JPH10103288A - ターボ分子ポンプ - Google Patents

ターボ分子ポンプ

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JPH10103288A
JPH10103288A JP8260555A JP26055596A JPH10103288A JP H10103288 A JPH10103288 A JP H10103288A JP 8260555 A JP8260555 A JP 8260555A JP 26055596 A JP26055596 A JP 26055596A JP H10103288 A JPH10103288 A JP H10103288A
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JP
Japan
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magnetic bearing
cable
turbo
pump body
molecular pump
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Application number
JP8260555A
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English (en)
Inventor
Junichiro Ozaki
純一郎 小崎
Morie Hayakawa
盛衛 早川
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/44Centrifugal pumps
    • F16C2360/45Turbo-molecular pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ本体とコントローラ電源装置とを接続
するケーブルを小径とし、磁気浮上系の信頼性を向上さ
せる。 【解決手段】 磁気軸受により磁気浮上支持するターボ
分子ポンプ1において、ポンプ本体2とポンプ本体に電
力を供給するコントローラ電源装置3とをケーブル5で
電気的に接続し、ポンプ本体側に磁気軸受制御部4を設
ける構成とする。コントローラ電源装置3とポンプ本体
2との間を接続する回転体の変位信号を送信するための
ケーブル,および励磁電流を送電するためのケーブルを
省略してライン数を減少させ、ケーブルを小径とする。
また、磁気浮上系においてラインの断線やノイズ発生に
よる影響を逓減して、信頼性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空排気に使用す
るターボ分子ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】ターボ分子ポンプをはじめとする真空ポ
ンプ等の高速回転機器では、良好な真空を得るためにオ
イルフリーであることが要求される。このような要求か
ら、従来の油潤滑を利用した軸受に代えて磁気軸受が用
いられている。磁気軸受は回転軸等の被支持体を真空空
間に完全に非接触で磁気浮上させて回転させるため、高
速回転機器に適した軸受とすることができる。
【0003】従来、この磁気軸受として、回転軸回りの
自由度を除く5自由度の運動(3自由度の重心の並進運
動,2自由度の重心回りの回転運動)を能動的に制御す
る5軸制御形磁気軸受が知られている。この5軸制御形
磁気軸受では、ラジアル磁気軸受として回転体の半径方
向に8個の電磁石を備え、アキシャル磁気軸受として軸
方向に2個の電磁石を備えている。そして、この電磁石
とほぼ同位置に回転体の変位を検出する10個の変位セ
ンサを設置してフィードバック制御系を構成し、各電磁
石に流れる電流を調節して電磁石の吸引力を調節し、回
転体を中心位置に支持している。フィードバック制御系
として拡大最適レギュレータ系が知られており、比例,
微分,積分要素によるPID制御を行うことによって、
定常外乱に対する定常偏差を減衰させている。
【0004】図4は、従来のターボ分子ポンプの磁気軸
受装置の制御系を説明するブロック図である。図4にお
いて、ターボ分子ポンプ10は、ターボ分子ポンプ本体
