JPH0994776A - 人工芝用u字釘打装置 - Google Patents

人工芝用u字釘打装置

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JPH0994776A
JPH0994776A JP25511195A JP25511195A JPH0994776A JP H0994776 A JPH0994776 A JP H0994776A JP 25511195 A JP25511195 A JP 25511195A JP 25511195 A JP25511195 A JP 25511195A JP H0994776 A JPH0994776 A JP H0994776A
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JP25511195A
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Sankichi Ikeno
三吉 池野
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SOUKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 U字釘の装填数を増加させることのできる操
作性の良い人工芝用U字釘打装置をうることを目的とす
るものである。 【解決手段】 無端状の鎖車間に張架したチェーンの引
っ張り側に引っ張りスプリングを設け、たるみ側に昇降
自在な重錘を設け、該チェーンの引っ張り側をガイドレ
ール上のU字釘をガイド装置に向かって押圧する押え板
の前方に、又押え板の後方にゆるみ側を連結して装填装
置を形成してなる人工芝用U字釘打装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフ練習場、テニ
スコート、ゴルフ場等において敷設する人工芝を地面に
固定するU字状の釘(以下U字釘と称する)を打ち込む
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人はさきに特願平7−10952
6号として人工芝用U字釘打装置を提案した。すなわ
ち、装填装置におけるガイドレール上のU字釘を押出装
置でガイド装置に誘導し、ガイド装置に供給されたU字
釘をスプリングの蓄勢力を利用して板ハンマーで叩打し
てU字釘を地面に打ち込むものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような装置によ
れば、装填装置におけるガイドレール上のU字釘を押出
装置でガイド装置に誘導し、ガイド装置に供給されたU
字釘をスプリングの蓄勢力を利用して板ハンマーで叩打
してU字釘を地面に打ち込むものであるから、U字釘を
機械的に打ち込むことができ、人工芝用U字釘打装置を
操作するだけでよく、能率的で労働健康上良好であると
いう特徴がある。しかしながら、かかる装置のU字釘の
装填装置においてスプリングの力でガイドレール上のU
字釘をガイド装置に向かって押し込む方法では、U字釘
の装填数を増加させるには限界がある。すなわち、スプ
リングのたわみ量が装填長さになるからU字釘の装填数
を増加させるにはスプリングのたわみ量を大きくする必
要があり、これに伴いスプリングの自由長さが長くな
る。同時にたわみ量に比例して圧縮力が大きくなるの
で、人力で操作するには装填数が限られてしまう。そこ
で本発明ではU字釘の装填数を増加させることのできる
操作性の良い人工芝用U字釘打装置をうることを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するため、次のような人工芝用U字釘打装置
を提供するものである。すなわち、装填装置におけるガ
イドレール上のU字釘を押出装置でガイド装置に誘導
し、ガイド装置に供給されたU字釘をスプリングの蓄勢
力を利用した板ハンマーで叩打してU字釘を地面に打ち
込むことのできるものにおいて、無端状に鎖車間に張架
したチェーンの引っ張り側に引っ張りスプリングを設け
ると共に、たるみ側に昇降自在な重錘を設け、該チェー
ンの引っ張り側をガイドレール上のU字釘がガイド装置
に向かって押圧される押え板の前方に、又押え板の後方
にたるみ側を連結して押え板に押圧力を与えるように構
成された装填装置を有する人工芝用U字釘打装置であ
