JPH10100273A - 中空状成形部材のサイジング装置 - Google Patents

中空状成形部材のサイジング装置

Info

Publication number
JPH10100273A
JPH10100273A JP27535496A JP27535496A JPH10100273A JP H10100273 A JPH10100273 A JP H10100273A JP 27535496 A JP27535496 A JP 27535496A JP 27535496 A JP27535496 A JP 27535496A JP H10100273 A JPH10100273 A JP H10100273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sizing
straw
hollow molded
molded member
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27535496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
英雄 小林
Toyoko Kobayashi
豊子 小林
Hodaka Suzuki
穂高 鈴木
Masami Abe
正美 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO CAP KK
Original Assignee
TOYO CAP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO CAP KK filed Critical TOYO CAP KK
Priority to JP27535496A priority Critical patent/JPH10100273A/ja
Publication of JPH10100273A publication Critical patent/JPH10100273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、中空状成形部材の外面に負圧を作
用させてスムースなサイジングを行うサイジング装置を
提供する。 【解決手段】 このサイジング装置は、中空状成形部材
の走行方向の順に複数のサイジングゾーン80〜83が
設けられている。サイジングゾーン80〜83には、中
空状成形部材の走行方向の順に、互いに隔置された複数
のサイジングブロック89が設けられている。各サイジ
ングブロック89には、中空状成形部材の走行方向に交
差する方向に並べられた複数のスリット100が開口し
ている。各サイジングゾーン80〜83に個別に調整さ
れて導入された負圧は、スリット100を通してサイジ
ングブロック89の貫通路92に現れ、走行する中空状
成形部材の外面に作用して、所定の外径にまでサイジン
グを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱可塑性材料の
原料を加熱溶解した混練物を押出し成形によって得られ
た中空状成形部材にサイジングを施して、所定の形状に
成形してストロー用筒部材を作製する中空状成形部材の
サイジング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料用ストローの製造装置に関し
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂を原料と
して押出成形機によって長尺の中空状成形部材を成形
し、中空状成形部材を所定長さのストロー部材に切断
し、切断されたストロー部材を格納部に格納するものが
知られている(例えば、特公平5−79222号公報参
照)。従来の飲料用ストローの製造装置では、中空状成
形部材は、外管内に内管を摺動自在の挿入した二重スト
ローの構造を持ち、ストロー自体の長さを長くして飲用
等に使用される伸縮ストロー用に製造される場合があ
る。この場合には、伸長時に外管の縮径端部に内管の拡
径端部を係止するための外管に係止部を成形するため、
外管のストロー部材に凹凸や溝等の成形が施されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、飲料用
ストローは、日常大量に消費されるものであるから、ス
トローを連続的に且つ大量に生産して低コスト化を図る
ことが必要となっている。かかる連続的且つ大量な生産
という観点からすると、飲料用ストローの製造方法及び
その装置においては、原料であるポリエチレン等の樹脂
を加熱溶融した混練物から押出機によって長尺の中空状
成形部材を成形し、連続して走行する中空状成形部材を
所定の断面形状に成形してストロー用筒部材を作製する
サイジングを確実に且つスムースに行うという点で、現
在まで具体的な装置の提案がなされておらず、解決すべ
き課題として残されている。
【0004】ストローのサイズ、即ち、ストローの径、
厚さ及び長さ等に関しては樹脂成形上の条件やストロー
のユーザー側からの要求によって、多様なサイズが求め
られている。即ち、使用する熱可塑性樹脂等の原材料の
種類によって加熱温度や成形速度が異なり、その結果、
ストローの厚さや内外径等の成形可能なサイズに制約が
ある。このように、製造すべきストローの断面形状とな
るように、走行し且つ相当温度が高い中空状成形部材に
対して、サイジング装置の接触により不良品となること
なく連続してスムースにサイジングを行う必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、熱可
塑性樹脂の原料を加熱溶融した混練物から押出機によっ
