JPH10104653A - 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法

Info

Publication number
JPH10104653A
JPH10104653A JP25954196A JP25954196A JPH10104653A JP H10104653 A JPH10104653 A JP H10104653A JP 25954196 A JP25954196 A JP 25954196A JP 25954196 A JP25954196 A JP 25954196A JP H10104653 A JPH10104653 A JP H10104653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
layer
electric field
crystal layer
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25954196A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Otake
利也 大竹
Yutaka Nakai
豊 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25954196A priority Critical patent/JPH10104653A/ja
Publication of JPH10104653A publication Critical patent/JPH10104653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、色再現範囲が広く明るいカラー表示
ができ、かつ生産性の高い反射型液晶表示装置を得るこ
とを目的とする。 【解決手段】混入される二色性色素が異なる複数の液晶
薄膜層を連続的に形成した液晶層と、前記液晶層をはさ
む一対の基板と、前記一対の基板上に設けられ基準とな
る電界を発生する一対の画素電極と、前記一対の基板上
に設けられ前記画素電極が発生する電界の基板に対して
垂直な方向の強度分布を変化させる複数の制御電極と、
を備えていることを特徴とする。また、前記液晶層の代
わりに、二色性色素を含む液晶薄膜層と透明絶縁層を交
互に複数層積層して形成される液晶層を用いて構成され
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の液晶薄膜が積
層された画素積層型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、ワードプロセ
ッサ、EWS(Engineering Work Station)等のOA用表
示装置、電卓、電子ブック、電子手帳、PDA(Persona
l Digital Assistant)用の表示装置、携帯テレビ、携帯
電話、携帯FAX等の表示装置は携帯性が重視されてお
り、バッテリー駆動する必要があるので消費電力が低い
ことが望ましい。
【0003】従来、薄型の表示装置としては液晶表示装
置(LCD)、プラズマディスプレイ、フラットCRT
等が知られている。このうち、低消費電力の要求に対し
ては液晶表示装置が最も適しており実用化されている。
【0004】液晶表示装置のうち、表示面を直接見るタ
イプを直視型という。直視型液晶表示装置には、背面に
蛍光ランプ等の光源を組み込む透過型と周囲の光を利用
する反射型とがある。このうち、透過型液晶表示装置は
バックライトが必要であり低消費電力には不向きであ
る。これは、バックライトの消費電力が1W以上であり
バッテリー駆動で2〜3時間しか使用できないからであ
る。従って、携帯性を有する情報機器のディスプレイと
しては、より消費電力が小さい反射型液晶表示装置が最
も普及している。
【0005】反射型液晶表示装置には、ECB(Elector
ically Controlled Birefrigence)方式、GH(Guest Hos
t)方式、TN(Twisted Nematic) 方式等がある。ECB方
式やTN方式を用いる場合には偏光板が必要である。偏
光板は光透過率が40%程度であるので、偏光板を使用
すると光利用効率が悪くなり、反射率が低下する。
【0006】反射型液晶表示装置の場合、その明るさは
反射率で評価される。この反射率は通常、拡散反射光を
積分球で積分することにより測定され,液晶表示装置に
入射した光に対して反射した光の割合(%)で表され
る。例えば、新聞紙の反射率は60%程度、上質紙の反
射率は80%程度,酸化マグネシウムや硫酸バリウム等
の粉体の反射率は99%以上である。上記のように、E
CB方式やTN方式を用いる場合には偏光板を使用する
ので、40%以上の反射率は望めない。従って、ペーパ
ーホワイト表示と呼べる60%以上の反射率は得られ
ず、カラー表示の性能上で問題となる。
【0007】そこで、光利用効率の観点から偏光板を必
要としないGH方式が最も有望である。GH方式でカラ
ー表示をさせる方法として簡単には、図8(a)に示す
ようにガラス基板1上に形成した電極4上に対向電極8
