JPH0998422A - 動き検出方法およびそれを使用したデータ伝送装置 - Google Patents
動き検出方法およびそれを使用したデータ伝送装置Info
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- JPH0998422A JPH0998422A JP7254230A JP25423095A JPH0998422A JP H0998422 A JPH0998422 A JP H0998422A JP 7254230 A JP7254230 A JP 7254230A JP 25423095 A JP25423095 A JP 25423095A JP H0998422 A JPH0998422 A JP H0998422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】動きを速やかに検出できる動き検出方法と動き
が検出されたときの画像を容易に伝送できるデータ伝送
装置を提供する。 【解決手段】装置1からの信号SVに基づくデータSD
Vを符号化部20でブロック単位で符号化する。符号化
データCSをメモリ部30に記憶する。メモリ部30の
データCSから各ブロックの直流成分データを読み出し
てメモリ部32に記憶する。新たな信号SVに基づくデ
ータSDVを符号化部20で符号化し、得られたデータ
CSをメモリ部30に記憶する。制御部31で、メモリ
部32の直流成分データに対するメモリ部30の直流成
分データの差分量をブロック毎に算出し積算する。積算
値が所定値を超えたときは動きを生じたと判断して、メ
モリ部30のデータCSに基づき通信データSDを生成
する。モデム部34で通信データSDを送信信号SSと
してインタフェース35と公衆通信回線を介して所定の
送信先に伝送する。
が検出されたときの画像を容易に伝送できるデータ伝送
装置を提供する。 【解決手段】装置1からの信号SVに基づくデータSD
Vを符号化部20でブロック単位で符号化する。符号化
データCSをメモリ部30に記憶する。メモリ部30の
データCSから各ブロックの直流成分データを読み出し
てメモリ部32に記憶する。新たな信号SVに基づくデ
ータSDVを符号化部20で符号化し、得られたデータ
CSをメモリ部30に記憶する。制御部31で、メモリ
部32の直流成分データに対するメモリ部30の直流成
分データの差分量をブロック毎に算出し積算する。積算
値が所定値を超えたときは動きを生じたと判断して、メ
モリ部30のデータCSに基づき通信データSDを生成
する。モデム部34で通信データSDを送信信号SSと
してインタフェース35と公衆通信回線を介して所定の
送信先に伝送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は動き検出方法およ
びそれを使用したデータ伝送装置に関する。詳しくは、
画像データをブロック毎に直交変換を用いて符号化し、
得られた符号化データの直流成分の差分量に基づいて動
きを速やかに検出するものである。また動きが検出され
たときに符号化データを伝送することにより、動きが検
出されたときの画像を容易に伝送することができるもの
である。
びそれを使用したデータ伝送装置に関する。詳しくは、
画像データをブロック毎に直交変換を用いて符号化し、
得られた符号化データの直流成分の差分量に基づいて動
きを速やかに検出するものである。また動きが検出され
たときに符号化データを伝送することにより、動きが検
出されたときの画像を容易に伝送することができるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の動き検出方法、例えばビデオカメ
ラからの撮像信号を利用した動き検出方法では、アナロ
グの撮像信号がディジタルの画像データに変換されてメ
モリに記憶される。その後、このメモリに記憶された画
像データと新たな撮像信号に基づく画像データとの差分
量が算出されて、この差分量が所定の値を超えたときに
動きを生じたと判断されて動き検出が行われていた。
ラからの撮像信号を利用した動き検出方法では、アナロ
グの撮像信号がディジタルの画像データに変換されてメ
モリに記憶される。その後、このメモリに記憶された画
像データと新たな撮像信号に基づく画像データとの差分
量が算出されて、この差分量が所定の値を超えたときに
動きを生じたと判断されて動き検出が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の動き
検出方法では、画像データが多量であるので画像データ
の差分量の算出に時間を要し、動きを速やかに検出する
ことができなかった。
検出方法では、画像データが多量であるので画像データ
の差分量の算出に時間を要し、動きを速やかに検出する
ことができなかった。
【0004】また、この動き検出方法を利用して監視を
行う場合、動きが検出されたときの状況の確認を安全か
つ容易に行うためには、離れた場所からでも状況を確認
できることが望ましい。
行う場合、動きが検出されたときの状況の確認を安全か
つ容易に行うためには、離れた場所からでも状況を確認
できることが望ましい。
【0005】そこで、この発明では動きを速やかに検出
