JPH10103543A - 空気袋用の一対型封止装置 - Google Patents

空気袋用の一対型封止装置

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JPH10103543A
JPH10103543A JP8293076A JP29307696A JPH10103543A JP H10103543 A JPH10103543 A JP H10103543A JP 8293076 A JP8293076 A JP 8293076A JP 29307696 A JP29307696 A JP 29307696A JP H10103543 A JPH10103543 A JP H10103543A
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JP
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air
sealing
air bag
sealing device
outlet
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JP8293076A
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Atsuji Ogawa
渥司 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶着可能な基材を空気袋本体に溶着したと
き、第1の封止装置と、第2の封止装置を同時に取付が
できるようにする。 【構成】 吹入口12に柔軟な支持体13により連結す
る封止体14を形成し、かつ他方に空気の吹出口15と
この吹出口15側に逆止弁16を有する第1の封止装
と、第2の空気通路体20の一方に排気流入口21と排
気の排出口22を形成し、かつこの排出口22に柔軟な
支持体13により連結する封止体23を形成する第2の
封止装置A’とを設け、前記する第1の封止装置Aと、
第2の封止装置A’を溶着する基材Bに一対にし形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気枕や浮袋等に装着す
る空気袋用の一対型封止装置であって、詳しく述べる
と、空気の逆流を阻止する封止装置と、封止体の抜取り
と同時に空気の排出を迅速にする封止装置を一対にする
空気袋用の一対型封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気袋は自動車や自転車
に使用する所謂チューブがあり、また海やプールで泳ぐ
ときに使用する浮輪がある。さらに旅行中に携帯用の空
気袋として使用するたとえばU型の空気枕がある。これ
らの空気袋は空気を入れる空気の流通路体が1ヶ所に設
けているが、この流通路体から空気袋に空気を入れた
り、出したりしている。また
【0003】封止体(所謂栓体)が抜脱したとき、排気
が抜けないように空気の流通路体の吹出口に開閉可能な
逆止弁を設けている。したがって空気を空気袋に空気を
吹込むときは、空圧で逆止が吹かれるので樹脂の弾力に
抗して開き、また空気の吹き込みを止めると同時に、そ
の度に前記の逆止弁が弾力により自動的に復帰し前記の
吹出口を閉塞するようにしている。
【0004】このように逆止弁を設けた空気袋におて
は、空気袋内の排気を排出するとき前記の逆止弁の近傍
を片方の指で摘むようにして、逆止弁を変形させながら
透き間をつくるようにしている。したがってこのように
一方の手で透き間を維持しながら片方他方の手は空気袋
を押圧し、前記の透き間から徐々に空気が抜くようにし
ている。したがってこの逆止弁の部分は柔軟に樹脂材に
より空気の流通路体と一部が接続している。形成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記するように逆止弁
を有する封止装置は、空気袋装内の空気を抜き取ると
き、逆止弁を一方の湯ぴで変形させ透き間をつくりなが
ら、同時に他方の手で空気袋装を押圧し、前記の透き間
から徐々に空気を抜き取るようにしているので、空気袋
の押圧時において両手が自由に使えない。したがって片
手だけの押圧では空気
