JPH0994825A - プラスチックス電子加工法 - Google Patents
プラスチックス電子加工法Info
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- JPH0994825A JPH0994825A JP28906095A JP28906095A JPH0994825A JP H0994825 A JPH0994825 A JP H0994825A JP 28906095 A JP28906095 A JP 28906095A JP 28906095 A JP28906095 A JP 28906095A JP H0994825 A JPH0994825 A JP H0994825A
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- Japan
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- plastics
- raw material
- electrode plate
- press
- plate
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックス加工においてその加工法の向
上と加工品質の向上とを目的とするプラスチックス電子
加工法。 【構成】 プラスチックス加工用原料は高圧交流静電位
を印加した電子放射電極板上でガス抜きが行われ、その
加工用原料はプラスチックス加工機に供給される。電子
放射電極板は電気的に絶縁されている。プラスチックス
加工機にはゴムで包接した電子放射電極板が取り付けら
れる。この電極に高圧交流静電位を印加しながらプラス
チックスの加工が行われる。この電極から放射される電
磁場の作用によりプラスチックス加工性の向上、加工品
の寸法精度の向上、加工ロスの減少など優れた成果を示
している。
上と加工品質の向上とを目的とするプラスチックス電子
加工法。 【構成】 プラスチックス加工用原料は高圧交流静電位
を印加した電子放射電極板上でガス抜きが行われ、その
加工用原料はプラスチックス加工機に供給される。電子
放射電極板は電気的に絶縁されている。プラスチックス
加工機にはゴムで包接した電子放射電極板が取り付けら
れる。この電極に高圧交流静電位を印加しながらプラス
チックスの加工が行われる。この電極から放射される電
磁場の作用によりプラスチックス加工性の向上、加工品
の寸法精度の向上、加工ロスの減少など優れた成果を示
している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックスの加工産
業に利用されるものである。
業に利用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のプラスチックス加工においてはイ
ンジェクション法やプレス法が多く適用されている。こ
れらは複雑形状量産型のものを加工するのに適している
が、プラスチックスの熱可塑性による流動性やガス抜き
が適切であるかどうかが加工製品の品質を左右してい
る。
ンジェクション法やプレス法が多く適用されている。こ
れらは複雑形状量産型のものを加工するのに適している
が、プラスチックスの熱可塑性による流動性やガス抜き
が適切であるかどうかが加工製品の品質を左右してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラスチックス
加工、即ちインジェクション法やプレス法におけるプラ
スチックス加工製品は、前処理として予熱機（大型電子
レンジ）などで原料を加熱してガス抜きをしないと成型
時の流動性が悪く、またプレス時には空気やプラスチッ
クスから発生するガスなどを巻き込んで空孔、欠陥を生
ずる。これはプラスチックスの熱可塑性に基く流動性が
不充分によるものである。このため欠陥製品が多く発生
し、またバリの発生も避けられず、これを除去するには
かなりの時間がかかり、余分の仕上げ工程を必要とする
など解決すべき課題が残されていた。これに対し、予熱
機（プリヒーター）がいらず、プレス時の熱可塑性に基
く流動性をよくし、空孔や欠陥をなくし、バリを少なく
して作業性を向上させることが強く望まれている。
加工、即ちインジェクション法やプレス法におけるプラ
スチックス加工製品は、前処理として予熱機（大型電子
レンジ）などで原料を加熱してガス抜きをしないと成型
時の流動性が悪く、またプレス時には空気やプラスチッ
クスから発生するガスなどを巻き込んで空孔、欠陥を生
ずる。これはプラスチックスの熱可塑性に基く流動性が
不充分によるものである。このため欠陥製品が多く発生
し、またバリの発生も避けられず、これを除去するには
かなりの時間がかかり、余分の仕上げ工程を必要とする
など解決すべき課題が残されていた。これに対し、予熱
機（プリヒーター）がいらず、プレス時の熱可塑性に基
く流動性をよくし、空孔や欠陥をなくし、バリを少なく
して作業性を向上させることが強く望まれている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のプラスチックス
電子加工法は上述した課題を解決する手段を提供するも
のである。本発明によるプラスチックス加工法は電気的
に絶縁した電子放射電極板上にプラスチックス原料を一
定時間乗せ、この電極に高圧交流静電位を印加してガス
抜きを行う。これはプラスチックス加工用原料として使
用する。一方絶縁ゴムで包接した電子放射電極板をイン
ジェクションやプレス機などのプラスチックス加工機に
