JPH0998800A - 不要物除去方法及びその装置 - Google Patents

不要物除去方法及びその装置

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JPH0998800A
JPH0998800A JP28685195A JP28685195A JPH0998800A JP H0998800 A JPH0998800 A JP H0998800A JP 28685195 A JP28685195 A JP 28685195A JP 28685195 A JP28685195 A JP 28685195A JP H0998800 A JPH0998800 A JP H0998800A
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JP28685195A
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Tadaaki Kajiyama
忠昭 梶山
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AGURI BUSINESS KK
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理物16から不要物17を最大限に除去し
て、不要物17が混入していない純粋な主茎部16のみを次
段の工程へ送り、以降の工程におけるトラブルを少なく
して生産性を高めることを目的とする。 【解決手段】 処理工程の一部の搬送手段1Aの下部に
複数の鋸刃8の刃部8aを上向きにして配設し、その上
部に圧接手段1Bを配して、搬送手段1Aと圧接手段1
Bとの間をスクレーパ7に連行されて搬送される主茎部
16の表皮を鋸刃8で引っ掻いて不要物17を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不要物除去方法
(特に、甘蔗(さとうきび)の主茎部から葉鞘部等の不
要物を分離する方法)、及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】甘蔗の茎部は農場での刈り取り後に処理
工場に運ばれ、砂糖の原料として圧搾機にかけられ、で
きるだけ多くの糖汁が搾り出される。こうした甘蔗の収
穫に際しては、我が国では以前から、図16のように人手
によって茎部16を土壌面上の生え際から刈り取り、穂の
出た先端部分16b(以下、稍頭部と称する。)を切り落
とし、節16aから出た葉鞘17及びその先の蔗葉17aは人
の手で剥離して、茎部16(特に主茎部)のみを図17のよ
うに手作業で選り分け、いわゆる、すっきりしたクリー
ンケーンと呼ばれる状態で長茎のまま工場へ搬入してい
た。
【0003】しかし、こうした収穫方法に代えて、労働
力不足と省力化による収穫費の低減、工場稼動率の向上
を図るために、甘蔗の刈り取りも収穫機の導入をはじめ
とする機械化が急ピッチで進んでいる。
【0004】従来は、上記のように甘蔗はクリーンケー
ン状態で工場へ搬入され、そのまま圧搾機にかけられ搾
汁されていたが、機械化に伴い、収穫機により刈り取っ
た甘蔗はその機械により自動的に所定の寸法( 280〜30
0mm 位)に切断されて工場へ搬入されるようになった。
【0005】しかし、機械による甘蔗の刈り取りは一律
に行われるために、茎部と共に稍頭部を含む大量の不要
物(以下、トラッシュと称することがある。)が混じっ
た夾雑物が生じ易い。このうち、乾いた小さな土砂の一
部や蔗茎から外れた蔗葉の一部はトロンメールと呼ばれ
る回転櫛で除去したり、風選処理されることもあるが、
多くの夾雑物がそのまま処理工場へと送り込まれている
のが実情である。そして、これが工場へ持ち込まれる
と、処理工程に種々のトラブルを引き起こすことがあ
る。
【0006】即ち、不要なトラッシュが多量に圧搾機以
降の工程に持ち込まれると、圧搾に使用するケーンナイ
フ、シュレッダーハンマー、ミルロール、ポンプ等の破
損や摩耗をはじめ、機械的なトラブルが生じる。また、
原料繊維分の増加、甘蔗糖度の低下、第一汁及び混合汁
の純糖率の低下、圧搾処理量の低下、糖度搾出率の低
下、バガス、ケーキ、糖蜜増量による糖分損失、粘度上
昇による煎糖時間の増加、及び回収率の低下等、数多く
のトラブルを回避することができない。
【0007】また、稍頭部の糖分は皆無に等しいばかり
でなく、カルシウム、ゴム質、ペクチン等、多くの不純
物を含んでおり、この不純物は糖分の回収率を低下させ
る上に、砂糖としての結晶化を妨げる要素となる阻害物
質を排出するものである。
【0008】このような現象を惹き起こす最大の原因
は、我が国には、台風が頻繁に到来する等の不利な地理
的条件があるため、甘蔗の茎が直立せずに倒れかかった
り、中には地面を這うようなものもあるため、収穫機に
よる刈り取りを行う場合には、稍頭部や泥状物等の不要
物の混入量が増え、また刈り取り部分のサイズや形状も
種々雑多である。
【0009】従って、本発明者は、外国で行われている
ように、刈り取った甘蔗を夾雑物と共に水槽へ投入して
水面に浮き上がったトラッシュを分離して除去する方法
を参考にしながら、排水による河川等の汚染を防止し、
環境保護に極めて厳しい我が国の実情に対応し得るもの
として、特願平6−201274号により提案し既に実
用化している。しかし、これによってもまだ完全とは言
えず、殊に所定寸法に切断された甘蔗の主茎部に残って
いる葉鞘の除去は未解決の状態であり、これの改善は早
急な課題となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記のよ
うな実情に鑑みてなされたものであって、葉鞘等の不要
物を甘蔗等の目的物から充分に除去し、以後の処理にと
って好ましい状態で目的物を搬送できる方法及び装置を
提供することを目的とするものである。例えば、収穫機
により刈り取られると同時に所定寸法に切断された甘蔗
の主茎部(以下、被処理物又は原料と称することがあ
る。)の節上部に残っている葉鞘(以下、不要物と称す
ることがある。)を除去し、不要物のない綺麗な甘蔗の
主茎部のみを製糖工程へ送れるように、不要物除去方法
及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために鋭意検討を重ねた。その結果、例えば
鋸刃のような鋭利な突起物の利用に着目し、これにより
甘蔗の表皮を引っ掻くことによって葉鞘が剥離されて除
去されることを見出し、しかも、これを前述の水槽によ
る処理工程の直前に行うことによって水槽による処理も
更に効果的になるとの結論を得、本発明に到達したもの
である。
【0012】即ち、本発明は、搬送手段で被処理物を搬
送しつつ、前記被処理物から不要物を除去処理するに際
し、前記被処理物の搬送経路の下部において前記不要物
を引っ掻きながら前記被処理物から剥離し、この剥離さ
れた不要物を分離して前記被処理物を搬送する不要物除
去方法に係るものである。
【0013】また、本発明は、搬送手段で被処理物を搬
送しつつ前記被処理物から不要物を除去する不要物除去
装置であって、前記被処理物の搬送手段と、前記被処理
物の搬送経路の下部において、前記不要物を引っ掻きな
がら前記被処理物から剥離する剥離手段と、前記剥離さ
れた不要物を分離する分離手段とを有する不要物除去装
置にも係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に基づく不要物除去方法に
おいて、被処理物の搬送経路の上部から前記被処理物を
圧接し、この圧接状態で前記被処理物を次段の処理工程
へ搬送することが望ましい。
【0015】そして、不要物の剥離手段として、複数の
突起状体を用い、その突起状体としては、鋸刃を用いる
ことが望ましい。
【0016】また、被処理物を搬送方向に連行するスク
レーパを前記搬送方向に移動させるように構成すること
が望ましい。
【0017】また、圧接手段として、被処理物搬送方向
に配された移動式のキャタピラ状体を設けることが望ま
しい。
【0018】また、圧接手段として固定式の板状体を設
けることもできる。
【0019】この場合、被処理物の搬送経路に沿って、
刃部を上向きにして複数の鋸刃が所定間隔に設けられ、
前記鋸刃間に複数の板状体が所定間隔に設けられ、これ
らの鋸刃及び板状体の上で前記被処理物をスクレーパで
搬送させながら、前記複数の鋸刃及び/又は前記複数の
板状体の間から、前記鋸刃によって引っ掻かれて剥離さ
れた不要物を落下させて除去することが望ましい。
【0020】また、被処理物から不要物を剥離するため
に、回転速度及び回転方向が異なり、対向して配置する
圧接力自在なローラの間に被処理物を挟んで通過させ、
前記不要物を剥離するように構成することもできる。
【0021】また、被処理物から不要物を剥離するため
に、走行速度及び走行方向が異なり、対向して配置する
