JPH0993911A - Dc−dcコンバータ電源 - Google Patents

Dc−dcコンバータ電源

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JPH0993911A
JPH0993911A JP25032395A JP25032395A JPH0993911A JP H0993911 A JPH0993911 A JP H0993911A JP 25032395 A JP25032395 A JP 25032395A JP 25032395 A JP25032395 A JP 25032395A JP H0993911 A JPH0993911 A JP H0993911A
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JP
Japan
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voltage
circuit
power supply
switch element
capacitor
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JP25032395A
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English (en)
Inventor
Kozo Iwata
孝造 岩田
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気二重層コンデンサ等を電源とし、主に発
光ダイオード等を点灯させるための降圧型DC−DCコ
ンバータ回路において、簡単な回路構成で回路の消費電
力を低減させる。 【解決手段】 電源2よりスイッチ素子Q1とインダク
タCHの直列回路を介して負荷3へ電力を供給する回路
において、抵抗R1とコンデンサC1の直列接続の積分
回路を入力に接続した論理素子ICにより前記スイッチ
素子Q1を駆動し、出力電圧を複数の抵抗R3,R4,
R5とサーミスタTHにより分圧した電圧と、電源電圧
に接続された抵抗R6を介した電圧とを加算して、前記
積分コンデンサC1を放電させる目的で接続した制御ト
ランジスタQ2のベース極に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流入力電圧を入
力電圧よりも低い安定化された電圧に変還して負荷へ供
給する降圧型のDC−DCコンバータに関し、特に昼間
に太陽電池のエネルギーを電気二重層等の大静電容量の
コンデンサへ蓄え、夜間に発光ダイオード等の発光素子
を発光させるのに利用するための電源に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】直流電源の電圧を効率良く変換するのに
DC−DCコンバータ方式が有効であることは広く知ら
れており、これらのDC−DCコンバータの回路には、
コンパレータや増幅器、発振回路などのリニア回路素子
を組み合わせた電源用ICが一般に利用されている。ま
た、低消費電力が重要な条件になる場合は、特開昭62
−163564号公報や、特開平6−54526号公報
に記載のリニア回路素子の一部をCMOS等の論理素子
に置き換える方法が一般的に知られている。これらの公
報に記載された回路では、図6に示すように直流電圧を
スイッチングするスイッチ素子を駆動する論理回路の入
力には、発振回路の出力を積分した電圧と、出力電圧で
制御される制御用トランジスタによるバイアス電流が加
算される。その電圧が前記論理素子のしきい値を上下す
ることにより前記スイッチ素子のオンとオフの時間比が
変化して出力電圧が安定化されるパルス幅変調方式が利
用されている。
【0003】図6を用いて論理素子を使用した従来のD
C−DCコンバータ回路の動作を利用する。図6におい
て、7はスイッチ素子、8は発振回路、9は直流電源、
10はDC−DCコンバータ電源の出力端子、IC3は
論理素子、CHはインダクタ、Dはスイッチ素子7がオ
フになったときインダクタCHに蓄えらえたエネルギー
を負荷側へ放出するダイオード、C2は出力電圧を平滑
するためのコンデンサ、R12は抵抗で、C10のコン
デンサとにより発振回路8の出力電圧(矩形波)から鋸
歯状波に波形を変換する目的で使用されている。Q10
はトランジスタで抵抗R13,抵抗R14によりDC−
DCコンバータの出力電圧を分圧した電圧が該トランジ
