JPH0993761A - フリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシング - Google Patents

フリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシング

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Publication number
JPH0993761A
JPH0993761A JP7249234A JP24923495A JPH0993761A JP H0993761 A JPH0993761 A JP H0993761A JP 7249234 A JP7249234 A JP 7249234A JP 24923495 A JP24923495 A JP 24923495A JP H0993761 A JPH0993761 A JP H0993761A
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JP
Japan
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bushing
cable
free access
access floor
claw
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Application number
JP7249234A
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English (en)
Inventor
Yasutoshi Kubota
康利 久保田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏みつけからケーブルを保護でき、ケーブル
がフロア部材のエッジで傷つかぬように保護でき、ケー
ブルの抜け落ちを防止し、かつ美観上も優れるブッシン
グを提供する。 【解決手段】 両端が開口した筒状物である第一のブッ
シング8と、両端が開口した筒状物である第二のブッシ
ング14とを係合させて成るフリーアクセスフロア用ケ
ーブル保護ブッシングであって、第一のブッシングは、
第二のブッシングと係合する係合部と、係合部より直径
の大きい外筒部9と、外筒部の一端を拡径した抜け止め
部12とを設け、第二のブッシングは、前記係合部と係
合する外筒部15と、外筒部の一端を拡径した抜け止め
部18とを設けた。係合部をねじ切りしてガイド部13
とし、第二のブッシングの外筒部をねじ切りして、ガイ
ド部と第二のブッシングとを螺合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリーアクセスフ
ロアの内部に配線された電力や情報のケーブルを室内空
間に引き出す際にケーブルを保護するフリーアクセスフ
ロア用ケーブル保護ブッシングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフリーアクセスフロア用ケーブル
保護ブッシング(以下ブッシングと記す)を図8、図9
を用いて説明する。図8は、フリーアクセスフロア用ケ
ーブル保護ブッシングの一例の斜視図である。図9は、
フリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシングの他の
例の斜視図である。
【0003】ブッシングは、フリーアクセスフロアの内
部に配線された電力や情報のケーブルを室内空間に引き
出す際に、ケーブルを保護するものである。フリーアク
セスフロアは、ケーブルを引き回す空間と、フロア部材
と、タイルカーペットや置敷タイプのビニール床タイル
などの表面仕上材とから構成されている。
【0004】図8に示すブッシングAは、中空の半球状
の樹脂製本体1と、表面仕上材と接着する面ファスナな
どが裏面に取付されている台部2と、樹脂製本体1の一
部側面を解放した第一の開口部3と、樹脂製本体1の下
面の第二の開口部4とから構成されている。なお、第一
の開口部3と第二の開口部4とは、ブッシングが取付さ
れる前にあっては、底面と側面にまたがる単一の開口部
であり、ブッシングが表面仕上げ材に取付されることに
より2つの開口部となる。
【0005】第一の開口部3と第二の開口部4とは連通
しており、フリーアクセスフロアのケーブル引き出し穴
5から上方に引き出されたケーブルWは、第二の開口部
4と第一の開口部3を通過して、室内空間に引き出され
る。
【0006】以上のようなブッシングAにあっては、ケ
ーブル引き出し部分を靴などによる踏みつけから保護す
ることができ、また、ケーブル引き出しの為に切り込ん
だタイルカーペット等の端部(図示せず)を隠蔽するの
で美観上優れる。
【0007】図9に示すブッシングBは、円筒状の樹脂
製本体6と、樹脂製本体6の両端部に設けられた抜け止
め部7とから構成されている。樹脂製本体6は、フリー
アクセスフロアのケーブル引き出し穴5に差し込まれ
て、抜け止め部7は、ブッシングBがケーブル引き出し
穴5から抜け落ちないように留めておくものである。そ
して、樹脂製本体6の一端部はフロア部材の下方に位置
し、他端部は表面仕上げ材の上方に位置している。そし
て、ケーブルWは、樹脂製本体6の一端部から他端部を
通じて上方の室内空間に引き出される。
【0008】以上のようなブッシングBはケーブルWが
フロア部材のケーブル引き出し穴5の周縁のエッジで傷
つかぬように保護するという特徴を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図8に示すようなブッシングAにあっては、ブッシング
Aを表面仕上げ材の上に面ファスナ等で取り付けている
だけなので、ケーブルWがフロア部材のケーブル引き出
し穴5を設けたときの切断面のエッジで傷つかぬように
保護することができず、またケーブルWとフロアパネル
との位置関係を固定することができず、ケーブルWの抜
け落ちを防止できないという問題点があった。
【0010】また、図9に示すようなブッシングBにあ
っては、靴などによる踏みつけからケーブルWを保護す
ることができず、また美感上もさほどよくないという問
題点があった。
【0011】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、靴などによる
踏みつけからケーブルを保護することができ、ケーブル
がフロア部材のケーブル引き出し穴のエッジで傷つかぬ
ように保護することができ、ケーブルの抜け落ちを防止
して、ケーブルとフロアパネルとの位置関係を固定する
ことができ、かつ美観上も優れるブッシングを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、両端が
開口した筒状物である第一のブッシングと、両端が開口
した筒状物である第二のブッシングとを係合させて成る
フリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシングであっ
て、第一のブッシングは、第二のブッシングと係合する
係合部と、係合部より直径の大きい外筒部と、外筒部の
一端を拡径した抜け止め部とを有し、第二のブッシング
は、前記係合部と係合する外筒部と、外筒部の一端を拡
径した抜け止め部とを有することを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項2記載の発明にあっては、底面と一
側面とに開口部を有する中空物である第一のブッシング
と、両端が開口した筒状物である第二のブッシングとを
係合させて成るフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブ
ッシングであって、第一のブッシングは、第二のブッシ
ングと係合する係合部と、係合部より大きい本体部と、
本体部の底面付近を拡径した抜け止め部とを有し、第二
のブッシングは、前記係合部と係合する外筒部と、外筒
部の一端を拡径した抜け止め部とを有することを特徴と
するものである。
【0014】請求項3記載の発明にあっては、前記係合
部をねじ切りしてガイド部とし、第二のブッシングの外
筒部をねじ切りして、ガイド部と第二のブッシングとを
螺合することを特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の発明にあっては、前記係合
部を一定の円周上に配置された固定爪とし、第二のブッ
シングは、第二のブッシングの外筒部外側面に設けた板
状の爪保持部と、爪保持部の一部を切り欠いて設けた固
定爪導入部とを有し、固定爪を固定爪導入部から導き入
れた後に相互回転させることにより、固定爪と爪保持部
とが係合することを特徴とするものである。
【0016】請求項5記載の発明にあっては、前記係合
部に前記爪保持部と固定爪導入部とを有し、第二のブッ
シングは前記固定爪を有し、固定爪を固定爪導入部から
導き入れた後に相互回転させることにより、固定爪と爪
保持部とが係合することを特徴とするものである。
【0017】請求項6記載の発明にあっては、前記爪保
持部を複数設けたことを特徴とするものである。
【0018】請求項7記載の発明にあっては、前記第二
のブッシングの内側面にケーブルを係止する係止突起を
設けたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明にかかるフリーアクセスフ
ロア用ケーブル保護ブッシングの第一実施の形態を図1
〜図3に基づいて、第二実施の形態を図4〜図7に基づ
いて説明する。
【0020】〔第一実施の形態〕図1は、フリーアクセ
スフロア用ケーブル保護ブッシング(以下ブッシングと
記す)の一部を破断した側面図である。図2は、第一の
ブッシングの一部を破断した側面図である。図3は第二
のブッシングの一部を破断した側面図である。ブッシン
グは、図2に示す第一のブッシングと、図3に示す第二
のブッシングとから構成されている。
【0021】図2において、第一のブッシング8は、外
筒部9の両端に開口部10,11を有する円筒状の樹脂
成型物である。第一のブッシング8の下端開口部11の
周囲は、段状態に拡径しており、抜け止め部12が形成
されている。
【0022】第一のブッシング8の上端開口部10付近
は縮径しており、開口部10の直径と、第一のブッシン
グの外筒部9の直径とは異なる。開口部10から下方に
両端が開口した円筒形のガイド部13が延びており、ガ
イド部13の内側面はネジ切りされている。ガイド部1
3の内直径と開口部10の直径とは略等しく、開口部1
0の直径は外筒部9の直径より小さい。そして、ガイド
部13の外直径は外筒部9の内直径よりも小さい。
【0023】図3において、第二のブッシング14は、
樹脂成型物の半割片14aと半割片14bとを組み合わ
せてなる半割構造である。即ち、図3に示す第二のブッ
シング14は、図3の縦方向に二分割された半割片14
a,14bが組み合わされた状態である。第二のブッシ
ング14は、外筒部15び両端に開口部16,17を有
する円筒状のものであり、第二のブッシング14の下端
開口部17の周囲は、段状態に拡径しており、抜け止め
部18が形成されている。外筒部15の外側面は、上端
から中腹よりやや下部にかけて、ガイド部13と螺合す
るネジ切りがなされている。また、外筒部15の内側面
には係止突起14cが設けられている。従って、半割片
14aと半割片14bとによりケーブルを挟むようにし
て、両半割片14a,14bを組み合わせると、該両半
割片14a,14bは第二のブッシング14を形成する
と共に、係止突起14cが外筒部15の内部に挟まれた
ケーブルを係止する。
【0024】次に、以上のようにして構成されてた第一