圧接力自在なエンドレス状体の間に被処理物を挟んだ状
態で通過させ、前記不要物を剥離するように構成するこ
ともできる。
【0022】従って、葉鞘が付属した原料甘蔗から前記
葉鞘を除去するに際し、前記原料甘蔗を移動させなが
ら、この原料甘蔗の表皮を圧接状態で引っ掻き、この原
料甘蔗から葉鞘を除去するように構成することが望まし
い。
【0023】そして、本発明に基づく装置においては、
被処理物の搬送経路の上部から前記被処理物を圧接する
圧接手段を設け、この圧接状態で前記被処理物を次段の
処理工程へ搬送するように構成することが望ましい。
【0024】そして、不要物の剥離手段として、複数の
突起状が設けら、その突起状体が、鋸刃を有しているこ
とが望ましい。
【0025】また、被処理物を搬送方向に連行するスク
レーパが搬送手段に設けられていることが望ましい。
【0026】また、圧接手段としてのキャタピラ状体が
被処理物搬送方向に移動可能に配されていることが望ま
しい。
【0027】また、圧接手段を固定式の板状体で構成す
ることもできる。
【0028】この場合、被処理物の搬送経路に沿って複
数の鋸刃が刃部を上向きにして所定間隔に設けられ、前
記鋸刃間に複数の板状体が所定間隔に設けられ、これら
の鋸刃及び板状体の上で前記被処理物をスクレーパで搬
送させながら、被処理物から不要物を剥離して除去する
ように構成されることが望ましい。
【0029】また、被処理物から不要物を剥離するため
に、回転速度及び回転方向が異なり、対向して配置する
圧接力自在なローラが設けられ、このローラの間に被処
理物を挟んで通過させ、前記不要物を剥離するように構
成されていることが望ましい。
【0030】また、被処理物から不要物を剥離するため
に、走行速度及び走行方向が異なり、対向して配置する
圧接力自在なエンドレス状体が設けられ、このエンドレ
ス状体の間に被処理物を挟んだ状態で通過させ、前記不
要物を剥離するように構成されていることが望ましい。
【0031】従って、葉鞘が付属した原料甘蔗から前記
葉鞘を除去するに際し、前記原料甘蔗を移動させなが
ら、この原料甘蔗の表皮を圧接状態で引っ掻き、この原
料甘蔗から葉鞘を除去するように構成されていることが
望ましい。
【0032】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1〜
図8により説明する。図1は、本実施例の一部を分離し
て示した斜視図、図2は実施例の右側面図であり、後述
する図8に示す処理工程の一部として設置される。
【0033】本実施例は図1に示すように、主として搬
送手段1Aと圧接手段1Bとにより不要物除去装置91
(以下、装置と称する。)が構成されている。即ち、搬
送手段1Aはこの直前の工程から被処理物16が太線円弧
矢印で示すように搬入される水平部分と、これの次の工
程へ反対側の円弧矢印のように被処理物16を搬出するた
め、斜めに上昇する傾斜部とが鈍角に折り曲がった形状
を呈している。そして、この搬送手段1Aの両側には、
搬出側に駆動歯車5a、搬入側に従動歯車5bが設けら
れ、これにチェーン4、4がそれぞれ架設され、搬送手
段1Aの折り曲げ部にはチェーン4のガイドローラ6
a、6bがそれぞれ設けられている。
【0034】搬送手段1Aには一定間隔で板状のスクレ
ーパ7が複数設けられ、各スクレーパ7はその両端を左
右のチェーン4、4に軸着してチェーン4、4と連動
し、図2に示すように、被処理物16を連行して搬送する
ようになっている。このように構成された搬送手段1A
の搬送経路の両端には搬出側の床板21a及び搬入側の床
板21bが設けられ、この底板21aと21bとの間には、図
3に示すような複数の格子状を有するブロック20が敷き
つめられ、被処理物16の落下防止と不要物17の落下手段
とを兼ねて設けられている。
【0035】そして、このブロック20には、図3及び図
5に示すように、図4のような鋸刃8が刃部8aを上向
きにして所定間隔で複数が設けられている。この鋸刃8
は市販の鋼材切断用のものであり、その両端を固定用金
具18a及び18bによりブロック20の枠に固定されてい
る。更に、この鋸刃8は図1及び図6に示すように、設
置位置をずらして例えば鋸刃が千鳥掛けになるように、
鋸刃8の設置位置の異なったブロック20が交互に設けら
れている。
【0036】上記の搬送手段1Aの傾斜部上には、図1
及び図2に示すように圧接手段1Bが設けられている。
