JPH10103997A - 車両用経路案内装置 - Google Patents
車両用経路案内装置Info
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- JPH10103997A JPH10103997A JP25696396A JP25696396A JPH10103997A JP H10103997 A JPH10103997 A JP H10103997A JP 25696396 A JP25696396 A JP 25696396A JP 25696396 A JP25696396 A JP 25696396A JP H10103997 A JPH10103997 A JP H10103997A
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- intersection
- ground
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- area
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Abstract
る。 【解決手段】 ナビ制御部4は、自車位置検出部1及び
案内経路記憶部2からのデータによって、自車位置が案
内交差点の数百m手前に至ったことを検出する。これに
より拡大図データ処理部4aは、案内交差点を斜め上方
の所定の視点からみた三次元の形態で表示する。案内経
路背景を構成する地面領域と背景(空)領域は、表示画
面内の地平線に近づくにつれてそれぞれの描画色の彩度
を低くして表示する。このように彩度を変えることによ
り案内画面上に奥行きが表され表示が実際の風景に近づ
く。案内経路である地上道路につながる高架道路がある
場合には地上道路から遠ざかるにつれて高架道路領域の
明度を上げ、彩度を下げてもよく、また、案内交差点手
前の目印を大きく彩度を高くし、遠い目印を小さく彩度
を低く表示してもよい。
Description
報を用い走路を含む経路案内画面を三次元で表示する車
両用経路案内装置に関する。
ン装置が知られており、これを搭載する車両も増えてき
ている。このナビゲーション装置では、目的地を設定す
ることによって、現在地から目的地までの最適経路を探
索し、これを走行経路として記憶する。そして、現在位
置を検出しながら、現在位置を含む地図上に、現在地お
よび走行経路を表示して、走行経路を案内する。また、
右左折する案内交差点では、交差点での進行方向を拡大
表示すると共に、音声による案内も行う。このようなナ
ビゲーション装置によって、目的地までの走行における
進行方向の選択が容易になる。
を設置しておき、ここから進行方向の道路における渋滞
情報等を流したり、FM多重放送で渋滞情報等を提供す
るシステムも実用化が始まっている。これらの情報を利
用すれば、ナビゲーション装置により、より好適な経路
案内が行える。
は、最も重要なものであり、これをドライバーにとって
なるべく分かりやすいものにしたいという要求がある。
そこで、案内用の画面を三次元表示として、実際に見て
いる風景と、画面表示を近付けることが提案されてい
る。しかし、案内用の画面は、地図情報に基づいて、運
転者の視点(または若干上方)から見た画像を作成した
ものであり、立体感が不足する。そこで、特開平5−2
03457号公報に記載の装置では、地図データから作
成した三次元画像に陰影処理を施して、立体感を得るよ
うにしている。
陰影処理を行うと、明るい部分が浮き上がって見え立体
感が増すものの、道路の表示には向かない。すなわち、
案内画面において最も重要な表示要素は道路、特にその
見やすさであり、前方に向かって伸びる道路が浮き上が
って見えたのでは、現実の風景とのギャップが大きくな
り、かえってマイナスである。
り、見やすくかつ現実にできる限り即した奥行き感が得
られる案内画面を表示可能な車両用経路案内装置を提供
することを目的とする。
に、本発明は、自車位置と地図情報を用い走路を含む経
路案内画面を三次元で表示する車両用経路案内装置であ
って、案内経路の背景となる画像の彩度を変化させて表
示することを特徴とする。このように画像の彩度を変化
させれば、表示画面に自然な奥行きが出るので案内経路
画面の視認性を向上させることが可能となる。
の背景のうち、表示画面の上領域と下領域の内の少なく
とも一方の領域の彩度を表示画面上の地平線に近づくほ
ど低くして表示する。表示画面の上領域には例えば背景
としての空が表示されることがあるが、この空領域を地
平線に近づくほどその空色の彩度を低くして表示する。
また、表示画面の下領域には多くの場合、地面が表示さ
れるが、この地面を地平線に近づくほどその地面色の彩
度を低くして表示する。このように彩度を地平線を基準
に変化させて表示することにより、例えば、案内交差点
の近くに到達したドライバが、実際に見えている前方風
景と、表示された三次元の案内交差点拡大図とを照合し
やすくなる。つまり、拡大図において、奥行き感が表現
されているため、前方風景と拡大図を一致させやすく、
案内経路の特定、特に道路の分岐点位置が特定しやすく
なる。
(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説
明する。
成を示すブロック図である。自車位置検出部1は、GP
S(グローバル・ポジショニング・システム)装置等を
有し、現在位置を検出する。なお、この自車位置検出部
1では、FM多重放送により、現在位置についての誤差
情報を得るD(ディファレンシャル)−GPSや、路側
に設置されているビーコンから絶対位置をもらったり、
自車の走行状態から自車位置を推定するシステムなど各
種の位置検出システムを利用することができる。
の案内経路を記憶する。ドライバがドライブの目的地を
設定すると、装置が現在地から目的地までの最適経路を
探索し、探索して得られた経路が案内経路としてこの案
内経路記憶部2に記憶される。
他、各交差点における目印(ランドマーク)、信号機な
どを表示するためのデータを記憶している。なお、上述
した最適経路探索は、この地図データ記憶部3に記憶さ
れている地図情報に基づいて行われる。
2、地図データ記憶部3は、ナビ制御部4に接続されて
おり、各部からのそれぞれの情報がナビ制御部4に提供
される。そして、ナビ制御部4は、提供された情報に基
づいて、各種の処理を行い、表示部5における表示内容
等を制御する。なお、さらにスピーカなどを設けて画面
への表示と併せて音声案内を行うことも好適である。
を入力するものであり、例えば表示部5の前面に設けた
タッチパネルなどで構成される。
と、これに応じてナビ制御部4が地図データ記憶部3に
記憶されているデータを利用して最適経路を探索し、得
られた目的地までの経路を案内経路として案内経路記憶
部2に記憶する。
イブにおいては、ナビ制御部4が、案内経路に沿ったド
ライブを行うための案内処理を行うのである。
検出部1からの位置情報により、自車の現在位置を認識
する。そして、この現在位置に応じた地図情報を地図デ
ータ記憶部3から読み出し、この地図を表示部5に表示
すると共に、現在位置を現在位置マークで表示する。ま
た、案内経路は、地図上で見分けやすいように、他と色
を変えるなどして表示する。例えば、案内経路を赤で表
示する。
表示されているため、ドライバはこの表示を見て、現在
地を確認でき、案内経路に沿ったドライブを行っている
ことを確認することができる。
う案内交差点に近づいたときには、ナビ制御部4がこれ
を認識する。すなわち、ナビ制御部4は、案内経路記憶
部2に記憶されている案内経路と、自車位置検出部1か
らの現在位置とから案内交差点に近づいたことを認識す
る。ここで、認識する位置は、例えば案内交差点の30
0m手前の地点に設定する。
点に近づいた時に、拡大図データ処理部4aを利用して
案内交差点についての拡大図を生成し、この拡大図に経
路を表示することによりドライバに経路を知らせる。こ
の際音声による案内を合わせて行うことも好適である。
上述の拡大図データ処理部4aは、案内交差点について
の三次元の表示画像を生成し、これを表示部5において
拡大図として三次元表示する。そして、この表示画像に
おいて、案内経路背景、例えば空領域や地面領域の描画
色の彩度に変化を付けて表示する。つまり、拡大図の表
示において、所定の斜め上方から前方の案内交差点を見
通した形態に対して彩度を変化させ、奥行きが表された
三次元表示を行う。以下、この際の処理について図2〜
図13を用いて説明する。
によって検出される自車の現在位置と、案内経路記憶部
2に記憶されている案内経路に基づいて、案内経路の前
方ルート上における案内交差点の位置を特定する(S1
1)。
は、地図データ記憶部3からその案内交差点周辺の地図
データや目印(ランドマーク)、信号機、矢印データな
どの表示に必要なデータを取り込む(S12)。
と、次に、拡大図データ処理部4aが次に後述するよう
な手順によって、これらのデータに基づいて三次元の交
差点拡大図を作成する。
(例えば300m)に到達すると、ナビ制御部4がこれ
を検出し(S14)、作成した三次元の交差点拡大図を
表示部5に表示する(S15)。
イブに際して、目的地までの経路が設定されると、これ
に応じて案内経路を記憶し、図2に示すような上記手順
(S11〜S15)を随時繰り返すことによりドライバ
ーに最適経路を報知し、経路案内を実行する。
は、例えば、図3に示すような処理によって作成され
る。
が、地図データ記憶部3より取得したデータに基づいて
地面および地面以外の空などの背景の描画を行い(S2
1)、次に案内経路を含む道路を描画する(S22)。
次に地図データ記憶部3より取り出した案内交差点付近
の目印情報に基づいて、この目印を交差点拡大図に書き
込む(S23)。さらに、案内経路の進行方向を矢印で
描画する(S24)。
大図は、自車の現在位置が案内交差点から所定距離(例
えば300m手前)に到達するまでの期間、表示メモリ
や、地図データ記憶部3に格納され、到達後、そこから
読み出されて表示される。
形態において案内経路背景の主要部を構成する地面領域
や空領域の描画処理について、図4、図5および図6を
用いて説明する。なお、本実施形態において、以下地面