る。そして、チェーンの引っ張り方向には回転するが、
これとは逆方向には回転しないラチェットホイールを鎖
車に設けるとともに、ラチェットホイールの上記回転規
制を解除自在に構成した人工芝用U字釘打装置であり、
無端状に鎖車間に張架したチェーンのゆるみ側から引っ
張り側への装填装置の折返部にチェーンのたるみを吸収
するテールスプリングを設けた人工芝用U字釘打装置で
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は装填装置におけるガイド
レール上のU字釘を押出装置でガイド装置に誘導し、ガ
イド装置に供給されたU字釘をスプリングの蓄勢力を利
用して板ハンマーで叩打してU字釘を地面に打ち込むこ
とのできるものにおいて、無端状に鎖車間に張架したチ
ェーンの引っ張り側に引っ張りスプリングを設けると共
に、たるみ側に昇降自在な重錘を設け、該チェーンの引
っ張り側をガイドレール上のU字釘がガイド装置に向か
って押圧される押え板の前方に、又押え板の後方にたる
み側を連結して押え板に押圧力を与えるように構成され
た装填装置を有するものであるが、改良の前提となった
特願平7−109526号のものから説明する。
【0006】従来の人工芝用U字釘打装置は次の装置か
らなる。 (A) U字釘を叩打する昇降自在な板ハンマー装置。 (B) 板ハンマーに叩打力を与える蓄勢装置。 (C) 板ハンマーを誘導し叩打されるU字釘を地面に
誘導するガイド装置。 (D) ガイド装置に向かってU字釘を供給する装填装
置。 (E) 上記(A)〜(D)の装置を備えた走行自在な
車体。 そこで図9〜図14に示す1つの実施例から説明する。
U字釘を叩打する昇降自在な板ハンマー装置(A)は図
9の如く板ハンマー(1)からなり、この板ハンマー
(1)はハンマーヘッド(2)に取付けられており、ハ
ンマーヘッド(2)はガイドパイプ(3)中を昇降す
る。ガイドパイプ(3)は台フレーム(4)に取付けら
れており、ハンマーヘッド(2)に取付けられた板ハン
マーは板ハンマーを誘導し、叩打されるU字釘を地面に
誘導するガイド装置(C)としてのハンマーガイド
(5)(6)中を昇降する。ガイドパイプ(3)の蓋板
(8)に螺装されたスクリューハンドル(7)のスクリ
ューにスプリング受(9)が取付けられ、ハンマーヘッ
ド(2)とスプリング受(9)との間のガイドパイプ
(3)内にスプリング(10)が介装されている。した
がって、スプリング(10)の弾撥力がスクリューハン
ドル(7)で調整される。ハンマーヘッド(2)にはト
ラニオンピニオン(11)があり、トラニオンピニオン
(11)はガイドパイプ(3)中のスリット溝(3a)
(3a)中を昇降する。ハンマーガイド(5)は図14
の如く、U字釘(1)を誘導する断面U字形のガイド溝
(12)があり、これにボルト(13)で固定されるハ
ンマーガイド(6)に逆U字孔(14)があり、ハンマ
ーガイド(6)は上部板(15)で後述する台フレーム
(4)に取付けられる。以上がU字釘を叩打する昇降自
在な板ハンマー装置(A)と、板ハンマーを誘導し、叩
打されるU字釘を地面に誘導するガイド装置(C)であ
る。
【0007】次に板ハンマーを叩打する蓄勢装置(B)
は、回転するカム板(16)からなり、カム板(16)
には数個のカム(16a)があり、カム軸(17)を中
心として回転する。カム板(16)の回転によりハンマ
ーヘッド(2)のトラニオンピン(11)はそのカム
(16a)と係合し、スプリング(10)の力に抗して
ハンマーヘッド(2)を上昇せしめ、トラニオンピン
(11)はガイドパイプ(3)のスリット溝(3a)
(3a)中を上昇する。カム板(16)の回転につれ
て、カム(16a)がトラニオンピニオン(11)から
外れると、蓄勢されたスプリング(10)でハンマーヘ
ッド(2)は落下し、板ハンマー(1)はハンマーガイ
ド(5)(6)中を落下してガイド装置(C)に供給さ
れたU字釘(a)を叩打する。ハンマーヘッド(2)の
落下位置を規制するストッパー(18)がガイドパイプ
(3)の下端にあり、これとの衝撃を緩和するためにハ
ンマーヘッド(2)の下面にクッションゴム(19)が
ある。カム板(16)は台フレーム(4)の図11に示
す支柱(25)で支持された台板(24)上のモーター
(20)から小スプロケット(21)とローラーチェン
(22)を介して駆動されるカムスプロケット(23)