スタのベース極に印加される。抵抗R10、抵抗R11
は、トランジスタQ10により論理素子IC3へ印加す
る直流電圧を調整するために使用され、前記鋸歯状波が
加算されて論理素子IC3の入力に印加される。いま、
DC−DCコンバータの出力端子10の電圧が上昇する
と、抵抗R14、抵抗R13を介して、トランジスタQ
10のベース電流が増加し、コレクタ電流が増加し、抵
抗R10と抵抗R11の回路の電圧が低下し鋸歯状波と
加算された電圧も全体に低い方へシフトする。その結
果、論理素子IC3のしきい値より低い期間が長くなり
スイッチ素子7のオン時間が短く、オフ時間が長くなり
DC−DCコンバーターの出力端子10の電圧が低下す
るように作用する。DC−DCコンバータの出力端子1
0の電圧が低下した場合は逆にスイッチ素子7のオン時
間が長く、オフ時間が短くなり出力端子10の電圧が上
昇するように作用する。以上の作用により出力電圧が安
定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に昼間に太陽電池の
エネルギーを電気二重層等の大静電容量のコンデンサへ
蓄え、夜間に発光ダイオード等の発光素子を発光させる
のに利用するための電源では、長時間動作を可能にする
ために、低消費電力と電気二重層等の大容量コンデンサ
の放電が進んでコンデンサの端子電圧が低くなっても動
作することが要求される。従来のコンパレータや増幅
器、発振回路などのリニア回路素子を組み合わせた一般
的な電源用ICでは消費電力が大きく、リニア回路が充
分に動作するには、おおよそ5v以上の電圧が必要であ
り、低い電圧での動作が要求される回路には使用できな
いという問題があった。また、CMOSを使用したDC
−DCコンバータ電源では低消費電力化には有効な手段
ではあるが、パルス幅変調を利用しているので発振回路
から得られる三角波を変調する必要があり、CMOSが
動作する最低電圧付近では安定な動作が得られず、CM
OS動作電圧の下限まで使用できないという問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のDC−DCコン
バータ電源は下記の技術的手段を有する。 (1)直流電源を論理素子の出力によりスイッチングす
る第一のスイッチ素子と、該第一のスイッチ素子と直列
に接続されたインダクタと、前記第一のスイッチ素子と
前記インダクタの接点に一端が接続され前記第一のスイ
ッチ素子が開になったとき前記インダクタに蓄えられた
エネルギーを負荷側へ放出するフリーホイルダイオード
を具備し、直流電源に電圧を降圧して負荷へ出力するD
C−DCコンバータ電源において、抵抗とコンデンサの
直列回路で構成される積分回路の一端に直流電圧を印加
し、他端を接地極に接続し、前記積分回路の抵抗とコン
デンサの接続点を前記論理素子の入力端子に接続すると
ともに、負荷出力電圧を検出する手段と、この検出信号
により制御され、前記積分回路のコンデンサに充電され
た電荷を放電させる第二のスイッチ素子とを有し、前記
コンデンサに充電された電荷を放電させ、前記積分回路
のコンデンサへ再充電する間、前記論理回路の出力に接
続された前記第一のスイッチ素子を開にすることを特徴
とするDC−DCコンバータ電源。 (2)負荷出力電圧を検出する手段が複数の抵抗を組み
合わせた分圧回路であり、第二のスイッチ素子がトラン
ジスタであって、前記分圧回路の出力を前記トランジス
タのベース極へ印加してスイッチの開閉動作を行うこと
を特徴とする(1)項記載のDC−DCコンバータ電
源。 (3)論理素子にヒステリシス特性を有する論理素子を
使用したことを特徴とする(1)項記載のDC−DCコ
ンバータ電源。 (4)負荷出力電圧を分圧する分圧回路が複数の抵抗と
サーミスタにより構成されたことを特徴とする(2)項
記載のDC−DCコンバータ電源。 (5)第二のスイッチ素子のトランジスタベース極へ接
続した負荷出力電圧検出手段の複数の抵抗を組み合わせ
た分圧回路に、抵抗を介して電源電圧を加算する手段を
設けたことを特徴とする(2)項記載のDC−DCコン
バータ電源。
【0006】
【作用】本発明によれば、論理回路の入力端子に接続さ
れた抵抗とコンデンサの直列回路で構成される積分回路
と、出力電圧により前記コンデンサの充電電荷を放電さ
せる制御用トランジスタとにより、回路消費電力が低
く、また、CMOS動作下限電圧まで動作するDC−D
Cコンバータ電源を提供できる効果がある。また、分圧