以外の空領域などを背景領域と記載する。
ータ記憶部3から取り出した案内交差点周辺のある一定
範囲における地面の二次元データ(または三次元デー
タ)を用い、これを斜め方向からみた画面座標に変換す
る(S31)。例えば、交差点手前数百mで、高さ数十
mの地点を視点とした前方の案内交差点を見おろすよう
な形態の三次元座標に変換する。
(a)、(b)に示すように地平線を設定し、地面領域
Aを画面水平方向に複数個(i=1〜imax)に分割
し(S32)、さらに、分割した領域Aiを画面の下か
ら順にA1〜Aimaxと設定する(S33)。
応する領域Ai、つまり領域A1を地面用の所定の地面
色Cgを用いて描画する(S35)。
領域Ai、ここでは領域A2を特定して、領域A2をA
1の色CgA1の彩度よりその彩度の低い色CgA2で描画
する(S37)。
あるかどうかを判定し、i=imaxでない場合には、
さらにi=i+1として(S36)、次の領域Ai+1
を領域Aiの地面色CgAiよりさらに彩度の低い色Cg
Ai+1で描画する(S37)。
繰り返し、領域A1、A2、A3・・と地面領域が画面
の中央にいくに従って、つまり地平線に近づくにつれて
地面色Cgの彩度を下げて各領域Aiを描画する。
域Aの描画を終了し、次に、図5および図6(c)に示
すように背景領域Bの描画を開始する。
定された地平線を基準として、画面上の地面以外の背
景、つまり空などの背景領域Bを検出する。なお、この
背景領域Bに場合によっては山領域が含められる。そし
て、この領域Bを地面描画処理と同様に画面水平方向に
複数個(j)に分割し(S39)、分割した領域Bjを
画面の上から順にB1〜Bjmaxとする(S40)。
領域Bj、つまり領域B1を背景用の所定の色、例えば
空用の色Cbで描画する(S42)。
の領域Bj(領域B2)を特定し、この領域B2を領域
B1の背景色CbB1の彩度より低い彩度の色CbB2で描
画する(S44)。
あるかどうか判定し、j=jmaxでなければ、さらに
j=j+1とし(S43)、領域Bjの背景色CbBjよ
り彩度の低い色CbBj+1を用いて領域Bj+1を描画す
る(S44)。
繰り返すことにより、領域B1、B2、B3・・と描画
する背景領域Bjが画面の上から中央にいくに従って、
つまり背景領域Bjが地平線に近づくにつれてその背景
色Cbの彩度が下がる。そして、j=jmax、すなわ
ち領域Bjmaxが最も低い彩度の色Cbjmaxで描画さ
れると(S45)、これにより背景領域Bの描画が終了
する。
点拡大図の案内経路背景を主として構成する地面および
背景領域は、画面上に設定された地平線に近づくにつれ
て順次彩度を低くして描画する。よって、表示部5に表
示される交差点拡大図において、自車位置より遠ざかる
につれて案内経路背景の彩度が低くなり、画面上に奥行
きが表されることとなる。
は、例えば、図6に示されているように、3対1または
2対1の表示割合とする。この割合は、表示する情報な
どに応じて地平線の設定位置を変えることにより任意に
設定可能であり、案内経路の見やすさなどの点では、上
述のような割合が好適である。
景領域との両方についてその描画色の彩度を変化させて
いるが、処理の簡略化などの観点からいずれか一方の領
域のみ彩度を変化させてもよい。例えば、空領域には表
示される対象物が少ないのでこの空領域のみ彩度を変化
させることにより、処理の負担を小さくして表示画面に
奥行きを出すことができる。
終了すると、次に、案内経路を含む道路の描画を実行す
る。以下、図7〜図9を用いてこの道路描画処理につい
て説明する。
差点周辺のある一定範囲のデータのうち高架以外の二次
元または三次元の道路データを斜め上方からみた画像座
標に変換する(S51)。なお、この視点は、地面及び
背景描画の際の視点と一致しており、案内交差点手前3
00mで、高さ数十mの地点である。
路領域を地上道路用の色CRで描画する(S52)。
るかどうか判定し(S53)、高架道路がなければ道路
描画処理は終了する。
一定範囲における高架道路の二次元または三次元データ
を斜め上方からみた三次元の画面座標に変換する(S5
4)。
地面と同一面に表示される道路とつながっているかどう
か判定する(S55)。
合(No)には、図9に示すように、画面座標上の高架
道路領域を高架道路用の色CHで描画し(S64)、こ
れにより道路描画処理は終了する。
いる場合(Yes)には、図8のような処理により高架
道路の描画を行う。以下、この高架道路の描画処理につ
いて図8を用いて説明する。
垂直な方向、つまり高架道路を横切る方向に複数個
(n)の領域Dnに分割し(S56)、分割された領域
Dnを地上道路と接する側から順にD1〜Dnmaxと
する(S57)。なお、高架道路領域は均等に分割して
もよいし、より現実的な表示とするために、例えば地上
道路に向かって傾斜している高架道路を等高線に沿って
分割してもよい。また、分割する方向は、高架道路に垂
直な方向に限らず、例えば画面水平方向に分割し、処理
を簡略化してもよい。
応する高架道路領域Dn、つまり領域D1を地上道路用
の色CRで描画する(S59)。次に、n=n+1とし
