JPH10103830A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JPH10103830A
JPH10103830A JP25707196A JP25707196A JPH10103830A JP H10103830 A JPH10103830 A JP H10103830A JP 25707196 A JP25707196 A JP 25707196A JP 25707196 A JP25707196 A JP 25707196A JP H10103830 A JPH10103830 A JP H10103830A
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ice
ice storage
ice making
unit
storage
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JP25707196A
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Haruhiko Yuasa
治彦 湯浅
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 製氷ユニットを貯氷庫に着脱する際に
も、貯氷検知手段が物に衝突することが少なく、かつ、
冷凍装置などに貯氷庫内の湿気が加わることを防止する
ことができる製氷機を提供する。 【解決手段】 製氷機は、製氷装置(16)および冷凍
装置を具備する製氷ユニット(1)と、貯氷庫(2)と
を備えており、製氷ユニットは貯氷庫の上側に着脱自在
に取り付けられている。製氷装置で製氷された氷が、製
氷ユニットの底壁(8)に形成されている氷落下用開口
(23)を通って、貯氷庫内に落下している。氷落下用
開口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユニットの
壁面(9)に、貯氷検知手段(36)がスライド可能に
取り付けられており、貯氷検知手段の下端が氷落下用開
口を貫通して貯氷庫内部に突出し氷の満杯状態を検知す
る氷検知位置と、氷検知位置よりも上方の引っ込み位置
との間を移動している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷装置で製氷し
た氷を貯氷庫に溜めているとともに、この貯氷庫に氷が
満杯に溜まったことを検知する貯氷検知手段が設けられ
ている製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の製氷機は、たとえば特公
平6−38302号公報(F25C5/18)などに記
載されているように、下部に貯氷庫が、上部に製氷ユニ
ットが配置されている。この製氷ユニットは製氷装置お
よび冷凍装置を具備しており、貯氷庫とは別体に構成さ
れて、貯氷庫の上側に着脱自在に取り付けられている。
そして、製氷ユニットの底壁には、氷落下用開口が形成
され、製氷装置で製氷された氷が、この氷落下用開口を
通って貯氷庫内に落下して貯氷されている。また、貯氷
庫には貯氷検知手段が設けられており、貯氷庫内の氷が
規定量以上溜まったことを検知し、この検知信号によ
り、製氷装置や冷凍装置の運転を停止するように制御し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保守点検の
際には、製氷ユニットを貯氷庫から分離して行ってい
る。したがって、貯氷検知手段が貯氷庫に取り付けられ
ていると、製氷ユニットを貯氷庫から分離する前に、製
氷ユニットと貯氷庫との間の配線を取り外す必要があ
る。この配線の取り外しは、製氷ユニットと貯氷庫とが
一体の状態で行われ、作業が困難である。また、配線の
取り外しを忘れると、配線が切断されたり、貯氷検知手
段が破損したりする。
【0004】また、製氷ユニットの下面に貯氷検知手段
をビス止めなどで取り付ける場合がある。この場合に
は、貯氷検知手段が製氷ユニットの下面から大きく突出
しており、製氷ユニットを貯氷庫に着脱する際に、貯氷
検知手段が物に衝突し、破損することがある。
【0005】そこで、前記公報のものでは、製氷ユニッ
トの冷凍装置下方の床に、貯氷検知手段用開口を形成し
ている。そして、貯氷検知手段の下端を製氷ユニット側
から貯氷検知手段用開口に挿入し、貯氷庫内に突出さ
せ、貯氷検知手段の上部は製氷ユニットの底面に載置さ
れる様にしている。この様に構成することにより、配線
を取り外す必要を無くすことができる。また、製氷ユニ
ットを貯氷庫に着脱する際にも、貯氷検知手段は上方に
引っ込んで、突出量が小さくなるので、貯氷検知手段に
物が衝突することを防止することができる。
【0006】しかしながら、貯氷検知手段用開口から貯
