JPH10103186A - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

蓄圧式燃料噴射装置

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JPH10103186A
JPH10103186A JP25152296A JP25152296A JPH10103186A JP H10103186 A JPH10103186 A JP H10103186A JP 25152296 A JP25152296 A JP 25152296A JP 25152296 A JP25152296 A JP 25152296A JP H10103186 A JPH10103186 A JP H10103186A
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JP
Japan
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fuel
pressure
passage
injector
pressure fuel
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JP25152296A
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Shuichi Matsumoto
修一 松本
Tetsuya Toyao
哲也 鳥谷尾
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧燃料通路あるいは低圧燃料通路の穴開け
加工が容易であり、かつ流通燃料が圧損を起こさない燃
料噴射装置を提供する。 【解決手段】 インジェクタ1の組付けの許容空間の隅
部を利用してインジェクタボディ7の断面形状を略正方
形とすることにより、噴射ノズル燃料導入通路39およ
び低圧通路31の径d2およびd3を大きくすることが
できるため、通過燃料の圧力損失を低減することがで
き、噴射量が多い場合に十分な燃料を燃料噴射孔へ供給
することができる。また、噴射ノズル燃料導入通路39
および低圧通路31の径d2およびd3を大きくするこ
とにより、ドリルによる通路の穴開け加工時にドリルの
歯がぶれるのを防止し、インジェクタボディ7の片面か
ら貫通穴を開けることが可能になるため、通路の穴開け
加工が容易になる。また、インジェクタボディ7は鍛造
であるので、インジェクタボディ7の外形の制約が少な
く、切削に較べて加工費を下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一種のサージタン
クである蓄圧配管(以下コモンレールと称する)に高圧
燃料を蓄圧し、この蓄圧された高圧燃料を電気制御式の
インジェクタから噴射するようにした燃料噴射装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従未より、電気制御式のインジェクタに
よってディーゼル機関に高圧燃料を噴射するようにした
燃料噴射装置が知られている。このような燃料噴射装置
において、インジェクタボディの横断面形状が円形状で
ある例が特開平1−232160号公報に開示されてい
る。インジェクタボディはネジによってその上下の部品
と締結され、インジェクタ内部に軸方向に摺動可能な棒
状部材を備えているため、インジェクタを加工をする上
で横断面形状が円形状であることが好ましい。
【0003】また、インジェクタに高圧燃料通路が備え
られている例が特開平1−257753号公報およびE
P548916号公報に開示されている。特開平1−2
57753号公報およびEP548916号公報に開示
されている燃料噴射装置では、インジェクタの軸方向に
細長い穴が開けられ、通路が形成されている。この穴は
太く短いほど加工が容易であり、かつ流通燃料が圧損を
起こさない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インジ
ェクタは搭載上の制約からその軸方向に細長い形状をし
ており、通路となる噴射ノズル燃料導入通路等の穴は細
長く開けざるを得ない。このため、穴開け加工時に工具
がぶれるといった問題が起こるので、インジェクタの一
端から貫通穴を開けることができず、両端から穴を開け
て中央部でつなげる等の工夫がなされている。したがっ
て、穴開け加工の工程が多くなるという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、高圧燃料通路の穴開け加工が容易
であり、かつ流通燃料が圧損を起こしにくい燃料噴射装
置を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、