することができる動き検出方法、および動きが検出され
たときの画像を容易に伝送することができるデータ伝送
装置を提供するものである。
することができる動き検出方法、および動きが検出され
たときの画像を容易に伝送することができるデータ伝送
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る動き検出
方法は、第1の時点の画像に基づく画像データを複数の
ブロックに分割し、直交変換を用いてブロック毎に符号
化して第1の符号化データを得て、第1の時点よりも遅
い第2の時点の画像に基づく画像データを複数のブロッ
クに分割し、直交変換を用いてブロック毎に符号化して
第2の符号化データを得て、第1および第2の符号化デ
ータの所定の成分をブロック毎に比較し、第1の符号化
データと第2の符号化データの所定の成分の差分量に基
づいて動きを検出するものである。
方法は、第1の時点の画像に基づく画像データを複数の
ブロックに分割し、直交変換を用いてブロック毎に符号
化して第1の符号化データを得て、第1の時点よりも遅
い第2の時点の画像に基づく画像データを複数のブロッ
クに分割し、直交変換を用いてブロック毎に符号化して
第2の符号化データを得て、第1および第2の符号化デ
ータの所定の成分をブロック毎に比較し、第1の符号化
データと第2の符号化データの所定の成分の差分量に基
づいて動きを検出するものである。
【0007】また、この発明に係るデータ伝送装置は、
1画面の画像データを複数のブロックに分割してブロッ
ク毎に直交変換を用いて画像データを符号化する符号化
手段と、符号化手段で得られた符号化データを順次更新
して記憶する第1のメモリ手段と、第1のメモリ手段の
更新前の符号化データの所定の成分を記憶する第2のメ
モリ手段と、第1のメモリ手段に記憶された更新後の所
定の成分の符号化データと、第2のメモリ手段に記憶し
た更新前の所定の成分の符号化データとの差分量をブロ
ック毎に算出し、得られた差分量に基づいて動きを検出
する動き検出手段と、第1のメモリ手段に記憶された符
号化データに基づいて通信データを生成するデータ生成
手段と、データ生成手段で生成された通信データを伝送
するデータ伝送手段とを有し、データ伝送手段では、動
き検出手段で動きが検出されたときにデータ生成手段で
通信データを生成してデータ伝送手段で通信データを伝
送するものである。
1画面の画像データを複数のブロックに分割してブロッ
ク毎に直交変換を用いて画像データを符号化する符号化
手段と、符号化手段で得られた符号化データを順次更新
して記憶する第1のメモリ手段と、第1のメモリ手段の
更新前の符号化データの所定の成分を記憶する第2のメ
モリ手段と、第1のメモリ手段に記憶された更新後の所
定の成分の符号化データと、第2のメモリ手段に記憶し
た更新前の所定の成分の符号化データとの差分量をブロ
ック毎に算出し、得られた差分量に基づいて動きを検出
する動き検出手段と、第1のメモリ手段に記憶された符
号化データに基づいて通信データを生成するデータ生成
手段と、データ生成手段で生成された通信データを伝送
するデータ伝送手段とを有し、データ伝送手段では、動
き検出手段で動きが検出されたときにデータ生成手段で
通信データを生成してデータ伝送手段で通信データを伝
送するものである。
【0008】この発明においては、画像データがブロッ
ク毎に直交変換を用いて符号化され、得られた符号化デ
ータの所定の成分と次の画面の符号化データの所定の成
分が対応するブロック毎に比較されて差分量が算出さ
れ、この差分量に基づいて動き検出が行われる。また、
動きが検出されたときに動きを生じた画面の画像データ
が伝送される。
ク毎に直交変換を用いて符号化され、得られた符号化デ
ータの所定の成分と次の画面の符号化データの所定の成
分が対応するブロック毎に比較されて差分量が算出さ
れ、この差分量に基づいて動き検出が行われる。また、
動きが検出されたときに動きを生じた画面の画像データ
が伝送される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照してこの発明に係
る動き検出方法およびデータ伝送装置の実施の一形態に
ついて説明する。
る動き検出方法およびデータ伝送装置の実施の一形態に
ついて説明する。
【0010】図1は本発明に係るデータ伝送装置の構成
を示す図である。図1において、例えばビデオカメラで
構成された画像信号出力装置1からは画像信号SVがデ
ータ伝送装置10に供給される。
を示す図である。図1において、例えばビデオカメラで
構成された画像信号出力装置1からは画像信号SVがデ
ータ伝送装置10に供給される。
【0011】データ伝送装置10では、供給された画像
信号SVが信号変換部11でディジタルの画像データS
DVとされて、静止画メモリ部12に記憶される。この
静止画メモリ部12に記憶された画像データSDVは、
図2に示すように例えば8×8画素のブロック毎に読み
出されて符号化手段であるデータ符号化部20に供給さ
れる。
信号SVが信号変換部11でディジタルの画像データS
DVとされて、静止画メモリ部12に記憶される。この
静止画メモリ部12に記憶された画像データSDVは、