氷庫内の湿気が、製氷ユニット特に冷凍装置が設置され
ている空間に侵入し、冷凍装置や電装品などが錆びつく
ことがある。また、冷凍装置や電装品が配置されている
ので、冷凍装置や電装品が邪魔になって、貯氷検知手段
用開口を最適の位置に形成することができないことがあ
る。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、製氷ユニットを貯氷庫に着脱する際にも、
貯氷検知手段が物に衝突することが少なく、かつ、冷凍
装置などに貯氷庫内の湿気が加わることを防止すること
ができる製氷機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる製氷機
は、製氷装置(16)を収納した製氷室(11)および
冷凍装置を収納した冷凍機室(12)を具備する製氷ユ
ニット(1)と、この製氷ユニットの下側に配置された
貯氷庫(2)とを備えており、製氷ユニットは貯氷庫と
は別体に構成されているとともに、貯氷庫の上側に着脱
自在に取り付けられている。また、製氷ユニットの底壁
(8)には、製氷ユニットの製氷室内と貯氷庫内とを連
通する氷落下用開口(23)が形成されている。
【0009】そして、請求項1記載の製氷機では、氷落
下用開口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユニッ
トの壁面(9)に、貯氷検知手段(36)がスライド可
能に取り付けられており、この貯氷検知手段がスライド
して、貯氷検知手段の下端が氷落下用開口を貫通して貯
氷庫内部に突出し氷の満杯状態を検知する氷検知位置
と、この氷検知位置よりも上方の引っ込み位置との間を
移動している。
【0010】また、請求項2記載の製氷機では、氷落下
用開口に隣接して配置されている部材(22)に、貯氷
検知手段(46)が上下方向に回動可能に取り付けられ
ており、この貯氷検知手段が氷落下用開口を通って回動
し、貯氷庫内部に突出して氷の満杯状態を検知する氷検
知回動位置と、この氷検知位置よりも上方の引っ込み回
動位置との間を移動している。
【0011】さらに、請求項3記載の製氷機では、氷落
下用開口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユニッ
トの壁面に、貯氷検知手段(56)が着脱およびスライ
ド可能に取り付けられており、この貯氷検知手段がスラ
イドして、貯氷検知手段の下端が氷落下用開口を貫通し
て貯氷庫内部に突出し氷の満杯状態を検知する氷検知位
置と、この氷検知位置よりも上方の着脱位置との間を移
動している。そして、着脱位置で、貯氷検知手段は前記
壁面に着脱されている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明における製氷機の実
施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明する。図
1は本発明における製氷機の正面図である。図2は前側
から見た図1の製氷機の断面図である。図3は実施の第
1の形態の貯氷検知手段の斜視図で、(a)が製氷ユニ
ットに取り付けられている状態での斜視図、(b)が貯
氷検知手段単体の斜視図である。
【0013】所謂スタックオンタイプの逆セル型製氷機
は、上部に製氷ユニット1が、下部に貯氷庫2が配置さ
れている。貯氷庫2は、上面が開放しているとともに、
前面に断熱扉2aが設けられている断熱箱体で構成され
ており、この貯氷庫2の上側に、製氷ユニット1が着脱
自在に載置されている。製氷ユニット1は、前面、背
面、左側面および右側面を覆う4側壁6と、天壁7と、
底壁8とからなる箱体で構成されており、製氷ユニット
1の内部は、略垂直に配置されている仕切り板9で左右
一対の空間に仕切られて、一方すなわち左側の空間が製
氷室11に、他方の空間が冷凍機室12になっている。
【0014】製氷室11には、製氷装置16が設けられ
ており、この製氷装置16は、下向きに開口した複数の
製氷部17aを具備する冷却器17と、噴水口(図示せ
ず)から製氷用水を噴水して供給する水皿18と、この
水皿18の下方に固定した水タンク19と、水タンク1
9の下部に設けられている循環ポンプ20とを備えてい
る。製氷装置16の冷却器17は製氷室11に固定して
設けられ、水皿18の一端部は冷却器17に対して傾復
動可能に軸支されている。また、製氷室11の底壁8a
には、ドレンパン22が載置されている。そして、製氷
室11の底壁8aの右側すなわち冷凍機室12側には、
氷落下用開口23が形成されており、この氷落下用開口
23の右側の端部は、内部の壁である仕切り板9の下端
に略達している。この様に、仕切り板9は、氷落下用開
口23に隣接して配置されている。
【0015】一方、冷凍機室12には、冷却器17とと