低圧燃料通路の穴開け加工が容易である燃料噴射装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の燃料噴射
装置によると、インジェクタ本体の少なくとも1ケ所以
上に肉厚の大きい箇所を設けて、その箇所に高圧燃料通
路を配置することにより高圧燃料通路の径を大きくする
ことができる。したがって、通過燃料の圧力損失を低減
することができ、燃料噴射量が多い場合、十分な燃料を
噴孔へ供給することができる。また、高圧燃料通路の穴
開け加工時に工具がぶれるのを防止し、インジェクタ本
体の片面から貫通穴を開けることが可能になるため、高
圧燃料通路の穴開け加工が容易になる。
【0007】請求項2記載の燃料噴射装置によると、高
圧燃料通路と低圧燃料通路との両方の径を大きくするこ
とができため、通過燃料の圧力損失を低減することがで
き、両通路の穴開け加工が容易になる。請求項3記載の
燃料噴射装置によると、インジェクタ本体は鍛造である
ので、インジェクタ本体の外形の制約が少ない。また、
切削に較べて材料費および工数が少なくなるので、加工
費を下げることができる。
【0008】請求項4記載の燃料噴射装置によると、イ
ンジェクタ本体の胴長部は、制御ピストン穴が対称軸と
なる軸対称形状であるので、制御ピストン穴の切削加工
時にインジェクタ本体の重心がぶれるのを防止すること
ができる。したがって、制御ピストン穴の切削加工が容
易になる。請求項5記載の燃料噴射装置によると、イン
ジェクタは、高圧燃料通路と低圧燃料通路とを結ぶ線が
カムシャフトの軸線に対して略45度となるようにエン
ジンに配置されるので、インジェクタの配置スペースを
無駄なく有効に利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による蓄圧式燃料噴
射装置を図1、図2および図3に示す。この第1実施例
に示すエンジンはDOHCの4気筒エンジンであり、各
気筒当たり排気弁および吸気弁を合わせて4個のバルブ
を備えている。各気筒に取付けられるインジェクタ1に
はコモンレールで蓄圧された高圧燃料が燃料供給配管を
介して供給されている。
【0010】まず、インジェクタ1の構造を図1に基づ
いて説明する。インジェクタ1の下端部に設けられた噴
射ノズル2のノズルボディ3には噴孔としての燃料噴射
孔3aを開閉するニードル弁としての噴射ノズルニード
ル弁4が往復移動可能に収容されている。ノズルボディ
3とインジェクタ本体としてのインジェクタボディ7と
はパッキンチップ25を挟んでノズルリテーニングナッ
ト26により結合されている。噴射ノズルニードル弁4
の反噴射孔側には、噴射ノズルプレッシャピン5と、こ
の噴射ノズルプレッシャピン5と反噴射孔側で接触ある
いは連結する制御ピストン8とが配設されている。噴射
ノズルプレッシャピン5はバネ部材6の内部に貫挿され
ており、バネ部材6は図1の下方つまり噴射孔閉塞方向
に噴射ノズルプレッシャピン5を付勢している。制御ピ
ストン8の反噴射孔側には圧力制御室としての制御室1
2が設けられている。制御ピストン8はインジェクタボ
ディ7の軸中心に往復移動可能に収容され、制御ピスト
ン8の周囲には噴射ノズル燃料導入通路39と余剰燃料
排出用の低圧燃料通路としての低圧通路31とが形成さ
れている。
【0011】高圧燃料導入通路9、制御室燃料導入通路
10および噴射ノズル燃料導入通路39は高圧燃料通路
を構成しており、コモンレールから燃料供給配管、燃料
フィルタ24、高圧燃料導入通路9を経て制御室燃料導
入通路10と噴射ノズル燃料導入通路39とに分岐され
て高圧燃料が供給される。噴射ノズル燃料導入通路39
から噴射ノズルニードル弁4の周囲に環状に設けられた
燃料溜まり40に高圧燃料が供給され、この高圧燃料の
圧力が噴射ノズルニードル弁4をリフトする方向に働
く。また、低圧通路31は制御ピストン8および噴射ノ
ズルニードル弁4の摺動クリアランスからのリーク燃料
を回収するための燃料通路であり、低圧燃料室としての
燃料低圧室11に連通している。この余剰燃料は、リー
ク燃料回収用通路29に排出され、燃料回収配管接続部
52に接続される燃料回収配管を経て燃料タンクに回収
される。
【0012】ディスタンスピース41および42には低
圧通路31に通じる通路が形成されている。また、ディ
スタンスピース41には制御室燃料導入通路10と制御
室12とを連通し制御室12に高圧燃料を供給する第1
の絞り部としての第1絞り13が形成され、ディスタン
スピース42には制御室12の高圧燃料を低圧側に排出
可能な第1絞り13より通路抵抗の小さい第2の絞り部
としての第2絞り14が形成されている。
【0013】インジェクタボディ7には、制御室燃料導
入通路10および噴射ノズル燃料導入通路39と連通し
燃料供給配管接続部51に開口する高圧燃料導入通路9
が形成されている。また、インジェクタヘッド43に
は、低圧通路31と連通し燃料回収配管接続部52に開