これも、搬送手段1Aと同じように、この両側には搬出
側に駆動歯車10a、反対側には従動歯車10bが設けら
れ、それぞれにチェーン12が架設されている。そして、
この両チェーン12、12の間にはキャタピラ状に複数の押
さえ板13が設けられ、その両端はチェーン12、12にそれ
ぞれ軸着されている。更に、搬送手段1A側に位置する
チェーン12、12の内側には転輪11が複数設けられてチェ
ーン12、12の反り上がりを防止するようになっている。
【0037】この圧接手段1Bは、図1において一点鎖
線で示す矢印方向に搬送手段1Aの傾斜部の上に搬送手
段1Aと所定の間隙を保って設置され、図2のように、
スクレーパに連行されながら搬送される被処理物16を軽
く押さえるようになっている。これにより搬送中の被処
理物16が浮き上がるのを防止している。
【0038】上記のように、一体に組み合わせられた搬
送手段1A及び圧接手段1Bは、図1及び図2に示すよ
うに複数の支柱2に支持された架台3に設置されて、全
工程の中の一工程として設けられ、図2に示すように、
搬送中の主茎部16の表皮に密着している葉鞘16aを鋸刃
8の刃部8aで引っ掻いて除去するものである。
【0039】本実施例は、上記のような方法を目途に設
置された装置であり、この装置が製糖工場における甘蔗
の処理施設の一部に導入された例はなく、将に画期的な
ことである。
【0040】次に、実施例による不要物の除去機能につ
いて更に詳細に説明する。上述したように、被処理物で
ある甘蔗の主茎部16は、図1及び図2の如く、投入口14
Aからこの装置91の搬送経路へ一定の向きに整えて投入
される。従って、搬送手段1Aのチェーン4、4と連動
し、矢印方向へ移動するスクレーパ7により投入された
主茎部16は連行されながら、搬送経路の下部に設置され
た鋸刃8の刃部8aによって表皮を引っ掻かれる。そし
て、これが装置の傾斜部に至れば、主茎部16は上部を圧
接手段1Bによって押さえられるため、引っ掻きの度合
いは強くなる。
【0041】搬送手段1A及び圧接手段1Bは図示省略
した駆動源によってそれぞれの駆動歯車5a及び10aが
駆動されている。この装置91による処理工程を終えた主
茎部16は排出口14Bから自然に落下し、そのまま次の工
程へ投入される。そして、この処理工程において、除去
された不要物17は、この装置91の架台3の底板15面を滑
って投入口14Aの下部に集められ、随次又は逐次図示省
略した手段により搬出される。底板15面を滑り落ちる不
要物17は風圧又は機械的手段により強制的に除去するこ
とが望ましい。
【0042】除去すべき不要物である葉鞘17は、図7に
示すように主茎部16の節16aから生え出た蔗葉17aの根
本の部分であり、鞘のように茎の一部を覆って茎にその
根本は密着している。従って、前述したように、所定寸
法に切断され、トロンメールと称される回転櫛等で予め
蔗葉17a部分が除去された上で、搬入された主茎部16に
付属している葉鞘17は容易には剥離し難い状態である。
【0043】従って、図7のように、矢印方向へ主茎部
16を移動させながら鋭い突起物で引っ掻くような作用が
必要である。これが主茎部16を上から圧接しながら鋸刃
8を使用することにより同図のように葉鞘17を除去し、
所望の目的が達成できる。このように、搬送中に移動し
ている主茎部16は形状が丸棒状であるため、主茎部16自
体も装置との摩擦により若干の自転もしながら、また、
横方向への移動も伴っている。また、主茎部16の向きは
一定方向に整えられているとは言え、無造作にこの装置
へ投入されてくる主茎部16の節16aの位置も不揃いであ
り、ばらばらの状態である。
【0044】図示のように、鋸刃8の取付け位置が前後
同じではなく千鳥掛けに配置してあるのは、上記のよう
な主茎部16の状態に対応するためであり、この取付け位
置は、少なくともブロック20の1つおきに位置を変え、
更に望ましくは全ての鋸刃がそれぞれ変わった位置に設
けられている方がよい。
【0045】このような鋸刃8の取付け位置の調製は、
図5に示すブロック20の枠に鋸刃8の固定用金具18a及
び18bの取付け穴20aを多数設けておくことにより可能
である。
【0046】図5に示すように、ブロック20の枠の厚み
は、鋸刃8の幅と同じであり、鋸刃8の間に配設する格
子材9の幅も同じに設定され、搬送路の床面を形成する
ものでもある。そして、除去された葉鞘17はこの鋸刃8
や格子材9の間の隙間から落下する。図5においては、
鋸刃8を明示するために格子材9は一部を破断したり、
省略して示してある。そして、これらの鋸刃8及び格子
材9の間隔は、図示省略したスペーサによりブロックご
とにほぼ一定の間隔を保っている。
【0047】図8は、製糖工場の一部の工程(不要物除
去工程)のレイアウトを示す俯瞰図である。そして、こ
れが主茎部16と共に搬入されてくるトラッシュや泥等を
分離して除去処理する工程102 であり、前述したように
本実施例の装置91はこの一部に設置されている。次に、
この工程102 について概略を説明する。
【0048】所定寸法に切断され、工場へ搬入された原
料は、原料置場103 からクレーンクラブバスケット81に
よりホッパー82へ投入され、エプロンフィーダー83を通
ってベルトコンベヤ84によりケーンエレベータ86へ移載
される。そして、ここで大きいサイズのトラッシュはホ
ーク式ウィッダー85により除去され、除去されたトラッ
シュはベルトコンベヤ87Aによりトラッシュコンベヤ97
に移載されてトラッシュ置場へ搬出される。
【0049】或る程度の大物の不要物が除去された原料
はケーンエレベータ86によりスライダ式ストーン除去装
置88に投入されて、原料に付着した土や砂が除去されて
デトラッシャ89へ移される。ここでは櫛状の突起物を有
し回転するドラム状体の中で更に付属する葉鞘17等を除
去し、原料である主茎部16をケーン方向シュータ90によ
り主茎部16を一定の向きに整えて次段の工程へ送り込
む。そして、スライダ式ストーン除去装置88及びデトラ
ッシャ89によって除去された残りのトラッシュは、ベル
トコンベヤ87Bからベルトコンベヤ87Cを経由してトラ
ッシュコンベヤ97へ移載される。
【0050】そして、上記したケーン方向シュータ90の
次に位置するのが本実施例の装置91である。上記のよう
にデトラッシャ89により或る程度の葉鞘17は除去される
ものの完全には除去し得ず、従来はこれがこのまま圧搾
工程へ搬入されていることが問題となっていたことであ
り、本実施例の装置91によってこれを完全に除去するこ
とが実施例の目的である。
【0051】本実施例の装置91により処理された原料
は、前述した特願平6−201274号により提案した
湿式不要物除去装置92である。従って、本実施例の付加
によって処理装置102 が一層その機能を向上させること
になる。
【0052】湿式不要物除去装置92にはオゾン式用水殺
菌装置98、処理用水濾過装置99及び汚泥貯槽100 等が連
動し、更に除去された不要物は搬出用のベルトコンベヤ
101により排出されて、クリーンな原料のみがベルトコ
ンベヤ94、95を経由して、ケーンキャリア96に移載され
て製糖工程へ送られる。
【0053】図9は、上記した湿式不要物除去装置92の
正面図、図10は、図9のX−X線断面図であり、本実施
例と不可分の関係にあるこの湿式不要物除去装置92につ
いて、図9及び図10により概略を説明する。
【0054】この装置92は、支柱41に支えられて水槽42
が設置され、この水槽には中段及び下段に搬出手段45、
48がそれぞれ、装置の長さ方向に沿ってその幅領域内に
付設されており、搬出手段45によりクリーンな主茎部が
搬出され、沈澱した泥等はスクリュー式の搬出手段48に
よって排出される。そして、上段の搬出手段101 が装置
の幅方向に横向きに2基設置され、この搬出手段101 に
よって搬出されるトラッシュTが横方向へ搬出される。
【0055】即ち、水槽42の水面に浮遊するトラッシュ
Tを搬出する上段の2基のチェーンコンベヤ101 はいず
れも、図10に明示するように、駆動源のモータ57に連結
されて駆動されるプーリ54aとプーリ54b及び54cにエ
ンドレスチェーン55が架け渡され、矢印に沿って回転す
るようになっている。
【0056】そして、チェーン55には硬いブラシ56がス
クレーパとしてコンベヤ長さ方向に一定間隔で、その幅
方向に設けられている。また、プーリ54aを頂点として
プーリ54bによって下方へ傾斜させると共に、プーリ54
bと54cは水平に水面Waと一定の間隔をもって配設さ
れている。
【0057】上記のプーリ54aと同54bによる傾斜線と
平行して、このコンベヤ101 の下方には、多数の小孔を
設けたパンチ孔スクリーン58がコンベヤ53の下面を覆う
ように設置されている。そして更に、その下には、コン
ベヤ枠の底板59が位置して設けられている。
【0058】従って、図10に示すように、チェーン55に
設けられたブラシ56は、水面に浮遊するトラッシュTを
パンチ孔スクリーン58との間へ引きずり込み、そのまま
チェーン55の回転に伴ってトラッシュTを搬送し、上端
部側方の落とし口51へ運び、コンベヤ53と直交する別の
ベルトコンベヤ52に移載して搬出するものである。
【0059】本実施例によれば、上述したようにこの装
置91の搬送経路に複数の鋸刃8の刃部8aを上向きにし
て設け、しかも鋸刃8を千鳥掛けに配設し、この上を被
処理物16が搬送され、更にその上部を圧接手段1Bによ
り押さえるようになっている。このため、被処理物16が
浮き上がることなく鋸刃8の刃部8aにより被処理物16
の表皮が万遍なく引っ掻かれ、被処理物16に密着して付
属している葉鞘等の不要物17を剥離して除去することが
できるため、次段の湿式処理装置での効果を一層高める
ことができる。
【0060】そして、鋸刃8が設置されているブロック
20が所定の隙間を有して格子材9により格子状に形成さ
れているので、搬送中の被処理物16がここから脱落する
こともなく、除去された不要物17のみが落下して底板15
によって1ケ所に集めることができる。
【0061】図11は、本発明の第2の実施例を示すもの
であり、その一部の概略図である。そして、図12は、一
部分を分離して示した全体の斜視図である。この実施例
が前記の第1の実施例と異なるところは、圧接手段とし
て蓋体19が代わりに設けられていることである。
【0062】そして、この蓋体19による圧接手段は搬送
手段 111A上に固定して設置される。従って、固定され
たこの蓋体19にスクレーパ7Aが接触しないようにスク
レーパ7Aの高さを低くしてあり、その他の部分は上記
した第1の実施例と同様に構成されている。
【0063】従って、この実施例によれば、搬送処理中
の被処理物の浮き上がり防止及び葉鞘の剥離作用等は第
1の実施例と同様の功を奏することができる。
【0064】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、
本発明の技術的思想に基づいて各種の変形が可能であ
る。
【0065】例えば、図13のようにすることも可能であ
る。即ち、図13に示すものは、支軸62に軸着されたロー
ラ60Aと支軸63に軸着されたローラ60Bとを上下に対向
して配置したものである。そして、図示省略した駆動源
によって駆動され、図示のように、ローラ60A、60Bの
回転方向と回転速度が異なり、更にローラの表面には滑
り止め61が設けられている。
【0066】ローラ60A、60Bの噛み合い部の一方には
導入板64が設けられ、被処理物16は図示のように、この
導入板64上を並んで滑りながら移動し、順次挟み込まれ
る。従って、回転速度の異なるローラ60A、60B間で主
茎部16に付属している葉鞘17は、掻きむしられるように
して除去される。このようなローラ60A、60Bの作用を
顕著ならしめるためには、滑り止め61は鑢のような面で
あると共に、ローラ60A、60B自体にも或る程度の弾力
性があることが望ましい。
【0067】そして、このような装置は、図14のように
複数を設置することができる。このためには、高い位置
から順次低位置になるように配置し、それぞれの間に傾
斜した導入板64を設けて自然に主茎部16が滑りながら搬
送されるようにすればよい。これにより、仮に除去し得
なかった葉鞘があっても次のローラで除去されることに
なる。この場合、導入板には不要物落下用の穴を設けた
方がよい。
【0068】また、図15のようにすることも可能であ
る。この場合は図示の如く、エンドレス状体が上下に対
向して配置され、この場合も走行方向及び走行速度が上
下で異なっており、エンドレス状体の表面には上記例と
同様に滑り止めが設けられている。そして、図示省略し
た駆動源によって駆動される駆動輪70aと従動輪70bと
の間に広幅帯状体73がエンドレスに形成して架設され、
対向面の内側には弾性手段74により押圧された転輪72が
複数設けられ、挟んだ主茎部16を圧接するようになって
いる。
【0069】従って、挿入口側に設けた傾斜面をなした
導入板76から自然に滑り込む主茎部16は、対向配置され
たエンドレス状体68と69との間に挟み込まれてこれを通
過する間に、主茎部16に付属している葉鞘17は掻きむし
られるようにして除去される。
【0070】また、前述の実施例における上方からの圧
接手段は、例えば鎖や針金又はロープ等の線状体又はベ
ルト等の帯状体のものを使用することもできる。また、
引っ掻き手段としては鋸刃以外の様々な突起物や、固定
式又は回転式のワイヤ刷子なども好適に摘用することが
できる。
【0071】更に、本発明は甘蔗の葉鞘除去を目的とし
たものであるが、更に工夫を加えることによって、農産
物の加工にも適用することもできる。
【0072】
【発明の作用効果】本発明は、上述した如く、不要物を
被処理物から除去するに際し、被処理物の搬送経路の下
部に不要物の剥離手段と分離手段とを設け、不要物を搬
送しつつ被処理物を引っ掻きながら不要物を除去し分離
しているので、除去された不要物が以降の処理工程へ持
ち込まれることがなく、可能な限り不要物のない被処理
物を送ることができる。従って、圧搾処理工程における
トラブルも少なく、例えば糖度の高い搾汁の圧搾を可能
にし、糖の回収率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による不要物除去装置で
あって、一部を分離して示す斜視図である。
【図2】同不要物除去装置の右側面図である。
【図3】同一部を省略したブロックの平面図である。
【図4】同鋸刃及び取付け金具の正面図である。
【図5】同一部を省略して描いたブロックの斜視図であ
る。
【図6】同装置の一部を表した斜視図である。
【図7】同鋸刃による不要物除去状況を表した斜視図で
ある。
【図8】同実施例が設けられている不要物除去処理工程
全体の俯瞰図である。
【図9】同処理工程に設けられている湿式不要物分離除
去装置の正面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例による不要物除去装置の
一部を示す概略図である。
【図12】同不要物除去装置の一部を分離して示した斜視
図である。
【図13】同変形例を示す要部の概略斜視図である。
【図14】同変形例の概略図である。
【図15】同他の変形例を示す概略図である。
【図16】従来例による手作業を示す斜視図である。
【図17】同不要物が除去された状態の甘蔗茎の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1A、 111A・・・搬送手段 1B・・・圧接手段 2・・・支柱 3・・・架台 4、12・・・チェーン 5a、10a・・・駆動歯車 5b、10b・・・従動歯車 6・・・ガイドローラ 7、7A・・・スクレーパ 8・・・鋸刃 8a・・・刃部 9・・・格子材 11、72・・・転輪 13・・・押さえ板 14A・・・投入口 14B・・・排出口 15、65・・・底板 16・・・被処理物(主茎部、原料) 17・・・不要物(葉鞘) 18a、18b・・・鋸刃取付け金具 19・・・蓋体 20・・・ブロック 20a・・・取付け穴 21a・・・投入口側床板 21b・・・排出口側床板 60A、60B・・・ローラ 61・・・滑り止め 62、63・・・支軸 64、75・・・導入板 68、69・・・エンドレス状体 70a、71a・・・駆動輪 70b、71b・・・従動輪 73・・・広幅帯状体 74・・・弾性手段 91、91A・・・不要物除去装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段で被処理物を搬送しつつ、前記
    被処理物から不要物を除去処理するに際し、前記被処理
    物の搬送経路の下部において前記不要物を引っ掻きなが
    ら前記被処理物から剥離し、この剥離された不要物を分
    離して前記被処理物を搬送する不要物除去方法。
  2. 【請求項2】 被処理物の搬送経路の上部から前記被処
    理物を圧接し、この圧接状態で前記被処理物を次段の処
    理工程へ搬送する、請求項1に記載した不要物除去方
    法。
  3. 【請求項3】 不要物の剥離手段として、複数の突起状
    体を用いる、請求項1又は2に記載した不要物除去方
    法。
  4. 【請求項4】 突起状体として、鋸刃を用いる、請求項
    3に記載した不要物除去方法。
  5. 【請求項5】 被処理物を搬送方向に連行するスクレー
    パを前記搬送方向に移動させる、請求項1に記載した不
    要物除去方法。
  6. 【請求項6】 圧接手段として、被処理物搬送方向に配
    された移動式のキャタピラ状体を設ける、請求項2に記
    載した不要物除去方法。
  7. 【請求項7】 圧接手段として固定式の板状体を設け
    る、請求項2に記載した不要物除去方法。
  8. 【請求項8】 被処理物の搬送経路に沿って、刃部を上
    向きにして複数の鋸刃が所定間隔に設けられ、前記鋸刃
    間に複数の板状体が所定間隔に設けられ、これらの鋸刃
    及び板状体の上で前記被処理物をスクレーパで搬送させ
    ながら、前記複数の鋸刃及び/又は前記複数の板状体の
    間から、前記鋸刃によって引っ掻かれて剥離された不要
    物を落下させて除去する、請求項1に記載した不要物除
    去方法。
  9. 【請求項9】 被処理物から不要物を剥離するために、
    回転速度及び回転方向が異なり、対向して配置する圧接
    力自在なローラの間に被処理物を挟んで通過させ、前記
    不要物を剥離する、請求項1に記載した不要物除去方
    法。
  10. 【請求項10】 被処理物から不要物を剥離するために、
    走行速度及び走行方向が異なり、対向して配置する圧接
    力自在なエンドレス状体の間に被処理物を挟んだ状態で
    通過させ、前記不要物を剥離する、請求項1に記載した
    不要物除去方法。
  11. 【請求項11】 葉鞘が付属した原料甘蔗から前記葉鞘を
    除去するに際し、前記原料甘蔗を移動させながら、この
    原料甘蔗の表皮を圧接状態で引っ掻き、この原料甘蔗か
    ら葉鞘を除去する、請求項1〜10のいずれか1項に記載
    した不要物除去方法。
  12. 【請求項12】 搬送手段で被処理物を搬送しつつ前記被
    処理物から不要物を除去する不要物除去装置であって、
    前記被処理物の搬送手段と、前記被処理物の搬送経路の
    下部において、前記不要物を引っ掻きながら前記被処理
    物から剥離する剥離手段と、前記剥離された不要物を分
    離する分離手段とを有する不要物除去装置。
  13. 【請求項13】 被処理物の搬送経路の上部から前記被処
    理物を圧接する圧接手段を設け、この圧接状態で前記被
    処理物を次段の処理工程へ搬送するように構成された、
    請求項12に記載した不要物除去装置。
  14. 【請求項14】 不要物の剥離手段として、複数の突起状
    が設けられている、請求項12又は13に記載した不要物除
    去装置。
  15. 【請求項15】 突起状体が、鋸刃を有している、請求項
    14に記載した不要物除去装置。
  16. 【請求項16】 被処理物を搬送方向に連行するスクレー
    パが搬送手段に設けられている、請求項12に記載した不
    要物除去装置。
  17. 【請求項17】 圧接手段としてのキャタピラ状体が被処
    理物搬送方向に移動可能に配されている、請求項13に記
    載した不要物除去装置。
  18. 【請求項18】 圧接手段が固定式の板状体を有してい
    る、請求項13に記載した不要物除去装置。
  19. 【請求項19】 被処理物の搬送経路に沿って複数の鋸刃
    が刃部を上向きにして所定間隔に設けられ、前記鋸刃間
    に複数の板状体が所定間隔に設けられ、これらの鋸刃及
    び板状体の上で前記被処理物をスクレーパで搬送させな
    がら、被処理物から不要物を剥離して除去するように構
    成された、請求項12に記載した不要物除去装置。
  20. 【請求項20】 被処理物から不要物を剥離するために、
    回転速度及び回転方向が異なり、対向して配置する圧接
    力自在なローラが設けられ、このローラの間に被処理物
    を挟んで通過させ、前記不要物を剥離するように構成さ
    れた、請求項12に記載した不要物除去装置。
  21. 【請求項21】 被処理物から不要物を剥離するために、
    走行速度及び走行方向が異なり、対向して配置する圧接
    力自在なエンドレス状体が設けられ、このエンドレス状
    体の間に被処理物を挟んだ状態で通過させ、前記不要物
    を剥離するように構成された、請求項12に記載した不要
    物除去装置。
  22. 【請求項22】 葉鞘が付属した原料甘蔗から前記葉鞘を
    除去するに際し、前記原料甘蔗を移動させながら、この
    原料甘蔗の表皮を圧接状態で引っ掻き、この原料甘蔗か
    ら葉鞘を除去するように構成された、請求項12〜21のい
    ずれか1項に記載した不要物除去装置。
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