JPH10104363A - 光ファイバ式路面凍結検知システム - Google Patents

光ファイバ式路面凍結検知システム

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JPH10104363A
JPH10104363A JP8254845A JP25484596A JPH10104363A JP H10104363 A JPH10104363 A JP H10104363A JP 8254845 A JP8254845 A JP 8254845A JP 25484596 A JP25484596 A JP 25484596A JP H10104363 A JPH10104363 A JP H10104363A
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JP
Japan
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optical fiber
road
temperature
road surface
fiber sensor
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Application number
JP8254845A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Miyata
康弘 宮田
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で道路等長く広い範囲にわたって
路面の凍結状況を検知できる光ファイバ式路面凍結検知
システムを提供する。 【解決手段】 光ファイバ温度分布測定装置のセンサ部
である光ファイバセンサ11を道路内部或いは近傍に配
置して道路の温度分布を測定する。光ファイバセンサ1
1の一部を通気性容器24に収納して気温測定部12を
構成して道路近傍の気温を測定する。光ファイバセンサ
11の一部を輻射率の高い物体22及び輻射率の低い物
体23に固定して日射量測定部13を構成して道路の日
射量を測定する。これらの測定部12,13からのデー
タに基づいて対象とする道路の長手方向に対する凍結情
報が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路等の路面の凍
結等を検知する光ファイバ式路面凍結検知システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の路面凍結等を検知する方法として
は主として次の二つの方法が挙げられる。
【0003】第1の方法は、外気温及び路面温度を測定
するセンサを道路近傍に配置し、これらのセンサ情報か
ら路面凍結の有無を判断する方法である。外気温や路面
温度を測定する手段としては、一般の気温計や熱電対が
用いられるが、特に路面温度の測定には路面からの赤外
線の自然放射光を測定する放射温度計が用いられる。
【0004】第2の方法は、路面に赤外線や電波等を照
射し、路面からの反射波の内、正反射成分と乱反射成分
との比(反射率)の大きさより凍結の有無を判断する方
法である。この第2の方法は、道路近傍に赤外線照射装
置、受光装置、信号処理装置を配置し、道路に照射し、
反射して戻る反射光(反射電波)強度が路面の乾燥、湿
潤状態で差が生じることを利用したものである。
【0005】この他に上記第1及び第2の方法を併用し
た方法(第3の方法)も考案されている。
【0006】図10は路面凍結検知システムの従来例
(第3の方法)を示す図である。
【0007】路面凍結検知システムは、路面1に対して
赤外線照射装置2から赤外線3を照射し、路面1からの
反射波の内、入射方向に戻らない成分(正反射波)4と
入射方向に戻る成分(乱反射波)5との比率より、信号
処理及び路面湿潤/凍結判定出力部6で路面湿潤度(こ
の比率の大小により路面の濡れ具合を把握する)を求め
ると共に、赤外線放射温度計7で路面1の表面温度を求
め、路面湿潤度及び表面温度から凍結の有無を判断する
ものである。
【0008】この路面凍結検知システムは、例えば、表
面温度が氷点下であり、かつ、路面が濡れている場合に
は、信号処理及び路面湿潤/凍結判定出力部6が「凍
結」と判断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法には以下のような問題点があった。
【0010】1) 気温、路面温度の測定だけでは凍結状
態を必ずしも正確に検知することができない。
【0011】2) 熱電対や赤外線放射温度計での測定範
囲が狭く(数mmから数cm程度)、検出範囲が限定さ
れる。このため、実質的には広い道路の一部しか検知範
囲とならず、道路全長にわたる検知は困難である。
【0012】3) 車線数が多い道路の道路環境データを
求めるには、センサや信号処理及び路面湿潤/凍結判定
出力部が多数必要となり、コストが大きくなってしま
う。
【0013】4) 路面凍結検知に気象計を用いた場合に
はシステムが大きくなり、道路美観上の問題が浮上す
る。
【0014】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、簡単な構成で道路等長く広い範囲にわたって路面の