図2に示すように例えば8×8画素のブロック毎に読み
出されて符号化手段であるデータ符号化部20に供給さ
れる。
【0012】データ符号化部20では、静止画メモリ部
12からのブロック化された画像データSDVが、例え
ば直交変換である離散コサイン変換(以下「DCT(Dis
crete Cosine Transform)」という)を用いて符号化処
理されてデータ量が圧縮される。ここで、データ符号化
部20の構成を図3に示す。
12からのブロック化された画像データSDVが、例え
ば直交変換である離散コサイン変換(以下「DCT(Dis
crete Cosine Transform)」という)を用いて符号化処
理されてデータ量が圧縮される。ここで、データ符号化
部20の構成を図3に示す。
【0013】図3において、ブロック化された画像デー
タSDVは、DCT部21で2次元のDCT処理が行わ
れ、得られたDCT係数は図4に示すように1個の直流
成分と63個の交流成分とされる。量子化部22では、
量子化テーブル23を用いて係数毎に量子化される。量
子化されたDCT係数は、エントロピー符号化部24で
符号化テーブル25を用いて符号化される。ここで、直
流成分は1つ前のブロックの直流成分との差分値が符号
化される。また交流成分はブロック内でジグザグスキャ
ンによって1次元に並びかえられたのち符号化される。
このようにして得られた画像データSDVの圧縮データ
である符号化データCSは第1のメモリ手段である符号
化データメモリ部30に記憶される。
タSDVは、DCT部21で2次元のDCT処理が行わ
れ、得られたDCT係数は図4に示すように1個の直流
成分と63個の交流成分とされる。量子化部22では、
量子化テーブル23を用いて係数毎に量子化される。量
子化されたDCT係数は、エントロピー符号化部24で
符号化テーブル25を用いて符号化される。ここで、直
流成分は1つ前のブロックの直流成分との差分値が符号
化される。また交流成分はブロック内でジグザグスキャ
ンによって1次元に並びかえられたのち符号化される。
このようにして得られた画像データSDVの圧縮データ
である符号化データCSは第1のメモリ手段である符号
化データメモリ部30に記憶される。
【0014】また、データ制御部31によって符号化デ
ータメモリ部30に記憶された符号化データCSから直
流成分のデータの読み出しが行われ、読み出された直流
成分のデータは第2のメモリ手段である動き検出メモリ
部32に記憶される。
ータメモリ部30に記憶された符号化データCSから直
流成分のデータの読み出しが行われ、読み出された直流
成分のデータは第2のメモリ手段である動き検出メモリ
部32に記憶される。
【0015】動き検出手段であると共にデータ生成手段
であるデータ制御部31では、動き検出メモリ部32に
記憶された直流成分のデータと新たに符号化データメモ
リ部30に記憶された符号化データCSの直流成分のデ
ータを比較して動き検出が行われる。ここで、動きが検
出されたときには、新たに符号化データメモリ部30に
記憶された符号化データCSに基づいて通信データSD
が生成される。
であるデータ制御部31では、動き検出メモリ部32に
記憶された直流成分のデータと新たに符号化データメモ
リ部30に記憶された符号化データCSの直流成分のデ
ータを比較して動き検出が行われる。ここで、動きが検
出されたときには、新たに符号化データメモリ部30に
記憶された符号化データCSに基づいて通信データSD
が生成される。
【0016】なお、データ制御部31では、データ符号
化部20のデータ符号化処理、静止画メモリ部12や符
号化データメモリ部30等のデータの記憶や読出処理お
よび網制御部33の制御も行われる。
化部20のデータ符号化処理、静止画メモリ部12や符
号化データメモリ部30等のデータの記憶や読出処理お
よび網制御部33の制御も行われる。
【0017】網制御部33は、公衆通信回線と後述する
モデム部34を接続するためのものであり、この網制御
部33では、データ制御部31との通信によって回線イ
ンタフェース35を介して公衆通信回線に発呼信号やダ
イヤルパルス信号あるいは多周波信号の送出が行われ
る。
モデム部34を接続するためのものであり、この網制御
部33では、データ制御部31との通信によって回線イ
ンタフェース35を介して公衆通信回線に発呼信号やダ
イヤルパルス信号あるいは多周波信号の送出が行われ
る。
【0018】また、データ伝送手段であるモデム部34
では、データ制御部31で生成された通信データSDが
変調されて送信信号SSとされると共に回線インタフェ
ース35を介して公衆通信回線に供給される。
では、データ制御部31で生成された通信データSDが
変調されて送信信号SSとされると共に回線インタフェ
ース35を介して公衆通信回線に供給される。
【0019】次に、実施の形態の動作について説明す
る。まず、時点t1で画像信号出力装置1から供給され
た画像信号SV1に基づく1画面分の画像データSDV1
が静止画メモリ部12に記憶されると、この静止画メモ
リ部12に記憶された画像データSDV1は、データ符
号化部20でブロック単位で符号化されてデータ量が圧
縮される。このデータ符号化部20で得られた符号化デ