口するリーク燃料回収用通路29が形成されている。電
磁弁17は、制御室12とリーク燃料回収用通路29と
を断続する電磁二方弁であり、リテーリングナット28
とインジェクタボディ7との間に配設されている。弁部
材20は第2絞り14と低圧側との連通を閉塞している
もので、シリンダ19に摺動自在に組込まれ、弁部材2
0と接触もしくは結合されるプッシュロッド33を介し
てバネ部材16により閉弁方向に付勢されている。弁部
材20の電磁コイル15の側にはアーマチャ21が固定
され、リフト調整部材36の軸長を変更することにより
弁部材20のリフト量を調整することができる。電磁弁
17の電磁コイル15はコア44内に巻回され、電気配
線コネクタ53から電磁コイル15に電力が供給され
る。
【0014】次に第1実施例の作動を説明する。電磁コ
イル15への通電オフ時、バネ部材16の付勢力と制御
室12の燃料圧力から制御ピストン8が受ける力との和
から噴射ノズルニードル弁4が噴孔閉塞方向に受ける力
は、燃料溜まり40の燃料から噴射ノズルニードル弁4
がリフト方向に受ける力よりも大きい。したがって、噴
射ノズルニードル弁4は燃料噴射孔3aを閉塞し、燃料
噴射は行われない。これは、制御ピストン8の受圧面積
と噴射ノズルニードル弁4の受圧面積とに差があり、前
者の方が大きいためであり、さらに、バネ部材16の付
勢力は噴射ノズルニードル弁4が燃料噴射孔3aを閉塞
する方向であるためである。
【0015】電磁コイル15への通電をオンすると、電
磁コイル15に発生する磁力によりアーマチャ21およ
び弁部材20が図1の上方に吸引される。この弁部材2
0のリフトにより弁部材20がシート部18から離座す
ると、制御室12は第2絞り14を介して燃料低圧室1
1と連通する。したがって、制御室12の燃料圧力が低
下する。
【0016】再び電磁コイル15への通電をオフする
と、バネ部材16の付勢力により弁部材20が押下され
るため、弁部材20は開弁方向にオーバシュートした後
シート部18に着座する方向に動きだす。電磁コイル1
5への通電がオフされて以降も、弁部材20のリフト量
がある程度以下になるまでは、制御室12の圧力が低下
し続ける。制御室12の燃料圧力から制御ピストン8が
受ける力とバネ部材16の付勢力との和から噴射ノズル
ニードル弁4が噴孔閉塞方向に受ける力が、燃料溜まり
40の燃料圧力から噴射ノズルニードル弁4がリフト方
向に受ける力よりも小さくなると噴射ノズルニードル弁
4がリフトし、燃料噴射孔3aから燃料が噴射される。
【0017】弁部材20のリフト量がある程度以下にな
り、制御室12と燃料低圧室11との通路抵抗が大きく
なると、制御室12の燃料圧力が上昇する。制御室12
の圧力が上昇し、制御室12の燃料圧力から制御ピスト
ン8が受ける力とバネ部材16の付勢力との和から噴射
ノズルニードル弁4が噴孔閉塞方向に受ける力が、燃料
溜まり40の燃料圧力から噴射ノズルニードル弁4が開
弁方向に受ける力よりも大きくなると、噴射ノズルニー
ドル弁4が下降し、燃料噴射孔3aが閉塞され、燃料噴
射が終了する。
【0018】次に、図2に示す燃料供給システムについ
て説明する。インジェクタ1はシリンダヘッド78に設
けられた取付穴79に燃焼室80と同軸上に嵌合し、エ
ンジンヘッドカバー71に設けた貫通孔71aからエン
ジンヘッドカバー71の外部にインジェクタヘッド43
を突出させている。インジェクタヘッド43に設けられ
た燃料回収配管接続部52および電気配線コネクタ53
もエンジンヘッドカバー71の外部に露出している。燃
料供給配管接続部51はインジェクタ1の軸方向と一定
の角度を形成し、貫通孔71bからエンジンヘッドカバ
ー71の外部に突出している。
【0019】カムシャフト72および74はエンジンの
クランクシャフトと同期して回転(クランクシャフト2
回転につき1回転)し、それぞれ軸方向に複数のカム7
3および75が設けられている。カムシャフト72およ
び74がクランクシャフトと同期して回転することによ
り、排気弁76および吸気弁77が往復移動し燃焼室8
0内の吸排気が行なわれる。
【0020】各気筒に対応するインジェクタ1はカムシ
ャフト72とカムシャフト74との間にカムシャフト7
2、74の軸方向に沿って配設されており、それぞれ合
計4個の排気弁および吸気弁に囲まれている。インジェ
クタ1は、その一端をシリンダヘッド78の取付穴79
に嵌合している。したがって、インジェクタ1をエンジ
ンに取付けようとすると空間的な制約がある。つまり、
シリンダヘッド78上には、カムシャフト72および7
4、カム73および75、吸排気弁76および77等様
々な構造物が存在するため、インジェクタ1は、これら
を避けるように配置されなければならない。インジェク
タ1の形状が最も制約される部位はエンジン形状によっ
て異なり、第1実施例における最も制約される部位はカ
ム73および75とカムシャフト72および74とで囲