凍結状況を検知できる光ファイバ式路面凍結検知システ
ムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光ファイバ温度分布測定装置の光ファイバ
センサに気温測定部、日射量測定部及び湿度測定部を設
け、その光ファイバセンサを道路の内部或いは近傍に配
置し、光ファイバの長手方向の温度分布、道路の表面温
度、気温、日射量、湿度等の道路環境データを求めると
共に路面凍結の検知を行うものである。
【0016】上記構成に加え本発明の光ファイバ式路面
凍結検知システムの気温測定部は、光ファイバセンサの
一部と、道路近傍に配置され光ファイバセンサの一部を
収納する通気性容器とで構成するのが好ましい。
【0017】上記構成に加え本発明の光ファイバ式路面
凍結検知システムの日射量測定部は、光ファイバセンサ
の一部と、道路近傍に配置され光ファイバセンサの一部
に固定された輻射率の高い物体と、輻射率の高い物体に
隣接して光ファイバセンサに固定された輻射率の低い物
体とで構成され、両物体の温度差から道路近傍の日射量
を求めるようにするのが好ましい。
【0018】上記構成に加え本発明の光ファイバ式路面
凍結検知システムの湿度測定部は、光ファイバセンサの
一部と、道路近傍に配置され光ファイバセンサの一部を
収納する通気性容器と、通気性容器内に収納された光フ
ァイバセンサの一部を覆う保湿材とで構成され、通気性
容器内に収納された光ファイバセンサの内保湿材で覆わ
れた部分の温度を湿球温度とし、覆われていない部分の
温度を乾球温度として両温度より道路近傍の湿度を求め
るようにするのが好ましい。
【0019】本発明によれば、光ファイバ温度分布測定
装置のセンサ部である光ファイバ(光ファイバセンサ)
を道路内部或いは近傍に配置して道路の温度分布を測定
する。光ファイバセンサの一部を通気性容器に収納して
気温測定部を構成し、道路近傍の気温を測定する。光フ
ァイバセンサの一部を輻射率の高い物体(例えば黒色
板)及び輻射率の低い物体(例えば白色板)に固定して
日射量測定部を構成して道路の日射量を測定する。これ
らの測定部からのデータに基づいて対象とする道路の長
手方向に対する凍結情報が得られる。
【0020】凍結情報を求めるために、道路表面温度と
その路面濡れの有無を求める必要があるが、道路表面温
度の算出方法として、道路に対する熱収支方程式が用い
られる。
【0021】路面濡れの有無の検知には、光ファイバセ
ンサの一部を保湿材(保湿性の高い樹脂或いは生地)で
覆って湿球温度を得ると共に、保湿材で覆わない部分で
乾球温度を得て、これら湿球温度と乾球温度とから湿度
を求めることにより路面の湿潤度が得られる。
【0022】これら道路表面温度の測定結果及び路面湿
潤度から路面凍結の有無が求まる。なお、本発明では光
ファイバセンサを用いているため道路に沿った長手方向
の路面凍結情報を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0024】図1は本発明の光ファイバ式路面凍結検知
システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【0025】光ファイバ温度分布測定装置10の光ファ
イバセンサ11,11間に、気温測定部12、日射量測
定部13及び湿度測定部14が接続用光ファイバ15
a,15bを介して直列に接続されている。光ファイバ
温度分布測定装置10には演算出力装置16が接続され
ている。
【0026】光ファイバセンサ11は、測定対象として
の道路に沿って道路内部に埋設されている。光ファイバ
温度分布測定装置10は、この光ファイバセンサ11の
表面温度を長手方向、すなわち、ライン状に測定するも
のであり、この場合、道路に沿って埋設するため、道路
の長手方向に対する温度分布が測定される。
【0027】接続用光ファイバ15a,15bは、光フ
ァイバセンサ11と同様の光ファイバであり、光ファイ
バセンサ11と兼用しているが他種類の光ファイバセン
サを用いてもよい。演算出力装置16は、最終的にこれ
らの測定データを一括処理して凍結の有無を判定して出
力するようになっている。
【0028】図2は図1に示した光ファイバ式路面凍結
検知システムの光ファイバセンサの埋設状態を示す断面
図である。
【0029】道路17に形成された溝18の内部に光フ
ァイバセンサ11が配置され、樹脂19で固定されてい
る。
【0030】気温測定部12は、道路17内部に埋設し
た光ファイバセンサ11を道路外に取出し、その一部
(数m程度)をループ状に巻き取ったループセンサとし
て通気性の高い容器(通気性容器)内に収納したもので
ある。道路外に取出した光ファイバセンサをループ状に
することにより気温測定部を小型化することができる。
【0031】図3(a)は図1に示した光ファイバ式路
面凍結検知システムの日射量測定部の正面図であり、図
3(b)はその背面図である。
【0032】日射量測定部13は、二つのループセンサ
20,21の内、一方のループセンサ20に輻射率の高
い物体(例えば黒色の塗料を塗布した金属板)22を固
定したものと、他方のループセンサ21に輻射率の低い
物体(例えば白の塗料を塗布した金属板)23を固定し
たものとで構成され、道路の近傍に配置される。
