトナー濃度センサ組立体200が含まれてい
ることが重要である。図2に示されているように各現像
ステーション20a、20b、20c、および20dに
は、液状現像材料18a、18b、18c、18dを含
む液状現像材料混合槽23を規定するハウジング21
と、液状現像材料を現像ゾーン22a、22b、22
c、22dへ運ぶための導管部材25と、混合槽23の
後ろに取り付けられた使用済または余剰の液状現像トナ
ー用の回収タンク27が含まれている。混合現像材料を
槽23から導管25を通して現像ゾーン22aへ移動さ
せるためにポンプ300のような手段が備えられる。新
しいまたは補給用の液状現像材料は供給源302を通し
て混合槽23に供給され、混合槽23で混合される液状
現像材料の濃縮トナーを調節および制御するために、ト
ナー原料は供給源304から制御しながら供給される。
混合装置306が液状現像材料を混合槽23の中で混合
する。
【0030】さらに図示されているように、成膜減衰を
補正するトナー濃度センサ組立体200は、第1の容器
すなわち導管部分202と、その第1部分202に隣接
した第2の容器すなわち導管部分204とが含まれてい
る。示されているように、この容器または導管部分20
2、204は液状現像材料を送る導管25の隣接した部
分であり、混合された液状現像材料18a、18b、1
8c、18dを収容するのに好適なものとなっている
(図1)。さらに202および204の部分は通常透明
または半透明であり、標準化された光を大きく減衰する
ことなく通過させるのに好適なものとなっている。図
1、2および3に示されているように、各現像システム
のそれぞれの容器または導管部分202および204
は、混合液状現像材料18a、18b、18c、18d
が充満されており、そこを通過する光をこれらが吸収
し、それらのトナー濃度が測定され、また制御されるこ
とになる。
【0031】重要なことは、本発明においては、第1部
分202の厚さ“L1”を第2部分204の厚さL2よ
り相当小さくしていることである。したがって、これら
の部分を横切る所定の底面積を有する一定のカラムの場
合、第2部分204のカラムの中に含まれる現像材料
は、第1部分202の同様の底面積カラムに含まれるも
のよりも多くなる。各カラムの長手方向に通される一定
の強度IC1を持つ光ビームは、第2部分204の第2
の長いカラムを通ると、より大きく吸収または減衰され
ることになる。
【0032】周知の通り、ブーゲの法則(Bouguer's la
w )およびベールの法則(Beer's law)は、上述の半透
明導管部分202、204に収められた透明キャリヤ液
体とトナー粒子混合体のような現像材料などの均質な透
明系による光の吸収に関する2つの基本的な法則であ
る。ブーゲの法則は、光吸収容量と吸収システムまたは
吸収物質の層の厚さの間の関係について述べたものであ
る。ブーゲの法則によれば、同じ厚さの各層はそこを通
過する光を同じ割合で吸収する。したがって所定の厚さ
の吸収システムを通過する所定強度の光ビームは、その
所定厚さの関数として光強度が減少する。ベールによっ
て作られた2番目の法則は光吸収容量と、厚みを形成す
る溶液中の吸収物質の濃度の間の関係について述べたも
のである。したがって、厚さLの吸収物質を含む溶液を
通過する時に吸収される光ビームの割合は、溶液中の吸
収物質の濃度“C”に直接比例するものとなる。
【0033】ベールの法則は数式で表すと: T=ke-BCL ただし、Tは補正または正規化された透過率、Bは吸収
系の吸収係数、Cは吸収系の濃度、Lは厚さ、kは吸収
系の透過係数である。
【0034】普通、ある系の透過率Tは比Io/Iiで
表される(なお、Ioは系を通過して放出される光の出
力強度、Iiは通過させる入射光の強度)。
【0035】従来の単一光路型センサは(ブーゲおよび
ベールの法則を適用すると)、通常透過率または透過さ
れる光に直接比例した出力信号を発生する。典型的に
は、そのような出力信号を後で制御することになるが、