を介して液晶層を介在させ、R,G,Bをそれぞれ発色
するこの液晶層16a、16b、16cを並列配置した
構造や、図8(a)に示した同様の構成を持つと共に図
8(b)に示すようにシアン(C)・マゼンタ(M)・
イエロー(Y)を発色する液晶層17a 、17b 、
17c を並列配置した構造が考えられる。しかし、1
つの画素を面積的に3分割するこれらの構造では、白以
外の色を表示する場合に表示したい色以外の波長域の光
が混入するのを避けることができないため、色再現範囲
が狭くコントラストも低くなる。
【0008】GH方式でカラー表示をさせる別の方法と
して、例えば図9に示すようにシアン、マゼンタ、イエ
ローの色素をそれぞれ含む3つのGHセル7a、7b、
7cを積層する構造が考えられる。このような積層構造
では、各画素に入射する光のうち表現したい色の波長域
をすべて利用することができる。従って、図8(a)・
(b)に示した構造のものよりも光の利用効率が良く、
色再現範囲の広いカラー表示を実現することができる。
しかしながら実際には、シアン・マゼンタ・イエローの
色素を含む3つのGHセルを積層した状態で駆動する必
要から各層間に駆動回路を搭載したガラス基板が介在す
ることとなる。この構造は公知として知られてはいない
が我々は提案している。しかし、この場合、各層の境界
に使用する基板は画素と比べて無視できない程度の厚み
を持っているため、ディスプレイに対して斜めの方向か
ら見た場合に視差が生じ、隣接画素との色の混合が起こ
って視認性が悪くなると言う問題がある。また、この様
な構造では、TFTなどのスイッチング素子やその他液
晶駆動用の回路を備えた基板を複数必要とし,アレイ基
板製造工程及びセル組立工程が増えるため,生産性及び
製造上の歩留りが著しく低下する問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、光の利
用効率や色再現性の良い反射型液晶表示装置を実現する
には、異なる色素を含む3つのGHセルをその境界に透
明基板を設けずに積層する構造が望まれるが、従来の方
法ではGHセル間にガラス基板がどうしても介在するた
めに、隣接画素との色の混合が起こって視認性が悪い、
アレイ製造工程及びセル組立工程が増えるため生産性や
歩留りが悪い,といった問題があり画素積層型の反射型
液晶表示装置開発における大きな障害となっている。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、光の利用効率が良く、色再現性に優れ、かつ歩留
まり良く製造ができる画素積層型の液晶表示装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は液晶の駆動に必要とする要求印加
電界がそれぞれ異なる複数の液晶薄膜を積層した液晶層
と、前記液晶層をはさみ前記液晶層に電界を印加する一
対の第1及び第2の電極とを備え、前記液晶層のうちの
所望の前記液晶薄膜の前記要求印加電界を前記一対の画
素電極から電圧を印加して発生させ、前記液晶薄膜を独
立に駆動することを特徴とする液晶表示装置を提供する
ものである。
【0012】請求項2の発明は請求項1において、前記
液晶薄膜は、二色性色素を含有することを特徴とする液
晶表示装置を提供するものである。請求項3の発明は請
求項1において、前記一対の基板に隣接して設けられ前
記画素電極が発生する電界のうち基板に対して垂直な方
向の電界の強度分布を変化させる複数の制御電極を具備
することを特徴とする液晶表示装置を提供するものであ
る。
【0013】請求項4の発明は請求項1において、複数
の前記液晶薄膜間に透明絶縁層を介在させることを特徴
とする液晶表示装置を提供するものである。請求項5の
発明は、液晶と二色性色素を含む第1の液晶薄膜及びこ
の第1の液晶薄膜に積層形成され前記第1の液晶薄膜と
は色が異なる二色性色素及び駆動に必要とする要求印加
電界も異なる液晶を含む第2の液晶薄膜を有する液晶層
と、この液晶層をはさむ一対の第1及び第2の基板と、
前記第1及び第2の基板にそれぞれ隣接して形成され前
記液晶層に電界を印加する一対の画素電極とを備えるこ
とを特徴とする液晶表示装置を提供するものである。
【0014】請求項6の発明は駆動に必要とする要求印
加電界がそれぞれ異なる複数の液晶薄膜を積層した液晶
層と、前記液晶層をはさみ前記液晶層に電界を印加する
一対の第1及び第2の電極とを備えた液晶表示装置の液
晶層を駆動するに際し、前記液晶層のうちの所望の前記
液晶薄膜の前記要求印加電界を前記一対の画素電極から
電圧を印加して前記液晶層を駆動することを特徴とする
液晶表示装置の駆動方法を提供するものである。
【0015】請求項7の発明は、請求項6において前記
液晶薄膜は、二色性色素を含有することを特徴とする液
晶表示装置の駆動方法を提供するものである。ここで、
液晶薄膜は、二色性色素に液晶を混入させたゲストホス
ト液晶以外に,入射光のうち特定の波長の光を選択的に
反射するコレステリック液晶や,高分子分散型液晶(PD
LC) などでも良い。また要求印加電界とは液晶薄膜内の
液晶分子が立ち上がる最小の電界のことである。さら
に、液晶薄膜を独立駆動させるとは、各液晶薄膜が個別