取り付け、これに高圧交流静電位を印加しながら上述し
た加工用原料をプラスチックス加工機に供給し、所定の
プラスチックス加工を行う方法である。この方法の適用
によって電子放射電極から放射される電磁場によってプ
ラスチックス原料は金型に均一に充填され、熱伝導の向
上によって熱がプラスチックス原料にすみやかに加えら
れ熱可塑性による流動性がよく付与され、空気を巻き込
むことなく、型の隅々までスムースに流動し正確な寸法
で製品を仕上げることができる。しかもバリが薄く少量
であり、バリ取りの工程を簡素化できるなど、本方法は
製品のロスを削減し加工工程を簡素化し、コストを低減
できるなどの利点を有している。なお且つ予熱工程がい
らないので電力消費量を節減できるほか、加工動力の電
力消費量をも節減できるなどの特徴を有している。印加
する高圧交流静電位の範囲は５０／６０サイクル５００
Ｖ〜６０００Ｖが望ましい。即ち５００Ｖ以下ではその
効果がうすく、６０００Ｖ以上は安全性を期すためにそ
の範囲外とした。
電子加工法は上述した課題を解決する手段を提供するも
のである。本発明によるプラスチックス加工法は電気的
に絶縁した電子放射電極板上にプラスチックス原料を一
定時間乗せ、この電極に高圧交流静電位を印加してガス
抜きを行う。これはプラスチックス加工用原料として使
用する。一方絶縁ゴムで包接した電子放射電極板をイン
ジェクションやプレス機などのプラスチックス加工機に
取り付け、これに高圧交流静電位を印加しながら上述し
た加工用原料をプラスチックス加工機に供給し、所定の
プラスチックス加工を行う方法である。この方法の適用
によって電子放射電極から放射される電磁場によってプ
ラスチックス原料は金型に均一に充填され、熱伝導の向
上によって熱がプラスチックス原料にすみやかに加えら
れ熱可塑性による流動性がよく付与され、空気を巻き込
むことなく、型の隅々までスムースに流動し正確な寸法
で製品を仕上げることができる。しかもバリが薄く少量
であり、バリ取りの工程を簡素化できるなど、本方法は
製品のロスを削減し加工工程を簡素化し、コストを低減
できるなどの利点を有している。なお且つ予熱工程がい
らないので電力消費量を節減できるほか、加工動力の電
力消費量をも節減できるなどの特徴を有している。印加
する高圧交流静電位の範囲は５０／６０サイクル５００
Ｖ〜６０００Ｖが望ましい。即ち５００Ｖ以下ではその
効果がうすく、６０００Ｖ以上は安全性を期すためにそ
の範囲外とした。
【０００５】
【作用】本発明のプラスチックス電子加工法における上
述した利点、特徴は高圧交流静電位の電磁場によるイオ
ン化及び分子運動の活性化によるものと考えられる。
述した利点、特徴は高圧交流静電位の電磁場によるイオ
ン化及び分子運動の活性化によるものと考えられる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について図面１に基いて説明
する。高圧交流静電位発生装置（１）から導電線（２）
で連結された電子放射電極板（４）は電気的に絶縁碍子
（６）で絶縁され、この電極板（４）に５０サイクル、
２０００Ｖの電位を印加し、その上にプラスチックス原
料（３）をのせて１０時間以上電磁場付与処理を行う。
次に同じく高圧交流静電位発生装置（１）から導電線
（２）で連結された電気絶縁ゴムで包接した電子放射電
極板（４）をプレス装置（５）の本体の任意の位置に取
り付け、該電極板に該電位５０サイクル２０００Ｖを印
加した状態で先に電磁場付与を行ったプラスチックス原
料（３）をプレス装置（５）のＵ字型金型（７）に充填
しプレスを行った結果、従来加工法に比べて流動性がよ
くバリも少なく仕上がり寸法が正確で、欠陥品の発生が
著しく減少し、かつ電力消費も節減することができた。
下表にその結果を示す。押出成型、インジェクション成
型装置を使用した場合も同じような成果が得られた。 以上からわかるように本発明の電子加工法は従来の加工
法とくらべ原料のガス抜きがすすみ、空気やガスの巻き
込みが見られず、流動性にすぐれ、バリ取り工程簡素化
ができ省エネルギー効果があるなどのすぐれた結果を示
している。この効果は印加電位５０／６０サイクル５０
０Ｖ〜６０００Ｖの範囲で実施例１とほゞ同じ結果が得
られた。
する。高圧交流静電位発生装置（１）から導電線（２）
で連結された電子放射電極板（４）は電気的に絶縁碍子
（６）で絶縁され、この電極板（４）に５０サイクル、
２０００Ｖの電位を印加し、その上にプラスチックス原
料（３）をのせて１０時間以上電磁場付与処理を行う。
次に同じく高圧交流静電位発生装置（１）から導電線
（２）で連結された電気絶縁ゴムで包接した電子放射電
極板（４）をプレス装置（５）の本体の任意の位置に取
り付け、該電極板に該電位５０サイクル２０００Ｖを印
加した状態で先に電磁場付与を行ったプラスチックス原
料（３）をプレス装置（５）のＵ字型金型（７）に充填
しプレスを行った結果、従来加工法に比べて流動性がよ
くバリも少なく仕上がり寸法が正確で、欠陥品の発生が
著しく減少し、かつ電力消費も節減することができた。
下表にその結果を示す。押出成型、インジェクション成
型装置を使用した場合も同じような成果が得られた。 以上からわかるように本発明の電子加工法は従来の加工
法とくらべ原料のガス抜きがすすみ、空気やガスの巻き
込みが見られず、流動性にすぐれ、バリ取り工程簡素化
ができ省エネルギー効果があるなどのすぐれた結果を示
している。この効果は印加電位５０／６０サイクル５０
０Ｖ〜６０００Ｖの範囲で実施例１とほゞ同じ結果が得
られた。
【０００７】