制御される信号の変化はすべて吸収系の濃度C(本明細
書ではTCと同じ)の変化の関数であると仮定される。
しかしながら、都合の悪いことに先に指摘したとおり、
そうした信号の変化は、一部は光源強度の変化やセンサ
組立体の光学表面の成膜効果の変化に起因し、一部はト
ナー濃度の変化に起因するものである。例えば図5およ
び図6に示したように、従来のように出力信号の変化が
トナー濃度の変化だけに起因するものとして出力信号を
制御しようとすると、従来技術を示すプロット502、
602から明らかなように、プロット全体を通して点が
広く分散しており、誤った不正確な結果をもたらすこと
になる。
【0036】しかしながら、本発明に基づけばそのよう
な間違った不正確な結果は、2つの光路の成膜減衰補正
トナー濃度センサ組立体200とその方法を用いること
によって避けることができる。
【0037】図1〜図3に示されているように、センサ
組立体200は(異なった厚さの容器または導管部分2
02、204に加えて)所望の初期強度IC1を有する
単一の共通光源206と、その強度を制御するためのコ
ントローラ306を含んでいる。この光源206は第1
および第2容器または導管部分202、204の第1側
面308に配置される。光源206からの光が光学的に
2つのビームB1、B2に分けられることが重要であ
り、これらは次に、例えば光ファイバーケーブル手段な
どによって、それぞれ第1および第2部分202、20
4に当てられ、それらの現像材料を通して減衰または吸
収透過する。透明または半透明の容器または導管部分
と、その中に入れられた現像材料を含む吸収システムは
ブーゲならびにベールの法則に従う。
【0038】さて特に図2および3を参照すると、成膜
減衰補正トナー濃度センサ組立体200にはさらに特定
の電子回路312を有する二光路型センサ210が含ま
れている。示されているように、この二光路型センサ2
10は第1および第2部分202、204の第2側面3
10に配置され、焦点を合わせたビームB1、B2それ
ぞれの減衰された透過光を受けて、測定を行う。したが
って、この二光路型センサ210は第1の光ダイオード
212と第2の光ダイオード214を含み、これらはそ
れぞれ集束ビームB1,B2から透過される減衰光を受
けて測定するように位置合わせされている。この特定の
電子回路312は、図3に示されているように、例えば
信号処理回路222、および224を含む。 さらに、
このセンサ組立体200は光源強度制御帰還回路30
6、および濃縮トナー供給制御回路320を含む。減衰
された光ビームB1、B2から得た各透過率に比例した
出力信号S1aおよびS2aが光ダイオード212、2
14でそれぞれ作られ、本発明に基づいて特定の電子回
路によって処理および利用される。
【0039】さて図2、3および4を参照すると本発明
の方法が示されているが、そこではIC1は単一光源の
望ましい強度、またIaは実際の強度であり、S1cは
第1光ダイオード212からの透過率に比例した出力信
号の望ましい値、またS1aはその実際の値であり、S
2cは第2光ダイオード214からの透過率に比例した
出力信号の望ましい値、またS2aはその実際の値であ
り、RCは成膜効果のない望ましい比でS1cをS2c
で除したものに等しく、RaはS1aをS2cで除した
実際の比であり、TC1は混合現像材料中のトナー濃度
の望ましい値、またTCaはその実際の値であり、f1
はIaをIC1と等しくするためのファクタであり、f
2はS2a=S2cとなる新しいレベルにIC1を調節
するためのファクタであり、そしてf3はS1aを実際
の比率Ra(=S1a/S2c)がRCと等しくなるよ
うに混合するために、液状現像材料に添加する濃縮トナ
ー粒子の量を調節するためのファクタである。
【0040】ここに示した方法には、第1のレベル(図
4、ボックス402、404)で、光源の強度を望まし
い最初の値IC1に維持するためにファクタf1を使用
するように強度制御回路306をプログラムしたステッ