で駆動される。又、ガイドパイプ(3)も台フレーム
(4)上に直立せしめられている。
【0008】次にガイド装置に向かってU字釘を供給す
る装填装置(D)について説明すると、図12に示す如
くU字釘(a)をガイド装置(C)に向かって誘導する
ガイドレール(29)があり、ガイドレール(29)に
載置されたU字釘(a)をガイド装置に向かって押圧す
る押え板(38)がある。押え板(38)はガイドレー
ル(29)内をスライドする図13に示す断面U字形の
ガイド金具(27)の吊り環(28)で押圧されている
が、吊り環(28)はガイドレール(29)の基部に取
付けられた固定金具(26)との間の後述する本発明の
ガイド棒に対応する歯付棒(30)に捲装された押込み
スプリング(31)で押圧される。歯付棒(30)は押
え板(38)に取付けられており、歯付棒(30)の基
端には把手(32)がある。固定金具(26)にはスト
ップハンドル(33)が枢支点(35)を中心として揺
動自在に装置され、歯付棒(30)の歯(30a)がス
トップハンドル(33)のストップ爪(33a)に係合
する。又歯付棒(30)はストップハンドル(33)の
透孔(34)を貫通しており、この透孔(34)に前記
したストップ爪(33a)が突設している。したがって
把手(32)をもって歯付棒(30)を後方に引くと押
え板(38)は後退し、この押え板(38)によって吊
り環(28)が後退して押込みスプリング(31)を収
縮せしめ、歯付棒(30)の歯(30a)がストップ爪
(33a)に係合することによって押え板(38)は後
退位置に保持される。以上が押圧装置を解除する装置で
ある。なお、押込みスプリング(31)はガイドレール
(29)の真下に位置させたが、押込み力の増加を図る
ため歯付棒(30)の両側に位置させ、押込みスプリン
グ(31)を複数としてもよい。ガイドレール(29)
の上部にはU字釘(a)の浮上がり押え板(36)があ
る。浮上がり押え板(36)の後方には開閉自在な装填
蓋(37)がガイドレール(29)に枢支(37a)さ
れている。したがって押え板(38)が把手(32)に
よって後退した状態で装填蓋(37)を開き、ガイドレ
ール(29)上にU字釘(a)を多数載置した状態で装
填蓋(37)を閉める。しかる後、ストップ爪(33
a)を歯付棒(30)の歯(30a)から外すようにス
トップハンドル(33)を動かすと押込みスプリング
(31)で吊り環(28)は前進し、押え板(38)を
押圧する。ガイドレール(29)の前端にはガイド装置
(C)の逆U字孔(14)に嵌まり込む釘押え板(3
9)が図14に示す如く取付けられ、釘押え板(39)
は、又、ガイドレール(29)に取付けられた装填フレ
ーム(40)に取付けられており、装填フレーム(4
0)にガイド装置(C)のハンマーガイド(6)がステ
ー(41)(41)で装填フレームピン(42)によっ
て取付けられる。ガイドレール(29)の基端は図12
に示す如く台フレーム(4)に取付金具(43)で取付
けられる。
【0009】次に走行自在な車体(E)について説明す
る。図6に示す(44)は台盤で、これに車輪(45)
が設けられて走行自在となっており、台盤(44)に対
して台フレーム(4)は金具(43)で揺動自在に装置
されており、前述した如く台フレーム(4)にガイドパ
イプ(3)が植立され、支柱(25)が植立されてい
る。ガイドパイプ(3)には足踏レバー(46)の基部
(47)が取付けられており、基部(47)と台フレー
ム(4)との間に持ち上げスプリング(48)が張設さ
れている。したがって、足踏レバー(46)で持ち上げ
スプリング(48)の力に抗して台フレーム(4)を押
下げることにより、ハンマーガイド(5)(6)が地面
に接当して所定の位置においてU字釘(a)を打込むこ
とができ、足踏レバー(46)を離すと台フレーム
(4)は持ち上げスプリング(48)で持ち上げられ、
ハンマーガイド(5)(6)は地面から離れ、ガイドパ
イプ(3)の上部に取付けた操作ハンドル(49)で走
行できる。操作ハンドル(49)にはモーター(20)
を起動せしめる操作釦(50)がある。
【0010】以上のような人工芝用U字釘打装置は操作
ハンドル(49)をもって所定位置に車体(E)を車輪
(45)を利用して移動し、停止した位置で足踏レバー
(46)によって台フレーム(4)を押下げ、ハンマー
