JPH099386A - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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JPH099386A
JPH099386A JP7178164A JP17816495A JPH099386A JP H099386 A JPH099386 A JP H099386A JP 7178164 A JP7178164 A JP 7178164A JP 17816495 A JP17816495 A JP 17816495A JP H099386 A JPH099386 A JP H099386A
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JP7178164A
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Masago Nakagawa
匡五 中川
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのメインアンプと複数のスピーカとを接
続したスピーカシステムにおいて、音声信号を光ファイ
バーを用いて伝達するとともに、光信号を用いて端末装
置から本体側装置に向けて制御信号を発信して、音量の
調整等を行い得るようにする。 【構成】 音楽源に接続するメインアンプ2に対して、
複数の端末装置10……を配置し、それ等の装置の間に
給電線6と光ファイバー7を用いた伝送線5を接続し、
音声信号を光ファイバー7を介して伝達するスピーカシ
ステム1を構成する。前記装置において、端末装置10
……の少なくとも1つに、本体側装置と別の端末装置に
対する音量等の調整手段を配置し、光信号を用いて制御
信号の伝達を行うことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのメインアンプを
用いて、複数のスピーカから音楽等を流すことが可能な
スピーカシステムに関し、特に、メインアンプとスピー
カの間で音声信号を光ファイバーを用いて伝達して、雑
音の問題を解消するとともに、メインアンプのボリュー
ム調整の手段を用いて音量等を制御でき、さらに、スピ
ーカに設けた制御装置を介して、メインアンプと他のス
ピーカの音量を調整可能なスピーカシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭等で使用するステレオ装置等のスピ
ーカシステムにおいて、1か所に配置したステレオのメ
インアンプに対して、居間や台所、その他の部屋にそれ
ぞれスピーカを配置し、家庭のどの部屋に居ても同じ音
楽を楽しめるようにすることが行われている。ところ
が、前述したようなスピーカシステムにおいては、本体
側装置とスピーカの間を銅線を用いて接続するために、
雑音が入りやすいという問題があり、その銅線が長くな
るほど、音の信号の減衰によりスピーカから出力される
音質が低下するという問題がある。
【0003】そこで、前述したような問題を解消するた
めに、例えば、銅線を構成する銅の純度を6N(99.
9999%以上)に上げたものを使用することや、接続
部分の端子を金メッキして雑音を少なくするようなこと
が行われている。前述したような対策の他に、銅線を使
用せずに光ファイバーを使用して音声信号を伝達するこ
とや、音声信号のみを空中を光で伝達する等の手段を用
いていることがある。そして、光ファイバーを使用する
場合、または、空中に伝達する光信号により音声信号を
伝達する場合には、スピーカとメインアンプとの間に給
電経路を配置して、スピーカを駆動する電力を供給し、
スピーカから流れる音に雑音が入り込まないようにする
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、導線を用い
て音声信号を伝達しようとする場合に、銅の純度を高く
すると、銅線のコストが非常に高くなり、家庭の多数の
部屋に配線する経費が非常に高くなるという問題があ
る。また、メインアンプとスピーカの間に光信号を送受
信する装置をそれぞれ設けて、2つの装置間で光信号に
よる音声信号伝達装置を構成することは、送受信装置の
間を人が通ったりして光を遮ると、音が遮断されること
になり、雑音よりも大きな問題となる。前述したような
問題に対して、光ファイバーを用いて音声信号を伝達す
る手段を構成する場合には、光ファイバーと給電線とを
一体に構成したものを用いて、本体側装置(メインアン
プ)とスピーカとの間に1本にまとめた線を接続するの
みであるから、配線コストは低くなり、スピーカから流
れる音楽の音質も良好な状態に維持できる。
【0005】前述したように、音声信号を光ファイバー
を用いて伝達する装置を用いた場合でも、スピーカから
流れる音量は、本体側装置により調整されたボリューム
に依存するものであり、個々のスピーカにボリューム調
整用の装置を設けた場合には、そのスピーカに対しての
み音量を調整可能である。ところが、家庭で1つの本体
側装置から各部屋に音楽を伝達する場合に、例えば、1
つの部屋では音量を大きくし、他の部屋では音量を小さ
くしたい時には、各部屋でそれぞれのスピーカに付属す
るボリュームを個別に調整する必要があり、その手間が
面倒である。また、人が居ない部屋の音量を絞って、小
さな音量で音楽を流し続ける場合や、目覚ましのために
特定の部屋の音量を大きくしようとする場合にも、その
特定の部屋に入ってボリュームの調整を行う必要がある
ために、スピーカシステムが有効に機能しないという問
題がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来のスピー
カシステムの問題を解消するもので、1つの部屋等に配
置した本体側装置と、複数の部屋に配置したスピーカ等
の端末装置の間に、光ファイバーを用いた音声信号伝達
手段を設け、各端末装置から本体側装置に対してボリュ
ーム調整を行い得るとともに、端末装置から別の端末装
置に対する調整を行い得る装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声信号入力
手段を設けた本体側装置と、複数のスピーカを設けた端
末装置を接続し、前記音声信号入力手段から出力される
音声信号を各端末のスピーカから出力するスピーカシス
テムに関する。本発明においては、前記端末装置の各々
に信号制御手段を配置して、各スピーカの音量を調整す
る手段を設け、前記音声信号入力手段と端末装置の間を
光ファイバーと電線を用いて接続し、前記光ファイバー
を介して音声信号を伝達する装置を構成している。ま
た、本発明においては、前記端末装置の制御装置に、本
体側装置に対する制御信号出力手段を配置し、前記本体
側装置には端末装置から出力される信号にもとづいて、
各端末装置に対する音声信号の制御を行う手段を設け、
1つの端末装置から本体側装置に伝達された制御信号に
もとづいて、各端末装置の出力の制御を行う手段を構成
することもできる。
【0008】さらに、本発明においては、前記端末装置
の制御装置に、本体側装置に対する制御信号出力手段
と、別の端末装置に対する制御信号出力手段とを配置
し、前記本体側装置には端末装置から出力される信号に
もとづいて、各端末装置に対する音声信号の制御を行う
手段と、1つの端末装置から出力される別の端末装置に
対する制御信号を伝達する手段を設け、1つの端末装置
から本体側装置に伝達された制御信号にもとづいて、各
端末装置の出力の制御を行うとともに、1つの端末装置
からの指令にもとづいて、指定した端末装置に対する出
力の制御を行う手段を構成することも可能である。
【0009】
【作用】前述したように、本発明のシステムでは、メイ
ンアンプを設けた本体側装置とスピーカを設ける端末装
置の間を光ファイバーと給電線とを用いて接続し、電力
を給電線を用いて供給し、音声信号を光ファイバーを用
いて伝達する手段を構成することにより、音声信号に雑
音が入り込むことを防止して、良質の音楽を楽しむこと
ができる。また、本体側装置には全体のシステムにおけ
るボリューム調整用の制御手段を設け、端末装置にもア
ンプ等の制御手段を設けることにより、スピーカ装置の
全体に配置する複数のスピーカの音量を一括して調整す
ることと、各端末のスピーカからの音量を任意に調整す
ることができる。さらに、本体側装置に設ける制御装置
に対して、端末装置からの制御信号受信手段を配置し、
端末装置には本体側装置の制御と任意の端末に対する制
御を行うための出力手段を配置することにより、端末装
置から本体側装置を介して全部のスピーカに対する音量
の制御と、特定のスピーカに対する音量の制御とを随時
行うことが可能であり、ボリューム調整の動作を容易に
行うことができる。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明にスピー
カシステムを説明する。図1に示される例は、本発明の
スピーカシステムの概略の構成を示すもので、1つの部
屋の配置するメインアンプ2から、他の複数の部屋に配
置する端末装置10、10a……に対して伝送線5、5
a……を介して接続し、家庭内でのスピーカシステム1
を構成している。前記スピーカシステム1において、メ
インアンプ2にはレコードプレーヤーやCDプレーヤ
ー、AM、FM受信機等の音声信号入力手段21を接続
し、また、端末装置に対するボリューム調整や、音質の
調整等の制御信号を出力するための制御信号入力手段2
3を配置している。そして、前記音声信号入力手段21
から入力される音声信号と、制御信号入力手段23から
入力される制御信号とを、音声信号処理回路22と制御
信号処理回路24で処理し、主制御装置25を介して出
力回路35に伝達し、前記出力回路35から端末装置1
0、10a……に向けてステレオ放送を行うようにす
る。また、前記メインアンプ2に接続される端末装置に
は、アンプ11とスピーカ12とをそれぞれ配置し、受
信した信号をその部屋等の環境に合わせて制御し、適切