まれた空間である。しかし、吸排気弁駆動用スプリング
81および82によって制約される場合もある。また、
その制約形状は様々であり、正方形、長方形あるいは楕
円などがある。インジェクタ1をエンジンに組付ける場
合、カム73および75とカムシャフト72および74
とで囲まれた空間が正方形に制約される場合について図
3および図4を用いて説明する。
【0021】第1実施例においては、インジェクタボデ
ィ7に許される空間は図3に示す破線内であり、一辺の
長さlが17mmの正方形である。図4(A)に示すよ
うに従来技術のインジェクタボディ断面を円形とした場
合、第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号を付
すと、制御ピストン穴8aの径d1がφ5mm、噴射ノ
ズル燃料導入通路39の回りの肉厚が最低2mmという
制約のもとでは、噴射ノズル燃料導入通路39の径d2
は最大φ2mmとなる。しかし、図4(B)に示すよう
に許容空間の隅部を利用して断面形状を略正方形とする
ことにより、上記制約のもとで噴射ノズル燃料導入通路
39の径d2は最大φ3.89mmとすることができ
る。また、低圧通路31の径d3を大きくすることもで
きる。
【0022】第1実施例のインジェクタボディ7は鍛造
によって製造する。したがって、インジェクタボディ7
の外形が円形である必要性は全くない。但し、電磁弁1
7と接続するために、インジェクタボディ7の上部構造
は内部に雌ねじが形成されている。また、噴射ノズル2
と接続するために、インジェクタ下端部外径は円形とな
っており、雄ねじが形成されている。これらの部分の加
工は切削により行われる。
【0023】したがって、第1実施例に示す構造とする
ことにより、噴射ノズル燃料導入通路39および低圧通
路31の径d2およびd3を大きくすることができるた
め、通過燃料の圧力損失を低減することができ、燃料噴
射量が多い場合に十分な燃料を燃料噴射孔3aへ供給す
ることができる。また、噴射ノズル燃料導入通路39お
よび低圧通路31の径d2およびd3を大きくすること
により、ドリルによる両通路31および39の穴開け加
工時にドリルの歯がぶれるのを防止し、インジェクタボ
ディ7の片面から貫通穴を開けることが可能になるた
め、両通路31および39の穴開け加工が容易になる。
【0024】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。第2実施例は、第1実施例からインジェクタ
ボディ7の不要な肉厚部分を削った構造である。第2実
施例の構造にすることによりインジェクタボディ7の軽
量化が可能となり、材料の無駄が無くなるので、インジ
ェクタボディ7の製造コストを下げることができる。
【0025】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。第3実施例は、インジェクタ1の組付けの制
約空間形状が楕円である場合の構造である。インジェク
タ1の組付けの制約空間形状が楕円である場合、第3実
施例の構造にすることにより噴射ノズル燃料導入通路3
9および低圧通路31の径d2およびd3を大きくする
ことができる。
【0026】(第4実施例)本発明の第4実施例を図7
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。第4実施例は第3実施例と比較して、インジ
ェクタ1の配置スペースの制約がさらに厳しい場合、イ
ンジェクタボディ7の断面積および低圧通路31の径d
3を図6より小さくし、低圧通路31を噴射ノズル燃料
導入通路39の近くに配設することにより噴射ノズル燃
料導入通路39の径d2を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるインジェクタを示す
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の蓄圧式燃料噴射装置を示
す断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】(A)従来技術によるインジェクタボディと、
(B)本発明の第1実施例によるインジェクタボディと
を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例によるインジェクタボディ
を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例によるインジェクタボディ
を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施例によるインジェクタボディ