ガイド(5)(6)を人工芝の狙った個所に接当する。
次に操作釦(50)でモーター(20)を起動せしめる
と、ガイドレール(29)上のU字釘(a)はハンマー
ガイド(6)の孔(14)をくぐり抜けハンマーガイド
(5)のU字溝(12)に装填され、装填された位置で
カム板(16)のカム(16a)で蓄勢されたスプリン
グ(10)で落下する板ハンマー(1)でU字釘(a)
は地面に打込まれる。U字釘(a)が打損じたとき、ハ
ンマーガイド(5)(6)から取り除き易いようにハン
マーガイド(5)のU字溝(12)の下端を図14の如
く開放して窓(12a)を形成するとよい。U字釘を打
込んだ後は足踏レバー(46)を解除して台フレーム
(4)を上昇せしめ、ガイド装置を地面から離して次の
位置に向かって車体を操作ハンドル(49)で移動す
る。
【0011】ところで、以上のような人工芝用U字釘打
装置の装填装置ではつぎのように構成されている。すな
わち、図12において、押え板(38)が把手(32)
によって後退した状態で装填蓋(37)を開き、ガイド
レール(29)上にU字釘(a)を多数配置した状態で
装填蓋(37)を閉める。しかる後、ストップ爪(33
a)を歯付棒(30)の歯(30a)から外すようにス
トップハンドル(33)を動かすと、押し込みスプリン
グ(31)で吊り環(28)は前進し、押え板(38)
を押圧し、ガイド装置(c)に向かってU字釘を供給す
るようになっている。すなわち、U字釘を押し込みスプ
リング(31)のスプリング力でガイド装置(c)に向
かって押し込むようになっている。ところが、U字釘の
装填数を増加させるには限界が生ずる。それは、スプリ
ングのたわみ量が装填長さになるから装填数を増加する
にはスプリングのたわみ量を大きくする必要があり、こ
れに伴いスプリングの自由長が長くなると同時にたわみ
量に比例して圧縮力が大きくなるので、人力で操作する
には装填数が限られてしまうからである。
【0012】本発明は以上の点を改良するものである。
以下本発明で用いられている引っ張り側、たるみ側とは
チェーンの引上げ側、チェーンの引下げ側をさす。いう
なれば駆動機構の主動側、従動側を意味する。さて、装
填装置(D)は図1、図2に示す如く従来のものと同様
にU字釘(a)をガイド装置(C)に向かって誘導する
ガイドレール(29)があり、ガイドレール(29)に
載置されたU字釘(a)をガイド装置に向かって押圧す
る押え板(38)がある。押え板(38)は図3に示す
ガイド金具(27)の吊り環(28)と一体的に移動す
るが、吊り環(28)はガイド棒(30)に嵌装されて
おり、ガイド棒(30)はガイドレール(29)の前後
に取付けられた釘押え板(39)と固定金具(66)間
に張架されている。図示のガイドレール(29)は上下
にあり、これにガイド金具(27)が誘導され、吊り環
(28)の後方に桿(64)(64)を介してチェーン
連結桿(60)が連結され、チェーン連結桿(60)の
両端には、後述するチェーン(51)が連結され、チェ
ーンの移動方向とガイド棒(30)の中心方向は一致し
ている。
【0013】チェーン連結桿(60)の両端に取付けら
れた左右一対のチェーン(51)(51)はガイドパイ
プ(3)の頭部と装填装置のテール部に設けられた鎖車
(55)(55)(57)(57)と鎖車(59)(5
9)とに巻回し、更にチェーン屈曲用の鎖車(58)
(58)(63)(63)にも巻回されている。チェー
ン(51)(51)の引っ張り側(51a)(51a)
には引っ張りスプリング(52)(52)が取付けら
れ、チェーンの引っ張り側(51a)(51a)はチェ
ーン連結桿(60)の前方に取付け(62)られてい
る。チェーン(51)のたるみ側(51b)には重錘
(53)が設けられており、昇降ハンドル(54)で上
下動自在である。しかしてこのチェーンのたるみ側(5
1b)はチェーン連結桿(60)の後方に取付け(6
1)られている。
【0014】ガイドパイプ(3)頭部の鎖車(55)
(55)にはラチェットホイール(55a)(55a)
が一体的に取付けてあり、ラチェット爪(56)(5
6)との共働で重錘(53)の下方移動によって反時計
方向に回転し、ラチェット爪で逆回転は阻止される。そ
して昇降ハンドル(54)で重錘(53)を下に押し下
げるとチェーン(51)が反時計方向に移動してチェー
ン連結桿(60)と共に押え板(38)が吊り環(2
8)を介してガイド棒(30)に沿って移動し、U字釘