て成形され中空状成形部材の外側表面に対して、走行し
つつ冷却が施される間に段階的な圧力を作用させ、各段
階の圧力については中空状成形部材に対して均一に作用
させるサイジングを施し、所定の形状、特に所定の断面
形状になるストロー用筒部材に成形し、飲料用ストロー
の大量な生産を可能にする中空状成形部材のサイジング
装置を提供することである。
【0006】この発明は、冷却液槽中に配置されており
且つ内部を未硬化の熱可塑性材料からなる中空状成形部
材が走行する本体、前記本体内において前記中空状成形
部材の走行方向に順次設けられており且つ負圧源から個
別に圧力調節された負圧が導入される複数のサイジング
ゾーン、前記サイジングゾーンにおいて前記中空状成形
部材の走行方向に順次間隔を置いて設けられ且つ成形す
べきストロー用筒部材の外径に対応した内径を有する貫
通路を備えている複数のサイジングブロック、及び前記
導入された負圧を作用させるために前記サイジングブロ
ックにおいて前記中空状成形部材の走行方向と交差する
方向に並列に形成され且つ前記貫通路の内面に開口する
複数のスリットから構成され、前記中空状成形部材にサ
イジングを施して所定の形状に成形してストロー用筒部
材を作製する中空状成形部材のサイジング装置に関す
る。
【0007】この中空状成形部材のサイジング装置で
は、押出機によって成形された未硬化の熱可塑性材料か
らなる中空状成形部材は、冷却液槽中に配置されたサイ
ジング装置の本体に進入する。本体内は、中空状成形部
材の走行方向に順次並ぶ複数のサイジングゾーンが設け
られている。各サイジングゾーンには、負圧源から個別
に圧力調節された負圧が導入されている。したがって、
中空状成形部材がサイジングゾーンを走行するにしたが
って段階的な負圧が作用する。また、各々のサイジング
ゾーンにおいては、中空状成形部材の走行方向に順次間
隔を置いて複数のサイジングブロックが設けられている
ので、走行する中空状成形部材は、サイジングブロック
を通過する毎にサイジング作用を受ける。更に、各サイ
ジングブロックでは、貫通路の内面に中空状成形部材の
走行方向と交差する方向に並列に形成された複数のスリ
ットが開口しているので、負圧の均一化が図られてい
る。開口はスリット状であるので貫通路の内面は実質的
に連続しており、中空状成形部材が一部で異様に外に膨
らむような事態を避けることができる。したがって、中
空状成形部材は、走行するにしたがって段階的なサイジ
ング作用を受けて所定の形状を有するストロー用筒部材
にまで外側に拡張させられる。貫通孔の内面と中空状成
形部材の外面との間には極薄い水の膜が形成されている
ので、中空状成形部材は貫通孔の内面と擦れ合うことな
くスムースに走行する。
【0008】また、サイジングゾーンに導入される負圧
は、中空状成形部材が走行するサイジングゾーンの順に
次第に強く設定されている。したがって、中空状成形部
材は走行する間に次第にサイジングブロックの貫通路の
内面に強く引き寄せられるので、サイジングの進行程度
が順次完成していくことになり、中空状成形部材に対し
てスムースなサイジングが施される。
【0009】また、サイジングブロックの貫通路の内径
は、中空状成形部材が走行するサイジングゾーンの順に
次第に小さく設定されている。したがって、中空状成形
部材は走行する間に次第にサイジングブロックの貫通路
の内面に接近していくことになるので、中空状成形部材
の外径が順次ストロー部材としての外径に近づいていく
ことになり、中空状成形部材はサイジングの初期の段階
で貫通路に接触することがなく、サイジング全体として
もスムースに行われる。
【0010】また、本体、サイジングゾーン及びサイジ
ングブロックは、中空状成形部材の走行軸線を含む分割
面によって複数に分割されている。したがって、分割片
を個々に作製した後に突き合わせて締結することでサイ
ジング装置の製作が容易となる。特に、サイジングブロ
ックに形成される貫通孔や貫通孔に開口するスリットの
形成が容易に行われる。
【0011】また、冷却液として水が選択されている。
水は、冷却液としての入手のし易さ、熱容量、安全性等
の観点から最適であり、ストロー用筒部材に付着した水
分は、吹き飛ばしや蒸発によって取り除かれる。
【0012】また、前記中空状成形部材のサイジング装
置は、ストロー原料から圧縮空気の補助により中空状成
形部材を形成し、前記中空状成形部材をサイジングによ
ってストロー用筒部材を作製し、前記ストロー用筒部材
を所定の長さに切断してストロー部材を作製し、前記ス
トロー部材を搬送手段によって姿勢整列し且つ下部入口
からケースに順次収納するストロー部材製造装置に適用
される。
【0013】また、この中空状成形部材のサイジング装
置は、ストロー原料から圧縮空気の補助により中空状成
形部材を形成し、前記中空状成形部材をサイジングによ
ってストロー用筒部材を作製し、前記ストロー用筒部材
に所定間隔で係止部を形成すると共に前記ストロー用筒
部材を所定の長さに切断してストロー部材を作製し、前
記ストロー部材を搬送手段によって姿勢整列し且つ下部
入口からケースに順次収納するストロー部材製造装置に
適用される。
【0014】この飲料用ストローの製造装置によれば、
熱可塑性材料から成る原料に着色材等の添加物が添加さ
れて加熱溶解して混練物が作られ、送り出された前記混
練物の内部に調整された圧縮空気を吹き込んで中空状成
形部材が作製される。送り出された前記中空状成形部材
は、冷却と共にサイジングが施され、所定の形状に成形
されてストロー用筒部材が作製される。前記ストロー用
筒部材は所定の長さに切断されてストロー部材が作製さ
れる。繰り出される前記ストロー部材は搬送中に姿勢整
列され、姿勢整列して繰り出された前記ストロー部材は