に駆動される状態が少なくともあれば良く電界を変化さ
せるに従って複数の液晶薄膜が同時に駆動している状態
があっても結果的に液晶薄膜が独立駆動される印加電界
範囲があれば良い。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の反射型液晶表示装置は、
混入される色素特に二色性色素が異なる複数のGHセル
を連続的に形成した液晶層と、前記液晶層をはさむ一対
の基板と、前記一対の基板上に設けられ基準となる電界
を発生する一対の画素電極と、前記一対の基板上に設け
られ前記画素電極が発生する電界の基板に対して垂直な
方向の強度分布を変化させる複数の制御電極とを備えて
いることを望ましい発明の骨子としている。
【0017】上記構成の反射型液晶表示装置では、特
に、一対の基板上に設けた一対の画素電極と複数の制御
電極の電位を変えることで液晶層での光の透過及び吸収
を制御する。複数の制御電極は、各GHセルに対して独
立に、一対の画素電極が発生する電界を全画素領域に広
げたり、方向を変えて基板に対して垂直な電界成分を弱
めたりする機能を有する。従って、制御電極は、画素上
から見て隣の画素との間を色分けするブラック領域を形
成するものでコントラスト向上の上では望ましい態様と
しては必要である。
【0018】上記構成では、各GHセル間に,透明基板
のみならず、透明画素電極及び駆動回路などを必要とし
ないため、アレイ製造工程やセル組立工程が増えること
はなく、歩留まりが向上すると共に工程数が削減される
ためスループットも向上し、生産性が上がる。
【0019】また、上述の構成では、複数のGHセルが
連続的に形成されているため、各GHセルの境界付近に
おいて液晶の制御が難しくなり、結果として不必要な光
の吸収や透過が生じてディスプレイのコントラストが下
がることがある。このような場合には、各GHセルの間
に透明絶縁層を設けて各GHセルを互いに分離すること
ができる。これによって各GHセルの境界付近での液晶
制御の困難さを取り除き、各GHセルを互いに完全に独
立に制御できるためコントラストが向上する。透明絶縁
膜は、有機材料、無機材料に拘わらずその性質が透明で
且つ絶縁性を呈する材料であればよく、望ましい材料と
しては特に液晶層の平坦化に優れた,ポリイミド,アク
リルなどの樹脂が望ましい。
【0020】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の反射型液晶表示装置の実
施例1の一部断面を示した概略図である。図中1はガラ
ス基板、2a及び2bは図示していないがTFT及び配
線等の駆動回路を含む層、3は絶縁層、4は光反射層、
5は透明絶縁層、6a及び6cは制御電極、6b及び6
dは画素電極、7a・7b・7cはそれぞれシアン・イ
エロー・マゼンタに対応する色素を含むGH液晶層、8
は対向ガラス基板を示す。
【0021】上記構造を製造する手順は以下の通りであ
る。まず、ガラス基板1上にTFT及びTFTを駆動す
るためのゲート線、信号線、補助容量を含む層2bをス
パッタ及びCVD などの成膜プロセスとウェットエッチン
グ及びドライエッチング等を用いて形成する。TFTは
1画素につき2つずつ形成する。ここで、1画素とは、
シアン・イエロー・マゼンタに対応する色素を含むGH
液晶層7a・7b・7cを重ねたものを図1aの位置か
ら眺めて制御電極6a及び6cの領域の内を指す。駆動
回路を含む層2a及び2b上にはポリイミドやアクリル
樹脂などの絶縁層3を介して、AlやAg等の反射率の高い
金属からなり、入射光を効率的にディスプレイの視野範
囲内に反射する機能を有する光反射層4が形成される。
この際,絶縁層3は樹脂をスピンコートにより塗布(例
として厚さ2μm)した後、ウェットエッチングを用い
て表面に凹凸を有するように加工する。また、光反射層
4はスパッタにより(例として0.1μm の厚さに)形
成され、その表面は絶縁層3の表面の凹凸に沿った形状
となり、入射光を散乱反射して特定の視野範囲に強い反
射光強度を与えるものとなる。この凹凸は平均の山と谷
の高低差が0.5〜2μm 程度が視角特性向上の点から
望ましい。さらに、光反射層4の上にポリイミドやアク
リル樹脂などの透明絶縁層5を(例として厚さ約2μm
)スピンコートで形成した後に、ITOなどの透明導
電性材料をスパッタで成膜してパターニングし、制御電
極6c及び画素電極6dを形成する。制御電極6c及び
画素電極6dは絶縁層3、反射板4、透明絶縁層5を貫
通してあけられたスルーホールを介してそれぞれTFT
と電気的に接続される。また、画素電極6dは一辺の長
さが1〜100μm(本実施例では20μm)の正方形
であり、 制御電極6cは一辺の長さが50〜300(本
実施例では200μm)の正方形から一辺の長さが30
〜290μm(本実施例では180μm)の正方形を取
り除いた形状で、 画素電極6dを囲むように(本実施例
では中心が一致するように)形成する。制御電極6c及
び画素電極6dを形成後、液晶及び二色性色素を封入し
たマイクロカプセルにより構成される液晶層7a〜cを
3層連続して形成する(例として各々厚さ10μm)。
7a、7b、7cはそれぞれシアン・イエロー・マゼン