ータCS1は、符号化データメモリ部30に記憶され
る。また符号化データメモリ部30に記憶された符号化
データCS1から、各ブロックの直流成分のデータが読
み出されて動き検出メモリ部32に記憶される。
る。まず、時点t1で画像信号出力装置1から供給され
た画像信号SV1に基づく1画面分の画像データSDV1
が静止画メモリ部12に記憶されると、この静止画メモ
リ部12に記憶された画像データSDV1は、データ符
号化部20でブロック単位で符号化されてデータ量が圧
縮される。このデータ符号化部20で得られた符号化デ
ータCS1は、符号化データメモリ部30に記憶され
る。また符号化データメモリ部30に記憶された符号化
データCS1から、各ブロックの直流成分のデータが読
み出されて動き検出メモリ部32に記憶される。
【0020】次に、時点t2で画像信号SV2に基づく画
像データSDV2が静止画メモリ部12に記憶される
と、データ符号化部20で画像データSDV2がブロッ
ク単位で符号化されてデータ量が圧縮される。このデー
タ符号化部20で得られた新たな符号化データCS2は
符号化データメモリ部30に供給される。このため、符
号化データメモリ部30のデータは時点t1の画像信号
SV1に基づく符号化データCS1から時点t2の画像信
号SV2に基づく符号化データCS2に更新される。
像データSDV2が静止画メモリ部12に記憶される
と、データ符号化部20で画像データSDV2がブロッ
ク単位で符号化されてデータ量が圧縮される。このデー
タ符号化部20で得られた新たな符号化データCS2は
符号化データメモリ部30に供給される。このため、符
号化データメモリ部30のデータは時点t1の画像信号
SV1に基づく符号化データCS1から時点t2の画像信
号SV2に基づく符号化データCS2に更新される。
【0021】データ制御部31では、動き検出メモリ部
32に記憶されている直流成分のデータに対する符号化
データメモリ部30の符号化データCS2の直流成分の
データの差分量がブロック毎に算出されて積算される。
32に記憶されている直流成分のデータに対する符号化
データメモリ部30の符号化データCS2の直流成分の
データの差分量がブロック毎に算出されて積算される。
【0022】ここで積算値が所定の値を超えたときには
動きを生じたと判断されて、符号化データメモリ部30
の符号化データCS2に基づき通信データSDが生成さ
れる。さらに通信データSDはモデム部34で送信信号
SSとされる。また網制御部33では、データ制御部3
1との通信によって回線インタフェース35を介して公
衆通信回線に発呼信号、所定のダイヤルパルス信号ある
いは多周波信号の送出等が行われて、モデム部34から
の送信信号SSが回線インタフェース35および公衆通
信回線を介して所定の送信先に伝送される。
動きを生じたと判断されて、符号化データメモリ部30
の符号化データCS2に基づき通信データSDが生成さ
れる。さらに通信データSDはモデム部34で送信信号
SSとされる。また網制御部33では、データ制御部3
1との通信によって回線インタフェース35を介して公
衆通信回線に発呼信号、所定のダイヤルパルス信号ある
いは多周波信号の送出等が行われて、モデム部34から
の送信信号SSが回線インタフェース35および公衆通
信回線を介して所定の送信先に伝送される。
【0023】なお、差分量の算出が終了したときには、
動き検出メモリ部32に記憶されている直流成分のデー
タが、符号化データメモリ部30に記憶されている符号
化データCS2の直流成分のデータに更新される。
動き検出メモリ部32に記憶されている直流成分のデー
タが、符号化データメモリ部30に記憶されている符号
化データCS2の直流成分のデータに更新される。
【0024】以下同様に、動き検出メモリ部32に記憶
されている直流成分のデータに対する符号化データメモ
リ部30に記憶されている符号化データの直流成分のデ
ータの差分量に基づき動き検出が行われる。また動きが
検出されたときは、動きが検出されたときの画像信号に
基づく符号化データが所定の送信先に伝送される。
されている直流成分のデータに対する符号化データメモ
リ部30に記憶されている符号化データの直流成分のデ
ータの差分量に基づき動き検出が行われる。また動きが
検出されたときは、動きが検出されたときの画像信号に
基づく符号化データが所定の送信先に伝送される。
【0025】このように上述の実施の形態によれば、符
号化データCSのブロック毎の直流成分のデータだけを
用いて動き検出が行なわれるので、動き検出のためのデ
ータの演算処理が簡単とされて速やかに動きを検出する
ことができる。また動きが検出されたときには動きが検
出されたときの画像信号に基づく符号化データが自動的
に所定の送信先に伝送されるので、離れた場所から状況
を安全かつ容易に確認することができる。
号化データCSのブロック毎の直流成分のデータだけを
用いて動き検出が行なわれるので、動き検出のためのデ
ータの演算処理が簡単とされて速やかに動きを検出する
ことができる。また動きが検出されたときには動きが検
出されたときの画像信号に基づく符号化データが自動的
に所定の送信先に伝送されるので、離れた場所から状況
を安全かつ容易に確認することができる。
