JPH10104746A - 傾斜調整機構 - Google Patents
傾斜調整機構Info
- Publication number
- JPH10104746A JPH10104746A JP25437996A JP25437996A JPH10104746A JP H10104746 A JPH10104746 A JP H10104746A JP 25437996 A JP25437996 A JP 25437996A JP 25437996 A JP25437996 A JP 25437996A JP H10104746 A JPH10104746 A JP H10104746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- screw shafts
- inclination adjustment
- nut holder
- tilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】1回の操作で左右の傾斜調整が同時にでき、か
つ個別の調整も可能な傾斜調整機構を提供する。 【解決手段】脚となる左右のネジシャフト(1)と、ネ
ジシャフトを受け入れるハーフナット(2)を含み共通
にネジシャフトに対して可動するナットホルダ(3)と
を具備し、ナットホルダを移動させることで、左右のネ
ジシャフトをハーフナットから同時に解除して傾き(高
さ)調整を行う。
つ個別の調整も可能な傾斜調整機構を提供する。 【解決手段】脚となる左右のネジシャフト(1)と、ネ
ジシャフトを受け入れるハーフナット(2)を含み共通
にネジシャフトに対して可動するナットホルダ(3)と
を具備し、ナットホルダを移動させることで、左右のネ
ジシャフトをハーフナットから同時に解除して傾き(高
さ)調整を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜調整機構に関
し、特にプロジェクタなどの投影型映像機器の脚部の高
さを調整することで投影の傾きを調整する傾斜調整機構
に関するものである。
し、特にプロジェクタなどの投影型映像機器の脚部の高
さを調整することで投影の傾きを調整する傾斜調整機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投影型の映像機器においては、一般的に
投射角度を調整するための傾斜調整機構が設けられてい
る。さらに、これらの傾斜調整機構は、多くの場合、画
面の傾き調整として左右の傾斜調整機構を兼ねる構造と
なっている。
投射角度を調整するための傾斜調整機構が設けられてい
る。さらに、これらの傾斜調整機構は、多くの場合、画
面の傾き調整として左右の傾斜調整機構を兼ねる構造と
なっている。
【0003】従来の傾斜調整機構は、左右独立に設けら
れているので、実際に機器の傾斜調整をする際は、まず
左右の脚を別々に繰り出し大まかに投射角度を調整す
る。次に、左右の傾きを必要に応じて補正するというも
のであった。
れているので、実際に機器の傾斜調整をする際は、まず
左右の脚を別々に繰り出し大まかに投射角度を調整す
る。次に、左右の傾きを必要に応じて補正するというも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、傾斜調整機構が左右独立に設けられていた。しか
し、実際には、左右いっぺんに、ある高さまで繰り出し
てしまうような使い方が多く、この様な場合、左右別々
に操作をすることは不便で有るという問題があった。
は、傾斜調整機構が左右独立に設けられていた。しか
し、実際には、左右いっぺんに、ある高さまで繰り出し
てしまうような使い方が多く、この様な場合、左右別々
に操作をすることは不便で有るという問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、ワンタッチ操作
で左右の傾斜調整が同時にかつ短時間に出来る傾斜調整
機構を提供することである。
で左右の傾斜調整が同時にかつ短時間に出来る傾斜調整
機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の傾斜調整機構に
よれば、脚となる2つのネジシャフトと、共通に動くナ
ットホルダと、ナットホルダに設けられネジシャフトを
受け入れるハーフナットと、ナットホルダを移動させる
ことでハーフナットとネジシャフトとの勘合を一時的に
解除する機構とを具備し、映像機器の投射角度調整の
際、ワンタッチで左右同時に脚が繰り出される構造にす
ることにより、機器の設置が簡単に、かつ短時間に行え
る。
よれば、脚となる2つのネジシャフトと、共通に動くナ
ットホルダと、ナットホルダに設けられネジシャフトを
受け入れるハーフナットと、ナットホルダを移動させる
ことでハーフナットとネジシャフトとの勘合を一時的に
解除する機構とを具備し、映像機器の投射角度調整の
際、ワンタッチで左右同時に脚が繰り出される構造にす
ることにより、機器の設置が簡単に、かつ短時間に行え
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明による傾斜調整機構の第1
の実施の形態を示す図である。図で、脚1は、シャフト
の部分がネジになっていて、通常は、バネ4によって矢
印方向(点線)に押しつけられており、この状態でナッ
トホルダ3のハーフナット2が脚1のネジ部分に勘合し
ている。このとき、脚1は、ハーフナットにより固定さ
れているが、脚を回してやることで、ネジの送り分だけ
は動くことが出来る。
の実施の形態を示す図である。図で、脚1は、シャフト
の部分がネジになっていて、通常は、バネ4によって矢
印方向(点線)に押しつけられており、この状態でナッ
トホルダ3のハーフナット2が脚1のネジ部分に勘合し
ている。このとき、脚1は、ハーフナットにより固定さ
れているが、脚を回してやることで、ネジの送り分だけ
は動くことが出来る。
【0009】今、ナットホルダ3をボタン形状部6から
図中の矢印Aの方向に押すと、ハーフナット2が脚1の
ネジ部分から離れて、脚1は自重により下に落ちる。こ
の脚1が下に落ちた状態と言うのが、機器から脚が繰り
出された状態、すなわち、投射角度を大きく取った状態
になる。
図中の矢印Aの方向に押すと、ハーフナット2が脚1の
ネジ部分から離れて、脚1は自重により下に落ちる。こ
の脚1が下に落ちた状態と言うのが、機器から脚が繰り
出された状態、すなわち、投射角度を大きく取った状態
になる。