プが含まれている。光学表面の成膜作用を補償、補正ま
たは中和するために、強度制御回路306は、別のレベ
ルで信号処理回路(ボックス406、408、図4)に
接続され、強度をIC1=Iaから異なる強度の値に調
節するために第2ファクタf2を使用し、第2の光ダイ
オード214からの実際の出力信号S2aが、望ましい
レベルで一定のS2cと等しくなるようになっている。
例えば、本発明で好ましいのは、実際の出力信号S2a
が最初の出力信号S2cと比較され、絶えず最初の出力
信号S2cと等しくなるように制御されることである。
その結果得られる強度補正制御信号316は、強度制御
回路306にフィードバックされ、ファクタf2により
Ia=IC1からIa=Ia(f2)に調節して、S2
aがS2cと等しくなるようにする。
【0041】そのように光源強度を補正した後、第1の
光ダイオード212からの減衰光に比例した出力信号S
1aを読み取って処理し、好ましくはそれをS2a(=
S2c)で除して比Raを得る。この比Raは次に比R
Cに関して処理し、その結果が濃縮トナー分配制御回路
320に送られ、現像材料18a、18b、18c、ま
たは18dのTCを変化させるために混合チャンバ23
に加えられるトナー源232からの濃縮トナーの量を制
御する。
【0042】この方法(図4)によれば、最初に望まし
いTC、光源強度IC1、この組立体の第1および第2
光ダイオード212、214からのそれぞれの透過率に
比例した第1および第2出力信号S1c、S2c、なら
びに望ましい制御比RCが確立され、読み込まれる。次
いで光源の望ましい強度が、通常は望ましいレベルIC
1に維持される。しかしながら本発明では、第2の透過
率比例の出力信号S2cを一定値に保つために、そのよ
うな望ましい強度レベルは調節可能となっている。
【0043】光源の強度レベルをそのようにS2cに関
連させて調節した後、実際の第1透過率比例出力信号S
1aの値およびコンスタントな第2透過率比例出力信号
S2cの値が読み取られ、実際の制御比(Ra)がS1
a/S2cとして算出される。この実際の制御比Raは
次に望ましい制御比RCと比較され、RCとRaの差異
は、制御比がRCに等しい場合の望ましいトナー濃度T
C1と制御比がRaに等しい場合の実際のトナー濃度T
Caとの差異と捉えられる。液状現像材料のトナー濃度
は次にTCaから増減して、比Raまたは(S1a/S
2c)をRCに等しくなる値にS1aがなるまでトナー
の濃度を調節し、その結果望ましいトナー濃度TC1が
得られる。
【0044】前述のように二光路型センサ組立体を備え
た液状現像材料のトナー濃度の制御においては、図5お
よび6それぞれのプロット504、および604で示さ
れているように、TC制御結果は(単一光路型センサの
制御結果の場合のプロット502、602(図5および
図6)ほどには)広範囲にばらつくことはなく、また時
間経過によっても、あるいは異なる濃度値においてもド
リフトしない。
【0045】比RC、Raが成膜に左右されないこと
は、下記のようにベールの法則から証明される(だだ
し、前述したようにベールの法則は以下のように表され
る)。
【0046】T=ke-BCL ただし、Tは補正または正規化された透過率、Bは吸収
系の吸収係数、Cは吸収系の濃度、Lは厚さ、そしてk
は系の透過係数である。
【0047】本発明の組立体においては、吸収係数Bは
第1および第2の光ダイオード212、214で表され
る第1および第2光路で等しく、厚さはそれぞれL1と
L2で、一定の差L2−L1であり、透過定数(それぞ
れ成膜効果ファクタを含む)はK1 およびK2 となり、
これらは設計上ほぼ等しいものとすることができ、透過
率はそれぞれT1 、T2 となる。したがって、 T1=K1 -BCL1 、 T2=k2 -BCL2 、そして T1/T2=RC=(K1 -BCL1 )/(k
2 -BCL2 )となる。 よって、 RC=e-BC(L2-L1)となる。 ただし、K1 およびK2 (これらは前記のように同じで
ある)は相殺し合う。もし透過率T1、T2または透過
率比例信号S1a、S2aをそれらの比率の代わりに使
用した場合、K1 およびK2 が成膜依存ファクタとなる
がこれを中和即ち相殺できる。このようにしてベールの
法則の式から導かれるRCは、つまるところトナー濃度
の関数ということになり、そしてさらに重要なことは、
RCはトナー濃度“C”(または本明細書中ではTC)
だけに依存することになることである。これは厚さの差
L2−L1が一定であり、したがってKYが一定になる
からである。換言すれば、 RC=e-BCkY となる。KYは定数(L2−L1)であり、Bもまた定
数であるため、RCの値で唯一の変数となるのはトナー
濃度のCだけである。このように、比RCの変化はCの
変化にだけ依存すると断言できるのである。
【0048】トナー濃度Cの変化を制御するための基準
として比RCの変化(これはベールの法則から計算され
る)を使用することによって、制御式から成膜効果を明
らかに回避または排除することができ(等しいか共通で
あると見做すことができる)、そしてプロット504、
604(図5および図6)に示されているように、本発
明のセンサ組立体の制御結果から成膜により誘発される
不安定性を回避できる。
【0049】特に図5および図6を参照すると、本発明
のデュアル経路の成膜減衰補正センサ組立体のプロット
504、604が示されており、同じサンプルについて
の従来の単一光路型センサ組立体のプロット502、6
02と比較されている。これから分かるように、従来法
のプロット502、602はエラーが多く、広範に分散
した点を含んでおり、また時間経過に伴う望ましくない
ドリフトがあることも示している。他方プロット50
4、604は時間経過に伴うドリフトがかなり少なく
(これらのドリフトは通常成膜によるものである)、し
たがって曲線を直線較正すると大幅に改善された精度が
得られる。
【0050】要約すると、本発明に基づく二光路型成膜
減衰補正トナー濃度センサ組立体200とそれによる方
法は、光を発する1つの共通光源206を含んでいる。
発せられた光は光学的に2つのビームB1、B2に分割
され、これらはそれぞれ2つの半透明導管202、20
4に収納された液状現像材料に送られる。これらの液状
現像材料は、一定だが異なるビーム減衰厚さL1、L2
を有し、かつ望ましいトナー濃度TCまたはCを有す
る。ビームB1、B2からのそれぞれの減衰光は2つの
独立した同一の光ダイオード212、214でそれぞれ
検知される。ビームB1、B2が通過する液状現像材料
のそれぞれの厚さL1、L2はベールの法則に従う。し
たがって一定の厚さの場合、各ビームの減衰光について
の透過率または透過率比例出力信号の変化は、ビーム減
衰厚さを構成する液状現像材料のトナー濃度の変化に比
例したものとなる。導管202、204のデザインとそ
の近似性から、光学表面、特にそれぞれの厚さを有する
導管の内表面は共通または同等の成膜を有するものであ
ると妥当に推定できる。
【0051】本発明で重要なことは、TCを制御するた
めに前述のように成膜ファクタ依存性の単一の透過率の
値(または単一の透過率比例信号値)の変化の測定値を
使用するのではなく、成膜ファクタ非依存性の2つの透
過率比例値S1aとS2cの制御比(RC)を使用する
ことである。これは二光路型成膜減衰補正トナー濃度セ
ンサ組立体200とそれを使用する方法により達成され
るものである。それによって、第2経路からの透過率ま
たは透過率比例出力信号S2aは、単一照明源へのフィ
ードバックにより、望ましい値S2cに一定に維持され
る。S2aをS2cに一定に保つことにより、単純な単
一の成膜を補正した出力信号S1aが得られ、これを前
記のようにして使用し、S1aまたはS2aから成膜に
依存した計算は行う必要はない。
【0052】本発明を特定の好ましい実施の形態を参照
して説明してきたが、本発明は提示した特定の実施の形
