JPH0999075A - 注射器 - Google Patents
注射器Info
- Publication number
- JPH0999075A JPH0999075A JP7279692A JP27969295A JPH0999075A JP H0999075 A JPH0999075 A JP H0999075A JP 7279692 A JP7279692 A JP 7279692A JP 27969295 A JP27969295 A JP 27969295A JP H0999075 A JPH0999075 A JP H0999075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger rod
- rubber stopper
- engaging
- syringe
- engage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
- A61M5/31511—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
- A61M5/31515—Connection of piston with piston rod
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンジ内のラバーストッパーと、シリンジ
と別体とされているプランジャーロッドとを、注射に先
だち、簡単かつ確実に結合させうる、シリンジとプラン
ジャーロッドとが非係合で１セットとされている注射器
を提供すること。 【解決手段】 シリンジ内に密嵌されているラバースト
ッパーの開口端側の端部に硬質材製の係合チップを固定
し、プランジャーロッドの先端に、係合チップと係合す
る係合部を設け、係合チップと係合部とに、一方に形成
された係合突起と、他方に形成されたフック部を有する
スリットとよりなる係合構造を設け、シリンジとプラン
ジャーロッドとを非係合で１セットとした。
と別体とされているプランジャーロッドとを、注射に先
だち、簡単かつ確実に結合させうる、シリンジとプラン
ジャーロッドとが非係合で１セットとされている注射器
を提供すること。 【解決手段】 シリンジ内に密嵌されているラバースト
ッパーの開口端側の端部に硬質材製の係合チップを固定
し、プランジャーロッドの先端に、係合チップと係合す
る係合部を設け、係合チップと係合部とに、一方に形成
された係合突起と、他方に形成されたフック部を有する
スリットとよりなる係合構造を設け、シリンジとプラン
ジャーロッドとを非係合で１セットとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射器、特に、シ
リンジ内にラバーストッパーで予め薬液を密封充填して
保管し、注射時に、前記ラバーストッパーにプランジャ
ーロッドを接続して使用するように構成された注射器の
改良に関するものである。
リンジ内にラバーストッパーで予め薬液を密封充填して
保管し、注射時に、前記ラバーストッパーにプランジャ
ーロッドを接続して使用するように構成された注射器の
改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の注射器、特に図８に示されるごと
く、シリンジＡ内に、筒先部Ｂの閉鎖キャップＣと、開
口部Ｄ側のラバーストッパーＥとの間に、予め薬液Ｆが
密封充填されている所謂容器兼用注射器Ｇにおいては、
プランジャーロッドＨが、予めラバーストッパーＥに接
続，固定されているタイプのものと、注射時に、プラン
ジャーロッドＨの先端のネジ部Ｉを、ラバーストッパー
Ｅの後端面のネジ穴Ｊに螺着，固定して使用するタイプ
のものとがある。
く、シリンジＡ内に、筒先部Ｂの閉鎖キャップＣと、開
口部Ｄ側のラバーストッパーＥとの間に、予め薬液Ｆが
密封充填されている所謂容器兼用注射器Ｇにおいては、
プランジャーロッドＨが、予めラバーストッパーＥに接
続，固定されているタイプのものと、注射時に、プラン
ジャーロッドＨの先端のネジ部Ｉを、ラバーストッパー
Ｅの後端面のネジ穴Ｊに螺着，固定して使用するタイプ
のものとがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記プランジャーロッ
ドＨが、予めラバーストッパーＥに接続，固定されてい
るタイプのものは、プランジャーロッドＨに不用意に外
圧が作用し、ラバーストッパーＥが移動すると、筒先部
Ｂの閉鎖キャップＣの脱落等の密封性の喪失、薬液Ｆの