(S60)、次の領域Dn、つまり領域D2を特定し、
領域D1の色CRD1の明度を上げて、その色を描画色CR
D2とし(S61)、領域D2を色CRD2で描画する(S
62)。
うか順次判定しながら繰り返し(S63)、n=nma
xでなければ、さらにn=n+1として(S60)、領
域Dnの道路色CRDnより明度の高い色CRDn+1を用い
(S61)、次の領域Dn+1を描画する(S62)。
対して最も離れ、かつ高い位置に存在する領域Dnma
xを最も明度の高い色CRDnmaxで描画すると(S6
3)、これにより高架道路の描画が終了する。
上道路から遠ざかるにつれてその高度が高くなる。そこ
で、上述のように地上道路から離れるにつれて高架道路
領域の描画色の明度を上げて描画することにより、道路
の高低関係を画面上で示すことが可能となる。従って、
高架道路への入り口が画面上で認識しやすくなる。
道路から離れるにつれて高架道路領域の描画色の彩度を
低くすれば、奥行きを出してより現実に即した表示とす
ることが可能である。
上道路とすると、案内交差点周辺でこの地上道路とつな
がる地下道路など、案内経路より高度の低い道路の入り
口が存在する場合には、例えば以下のような描画処理が
適用され得る。
三次元データを得て、この三次元の地下道路領域を横切
る方向に複数の領域に分割する。次に、上記高架道路の
描画の場合とは反対に、各領域を地上道路から遠ざかる
につれて明度を低くした色でそれぞれ描画する。このよ
うに、地下道路の場合には、地上道路から遠ざかるにつ
れて明度を下げて表示すれば、地下道路と地上道路との
高低関係についても表すことができ、地下道路への入り
口が画面上で認識しやすくなる。
と、拡大図データ処理部4aは、次に、案内交差点周辺
に存在する目印(ランドマーク)の描画を行う。本実施
形態においては、案内交差点の拡大図における視点から
の各目印までの距離に応じて、その表示大きさおよび描
画色の彩度を変更する。以下、この目印描画処理例につ
いて図10〜図12を用いて説明する。
辺のある一定範囲内に存在する二次元または三次元の目
印データを得て、これを上述の他の領域と同様に所定の
斜め上方の視点からみた三次元の画面座標に変換する
(S71)。
印が所定の位置の前後のいずれに存在しているかを判定
する。すなわち、図11に示す視点位置A、分岐中心
(案内交差点の中心)Cを結ぶ直線L1を作成する(S
72)。図11の側面視では、右側上空に視点Aがあ
り、そこから左下の分岐中心Cに向けて、直線L1が設
定される。この直線L1は図12の上面視では、分岐中
心C及び視点Aを通る左右方向の直線となる。次に、直
線L1に垂直でかつ分岐中心Cを通る地上面上の直線L
2を作成する(S73)。図12では、紙面上下方向に
分岐中心を通る直線L2が設定される。
判定する(S74)。すなわち、図12における直線L
2の右側(視点Aに近い)領域にあるか否かを判定す
る。なお、図12において四角で示した範囲が拡大図に
おいて表示される範囲である。
に目印があると判定されれば(YES)、大きい目印フ
ォントでこの目印を描画する(S75)。さらに、目印
は、標準目印色Cmよりも彩度の高い色Cm+で描画す
る(S76)。
より遠くに目印があると判定されれば(NO)、小さい
目印フォントでこの目印を描画する(S77)。そし
て、この目印は、標準目印色Cmよりも彩度の低い色C
m−で描画する(S78)。
置関係により目印の大きさとその色の彩度を変更する。
つまり、案内交差点の手前に位置する目印は大きくかつ
高い彩度で表示し、交差点の向こう側の目印は小さくか
つ低い彩度で表示する。
了すると、拡大図データ処理部4aは、図13に示すよ
うにして、案内経路における進行方向をドライバに知ら
せるための矢印を描画する。
ータ記憶部3から矢印データを取得して、二次元または
三次元の進行方向矢印データを斜め上方から見た三次元
の画面座標に変換する(S91)。
の処理によって得られている交差点拡大図データ上の所
定位置に描画する(S92)。例えば、この進行方向矢
印データを案内経路である道路領域に重ねて表示する。
そして、この場合、矢印データは、地面領域と同様にそ
の描画色の彩度を画面の下から中央領域にいくに従って
低くすることにより、さらに画面上の奥行き感を高める
ことが可能となる。但し、矢印の視認性を低下させない
ためには、進行方向の確認に悪影響を与えない領域、例
えば矢印データの先端部分のみについて彩度を低下させ
ることが好適である。
内交差点の拡大図において、案内経路景観(地面および
背景)を画面の上下からそれぞれ設定されている地平線
に近づくにつれて描画色の彩度を低下させて表示する。
このため、案内交差点の手前数百m(例えば、300
m)に到達したドライバが、実際に見えている前方風景
と、表示された交差点拡大図とを照合しやすくなる。す
なわち、拡大図において、奥行き感が表現されているた
め、前方風景と拡大図を一致させやすく、道路の分岐点
位置などが特定しやすくなる。
ながった高架道路の描画色の明度、彩度を変化させれ
ば、これが、彩度に変化をつけた地面や空などの案内経