タに対応する。本実施例では、液晶層7a〜cは、各マ
イクロカプセル内の液晶については一軸配向しているが
異なるマイクロカプセル間では内部の液晶の配向方向に
相関はなく、液晶層全体では無配向の状態となるように
形成し、マイクロカプセルに封入する液晶はp型(Δε
>0)を用いる。また、液晶層7a〜cは、3層の液晶
層の最上部と最下部に電圧を0から徐々に上げながら印
加した場合に、先に液晶層7a及び7cの透過率が変化
し最後に液晶層7bの透過率が変化するように、液晶層
の材料を決定する。その方法を以下に説明する。
【0022】液晶層7a、7b、7cの誘電率及び厚さ
をそれぞれεa ,εb ,εc 及びda ,db ,dc とす
ると、3層の液晶層を平行平板電極ではさんで電位差V
を加えたとき、液晶層7aの電界Eaは、 Ea =εb ×εc ×V/(εa ×εb ×dc +εb ×εc ×da +εc ×εa ×db ) =εb ×εc ×V/ε×d … 式1 で表される。ただし、ε×d=εa ×εb ×dc +εb
×εc ×da +εc ×εa ×db とおいた。この層の液
晶の臨界電界をEtha とすると,Vを0から徐々に大き
くしていったときEa >Etha で透過率が変化する。従
って,液晶層7aの透過率が変化し始めるのはEa =E
tha のときであり、このときの電圧をVtha とすると、 Vtha =ε×d×Etha /εb ×εc … 式2 となる。液晶層7b,7cについても同様の計算をする
と、液晶層7a及び7cの透過率変化が起こった後に液
晶層7bの透過率変化が起こるためには、 Vthb >Vtha かつ Vthb >Vthc … 式3 であることが必要になる。この条件に上で求めたVtha
等を代入して整理すると、 εb ×Ethb >εa ×Etha かつ εb ×Ethb >εc ×Ethc … 式4 となる。実際には、液晶層の誘電率は液晶の誘電異方性
のため液晶の配向状態によって変化する。液晶層7a及
び7cの透過率変化がほぼ完了した時誘電率はほぼ最大
値εamax,εcmaxとなり、この時点で液晶層7bの透過
率変化が始まっていない条件は、初期状態での液晶層7
bの誘電率をεb0として、 εb0×Ethb >εamax×Ethb かつ εb0×Ethb >εcmax×Ethc …式5 となる。以上から、各液晶層の材料は上記の条件を満た
すように決定すればよい。
【0023】次に、対向ガラス基板8上にTFT層2a
及び透明絶縁層5、さらにその上に制御電極6a、画素
電極6bを上記方法と同様にして形成する。材料は同一
のものを使用した。制御電極6a及び画素電極6bはそ
れぞれ制御電極6c及び画素電極6dと同じ形状とす
る。
【0024】ただし、TFTは1画素当たり1つ作製す
れば良く、これを制御電極6aに透明絶縁層5を貫通し
て形成されたスルーホールを通して接続する。画素電極
6bは全画素に対して共通の電位を与える電極とし、す
べての画素に対して電気的に接続する。従って、3原色
を確保するにはガラス基板1上に3原色用のTFTを横
に並べて作成すればよく、従来例の様に3枚のガラス基
板を使用し各ガラス基板に形成されたTFTが上から見
て重なる様な複雑なセル構造を取る必要がない。
【0025】こうして作製された電極付きガラス基板8
を、既に作製したガラス基板1上に制御電極6a、画素
電極6bと液晶層7aが接触するように貼り合わせる。
このとき開口率が最大になるように、制御電極6aと6
c、画素電極6bと6dが基板に対して垂直方向から見
てそれぞれ完全に重なるように位置合わせを行う。
【0026】以上の工程により本実施例の反射型液晶表
示装置が完成する。なお、本実施例ではTFTを1画素
に対して3つずつ形成したが、本発明はこれに限定され
るものではない。TFTの代わりにTFDなどの他の能
動素子を用いる方法、単純マトリクス駆動のようにTF
Tを使わない方法、あるいはそれらを組み合わせた構造
にすることもでき、この場合生産工程が減るためスルー
プットが上がりまた歩留まりも向上する。また、ガラス
基板1及びガラス基板8に形成するTFT及び画素電極
パターン及び制御電極パターンを全く同じ形状にする
と、フォトマスクを共有できフォトマスク数が減るとと
もに、共通の生産工程となるため生産設備の効率化をは
かることができる。この場合はTFTを1画素に対して
4つ形成することとなる。
【0027】また、本実施例では光反射層をTFT層と
液晶層の間に設けたが、光反射層はTFT層の下に配置
したり、ガラス基板の液晶層と反対側に形成することも
できる。この場合、TFTへの光入射によるリーク電流
増加を抑制するための遮光層が必要で開口率も低下する
が、光反射層へのスルーホール形成が不必要であるなど
光反射層作製が容易となり、歩留まりは向上する。
【0028】また、本実施例では画素電極及び制御電極
を上述の形状としたが、画素電極は別な形状であっても
良い。画素電極の形状は製造するディスプレイの画面形
状に合わせて長方形や六角形などの他の多角形や円形を
利用することもできる。5角形以上の多角形または円形
を用いて各電極の中心が一致するように配置する場合
は、液晶層に印加される電界が画素の中心を通り基板に
