JPH0998878A - 履物脱ぎ台 - Google Patents

履物脱ぎ台

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JPH0998878A
JPH0998878A JP28667295A JP28667295A JPH0998878A JP H0998878 A JPH0998878 A JP H0998878A JP 28667295 A JP28667295 A JP 28667295A JP 28667295 A JP28667295 A JP 28667295A JP H0998878 A JPH0998878 A JP H0998878A
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JP
Japan
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footwear
base
swivel base
turn
swivel
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JP28667295A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fukuda
紘之 福田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 履物を脱いだり履いたりするときに後ろ向き
になったり履物の方向を変えなければならないという手
数を省き、入るときに脱いだ履物が出る方向に自動的に
向けられる履物脱ぎ台を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 基台8上に少なくとも180度回動可能
に設置された旋回台1と、この旋回台にかかる荷重を検
出する荷重検出手段18と、この荷重検出手段が荷重無
し信号に切り替わったときに計時動作を開始するタイマ
ー要素22と、このタイマー要素の計時動作が終了した
ときに旋回台1の回転を開始する駆動源16と、旋回台
1の回転を180度に規定する角度規制手段17とを備
えている。上記構成の履物脱ぎ台26の上で靴やスリッ
パを脱いで人が家や部屋へ入ると、タイマー要素22に
設定された時間が経過した後、駆動源16が駆動されて
旋回台1が180度回転し、旋回台1上の履物は出ると
きの方向に向けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴、下駄、スリ
ッパなどを脱ぐ台に関するもので、玄関や部屋の入口に
設置して使用するものである。
【0002】
【従来の技術】我国では、家に入るときに靴や下駄を脱
ぎ、部屋に入るときにはスリッパを脱ぐ習慣がある。こ
れらの履物を脱いで部屋に入った後、家や部屋から出る
ときには、後ろ向きになって履物を履くか、履物の方向
を180度回してから履かなければならない。そこで家
や部屋に入るときに脱いだ履物を反対向きにして揃える
か、家人が履物の向きを変えて履きやすいようにしてお
くという手間が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、履
物を脱いだり履いたりするときに、後ろ向きにならなけ
ればならないという面倒や、脱いだ履物の方向を変えな
ければならないという手数を省き、入るときに脱いだ履
物が出る方向に自動的に向けられる履物脱ぎ台を提供す
ることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の履物脱ぎ
台は、基台8上に少なくとも180度回動可能に設置さ
れた旋回台1と、この旋回台にかかる荷重を検出する荷
重検出手段18と、この荷重検出手段が荷重無し信号に
切り替わったときに計時動作を開始するタイマー要素2
2と、このタイマー要素の計時動作が終了したときに旋
回台1の回転を開始する駆動源16と、旋回台1の回転
を180度に規定する角度規制手段17とを備えている
ことを特徴とするものである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の履
物脱ぎ台において、旋回台表面に光電センサ7を備えて
おり、この光電センサが受光信号を発しているときは、
前記駆動源に駆動信号を与えないことを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】駆動源16としては、実施例に記載したような
電気モータのほか、エアモータ、エアシリンダ、バネな
どを用いることができる。荷重検出手段18としては、
旋回台1をバネや空気クッションによって上方に付勢し
て設け、荷重がかかったときに旋回台1が下降するのを
検出する構造が簡単である。旋回台1に荷重がかかった
ときの旋回台の下降動作を利用して、前記空気クッショ
ン内の圧縮空気やバネにエネルギーを蓄え、その圧縮空
気またはバネエネルギーで旋回台の駆動源16を駆動す
る構造とすることもできる。
【0007】タイマー要素22としては、電気的なもの
を用いるのが簡単であるが、駆動源16として圧縮空気
やバネを用いるときは、絞り弁とアキュムレータの組合
せや遠心クラッチなどをタイマー要素として利用するこ
とが可能である。またこれらの場合に旋回台1が下降す
るときの回動を防止するために、逆止弁やワンウェイク
ラッチを用いる構造も可能である。
【0008】家や部屋に入るとき、この発明の履物脱ぎ
台26の上で靴やスリッパなどを脱ぐ。履物を脱ぐとき
人が履物脱ぎ台26の上に乗るから、人の体重が荷重検
出器18で検出される。履物を脱いで人が家や部屋へ入
ると、荷重検出器18の信号は荷重無し信号に切り替わ
り、この時点からタイマー要素22に設定された時間が
経過した後、すなわち人が家や部屋に入ってから設定時
間が経過した後に、駆動源16が駆動され、角度規制手
段17との共同作用により、旋回台1を180度回転さ
せる。この回転動作によって旋回台1上の履物は出ると
きの方向に向けられる。従って家や部屋から出るとき、
人は出る方向に向けられている履物をそのまま履いて出
ればよい。
【0009】人が履物を履くときに旋回台1の上に乗る
と、このときも旋回台1の荷重が検出される。従って人
が履物を履いて出た後で、旋回台1が履物を載せないま
ま旋回することが起こり得る。これを避けるときは、請
求項2に示す構成を採用する。この構成では、旋回台1
上に履物がないときは、光電センサ7が外光を検出して
駆動源16が駆動されるのを防止する。すなわち旋回台
1上に履物がないときは、たとえ人が履物を履くときに
旋回台1に荷重をかけて出て行ったとしても、その後で
旋回台1が無駄に回動することがなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図3はこの発明の実施
の形態を示したものである。この例は旋回台を電池駆動
のモータによって回転させるようにしたものである。旋
回台1は円板でその下面中央に旋回軸2が突出してい
る。旋回軸2には旋回台1の下面との間に若干の間隔を
あけてウォームホイール3が嵌装固着されており、ウォ
ームホイール3の下面中央にはバネ受4が設けられてい
る。
【0011】旋回台1の下面周辺部の旋回軸2を中心と
する対向位置にセンス突起5が突出している。旋回台1
の表面中央には、図2に示すように、旋回軸2およびウ
ォームホイール3等を固定しているネジの頭6が見えて
おり、中心から旋回台1の半径の約2分の1のところに
光電センサ7が埋設されている。
【0012】基台8は矩形平板状で、その上に旋回台1
の周縁部を支えるリング状の支持リング9が固着されて
いる。この支持リングの中央の位置に軸受ボス11が立
設されており、この軸受ボスの中心に軸受孔12が設け
られている。旋回台1はその旋回軸2を軸受孔12に挿
通することによって、軸受孔12まわりに回動自在に支
持される。軸受ボス11には、圧縮バネ13が嵌装され
ており、この圧縮バネが旋回台下面のバネ受4に当接し
て旋回台1を上方に付勢し、旋回台1を支持リング9か
ら少し持ち上げている。
【0013】支持リング9の内側周縁部分には、図示し
ないブラケットでウォーム14が軸支されており、この
ウォームは減速歯車15を介してモータ16に連結され
ている。また支持リング9の内側周縁部の一箇所に、セ
ンス突起5を検出するためのリミットスイッチ(角度セ
ンサ)17が装着されている。さらにバネ受4の下方の
位置に荷重センサとなるリミットスイッチ18が装着さ
れている。
【0014】支持リング9の内側の適宜な空間に、電池
ケース19及びタイマやリレーなどの増幅器を内蔵した
回路板21が配置されている。
【0015】軸受ボスの軸受孔12に旋回軸2を挿通し
て回転自在に支持された旋回台1は、バネ13で若干浮
き上がった状態となっている。この状態で荷重センサ1
8は、バネ受4を検出していない。旋回台1の上に人が
乗ると、その体重で旋回台1が下降し、バネ受4が荷重
センサとなっているリミットスイッチ18を動作させ
る。人が旋回台1上で履物を脱いで家や部屋の中へ入る
と、旋回台1はバネ13の付勢力によって上動し、荷重
センサ18の信号はオフとなる。
【0016】基台8に軸支されているウォーム14は、
旋回台下面のウォームホイール3に噛合している。ウォ
ーム14がモータ16によって回転駆動されると、旋回
台1は旋回軸2まわりに回動する。旋回台1の回転力
が、ウォーム14とウォームホイール3との噛み合いに
よって伝達されている関係上、人が旋回台1上で旋回力
を与えても旋回台1は回転せず、また旋回台1の上下動
によってウォーム14とウォームホイール3との噛合が
外れることもない。
【0017】旋回台1が回転してセンス突起5が角度セ
ンサとなっているリミットスイッチ17で検出される
と、モータ16に停止信号が出力される。旋回台1には
旋回軸2を中心とする180度の位置にそれぞれセンス
突起が設けられているので、旋回台1は180度回転し
たところで、センス突起5が角度センサ17によって検
出されて、停止することとなる。
【0018】図3は制御回路のブロック図で、荷重セン
サ18がオンからオフに立ち下がったとき、タイマー要
素22に計時指令が与えられ、設定された時間(たとえ
ば8秒)が経過したとき、タイマー要素22はタイムア
ップ信号を出力する。タイムアップ信号は、光電センサ
7の反転信号とともにアンド回路23を通ってフリップ
フロップ24のセット端子に与えられる。従って光電セ
ンサ7が外光を検出しているときは、タイマー要素22
からタイムアップ信号が出ても、フリップフロップ24
を動作させない。旋回台1上に脱いだ履物があるときに
は、外光がその履物によって遮られて光電センサ7の出
力はオフとなるので、タイムアップ信号はフリップフロ
ップ24に与えられる。
【0019】フリップフロップ24がセットされると、
増幅器25を動作させ、モータ16に駆動電流が供給さ
れる。このモータの回転によって旋回台1が180度回
転し、センス突起5が角度センサ17で検出されると、
その出力信号によってフリップフロップ24がリセット
され、モータ16は停止する。
【0020】以上のように構成された履物脱ぎ台26
を、玄関や部屋の入口に設置しておき、この履物脱ぎ台
上で靴やスリッパを脱いで家や部屋に入ると、人が入っ
た後しばらくしてから旋回台1が180度回転して、脱
いだ履物を出る方向に向ける。人が旋回台1上の履物を
履いて出て行ったときは、光電センサ7の出力がオンに
なるため、タイマー要素で設定された時間がきても旋回
台1は回転しない。
【0021】なお光電センサ7を設けない構造であって
も、人が出て行った後、旋回台1が単に180度空転す
るのみであるから、特に支障は生じない。なお光電セン
サ7のケーブルは、モータ16の回転方向を1回毎に反
転させる構造であれば(たとえばセンス突起を1個、角
度センサ17を180度対向する位置にそれぞれ設け、
どちらの角度センサがオンになっているかによって、モ
ータ16の回転方向を正転または逆転させるようにすれ
ばよい)、ある程度の長さ余裕を設けて接続してやれば
よく、旋回台1が一方の方向のみに回転する構造であれ
ば、スリップリング等を介して接続してやればよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したこの発明により、人が履物
を脱いで家や部屋に入るとき、後ろ向きになって履物の
方向を揃えたり、脱いだ履物の方向を変えて揃え直すと
いう手数が不要となり、家や部屋への出入りが気持良く
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回台の下面側と基台の上面側とを示す分解斜
視図
【図2】旋回台の上面を示す斜視図
【図3】制御ブロック図
【符号の説明】
1 旋回台 7 光電センサ 8 基台 16 モータ 17 角度センサ 18 荷重センサ 22 タイマー要素

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(8) 上に少なくとも180度回動可
    能に設置された旋回台(1) と、この旋回台にかかる荷重
    を検出する荷重検出手段(18)と、この荷重検出手段が荷
    重無し信号に切り替わったときに計時動作を開始するタ
    イマー要素(22)と、このタイマー要素の計時動作が終了
    したときに旋回台(1) の回転を開始する駆動源(16)と、
    旋回台(1) の回転を180度に規定する角度規制手段(1
    7)とを備えてなる、履物脱ぎ台。
  2. 【請求項2】 旋回台表面に光電センサ(7) を備えてお
    り、この光電センサが受光信号を発しているときは前記
    駆動源に駆動信号を与えないことを特徴とする、請求項
    1記載の履物脱ぎ台。
JP28667295A 1995-10-05 1995-10-05 履物脱ぎ台 Pending JPH0998878A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028063A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Mitsuo Saotome 自動半転式履物脱ぎ台
KR20060099820A (ko) * 2005-03-15 2006-09-20 박석환 신발 방향 자동전환장치
CN102273826A (zh) * 2011-06-21 2011-12-14 张云龙 一种自动感应调整鞋架
JP2014168673A (ja) * 2013-02-07 2014-09-18 Sec Corp 履物反転装置
CN113303745A (zh) * 2021-07-13 2021-08-27 高家旭 一种自动旋转烘干鞋子摆放机

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