カートリッジ等のケースに収納される。ストロー部材と
して作製されたときに所定の箇所に、例えば伸縮ストロ
ーで内外管の係止に必要とされるような係止部を形成す
るときには、例えば、ストロー用筒部材を切断して作製
されたストロー部材を搬送手段によって搬送する間に係
止部成形装置によってストロー部材の所定箇所に係止部
が形成されるか、又は前記ストロー用筒部材に対して係
止部成形装置によって所定の間隔で係止部が加熱成形さ
れ、ストロー用筒部材の係止部から所定の距離の位置で
切断してストロー部材が作製される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による中空状成形部材のサイジング装置の実施例を説明
する。図1はこの発明による中空状成形部材のサイジン
グ装置が適用された飲料用ストローの製造装置の一実施
例を示す正面図、図2は図1に示す飲料用ストローの製
造装置の平面図、図3は図1に示す飲料用ストローの製
造装置のうちストローをケースに収納する装置を示す側
面図、図4はこの発明による中空状成形部材のサイジン
グ装置の一実施例を示す平面図、図5は図4に示すサイ
ジング装置の側面図、図6は図4に示すサイジング装置
の下側半体の平面図、図7は図6に示すサイジング装置
の下側半体の側面図、及び図8は図6の線A−Aについ
ての断面図である。
【0016】この中空状成形部材のサイジング装置が適
用される飲料用ストローの製造装置は、図1〜図3に示
すように、ストローの原料に添加物を添加して加熱溶解
し、混練物を作る混練物製造工程部1、混練物の内部に
圧縮空気を吹き込んで混練物から中空状成形部材を作成
する押出し加工工程部2、中空状成形部材を冷却すると
共にサイジングを施して所定の形状に成形してストロー
用筒部材を作製する冷却及びサイジング工程部3、スト
ロー用筒部材を引取り且つ所定の長さに切断してストロ
ー部材を作製する引取り及び切断工程部4、作製された
ストロー部材を姿勢整列させる姿勢整列工程部5、及び
姿勢整列されたストロー部材をケースに収納する収納工
程部6から構成されている。
【0017】ストロー原料としては、熱可塑性材料が使
用されるが、その代表的な例として、ポリプロピレン
(以下、PPという)がある。図1及び図2に示すよう
に、ポリプロピレンPPはペレットの状態で原料ストッ
カ7に貯蔵されている。原料ストッカ7内におけるPP
ペレット量は、レベルセンサー8によって常に一定とな
るように監視されており、真空ポンプ10が吸引パイプ
11を介して原料ホッパ9内を負圧にすることにより、
PPペレットは、原料パイプ12を介して吸い出される
ようにして押出機14の原料ホッパ9に供給される。P
Pペレットの供給量を決める真空ポンプ10の吸込み強
さは、原料ホッパ9におけるレベルセンサー8aによっ
て検出されたレベル信号に基づいて制御盤13から出力
される制御信号によって制御される。
【0018】原料ホッパ9の下部において、スクリュー
コンベヤ16がシリンダ15内に設置されており、スク
リューコンベヤ16は、押出機14の機台17の下部に
設置された電動機18から伝動装置及び減速機を介して
駆動される。PPペレットは、原料ホッパ9からスクリ
ューコンベヤ16上に落下し、スクリューコンベヤ16
によって前方に向かって供給される。電動機18の回転
数制御はインバータにより行われる。
【0019】着色用ペレットのようなストローの原料に
対する添加物は、原料ホッパ9の近傍に設けられた添加
物用ケース19から、小型のスクリューコンベヤ上に落
下してPPペレットと混合される。添加物の供給速度
は、PPペレットに対する添加物の割合が一定になるよ
うに制御されている。混合された両ペレットは、混練物
製造装置としての押出機14において、スクリューコン
ベヤ16による供給の途上、更に混合が均一化されつつ
ヒータによって加熱溶解され、前方のギヤポンプ20に
押し出される。ギヤポンプ20は、ギヤポンプ用電動機
21によって駆動される。ギヤポンプ20は、混練物を
定量且つ定圧で成形ヘッド22に送り出して、混練物を
中空状成形部材に成形する。ギヤポンプ20を駆動する
ギヤポンプ用電動機21の回転は、混練物の製造速度と
成形ヘッド22による中空状成形部材の成形速度との整
合を図るように制御されている。
【0020】押出し加工工程部2において、成形ヘッド
22は、図示していないが、例えば、ネットブレーカ、
その後流のダイス及びその内部に配置されたニップルを
備えている。圧縮機や圧力タンク等からなる圧縮空気供
給源23から圧力調整器24によって大気圧より僅かに
高い圧力に調節された圧縮空気が、ニップルの中心に設
けられたエアノズルから吐出される。ダイスとニップル
との間の筒状通路を供給される混練物は、成形ヘッド2
2の環状開口から押し出されて中空状成形部材25に成
形される。
【0021】成形ヘッド22で成形された中空状成形部
材25は、冷却及びサイジング工程部3において引取ロ
ーラ26で引き取られ、ガイドローラ27で走行を案内
される。冷却及びサイジング工程部3は、内部に冷却
液、好ましくは冷却水が汲み置かれた冷却槽としての水
槽28を含んでおり、中空状成形部材25は、冷却水の
中を通過させられて冷却される。水槽28は、全体がロ
ーラ29によって機台30に対して移動可能であり、押
出機14との位置関係が調節可能である。給水バルブ3
1を適度に開いておくことにより、吸水ポンプ、タンク
及び送水管等からなる給水系32から常に新しい冷却水
が水槽28に供給されており、所定の水位以上の水は回
収されて処理された後、給水系32へと循環される。水
槽28に取り付けられた水温センサー33が低過ぎる水
温を検出した場合には、水槽28に設けられているヒー