【0006】袋内の空気が流動的になり。空気の抜取り
に手間取るという欠点がある。また前記の逆止弁は指先
で変形させるとき流通路の一部も同時に押えられるの
で、流通路が狭くなり空気の排出に時間が掛ったり、ま
た多少の空気が残存したまま折り畳んだりすると収納袋
に入らなくなったり、また旅行カバンやバックの中で嵩
張り、他の旅行用品が収納できなくなるなど使用後の携
帯に大きな欠点があった。また空気枕本体に2個の封止
隊を取付ける場合、個々に取扱うのでは作業効率が低下
するいう問題がある。
【0007】本発明の目的は斯かる欠点を除去するため
に、溶着可能な基材を空気袋本体に溶着したとき、第1
の封止装置と、第2の封止装置を同時に取付ができるよ
うにする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は斯かる目的を
達成するために、空気袋本体を空気で膨らませるとき、
前記の第1の封止装置の逆止弁を開閉し、かつ空気袋本
体内の排気を排出するとき、第2の封止装置の封止体を
外し、空気袋本体内の排気を排出口から迅速に排出する
空気袋用の一対型封止装置において、第1の空気通路体
と、この第1の空気通路体の一方に空気の吹入口とこの
吹入口に柔軟な支持体により連結する封止体を形成し、
かつ他方に空気の吹出口とこの吹出口側に逆止弁の一部
を連設し、前記の吹出口に逆止弁を開閉可能にし、かつ
前記の吹入口に封止体を着脱可能に連設する前記の第1
の封止装置と、第2の封止装置に第2の空気通路体を形
成し、この第2の空気通路体の一方に排気流入口と排気
の排出口を形成し、かつこの排出口に柔軟な支持体によ
り連結する封止体を形成する第2の封止装置とを設け、
前記する第1の封止装置と、第2の封止装置を溶着する
基材に一対にし形成することにある。
【0009】実施例 各図は本発明における空気袋用の一対型封止装置Wに係
る各実施例を図面につき説明すると、図1は第1及び第
の封止装置A、A’の平面図である。なお想像栓は空気
袋本体10に設ける場合のイメージにする。図2は前記
の封止装置A、A’の要部の破断面図である。図3は本
発明における他の実施例であり破断面図である。図4は
前記の封止装置A、A’の封止体14、23をネジ式の
キャップ24した場合の一部破断面図である。
【0010】以下、本発明における空気袋用の一対型封
止装置について図面と共に説明する。本爪医は空気袋本
体10を空気で膨らませるとき、第1の封止装置Aの逆
止弁16を開閉し、かつ空気袋本体10内の排気を排出
するとき、第2の封止装置A’の封止体23を外し、空
気袋本体10内の排気を排出口22から迅速に排出する
空気袋の一対型封止装置Wにおいて、第1の空気通路体
11と、この第1の空気
【0011】通路体11の一方に空気の吹入口12とこ
の吹入口12に柔軟な支持体13により連結する封止体
14を形成し、かつ他方に空気の吹出口15とこの吹出
口15側に逆止弁16の一部を連設し、前記の吹出口1
5に逆止弁16を開閉可能にし、かつ前記の吹入口12
に封止体14を着脱可能に連設する前記の第1の封止装
【0012】置Aと、第2の空気通路体20と、この第
2の空気通路体20の一方に排気流入口21と排気の排
出口22を形成し、かつこの排出口22に柔軟な支持体
13により連結する封止体23を形成する第2の封止装
置A’とを設け、前記する第1の封止装置Aと、第2の
封止装置A’を溶着する基材Bに一対にし形成する。
【0013】さらに本発明において詳しく説明すると、
例えば前記の空気袋本体10は空気枕や空気ざぶとん、
浮袋(浮輪)、空気マット等であり、これに本発明を設
けるものである。これらの空気袋本体10は柔軟な合成
樹脂(例えば塩化ビニール、ポリエチレン等)や合成ゴ
ムを薄くしたシートを2枚に合わせ、さらに内、外の周
縁部分を溶着することにより、空気袋本体10内に空気
が充満できる空洞の袋
【0014】を形成する。つまり空気袋本体10が完成
する。また第1の封止装置Aと、第2の封止装置A’を
一対に溶着する基材Bは、前記するシートの1枚に周囲
をウエルダー(不図示)により押圧され、このウエルダ
ーの熱で溶着Pする。また図示するように前記の第1の
封止装置Aと、第2の封止装置A’を基材Bに一対に形