【0010】次に、ボタン形状部6を押すのをやめる
と、再び脚1のネジ部分とハーフナット2が勘合し、こ
の状態において、脚を回してやることで、脚はネジの送
り分だけは上下に動くので、左右別々に微調整をするこ
とも出来る。ここで図示はしないが、ナットホルダ3に
もバネ等で復元力をもたせてある。また、図に示すよう
にナットホルダ3の一端は指で操作し易いようなボタン
形状部6とする。
と、再び脚1のネジ部分とハーフナット2が勘合し、こ
の状態において、脚を回してやることで、脚はネジの送
り分だけは上下に動くので、左右別々に微調整をするこ
とも出来る。ここで図示はしないが、ナットホルダ3に
もバネ等で復元力をもたせてある。また、図に示すよう
にナットホルダ3の一端は指で操作し易いようなボタン
形状部6とする。
【0011】図2は、本発明の他の実施の形態を示す図
である。図で、ハーフナット2には、ナットホルダ3′
を介し、バネ4の作用により、脚1のネジ部分が押しつ
けられている。ナットホルダ3′と一体に形成されたピ
ン3aは、レバー5の溝5aと勘合している。そして、
溝5aはレバー5が動く方向とは、ある角度を持って開
けられている。
である。図で、ハーフナット2には、ナットホルダ3′
を介し、バネ4の作用により、脚1のネジ部分が押しつ
けられている。ナットホルダ3′と一体に形成されたピ
ン3aは、レバー5の溝5aと勘合している。そして、
溝5aはレバー5が動く方向とは、ある角度を持って開
けられている。
【0012】今、レバー5を図中の矢印Aの方向に押す
と、溝5aの作用により、ピン3a、ナットホルダ
3′、ハーフナット2がそれぞれ、脚1のネジから離れ
る方向に動く。レバー5の溝は2ヶ所に設けられてい
て、左右のナットホルダとそれぞれ勘合するように構成
されているので、その結果、一回の操作で両方の脚が繰
り出される。この場合もレバー5の一端は、操作し易い
ようにボタン形状6になっている。
と、溝5aの作用により、ピン3a、ナットホルダ
3′、ハーフナット2がそれぞれ、脚1のネジから離れ
る方向に動く。レバー5の溝は2ヶ所に設けられてい
て、左右のナットホルダとそれぞれ勘合するように構成
されているので、その結果、一回の操作で両方の脚が繰
り出される。この場合もレバー5の一端は、操作し易い
ようにボタン形状6になっている。
【0013】図3は、図1の本発明の傾斜調整機構を用
いた映像機器の外観図を示す図である。
いた映像機器の外観図を示す図である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像機器等の投射角度調整をする際にワンタッチ操作
で、左右の傾斜調整が同時に、かつ短時間にでき、微妙
な傾き調整もできる、すなわち機器の設置が簡単に行え
る。
映像機器等の投射角度調整をする際にワンタッチ操作
で、左右の傾斜調整が同時に、かつ短時間にでき、微妙
な傾き調整もできる、すなわち機器の設置が簡単に行え
る。
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図3】本発明による傾斜調整機構を用いた映像機器の
外観図である。
外観図である。
1 脚(ネジシャフト) 2 ハーフナット 3,3′ ナットホルダ 3a ピン 4 バネ 5 レバー 5a 溝 6 ボタン形状部
Claims (3)
- 【請求項1】 脚となる2つのネジシャフトと、ネジシ
ャフトをそれぞれ受け入れるハーフナットをもつナット
ホルダと、ナットホルダを移動させることで2つのネジ
シャフトをハーフナットの勘合から同時に解除する解除
機構とを具備する傾斜調整機構。 - 【請求項2】 ナットホルダが2つのハーフナットをも
つ一体構造となっている請求項1の傾斜調整機構。 - 【請求項3】 ナットホルダが個々にハーフナットをも
つ2つの部分から構成されるとともに、この2つのナッ
トホルダを同時に動かす機構を具備する請求項1の傾斜
調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25437996A JP2904149B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 傾斜調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25437996A JP2904149B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 傾斜調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104746A true JPH10104746A (ja) | 1998-04-24 |
JP2904149B2 JP2904149B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17264172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25437996A Expired - Lifetime JP2904149B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 傾斜調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904149B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102466959A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-05-23 | 亚洲光学股份有限公司 | 投影机的倾角调整机构 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25437996A patent/JP2904149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102466959A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-05-23 | 亚洲光学股份有限公司 | 投影机的倾角调整机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2904149B2 (ja) | 1999-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |