JPH0996828A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0996828A
JPH0996828A JP25392295A JP25392295A JPH0996828A JP H0996828 A JPH0996828 A JP H0996828A JP 25392295 A JP25392295 A JP 25392295A JP 25392295 A JP25392295 A JP 25392295A JP H0996828 A JPH0996828 A JP H0996828A
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display device
film
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JP25392295A
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Junji Uchigata
形 純 二 内
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示器のX辺及びY辺に配置される複数
のTAB−ICに接続される回路基板を安価に構成した
液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示器1のX辺及びY辺に配置され
て上記液晶表示器を駆動する複数のTAB−IC2と、
上記TAB−IC2に接続される回路基板30と、を有
する液晶表示装置において、上記回路基板30は、1本
の略帯状の形状の柔軟な基材からなり、かつ、帯状の形
状の途中で上記X方向及び上記Y方向間に折り曲げるよ
うにして上記液晶表示器1の辺縁部近傍に配置され、上
記辺縁部に配置された上記複数のTAB−IC2各々の
接続端子群の位置に上記回路基板30の複数の接続端子
群の位置がそれぞれ一致するように配置される、ことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関
し、特に、TAB(テープボンディング tape automat
ed bonding)−IC等のフィルム基板を用いた液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、その低消費電力と軽く
薄いという特性から、近年個人使用の可搬型端末装置や
携帯端末装置に広く用いられるようになった。この特徴
をより有効に生かすための構造、実装方法が考えられて
いる。TAB−IC(あるいはTCP(Tape Carrier Pa
ckage))等のフィルム基板を用いた液晶表示装置は、そ
の内の一つであり、最近の液晶表示器を使用する薄形の
液晶表示装置の大半が本方式を用いている。
【0003】TAB−ICを用いた液晶表示装置の構造
は、液晶表示器(LCDパネル)の駆動ドライバICを
載置しているTABをいかに実装するかで、大別して、
フラットTAB方式、折曲げTAB方式、Z型折曲げT
AB方式の3通りに分類される。
【0004】(1)フラットTAB方式 図8は、フラットTAB方式の液晶表示器の例を示して
いる。同図(a)は液晶表示器の平面図、同図(b)は
液晶表示器の側面図である。両図において、1は液晶表
示器、2はTAB−IC、3は回路基板、4はジャンパ
リードやフラットケーブル等の接続ケーブル、5は信号
入力端子(I/Fコネクタ)、である。
【0005】フラットTAB方式では、液晶表示器1、
TAB−IC2、回路基板3は、略同一平面上に配置さ
れるので、液晶パネル全体を薄く出来、その組立が比較
的容易でバックライト等の交換が容易な構造に出来る。
しかし、相対的に面積を要する。 (2)折曲げTAB方式 図9は、90度折曲げTAB方式の例を示している。ま
た、図10は、180度折曲げTAB方式の例を示して
いる。各図において、図8と対応する部分には同一符号
を付し、かかる部分の説明は省略する。折曲げTAB方
式では、TAB−IC2の部分でLCDパネルの裏面側
に折曲げ、図示しないバックライトあるいは反射板の側
面側(90度折曲げTAB方式)に、あるいはLCDパ
ネルの裏面側(180度折曲げTAB方式)に、回路基
板3を位置させる。このため、液晶パネルの、パネルの
外枠と画面のすき間、いわゆる額縁を極端に小さく出来
る。しかし、液晶表示器全体の厚さが厚くなり、その組
立は複雑になる。 (3)Z型折曲げTAB方式 図11は、Z型折曲げTAB方式の例を示している。同
図において、図8と対応する部分には同一符号を付し、
かかる部分の説明は省略する。この方式では、図11
(b)に示すように、TAB2をZ状に折畳んで配置す
ることによって額縁を小さくし、しかも、回路基板3を
省スペースにて実装出来る。しかし、TAB2の形状は
液晶表示器全体を厚くする方向に作用し、液晶表示装置
の組立を、更に複雑なものとする。
【0006】上述した(2)、(3)の折曲げTAB方
式では額縁を狭くし得るので、TAB−ICを用いた液
晶表示装置で常に要求されている、外形寸法に対する表
示面積の比率を出来るだけ大きくするということを満た
すことが可能だが、反面、装置自体の構造が複雑にな
り、組立が煩雑になる上、その厚さ方向のスペースを利
用する構造のため液晶表示器自体が厚くなってしまう。
それでは、液晶表示器の特徴である薄型という利点を生
かせない。
【0007】更に、折曲げTABは、折り曲げ部が弱く
TABの配線のパターン切れが起きやすいという欠点を
持っている。このため、現在の液晶表示装置では、
(1)のフラットTAB方式を用いるのが一般的であ
る。
【0008】このように、TAB−ICを用いた液晶表
示器の実装技術においては、液晶表示器を駆動する駆動
回路を搭載したTAB−ICを直接LCDパネルに実装
することにより、従来用いていた液晶表示器と同等以上
の厚みを持つ駆動IC(フラットパッケージIC)が不
要となる。駆動ICの多数ある出力を液晶表示器の各電
極端子に供給給電する回路を有する大きな回路基板が不
要となる。このような利点によって、上記駆動ICと回
路基板の板厚と重量が液晶表示装置の全厚、重量に加わ
らない、極めて薄く、軽い液晶表示装置を得ることが出
来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本方式
でも液晶表示器の各辺に実装された各TAB−IC2に
信号を供給するための回路基板3は必要であり、この部
分はなくすことができない。各TAB−IC2に信号を
供給するための回路基板3は各実装辺毎に必要である。
このため、X側(セグメント側)用、Y側(コモン側)
用の回路基板3を液晶表示器の各辺に実装されているT
AB−IC2にハンダ付け(ハンダ接続)した後に、回
路基板3の相互間を接続ケーブル4を用いたハンダ付け
を行い、電気的に接続する。
【0010】しかしながら、このような組立構造には次
のような不具合がある。すなわち、上述したような接続
作業は、一般に容易ではなく、工程数がかかり、歩留り
が悪い。また、液晶表示装置に用いる液晶表示器の表示
画素子数の違いによって使用するTAB−ICの個数が
異なる場合、同一種類のTAB−ICを使用していても
上記回路基板の共通化が出来ないため、部品単価も低減
することも難しい。
【0011】これは、TAB−ICを用いた液晶表示装
置では、外形寸法に対しての表示面積の比率を出来るだ
け大きくするため、(非表示部の額縁部分を狭くするた
め)、各TAB−ICに信号を供給するための回路基板
の幅を出来るだけ狭くしているからである。
【0012】この結果、X側(セグメント側)用、Y側
(コモン側)用の回路基板上に設ける各信号ラインを接
続させるための接続ケーブルをハンダ付するハンダラン
ドに割当てるスペースの確保が難しくなり、上記ハンダ
ランドのピッチ、電極幅を狭くせざるを得ない。このハ
ンダランドのファインピッチ化によって、ハンダ付け作
業が困難となり、工程数がかかり、歩留りを落とす原因
となる。そして、製品単価を上げる要因となっている。
【0013】本来ならば、X側(セグメント側)用、Y
側(コモン側)用の回路基板を、一体で形成すれば良い
のだが、TAB−ICはLCDパネルの各辺に実装され
ているため、回路基板も各辺に沿わせて配置しなければ
ならない。そのようにした場合、回路基板はL字形又は
コの字形になり、回路基板自体の製造時の1シートの取
り数が大幅に減る。コストが格段に高くなり、製品に使
用するには適さない。
【0014】また、液晶表示装置に使用するTAB−I
C数は、液晶表示装置の表示画素子数で決まるので、X
側(セグメント側)用、Y側(コモン側)用の回路基板
に対応する接続TAB−ICの数は、画素数で種類分け
される製品毎に異る。そうすると、上記回路基板の共通
化が出来ず、回路基板の単価の低減が難しい。結果的に
液晶表示装置の製品単価が高くなる。
【0015】よって、本発明は、コストをなるべく上げ
ずに液晶表示器のX辺に配置された回路基板及びY辺に
配置された回路基板相互間のハンダ付接続を不要とした
液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は、液晶表示器のX辺及びY
辺に配置された複数のTAB−IC(あるいはTCP)
に接続される回路基板を表示画素子数の異なる液晶表示
器間で共用すると共に、薄型に構成し得る液晶表示装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の液晶表示装置は、X方向及びY方向に延在する
四角形状の液晶表示器と、上記液晶表示器の辺縁部でX
方向及びY方向に配置されて上記液晶表示器を駆動する
複数のTAB−ICと、上記TAB−ICに接続される
回路基板と、を有する液晶表示装置において、上記回路
基板は、1本の略帯状の形状の柔軟な基材からなり、か
つ、帯状の形状の途中で上記X方向及び上記Y方向間に
折り曲げるようにして上記液晶表示器の辺縁部近傍に配
置され、上記辺縁部に配置された上記複数のTAB−I
C各々の接続端子群の位置に上記回路基板の複数の接続
端子群の位置がそれぞれ一致するように配置される、こ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明においては、液晶表示器
(LCDパネル)の各辺に設けられた電極に直接実装さ
れたTAB−ICに信号を供給するための回路基板は、
柔軟性を有する素材、例えばポリマフィルムを基材と
し、配線としての導電膜や絶縁膜を積層し、TAB−I
Cや他の回路との電気的接続を行う接続端子(パッド)
群、更に、表示器に関連する回路のICチップを必要に
より載せて形成している。このフィルム状の柔軟な回路
基板を適当な部分で液晶表示器のY方向からX方向に折
り曲げることにより液晶表示器の各辺(X側、Y側)に
実装された複数のTAB−ICに接続することが出来
る。このため、従来、X側(セグメント側)用、Y側
(コモン側)用にそれぞれ別々に設けていた回路基板を
分割せずに一体化して形成するすることが出来、各辺毎
の回路基板のジャンパリード(等)を用いたハンダ付け
による電気的接続が不要となる。また、従来のL型状や
凹型状のX側回路及びY側回路を一体に形成した高価な
回路基板を使用せずに済む。なお、本願で用いるX方向
及びY方向という表現は同一平面上における2方向を意
味し、液晶パネルの外形形状に関連して定るものであ
り、縦方向及び横方向にのみ限定されるものではない。
【0019】また、上記基板は柔軟性を有する素材で出
来ているので、折り曲げて液晶表示器の各辺に配置させ
ることが出来る。その外形を一本の帯状にすることが出
来るため、回路基板自体の製造時の1シートの取り数に
無駄な部分(捨てシロ)を大幅に減らすことが出来、部
品コストを低減することが出来る。
【0020】更に、上記回路基板上に数カ所(複数区
画)あるTAB−ICの接続端子の回路群を任意の1区
画で切断することにより、接続TAB−ICの個数に対
応する画素個数の液晶表示器を自由に選択出来るので上
記回路基板の共通化が可能となる。部品コストの低減が
期待出来る。この結果、製造しやすく、安価で、薄型の
液晶表示装置を得ることが出来る。
【0021】以下、本発明の実施の形態について図1乃
至図7を参照して説明する。図1は本発明の液晶表示装
置を単純マトリクス型のLCDパネルに適用した例を概
略的に示している。同図において図8と対応する部分に
は同一符号を付している。なお、アクティブマトリクス
型のLCDパネルへの適用例については後述する。
【0022】図1に示すように、液晶表示装置の液晶表
示器(LCDパネル)1のX辺及びY辺に設けられた図
示しない複数の接続端子(パッド電極)群と駆動ドライ
バICである複数のTAB−IC2の各々の図示しない
接続端子群とが異方性コネクタ(ACF)を介して熱圧
着され電気的に接続される。単純マトリックス型のLC
Dパネル1は、二枚の基板のうちの一方の基板にX電極
群が、他方の基板にY電極群が形成される。このため、
X辺に一列に配置されたTAB−IC2と、Y辺に一列
に配列されたTAB−IC2とは、図示のように、テー
プ基板の表裏面が逆になっている。
【0023】液晶表示器1のX辺及びY辺に沿って回路
基板30が配置されている。この回路基板30は、例え
ば帯状のポリマフィルムをベースにし、導電膜、絶縁膜
等を形成するすることによって柔軟に形成される。回路
基板30は必要に応じて多層配線膜とし、表示に関連す
るIC回路等を搭載することができる。する。図示しな
い外部回路や表示器の周辺回路等とTAB−IC2とを
電気的に接続するために、回路基板30上には、信号入
力端子(I/Fコネクタ)5や、複数のTAB−IC2
の各々の接続端子群と電気的に接続するための複数の接
続端子群が設けられている。回路基板30の複数の端子
群と複数のTAB−IC2の対応する接続端子群とを、
例えばハンダ付によって電気的に接続する。
【0024】ここで、回路基板30は柔軟性を有してい
るため、図2及び図3に示すように、液晶表示器1の電
極辺である、X辺及びY辺が略直交する箇所で折り返さ
れ、液晶表示器1のY辺及びX辺の両方に沿わせること
が出来る。X辺に配置された複数のTAB−IC2とY
辺に配置された複数のTAB−IC2とは、基板の表面
を互いに対向させるように配置されている。このため、
回路基板30の一方の面(この例では表面)に複数のT
AB−IC2の各々の基板の一方の面(この例では裏
面)を接することができる。そして、各TAB−ICの
接続端子群と回路基板30の対応する接続端子群とが接
続される。
【0025】これにより、従来(例えば図8〜図11)
のように、各辺に接続されているTAB−IC2に接続
された(各辺の)回路基板3同士を接続ケーブル4のハ
ンダ付などによって接続することなく、一枚の帯状の回
路基板30で電気的接続がなされる。
【0026】図4に、表示画素子数の異なる液晶表示器
を使用する液晶表示装置での本発明の実施の形態を示
す。同図において図1と対応する部分には同一符号を付
し、かかる部分の説明は省略する。
【0027】図4(b)に示す液晶表示器は、図4
(a)に示す液晶表示器よりも画素数が少ない。このた
め、使用するTAB−ICの数が少なくなっている。表
示画素子数が異なるため、実装するTAB−IC2の数
が異なる(少ない)場合でも、図4(b)に示すよう
に、不必要なTAB個数分の区画の回路を切り放すこと
により、図4(a)の場合と同一の回路基板30が使用
出来るものである。これは、各TAB−ICの接続端子
パターンが同じであるため、回路基板30も同じ接続端
子パターン及び関連回路のパターンが繰返されることを
活用したものである。
【0028】この第2の実施の形態においても、第1の
実施の形態と同様に、一枚の回路基板30を用いている
ので、従来のように各辺の回路基板3相互間の電気的接
続を取るためのハンダ付作業なしに薄型の液晶表示装置
を得られる。加えて、上記液晶表示装置の回路基板30
を適当な箇所で切断して使用することにより、画素数の
異なる液晶表示器間で回路基板30を共用パーツとする
ことができるため、より安価な液晶表示装置を提供する
ことが可能となる。
【0029】図5は、液晶表示装置の回路基板30の一
端部分を液晶表示装置の信号入力端子(I/Fコネク
タ)5に形成した例を示す。
【0030】液晶表示装置の1本の帯状の回路基板30
自体の端末に液晶表示装置への信号入力端子5を形成し
ている。柔軟な回路基板30の一部をフラットケーブル
のように使用可能とし、テープ基板への信号入力端子5
の実装に要する工程数を減らしている。液晶表示装置全
体の厚さを左右し得るこの信号入力端子5を液晶パネル
から離れた(液晶パネル1と重ならない)位置に持って
くることにより、信号入力端子5の高さの組立への影響
を回避することが出来る。また、必要により、回路基板
30の両端に同様の信号入力端子5、コネクタ、ハンダ
付端子等を設けることができる。従って、製造しやす
く、安価で薄型の液晶表示装置を得易くなる。
【0031】図6は、本発明をアクティブマトリクス型
のLCDパネルの液晶表示器に適用した例を概略的に示
している。同図において図1と対応する部分には同一符
号を付し、かかる部分の説明は省略する。
【0032】アクティブマトリクス型のLCDパネル1
は、TFT基板上に画素電極やアドレス配線、データ配
線等が形成されている。LCDパネル1のX辺にデータ
ドライバのTAB−IC(あるいはTCP)2及びY辺
にゲートドライバのTAB−IC(あるいはTCP)2
が複数設けられ、複数のTAB−IC2の各々の接続端
子群が熱圧着等によってLCDパネル1に接続されてい
る。このX方向及びY方向に排列された複数のTAB−
IC2に沿って、途中で折返された柔軟な回路基板30
が配置される。この回路基板30は、ポリマフィルムを
ベースとする多層配線膜によって形成され、基板の表面
及び裏面に配線パターン及びハンダ付用接続端子が形成
されている。表面の配線パターンと裏面の配線パターン
とはスルーホールを介して接続されている。回路基板3
0の表面に形成された複数の接続端子群とY辺の複数の
TAB−IC2の各々の接続端子群がそれぞれハンダ付
接続される。回路基板30の裏面に形成された複数の接
続端子群とX辺の複数のTAB−IC2の各々の接続端
子群がそれぞれハンダ付接続される。上述したように、
回路基板30の表面の配線パターンと裏面の配線パター
ンとはスルーホールを介して接続されているので、図示
しないインタフェースフェイス制御回路からの信号はX
辺及びY辺のTAB−IC2に伝送される。この例にお
いても、図4や図5を参照して説明しように、回路基板
の切離しや端部への信号入力端子5の形成が可能であ
る。
【0033】図7は、本発明をアクティブマトリクス型
のLCDパネルの液晶表示器に適用した他の例を概略的
に示している。同図において図1と対応する部分には同
一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
【0034】この例では、LCDパネル1のX辺に配置
される複数のTAB−IC2の各々が、回路基板30と
接続するための接続端子群を基板の表面に形成してい
る。この結果、単純マトリクス型のLCDパネルにおい
て使用した、片面に複数の接続端子群を形成した回路基
板30と同様のものを使用することができる。この例に
おいても、図4や図5を参照して説明しように、回路基
板の切離しや端部への信号入力端子5の形成が可能であ
る。
【0035】このように、回路基板30の表裏面を活用
し、あるいはTAB−IC(TCP)の接続端子の形成
面を工夫することによってアクティブマトリクス型のL
CDパネルにも本発明を適用することができる。
【0036】なお、上述した実施の形態では、液晶表示
器1に沿ってL型に回路基板30を配置した例を示した
が、必要により、液晶表示器1に沿って回路基板30を
折返して凹型やロ型に回路基板30を配置することがで
きる。
【0037】また、TAB−IC2のフィルム基板の柔
軟性を利用して、TAB−IC2及び回路基板30を液
晶表示器1の裏面側に配置させることが可能である。
【0038】基板の素材としてポリマフィルムのほか、
薄いゴム状シート等を使用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶パネルのX辺及びY辺に配置された複数のTAB−
ICの各々に1つの帯状の回路基板で信号や電源等を供
給することができる。また、回路基板を任意の箇所で切
断・分割することにより接続するTAB−ICの数に対
応することができるので、回路基板の共通化が図れる。
この結果、組立作業性がより良く、薄型で安価な液晶表
示装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の実施の形態を説明する
説明図である。
【図2】本発明の液晶表示装置の組立工程を示す説明図
である。
【図3】本発明の液晶表示装置の組立工程を示す説明図
である。
【図4】図4(a)及び図4(b)は、液晶表示器の表
示画素子数が異なる場合のフィルム回路基板30の使用
法を説明する説明図である。
【図5】フィルム基板の一端に接続端子が設けられた本
発明の他の実施の形態を説明する説明図である。
【図6】アクティブマトリクス型LCDに本発明を適用
した実施の形態を説明する説明図である。
【図7】アクティブマトリクス型LCDに本発明を適用
した他の実施の形態を説明する説明図である。
【図8】フラットTAB方式を用いた従来の液晶表示装
置の例を示す説明図である。
【図9】90度折曲げTAB方式を用いた従来の液晶表
示装置の例を示す説明図である。
【図10】180度折曲げTAB方式を用いた従来の液
晶表示装置の例を示す説明図である。
【図11】Z型折曲げTAB方式を用いた 従来の液晶
表示装置の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 液晶表示器(LCDパネル) 2 TAB−IC 3、30 回路基板 4 接続ケーブル 5 信号入力端子(I/Fコネクタ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X方向及びY方向に延在する四角形状の液
    晶表示器と、 前記液晶表示器の辺縁部でX方向及びY方向に配置され
    て前記液晶表示器を駆動する回路を含む複数のフイルム
    基板と、 前記フィルム基板に接続される回路基板と、を有する液
    晶表示装置であって、 前記回路基板は、1本の略帯状の形状の柔軟な基材から
    なり、かつ、帯状の形状の途中で前記X方向及び前記Y
    方向間に折り曲げるようにして前記液晶表示器の辺縁部
    近傍に配置され、前記辺縁部に配置された前記複数のフ
    イルム基板各々の接続端子群の位置に前記回路基板の複
    数の接続端子群の位置がそれぞれ一致するように配置さ
    れる、 を特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記複数のフイルム基板と接続するために
    前記回路基板上に設けられた複数箇所の接続端子群から
    任意の数の接続端子群を連続に選択するようにして、前
    記回路基板を切断することにより、共通する回路基板で
    前記液晶表示器に接続されるフイルム基板の数の変更に
    対処する、 ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記回路基板の少なくとも一端部に信号入
    力端子が形成される、 ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記基材がポリマフィルムである、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記液晶表示器は単純マトリクス型液晶表
    示器であり、 前記X方向に配置される複数のフイルム基板と、前記Y
    方向に配置される複数のフイルム基板とは、フイルム基
    板の同一面が互いに対向する方向を向くように配置され
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液
    晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記液晶表示器はアクティブマトリクス型
    液晶表示器であり、 前記X方向に配置される複数のフイルム基板と、前記Y
    方向に配置される複数のフイルム基板とは、フイルム基
    板の表裏面が互いに同じ向きになるように配置され、 前記X及び前記Y方向に配置されるフィルム基板のうち
    いずれか一方向に配置されるフィルム基板が、一方の面
    に前記液晶表示器との接続のための接続端子群を有し、
    他方の面に前記回路基板との接続のための接続端子群を
    有する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液
    晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記液晶表示器はアクティブマトリクス型
    液晶表示器であり、 前記X方向に配置される複数のフイルム基板と、前記Y
    方向に配置される複数のフイルム基板とは、フイルム基
    板の表裏面が互いに同じ向きになるように配置され、 前記回路基板は、基板の両面に配線パターンが形成さ
    れ、前記X方向において一方の面に前記フィルム基板と
    の接続のための接続端子群を有し、前記Y方向において
    他方の面に前記フィルム基板との接続のための接続端子
    群を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液
    晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010191432A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置

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