【0033】太陽から得られる日射量は、この黒色金属
板側のループセンサ21と白色金属板側のループセンサ
20とで測定される温度差に依存することが知られてい
るので、予め温度差と日射量との関係を求めておき、両
ループセンサ20,21で計測される温度差を検知すれ
ば日射量が分かる。なお、各金属板22,23上に塵埃
が付着して測定誤差が生じることがないように日射量測
定部13を透明プラスチック容器(図示せず)に収納す
るのが好ましい。透明プラスチック容器の形状は球状で
あってもよい。
【0034】図4は図3に示したループセンサの構造を
示す模式図である。
【0035】ループセンサ20(21)は、道路17
(図2参照)から取出された光ファイバセンサ11をコ
イル状に巻き取り、通気性容器24内に収納したもので
あり、光ファイバ温度分布測定で一般的に用いられてい
るスポット的なセンサと同様な構造を有している(前述
した気温測定部12も同様な構造を有している)。
【0036】図5は図1に示した光ファイバ式路面凍結
検知システムの湿度測定部の構成図である。
【0037】湿度測定部14は、下部に水を収容する水
収容部25aが形成された通気性容器25内に二つのル
ープセンサ26,27を取り付け、二つのループセンサ
26,27の内、一方のループセンサ26はそのままに
し、他方のループセンサ27は保湿材(保湿性の高い物
質、例えばスポンジ或いは生地)28で覆うと共に水収
容部25aの水で常に濡れた状態としたものである。
【0038】すなわち湿度測定部14は、乾湿計と同じ
原理を利用したものであり、保湿材28の温度は外気温
度が飽和蒸気圧となる温度まで低下するので、ループセ
ンサ27で求まる温度が湿球温度となる。ループセンサ
26で求まる外気温度は乾球温度となる。このため光フ
ァイバセンサ11で湿球温度及び乾球温度が測定でき、
両者から湿度が求まる。
【0039】各測定部12,13,14を設けた光ファ
イバセンサ11の一端を光ファイバ温度分布測定装置1
0に接続して温度分布、気温、日射量、湿潤度等を測定
する。
【0040】図6は図1に示した光ファイバ式路面凍結
検知システムによる温度測定結果を示す図であり、横軸
が光ファイバの長さ、縦軸が温度を示している。
【0041】光ファイバセンサ11は道路17の溝18
内に埋設されているので、道路内部温度(道路が凍結す
る道路表面、すなわち路面の温度)を正確に測定するこ
とができる。道路内部温度は図6に示す特性曲線の内、
区間L1に対応している。この他、気温、日射量を表す
温度、湿度を示す温度等が一括して測定され、それぞれ
区間L2〜L4に対応している。なお、区間L5は接続
用光ファイバ15a,15b等の温度に対応している。
これらの温度情報は演算出力装置16で、予め求めた各
気象データへの変換式を用いて各気象量に変換された後
出力されるようになっている。
【0042】特に、路面の濡れと湿度との間には相関関
係があるため、この相関関係より路面がどの程度濡れて
いるかが分かる。路面が濡れている状態で路面温度が氷
点以下になったときに路面が凍結するので、これら光フ
ァイバセンサ11の温度情報と路面濡れ情報とを併用す
ることにより路面が凍結しているか否かが判断できる。
【0043】すなわち、演算出力装置16では、光ファ
イバセンサ11の温度情報と路面濡れ情報との時間的推
移を求めておき、路面が濡れており、かつ、この光ファ
イバセンサの温度が氷点以下になるときに「路面凍結」
信号を出力する。
【0044】以上において本発明の光ファイバ式路面凍
結検知システムは、凍結状態のほとんどが検知が可能で
あるが、実際には周囲の気温が急激に低下して凍結とな
る場合や路面温度が略零度付近で一定値となる場合等も
予想される。このような特殊なケースにおいても凍結検
知精度を上げる方法を以下に示す。
【0045】より精度高く路面凍結を検知するために
は、道路表面の温度である路面温度を正確に求めること
が必要である。このため、外気と道路との熱収支を、伝
導を考慮して熱計算を行う必要がある。この場合、道路
の雰囲気における気温値と道路に与えられるエネルギー
として日射量が必要となる。これらのデータとして先に
示したループセンサ20,21,26,27による気
温、日射量等のデータを用いればよい。
【0046】図7は本発明の光ファイバ式路面凍結検知
システムを適用した降雨量検出部の概念図である。
【0047】降雨量検出部30は、降雨の際に雨水31
を集めるための漏斗状の雨受け32と、雨受け32から
の雨水31を一時的に貯える容器33と、容器33から
必要な量だけ流出させる細い導管34と、導管34から
の雨水を引込んで内部を通過させるヒータ管35と、ヒ
ータ管35内を貫通する光ファイバセンサ11と、ヒー
タ管35内に設けられヒータ管35の内部を加熱するヒ
ータ36とで構成されている。
【0048】この降雨量検出部30は、降雨量が増加す
るとヒータ管35内を流れる雨水の量も増加するのでヒ
ータ管35内の温度が低下する。この温度変化量は、降
雨量と単一関係にあるので、予めこの関係を把握してお
くと、温度変化量から降雨量を検出することができる。
【0049】図8は図7に示した降雨量検出部の変形例
を示す図である。
【0050】図7に示した降雨量検出部30との相違点
は、ニードルバルブ37a,37bが付いた複数(図で