な音量と音質を調整して音楽等を楽しめるようにする。
【0011】前述したようなスピーカシステム1におい
て、メインアンプ2と端末装置10……とを接続する伝
送線5…としては、図2、3に示すように、給電線6と
光ファイバー7を絶縁体8で一体に被覆した複合ケーブ
ルを用いている。前記伝送線5は、従来の光ファイバー
と給電線とを複合したケーブルの場合と同様に、端末部
に接続具(ケーブル側コネクタ)9を一体に設けたもの
として構成している。そして、前記光ファイバー7の端
末としてのE/O(光電変換)回路、O/E(電気光変
換)回路をそれぞれのケーブル側コネクタ9に対して一
体に組み込み、送受信器の本体側コネクタに差し込むこ
とにより、電気と音声信号の回路をそれぞれ接続させる
ようにする。前記図2、3に示すような伝送線5では、
給電線6には一般に使用されている銅線を用いて、電力
のみを供給する手段とし、音声信号と端末装置に対する
制御信号は、光ファイバー7を用いて送信する。そし
て、音声信号を光信号として送受信することにより、光
ファイバー7を通して伝達する光信号に雑音が入り込む
ことを防止して、音質の良いステレオ放送を楽しむこと
ができるようにする。また、伝送線に配置する給電線に
は、電力のみが供給されるものであるから一般の100
Vのケーブルを用いて構成することが可能である。 前
述したように構成したスピーカシステム1において、メ
インアンプ2には図4に示すような制御手段を配置し、
端末装置10……には図5に示すような制御手段を配置
している。そして、メインアンプ2から各端末装置に向
けて送信する音声信号に対して、各端末装置に配置する
制御手段を用いて音量の調整等を行うことの他に、各端
末装置に配置する制御手段を用いて、メインアンプ2に
対する制御を行うことができるようにしている。また、
1つの端末装置から他の端末装置に対する制御信号を出
力して、メインアンプを直接操作しなくても、1つの端
末装置から他の端末装置に対する調整の動作を任意に行
い得るような制御手段を構成している。
【0012】前述したような目的にしたがって、メイン
アンプ2と端末装置10……の間で伝送線を介して信号
の伝達を行うために、図1に示すメインアンプを含む本
体側装置には、図4に示すような制御手段を配置してい
る。前記図4に示す本体側装置20では、音声信号入力
手段21から出力される音声信号を処理する処理回路2
2と、制御信号入力手段23から出力されるボリューム
調整、音質等の信号を受信して送信信号の制御を行う処
理回路24とをそれぞれ配置し、前記2つの処理回路か
ら出力される信号を主制御装置25に入力する。前記主
制御装置25は、ステレオ装置のメインアンプの機能を
有する装置として構成されており、前記主制御装置25
から出力される信号は、分配回路30の各端末装置に対
応させて設けた分配器31、31a……に向けてそれぞ
れ送信される。
【0013】前記分配器31、31a……のそれぞれの
出力部には、出力回路35とE/O変換回路36を接続
して、調整された音質と音量の音声信号を、合流分配部
37を介して光ファイバー7による音声信号伝達経路に
送信する。また、端末装置に対する給電は、電源から給
電線6を介してそのまま伝達するために、前記図2、3
の伝送線5の接続具9に対応するコンセントを介して接
続する。さらに、前記伝送線に配置する光ファイバー7
による信号伝達系統には、本体側装置20から端末装置
10に向けて音声信号と制御信号とを重畳した状態で送
信するとともに、後述するように、端末装置から出力さ
れる制御信号を、光ファイバーを介して本体側装置20
の入力回路に向けて送信することができるように構成す
る。そこで、前記本体側装置20の合流分配部37に
は、光信号の合流分配機能を持たせた入出力装置を配置
する。
【0014】前記本体側装置20において、端末装置か
らの制御信号を受信するために受信部40を配置してお
り、前記受信部40では、合流分配部37から分岐され
て受信した信号を、O/E変換回路41から制御回路4
2に向けて伝達し、出力回路43で処理した主制御装置
25に対する制御信号を伝達する。そして、端末装置に
配置する制御信号出力手段から出力された本体側装置に
対する制御信号と、本体側装置を介して他の端末装置に
対する制御信号とにもとづいて、本体側装置20から各
端末装置の全てに対する制御と、特定の指定した端末装
置に対する制御とを行うことができるようにする。
【0015】図5に示す端末側装置50は、前記本体側
装置20から出力される音声信号を受信して、スピーカ
12から音楽等を出力する入力回路51と、本体側装置
と他の端末装置に対する制御信号を出力する信号出力回
路60とを配置している。前記入力回路51には、光信
号を受信して電気信号に変換するO/E変換回路52
と、制御回路53、および出力回路54を設けており、
本体側装置の主制御装置から伝達された情報にしたがっ
て、スピーカ12に向けて音声信号を出力する。また、
前記制御回路53にはアンプ機能を組み込み、スピーカ
12に伝達する音量と音質等を任意に調整可能に構成し
ている。
【0016】前記スピーカに対する制御手段に加えて、
図5においては、端末側装置50に信号出力回路60を
配置しており、前記信号出力回路60配置する入力手段
として、主制御装置用信号出力手段61と他端末用信号
出力手段62の2つの入力手段を配置している。そし
て、端末装置から本体側装置に対する制御と、本体側装
置を介して他の端末装置に対するボリューム調整等の制
御を行うことができるようにしている。前記主制御装置
用信号出力手段61と他端末用信号出力手段62の2つ
の出力手段から出力された信号は、出力回路63からE
/O変換回路64を介して光信号として出力され、合流
分配部65を介して光ファイバー7に伝達され、図4の
合流分配部37を介して分離されて、受信部40に伝達
される。
【0017】前記図4、5の装置を光ファイバー7を介
して接続してなるスピーカシステム1においては、例え
ば、音楽をレコードやCD(コンパクトディスク)2プ
レーヤー、またはFM放送受信装置等を、音声信号入力
手段21に接続し、出力する音量と音質を、ボリューム
その他の調整手段としての制御信号入力手段23を介し
て入力する。そして、各入力手段に接続される処理回路
22、24を介して主制御装置25に伝達し、分配回路
30の分配器31、およびE/O変換回路36を介し
て、端末装置10……に向けて送信する。前述したよう
にして、本体側装置20で調整した音質や音量でスピー
カ12……を各々作動させる場合には、一般のステレオ
装置の場合と同様にして、各端末装置を配置する部屋の
全てで、同じ音楽等を楽しむことができる。前記構成に
加えて、本発明のスピーカシステムでは、端末装置に配
置する信号出力回路を用いて、本体側装置に対する調整
を行うことができるので、図5に示す信号出力回路60
において、主制御装置用信号出力手段61を操作して本
体側装置に対する制御信号を出力し、本体側装置20に
設けた受信部40から、主制御装置25に向けて制御信
号を発信し、スピーカシステムに設けた端末装置のスピ
ーカの全部に対する音量の制御等を行うことができる。
【0018】さらに、例えば、1つの端末装置10から
別の端末装置10aに対して、音量の調整等を行う場合
には、端末装置の信号出力回路60に配置する他端末用
信号出力手段62を操作して、本体側装置20に伝達
し、その端末装置から出力した音量等の信号にもとづい
た制御信号を、制御回路42から主制御装置25に伝達
し、指定した分配器を介して端末装置10aに向けて調
整した音量の信号を出力させることができる。前述した
ように、1つの端末装置10から出力した信号を用い
て、別の端末装置10aに対して音量を調整しようとす
る場合に、その指定された端末装置10aでは、別の端
末装置により調整された音量でスピーカを作動させる。
そこで、端末装置10aにおいて、別の端末装置10か
ら指定された音量をさらに調整しようとする場合には、
例えば、リセットボタン等(図示を省略)を用いて、再
び指定し直す動作により、本体側装置により一括して指
定した音量によりスピーカを作動させることができるよ
うにする。
【0019】なお、前述したような構成を有する本発明
のスピーカシステムにおいて、端末装置に対して設ける
信号出力回路60は、全ての信号出力回路に装備する必
要はなく、例えば、家庭に設けるスピーカシステムにお
いて、居間に本体側装置20を配置し、昼間に主として
居る部屋に配置する端末装置に対してのみ信号出力回路
を設け、他の端末装置に対しては、単純に入力回路51
のみを設けたスピーカを配置することもできる。また、
特にボリュームを調整することを必要としないような部
屋には、スピーカと入力回路のみを配置した端末装置を
設け、他の複数の部屋の端末装置に対してのみ、入力回
路と信号出力回路とをスピーカに組み込んだ端末装置を
配置することもできる。前記構成に加えて、本発明のス
ピーカシステムでは、信号出力回路を配置しない特定の
端末装置に対しては、光ファイバーの接続部に合流分配
部を配置する必要はなく、したがって、その特定の端末
装置に対応させた受信部はを本体側装置に配置すること
を必要としないために、本体側装置側にも合流分配部を
配置する必要がなくなり、端末装置と本体側装置の間で
光信号を用いて相互に交信する必要のある伝送線に対し
てのみ、端末装置の信号出力回路に対応する装置を配置
することができる。さらに、本発明のスピーカシステム
においては、本体側装置と端末装置との間に1本の光フ
ァイバーを配置することの他に、光信号の送信用と、受
信用の2本の光ファイバーを配置することも可能であ
り、2系統の光信号伝達手段を配置する場合にも、給電
線と平行にして一体に設けることができるので、伝送線
の構成を特に複雑にすることはない。
【0020】
【発明の効果】本発明のスピーカシステムは、前述した
ように構成したものであるから、メインアンプを設けた
本体側装置とスピーカを設ける端末装置の間を光ファイ
バーと給電線とを用いて接続し、電力を給電線を用いて