態に限定されるものではなく、当業者であれば本発明と
その請求項の精神および範囲から逸脱することなく、そ
の他の実施の形態や変形も実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成膜減衰を補正するトナー濃度センサ
組立体を含む現像システムを組み込んだカラー電子写真
式液浸現像(LID)複写機を例示する縦断面略図であ
る。
【図2】図1の現像系統の縦断面略図である。
【図3】図1および図2の成膜減衰を補正するトナー濃
度センサ組立体の拡大略図である。
【図4】本発明の例示的フローチャートである。
【図5】従来の単一光路型センサ組立体および本発明に
よる二光路型センサ組立体からのTC制御出力を比較し
た図であり、種々のサンプルデータに基づく経時変化を
示す。
【図6】従来の単一光路型センサ組立体および本発明に
よる二光路型センサ組立体からのTC制御出力を比較し
た図であり、異なったレベルのTCに対する変化を示
す。
【符号の説明】
202、204 導管 206 光源 210 二光路型センサ 212、214 光ダイオード B1、B2 ビーム S1a、S2a 出力信号 L1、L2 ビーム減衰厚さ 222、224 信号処理回路 306 強度制御回路 308、310 導管の側面 312 電子回路 320 濃縮トナー分配制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光吸収性物質と透明な液体キャリヤとを
    溶解した状態で含む混合物の濃度を容器の成膜効果を補
    正しながら制御する方法であって、 (a)光の強度を制御可能な単一光源からの光を第1の
    光ビームと第2の光ビームとに分割するステップと、 (b)第1の光ビームを、第1の厚さを持つ第1の材料
    でできた第1の光透過容器中に含まれた第1の容量の混
    合物を通すように当て、また第2の光ビームを、第1の
    厚さよりも大きい第2の厚さを持つ第1の材料で作られ
    た第2の光透過容器中に含まれた第2の容量の混合物を
    通すように当てるステップと、 (c)第1の光透過容器と第1の容量の混合物を通過し
    た第1の光ビームから第1減衰透過光を第1の光ダイオ
    ードで検知することにより第1の比例出力信号を発生す
    るステップと、 (d)第2の光透過容器と第2の容量の混合物を通過し
    た第2の光ビームから第2減衰透過光を第2の光ダイオ
    ードで検知することにより第2の比例出力信号を発生す
    るステップと、 (e)制御可能な単一光源の光強度を調節することによ
    り第2の比例出力信号を一定のレベルに保つステップ
    と、 (f)第1比例出力信号を第2比例出力信号で除した値
    と等しい成膜に依存しない比も一定に維持されるように
    混合物中の光吸収物質の濃度を調整するステップとを含
    む混合物濃度制御方法。
  2. 【請求項2】 (a)移動可能な担像部材と、 (b)前記担像部材上に静電気的に潜像を形成するため
    の潜像形成装置と、 (c)透明液体キャリヤとこのキャリヤ中に所望の濃度
    で存在するトナー粒子とから成る液体現像材料を含む現
    像システムとを含む液浸現像(LID)複写機であっ
    て、 前記現像システムが、 (i)現像混合チャンバと混合された液状現像材料を現
    像ゾーンに運ぶための光透過性導管とを形成するハウジ
    ングであって、混合液状現像材料を運ぶ前記導管が第1
    の厚さを有する第1部分と、該第1部分に隣接し前記第
    1部分の前記第1厚さよりもかなり大きな厚さを有する
    第2部分とを有するハウジングと、(ii)前記混合チ
    ャンバに接続され、混合現像材料中のトナー粒子を望ま
    しい濃度に調節するために、前記混合チャンバ内に所定
    量の濃縮トナー粒子を制御しながら供給する濃縮トナー
    粒子供給源と、(iii)制御可能な強度の光を発生す