20とコントローラ電源装置30と両装置20,30間
を電気的に接続するケーブル50を備えている。ターボ
分子ポンプ本体20は、回転軸を駆動するモータ20a
と回転軸を磁気浮上で支持する電磁石20bと回転軸の
変位を検出する変位センサ20cと回転軸の回転周波数
を検出する回転センサ20dを備え、コントローラ電源
装置30は、ポンプ本体の回転軸を高速制御するための
モータドライバ30aおよび回転センサアンプ30d
と、ポンプ本体の回転軸を磁気浮上で支持制御するため
の磁気軸受制御部40と、各電気回路に電力を供給する
DC電源30bを備えている。
【0005】また、ケーブル50は、モータドライバ3
0aからモータ20aに駆動電力を供給する電力線50
aと、磁気軸受制御部40から電磁石20bに駆動電力
を供給する電力線50bと、回転センサ20dから回転
センサアンプ30dに回転信号を送る信号線50dと、
変位センサ20cから変位センサアンプ40cに変位信
号を送る信号線50cを備えている。
【0006】図4の制御系は、回転軸の半径方向の変位
を検出する8つの変位センサ20c(Sxfp ,Sxfn ,
Sxrp ,Sxrn ,Syfp ,Syfn ,Syrp ,Syrn )お
よび回転軸の軸方向の変位を検出する2つの変位センサ
20c(Szp,Szn)から検出される変位変動量をPI
D制御部40aで制御し、励磁アンプ40bを介して回
転軸の半径方向に設けた電磁石20b(Mxfn,Mxfp,M
xrn,Mxrp,Myfn,Myfp,Myrn,Myrp,Mzp, Mzn)を駆
動する。なお、一対の電磁石20bは、対向して配置
し、PID制御により定められる励磁電流を励磁アンプ
40bを介して流すことによって、対向する電磁石20
bどうしで回転軸を吸引しあい、回転軸を適当な位置に
制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のターボ分子ポン
プの構成では、コントローラ電源装置とポンプ本体との
間を電気的に接続するために大径のケーブルが必要であ
り、ケーブルの移動や設置作業に大きな負担が発生する
という問題点がある。前記図4に示す従来のターボ分子
ポンプでは、回転軸を駆動するために、3相モータの励
磁電力を供給する電力線50aに3ラインが必要であ
り、回転軸の回転周波数信号を送信する信号線50dに
は1ラインが必要である。また、磁気軸受により浮上支
持するために、5軸の磁気軸受用の電磁石に励磁電力を
供給する電力線50bに10ラインが必要であり、5軸
のロータ変位センサ信号を送信する信号線50cには1
0ラインが必要である。従って、従来のターボ分子ポン
プは、合計24のラインを必要とするため、ケーブル径
は大径となる。
【0008】また、磁気浮上のための20ライン(電力
線50bおよび信号線50c)のうち1ラインでも断線
したり、ライン上にノイズが発生すると、ロータがステ
ータに接触する故障の要因となる。そのため、ケーブル
を介して電力および信号を伝送する従来の磁気浮上系
は、信頼性が低いという問題点もある。
【0009】そこで、本発明は前記した従来のターボ分
子ポンプの問題点を解決し、ポンプ本体とコントローラ
電源装置とを接続するケーブルを小径とすることを第1
の目的とする。また、本発明は、磁気浮上系の信頼性を
向上させることを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のターボ分子ポン
プは、排気用翼体およびモータを有する回転体を磁気軸
受により磁気浮上支持するターボ分子ポンプにおいて、
ポンプ本体とポンプ本体に電力を供給するコントローラ
電源装置とをケーブルで電気的に接続し、ポンプ本体側
に磁気軸受制御部を設ける構成とするものであり、磁気
軸受制御部は回転体の変位を検出する変位センサから変
位信号を受け、この変位信号に基づいてフィードバック
制御して励磁電流を生成し、磁気軸受の電磁石に供給す
る。
【0011】本発明ターボ分子ポンプは、磁気軸受制御
部をポンプ本体側に設ける構成によって、従来のターボ
分子ポンプにおいてコントローラ電源装置とポンプ本体
との間で設置していた、回転体の変位信号を送信するた
めのケーブル,および励磁電流を送電するためのケーブ