は2つであるが限定されない)の導管34a,34bに
ヒータ管35a,35bをそれぞれ接続したものを容器
33に接続した点である。
【0051】この降雨量検出部38は、ニードルバルブ
37a,37bの開閉度を変えることにより流量抵抗を
調整して各導管34a,34bの流量比を各導管34
a,34bごとに適切な値に設定する。このように構成
することにより、降雨量が大幅に変化してもいずれかの
ヒータ管35a,35b内を適度な量の雨水が流れ、温
度変化として流量を検出することができる。
【0052】図9は図7に示した降雨量検出部の他の変
形例を示す図である。
【0053】図7に示した降雨量検出部30との相違点
は、容器33の内部に融雪用のヒータ(破線で示す)3
9を設けた点である。
【0054】この降雨量検出部40は、降雪の際に雪4
1がヒータ39で溶かされて水となり容器33から導管
34を通って図には示されていないヒータ管へ流れる。
図7に示された降雨量検出部30と同様の原理で降雪量
を降雨量として測定される。
【0055】以上において、本発明によれば、道路凍結
検知に必要な路面温度分布、気温、日射量、湿度等が1
本の光ファイバセンサで構成できるので低コスト化が図
れる。また、小型化できるので設置場所や景観の問題も
なくなる。さらに光ファイバセンサを用いることによ
り、測定装置台数の大幅な削減となり、連続的な道路の
路面凍結検知を低コストで実現できる。
【0056】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0057】測定対象道路の気温、日射量、路面濡れの
有無をそれぞれ測定する気温測定部、日射量測定部及び
湿度測定部を光ファイバセンサに設けることにより、簡
単な構成で道路等長く広い範囲にわたって路面の凍結状
況を検知できる光ファイバ式路面凍結検知システムの提
供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ式路面凍結検知システムの
一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ファイバ式路面凍結検知システ
ムの光ファイバセンサの埋設状態を示す断面図である。
【図3】(a)は図1に示した光ファイバ式路面凍結検
知システムの日射量測定部の正面図であり、(b)はそ
の背面図である。
【図4】図3に示したループセンサの構造を示す模式図
である。
【図5】図1に示した光ファイバ式路面凍結検知システ
ムの湿度測定部の構成図である。
【図6】図1に示した光ファイバ式路面凍結検知システ
ムによる温度測定結果を示す図である。
【図7】本発明の光ファイバ式路面凍結検知システムを
適用した降雨量検出部の概念図である。
【図8】図7に示した降雨量検出部の変形例を示す図で
ある。
【図9】図7に示した降雨量検出部の他の変形例を示す
図である。
【図10】路面凍結検知システムの従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 光ファイバ温度分布測定装置 11 光ファイバセンサ 12 気温測定部 13 日射量測定部 14 湿度測定部 16 演算出力装置 22 輻射率の高い物体(黒色金属板) 23 輻射率の低い物体(白色金属板) 24 通気性容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ温度分布測定装置の光ファイ
    バセンサに気温測定部、日射量測定部及び湿度測定部を
    設け、その光ファイバセンサを道路の内部或いは近傍に
    配置し、上記光ファイバの長手方向の温度分布、上記道
    路の表面温度、気温、日射量、湿度等の道路環境データ
    を求めると共に路面凍結の検知を行うことを特徴とする
    光ファイバ式路面凍結検知システム。
  2. 【請求項2】 上記気温測定部は、上記光ファイバセン
    サの一部と、道路近傍に配置され上記光ファイバセンサ
    の一部を収納する通気性容器とで構成された請求項1に
    記載の光ファイバ式路面凍結検知システム。
  3. 【請求項3】 上記日射量測定部は、上記光ファイバセ
    ンサの一部と、道路近傍に配置され上記光ファイバセン
    サの一部に固定された輻射率の高い物体と、該輻射率の
    高い物体に隣接して光ファイバセンサに固定された輻射
    率の低い物体とで構成され、両物体の温度差から道路近
    傍の日射量を求めるようにした請求項1に記載の光ファ
    イバ式路面凍結検知システム。
  4. 【請求項4】 上記湿度測定部は、上記光ファイバセン
    サの一部と、道路近傍に配置され上記光ファイバセンサ
    の一部を収納する通気性容器と、該通気性容器内に収納
    された光ファイバセンサの一部を覆う保湿材とで構成さ
    れ、上記通気性容器内に収納された光ファイバセンサの
    内保湿材で覆われた部分の温度を湿球温度とし、覆われ
    ていない部分の温度を乾球温度として両温度より道路近
    傍の湿度を求めるようにした請求項1に記載の光ファイ
    バ式路面凍結検知システム。
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