成する。つまり一対を1個とするので、この場合は空気
袋本体10に形成する孔
【0015】(不図示)も1ヶ所で済むことになる。し
たがって取付時の溶着加工も1回となり迅速にできる。
また図2は第2の封止装置A’においては、前記の排気
流入口21は第2の空気通路体20の下端に存在する
が、図3は図示するように第2の空気通路体20の側面
に排気流入口21を穿設してもよく。この場合は空気袋
本体10が外圧を受けても、空気袋本体10内の空圧
が、封止体23に対し負荷を少くできる。
【0016】したがって妄りに封止体23が抜脱するこ
とはない。また前記の第1の空気通路体11と第2の空
気通路体20の内径は奥行きに従って小径にする。した
がって封止体14、23が装着したとき密着性をよくし
空気の洩れを阻止する。また前記するように第1の封止
装置Aは前記の第1の空気通路体11と第2の空気通路
体20の内径は奥行きに従って小径にし、封止体14を
装着したとき密着性をよくする。また第1の空気通路体
11は図2に図示するように、さらに第1の封止
【0017】装置Aは第1の空気通路体11と空気袋本
体10とが接続する部分において、第1の空気通路体1
1の縦方向に沿って途中まで肉薄aく形成し、さらにこ
の肉薄a続いて奥行きが徐々に肉厚bく形成し、この肉
厚bの内径は徐々に奥行きに従って小径に形成する。し
たがって封止体14を吹入口15から引抜く前(栓をし
ている状態)は、前記するように封止体14と第1の空
気通路体11とが密着した状態にある。このような状態
において封止体14を引き抜くように引っ張ると
【0018】、前記の第1の空気通路体11の肉薄a部
分が内部側からめくれるように、第1の空気通路体11
の内側が空気袋本体10より僅かに外方に臨むことにな
る。さらにこれと同時に第2の空気通路体20の肉薄a
部分も外方向に移動し、第1の空気通路体11の内側に
位置したとき(このような状態において肉厚bは空気袋
本体10の外壁より、外部に進出し突出する状態にな
る。
【0019】したがって空気を吹込むとき、この外方に
突出する部分を口にくわえ易い状態になっている。)第
1の空気通路体11に形成する突出郭cが、空気袋本体
10の内壁に当接し空気通路体11の移動が阻止され
る。こような状態において風紀体14をさらに引き抜く
と、吹入口15から封止体14を容易に抜脱できる。ま
た前記の第1及び第2の封止装置A、A’は色違いの着
色してもよく、あるいは封止体14、23のの形状を変
え区別してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明は空気袋本体を空気で
膨らませるとき、前記の第1の封止装置の逆止弁を開閉
し、かつ空気袋本体内の排気を排出するとき、第2の封
止装置の封止体を外し、空気袋本体内の排気を排出口か
ら迅速に排出する空気袋用の一対型封止装置において、
第1の空気通路体と、この第1の空気通路体の一方に空
気の吹入口とこの吹入口に柔軟な支持体により連結する
封止体を形成し、かつ他方に空気の吹出口とこの吹出口
側に逆止弁の一部を連設し、前記の吹出口に逆止弁を開
閉可能にし、かつ前記の吹入口に封止体を着脱可能に連
設する前記の第1の封止装置と、第2の封止装置に第2
の空気通路体を形成し、この第2の空気通路体の一方に
排気流入口と排気の排出口を形成し、かつこの排出口に
柔軟な支持体により連結する封止体を形成する第2の封
止装置とを設け、空気袋本体に溶着可能な基材に、前記
する第1の封止装置と、第2の封止装置を一対に溶着す
ることにより、この基材を空気袋本体に溶着したとき、
第1の封止装置と、第2の封止装置を同時に取付ができ
る。したがって大量生産を可能にし歩留まりが一層向上
する。しかも第2の封止装置により排気を迅速に排出す
かるだげなく、排気の残留が最後の残留まで抜き取れる
ので、収納時におけるカバンの中での嵩張りも解消でき
る。また単品として販売ができるなど有用な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の封止装置A、A’の一部破断面図
【図3】本発明の他の実施例の一部破断面図
【符号の説明】
A 第1の封止装置 A’ 第2の封止装置 B 基材 P 溶着 W 一対型封止装置W a 肉薄 b 肉厚 c 突出郭 10 空気袋本体 11 第1の空気通路体 12 吹入口 13 支持体 14 封止体 15 吹出口 16 逆止弁 20 第2の空気通路体 21 排気流入口 22 排出口 23 封止体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気枕や浮袋等に装着す
る空気袋用の一対型封止装置であって、詳しく述べる
と、空気の逆流を阻止する封止装置と、封止体の抜取り
と同時に空気の排出を迅速にする封止装置を一対にする
空気袋用の一対型封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気袋は自動車や自転車
に使用する所謂チューブがあり、また海やプールで泳ぐ
ときに使用する浮輪がある。さらに旅行中に携帯用の空
気袋として使用するたとえばU型の空気枕がある。これ
らの空気袋は空気を入れる空気の流通路体が1ヶ所に設
けているが、この流通路体から空気袋に空気を入れた
り、出したりしている。
【0003】また封止体(所謂栓体)が抜脱したとき、
排気が抜けないように空気の流通路体の吹出口に開閉可
能な逆止弁を設けている。したがって空気袋に空気を吹
込むときは、空圧で逆止弁が吹かれるので樹脂の弾力に
抗して開き、また空気の吹き込みを止めると同時に、そ
の度に前記の逆止弁が弾力により自動的に復帰し前記の
吹出口を閉塞するようにしている。
【0004】このように逆止弁を設けた空気袋におて
は、空気袋内の排気を排出するとき前記の逆止弁の近傍
を片方の指で摘むようにして、逆止弁を変形させながら
透き間をつくるようにしている。したがってこのように
一方の手で透き間を維持しながら片方他方の手は空気袋
を押圧し、前記の透き間から徐々に空気を抜くようにし
ている。逆止弁の部分は柔軟な樹脂材により空気の流通
路体と一部が接続している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記するように逆止弁
を有する封止装置は、空気袋内の空気を抜取るとき、逆
止弁を一方の指で変形させ透き間をつくりながら、同時
に他方の手で空気袋を押圧し、前記の透き間から徐々に
空気を抜き取るようにしているので、空気袋の押圧時に
おいて両手が自由に使えない。したがって片手だけの押
圧では空気袋内の
【0006】袋内の空気が流動的になり。空気の抜取り
に手間取るという欠点がある。また前記の逆止弁は指先
で変形させるとき流通路の一部も同時に押えられるの
で、流通路が狭くなり空気の排出に時間が掛ったり、ま
た多少の空気が残存したまま折り畳んだりすると収納袋
に入らなくなったり、また旅行カバンやバックの中で嵩
張り、他の旅行用品が収納できなくなるなど使用後の携
帯に大きな欠点があった。また空気袋本体に2個の封体
を取付ける場合、個々に取扱うのでは作業効率が低下す
るという問題がある。
【0007】本発明の目的は斯かる欠点を除去するため
に、溶着可能な基材を空気袋本体に溶着したとき、第1
の封止装置と、第2の封止装置を同時に取付ができるよ
うにする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は斯かる目的を
達成するために、空気袋本体を空気で膨らませるとき、
前記の第1の封止装置の逆止弁を開閉し、かつ空気袋本
体内の排気を排出するとき、第2の封止装置の封止体を
外し、空気袋本体内の排気を排出口から迅速に排出する
空気袋用の一対型封止装置において、第1の空気通路体
と、この第1の空気通路体の一方に空気の吹入口とこの
吹入口に柔軟な支持体により連結する封止体を形成し、
かつ他方に空気の吹出口とこの吹出口側に逆止弁の一部
を連設し、前記の吹出口に逆止弁を開閉可能にし、かつ
前記の吹入口に封止体を着脱可能に連設する前記の第1
の封止装置と、第2の封止装置に第2の空気通路体を形
成し、この第2の空気通路体の一方に排気流入口と排気
の排出口を形成し、かつこの排出口に柔軟な支持体によ
り連結する封止体を形成する第2の封止装置とを設け、
前記する第1の封止装置と、第2の封止装置を溶着する
基材に一対にし形成することにある。
【0009】実施例 各図は本発明における空気袋用の一対型封止装置Wに係
り、各実施例を図面につき説明すると、図1は第1及び
第の封止装置A,A’の平面図である。なお想像線は空
気袋本体10に設ける場合のイメージを図示する。図2
は前記の封止装置A,A’の一部破断面図である。図3
は本発明における他の実施例であり破断面図である。
【0010】以下、本発明における空気袋用の一対型封
止装置について図面と共に説明する。本発明は空気袋本
体10を空気で膨らませるとき、第1の封止装置Aの逆
止弁16を開閉し、かつ空気袋本体10内の排気を排出
するとき、第2の封止装置A’の封止体23を外し、空
気袋本体10内の排気を排出口22から迅速に排出する
空気袋の一対型封止装置Wにおいて、第1の空気通路体
11と、この第1の空気
【0011】通路体11の一方に空気の吹入口12とこ
の吹入口12に柔軟な支持体13により連結する封止体
14を形成し、かつ他方に空気の吹出口15とこの吹出
口15側に逆止弁16の一部を連設し、前記の吹出口1
5に逆止弁16を開閉可能にし、かつ前記の吹入口12
に封止体14を着脱可能に連設する前記の第1の封止装
【0012】置Aと、第2の空気通路体20と、この第
2の空気通路体20の一方に排気流入口21と排気の排
出口22を形成し、かつこの排出口22に柔軟な支持体
13により連結する封止体23を形成する第2の封止装
置A’とを設け、前記する第1の封止装置Aと、第2の
封止装置A’を溶着する基材Bに一対にし形成する。
【0013】さらに本発明において詳しく説明すると、
例えば前記の空気袋本体10は空気枕や空気ざぶとん、
浮袋(浮輪)、空気マット等であり、これに本発明を設
けるものである。これらの空気袋本体10は柔軟な合成
樹脂(例えば塩化ビニール、ポリエチレン等)や合成ゴ
ムを薄くしたシートを2枚に合わせ、さらに内、外の周
縁部分を溶着することにより、空気袋本体10内に空気
が充満できる空洞の袋
【0014】を形成する。つまり空気袋本体10が完成
する。また第1の封止装置Aと、第2の封止装置A’を
一対に溶着する基材Bは、前記するシートの1枚に周囲
をウエルダー(不図示)により押圧され、このウエルダ
ーの熱で溶着Pする。また図示するように前記の第1の
封止装置Aと、第2の封止装置A’を基材Bに一対に形
成する。つまり一対を1個とするので、この場合は空気
袋本体10に形成する孔
【0015】(不図示)も1ヶ所で済むことになる。し
たがって取付時の溶着加工も1回となり迅速にできる。
また図2は第2の封止装置A’においては、前記の排気
流入口21は第2の空気通路体20の下端に存在する
が、図3は図示するように第2の空気通路体20の側面
に排気流入口21を穿設してもよく。この場合は空気袋
本体10が外圧を受けても、空気袋本体10内の空圧
が、封止体23に対し負荷を少くできる。
【0016】したがって妄りに封止体23が抜脱するこ
とはない。また前記の第1の空気通路体11と第2の空
気通路体20の内径は奥行きに従って小径にする。した
がって封止体14、23を装着したとき密着性をよくし
空気の洩れを阻止する。また前記するように第1の封止
装置Aは前記の第1の空気通路体11と第2の空気通路
体20の内径は奥行きに従って小径にし、封止体14を
装着したとき密着性をよくする。また第1の空気通路体
11は図2に図示するように、さらに第1の封止
【0017】装置Aは第1の空気通路体11と空気袋本
体10とが接続する部分において、第1の空気通路体1
1の縦方向に沿って途中まで肉薄aく形成し、さらにこ
の肉薄a続いて奥行きが徐々に肉厚bく形成し、この肉
厚bの内径は徐々に奥行きに従って小径に形成する。し
たがって封止体14を吹入口15から引抜く前(栓をし
ている状態)は、前記するように封止体14と第1の空
気通路体11とが密着した状態にある。このような状態
において封止体14を引き抜くように引っ張ると
【0018】、前記の第1の空気通路体11の肉薄a部
分が内部側からめくれるように、第1の空気通路体11
の内側が空気袋本体10より僅かに外方に臨むことにな
る。さらにこれと同時に第2の空気通路体20の肉薄a
部分も外方向に移動し、第1の空気通路体11の内側に
位置したとき(このような状態において肉厚bは空気袋
本体10の外壁より、外部に進出し突出する状態にな
る。
【0019】したがって空気を吹込むとき、この外方に
突出する部分を口にくわえ易い状態になっている。)第
1の空気通路体11に形成する突出郭cが、空気袋本体
10の内壁に当接し空気通路体11の移動が阻止され
る。こような状態において封止体14をさらに引き抜く
と、吹入口15から封止体14を容易に抜脱できる。ま
た前記の第1及び第2の封止装置A,A’は色違いの着
色してもよく、あるいは封止体14、23のの形状を変
え区別してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明は空気袋本体を空気で
膨らませるとき、前記の第1の封止装置の逆止弁を開閉
し、かつ空気袋本体内の排気を排出するとき、第2の封
止装置の封止体を外し、空気袋本体内の排気を排出口か
ら迅速に排出する空気袋用の一対型封止装置において、
第1の空気通路体と、この第1の空気通路体の一方に空
気の吹入口とこの吹入口に柔軟な支持体により連結する
封止体を形成し、かつ他方に空気の吹出口とこの吹出口
側に逆止弁の一部を連設し、前記の吹出口に逆止弁を開
閉可能にし、かつ前記の吹入口に封止体を着脱可能に連
設する前記の第1の封止装置と、第2の封止装置に第2
の空気通路体を形成し、この第2の空気通路体の一方に
排気流入口と排気の排出口を形成し、かつこの排出口に
柔軟な支持体により連結する封止体を形成する第2の封
止装置とを設け、空気袋本体に溶着可能な基材に、前記
する第1の封止装置と、第2の封止装置を一対に溶着す
ることにより、この基材を空気袋本体に溶着したとき、
第1の封止装置と、第2の封止装置を同時に取付ができ
る。したがって大量生産を可能にし歩留まりが一層向上
する。しかも第2の封止装置により排気を迅速に排出す
かるだげなく、排気の残留が最後の残留まで抜き取れる
ので、収納時におけるカバンの中での嵩張りも解消でき
る。また単品として販売ができるなど有用な効果を奏す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の封止装置の一部破断面図
【図3】本発明の他の実施例の一部破断面図
【符号の説明】 A 第1の封止装置 A’ 第2の封止装置 B 基材 P 溶着 W 一対型封止装置 a 肉薄 b 肉厚 c 突出郭 10 空気袋本体 11 第1の空気通路体 12 吹入口 13 支持体 14 封止体 15 吹出口 16 逆止弁 20 第2の空気通路体 21 排気流入口 22 排出口 23 封止体
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 1】
【図 2】
【図 3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気袋本体を空気で膨らませるとき、前記
    の第1の封止装置の逆止弁を開閉し、かつ空気袋本体内
    の排気を排出するとき、第2の封止装置の封止体を外
    し、空気袋本体内の排気を排出口から迅速に排出する空
    気袋用の一対型封止装置において、第1の空気通路体
    と、この第1の空気通路体の一方に空気の吹入口とこの
    吹入口に柔軟な支持体により連結する封止体を形成し、
    かつ他方に空気の吹出口とこの吹出口側に逆止弁の一部
    を連設し、前記の吹出口に逆止弁を開閉可能にし、かつ
    前記の吹入口に封止体を着脱可能に連設する前記の第1
    の封止装置と、第2の封止装置に第2の空気通路体を形
    成し、この第2の空気通路体の一方に排気流入口と排気
    の排出口を形成し、かつこの排出口に柔軟な支持体によ
    り連結する封止体を形成する第2の封止装置とを設け、
    前記する第1の封止装置と、第2の封止装置を溶着する
    基材に一対にし形成することを特徴とする。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103482197A (zh) * 2013-08-07 2014-01-01 中国航天员科研训练中心 一种航天用食品垃圾处理袋
CN115195959A (zh) * 2022-08-12 2022-10-18 青岛科技大学 一种基于智能无人船用海洋测绘设备

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