JPH0999928A - 破袋機 - Google Patents

破袋機

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JPH0999928A
JPH0999928A JP27978095A JP27978095A JPH0999928A JP H0999928 A JPH0999928 A JP H0999928A JP 27978095 A JP27978095 A JP 27978095A JP 27978095 A JP27978095 A JP 27978095A JP H0999928 A JPH0999928 A JP H0999928A
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JP
Japan
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conveyor
blade
bag
blades
hopper
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Pending
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JP27978095A
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English (en)
Inventor
Toshio Ono
利雄 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に効率よく破袋作業を行なうことがで
きる破袋機を提供することを課題とする。 【解決手段】 搬送面に多数の下刃23を突設したコン
ベア3を設け、コンベア3の下部上にゴミ袋供出用ホッ
パ−2を配設し、またコンベア3の上半部ないし中間部
から上部にかけて上刃取付フレ−ム5を配設し、上刃取
付フレ−ム5には、回動端が規制されて回動可能に軸支
され、下面から上刃6を露出させたケ−シングを横並び
に複数且つ前記コンベアの進行方向に複数段設置する。
好ましくは、上刃6とコンベア搬送面との間隔をコンベ
ア3の進行方向後段に行くに従って狭め、進行方向前後
に隣接する上刃6及び下刃23同志が一直線上にこない
よう、それぞれコンベアの幅方向にずらし、また、ホッ
パ−2におけるコンベア出口に、下端部に刃が並設され
て上下方向に移動可能にしたゲ−ト26を吊設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は破袋機、より詳細に
は、回収してきた袋詰めされた空き缶や空きビン等を、
再利用のために区分け処理するに当り、袋を切り開いて
缶やビン等を取り出すための自動破袋機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来上記破袋作業は、カッタ−や鎌を用
い、専ら人手により行なわれていたが、刃物を扱うので
危険であり、また、一つ一つ手作業で破袋していくので
効率が悪く、しかも破袋の際に缶やビン等が散乱して扱
いにくかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の人手による破袋作業では効率が悪いだけでなく、安全
性に欠け、破袋後の処理にも問題があった。そこで本発
明は、上記諸問題をすべて解決し、自動的に効率よく破
袋作業を行なうことができる破袋機を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送面に多数
の下刃を突設したコンベアを設け、前記コンベアの下部
上にゴミ袋供出用ホッパ−を配設し、また前記コンベア
の上半部ないし中間部から上部にかけて上刃取付フレ−
ムを配設し、前記上刃取付フレ−ムには、回動端が規制
されて回動可能に軸支され、下面から上刃を露出させた
ケ−シングを横並びに複数且つ前記コンベアの進行方向
に複数段設置して成る破袋機、を以て上記課題を解決し
た。好ましくは、前記上刃とコンベア搬送面との間隔を
コンベアの進行方向後段に行くに従って狭め、進行方向
前後に隣接する前記上刃及び下刃同志が一直線上にこな
いよう、それぞれコンベアの幅方向にずらし、また、前
記ホッパ−におけるコンベア出口に、下端部に刃が並設
されて上下方向に移動可能にしたゲ−トを吊設する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の態様を添
付図面を参照しつつ説明する。図1はその正面図であ
り、図中1はホッパ−架台で、ホッパ−2を支持する。
ホッパ−2のゴミ袋供出口は、前上りに傾斜させて設置
される下刃付きコンベア3の下部上に開口させる。図示
してないが、コンベア3の上端に、更に斜め上方に伸び
る排出用コンベアが連設される。4はコンベア3を循環
駆動させる可変減速機構付きモ−タ−である。5は上刃
取付フレ−ムで、コンベア3の上部又は中央部から上部
にかけて跨がるように配置する。
【0006】上刃取付フレ−ム5には通例円形の上刃6
を、コンベア3上に位置するように複数横並びに且つ多
段(図1では5段)に設置する。各上刃6は、上刃取付
フレ−ム5にコンベア3を横切るように渡されたアング
ル材7に並設されたケ−シング8内に、下部を露出させ
た状態にして取り付ける(図2)。各ケ−シング8は蝶
番9を介してアングル材7に固定し、図2に実線で示す
位置からアングル材7に当たって止まるまで、上方に自
由に回動し得るようにする。
【0007】ケ−シング8は下面に上刃6の下部を露出
させるためのスリットを有し、また、上面に上刃6の交
換の際に開閉する蓋10を備えている。上刃6はケ−シ
ング8に固定するが、好ましくは図示したように中心及
び両側の3個所をボルト止めする。その場合、両側のボ
ルトのみ外して上刃6を45度又は90度(図示したよ
うに取付孔を8個設けた場合)回転させた位置で再びボ
ルト止めすることにより、上記スリットからの露出部分
を容易に変更可能にすることができる。かくして同じ上
刃6の長期使用が可能となる。
【0008】ケ−シング8の蝶番固定側と反対側端部は
上方に延長し、その上端にウエイト11を設置する。ウ
エイト11上には更に、重量調整用の調整ウエイト12
を載置可能にしてもよい。かくしてケ−シング8は、蝶
番9を支点にして常時図2において時計回りに回動する
よう重量を付与される。このケ−シング8の下方回動端
を規制するために、ケ−シング8端部の上方延長部にゴ
ム等のストッパ−13を設置する。このストッパ−13
が、アングル材7同様に上刃取付フレ−ム5に渡された
位置決め部材14に当たることにより、下方回動端が規
制される。かくしてケ−シング8は、図2に実線で示す
状態から上方に回動可能となる。
【0009】図示した例において5段に配置される上刃
6は、コンベア3の進行方向手前側から前方に行くに従
い、刃の下面とコンベア3の搬送面(後述するエプロン
板20)との間隔が次第に狭くなっていくようにする。
これは破袋が進行するに従って袋の厚みが減少していく
ことを考慮したもので、そうすることにより袋がケ−シ
ング8の下に入りやすくなってスム−ズに進行すると共
に、次第に袋に対する上刃6の喰い込み度合を強くして
破袋効果を高めることができる。また、隣接する段の上
刃6同志がそれぞれコンベア3の進行方向一直線上にこ
ないように、隣接する段の上刃6を互いにコンベア3の
幅方向にずらすことも、破袋効果を高める上で好ましい
ことである。ケ−シング8には更に必要に応じ、上刃6
に隣接させて小径の補助刃15を設けることもある。
【0010】図3乃至図5は下刃付きコンベア3の構成
を示すもので、コンベア3はチェ−ンコンベアで構成さ
れる。リンクプレ−ト17の端部同志を枢支するピン1
8の内側端に、チェ−ンアタッチメント19を取り付け
る(図4参照)。そして、両側のチェ−ンアタッチメン
ト19間にエプロン板20を渡して固定する。
【0011】各エプロン板20の両端には遮止壁21を
設置し、袋や袋から出たゴミがコンベア3から脱落しな
いよう配慮する。遮止壁21はコンベア3の上方端及び
下方端における曲線走行時に前後の遮止壁21間に隙間
ができないよう、直線走行時において隣接する遮止壁2
1同志が一部オ−バ−ラップするように構成する。即
ち、遮止壁21は横断面において展延Z形に折曲し、隣
接する遮止壁21同志その前部及び後部において互いに
非接触状態に交錯するようにする(図5参照)。そうす
ることにより、曲線走行時に前後の遮止壁21が接触す
ることなく、しかも隙間ができないようにすることがで
きる。
【0012】エプロン板20は、適宜間隔置きに下刃取
付板22を立設してそれぞれに円形の下刃23を取り付
けたものと、下刃取付板22を立設しないものとを用意
し、それらを交互に配置する。そして、下刃取付板22
を立設するにものについては、隣接するもの同志、それ
ぞれ下刃取付板22の取付位置をコンベア3の幅方向に
ずらして配列する(図6参照)。かくして、袋がエプロ
ン板20上に乗りやすくなり、且つ、下刃23による破
袋効果が上がる。なお、下刃23は、上刃6と接触しな
いような位置関係に配列する。
【0013】エプロン板20の進行方向前半部は下方に
湾曲する湾曲部20aを形成し、且つ、各遮止壁21の
前後下部に傾斜部21aを形成する。かくして曲線走行
時エプロン板20と遮止壁21とが接触することなく、
且つ、全走行時において余り隙間ができないので、ゴミ
や破れた袋が脱落することを防止できる。
【0014】下刃23には例えば4つの取付孔24を設
け、その内の2つの取付孔を用い、上半部を下刃取付板
22上に出した状態にして下刃取付板22に取り付け
る。下刃23の破袋作用部分が摩耗したときは、下刃2
3を90度回して付け直していくことにより、1つの下
刃23を4度無駄なく使用することができる。
【0015】図6及び図7は、ホッパ−2の出口に設け
てあるゲ−ト部の構成を示すもので、平行な一対のガイ
ドレ−ル25をホッパ−架台1に設置し、ガイドレ−ル
25に沿って上下動可能にゲ−ト26の両端をガイドレ
−ル25に嵌合する。ゲ−ト26は、ホッパ−架台1の
上部に配備したチェ−ンブロック27に吊持させる。ゲ
−ト26の内側には刃取付台28を取り付け、これに適
宜間隔置きに複数の角刃29を取り付ける。また、ゲ−
ト26の下端部の内外両面に、角刃29の間に位置させ
て丸刃30を取り付ける。角刃29及び丸刃30とエプ
ロン板20間には、適宜間隔を保持する。
【0016】コンベア3の両側には、有効幅を限定する
サイドガイド31を対設するが、好ましくは上刃取付フ
レ−ム5内に位置するサイドガイド31の内面に横刃ユ
ニット32を複数突設する。なお、図1における33は
コンベア3の下側に配備されたゴミ収集パンであり、3
4はサイドガイドである。
【0017】ホッパ−2からコンベア3のエプロン板2
0上に供出されたゴミ袋は、ゲ−ト26の下を通過する
際に角刃29及び丸刃30に接触することにより、第1
回目の破袋が行われる。この破袋はゲ−ト26の自重に
よるが、その際の角刃29及び丸刃30との接触抵抗に
伴い、下刃23による破袋も若干行われる。この破袋に
際して角刃29と丸刃30に過大な負荷がかかると、ゲ
−ト26はガイドレ−ル25に沿って上方に逃げること
ができるので、刃に無理がかからない。
【0018】一部破袋された袋はコンベア3によって上
方に搬送されていき、先ず1段目の上刃6に接触して切
開される。上刃6にはウエイト11及び調整ウエイト1
2の重量がかかっているため、袋の切開は確実に行われ
る。袋の厚みに応じて上刃6に過度の負荷がかかると、
ケ−シング8は蝶番9を介して上方に回動して逃げるの
で、上刃6に無理がかからない。上方に回動したケ−シ
ング8は、袋の通過に伴い、自重で元の位置に戻る。
【0019】この上刃6による破袋動作に際し、袋には
上方から荷重がかかって、袋は下刃23に押し付けら
れ、下刃23がコンベア3の循環に伴って直進移動する
ことによって下面からも切開される。この破袋時に袋は
ランダムに破袋から逃げようとするが、その進行方向両
側をサイドガイド31で規制されており、サイドガイド
31側に逃げた場合はサイドガイド31に突設された横
刃32によってカットされる。また、袋が上方に逃げて
フレ−ム外に出ないように、サイドガイド31同様にサ
イドガイド34を設ける。
【0020】かかる破袋動作が、最上段の上刃6に至る
まで連続的に行われるので、袋は確実に何個所も切開さ
れて中身が出る。初期の段階において袋が逃げて十分な
破袋が行われない場合であっても、隣接する上刃6同
志、及び下刃23同志を互いに横方向にずらして配置し
てあるため、次段の刃においては袋は逃げられずにカッ
トされ、破袋洩れは起きない。上刃6の下を通過して切
り開かれ、収納物が出た状態の袋は、そのまま排出用コ
ンベアに乗り移って搬送され、排出される。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、構成簡
易で低コストにて供給でき、空き缶や空きビンを詰めた
袋の破袋作業を、何等人手を煩わすことなく安全、自動
的且つ連続的にしかも切り損じなく効率よく行なうこと
ができる破袋機を提供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の正面図である。
【図2】 本発明の実施例における上刃の構成例を示す
図である。
【図3】 本発明の実施例における下刃の構成例を示す
正面図である。
【図4】 本発明の実施例における下刃の構成例を示す
側面図である。
【図5】 本発明の実施例における下刃の構成例を示す
平面図である。
【図6】 本発明の実施例における下刃の配列例を示す
平面図である。
【図7】 本発明の実施例におけるゲ−トの構成例を示
す側面図である。
【図8】 本発明の実施例におけるゲ−トの構成例を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ−架台 2 ホッパ− 3 コンベア 5 上刃取付フレ−ム 6 上刃 8 ケ−シング 23 下刃 26 ゲ−ト 29 固定角刃(ゲ−ト部) 30 固定丸刃(ゲ−ト部) 31 横刃ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送面に多数の下刃を突設したコンベア
    を設け、前記コンベアの下部上にゴミ袋供出用ホッパ−
    を配設し、また前記コンベアの上半部ないし中間部から
    上部にかけて上刃取付フレ−ムを配設し、前記上刃取付
    フレ−ムには、回動端が規制されて回動可能に軸支さ
    れ、下面から上刃を露出させたケ−シングを横並びに複
    数且つ前記コンベアの進行方向に複数段設置して成る破
    袋機。
  2. 【請求項2】 前記上刃とコンベア搬送面との間隔をコ
    ンベアの進行方向後段に行くに従って狭めていくことを
    特徴とする請求項1記載の破袋機。
  3. 【請求項3】 進行方向前後に隣接する前記上刃及び下
    刃同志が一直線上にこないよう、それぞれコンベアの幅
    方向にずらしたことを特徴とする請求項1記載の破袋
    機。
  4. 【請求項4】 前記ホッパ−におけるコンベア出口に、
    下端部に刃が並設されて上下方向に移動可能にしたゲ−
    トを吊設した請求項1記載の破袋機。
JP27978095A 1995-10-03 1995-10-03 破袋機 Pending JPH0999928A (ja)

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JP27978095A JPH0999928A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 破袋機

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JP27978095A JPH0999928A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 破袋機

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JPH0999928A true JPH0999928A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17615825

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JP27978095A Pending JPH0999928A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 破袋機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114990963A (zh) * 2022-04-29 2022-09-02 中电建路桥集团有限公司 拖挂式布灰装置

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