垂直な軸に対して対称となり、画素内での着色が均一に
なるため色再現性及びコントラストが高い表示が得られ
る。また、画素電極6b及び6dと制御電極6a及び6
cは互いにその機能を交換し、6a及び6cを画素電
極、6b及び6dを制御電極としてもよい。
【0029】また、本実施例の反射型液晶表示装置の表
示原理は後に詳述するが、原理的に画素電極6b及び6
dにはさまれた領域は液晶の向きを制御できないため、
画素領域の内この範囲は表示に寄与しない。従って、T
FT層2a及び光反射層をTFT層の下側或いはガラス
基板の液晶層と反対側に形成した場合にはTFT層2b
を構成するTFTや補助容量などを基板に垂直な方向か
ら見て画素電極6b、TFT層2bに対しては画素電極
6dと重なるように配置することにより、開口率の低下
を防ぐことができる。開口率をできるだけ大きくするた
めには、上記重なりの面積が最も大きくなるような配置
とすることが望ましい。さらに、TFT層2a及び光反
射層をTFT層の下側或いはガラス基板の液晶層と反対
側に形成した場合にはTFT層2bに1画素に対して2
つ以上のTFTを含むような時は、TFT層を透明絶縁
層を介して積層構造とし、各層のTFTをいずれも画素
電極6bや6dと重なるように配置することにより、開
口率の向上をはかることもできる。
【0030】また、本実施例ではガラス基板8上にTF
Tを形成したが、この構造でTFTの光リーク電流が問
題となる場合にはTFT付近に適当な遮光層を設けるこ
ともできる。
【0031】また、本実施例では液晶層7a,7b,7
cにそれぞれシアン、イエロー、マゼンタの色素を用い
たが、この順番は任意である。さらに、本実施例では各
液晶層の厚さを同じにしたが、各液晶層の厚さは異なっ
ていてもよい。各液晶層の厚さは、それぞれの層に含ま
れる色素の光吸収の度合いによって変え、コントラスト
や明るさが適当になるように決定される。
【0032】次に、本実施例の反射型液晶表示装置の表
示原理について説明する。図2、図3は表示原理を説明
するための概念図であり、それぞれ各画素電極及び制御
電極に異なる電位を加えたときの電界分布を示してい
る。画素電極6b、6d及び制御電極6a、6cに印加
する電位をそれぞれVb 、Vd 及びVa 、Vc として表
示している。
【0033】図2( a) は各電極に電圧を印加していな
い状態( Va =Vb =Vc =Vd =0である。上述のよ
うに液晶層は無電界状態で配向していないのでシアン・
イエロー・マゼンタの3つの層で入射光は完全に吸収さ
れ、黒表示となる。
【0034】図2( b) は制御電極6c及び画素電極6
dにVc =Vd =Vmax を印加し、Va =Vb =0とし
た場合を示している。Vmax は各層の液晶層がすべて完
全に基板に対して垂直に立ち上がるだけ十分大きな電圧
とする。この状態では3つの層いずれも入射光を透過
し、反射層により反射され再び各層を透過して装置外部
に出射されて明るい白表示となる。
【0035】図2( c) はVd =Vmax 、Vc =k1 V
max 、Va =Vb =0とした場合を示している。ただ
し、k1 は0<k1 <1を満たす定数で、各液晶層の液
晶が基板に対して垂直に配向しているときの誘電率をε
amax、εbmax、εcmaxとしてほぼk1 =(1/ εamax+1/
εbmax) /(1/ εamax+1/ εbmax+1/ εcmax) なる値と
する。この場合は、液晶層7a及び7bの液晶は基板に
対して垂直な方向を向くためこれらの層を光は透過し、
液晶層7cの液晶は向きが揃わないため光は色素により
吸収される。従って、入射光はマゼンタ層だけで吸収を
受けマゼンタ色を表示する。
【0036】図2(d)はVd =Vmax 、Vc =k2 V
max 、Va =Vb =0とした場合を示している。ただ
し、k2 は0<k2 <k1 <1を満たす定数で、ほぼk
2 =1/εamax/(1/ εamax+1/ εbmax+1/ εcmax) とな
る値である。この場合は、液晶層7aの液晶は基板に対
して垂直な方向を向き、7b及び7c層の液晶は向きが
揃わないため、入射光はイエロー及びマゼンタ層で吸収
を受け赤色の表示となる。
【0037】図3(a)はVc =Vd =Vmax 、Va =
k2 Vmax 、Vb =0とした場合を示している。この場
合は、液晶層7b及び7cの液晶は基板に対して垂直な
方向を向き、7a層の液晶は向きが揃わないため、入射
光はシアン層だけで吸収を受けシアン色を表示する。
【0038】図3(b)はVc =Vd =Vmax 、Va =
k1 Vmax 、Vb =0とした場合を示している。この場
合は、液晶層7cの液晶のみが基板に対して垂直方向に
向くため、入射光はシアン及びイエロー層で吸収を受け
緑色を表示する。
【0039】図3(c)はVd =Vmax 、Vc =k1 V
max 、Va =k2 Vmax 、Vb =0とした場合を示して
いる。この場合は、液晶層7bの液晶だけが基板に対し
て垂直な方向を向くため、入射光はイエロー層のみで吸
収を受けイエロー色の表示となる。
【0040】図3(d)はVc =Vd =k3 Vmax ,V