品質変化，汚染等を招来し、重大な医療事故を生ずる危
険性を有する。
ドＨが、予めラバーストッパーＥに接続，固定されてい
るタイプのものは、プランジャーロッドＨに不用意に外
圧が作用し、ラバーストッパーＥが移動すると、筒先部
Ｂの閉鎖キャップＣの脱落等の密封性の喪失、薬液Ｆの
品質変化，汚染等を招来し、重大な医療事故を生ずる危
険性を有する。
【０００４】これらの危険性防止のため、包材の材質，
形状を改良する必要があり、またプランジャーロッドＨ
の突出形態のため、製品の包装外形が大型化し、運搬，
流通，保管等の各段階で、不便さ，不経済性が増大す
る。
形状を改良する必要があり、またプランジャーロッドＨ
の突出形態のため、製品の包装外形が大型化し、運搬，
流通，保管等の各段階で、不便さ，不経済性が増大す
る。
【０００５】他方の従来例たる注射時にプランジャーロ
ッドＨのネジ部ＩをラバーストッパーＥのネジ穴Ｊに螺
着，固定するタイプのものでは、前述のごとき危険性と
か不便さ，不経済性等は無いものの、弾力性を有するラ
バーストッパーＥのネジ穴Ｊに、プランジャーロッドＨ
を回転させてネジ部Ｉをねじ込む作業は、注射時の医師
や看護婦の作業を煩雑とするのみでなく、ねじ込み時
に、強い力がラバーストッパーＥに作用し、該ラバース
トッパーＥが移動する危険も存する。
ッドＨのネジ部ＩをラバーストッパーＥのネジ穴Ｊに螺
着，固定するタイプのものでは、前述のごとき危険性と
か不便さ，不経済性等は無いものの、弾力性を有するラ
バーストッパーＥのネジ穴Ｊに、プランジャーロッドＨ
を回転させてネジ部Ｉをねじ込む作業は、注射時の医師
や看護婦の作業を煩雑とするのみでなく、ねじ込み時
に、強い力がラバーストッパーＥに作用し、該ラバース
トッパーＥが移動する危険も存する。
【０００６】このため本発明は、プランジャーロッドと
ラバーストッパーとを、簡単な操作で確実に接続するこ
とができ、しかもその接続構造の強度が大きく、強い押
圧力に耐え、またプランジャーロッドを後退させてフラ
ッシュバックを確認する操作も確実に行いうるところの
シリンジとプランジャーロッドとが非係合で１セットと
されている注射器を提供することを課題としている。
ラバーストッパーとを、簡単な操作で確実に接続するこ
とができ、しかもその接続構造の強度が大きく、強い押
圧力に耐え、またプランジャーロッドを後退させてフラ
ッシュバックを確認する操作も確実に行いうるところの
シリンジとプランジャーロッドとが非係合で１セットと
されている注射器を提供することを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、薬液充填用のシリンジの、プランジャ
ーロッド挿入口である開口部側に密嵌されたラバースト
ッパーの、前記開口部側の端部に、硬質材製の係合チッ
プを固定した。
め、本発明では、薬液充填用のシリンジの、プランジャ
ーロッド挿入口である開口部側に密嵌されたラバースト
ッパーの、前記開口部側の端部に、硬質材製の係合チッ
プを固定した。
【０００８】他方、前記ラバーストッパーに係合される
プランジャーロッドの先端には、ラバーストッパーの係
合チップと係合でき、かつシリンジ内へ摺動自在に進入
できる係合部を設けた。
プランジャーロッドの先端には、ラバーストッパーの係
合チップと係合でき、かつシリンジ内へ摺動自在に進入
できる係合部を設けた。
【０００９】前記係合チップと係合部とには、一方に形
成された係合突起と、他方に形成され、前記係合突起と
スキマバメで摺動でき、かつ該係合突起と係合するフッ
ク部を有するスリットとよりなる係合構造とを設け、前
記シリンジとプランジャーロッドとを非係合で１セット
とした。
成された係合突起と、他方に形成され、前記係合突起と
スキマバメで摺動でき、かつ該係合突起と係合するフッ
ク部を有するスリットとよりなる係合構造とを設け、前
記シリンジとプランジャーロッドとを非係合で１セット
とした。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１ないし図７は、本発明の実施
の一例を示しており、注射器１は図８に示すごとき容器
兼用注射器の種類に属するが、かかる構造の注射器に限
定されるものでは無く、他の構造の注射器であってもよ
いことは勿論である。
の一例を示しており、注射器１は図８に示すごとき容器
兼用注射器の種類に属するが、かかる構造の注射器に限
定されるものでは無く、他の構造の注射器であってもよ
いことは勿論である。
【００１１】図示の注射器は図１ないし図４に示される
フィンガーグリップ２を有するシリンジ３と、図１およ
び図５，図６，図７に示されるプランジャーロッド４と
が非係合の状態で１セットとされている。
フィンガーグリップ２を有するシリンジ３と、図１およ
び図５，図６，図７に示されるプランジャーロッド４と
が非係合の状態で１セットとされている。
【００１２】シリンジ３は、ガラス，硬質合成樹脂等で
成形され、図２および図３に示されるごとく、プランジ
ャーロッド４の挿入口である開口部５側に、ラバースト
ッパー６を摺動自在に密嵌されており、ラバーストッパ
ー６の開口部５側の端部には、硬質合成樹脂等の硬質材
で成形された係合チップ７が固定されている。
成形され、図２および図３に示されるごとく、プランジ
ャーロッド４の挿入口である開口部５側に、ラバースト
ッパー６を摺動自在に密嵌されており、ラバーストッパ
ー６の開口部５側の端部には、硬質合成樹脂等の硬質材
で成形された係合チップ７が固定されている。
【００１３】図示例の係合チップ７は、図２，図３およ
び図４に示されるごとく、ラバーストッパー６の開口部
５側の端部８に形成されているネジ穴９に螺合している
ネジ部１０と、端部８に密接する円盤部１１を有し、円
盤部１１、すなわち開口部５側の端面から軸方向外側へ
向けて係合用の柱体１２が突設されている。
び図４に示されるごとく、ラバーストッパー６の開口部
５側の端部８に形成されているネジ穴９に螺合している
ネジ部１０と、端部８に密接する円盤部１１を有し、円
盤部１１、すなわち開口部５側の端面から軸方向外側へ
向けて係合用の柱体１２が突設されている。
【００１４】図示例の柱体１２は、直径線上で直交する
板状体１３，１４で構成されているが円柱体でもよいこ
とは勿論である。
板状体１３，１４で構成されているが円柱体でもよいこ
とは勿論である。
【００１５】柱体１２の周面、図示例では板状体１４の
外側面から半径方向外側へ向けて、互いに対称に、短柱
状の係合突起１５，１６が突設されている。この係合突
起１５，１６はいずれか１個でもよく、また各板状体１
３，１４の各外側面に突設してもよい。
外側面から半径方向外側へ向けて、互いに対称に、短柱
状の係合突起１５，１６が突設されている。この係合突
起１５，１６はいずれか１個でもよく、また各板状体１
３，１４の各外側面に突設してもよい。
【００１６】前記プランジャーロッド４のラバーストッ
パー６に係合される先端１７には、係合筒部１８が軸方
向に突設されており、その内腔１９は、前記ラバースト
ッパー６の係合用の柱体１２を内嵌させうる口径に形成
され、係合筒部１８の外径は、シリンジ３内へ摺動自在
に進入できる外径に選定されている。
パー６に係合される先端１７には、係合筒部１８が軸方
向に突設されており、その内腔１９は、前記ラバースト
ッパー６の係合用の柱体１２を内嵌させうる口径に形成
され、係合筒部１８の外径は、シリンジ３内へ摺動自在
に進入できる外径に選定されている。
【００１７】前記係合筒部１８の周壁２０には、先端縁
２１から母線方向に、前記係合用の柱体１２の係合突起
１５，１６をスキマバメ（ハメアイのＪＩＳ規格）で挿
通させる第１スリット２２，２３が直径線上の対称位置
に開設され、第１スリット２２，２３の奥底から、周壁
周方向へ折曲する第２スリット２４，２５が開設され、
さらに第２スリット２４，２５の奥底から先端縁２１へ
向って周壁母線方向に折曲するフック部たる第３スリッ
ト２６，２７が開設されている。
２１から母線方向に、前記係合用の柱体１２の係合突起
１５，１６をスキマバメ（ハメアイのＪＩＳ規格）で挿
通させる第１スリット２２，２３が直径線上の対称位置
に開設され、第１スリット２２，２３の奥底から、周壁
周方向へ折曲する第２スリット２４，２５が開設され、
さらに第２スリット２４，２５の奥底から先端縁２１へ
向って周壁母線方向に折曲するフック部たる第３スリッ
ト２６，２７が開設されている。
【００１８】前記フック部たる第３スリット２６，２７
の幅は、前記係合突起１５，１６をスキマバメで挿通さ
せうる寸法とされ、また該第３スリット２６，２７の長
さ、すなわち深さは、係合突起１５，１６の太さ、図示
例では係合突起１５，１６の直径より僅かに長い長さと
されている。
の幅は、前記係合突起１５，１６をスキマバメで挿通さ
せうる寸法とされ、また該第３スリット２６，２７の長
さ、すなわち深さは、係合突起１５，１６の太さ、図示
例では係合突起１５，１６の直径より僅かに長い長さと
されている。
【００１９】前述のごとく、係合突起１５，１６がいず
れか１個であるか、あるいは板状体１３，１４の各外側
に形成されて計４個の場合には、前記第１，第２，第３
の各スリットよりなるスリット群も係合突起の数と位置
とに合致させて形成されるものである。
れか１個であるか、あるいは板状体１３，１４の各外側
に形成されて計４個の場合には、前記第１，第２，第３
の各スリットよりなるスリット群も係合突起の数と位置
とに合致させて形成されるものである。
【００２０】係合筒部１８の先端縁２１において、前記
第１スリット２２，２３の開口部のうち、少なくとも、
後述するプランジャーロッド４の、図７中矢印Ｙで示す
回動方向の前方側の開口縁が第１スリット２２，２３内
へ傾斜したテーパ縁２８，２９に形成されている。
第１スリット２２，２３の開口部のうち、少なくとも、
後述するプランジャーロッド４の、図７中矢印Ｙで示す
回動方向の前方側の開口縁が第１スリット２２，２３内
へ傾斜したテーパ縁２８，２９に形成されている。
【００２１】本発明に係る注射器のラバーストッパー６
にプランジャーロッド４を結合させるには、ラバースト
ッパー６の係合用の柱体１２に、プランジャーロッド４
の係合筒部１８の内腔１９を外嵌させ、軽く押圧しつ
つ、図７中矢印Ｙで示す方向に回動させると、前記テー
パ縁２８，２９がラバーストッパー６の柱体１２の係合
突起１５，１６に当接した時点で、係合筒部１８の第１
スリット２２，２３が係合突起１５，１６を案内とし
て、スキマバメにより滑動するので、係合筒部１８は、
第１スリット２２，２３の奥底が係合突起１５，１６に
当接するまでラバーストッパー６側へ移動し停止する。
にプランジャーロッド４を結合させるには、ラバースト
ッパー６の係合用の柱体１２に、プランジャーロッド４
の係合筒部１８の内腔１９を外嵌させ、軽く押圧しつ
つ、図７中矢印Ｙで示す方向に回動させると、前記テー
パ縁２８，２９がラバーストッパー６の柱体１２の係合
突起１５，１６に当接した時点で、係合筒部１８の第１
スリット２２，２３が係合突起１５，１６を案内とし
て、スキマバメにより滑動するので、係合筒部１８は、
第１スリット２２，２３の奥底が係合突起１５，１６に
当接するまでラバーストッパー６側へ移動し停止する。
【００２２】次いでプランジャーロッド４を図７中矢印
Ｙで示す方向に回動させると、第２スリット２４，２５
が、第１スリット２２，２３と同幅であるので、係合突
起１５，１６を案内として、奥底が該突起１５，１６に
当接するまで滑動し、プランジャーロッド４が回動す
る。
Ｙで示す方向に回動させると、第２スリット２４，２５
が、第１スリット２２，２３と同幅であるので、係合突
起１５，１６を案内として、奥底が該突起１５，１６に
当接するまで滑動し、プランジャーロッド４が回動す
る。
【００２３】最後に、プランジャーロッド４を軽く引き
戻すと、第３スリット２６，２７が係合突起１５，１６
に嵌り込み、ラバーストッパー６にプランジャーロッド
４が結合される。
戻すと、第３スリット２６，２７が係合突起１５，１６
に嵌り込み、ラバーストッパー６にプランジャーロッド
４が結合される。
【００２４】図示例では、係合筒部１８の第３スリット
２６，２７が第２スリット２４，２５の奥底から周壁２
０の先端縁２１側に向って形成されているが、この第３
スリット２６，２７を、逆方向、すなわち先端縁２１と
逆の方向に形成してもよい。
２６，２７が第２スリット２４，２５の奥底から周壁２
０の先端縁２１側に向って形成されているが、この第３
スリット２６，２７を、逆方向、すなわち先端縁２１と
逆の方向に形成してもよい。
【００２５】第３スリット２６，２７が図５，図６のご
とく形成されている場合は、穿刺時におけるフラッシュ
バックを確認するための所謂ナースアスピレーション時
に、プランジャーロッド４の後退と同時に、シリンジ３
内に負圧が作用するが、前記したごとく、第３スリット
２６，２７が逆方向に形成されている場合は、注射時、
すなわちプランジャーロッド４が押圧される際に、係合
突起１５，１６と第３スリット２６，２７が係合位置に
保持される。
とく形成されている場合は、穿刺時におけるフラッシュ
バックを確認するための所謂ナースアスピレーション時
に、プランジャーロッド４の後退と同時に、シリンジ３
内に負圧が作用するが、前記したごとく、第３スリット
２６，２７が逆方向に形成されている場合は、注射時、
すなわちプランジャーロッド４が押圧される際に、係合
突起１５，１６と第３スリット２６，２７が係合位置に
保持される。
【００２６】
【発明の効果】本発明によると、プランジャーロッドを
ラバーストッパーに当接し、押し込み，回動、僅かな引
き戻し等の簡便な操作で強度が大きい接続を完結でき、
その間に、プランジャーロッドを介してラバーストッパ
ーに強い押圧力を作用させることがなく、注射の準備の
ための医師，看護婦等の作業を軽減させうる等の効果を
有する。
ラバーストッパーに当接し、押し込み，回動、僅かな引
き戻し等の簡便な操作で強度が大きい接続を完結でき、
その間に、プランジャーロッドを介してラバーストッパ
ーに強い押圧力を作用させることがなく、注射の準備の
ための医師，看護婦等の作業を軽減させうる等の効果を
有する。
【００２７】勿論、シリンジとプランジャーロッドが非
係合で１セットとされているので、運搬，流通，保管等
の際の包装の簡単化が図れ、注射実施までの間に不測の
外力がプランジャーロッドに作用することに起因する種
々の事故等も防止できる効果も有している。
係合で１セットとされているので、運搬，流通，保管等
の際の包装の簡単化が図れ、注射実施までの間に不測の
外力がプランジャーロッドに作用することに起因する種
々の事故等も防止できる効果も有している。
【００２８】またプランジャーロッドとラバーストッパ
ーとの結合に格別の注意力を必要とせず、結合をより簡
単に行いうる効果を奏する。
ーとの結合に格別の注意力を必要とせず、結合をより簡
単に行いうる効果を奏する。
【図１】実施の一例の要部を一部断面として示した側面
図である。
図である。
【図２】図１に示すシリンジとラバーストッパーとのみ
を一部断面として示した側面図図である。
を一部断面として示した側面図図である。
【図３】図２に示すものを角度９０度位相を異ならせて
示した断面図である。
示した断面図である。
【図４】図３に示すものの右側面図である。
【図５】図１に示すプランジャーロッドの側面図であ
る。
る。
【図６】図５に示すものを角度９０度位相を異ならせて
示した側面図である。
示した側面図である。
【図７】図５に示すものの右側面図である。
【図８】従来品の一例の縦断側面図である。
１ 注射器 ３ シリンジ ４ プランジャーロッド ５ 開口部 ６ ラバーストッパー ７ 係合チップ １２ 柱体 １５，１６ 係合突起 １７ 先端 １８ 係合筒部 ２１ 先端縁 ２２，２３ 第スリット ２４，２５ 第２スリット ２６，２７ フック部たる第３スリット ２８，２９ テーパ縁 Ｙ プランジャーロッドの回動方向
Claims (1)
- 【請求項１】 薬液充填用のシリンジにおけるプランジ
ャーロッド挿入口である開口部側に密嵌されたラバース
トッパーの、前記開口部側の端部に、硬質材製の係合チ
ップが固定されており、前記ラバーストッパーに係合さ
れるプランジャーロッドの先端には、ラバーストッパー
の係合チップと係合でき、かつシリンジ内へ摺動自在に
進入できる係合部が設けられており、前記係合チップと
係合部とには、一方に形成された係合突起と、他方に形
成され、前記係合突起とスキマバメで摺動でき、かつ該
係合突起と係合するフック部を有するスリットとよりな
る係合構造が形成されており、前記シリンジとプランジ
ャーロッドとが非係合で１セットとされている注射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7279692A JPH0999075A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7279692A JPH0999075A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 注射器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999075A true JPH0999075A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17614550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7279692A Pending JPH0999075A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 注射器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999075A (ja) |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP7279692A patent/JPH0999075A/ja active Pending
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