    る単一の光源組立体であって、前記光を第1の光ビーム
    と第2の光ビームに分割する手段を含み、前記第1の光
    ビームが該導管の前記第1部分に入射し、また前記第2
    の光ビームが前記導管の前記第2部分に入射するように
    前記光透過性導管の第1側面に配置された光源組立体
    と、(iv)第1の光ダイオードと第2の光ダイオード
    を含み、前記第1の光ダイオードが前記第1の光ビーム
    からの透過光を受けて第1比例出力信号を発生し、また
    前記第2の光ダイオードが前記第2の光ビームからの透
    過光を受けて第2比例出力信号を発生するように前記光
    透過性導管の、前記第1側面と反対側の第2側面に配置
    された二光路型センサと、(v)前記単一光源の制御可
    能な強度を調節することによって前記第2比例出力信号
    を調節および維持するための第1制御手段と、(vi)
    前記第2比例出力信号で前記第1比例出力信号を除した
    値と等しい成膜効果に依存しない比を一定レベルに調節
    および維持するための第2制御手段であって、前記混合
    チャンバに添加される濃縮トナー粒子の量を調節するこ
    とによって前記成膜効果に依存しない比が一定に維持さ
    れ、前記成膜効果に依存しない比が一定レベルの場合に
    得られる実際の第1比例出力信号が得られるように前記
    濃縮トナー粒子を添加し、それによって光学表面の成膜
    による望ましくない影響を受けることなく、混合液状現
    像材料のトナー粒子を望ましいレベルに保つようにする
    制御手段とを含む液浸現像複写機。
  3. 【請求項3】成膜減衰補正型濃度センサ組立体であっ
    て、 (a)第1の断面寸法を有する第1部分と該第1断面寸
    法よりかなり大きな面積の第2の断面寸法を有する第2
    部分を有し、前記第1および第2の断面寸法部分のそれ
    ぞれが、本質的に透明液状キャリヤと望ましい濃度の光
    吸収性物質で構成される溶液を含む、膜が形成され得る
    光透過性溶液導管と、 (b)強度を制御可能な光を発する単一光源組立体であ
    って、前記光を第1の光ビームと第2の光ビームに分割
    する手段を含み、前記第1の光ビームが前記導管の前記
    第1部分に入射し、かつ前記導管の前記第2部分上に前
    記第2の光ビームが入射するように前記光透過性導管の
    第1側面に配設された単一光源組立体と、 (c)第1の光ダイオードと第2の光ダイオードを含む
    二光路型センサであって、前記第1の光ダイオードが前
    記第1の光ビームからの透過光を受けて第1比例出力信
    号を発生し、また前記第2の光ダイオードが前記第2の
    光ビームからの透過光を受けて第2比例出力信号を発生
    するように前記光透過性導管の前記第1側面と反対側の
    第2側面に配置された二光路型センサと、 (d)前記単一光源の制御可能な光強度を調節すること
    によって前記第2比例出力信号を調節および維持するた
    めの第1制御手段と、 (e)前記第2比例出力信号で前記第1比例出力信号を
    除したものと等しい成膜効果に依存しない比を一定レベ
    ルに調節および維持するための第2制御手段であって、
    前記混合チャンバに添加される濃縮トナー粒子の量を調
    節することによって前記成膜効果に依存しない比が一定
    に維持され、前記成膜効果に依存しない比が一定レベル
    の場合に得られる実際の第1比例出力信号が得られるよ
    うに前記濃縮トナー粒子を添加し、それによって光学表
    面の成膜による望ましくない影響を受けることなく混合
    液状現像材料のトナー粒子を所望のレベルに保つように
    する制御手段とを包含する成膜減衰補正濃度センサ組立
    体。
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