a =Vb =0とした場合を示している。ただし、k3 は
0<k3 <1を満たす定数で、液晶層7a及び7cの液
晶が基板に対して垂直な方向を向き、7bの液晶は向き
が揃わない状態となるような値を選ぶ。既に述べたよう
な条件に従って適当に液晶層の材料を選定してあるため
このような値は必ず存在する。この場合には、入射光は
シアン、マゼンタ層で吸収を受け青色の表示となる。
【0041】以上のようにして8色のカラー表示が行わ
れる。さらに、各画素電極及び制御電極に印加する電圧
を図3のそれぞれの場合の中間に設定すれば中間調を表
示することになり、明るく色再現性の良いフルカラー表
示が実現される。
【0042】なお、本実施例の表示原理の説明では、各
画素電極及び制御電極に印加する電圧を上記のように設
定したが、表示を行うために印加する電圧はこれに限っ
たものではない。実際に液晶を駆動する場合には、焼き
付きを避けるために交流電圧により駆動する場合がある
が、このような場合には上記の各電圧を実行値とする交
流電圧とすればよい。また、印加する電圧の絶対値を小
さくし消費電力を下げるために、液晶層のちょうど中間
の位置が常に0となるような電位設定をするか、もしく
は簡単に上記表示原理の説明で用いた各電極の電位をそ
れぞれ−Vmax/2だけずらした電位として駆動するこ
ともできる。
【0043】なお、本実施例では液晶にp型(Δε>
0)のものを用い、電界を印加していない状態で液晶層
全体として配向性をもたない構成としたが、液晶にn型
のものを用い、液晶層を形成した時点での初期配向は基
板に対して垂直となっている構成とすることもできる。
この場合には、各液晶層の光の透過、吸収が本実施例の
場合と反対になる。また、このような構成では無電界時
の光の透過性に優れているため、明るい表示をすること
が可能である。
【0044】(実施例2)図4に本発明の実施例2の反
射型液晶表示装置の平面図、及び断面図を示す。この実
施例2が実施例1と異なる点は、実施例1の反射型液晶
表示装置において、液晶層の構成を変更したものであ
り、液晶層の間に透明絶縁層を挟み込んだ点にある。図
中9がその透明絶縁層を示す。以下では、実施例1と同
一箇所は同一番号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0045】本実施例の反射型液晶表示装置を製造する
方法は、実施例1の反射型液晶表示装置製造工程に置い
て、液晶層7a〜cを形成する際、液晶層7cを形成し
た後に透明絶縁層9を形成し、この上に液晶層7b、さ
らにその上に透明絶縁層9、液晶層7aを順次形成す
る。透明絶縁層9は、ポリイミドやアクリルなどの透明
性樹脂をスピンコート等によって塗布して膜厚0.5〜
10μm形成し、必要な場合には摂氏80〜250度で
ベークする。
【0046】本実施例の表示原理は実施例1の場合と全
く同様である。図5は、各液晶層の間に透明絶縁層を設
けた効果を説明するための概念図である。図5(a)に
示すように、液晶層7aと7bが連続して積層されてい
るとき、ある電圧を印加した状態で等電位線が12で表
されるとすれば、液晶層間の境界13付近での電界は液
晶層7a側で電界10、液晶層7b側で電界11のよう
に極めて近いものとなる。従って、境界付近では液晶の
挙動は同様なものとなるのを避けることができず、これ
によって不必要な光の吸収や透過が生じコントラストが
低下する。図5(b)に示すように本実施例の場合、隣
合う液晶層7a、7b間に絶縁層が存在すると、境界付
近の電界は、電界10及び11のように異なる電界を与
えることができ境界付近の液晶の制御性は上がる。すな
わち、境界付近の光の吸収、透過を異なる液晶層間で別
々に制御でき、コントラストの低下は生じない。この効
果に加え、もちろん、この実施例でも、実施例1と同一
の効果を得ることができる。この絶縁層の膜厚は消費電
力を小さくする目的で余り厚くない方が良く,0.5〜
2μm であることが望ましい。
【0047】(実施例3)図6は、本発明の実施例3の
反射型液晶表示装置を示す平面図及び断面図である。
【0048】本実施例は、液晶層を2層構造にしたもの
で、第1層をマゼンタGH液晶層とし、第2層をイエロ
ーGH液晶及びシアンGH液晶で構成する。(マゼンタ
GH液晶+イエローGH液晶)部及び(マゼンタGH液
晶+シアンGH液晶)部1対で1画素とする。この様に
実施例1の様に3層に限るものではなく2層であっても
色表示可能な画組を構成できる。画素それぞれに対して
画素電極14c及び14c’、制御電極14b、14d
及び14b’、14d’を形成,画素電極14aは共通
電極とし、図5に示す網目状の形状とする。その他の構
成及び製造方法は(実施例1)ど同様とする。
【0049】なお、本実施例では、液晶層を上記構成と
したが、液晶層の構成はこれに限ったものではない。マ
ゼンタ、イエロー、シアンのGH液晶はそれぞれ位置を
取り替えてもよいし、赤や緑や青等の別の色素を用いた
ものを含めてもよい。また、第1層と第2層は上下を入
れ換えても差し支えない。
【0050】また、本実施例では図6のように画素電極
及び制御電極の形状を決めたが、(実施例1)で採用し