もに冷凍サイクルを構成する圧縮機24や図示しない凝
縮器などの冷凍装置が設けられており、その下面は底壁
8bで略完全に閉塞されている。この様に、製氷ユニッ
ト1の底壁8は、製氷室11の底壁8aと、冷凍機室1
2の底壁8bとで構成されており、この両底壁8a,8
bの間に氷落下用開口23が形成されている。
【0016】この様に構成されている製氷機で製氷する
際には、図2に図示するように、水皿18が略水平な復
動位置にある状態において、循環ポンプ20を駆動し
て、水タンク19の水を水皿18に供給し、水皿18の
噴水孔から噴出して、冷却器17の製氷部17aに供給
し、冷却器17で冷却して製氷する。製氷が終了する
と、循環ポンプ20を停止するとともに、図示しない駆
動カムを作動して、水皿18を時計方向に傾動し、冷却
器17の製氷部17aの角氷32を外に放出する。この
様にして、氷32が放出されると、再び、水皿18を反
時計方向に回動して、元の略水平な復動位置に復帰させ
る。
【0017】そして、製氷装置16から放出された氷3
2は、氷落下用開口23を通過して、貯氷庫2内に溜め
られる。貯氷庫2が氷32で満杯になると、詳細は後述
する貯氷検知手段36が検知して、製氷装置16の作動
を停止する。また、貯氷庫2に溜められた氷32は、貯
氷庫2の断熱扉2aを開けて、スコップなどですくい取
って、取り出されている。
【0018】次に、貯氷検知手段36の詳細について説
明する。貯氷検知手段36は、取り付け部材である取り
付け板37および取り付け板37の下部に設けられたセ
ンサー38を具備している。取り付け板37は矩形状の
平板であり、スライド部としてのスライド孔41が左右
一対形成されている。このスライド孔41はL字状をし
ており、上下方向に延びる縦スライド孔41aと、この
縦スライド孔41aの下端から横方向に延びる横スライ
ド孔41bとからなっている。ビス42を各スライド孔
41に挿入し、仕切り板9の下部にねじ込んで、取り付
け板37を仕切り板9にスライド可能に取り付けてい
る。また、センサー38は光センサーや温度センサーな
どであり、氷32が存在しているか否かを検出してい
る。
【0019】この様に構成されている貯氷検知手段36
は、貯氷庫2の氷32が規定量溜まっているか否かを検
知する際には、図3(a)において実線で図示する氷検
知位置に配置され、貯氷検知手段36下端に設けられて
いるセンサー38を貯氷庫2内に突出させている。そし
て、貯氷庫2内の氷32が、センサー38の位置まで溜
められると、それをセンサー38が検知して、図示しな
い配線を介して冷凍機室12内に配置されている制御装
置に検知信号を送り、圧縮機24や製氷装置16などを
停止する。このセンサー38は氷落下用開口23に近接
して配置されているので、氷32が氷落下用開口23付
近まで溜まったことを的確に検知でき、氷32で氷落下
用開口23が塞がれることを防止することができる。
【0020】一方、製氷ユニット1を貯氷庫2に着脱す
る際には、貯氷検知手段36を図3(a)において二点
鎖線で図示する引っ込み位置に配置し、製氷ユニット1
から下方に突出する貯氷検知手段36の突出量を減少さ
せる。この様に、貯氷検知手段36の突出量が小さいの
で、製氷ユニット1を着脱する際に貯氷検知手段36が
物に衝突することが減少する。そして、引っ込み位置か
ら氷検知位置に移動する場合には、貯氷検知手段36を
図3(b)に図示する引っ込み位置の状態から、矢印
の様に略水平に右側にスライドさせ、ついで、矢印で
図示するように下方にスライドさせる。また、氷検知位
置から引っ込み位置に移動する場合には、逆に上方にス
ライドした後に、略水平に左側にスライドさせる。この
貯氷検知手段36の移動作業は、製氷ユニット1の前側
の側壁6である前面パネルなどを取り外して行う。ま
た、断熱扉2aを開けて、貯氷庫2側から行うことも可
能である。
【0021】前述のように、実施の第1の形態において
は、スライド部であるスライド孔41は、略L字状をし
ており、上下方向の縦スライド部である縦スライド孔4
1aと、この縦スライド孔41aの下端から横方向に延
びる横スライド部である横スライド孔41bとで構成さ
れており、貯氷検知手段36が引っ込み位置にある際に
は、案内突起であるビス42が横スライド孔41bに係
合しており、貯氷検知手段36が上下動することを防止
し、貯氷検知手段36を引っ込み位置に保持している。
【0022】一方、貯氷検知手段36が氷検知位置にあ
る際には、ビス42は縦スライド孔41aの上端に位置
しており、取り付け板37は上方に移動可能である。し
たがって、貯氷庫2の氷32をスコップなどですくい取
る際に、スコップが貯氷検知手段36の下端から上方に
向かって衝突しても、貯氷検知手段36は上方に移動し
て、その衝突による衝撃を緩和することができ、貯氷検