ルを省略することができる。従って、コントローラ電源
装置とポンプ本体との間で設置されるケーブルは、ポン
プ本体のモータを駆動するための電力線と回転体の回転
周波数信号を送信するための信号線のみとなり、ライン
数を減少させることができ、ケーブルを小径とすること
ができる。また、磁気軸受制御部とポンプ本体との間の
接続はケーブルを介して行わないため、磁気浮上系にお
いてラインの断線やノイズ発生による影響を逓減して、
信頼性を向上させることができる。
【0012】また、ケーブル中のライン数を減少させる
ことによって、ケーブル移動や設置時の作業ミスによる
影響を逓減することができ、磁気浮上系の信頼性を向上
させることができる。
【0013】本発明の第1の実施態様は、回転体の回転
周波数信号を生成する回転センサアンプをポンプ本体側
に設ける構成とするものであり、回転体の回転周波数信
号を磁気軸受制御部のPIDコントローラに取り込んで
ゲイン調整を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。はじめに、磁気軸受の構
成について5自由度制御形磁気軸受を用いて説明する。
図3は、本発明の磁気軸受装置の一実施例を適応する5
自由度制御形磁気軸受の概略構造図である。図3に示す
磁気軸受は、回転軸回りの自由度を除く5自由度の運動
を能動的に制御する5軸制御形磁気軸受であり、回転軸
Rの重心Gを原点とし、Z軸を回転軸RとするX,Y,
Z座標を示しており、重心の並進運動について3つの自
由度,重心回りの回転運動について2つの自由度の合計
5つの自由度を有している。
【0015】この5軸制御形磁気軸受は、回転体の半径
方向に8個の電磁石(Mxfp ,Mxfn ,Mxrp ,Mxrn
,Myfp ,Myfn ,Myrp ,Myrn )を備え、これに
よってラジアル磁気軸受を構成している。なお、ここ
で、Mは電磁石を示し、添字xはX座標軸方向を,添字
yはY座標軸方向を,添字fは重心Gに対して回転軸R
の一方の側を,添字rは重心Gに対して回転軸Rの他方
の側を,添字pは座標軸の正方向を,添字nは座標軸の
負方向を示している。したがって、重心Gに対して回転
軸Rの一方の側において、電磁石Mxfp と電磁石Mxfn
は回転軸Rを挟んでX軸方向に対向して配置され、ま
た、電磁石Myfp と電磁石Myfn は回転軸Rを挟んでY
軸方向に対向して配置されている。また、電磁石Mxrp
,Mxrn ,Myrp ,Myrn についても、重心Gに対し
て回転軸Rの他方の側において同様に配置されている。
また、5軸制御形磁気軸受は、回転軸Rの軸方向に2個
の電磁石(Mzp,Mzn)を備え、これによってアキシャ
ル磁気軸受を構成している。なお、添字zはZ座標軸方
向を示している。
【0016】また、5軸制御形磁気軸受は、これら電磁
石とほぼ同位置に回転軸Rの位置を検出する10個の変
位センサ(Sxfp ,Sxfn ,Syfp ,Syfn ,Sxrp ,
Sxrn ,Syrp ,Syrn ,Szp,Szn)を備える。ここ
で、8個の変位センサ(Sxfp ,Sxfn ,Syfp ,Syf
n ,Sxrp ,Sxrn ,Syrp ,Syrn )は回転軸Rの半
径方向の変位を検出し、2個の変位センサ(Szp,Sz
n)は回転軸Rの軸方向の変位を検出する。なお、変位
センサSの添字は電磁石で用いた添字と同様である。
【0017】上記電磁石Mと変位センサSはフィードバ
ック制御系を構成し、変位センサSで検出した変位を用
いて各電磁石Mに流れる電流を調節して電磁石Mの吸引
力を調節し、これによって回転軸Rが中心位置となるよ
う制御を行なっている。また、回転軸Rは回転軸に取り
付けられたモータmによって駆動される。
【0018】次に、本発明の実施の形態の構成例につい
て、図1の本発明のターボ分子ポンプの一実施形態を説
明する概略ブロック図を用いて説明する。本発明のター
ボ分子ポンプは、排気用翼体(図示しない)およびモー
タを有する回転体を磁気軸受により磁気浮上支持するタ
ーボ分子ポンプである。
【0019】図1において、ターボ分子ポンプ1は、タ
ーボ分子ポンプ本体2とコントローラ電源装置3と両装
置2,3間を電気的に接続するケーブル5を備える。タ
ーボ分子ポンプ本体2は、回転軸を駆動するモータ2a