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インジェクタ 2 噴射ノズル 3 ノズルボディ 3a 燃料噴射孔 (噴孔) 4 噴射ノズルニードル弁(ニードル弁) 5 噴射ノズルプレッシャピン 7 インジェクタボディ (インジェクタ本体) 8 制御ピストン 9 高圧燃料導入通路 (高圧燃料通路) 10 制御室燃料導入通路(高圧燃料通路) 11 燃料低圧室 (低圧燃料室) 12 制御室 (圧力制御室) 13 第1絞り (第1の絞り部) 14 第2絞り (第2の絞り部) 15 電磁コイル 17 電磁弁 20 弁部材 29 リーク燃料回収用通路 31 低圧通路 (低圧燃料通路) 39 噴射ノズル燃料導入通路(高圧燃料通路) 43 インジェクタヘッド 51 燃料供給配管接続部 52 燃料回収配管接続部 53 電気配線コネクタ 72、74 カムシャフト 73、75 カム 78 シリンダヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 47/02 F02M 47/02 61/14 310 61/14 310A 61/16 61/16 F P A 61/18 360 61/18 360D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄圧配管で蓄圧された高圧燃料をディー
    ゼル機関の各気筒毎に設けられたインジェクタに供給
    し、該インジェクタの噴射ノズルから各気筒に燃料を噴
    射する蓄圧式燃料噴射装置であって、 前記噴射ノズルの噴孔に高圧燃料を供給可能な高圧燃料
    通路と前記噴孔とを断続するニードル弁と、 前記ニードル弁の反噴孔側に前記ニードル弁とともに往
    復移動可能に設けられた制御ピストンと、 前記制御ピストンの反噴孔側に設けられ前記高圧燃料通
    路から供給される燃料圧力により前記制御ピストンを前
    記噴孔閉塞方向に付勢する圧力制御室と低圧燃料通路ま
    たは低圧燃料室とを断続することにより、前記噴孔から
    の燃料噴射量を制御する電磁弁とを備え、 前記高圧燃料通路と前記圧力制御室との間に前記圧力制
    御室への導入燃料量を制限する第1の絞り部を設け、前
    記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室
    との間に前記第1の絞り部より通路抵抗の小さい第2の
    絞り部を設け、 前記電磁弁は、前記電磁弁への通電をオンすることによ
    り発生する磁力により吸引されてリフトし前記圧力制御
    室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室とを連通す
    る弁部材を有し、 前記インジェクタの本体は少なくとも1ケ所に肉厚の大
    きい箇所が設けられ、その箇所に前記高圧燃料通路が形
    成されることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記本体は2ケ所以上に前記肉厚の大き
    い箇所が設けられ、一方に前記高圧燃料通路が形成さ
    れ、他方に前記低圧燃料通路が形成されることを特徴と
    する請求項1記載の畜圧式燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記本体は鍛造後に削り出すことにより
    形成されることを特徴とする請求項1または2記載の畜
    圧式燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記本体の胴長部は軸対称形状であるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の畜圧式燃料
    噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記インジェクタは、前記高圧燃料通路
    と前記低圧燃料通路とがインジェクタ中心軸に対して略
    軸対称に配設され、これらを結ぶ線がカムシャフトの軸
    線に対して略45度となるようにエンジンに配置される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の畜
    圧式燃料噴射装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192079A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Denso Corp 燃料噴射弁
WO2008040689A1 (de) * 2006-10-02 2008-04-10 Continental Automotive Gmbh Zylinderförmiges gehäuse und verfahren zu dessen herstellung

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