た形状でもよいし、(実施例1)で示したような別の形
状であってもかまわない。
【0051】図7は、本実施例の表示原理を説明するた
めの図である。画素電極14a、14c及び14c’、
制御電極14b、14d及び14b’、14d’の電位
をそれぞれVa ,Vc及びVc’、Vb 、Vd 及びVb
’、Vd ’とする。図7ではそれぞれ,Va =0、Vb
=k4 Vmax 、Vc =Vd =Vmax 、Vb ’=0、Vc
’=k5 Vmax ’、Vd ’=Vmax ’なる電圧を印加
した場合の電界分布を示してある。ただし、k4 、k5
、0<k4 、k5 <1を満たす値とする。この場合、
(マゼンタGH液晶+イエローGH液晶)部では、イエ
ロー色を表示し、(マゼンタGH液晶+シアンGH液
晶)部ではマゼンタ色を表示するため、画素全体ではイ
エロー色とマゼンタ色を加法混色した表示となる。
【0052】同様にして画素電極及び制御電極の電位を
適当に選ぶことによりカラー表示をすることができ、
(マゼンタGH液晶+イエローGH液晶)部では、白/
マゼンタ/イエロー/赤,(マゼンタGH液晶+シアン
GH液晶)部では、白/マゼンタ/シアン/青の表示が
可能である。また、印加電圧を調整することにより上記
色の階調表示も行える。従って画素全体では、これらを
組み合わせた加法混色によるカラー表示が実現される。
【0053】以上のように、本実施例の反射型液晶表示
装置では表現できる色に制限はあるものの、(実施例
1)や(実施例2)で示した3層構造と比べると、中間
層がないために液晶をオン・オフするための電界の制御
が容易で色再現性が向上する。その他の効果について
は、実施例1と同様である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述してきたように、本発明によれ
ば、光の利用効率が高く色再現性が良いカラー表示が行
え、かつ製造に際しては歩留り、生産性が高い反射型液
晶表示装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反射型液晶表示装置の実施例1を示
す平面図及び断面図
【図2】 本発明の実施例1の反射型液晶表示装置の表
示原理を説明する図
【図3】 本発明の実施例1の反射型液晶表示装置の表
示原理を説明する図
【図4】 本発明の反射型液晶表示装置の実施例2を示
す平面図及び断面図
【図5】 本発明の実施例2の液晶層が連続して形成さ
れている場合の層界面付近の電界を説明するための図
【図6】 本発明の反射型液晶表示装置の実施例2を示
す平面図及び断面図
【図7】 本発明の反射型液晶表示装置の実施例3の表
示原理を説明するための図
【図8】 RGBを並列配置した従来の反射型液晶表示
装置の断面図
【図9】 CMY3層積層した構造の従来の反射型液晶
表示装置の断面図
【符号の説明】
1 基板 2a・2b TFT及び配線等の液晶駆動用回路を含む
層 3 絶縁層 4 光反射層 5a 透明絶縁層 6a,6c 制御電極 6b,6d 画素電極 7a シアンGH液晶層 7b イエローGH液晶層 7c マゼンタGH液晶層 8 対向透明基板 9 透明絶縁層 10 界面付近の液晶層7a側の電界 11 界面付近の液晶層7b側の電界 12 界面付近の等電位線 13 液晶層7aと7bの界面 14a 画素電極 14c マゼンタ+イエローGH液晶部画素電極 14c’ マゼンタ+シアンGH液晶部画素電極 14b,14d マゼンタ+イエローGH液晶部制御電
極 14b’,14d’ マゼンタ+シアンGH液晶部制御
電極 15a マゼンタGH液晶層,15b イエローGH液
晶層,15c シアンGH液晶層 16 赤GH液晶セル,16b 緑GH液晶セル,16
c 青GH液晶セル 17a シアンGH液晶セル,17b イエローGH液
晶セル,17c マゼンタGH液晶セル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶の駆動に必要とする要求印加電界がそ
    れぞれ異なる複数の液晶薄膜を積層した液晶層と、前記
    液晶層をはさみ前記液晶層に電界を印加する一対の第1
    及び第2の電極とを備え、前記液晶層のうちの所望の前
    記液晶薄膜の前記要求印加電界を前記一対の画素電極か
    ら電圧を印加して発生させ、前記液晶薄膜を独立に駆動
    することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記液晶薄膜は、二色性色素を含有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記一対の基板に隣接して設けられ前記画
    素電極が発生する電界のうち基板に対して垂直な方向の
    電界の強度分布を変化させる複数の制御電極を具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】複数の前記液晶薄膜間に透明絶縁層を介在
    させることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】液晶と二色性色素を含む第1の液晶薄膜及
    びこの第1の液晶薄膜に積層形成され前記第1の液晶薄