回路にサーミスタを使用することにより出力電圧の温度
特性を平坦化できる。さらに、第二のスイッチ素子のト
ランジスタベース極へ抵抗を介して電源電圧を印加する
ことにより、電源電圧の変化による出力電圧の平坦化が
できる。これらの効果により、電気二重層コンデンサの
端子電圧が低下しても発光ダイオードに流れる電流が一
定に保たれる効果も得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のDC−DCコンバータ電
源の実施例1について図1を用いて説明する。図1にお
いて、1はDC−DCコンバータで、INはDC−DC
コンバータ1の電源入力端子、OUTはDC−DCコン
バータ1の出力端子、ICはCMOSなど入出力の極性
が反転する論理素子、抵抗R1とコンデンサC1の直列
接続回路は論理素子ICの入力端子に接続された積分回
路、Q1は論理素子ICにより駆動されるトランジスタ
などの第一のスイッチ素子、R2は第一のスイッチ素子
Q1のベース電流を制限するための抵抗、CHは第一の
スイッチ素子Q1の出力とDC−DCコンバータの出力
端子間に挿入されたインダクタ、Dは第一のスイッチ素
子Q1がオフになったときインダクタCHに蓄えられた
エネルギー(磁束)をDC−DCコンバータの出力側へ
出力するためのダイオード、C2は出力電圧を平滑する
ためのコンデンサ、Q2は前記積分回路のコンデンサC
1の充電電荷を放電させるための第二のスイッチ素子で
あるトランジスタ(第一のスイッチ素子と区別するため
に以下制御トランジスタQ2と呼ぶ)であり、抵抗R3
および抵抗R4はDC−DCコンバータの出力電圧を検
出する手段としての分圧回路であり、出力電圧を分圧し
制御トランジスタQ2のベース極へ印加するための分圧
用抵抗である。2はDC−DCコンバータの電源部分
で、電気二重層コンデンサ等がDC−DCコンバータ1
の入力端子INと接地極間に接続される。3はDC−D
Cコンバータ1の出力端子OUTと接地極間に接続され
た負荷回路で、例えば発光ダイオード等の素子である。
【0008】DC−DCコンバータ1の入力端子INへ
電源電圧が印加されると、抵抗R1を介してコンデンサ
C1が充電されコンデンサC1の端子電圧が上昇し、論
理素子ICのしきい値を越えると論理素子ICの出力が
論理Lになり、抵抗R2を介して第一のスイッチ素子Q
1にベース電流が流れ、第一のスイッチ素子Q1はオン
になる。第一のスイッチ素子Q1がオンになると、イン
ダクタCHを介して電源からコンデンサC2へ充電さ
れ、コンデンサC2の端子電圧が上昇し、3の発光素子
へも電圧が印加され発光する。さらに、コンデンサC2
の電圧が上昇すると、抵抗R3を介して抵抗R4に流れ
る電流により、抵抗R4の電圧が制御トランジスタQ2
のベース電流が流れるまで上昇すると、制御トランジス
タQ2がオンになり、前記積分回路のコンデンサC1へ
充電された電荷が放電され論理素子の入力電圧がしきい
値より低くなり論理素子の出力は論理Hになる。する
と、第一のスイッチ素子Q1のベース電流が流れなくな
り、第一のスイッチ素子Q1はオフになる。第一のスイ
ッチ素子Q1オン時に流れていた電流によりインダクタ
CHに蓄えられた磁束によりダイオードDを介して、コ
ンデンサC2に蓄えられた電荷と一緒になって発光素子
3へ電流が流れ、引き続いて発光素子の電流が流れ続け
るためコンデンサC2の放電によりコンデンサC2の端
子電圧(出力電圧)は低下する。出力電圧が低下する
と、抵抗R3,および抵抗R4の電流も低下し、制御ト
ランジスタQ2のベース電流が流れなくなり、制御トラ
ンジスタQ2がオフになる。すると、抵抗R1を介して
再びコンデンサC2への充電が開始され、論理素子IC
の入力電圧がしきい値を越えると再び第一のスイッチ素
子Q1がオン状態になる。以下同様の繰り返しが行わ
れ、出力電圧は抵抗R3および抵抗R4、制御トランジ
スタQ2のベース電流が流れる電圧により決定される。
【0009】また、本発明の回路の電源に電気二重層コ
ンデンサを使用した場合、放電を続けると電気二重層コ
ンデンサの端子電圧は、DC−DCコンバータの出力電
圧付近まで低下する、すると、第一のスイッチ素子Q1
はオン状態が続き入力電圧がそのまま出力されるので、
発光素子が急に消えることがない特徴も兼ねている。I
Cには、前記CMOSに限らず一般的な論理回路であれ
ばトランジスタやFETで構成しても同様の効果が得ら
れる。また、ICにTTLを使用すればCMOSよりも
低い電圧まで安定した動作ができることは明らかであり
説明は省略する。また、負荷出力電圧の検出手段として
前記の複数の抵抗を組み合わせたり、サーミスタを使用
する分圧回路のほかに、ダイオードなどの素子が使用で
き、負荷に接続される発光ダイオードの温度特性を相殺
して発光ダイオードに流れる電流の安定化をさらに改善
できる作用効果がある。
【0010】本発明の実施例2について図2を用いて説
明する。図1と同一部分は同一参照符号を付して重複す
る説明を省略する。図2において、4のDC−DCコン
バータ回路のIC2はシュミットトリガゲートと一般に
呼ばれている論理素子で、出力が反転する入力電圧にヒ
ステリシスがあり、入力電圧がゆっくり変化しても急速
に出力の反転が行われる特徴がある。第一のスイッチ素
子Q1のオンからオフに変化する時間や、オフからオン
に変化する時間(スイッチング時間)は短時間に行われ
ないと、第一のスイッチ素子Q1での損失増加や、DC
−DCコンバータ電源の変換効率が低下することが一般
的に知られており、できるだけ短時間であることが望ま
しい。本発明の回路にシュミットトリガゲートを使用す
ることにより、第一のスイッチ素子Q1のスイッチング
時間の短縮ができDC−DCコンバータ電源の変換効率
の向上効果が得られる。また、ヒステリシス特性は、通
常の反転出力型論理素子2つを直列に接続し、出力側か
ら入力側へ正帰還を施しても同様の特性が得られること
が一般に知られており、本発明のDC−DCコンバータ
電源にも利用できることは明らかであり詳しい説明は省
略する。
【0011】本発明の実施例3について図3、および図
4を用いて説明する。図1と同一部分は同一参照符号を
付して重複する説明を省略する。図1もしくは図2に開
示した回路において、3の負荷素子に発光ダイオードを
使用した場合、僅かな出力電圧変化で発光ダイオードの
電流が大きく変化し輝度が大きく変化することが知られ
ており、特に発光ダイオードに流れる電流が小さいとき
に影響が大きい。制御トランジスタQ2のベース電流は
温度が上昇すると大きくなる傾向があり、出力電圧は温
度が上昇すると低下し、その結果発光ダイオードの電流
が温度上昇に伴い減少することになり、発光ダイオード
の輝度が温度により大きく変化するという不具合が生じ
る。図3において、5は上記問題を改良したDC−DC
コンバータ回路で、THは温度上昇により抵抗値が減少
するサーミスタ、抵抗5は前記サーミスタと直列に接続
された抵抗で、前記制御トランジスタQ2のベース極と
エミッタ極間に接続されている。このサーミスタTHと
抵抗R5の直列回路を抵抗R3、抵抗R4の分圧回路に
加えることにより制御トランジスタQ2の温度によるベ
ース電流の変化を補償しDC−DCコンバータ電源5の
出力電圧を安定化させる効果が得られる。図4の特性
は、該サーミスタTHと抵抗R5の直列回路を前記制御
トランジスタQ2のベース極とエミッタ極に接続し、該
制御トランジスタQ2のベース電流の温度による変化が
相殺された場合の、DC−DCコンバータの出力電圧の
温度による影響をシュミレーションした結果であり、抵
抗R3、抵抗R4、抵抗R5の各抵抗値と、制御トラン
ジスタQ2のベース電流の温度特性、サーミスタTHの
温度特性を組み合わせることにより、安定化の改善が図
られることを示している。
【0012】本発明の実施例4について図5を用いて説
明する。図3と同一部分は同一参照符号を付して重複す
る説明を省略する。図1もしくは図2に開示した回路に
おいて、3の負荷素子に発光ダイオードを使用した場
合、僅かな出力電圧変化で発光ダイオードの電流が大き
く変化し輝度が大きく変化することが知られており、特
に発光ダイオードに流れる電流が小さいとき影響が大き
い。本発明のDC−DCコンバータは、出力電圧の安定
化のための回路増幅度が、一般的なアナログ回路素子に
よるDC−DCコンバータ電源回路に比べて小さく、電
源電圧の変化が出力電圧にも影響を与え、電源電圧が上
昇すると僅かではあるが出力電圧も上昇する不具合があ
る。上記問題を改良したDC−DCコンバータ回路6を
図5に示す。図において、抵抗R6の一端には電源電圧
が印加され、抵抗R6の他端は分圧回路のR3とR4の
接点に接続されているので、抵抗R6に流れる電流は抵
抗R4にも流れるようになっている。電源電圧が上昇す
ると、抵抗R6に流れる電流が増加し、抵抗R4の電流
も増加して抵抗R4の両端の電圧が上昇し、制御トラン
ジスタQ2のベース極の電圧が上昇する。この結果分圧
回路の出力電圧が低くても制御トランジスタがオンにな
り、電源電圧の上昇による出力電圧の上昇を補償するこ
とができる効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明では、DC−DCコンバータにC
MOS論理回路を使用し、該論理回路の入力に接続され
た積分用コンデンサの電荷を、出力電圧を抵抗により分
圧した電圧により駆動される制御トランジスタにより放
電させることにより、一般的なDC−DCコンバータに
必要な発振回路を必要としない簡単な回路で、回路が消
費する電力の少ない、低い電源電圧でも動作するDC−
DCコンバータが提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のDC−DCコンバー
タ電源を示す回路図
【図2】 本発明の第2の実施例のDC−DCコンバー
タ電源を示す回路図
【図3】 本発明の第3の実施例のDC−DCコンバー
タ電源を示す回路図
【図4】 本発明の第3の実施例のサーミスタによる出
力電圧の温度特性の改良を示すシュミレーション特性図
【図5】 本発明の第4の実施例のDC−DCコンバー
タ電源を示す回路図
【図6】 従来のDC−DCコンバータ回路の一例
【符号の説明】
1,4,5,6 DC−DCコンバータ回路 2 DC−DCコンバータ電源部 3 DC−DCコンバータ負荷回路 Q1 第一のスイッチ素子(例えばトランジスタ) Q2 第二のスイッチ素子(例えばトランジスタ) D ダイオード CH インダクタ C1 積分用コンデンサ C2 平滑用コンデンサ R1 積分用抵抗 R2 電流制限用抵抗 R3 出力電圧分圧用抵抗 R4 出力電圧分圧用抵抗 R5 抵抗 R6 抵抗 IC 論理素子(例えばCMOSなど) IC2 ヒステリシス特性を有する論理素子(例えばシ
ュミットトリガゲートなど) TH サーミスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電流を論理素子の出力によりスイッチ
    ングする第一のスイッチ素子と、該第一のスイッチ素子
    と直列に接続されたインダクタと、前記第一のスイッチ
    素子と前記インダクタの接点に一端が接続され前記第一
    のスイッチ素子が開になったとき前記インダクタに蓄え
    られたエネルギーを負荷側へ放出するフリーホイルダイ
    オードを具備し、直流電源の電圧を降圧して負荷へ出力
    するDC−DCコンバータ電源において、抵抗とコンデ
    ンサの直列回路で構成される積分回路の一端に直流電圧
    を印加し、他端を接地極に接続し、前記積分回路の抵抗
    とコンデンサの接続点を前記論理素子の入力端子に接続
    するとともに、負荷出力電圧を検出する手段と、この検
    出信号により制御され、前記積分回路のコンデンサに充
    電された電荷を放電させる第二のスイッチ素子とを有
    し、前記コンデンサに充電された電荷を放電させ、前記
    積分回路のコンデンサへ再充電する間、前記論理回路の
    出力に接続された前記第一のスイッチ素子を開にするこ
    とを特徴とするDC−DCコンバータ電源。
  2. 【請求項2】負荷出力電圧を検出する手段が複数の抵抗
    を組み合わせた分圧回路であり、第二のスイッチ素子が
    トランジスタであって、前記分圧回路の出力を前記トラ
    ンジスタのベース極へ印加して第二のスイッチ素子の開
    閉動作を行うことを特徴とする請求項1に記載のDC−
    DCコンバータ電源。
  3. 【請求項3】論理素子にヒステリシス特性を有する論理
    素子を使用したことを特徴とする請求項1に記載のDC
    −DCコンバータ電源。
  4. 【請求項4】負荷出力電圧を分圧する分圧回路が複数の
    抵抗とサーミスタにより構成されたことを特徴とする請
    求項2に記載のDC−DCコンバータ電源。
  5. 【請求項5】第二のスイッチ素子のトランジスタベース
    極へ接続した負荷出力電圧検出手段の複数の抵抗を組み
    合わせた分圧回路に、抵抗を介して電源電圧を加算する
    手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載のDC−
    DCコンバータ電源。
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