と、回転軸を磁気浮上で支持する電磁石2bと回転軸の
変位を検出する変位センサ2cと、回転軸の回転周波数
を検出する回転センサ2dを備え、さらに同じ装置内あ
るいは近傍に隣接して、ポンプ本体の回転軸を磁気浮上
で支持制御するための磁気軸受制御部4を備える。コン
トローラ電源装置3は、ポンプ本体の回転軸を高速制御
するためのモータドライバ3aと、回転センサアンプ3
dと、各電気回路に電力を供給するDC電源3bを備え
る。
【0020】磁気軸受制御部4は、変位センサ2cから
の変位信号を信号増幅する変位センサアンプ4cと、該
変位信号に基づくPID制御によってフィードバック制
御を行うPIDコントローラ4aと、DC電源からの電
流をPIDコントローラ4aで制御して磁気軸受の電磁
石2b用の励磁電流を生成する励磁アンプ4bとを備
え、ポンプ本体2内あるいはポンプ本体2に隣接して設
けられる。
【0021】また、ケーブル5はポンプ本体2とコント
ローラ電源装置3とを電気的に接続して、両装置2,3
の間で信号および電力の授受を行うラインであり、モー
タドライバ3aからモータ2aに三相の駆動電力を供給
する電力線5aと、磁気軸受センサ部4に電力を供給す
る電力線5b,5cと、回転センサ2dから回転センサ
アンプ3dに回転周波数信号を送信する信号線5dとを
備える。ここで、電力線5bはDC電源3bから励磁ア
ンプ4bに電力を供給するラインであり、電力線5cは
DC電源3bからPIDコントローラ4aおよび変位セ
ンサアンプ4cに電力を供給するラインである。
【0022】上記ケーブルにおいて、3相モータの励磁
電力を供給する電力線5aとして3ラインを用い、回転
軸の回転周波数信号を送信する信号線5dとして1ライ
ンを用いて、回転軸の駆動用に合計4ラインを用いる。
また、PIDコントローラ4a用,励磁アンプ4b用,
および変位センサアンプ4c用にそれぞれ1ラインを用
いて、磁気軸受制御部4用に合計3ラインを用いる。従
って、ケーブルは合計7ラインで構成することができ
る。
【0023】本発明のターボ分子ポンプと従来のターボ
分子ポンプとでケーブルのライン数の比較を行うと、従
来のターボ分子ポンプは磁気軸受制御部4をコントロー
ラ電源装置3に設けた構成であるため、磁気軸受制御部
とポンプ本体との間を接続するために10ラインの電力
線と10ラインの信号線の合計20ラインを要するのに
対して、本発明のターボ分子ポンプでは3ラインのみと
することができ、17ラインを削減することができる。
【0024】図1に示すターボ分子ポンプの制御系は、
回転軸の半径方向の変位を検出する10個の変位センサ
2c(Sxfp ,Sxfn ,Syfp ,Syfn ,Sxrp ,Sxr
n ,Syrp ,Syrn ,Szp,Szn)から検出される変位
変動量を磁気軸受制御部4のPIDコントローラ4aで
制御し、励磁アンプ4bを介して回転軸の周辺に設けた
電磁石2b(Mxfn,Mxfp,Mxrn,Mxrp,Myfn,Myfp,M
yrn,Myrp,Mzp, Mzn)に電流を供給し、対向する電磁
石どうしで回転軸を吸引しあい、回転軸を適当な位置に
制御する。
【0025】磁気軸受制御部4のPID制御コントロー
ラ4aは、PID制御部を備え変位センサ2cからの変
位信号をフィードバックし、比例,微分,積分要素によ
るPID制御、あるいは位相進み補償を行う。
【0026】図2は本発明のターボ分子ポンプの他の実
施形態を説明するためのブロック図である。図2に示す
実施形態は、PIDコントローラ4aのゲイン調整を回
転体の回転周波数信号を取り込んで行う場合の構成であ
る。この場合には、磁気軸受制御部4のPID制御コン
トローラ4aは、PID制御部とゲイン切換部とを備
え、PID制御部は変位センサ2cからの変位信号をフ
ィードバックし、比例,微分,積分要素によるPID制
御あるいは位相進み補償を行う。ゲイン切換部は、回転
センサ2dが検出した回転周波数に基づいてフィードバ
ックゲインを選択して切り換え、切り換えたフィードバ
ックゲインを用いて制御を行う。この構成では、回転セ
ンサアンプ3dの信号をケーブル5を介してコントロー
ラ電源装置3のモータドライバ3aに送信を行う。本発
明の実施形態によれば、ケーブルを通るライン数を減少
させることができるため、ケーブル断面積を小さくする