を釘押え板(39)に向かって押し込むことになる。そ
の際、引っ張りスプリング(52)が伸びて押え板(3
8)に押圧力がかかり、U字釘(a)を押し込むように
なっている。この時のチェーンたるみ側(51b)(5
1b)のたるみは装填装置のテールに付けたテールスプ
リング(65)で鎖車(59)(59)を引っ張り、た
るみを吸収する。図示の鎖車(59)(59)は軸(6
7)に回転自在に取付けられ、軸(67)の引っ張り桿
(68)がガイドレール(29)の固定金具(66)に
支持され、これに巻装されたテールスプリング(65)
が固定金具(66)と調節ボルト(70)の座金(6
9)との間にあって、鎖車(59)(59)を引っ張る
ように作用する。
【0015】U字釘(a)の打ち込みが進むにつれて、
引っ張りスプリング(52)(52)の力が弱まるか
ら、再び昇降ハンドル(54)を押し下げて引っ張りス
プリング(52)に引っ張り力を与え、押え板(38)
に押圧力を与える。この作業は、引っ張りスプリング
(52)(52)のたわみ量にもよるが、通常3〜5本
毎に行えば良く、たとえ忘れたとしても重錘(53)に
よってチェーン(51)のたるみ側(51b)に下向き
の力がかかっているので押え板(38)に押圧力を依然
として作用させることができる。U字釘(a)を打ち終
ったらラチェット爪(56)(56)を外して昇降ハン
ドル(54)を上方に移動させ、押え板(38)をテー
ル側に一杯に後退させ、装填蓋(37)をあけてU字釘
(a)を装填する。以上要するに鎖車に無端条に張架し
たチェーンの引上げ側(引っ張り側)を押え板に作用さ
せることにより押え板に押圧力を与えるもので、引上げ
側の引っ張りスプリングにより、その作用を倍加させ、
引き下げ側(たるみ側)に重錘を設けることにより、一
定の押圧力を押え板に与えるようにしたものである。以
上のような押圧力は、スプリング伸長状態からの復元力
を利用するものであるが、U字釘の装填数の減少に追従
してスプリングの位置を変化させていくので、長大なス
プリングを使用する必要がない。従来のもののようにス
プリングの一端が不動でないからU字釘の装填数にとら
われることがない。
【0016】なお、図1、図2において板ハンマーを叩
打する蓄勢装置(B)の詳細構造が省略されているが、
従来のものと同様に図示しないカム板の回転によりハン
マーヘッド(2)を上昇せしめてスプリング(10)を
圧縮し、カム板の回転につれてカムがトラニオンピニオ
ン(16a)から外れると蓄勢されたスプリング(1
0)でハンマーヘッド(2)は落下し、板ハンマー
(1)はハンマーガイド(5)と釘押え板(39)との
間を落下してガイド装置(C)に供給されたU字釘
(a)を叩打するものである。そしてスクリューハンド
ル(7)でスプリング(10)の蓄勢力を調節する。
【0017】又、図4、図5には走行自在な車体(E)
が図示されていて、従来のものと同様に台盤(44)に
車輪(45)が設けられて走行自在となっており、さら
に台盤(44)に対して台フレーム(4)は金具(4
3)で揺動自在に装置され、ガイドパイプ(3)は台フ
レーム(4)上に植立されているが,図示のものではカ
バー(71)でチェーンと共にカバーされている。そし
て足踏みレバー(46)により台フレーム(4)を押し
下げることにより、ハンマーガイド(5)と釘押え板
(39)が地面に接当して所定の位置においてU字釘
(a)を打ち込むことができるようになっている。(7
2)は車体の手押しハンドルであり、これにはモータを
起動せしめる操作釦(50)がある。本発明は以上の如
く無端状に鎖車間に張架したチェーンの引っ張り側に引
っ張りスプリングを設けると共にたるみ側に昇降自在な
重錘を設け、該チェーンの引っ張り側をガイドレール上
のU字釘がガイド装置に向かって押圧される押え板の前
方に、又押え板の後方にたるみ側を連結して押え板に押
圧力を与えるように構成された装填装置を有する人工芝
用U字釘打装置を特徴とするものであり、本発明の精神
の範囲内において任意に設計変更しうるものである。例
えばラッチェットホイールの代りに一方向クラッチを用
いてもよいものである。
【0018】
【発明の効果】本発明における請求項1の発明は、鎖車
間に無端状に張架したチェーンの引っ張り側に引っ張り
スプリングを設けると共に、たるみ側に重錘を設けて装
填装置における押え板に押圧力を作用するようにしたか