【0026】ところで、上述の実施の形態では8×8画
素のブロック毎に直流成分のデータの差分量を算出し、
この差分量の積算値に基づいて動きを検出するものとし
たが、いずれかのブロックで差分量が所定の値を超えた
場合に動きを生じたと判断するものすれば、動き検出の
ためのデータの演算処理をさらに簡単とすることができ
る。また、動きが検出されたときには、直流成分のデー
タの差分量が所定の値を超えたブロックに対応する符号
化データメモリ部30の符号化データを伝送するものと
すれば、伝送するデータ量を削減することができる。さ
らに直流成分のデータだけでなく図4に示す低周波項の
交流成分のデータを含めて動き検出を行うものとしても
よい。なお、各ブロックの画素は8×8画素に限られる
ものではなく、例えば16×16画素等であってもよい
ことは勿論である。
素のブロック毎に直流成分のデータの差分量を算出し、
この差分量の積算値に基づいて動きを検出するものとし
たが、いずれかのブロックで差分量が所定の値を超えた
場合に動きを生じたと判断するものすれば、動き検出の
ためのデータの演算処理をさらに簡単とすることができ
る。また、動きが検出されたときには、直流成分のデー
タの差分量が所定の値を超えたブロックに対応する符号
化データメモリ部30の符号化データを伝送するものと
すれば、伝送するデータ量を削減することができる。さ
らに直流成分のデータだけでなく図4に示す低周波項の
交流成分のデータを含めて動き検出を行うものとしても
よい。なお、各ブロックの画素は8×8画素に限られる
ものではなく、例えば16×16画素等であってもよい
ことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、画像データがブロッ
ク毎に直交変換を用いて符号化され、得られた符号化デ
ータの所定の成分と次の画面の符号化データの所定の成
分が対応するブロック毎に比較されて差分量が算出され
て、この差分量に基づいて動き検出が行われる。
ク毎に直交変換を用いて符号化され、得られた符号化デ
ータの所定の成分と次の画面の符号化データの所定の成
分が対応するブロック毎に比較されて差分量が算出され
て、この差分量に基づいて動き検出が行われる。
【0028】このため、符号化データのブロック毎の例
えば直流成分のデータだけを用いて動き検出が行なわれ
るので、動き検出のためのデータの演算処理が簡単とさ
れて速やかに動きを検出することができる。また動きが
検出されたときには動きが検出されたときの画像信号に
基づく符号化データが自動的に所定の送信先に伝送され
るので、離れた場所から状況を安全かつ容易に確認する
ことができる。
えば直流成分のデータだけを用いて動き検出が行なわれ
るので、動き検出のためのデータの演算処理が簡単とさ
れて速やかに動きを検出することができる。また動きが
検出されたときには動きが検出されたときの画像信号に
基づく符号化データが自動的に所定の送信先に伝送され
るので、離れた場所から状況を安全かつ容易に確認する
ことができる。
【図1】この発明に係るデータ伝送装置の実施の形態の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】画像のブロック化を示す図である。
【図3】データ符号化部20の構成を示す図である。
【図4】DCT符号化方式におけるDCT係数の成分を
示す図である。
示す図である。
1 画像信号出力装置 10 データ伝送装置 11 信号変換部 12 静止画メモリ部 20 データ符号化部 21 DCT部 22 量子化部 23 量子化テーブル 24 符号化部 25 符号化テーブル 30 符号化データメモリ部 31 データ制御部 32 動き検出メモリ部 33 網制御部 34 モデム部 35 回線インタフェース
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の時点の画像に基づく画像データを
複数のブロックに分割し、直交変換を用いてブロック毎
に符号化して第1の符号化データを得て、 上記第1の時点よりも遅い第2の時点の画像に基づく画
像データを複数のブロックに分割し、直交変換を用いて
ブロック毎に符号化して第2の符号化データを得て、 上記第1および第2の符号化データの所定の成分をブロ
ック毎に比較し、 上記第1の符号化データと上記第2の符号化データの所
定の成分の差分量に基づいて動きを検出することを特徴
とする動き検出方法。 - 【請求項2】 上記直交変換は離散コサイン変換を用い
ることを特徴とする請求項1記載の動き検出方法。 - 【請求項3】 上記第1および第2の符号化データの所
定の成分は、直流成分であることを特徴とする請求項2
記載の動き検出方法。 - 【請求項4】 1画面の画像データを複数のブロックに
分割してブロック毎に直交変換を用いて画像データを符
号化する符号化手段と、 上記符号化手段で得られた符号化データを順次更新して
記憶する第1のメモリ手段と、 上記第1のメモリ手段の更新前の符号化データの所定の
成分を記憶する第2のメモリ手段と、 上記第1のメモリ手段に記憶された更新後の所定の成分
の符号化データと、上記第2のメモリ手段に記憶した更
新前の所定の成分の符号化データとの差分量をブロック