路背景に重ねられて画面上に表示されることにより、高
架道路を浮き上がらせて表示できる。このため、高架道
路などの案内経路に対する上下の位置関係が、ドライバ
が実際に見ている前方風景と一致する。
離に応じて変えると共に、目印の描画色の彩度を近くの
目印で高く、遠くで低くして描画することにより、さら
に現実に即した拡大図を表示部5の画面上に表示でき
る。すなわち、目印や高架道路などの前後関係について
も、現実の前方風景に一致することとなり、拡大図に対
する違和感が生じにくく、現実の風景に近い表示画面で
経路案内を行うことができる。なお、ランドマークなど
の目印だけでなく、交差点の信号機についても三次元表
示する際に、目印と同様に、その表示大きさおよび彩度
を変化させてもよい。
位置の変化に応じて、順次、前方に広がる画像を生成
し、これを表示してもよい。また、案内経路景観画像自
体は変化させず(300m手前の画像に固定)、自車位
置マークを自車位置の変化に応じて移動させてもよい。
ゲーション用のECUに拡大図データ処理部4aを設け
て三次元の拡大図を作成する例を示しているが、彩度な
どに変化を与えた拡大図データを予め地図データ記憶部
3に格納し、対応する交差点に自車が到達した時点で格
納した拡大図データを読み出して表示する構成であって
もよい。
示すブロック図である。
チャートである。
フローチャートである。
ャートである。
ャートである。
念的に説明する図である。
ャートである。
ローチャートである。
理を示すフローチャートである。
る。
である。
である。
す図である。
ータ記憶部、4 ナビ制御部、4a 拡大図データ処理
部、5 表示部、6 入力部。
Claims (2)
- 【請求項1】 自車位置と地図情報を用い走路を含む経
路案内画面を三次元で表示する車両用経路案内装置であ
って、 案内経路の背景となる画像の彩度を変化させて表示する
ことを特徴とする車両用経路案内装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記案内経路の背景のうち、表示画面の上領域と下領域
の内の少なくとも一方の領域の彩度を表示画面上の地平
線に近づくほど低くして表示することを特徴とする車両
用経路案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25696396A JPH10103997A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両用経路案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25696396A JPH10103997A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両用経路案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103997A true JPH10103997A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17299810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25696396A Pending JPH10103997A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両用経路案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10103997A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6710774B1 (en) | 1999-05-12 | 2004-03-23 | Denso Corporation | Map display device |
WO2007142084A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Panasonic Corporation | ナビゲーション装置 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25696396A patent/JPH10103997A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6710774B1 (en) | 1999-05-12 | 2004-03-23 | Denso Corporation | Map display device |
WO2007142084A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Panasonic Corporation | ナビゲーション装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
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