供給し、音声信号を光ファイバーを用いて伝達する手段
を構成することにより、音声信号に雑音が入り込むこと
を防止して、良質の音楽を楽しむことができる。また、
本体側装置には全体のシステムにおけるボリューム調整
用の制御手段を設け、端末装置にもアンプ等の制御手段
を設けることにより、スピーカシステムの全体に配置す
る複数のスピーカの音量を一括して調整することと、各
端末のスピーカからの音量を任意に調整することができ
る。さらに、本体側装置に設ける制御装置に対して、端
末装置からの制御信号受信手段を配置し、端末装置には
本体側装置の制御と任意の端末に対する制御を行うため
の出力手段を配置することにより、端末装置から本体側
装置を介して全部のスピーカに対する音量の制御と、特
定のスピーカに対する音量の制御とを随時行うことが可
能であり、ボリューム調整の動作を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスピーカシステムの構成を示す説明
図である。
【図2】 本発明に用いる伝送線の断面図である。
【図3】 伝送線の端末接続部の説明図である。
【図4】 本発明の本体側装置に配置する回路の構成を
示す説明図である。
【図5】 本発明の端末装置に配置する回路の構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 スピーカシステム、 2 メインアンプ、 5
伝送線、6 給電線、 7 光ファイバー、
10 端末装置、11 アンプ、 12 スピー
カ、 20 本体側装置、22・24 処理回路、
25 主制御装置、 30 分配回路、35
出力回路、 36 E/O変換回路、 40 受信
部、41 O/E変換回路、 43 出力回路、
50 端末側装置、51 入力回路、 54 出
力回路、 60 信号出力回路、61 主制御装置
用信号出力手段、 62 他端末用信号出力手段、6
3 出力回路、 64 E/O変換回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号入力手段を設けた本体側装置
    と、複数のスピーカを設けた端末装置を接続し、前記音
    声信号入力手段から出力される音声信号を各端末のスピ
    ーカから出力するスピーカシステムにおいて、 前記端末装置の各々に信号制御手段を配置して、各スピ
    ーカの音量を調整する手段を設け、 前記音声信号入力手段と端末装置の間を光ファイバーと
    電線を用いて接続し、前記光ファイバーを介して音声信
    号を伝達することを特徴とするスピーカシステム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置の制御装置に、本体側装置
    に対する制御信号入力手段を配置し、 前記本体側装置には端末装置から出力される信号にもと
    づいて、各端末装置に対する音声信号の制御を行う手段
    を設け、 1つの端末装置から本体側装置に伝達された制御信号に
    もとづいて、各端末装置の出力の制御を行う手段を構成
    することを特徴とする請求項1に記載のスピーカシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 音声信号入力手段を設けた本体側装置
    と、複数のスピーカを設けた端末装置を接続し、前記音
    声信号入力手段から出力される音声信号を各端末のスピ
    ーカから出力するスピーカシステムにおいて、 前記端末装置の制御装置に、本体側装置に対する制御信
    号出力手段と、別の端末装置に対する制御信号出力手段
    とを配置し、 前記本体側装置には端末装置から出力される信号にもと
    づいて、各端末装置に対する音声信号の制御を行う手段
    と、1つの端末装置から出力される別の端末装置に対す
    る制御信号を伝達する手段を設け、 1つの端末装置から本体側装置に伝達された制御信号に
    もとづいて、各端末装置の出力の制御を行うとともに、
    1つの端末装置からの指令にもとづいて、指定した端末
    装置に対する出力の制御を行うことを特徴とするスピー
    カシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004104796A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Sony Internatl Europ Gmbh メディアデータパケットの同期再生

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JP4559050B2 (ja) * 2002-09-06 2010-10-06 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング メディアデータパケットの同期再生

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