知手段36の破損を防止することができる。
【0023】また、貯氷検知手段36は氷落下用開口2
3を通って配置されており、別途、貯氷検知手段用開口
を設ける必要がなく、仕切り板9で仕切られている冷凍
機室12の底が底壁8で完全に覆われている。したがっ
て、冷凍機室12内に貯氷庫2の湿気が侵入することが
減少する。その結果、圧縮機24、凝縮器や電装品が錆
び付いて、損傷することを防止することができる。
【0024】次に、本発明における製氷機の実施の第2
の形態について図4および図5を用いて説明する。図4
は実施の第2の形態における斜視図で、(a)は貯氷検
知手段が取り付けられているドレンパンの斜視図、
(b)が貯氷検知手段の斜視図である。図5は貯氷検知
手段が取り付けられているドレンパンの断面図である。
なお、図4においては、固定フックの図示を省略してい
る。また、この実施の第2の形態の説明において、前記
実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要素には同
一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0025】実施の第2の形態においては、貯氷検知手
段46は、仕切り板9ではなく、氷落下用開口23に隣
接して配置されているドレンパン22の氷落下用開口2
3側の端部に上下方向に回動可能に取り付けられてい
る。貯氷検知手段46は、回動部材である回動板48お
よび回動板48の一端部に設けられたセンサー49を具
備しており、回動板48の他端がドレンパン22にヒン
ジ47で回動可能に取り付けられている。また、回動板
48には、固定フック51が設けられており、貯氷検知
手段46が、図5において実線で図示する氷検知回動位
置にある際には、この固定フック51をドレンパン22
の端部に形成された固定用の孔52に挿入係合させて、
貯氷検知手段46を氷検知回動位置に固定する。
【0026】この様に構成されている貯氷検知手段46
は、貯氷庫2の氷32が規定量溜まっているか否かを検
知する際には、図5において実線で図示する氷検知回動
位置に配置され、貯氷検知手段46の一端に設けられて
いるセンサー49を貯氷庫2内に突出させている。そし
て、貯氷庫2内の氷32が、センサー49の位置まで溜
められると、それをセンサー49が検知して制御装置に
検知信号を送り、圧縮機24や製氷装置16などを停止
する。
【0027】一方、製氷ユニット1を貯氷庫2に着脱す
る際には、図5において二点鎖線で図示する引っ込み回
動位置に配置し、貯氷検知手段46をドレンパン22上
方すなわち製氷室11内に格納する。この様に、貯氷検
知手段46は製氷ユニット1の下方に突出していないの
で、製氷ユニット1を着脱する際に貯氷検知手段46が
物に衝突することが減少する。
【0028】次に、本発明における製氷機の実施の第3
の形態について図6を用いて説明する。図6は実施の第
3の形態における説明図で、(a)が製氷ユニットに取
り付けられている貯氷検知手段の斜視図、(b)が取り
付け孔の正面図である。なお、この実施の第3の形態の
説明において、前記実施の第1の形態の構成要素に対応
する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は
省略する。
【0029】実施の第3の形態においては、貯氷検知手
段56は、仕切り板9に着脱およびスライド可能に取り
付けられている。貯氷検知手段56は、取り付け部材で
ある取り付け板57および取り付け板57の下部に設け
られたセンサー58を具備している。この取り付け板5
7は矩形状の平板であり、取り付け孔61が左右一対形
成されている。この取り付け孔61は下側に大きな円形
の穴61aが形成され、この大きな穴61aから上方に
細い穴61bが延在している。一方、仕切り板9には、
係止突出部であるビス62が固定されており、このビス
62の頭に、大きな穴61aを嵌め込み、取り付け板5
7を下方にスライドして、ビス62と細い穴61bとを
係合させる。
【0030】この様に構成されている貯氷検知手段56
は、貯氷庫2の氷32が規定量溜まっているか否かを検
知する際には、図6(a)において実線で図示する氷検
知位置に配置され、貯氷検知手段56下端に設けられて
いるセンサー58を貯氷庫2内に突出させている。そし
て、貯氷庫2内の氷32が、センサー58の位置まで溜
められると、それをセンサー58が検知して、圧縮機2
4や製氷装置16などを停止する。一方、製氷ユニット
1を貯氷庫2に着脱する際には、氷検知位置から上方に
移動して、大きな穴61aをビス62の位置すなわち着
脱位置までスライドさせて、貯氷検知手段56をビス6
2から取り外す。そして、取り外した貯氷検知手段56
は、製氷室11の底壁8上などに置いておく。