    膜とは色が異なる二色性色素及び駆動に必要とする要求
    印加電界も異なる液晶を含む第2の液晶薄膜を有する液
    晶層と、この液晶層をはさむ一対の第1及び第2の基板
    と、前記第1及び第2の基板にそれぞれ隣接して形成さ
    れ前記液晶層に電界を印加する一対の画素電極とを備え
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】駆動に必要とする要求印加電界がそれぞれ
    異なる複数の液晶薄膜を積層した液晶層と、前記液晶層
    をはさみ前記液晶層に電界を印加する一対の第1及び第
    2の電極とを備えた液晶表示装置の液晶層を駆動するに
    際し、前記液晶層のうちの所望の前記液晶薄膜の前記要
    求印加電界を前記一対の画素電極から電圧を印加して前
    記液晶層を駆動することを特徴とする液晶表示装置の駆
    動方法。
  7. 【請求項7】前記液晶薄膜は、二色性色素を含有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置の駆動方
    法。
JP25954196A 1996-09-30 1996-09-30 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 Pending JPH10104653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25954196A JPH10104653A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25954196A JPH10104653A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10104653A true JPH10104653A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17335547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25954196A Pending JPH10104653A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10104653A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100200258B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 구동방법
JP3362758B2 (ja) 反射型カラー表示装置
US6906765B2 (en) Color filter layer and display device using the same
US7486355B2 (en) Color filter panel and liquid crystal display including the same
US20040169810A1 (en) Liquid crystal display and manufacturing method thereof
US20050243047A1 (en) Color display device
TW200413767A (en) Liquid crystal display device and electronic apparatus
KR20030058012A (ko) 반투과형 액정 표시 장치
JP2007279719A (ja) 画像表示システム
JP2000029012A (ja) 液晶表示装置
KR100385691B1 (ko) 반사형 액정표시소자
JP2002333622A (ja) 反射透過両用型カラー液晶表示装置
JPH08313939A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JPH0519688B2 (ja)
JP3776022B2 (ja) カラー液晶表示装置
JPH10104653A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法
JPH11337720A (ja) カラーフィルター基板及びそれを用いた液晶表示装置
JPH10115704A (ja) 反射型カラーフィルタおよび液晶表示装置
US20030227585A1 (en) Multi-color liquid crystal display device
JP2001290148A (ja) 半透過型液晶表示パネル
KR100210651B1 (ko) 컬러액정표시소자
JP2006053402A (ja) 垂直配向型液晶表示装置
JP3578073B2 (ja) 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器
JP3562458B2 (ja) 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器
JPH0980464A (ja) 液晶表示装置