らU字釘の装填数を長くすることができて、操作性のよ
い人工芝用U字釘打装置がえられる。請求項2の発明に
よれば、鎖車間に無端状に張架したチェーンが鎖車間に
設けられたラチェットホイールによって装填装置の押え
板に押圧力が働くようにチェーンが移動し、押圧力を弱
める方向にはチェーンが移動しないから所定の押圧力を
押え板に与えることができるという効果があり、ラチェ
ット爪をラチェットホイールから外すことにより、ラチ
ェットホイールの回転規制を解除することができ、これ
によって昇降ハンドルを上方に移動させ、押え板をテー
ル側一杯に後退させて装填蓋をあけてU字釘を装填でき
る。請求項3の発明によれば無端状に鎖車間の張架した
チェーンのたるみ側がたるんだ場合、装填装置テールに
付けたテールスプリングで鎖車を引っ張ってたるみを吸
収することができ、チェーンによる押え板への押圧力を
支障なく与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人工芝用U字釘打装置における本発明装填装置
の説明図
【図2】同上の斜面図的にみた説明図
【図3】チェーン連結部分の説明図
【図4】本発明装置全体の省略斜面図
【図5】同上の正面図
【図6】従来装置の全体斜面図
【図7】従来装置の使用状態図
【図8】同上の移動時の使用状態図
【図9】下降時の板ハンマーの切断説明図
【図10】上昇時の板ハンマーの切断説明図
【図11】下降時の板ハンマーの図9とは異なった方向
からみた切断説明図
【図12】装填装置の説明図
【図13】図12のA−A切断面図
【図14】装填装置とガイド装置及び板ハンマー装置の
分解図
【符号の説明】
1 板ハンマー 2 ハンマーヘッド 3 ガイドパイプ 5 ハンマーガイド 27 ガイド金具 28 吊り環 29 ガイドレール 30 ガイド棒 36 浮上がり押え板 37 装填蓋 38 押え板 39 釘押え板 51 チェーン 52 引っ張りチェーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填装置におけるガイドレール上のU字
    釘を押出装置でガイド装置に誘導し、ガイド装置に供給
    されたU字釘をスプリングの蓄勢力を利用した板ハンマ
    ーで叩打してU字釘を地面に打ち込むことのできるもの
    において、無端状に鎖車間に張架したチェーンの引っ張
    り側に引っ張りスプリングを設けると共に、たるみ側に
    昇降自在な重錘を設け、該チェーンの引っ張り側をガイ
    ドレール上のU字釘がガイド装置に向かって押圧される
    押え板の前方に、又押え板の後方にたるみ側を連結して
    押え板に押圧力を与えるように構成された装填装置を有
    する人工芝用U字釘打装置。
  2. 【請求項2】 チェーンの引っ張り方向には回転する
    が、これとは逆方向には回転しないラチェットホイール
    を鎖車に設けるとともに、ラチェットホイールの上記回
    転規制を解除自在に構成した請求項1記載の人工芝用U
    字釘打装置。
  3. 【請求項3】 無端状に鎖車間に張架したチェーンのゆ
    るみ側から引っ張り側への装填装置の折返部にチェーン
    のたるみを吸収するテールスプリングを設けてなる請求
    項1記載の人工芝用U字釘打装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142953A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hitachi Koki Co Ltd 留め具打込機
CN109664244A (zh) * 2018-12-29 2019-04-23 湖南达道新能源开发有限公司 一种钉管机
CN110733087A (zh) * 2019-09-26 2020-01-31 青岛中集集装箱制造有限公司 一种集装箱用自动挑钉紧钉设备
US12005554B2 (en) 2019-04-25 2024-06-11 Greenfield Co., Inc. Opening device and method for driving securing tool into artificial turf

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