【0031】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態において、製氷機は逆セル型製氷機で
あるが、縦型流下式の製氷機や円筒内面方式(オーガ)
などの形式の製氷機であることも可能である。
【0032】(2)実施の第1の形態においては、案内
突出部であるビス42および、スライド部であるスライ
ド孔41により、貯氷検知手段36はスライド可能に取
り付けられているが、具体的なスライド構造は適宜変更
可能である。 (3)実施の第2の形態においては、貯氷検知手段46
はドレンパン22に取り付けられているが、氷落下用開
口23に隣接する部材であれば、貯氷検知手段46が取
り付けられる部材は適宜変更可能である。たとえば、製
氷室11の底壁8aの氷落下用開口23側の端部に取り
付けることも可能である。
【0033】(4)製氷装置16は、上下に多段に設け
ることも可能である。 (5)センサー38,49,58は、氷32を検知する
ことができるならば、種々のセンサーを適宜選択可能で
ある。
【0034】(6)ビス42,62は、他の突出部材で
構成することも可能である。たとえば、クギやフックな
どで構成することも可能である。 (7)引っ込み位置は、氷検知位置よりも上方であれ
ば、必ずしも、貯氷検知手段を完全に製氷室内に移動さ
せる必要はなく、貯氷検知手段の一部が製氷室の下方に
突出していることも可能である。ただし、完全に貯氷検
知手段を製氷室内に格納した方が、物が衝突することが
減少し、衝突した際の衝撃により貯氷検知手段が損傷す
ることを防止することができる。
【0035】
【発明の効果】本願の請求項1記載の発明によれば、氷
落下用開口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユニ
ットの壁面に、貯氷検知手段がスライド可能に取り付け
られているので、製氷ユニットを貯氷庫に着脱する際
に、貯氷検知手段の配線を接続したり、取り外したりす
る必要がない。したがって、配線を外し忘れて、配線が
切断されたり、貯氷検知手段が損傷したりすることを防
止することができる。また、製氷ユニットを貯氷庫に着
脱する際に、予め貯氷検知手段を引っ込み位置に格納し
ておくと、製氷ユニットの下方に突出する量が少なくな
り、貯氷検知手段に物が衝突することが減少する。さら
に、氷落下用開口とは別に貯氷検知手段用開口を別途設
ける必要がなく、貯氷庫から製氷ユニット特に冷凍機室
に侵入する湿気が減少する。そして、貯氷検知手段は氷
落下用開口に近接して配置されているので、氷が氷落下
用開口付近まで溜まったことを的確に検知できる。その
結果、氷落下用開口が氷で塞がれることを防止すること
ができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、氷落下用開
口に隣接して配置されている部材に、貯氷検知手段が上
下方向に回動可能に取り付けられているので、氷検知回
動位置と、この氷検知位置よりも上方の引っ込み回動位
置との間を簡単に移動させることができる。そして、請
求項1記載の発明と同様に、製氷ユニットを貯氷庫に着
脱する際には、予め貯氷検知手段を引っ込み位置に格納
しておくと、貯氷検知手段の配線を接続したり、取り外
したりする必要がない。また、氷落下用開口とは別に貯
氷検知手段用開口を別途設ける必要がなく、貯氷庫から
製氷ユニットに侵入する湿気が減少する。そして、貯氷
検知手段は氷落下用開口に近接して配置されており、氷
が氷落下用開口付近まで溜まったことを的確に検知でき
る。
【0037】請求項3記載の発明によれば、氷落下用開
口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユニットの壁
面に、貯氷検知手段が着脱およびスライド可能に取り付
けられており、この貯氷検知手段がスライドして、貯氷
検知手段の下端が氷落下用開口を貫通して貯氷庫内部に
突出し氷の満杯状態を検知する氷検知位置と、この氷検
知位置よりも上方の着脱位置との間を移動している。し
たがって、着脱位置において、貯氷検知手段を製氷ユニ
ットの壁面から取り外すことができる。その結果、スラ
イドできる距離が小さくても、製氷ユニットを貯氷庫に
着脱する際に、貯氷検知手段を取り外して、安全な場所
に保管することができる。また、貯氷庫の氷をスコップ
などですくい取る際に、スコップが貯氷検知手段に衝突
することがあるが、貯氷検知手段が上方に移動して、衝
撃を緩和することができる。そして、請求項1記載の発
明と同様に、製氷ユニットを貯氷庫に着脱する際には、
貯氷検知手段の配線を接続したり、取り外したりする必
要がない。さらに、氷落下用開口とは別に貯氷検知手段
用開口を別途設ける必要がない。また、貯氷検知手段は
氷落下用開口に近接して配置されており、氷が氷落下用
開口付近まで溜まったことを的確に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における製氷機の正面図である。
【図2】図2は前側から見た図1の製氷機の断面図であ
る。
【図3】図3は実施の第1の形態の貯氷検知手段の斜視
図で、(a)が製氷ユニットに取り付けられている状態
での斜視図、(b)が貯氷検知手段単体の斜視図であ
る。
【図4】図4は実施の第2の形態における斜視図で、
(a)は貯氷検知手段が取り付けられているドレンパン
の斜視図、(b)が貯氷検知手段の斜視図である。
【図5】図5は貯氷検知手段が取り付けられているドレ
ンパンの断面図である。
【図6】図6は実施の第3の形態における説明図で、
(a)が製氷ユニットに取り付けられている貯氷検知手
段の斜視図、(b)が取り付け孔の正面図である。
【符号の説明】
1 製氷ユニット 2 貯氷庫 8 底壁 9 仕切り板(壁面) 11 製氷室 12 冷凍機室 16 製氷装置 22 ドレンパン 23 氷落下用開口 36 貯氷検知手段 46 貯氷検知手段 56 貯氷検知手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷装置を収納した製氷室および冷凍装
    置を収納した冷凍機室を具備する製氷ユニットと、この
    製氷ユニットの下側に配置された貯氷庫とを備えた製氷
    機において、 前記製氷ユニットは前記貯氷庫とは別体に構成されてい
    るとともに、貯氷庫の上側に着脱自在に取り付けられ、 かつ、前記製氷ユニットの底壁には、製氷ユニットの製
    氷室内と貯氷庫内とを連通する氷落下用開口が形成さ
    れ、 氷落下用開口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユ
    ニットの壁面に、貯氷検知手段がスライド可能に取り付
    けられており、 そして、貯氷検知手段の下端が氷落下用開口を貫通して
    貯氷庫内部に突出し氷の満杯状態を検知する氷検知位置
    と、この氷検知位置よりも上方の引っ込み位置との間
    を、前記貯氷検知手段がスライドして移動することがで
    きることを特徴とする製氷機。
  2. 【請求項2】 製氷装置を収納した製氷室および冷凍装
    置を収納した冷凍機室を具備する製氷ユニットと、この
    製氷ユニットの下側に配置された貯氷庫とを備えた製氷
    機において、 前記製氷ユニットは前記貯氷庫とは別体に構成されてい
    るとともに、貯氷庫の上側に着脱自在に取り付けられ、 かつ、前記製氷ユニットの底壁には、製氷ユニットの製
    氷室内と貯氷庫内とを連通する氷落下用開口が形成さ
    れ、 氷落下用開口に隣接して配置されている部材に、貯氷検
    知手段が上下方向に回動可能に取り付けられており、 そして、貯氷庫内部に突出して氷の満杯状態を検知する
    氷検知回動位置と、この氷検知位置よりも上方の引っ込
    み回動位置との間を、前記貯氷検知手段が前記氷落下用
    開口を通って、回動することができることを特徴とする
    製氷機。
  3. 【請求項3】 製氷装置を収納した製氷室および冷凍装
    置を収納した冷凍機室を具備する製氷ユニットと、この
    製氷ユニットの下側に配置された貯氷庫とを備えた製氷
    機において、 前記製氷ユニットは前記貯氷庫とは別体に構成されてい
    るとともに、貯氷庫の上側に着脱自在に取り付けられ、 かつ、前記製氷ユニットの底壁には、製氷ユニットの製
    氷室内と貯氷庫内とを連通する氷落下用開口が形成さ
    れ、 氷落下用開口に隣接して配置されている略垂直な製氷ユ
    ニットの壁面に、貯氷検知手段が着脱およびスライド可
    能に取り付けられており、 そして、貯氷検知手段の下端が氷落下用開口を貫通して
    貯氷庫内部に突出し氷の満杯状態を検知する氷検知位置
    と、この氷検知位置よりも上方の着脱位置との間を、前
    記貯氷検知手段がスライドして移動することができ、前
    記着脱位置で、貯氷検知手段は前記壁面に着脱されるこ
    とを特徴とする製氷機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100631562B1 (ko) * 2005-03-28 2006-10-11 엘지전자 주식회사 제빙기용 만빙감지장치 및 이를 구비한 냉장고
US7134292B2 (en) 2003-10-07 2006-11-14 Lg Electronics Inc. Full ice level sensing apparatus and method

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