ことができ、ケーブルの移動や設置作業が容易となる。
【0027】また、通常、変位信号はノイズの影響を受
けやすいアナログ信号であるため、伝送にはノイズの影
響を受けないように高価な同軸ケーブルを必要とする
が、本発明の実施形態によれば、変位信号の送信を不要
とする構成によって、ノイズ対策を逓減することができ
る。また、ライン数の少ないケーブルを使用することが
でき、ケーブルやコネクタの配線工数を低減することが
できる。
【0028】また、本発明の実施形態によれば、最も信
頼性が要求される磁気浮上系のラインをポンプ本体側で
配線するため、磁気浮上系の信頼性を向上させることが
できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポンプ本体とコントローラ電源装置とを接続するケーブ
ルを小径とすることができ、また、磁気浮上系の信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のターボ分子ポンプの一実施形態を説明
する概略ブロック図である。
【図2】本発明のターボ分子ポンプの他の実施形態を説
明するためのブロック図である。
【図3】本発明の磁気軸受装置の一実施例を適応する5
自由度制御形磁気軸受の概略構造図である。
【図4】従来のターボ分子ポンプの磁気軸受装置の制御
系を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1,10…ターボ分子ポンプ、2,20…ポンプ本体、
2a,20a…モータ、2b,20b…電磁石、2c,
20c…変位センサ、2d,20d…回転センサ、3,
30…コントローラ電源装置、3a,30a…モータド
ライバ、3b,30b…DC電源、3d,30d…回転
センサアンプ、4,40…磁気軸受制御部、4a,40
a…PIDコントローラ、4b,40b…励磁アンプ、
4c,40c…変位センサアンプ、5,50…ケーブ
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気用翼体およびモータを有する回転体
    を磁気軸受により磁気浮上支持するターボ分子ポンプに
    おいて、ポンプ本体とポンプ本体に電力を供給するコン
    トローラ電源装置とをケーブルで電気的に接続し、ポン
    プ本体側は磁気軸受制御部を備え、該磁気軸受制御部
    は、回転体の変位信号に基づいてフィードバック制御
    し、磁気軸受への励磁電流を生成することを特徴とする
    ターボ分子ポンプ。
JP8260555A 1996-10-01 1996-10-01 ターボ分子ポンプ Pending JPH10103288A (ja)

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JP8260555A JPH10103288A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ターボ分子ポンプ

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JP8260555A JPH10103288A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ターボ分子ポンプ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6785314B2 (en) 2000-06-08 2004-08-31 Ebara Corporation Electric discharge gas laser
WO2005124158A1 (ja) * 2004-06-17 2005-12-29 Osaka Vacuum, Ltd. 耐放射線用分子ポンプ
JP2007508492A (ja) * 2003-10-16 2007-04-05 ソシエテ・ドゥ・メカニーク・マグネティーク ターボ分子真空ポンプ
JP2013517423A (ja) * 2010-01-19 2013-05-16 グルンドフォス マネージメント アー/エス ポンプ装置

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