毎に算出し、得られた差分量に基づいて動きを検出する
動き検出手段と、 上記第1のメモリ手段に記憶された符号化データに基づ
いて通信データを生成するデータ生成手段と、 上記データ生成手段で生成された通信データを伝送する
データ伝送手段とを有し、 上記データ伝送手段では、上記動き検出手段で動きが検
出されたときに上記データ生成手段で通信データを生成
して上記データ伝送手段で通信データを伝送することを
特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項5】 上記直交変換は離散コサイン変換を用い
ることを特徴とする請求項4記載のデータ伝送装置。 - 【請求項6】 上記符号化データの所定の成分は、直流
成分であることを特徴とする請求項5記載のデータ伝送
装置。 - 【請求項7】 上記データ生成手段では、上記第1のメ
モリ手段に記憶された更新後の所定の成分の符号化デー
タと、上記第2のメモリ手段に記憶した更新前の所定の
成分の符号化データとの差分量をブロック毎に算出し、
この差分量が所定レベルを超えたブロックに対応する上
記第1のメモリ手段の符号化データに基づいて通信デー
タを生成することを特徴とする請求項4記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項8】 上記データ伝送手段では、上記動き検出
手段で動きが検出されたときに通信データを所定の送信
先に伝送することを特徴とする請求項4記載のデータ伝
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254230A JPH0998422A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 動き検出方法およびそれを使用したデータ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254230A JPH0998422A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 動き検出方法およびそれを使用したデータ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998422A true JPH0998422A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17262077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7254230A Pending JPH0998422A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 動き検出方法およびそれを使用したデータ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998422A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0862332A2 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion picture converting apparatus |
US6179424B1 (en) | 1999-01-18 | 2001-01-30 | Minolta Co., Ltd. | Optical system for a projector |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7254230A patent/JPH0998422A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0862332A2 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion picture converting apparatus |
EP0862332A3 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion picture converting apparatus |
US6192078B1 (en) | 1997-02-28 | 2001-02-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion picture converting apparatus |
US6179424B1 (en) | 1999-01-18 | 2001-01-30 | Minolta Co., Ltd. | Optical system for a projector |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040525 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040728 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |