JPH1010137A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH1010137A
JPH1010137A JP16557396A JP16557396A JPH1010137A JP H1010137 A JPH1010137 A JP H1010137A JP 16557396 A JP16557396 A JP 16557396A JP 16557396 A JP16557396 A JP 16557396A JP H1010137 A JPH1010137 A JP H1010137A
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JP
Japan
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water
direct
purified water
pipe
reducing valve
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JP16557396A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Sato
弘道 佐藤
Goroku Shimoma
五六 下間
Kahei Shiraishi
嘉平 白石
Shinichi Nagara
信一 長良
Katsumi Tanaka
勝美 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動分析装置の洗浄槽やノズルによる注水機構
に精製水を配管給水するのに好適な装置内部配管を提供
する。 【解決手段】電動加圧ポンプ120と分岐管140との
間に自力制御形減圧弁130を配設し、分岐管140か
ら先の配管には直動式電磁弁161〜165と特定の穴
径・長さを有する固定抵抗管171〜175を設けて電
磁弁の開閉により瞬時に給水される構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は自動分析装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置における精製水は、本体と
は切りはなされた精製水製造装置で作られ、自動分析装
置内部の貯水槽を一時貯留のバッファにし、電動ポンプ
で随所に送水される構造になっている。精製水は、分注
プローブ・撹拌棒・反応測光容器内の汚れを洗浄する液
として、或いは測光データの基準試料、すなわち水によ
るブランク値測定に用いられたり、分注シリンジ及び分
注プローブまでの配管充填液として使用されるなど用途
は多岐にわたる。したがって精製水は一つの貯水槽から
それぞれの方向へ分岐し配管を通じて各用途に適した配
水量で供給される必要がある。そこで、従来の自動分析
装置では用途毎に加圧力の異なる電動ポンプを配設した
り、ニードルバルブのような流量可変調整弁を設置して
流量の調整を行い各所の必要流量に応じた精製水を供給
する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は電動ポ
ンプの送水圧が変動するようなとき、例えば同じ電動ポ
ンプであってもAC100V電源の周波数が50Hzと
60Hzとでは送水圧力が異なるため、どちらかの電源
周波数で流量調整を実施しても、他方の電源周波数を利
用するような場合が生じたとき再調整を必要とすること
がおこりうる。尚且つ流量調整作業を実施しなければな
らないというところにコストの上昇という面も併せも
つ。また自動分析装置では装置内空間の余裕に制限があ
り、電動ポンプを1台もしくは2台しか設置できぬた
め、給水を必要とする複数箇所にバランス良く必要且つ
充分量配水するためにニードルバルブのような流量調整
弁を複数配設しなければならずこの面に於いてもコスト
上昇を招く。
【0004】本発明の目的は電動ポンプによる送水圧力
の変動や精製水消費の多少による配管内圧力の変動に依
存しにくく、且つ流量調整作業を行う必要もなく、必要
適量の精製水を随所に供給することができる自動分析装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、電動加圧ポンプと止・通水の為の直動
式電磁弁とをつなぐ配管に、ダイアフラム内蔵直動式自
力制御形減圧弁を設けた。
【0006】またダイアフラム内蔵直動式自力制御形減
圧弁を設置するとともに、要求流量ごとに特定の穴径・
長さを有する固定抵抗管を減圧弁と水要求箇所とを結ぶ
配管の間に設けた。
【0007】
【発明の実態の形態】以下、本発明の実施例の自動分析
装置配管を図1,図2,図3および図4を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例の自動分析装置の構成要素
の略示説明図とその配管図、図2は図1の自動分析装置
に用いられるノズル洗浄槽の断面図とノズル洗浄の説明
図、図3は同自動分析装置の連鎖型反応容器へのノズル
注水の説明図、図4は図1の配管に設置されたダイアフ
ラム内蔵直動式自力制御形減圧弁の流量−2次側圧力の
特性図である。
【0008】図1,図2,図3で、10は連鎖型反応容
器、20は分析測定部、30は試料設置テーブル、40
は試薬設置テーブル、50は試料分注ポンプ、51は試
薬分注ポンプ、60は反応容器洗浄機構、70は試料分
注機構、80は試薬分注機構、90は撹拌機構、100
は精製水供給器、110は貯水容器、120は電動ポン
プ、130はダイアフラム内蔵直動式自力制御形減圧
弁、150は試料分注ノズル洗浄槽、151は試薬分注
ノズル洗浄槽、152は撹拌棒洗浄槽、140,14
1,142,143は分岐管、161,162,16
3,164,165,166,167は直動式電磁弁、
171,172,173,174,175,176は固
定抵抗管であり、精製水供給器100を除いて自動分析
装置に組み込まれた構成要素である。
【0009】自動分析装置では、回転移動する試料設置
テーブル30に配設された血液、尿の試料31を試料分
注機構70に装着した試料分注ノズル71の先端から定
量吸い上げ連鎖型反応容器10に分注していく。そして
試料の入った反応容器10は回転移送され試薬分注位置
に到達する。試薬設置テーブル40には分注測定に要す
る種々の試薬41が所定位置に配設されており、測定項
目に応じた試薬を試薬分注機構80に装着した試薬分注
ノズル81でもって定量吸い上げ、上述の反応容器10
へ吐出し試料と混合する。混合液の入った反応容器10
は更に移送され液反応をより効果的に進ませるため撹拌
機構90によって撹拌を実施する。
【0010】撹拌は混合液中に撹拌子91を潜入させ撹
拌子の回転によって行う。反応が進行したものについて
は光源21と分析測定部20との間の位置11まで移送
され透過光強度を測定されて分析データとして処理され
る。測定が終了した反応容器10は再び試料分注機構7
0により新たな試料を受けるべく反応容器洗浄機構60
によって内部洗浄される。反応容器洗浄機構60に関し
て詳述する。反応容器洗浄機構60には3本の吸い上げ
ノズル63と、精製水吐出ノズル62,61が配設され
ており、反応容器10の中にノズルを突込むことができ
るように上下動作をする。吸い上げノズル63にて測定
終了した反応液を吸い上げ排出し、次の精製水吐出ノズ
ル62で反応容器10に精製水を満たし、第2の吸い上
げノズル63で反応容器10を洗浄し空にする。精製水
吐出ノズル61は前出の反応液の透過光強度のデータを
吸光度値として演算するための対比基準試料、すなわち
水によるブランク値測定の為に連鎖型反応容器10に適
量精製水を給水する。そしてブランク値測定を終えると
第3の吸い上げノズル63により反応容器10を再び空
にする。以上の一連の動作を繰り返し制御されることで
自動分析装置は多数の試料31を様々な項目について分
析している。
【0011】当実施例では各1本の試料分注ノズル71
と試薬分注ノズル81でもって複数の試料31及び試薬
41を分注するため新たな試料・試薬に移行する際には
液に触れたノズルの範囲を洗浄する必要がある。そこ
で、試料設置テーブル30と反応容器10との間に試料
分注ノズル洗浄槽150を試薬設置テーブル40と反応
容器10との間に試薬分注ノズル洗浄槽151をノズル
動作軌跡上に配置している。精製水供給器100におい
て微生物・イオン等不純物を除去された精製水は、消費
水量増減に対応するためのバッファを目的とした貯水槽
110にためられる。貯水槽110には電動ポンプ12
0が配管接続してあり3方向分岐管141により一方は
固定抵抗管176を介して貯水槽120へ戻り、一方は
ダイアフラム内蔵直動式自力制御形減圧弁130へ、残
る一方は試料及び試薬分注ポンプ50,51へと接続さ
れ、各分注プローブ71と81に至る。
【0012】減圧弁130から先には、分岐管140が
ありそれぞれの分岐先には直動式電磁弁161,16
2,163,164,165と固定抵抗管171,17
2,173,174,175が一対ずつ接続され、精製
水吐出ノズル61及び62、試料,試薬,撹拌の各洗浄
槽150,151,152が配管端末として接続されて
いる。
【0013】図2は実施例採用の試料分注ノズル洗浄槽
150の断面形状と試料分注ノズル71の洗浄様子を示
す。試薬側についても同様である。試料を分注し終え汚
染された試料分注ノズル71は同洗浄槽150の上で停
止する。試料分注ノズル71管内の洗浄に関しては直動
式電磁弁166を閉塞から開通にし、電動ポンプ120で
加圧給水された精製水をノズル先端より試料分注ノズル
洗浄槽150へ向けて放出することで実施される。管内
面を効果的に洗浄するには試料分注ノズル71管内に高
い圧力がかかり流速の速いことが望ましい。管内洗浄と
同時に管外の先端汚染範囲を洗浄するために試料分注ノ
ズル洗浄槽150の斜め下側より精製水が噴出し洗い流
す。この精製水の噴出では水が洗浄槽150からとび出
しても、かといって汚染範囲の被水が不充分であっても
駄目であるため、精製水吐出水量の勢い、言いかえれば
単位時間当りの噴出水量の適正化が要求される。
【0014】本実施例の自動分析装置では、各洗浄槽1
50,151,152、反応容器洗浄機構60に設置し
てある精製水分注ノズル61,62に対し、一つの電動
ポンプ120でもって、各々適当量を再現性よく配水す
るために、図1のように電動ポンプ120と分岐管14
0との間にダイアフラム内蔵直動式自力制御形減圧弁1
30を配し、分岐後のぞれぞれの配管先に直動式電磁弁
161,162,163,164,165と固定抵抗管1
71,172,173,174,175とを配設した。
【0015】ダイアグラム内蔵直動式自力制御形減圧弁
130の流量−2次側圧力特性を図4に示す。図4中の
曲線A,B,Cは本実施例での具体数値であるが、1次
側圧力1kgf/cm2,2kgf/cm2,3kgf/cm2についての
特性に対応する。曲線A,B,Cが近接している流量範
囲で使用されれば1次側圧力に関係なく2次側圧力がほ
ぼ一定に維持される。従って電動ポンプ120の加圧力
が変動しても分岐管140管内圧での変動はほとんど生
じない。
【0016】また本自動分析装置におけるシーケンス動
作の上での精製水使用量の変動範囲に対して、減圧弁1
30の2次側圧力変動幅が小さいため、本機での水使用
量が最大となっても分岐管140での極端な圧力降下が
おこることがない。
【0017】このようにほとんど一定圧に維持された分
岐管140からそれぞれに配管された先に特定の流量抵
抗、実施例では特定の径・長さを有する固定抵抗管17
1,172,173,174,175を接続することに
より、各部適正な単位時間当りの噴出量が得られる。ま
た直動式電磁弁を配設しているため注水・止水の動作が
迅速に対応できる。
【0018】図2では試料分注ノズル洗浄槽150での
注水洗浄の様子を示し、図3ではブランク水の給水を目
的とした分注ノズル61が反応容器10に注水する様子
を示している。図2のような精製水の噴出状態、或いは
図3のような容器だめの場合であれば電磁弁の開閉時間
も関与するが一度実験などにより、固定抵抗管の形状を
決定してしまえば装置毎の機差も小さい上、流量調整弁
を使用したときのような調整作業が生じない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ダイアフラム内蔵直動
式自力制御形減圧弁によって、2次側分岐管内圧力を一
定に維持し、自動分析装置の各要素における適正な精製
水量を固定抵抗管によって決定することができるので、
実機を稼働しての流量調整作業を実施する必要もなく、
また電動ポンプ圧の変動及び給水量の変動が生じても各
所に安定した特定量の給水を可能とする自動分析装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の自動分析装置の説明図。
【図2】ノズル洗浄槽の断面図。
【図3】反応容器の断面図。
【図4】ダイアフラム内蔵直動式自力制御形減圧弁の流
量−2次側圧力の特性図。
【符号の説明】
120…電動ポンプ、130…自力制御形減圧弁、14
0…分岐管、150,151…ノズル洗浄槽、161,
162,163,164,165…直動式電磁弁、17
1,172,173,174,175…固定抵抗管。
フロントページの続き (72)発明者 長良 信一 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 田中 勝美 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体及び試薬の分注ノズル外表面や撹拌棒
    に付着した汚れを洗いおとす各洗浄槽と、反応容器内へ
    注水するために配設された複数個のノズルを有する注水
    機構と、これら水吐出部へ貯水槽の精製水を送水するた
    めの加圧ポンプと、制御命令に応じて水吐出部へ止水通
    水を切り替える直動式電磁弁と、およびこれら各機構部
    へ接続送水する自動分析装置において、上記加圧ポンプ
    と上記直動式電磁弁とを結ぶ配管の間に、ダイアフラム
    内蔵直動式自力制御形減圧弁を設置したことを特徴とす
    る自動分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記各水吐出部に必要
    且つ十分な単位時間当り一定量の精製水が供給されるよ
    うにするため、上記ダイアフラム内蔵直動式自力制御形
    減圧弁と、特定穴径および長さを有する固定抵抗管とを
    組合せた自動分析装置。
JP16557396A 1996-06-26 1996-06-26 自動分析装置 Pending JPH1010137A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040931A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Hitachi High-Tech Science Systems Corp 自動分析装置
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WO2022004064A1 (ja) 2020-07-03 2022-01-06 株式会社日立ハイテク 自動分析装置

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