【発明の効果】本発明は上述したように従来の方法と比
較して次のような効果を奏する。 製品のムラ及びロスを削減し、コスト低減が可能と
なる。 安定した均一な品質が得られる。光沢が出る。 省エネ、省力化がはかれる。 などである。
較して次のような効果を奏する。 製品のムラ及びロスを削減し、コスト低減が可能と
なる。 安定した均一な品質が得られる。光沢が出る。 省エネ、省力化がはかれる。 などである。
【図１】プラスクス電子加工装置
１、高圧交流静電位発生装置 ２、導電線 ３、プラスチックス原料 ４、電子放射電極板 ５、プレス機 ６、絶縁碍子 ７、プラスチックス金型
Claims (2)
- 【請求項１】 電気絶縁した電子放射電極板に高圧交流
静電位を印加し、該電極上にプラスチックス原料をのせ
含有するガス抜きを行い、プラスチックスの加工性と質
を向上させるプラスチックス電子加工法。 - 【請求項２】 インジェクションやプレス法などのプラ
スチックス加工機に電気絶縁性ゴムで包設した電子放射
電極を取り付け、これに高圧交流静電位を印加しながら
プラスチックスの加工を行うプラスチックス電子加工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289060A JP3030685B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | プラスチックス電子加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289060A JP3030685B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | プラスチックス電子加工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994825A true JPH0994825A (ja) | 1997-04-08 |
| JP3030685B2 JP3030685B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=17738309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289060A Expired - Fee Related JP3030685B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | プラスチックス電子加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3030685B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54137970A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-26 | Hitachi Ltd | High-frequency standby heater and method for resin sealing |
| JPS60109812A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Toshiba Corp | 可動電極形プレヒ−タ− |
| JPS6393113U (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-16 | ||
| JPH07501763A (ja) * | 1991-12-11 | 1995-02-23 | イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー | 高周波電界を用いる熱可塑性ポリアミド樹脂の迅速乾燥方法 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP7289060A patent/JP3030685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54137970A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-26 | Hitachi Ltd | High-frequency standby heater and method for resin sealing |
| JPS60109812A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Toshiba Corp | 可動電極形プレヒ−タ− |
| JPS6393113U (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-16 | ||
| JPH07501763A (ja) * | 1991-12-11 | 1995-02-23 | イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー | 高周波電界を用いる熱可塑性ポリアミド樹脂の迅速乾燥方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3030685B2 (ja) | 2000-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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