タ34が加熱されて、冷却水は適正な水温に制御され
る。
【0022】混練物から成形されたばかりの中空状成形
部材25の温度はまだ高く且つ軟らかい状態にあるの
で、冷却が進まない初期の段階で、サイジング、即ち外
形寸法を所定のものに合わせる処理が施される。サイジ
ング装置35は、内部に中空状成形部材25の外形より
も大きな内径を有する通路を有している。機台30の下
部に設置された水封式の真空ポンプ36から延びる吸引
管37から、図示の例では6個の管38が分岐してお
り、各分岐管38が前記サイジング装置35の内部通路
に接続されている。各分岐管38には負圧調節弁39
(1箇所のみ符号を付す)が設けられ、負圧調節弁39
は内部通路に作用する負圧を調節している。サイジング
装置35の内部通路を進行する中空状成形部材25の外
面には負圧が作用するので、中空状成形部材25は、外
形寸法が通路の内径寸法にまで拡大するサイジングの処
理を受けて、ストロー用筒部材40が作製される。サイ
ジング装置35の内部通路と中空状成形部材25の外表
面との間には薄い水膜が形成され、中空状成形部材25
の走行を滑らかにしている。真空ポンプ36の運転や冷
却水の温度は、冷却及びサイジング工程部3に備わる制
御盤41からの制御信号により自動的に制御される。
【0023】サイジング処理が終了したストロー用筒部
材40は、水槽28内を更に走行して、所定の硬度にま
で冷却される。水槽28の出口には、ストロー用筒部材
40の外表面に付着した水を取り除く水切り装置42が
設けられている。水切り装置42は、圧縮機や圧力タン
ク等の圧縮空気供給源43から供給され且つバルブ44
によって所定の圧力と流量に調整された空気を送気管4
5を経てストロー用筒部材40の外表面に吹き付けて、
ストロー用筒部材40の外表面に付着した水を吹き飛ば
すものである。付着した水分が除去されたストロー用筒
部材40は、次に、切断工程部4に送られる。切断工程
部4では、ストロー用筒部材40は、3組の引取りロー
ラ46によって均一に引き取られ、且つ機台52に取り
付けられた走行ガイド47等の案内手段で案内される。
ストロー用筒部材40の真円度を向上するため、ストロ
ー用筒部材40の走行路に沿って真円調整部48が配置
されている。真円に修正されたストロー用筒部材40
は、回転カッタ49により所定長さに切断されて、スト
ロー部材50が作製される。回転カッタ49は、ストロ
ー用筒部材40の走行方向と平行な回転軸の周りに回転
する複数の回転刃51を備えている。
【0024】引取りローラ46は機台52の下部に設け
られた電動機53から適宜の伝動機構を介して回転駆動
され、また、回転カッタ49は同じく電動機53から適
宜の伝動機構及び変速比が可変な変速機54を介して回
転駆動される。ストロー用筒部材40の走行速度と、回
転カッタ49の回転速度とを適宜組み合わせることによ
り、ストロー部材50の製造速度と、その製造速度の基
での切断すべきストロー部材50の長さを設定すること
ができる。
【0025】作製されたストロー部材50は、キャッチ
ローラ55によって掴まれて、姿勢整列工程部5へ送ら
れる。キャッチローラ55は、切断によって作製された
ストロー部材50に接触して、後述の搬送コンベヤ58
に送り出す。キャッチローラ55の周速をストロー用筒
部材40の引取り速度よりも速くして後続のストロー部
材50との干渉を防止している。キャッチローラ55
は、電動機56によって駆動される。キャッチローラ5
5から送られたストロー部材50は、ガイド板57によ
って案内されて搬送コンベヤ58に渡される。搬送コン
ベヤ58は、突起付きの搬送ベルト59と、搬送面上に
多数の吸引孔を有し且つ負圧源に接続されている真空テ
ーブル60とから構成されている。ストロー部材50
は、長さ方向を搬送コンベヤ58の走行方向と直交する
ように、突起間の底部に平行に姿勢整列して着座して搬
送される。搬送コンベヤ58は、機台61に設けられた
電動機62によって駆動される。
【0026】搬送コンベヤ58から搬送ドラム67に転
送されるストロー部材50は、待機ステーション63で
一時待機させられる。待機ステーション63は、一端が
回動自在に支持された押さえ板64、斜面65、小コン
ベヤ66で構成されている。待機ステーション63は、
搬送コンベヤ58と搬送ドラム67との間で搬送速度差
が生じた場合でも、その速度差を吸収してストロー部材
50の搬送欠けや搬送詰まりが生じるのを防止してい
る。
【0027】搬送ドラム67は、外周にストロー保持部
68を等間隔で並べて形成したものであり、ストロー保
持部68には、負圧源73に接続されている吸引孔が開
口している。待機ステーション63に蓄えられていたス
トロー部材50は、一個毎に順次、ストロー保持部68
に転送され、吸引孔で吸着されたまま搬送される。搬送
ドラム67で搬送されるストロー部材50は、後続の搬
送ドラム69,71に順次に受け渡される。搬送ドラム
69,71は、外周にストロー保持部70,72を、搬
送ドラム67のストロー保持部68の間隔と同じ間隔で
並べて形成したものであり、搬送ドラム67の周速と同
じ周速で回転している。また、ストロー保持部70,7
2も、ストロー保持部68と同様、ストロー部材50を
吸着する吸着構造を備えている。ストロー保持部68,
70,72は、U形溝として示したが、これに限ること
なく、吸着したストロー部材50を安定して保持できる
形状であれば適宜の構造とすることができる。
【0028】収納工程部6において、ストロー部材50
は、搬送ドラム71の出口からその上部に設けられたケ
ース75に送り込まれる。搬送ドラム71のストロー保
持部72に捉えられているストロー部材50は、ホッパ
76の筒状入口78に到達すると、固定のガイド79板
により案内されて進むときにストロー保持部72から取
り出され、強制的にホッパ76内へ送り込まれる。スト
ロー部材50を送り込むには、既に堆積しているストロ
ー部材50の重量に抗して押し込む必要があり、そのた
め、ストロー部材50は姿勢整列が保たれたままホッパ
76内に、そして更にカートリッジ式のケース75に送
り込まれる。ホッパ76内の偏心ローラ77は、ストロ
ー部材50が形成しようとするブリッジを破壊する。ス
トロー部材50で満たされたカートリッジは、ホッパ7
6から取り外されて、例えば、次段の伸縮ストローの組
立工程等に送られる。
【0029】ストロー部材50を伸縮タイプのストロー
の外管として用いる場合、伸長時に内管と係止する係止
部を外管の所定位置に形成する必要がある。この装置に
おいては、ストロー部材50が搬送ドラム69によって
搬送されている間に、搬送ドラム69に関連して設けら
れた成形型74により、ストロー部材50の所定箇所に
全周又は部分的な凹状係止部が加熱成形される。飲料用
ストローの成形装置については、例えば、本出願人が既
に提案したものが適用できる。本発明には、例えば、特
願平8−142305号に開示されたストロー部材の周
囲に部分的に凹状係止部を成形する装置、又は、特願平
8−142306号に開示されたストロー部材の周囲全
周に凹状係止部を成形する装置が利用できる。
【0030】搬送ドラム67,69,71は、機台61
の下部に設けられた電動機80によって、周速が同じに
なるように回転駆動され、且つ搬送コンベヤ58による
ストロー部材50の搬送速度と同じになるように回転制
御されている。したがって、原料供給の速度、中空状成
形部材25の成形速度、引取りローラ46の回転速度、
キャッチローラ55の搬送速度、搬送コンベヤ58及び
搬送ドラム67,69,71の各速度は、原料の供給か
らストロー部材50のケース75内への収納まで、中断
や詰まりがないように連続して行われるべく、同期する
ように制御されている。
【0031】図4に示すように、サイジング装置35の
本体は冷却液槽である水槽28中に配置されており、本
体の内部を未硬化の熱可塑性材料からなる中空状成形部
材25が走行する。本体は、上下の半体85,86に分
割された構造となっており、固着具(図示せず)により
締結されている。上下の半体85,86は、側部に部分
的な突き合わせ面87,88を有している。サイジング
装置35は、複数のサイジングゾーン81,82,8
3,84を中空状成形部材25の走行方向に沿って並べ
て構成されている。サイジングゾーン81,82,8
3,84には、後述するように、真空ポンプ36から負
圧調整弁39を介して個別に圧力調節された負圧が導入
されている。上下の半体85,86の構造は鏡対称であ
るので、以下、必要な場合を除き、下側の半体86につ
いてのみ説明する。
【0032】サイジングゾーン81〜84では、半体8
5,86に、中空状成形部材25の走行方向に順次間隔
を置いて、複数のサイジングブロック89が設けられて
いる。図示の例では、一個のサイジングゾーンに三個の
サイジングブロック(一個のサイジングブロックを符号
89で示す)が設けられている。サイジングブロック8
9の平坦面な対向面90には、中空状成形部材25の走
行方向に沿って例えば半円形の溝91が形成されてお
り、半体85,86において対応する位置に設けられた
サイジングブロック89,89を突き合わせたときに、
中空状成形部材25が通過する貫通路92が形成される
と共に、対向面90,90同士は、互いに密封面を形成
する。貫通路92の内径は、成形するストローの外径よ
り、例えば、0.05〜0.1mm程度大きく設定され
ている。突き合わせ面88及びサイジングブロック89
の対向面90以外の各半体85,86の互いに向き合う
部分は凹部93となっており、周囲には、水槽28内の
冷却水が出入り可能な開口94(一か所のみに符号を付
す)が形成されている。したがって、開口94から入っ
た冷却水は、凹部93を経て各サイジングブロック89
の周囲を流れてサイジングブロック89を冷却し、貫通
路92を通る中空状成形部材25を冷却することができ
る。中空状成形部材25が最初に進入するサイジングブ
ロック95は、中空状成形部材25を受け入れるために
テーパ状の入口96を備えている。
【0033】真空ポンプ36の吸引管37から分岐した
各分岐管38から更に二手に分岐した管97,97は、
サイジングゾーン81〜84における各半体85,86
に対して負圧路98に接続されている。負圧路98は、
サイジングゾーン81〜84毎に中空状成形部材25の
走行方向に平行に延びるように形成された共通の負圧部
99に接続されている。サイジングブロック89には、
複数のスリット100が、中空状成形部材25の走行方
向と交差する方向に並列に形成されている。スリット1
00の最深部は負圧部99に繋がっているので、真空ポ
ンプ36から負圧調整弁39によって個別に圧力調節さ
れた負圧は、分岐管38、管97、負圧路98、負圧部
99及びスリット100を介して、サイジングゾーン毎
に、貫通路92に作用している。スリット100は、例
えば、薄い円板状の回転鋸刃によって切削することによ
り形成することができる。スリットの幅は、例えば、
0.3〜1.0mmに設定されるが、成形するストロー
の肉厚及び外径等によって個別に設定される。サイジン
グブロック89を走行中の中空状成形部材25は、冷却
されつつ外表面を負圧で吸引されることになり、外径が
拡大されながら硬化される。なお、真空ポンプ36は水
封式であり、貫通路92の水を吸引しても真空ポンプの
機能を損なうことはない。
【0034】サイジングゾーン81〜84に導入される
負圧は、サイジングゾーンが中空状成形部材25の走行
方向に並ぶ順に次第に強く設定されている。そのため、
中空状成形部材25は、サイジング装置35を走行する
にしたがって、次第に強く吸引され、サイジング作用が
強く働く。また、サイジングブロック89の貫通路92
の内径は、サイジングブロック89の単位又はサイジン
グゾーンの単位で、中空状成形部材25の走行方向に並
ぶ順に次第に小さく設定されている。そのため、中空状
成形部材25は、サイジング装置35の入口近くでは、
急にサイジング作用を受けても貫通路92の内面に接触
せず、次第にサイジング作用を強く受けるようになる。
サイジングゾーン81〜84、及びサイジングブロック
89は、上下の半体85,86に分割した例を示した
が、分割の態様はこれに限ることなく、中空状成形部材
25が走行する通路の軸線を含む分割面によって複数に
分割されている等、種々の態様であってもよい。
【0035】この発明によるサイジング装置について
は、図1〜図3に示したような、ストロー原料から圧縮
空気の補助により中空状成形部材25を形成し、中空状
成形部材25をサイジングによってストロー用筒部材4
0を作製し、ストロー用筒部材40を所定の長さに切断
してストロー部材50を作製し、ストロー部材50を搬
送手段によって姿勢整列し且つ下部入口からケース75
に順次収納するストロー部材製造装置に適用した例を説
明した。しかしながら、このサイジング装置は、かかる
態様のストロー部材製造装置に限ることなく、中空状成
形部材25に対してサイジングを施すことによって作製
されたストロー用筒部材40に対して、所定間隔で係止
部を形成してから所定の長さに切断してストロー部材を
作製し、ストロー部材を搬送手段によって姿勢整列し且
つ下部入口からケースに順次収納するストロー部材製造
装置にも適用することができる。
【0036】以下、このサイジング装置が適用されるス
トロー部材の製造装置の別の実施例を図9〜図11に基
づいて説明する。ただし、冷却及びサイジング工程部3
までの行程は、図1〜図3に基づく説明と同一であるの
で、重複する説明を省略する。図9はこの中空状成形部
材のサイジング装置が適用される飲料用ストローの製造
装置の別の例を示す正面図、図10は図9に示す飲料用
ストローの製造装置の平面図、及び図11は、図9に示
す飲料用ストローの製造装置のうちストローをケースに
収納する装置を示す側面図である。
【0037】係止部成形及び切断工程部104に送られ
たストロー用筒部材40は、走行ガイド147によって
案内されつつ3組の引取りローラ146によって均一に
引き取られる。係止部成形装置149,150により、
ストロー用筒部材40には所定の間隔で係止部が加熱成
形される。係止部成形装置149,150は、ストロー
用筒部材40に対して上下又は左右の方向から加工を施
すという加工方向が異なる以外は、構造的には同じもの
である。係止部成形装置149,150の成形型は、通
常、回転式が採用されるので、引取りローラ146と成
形型との駆動は機台155に設けられた一つの電動機1
56によって行われる。成形具の周速が引取りローラ1
46の周速、即ち引取り速度と同じになるように、一定
の回転数関係で回転される。電動機156にはインバー
タが備わっており、ストローの製造速度が調整される。
電動機156のインバータ制御は、機台155上に設け
られた制御盤197を操作することによって行われる。
制御盤197は、回転計の管理やストロー部材153の
計数管理をも行う。ストロー部材153の長さは、変速
機157の変速比を変更することにより変えることがで
きる。
【0038】係止部の成形が施され且つ真円に修正され
たストロー用筒部材40は、続いて、ガイド151によ
って案内された後、回転カッタ152によって切断され
て、ストロー部材153が作製される。回転カッタ15
2は、ストロー用筒部材40の走行方向と平行な回転軸
の周りに回転しており、外周に所定の個数の回転刃15
4を備えている。回転カッタ152は係止部成形装置1
49,150と同期して作動されており、ストロー用筒
部材40に成形されている係止部から所定の距離の位置
でストロー用筒部材40を切断する。差動機158を調
節することにより、係止部成形装置149,150で成
形されるストロー用筒部材40の成形位置と、回転カッ
タ152による切断位置とが調節される。ストロー部材
153は、キャッチローラ160によって上下を挟まれ
て姿勢整列部105へ送られる。キャッチローラ160
の周速をストロー用筒部材40の引取り速度よりも速く
して後続のストロー部材153との干渉を防止してい
る。電動機159は、キャッチローラ160を駆動する
電動機である。
【0039】キャッチローラ160から送られたストロ
ー部材153を姿勢整列させるための姿勢整列工程部1
05(図11では、搬送コンベヤ58から搬送ドラム7
1までの工程部)と、姿勢整列されたストロー部材15
3をケースに収納する収納工程部106(搬送ドラム7
1の出口からケース75までの工程部)は、図3に基づ
いて説明した姿勢整列工程部5及び収納工程部6と基本
的には同じ構造である。即ち、図3に示すものが、係止
部成形のための成形型が適用される中間ドラム69を有
しているのに対して、図11に示すものは、ストロー部
材53には既に係止部が成形された後であるから成形型
を適用するための中間ドラムを有していない点、そのた
めに後続の搬送ドラム71の回転方向とホッパ76内に
設けられるガイド板79の設置方向が異なる点で、両者
は相違するのみである。そして、図11においては、図
3に記載した構成要素と同等の構成要素には同じ符号を
付してある。したがって、図11に示したものの作動に
ついても、上記相違点として説明した以上の相違はなく
且つ容易に理解できるところであるので、姿勢整列工程
部105及び収納工程部106についてのこれ以上の説
明を省略する。
【0040】
【発明の効果】この発明によるサイジング装置は、以上
のように構成されているので、熱可塑性樹脂を加熱溶融
した混練物から押出機によって成形された中空状成形部
材に対して冷却を施す間に段階的な負圧が作用され、且
つ各段階の負圧については実質的に連続した貫通路を走
行する中空状成形部材に対して均一に作用させるという
サイジングが施される。したがって、中空状成形部材
は、所定の断面形状になるように連続的且つスムーズに
サイジングが施されてストロー用筒部材とり、その結
果、形状が定まった飲料用ストローの大量生産が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による中空状成形部材のサイジング装
置が適用された飲料用ストローの製造装置の一実施例を
示す正面図である。
【図2】図1に示す飲料用ストローの製造装置の平面図
である。
【図3】図1に示す飲料用ストローの製造装置のうちス
トローをケースに収納する装置を示す側面図である。
【図4】この発明による中空状成形部材のサイジング装
置の一実施例を示す平面図である。
【図5】図4に示すサイジング装置の側面図である。
【図6】図4に示すサイジング装置の下側半体の平面図
である。
【図7】図4に示すサイジング装置の下側半体の側面図
である。
【図8】図6の線A−Aについての断面図である。
【図9】この発明による中空状成形部材のサイジング装
置が適用される飲料用ストローの製造装置の別の実施例
を示す正面図である。
【図10】図9に示す飲料用ストローの製造装置の平面
図である。
【図11】図9に示す飲料用ストローの製造装置のうち
ストローをケースに収納する装置を示す側面図である。
【符号の説明】
3 冷却及びサイジング工程部 25 中空状成形部材 28 水槽(冷却液槽) 35 サイジング装置 38 分岐管 39 負圧調整弁 50 ストロー部材 75 ケース 81〜84 サイジングゾーン 85,86 半体(本体) 89 サイジングブロック 92 貫通路 100 スリット 104 係止部成形及び切断工程部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 正美 東京都足立区宮城1丁目3番15号 東洋キ ャップ製造株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却液槽中に配置されており且つ内部を
    未硬化の熱可塑性材料からなる中空状成形部材が走行す
    る本体、前記本体内において前記中空状成形部材の走行
    方向に順次設けられており且つ負圧源から個別に圧力調
    節された負圧が導入される複数のサイジングゾーン、前
    記サイジングゾーンにおいて前記中空状成形部材の走行
    方向に順次間隔を置いて設けられ且つ成形すべきストロ
    ー用筒部材の外径に対応した内径を有する貫通路を備え
    ている複数のサイジングブロック、及び前記導入された
    負圧を作用させるために前記サイジングブロックにおい
    て前記中空状成形部材の走行方向と交差する方向に並列
    に形成され且つ前記貫通路の内面に開口する複数のスリ
    ットから構成され、前記中空状成形部材にサイジングを
    施して所定の形状に成形してストロー用筒部材を作製す
    る中空状成形部材のサイジング装置。
  2. 【請求項2】 前記サイジングゾーンに導入される負圧
    は、前記サイジングゾーンが前記中空状成形部材の走行
    方向に並ぶ順に次第に強く設定されている請求項1に記
    載の中空状成形部材のサイジング装置。
  3. 【請求項3】 前記サイジングブロックの貫通路の内径
    は、前記サイジングブロックが前記中空状成形部材の走
    行方向に並ぶ順に次第に小さく設定されている請求項1
    又は2に記載の中空状成形部材のサイジング装置。
  4. 【請求項4】 前記本体、前記サイジングゾーン及び前
    記サイジングブロックは、前記中空状成形部材の走行軸
    線を含む分割面によって複数に分割されている請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の中空状成形部材のサイジン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却液は水である請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の中空状成形部材のサイジング装置。
  6. 【請求項6】 ストロー原料から圧縮空気の補助により
    中空状成形部材を形成し、前記中空状成形部材をサイジ
    ングによってストロー用筒部材を作製し、前記ストロー
    用筒部材を所定の長さに切断してストロー部材を作製
    し、前記ストロー部材を搬送手段によって姿勢整列し且
    つ下部入口からケースに順次収納するストロー部材製造
    装置に適用した請求項1〜5のいずれか1項に記載の中
    空状成形部材のサイジング装置。
  7. 【請求項7】 ストロー原料から圧縮空気の補助により
    中空状成形部材を形成し、前記中空状成形部材をサイジ
    ングによってストロー用筒部材を作製し、前記ストロー
    用筒部材に所定間隔でストッパを形成すると共に前記ス
    トロー用筒部材を所定の長さに切断してストロー部材を
    作製し、前記ストロー部材を搬送手段によって姿勢整列
    し且つ下部入口からケースに順次収納するストロー部材
    製造装置に適用した請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の中空状成形部材のサイジング装置。
JP27535496A 1996-09-27 1996-09-27 中空状成形部材のサイジング装置 Pending JPH10100273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27535496A JPH10100273A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 中空状成形部材のサイジング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27535496A JPH10100273A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 中空状成形部材のサイジング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10100273A true JPH10100273A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17554312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27535496A Pending JPH10100273A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 中空状成形部材のサイジング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10100273A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3674337B2 (ja) 合成樹脂供給装置
US7739933B2 (en) Bottle trimmer and method
TWI401147B (zh) 用於處理可流動材料之劑量的裝置及方法
US20050241721A1 (en) Pellet transfer apparatus and method
US3479694A (en) Continuous method and apparatus for manufacturing articles from foamed thermoplastic material
JP6641315B2 (ja) 裁断分離装置及び繊維強化樹脂成形体の製造装置
US6039905A (en) Apparatus and method for granulating plastic strands
JPH10100097A (ja) ストロー用筒部材の切断装置
JPH10100273A (ja) 中空状成形部材のサイジング装置
US20070089573A1 (en) Spin trimmer and method of trimming
US20040011169A1 (en) Apparatus for trimming the dome area of a wide mouth blow molded plastic container
FI71898B (fi) Foerfarande och anordning foer framstaellning av termoplastiskpolymerskiva och behandling av dess yta
US20090123592A1 (en) Process for preparing vegetable casing and transferring apparatus used therein
US4307049A (en) Method for the continuous formation of biaxially oriented thermoplastic materials and forming articles therefrom by intermittent forming means interfaced therewith
JP3713351B2 (ja) 溝付きストロー成形装置及び該成形装置を組み込んだストロー製造装置
JP2007229981A (ja) 溶融樹脂供給方法及び溶融樹脂供給装置
JP4042596B2 (ja) 合成樹脂供給装置
JPH10100271A (ja) 飲料用ストローの製造方法及びその装置
JPH10100272A (ja) 飲料用ストローの製造方法及びその装置
JPH1099178A (ja) ストロー部材の係止部成形装置
JPH10100276A (ja) ストロー部材の搬送収納装置
US4416607A (en) Apparatus for the continuous formation of biaxially oriented thermoplastic materials and forming articles therefrom by intermittent forming means interfaced therewith
US3594868A (en) Forming unit for use with apparatus for forming and cutting three-dimensional plastic articles
WO1991008888A1 (en) Compression molding device
JP2997199B2 (ja) 熱可塑性樹脂ストランドの脱水方法及びその装置