のブッシング8と第二のブッシング14とを用いて、フ
ロア部材および表面仕上げ材からケーブルを引き出して
固定する方法について説明する。
【0025】まず、半割片14aと半割片14bとによ
りケーブル21を挟むようにして、両半割片14a,1
4bを組み合わせ、ケーブル21の所望の位置に該第二
のブッシング14を形成する。次に、図1に示すよう
に、ケーブル21の一端を下方からケーブル引き出し穴
20に挿入して室内空間に引き出し、併せてケーブル2
1に取り付けられた第二のブッシング14の外筒部15
をフロア部材19の下方からケーブル引き出し穴20に
挿入する。室内空間に引き出されたケーブル21の先端
を第一のブッシング8の開口部11に通して、更に開口
部10から引き出す。
【0026】そして、第一のブッシング8をケーブル2
1に沿って押し下げると、第一のブッシング8のガイド
部13は、ケーブル引き出し穴20から上端部のみが室
内空間側に突出している第二のブッシング14の外筒部
15と当接する。ガイド部13の内側面と外筒部15の
外側面とは互いにネジ切られているので、両部を螺合す
る。このとき、外筒部15とガイド部13とが螺合して
構成する側面と、第一のブッシング8の外筒部9の内側
面との間には収納部22が形成される。そして、該収納
部22に、ケーブル引き出し穴20を開けた際に生じる
表面仕上げ材23の余剰部24が収納される。
【0027】ガイド部13の内側面と外筒部15とを螺
合することにより、抜け止め部12と抜け止め部18と
がフロア部材19及び表面仕上げ材23を両側から締め
付けるので、螺合により一体となった第一のブッシング
8と第二のブッシング14とはフロア部材19及び表面
仕上げ材23に固定される。また、第一のブッシング8
と第二のブッシング14とを螺合しているので、フロア
部材19及び表面仕上げ材23の厚みに関わらずに取り
付けることができる。
【0028】ケーブル21は第一のブッシング8と第二
のブッシング14との内部のみを通過して室内空間に引
き出されるので、フロア部材19のケーブル引きだし穴
20に触れることが無く、ケーブル引き出し穴20を開
けたときの切断面に触れることもない。
【0029】更に、係止突起14cがケーブル21を係
止するので、ケーブル21の抜け落ちを防止して、ケー
ブル21とフロアパネルとの位置関係を固定することが
できる。
【0030】〔第二実施の形態〕図4は、ブッシングの
一部を破断した側面図である。図5は、第一のブッシン
グの説明図であり、図5(a)は一部を破断した側面
図、図5(b)は正面図である。図6は第二のブッシン
グの一部を破断した側面図である。図7は、第二のブッ
シングの斜視図である。ブッシングは、図5に示す第一
のブッシングと、図6に示す第二のブッシングとから構
成されている。
【0031】図5において、第一のブッシング25は、
本体部に相当する中空の半球状の樹脂製本体26と、表
面仕上材と密着する抜け止め部27と、樹脂製本体26
の一部側面を解放した開口部28と、樹脂製本体26の
下面の円形の開口部29とから構成されている。樹脂製
本体26内側面であって、開口部29の近傍には、同一
面上に開口部29の中心位置を中心点として、120度
の角度間隔で三カ所に板状の固定爪30が突設されてい
る。
【0032】図6において、第二のブッシング31は、
樹脂成型物の半割片31aと半割片31bとを組み合わ
せてなる。即ち、第二のブッシング31は、図6の縦方
向に二分割された半割片31a,31bが組み合わされ
た半割構造である。第二のブッシング31は、外筒部3
2び両端に開口部33,34を有する筒状の樹脂成型物
である。第二のブッシング31の下端開口部34の周囲
は、段状態に拡径しており、抜け止め部35が形成され
ている。外筒部32の外側面は、上端から中腹よりやや
下部にかけて、爪保持部36が設けられている。
【0033】図7に示すように、爪保持部36は、外筒
部32の該側面に複数設けられた鍔状物であり、120
度の角度間隔で前記固定爪30を導き入れるための固定
爪導入部37を有する。
【0034】また、外筒部32の内側面には係止突起3
1cが設けられている。従って、半割片31aと半割片
31bとによりケーブルを挟むようにして、両半割片3
1a,31bを組み合わせると、該両半割片31a,3
1bは第二のブッシング31を形成すると共に、係止突
起31cが外筒部32の内部に挟まれたケーブルを係止
する。
【0035】次に、以上のようにして構成された第一の
ブッシング25と第二のブッシング31とを用いて、フ
ロア部材および表面仕上げ材からケーブルを引き出して
固定する方法について説明する。
【0036】まず、半割片31aと半割片31bとによ
りケーブル21を挟むようにして、両半割片31a,3
1bを組み合わせ、ケーブル21の所望の位置に該第二
のブッシング31を形成する。次に、図4に示すよう
に、ケーブル21の一端を下方からケーブル引き出し穴
20に挿入して室内空間に引き出し、併せてケーブル2
1に取り付けられた第二のブッシング31の外筒部32
をフロア部材19の下方からケーブル引き出し穴20に
挿入する。室内空間に引き出されたケーブル21の先端
を第一のブッシング25の開口部29に通して、更に開
口部28から引き出す。
【0037】そして、第一のブッシング25をケーブル
21に沿って押し下げると、第一のブッシング25の固
定爪30は、ケーブル引き出し穴20から上端部のみが
室内空間側に突出している第二のブッシング31の爪保
持部36と当接する。第一のブッシング25を第二のブ
ッシング31の軸方向に回転させて、固定爪30と固定
爪導入部37との位置が一致するようにして、更に第一
のブッシング25の抜け止め部27が表面仕上げ材23
に当接するまで、第一のブッシング25を押し下げる。
【0038】最後に第一のブッシング25を再度回転さ
せて固定爪30と固定爪導入部37との位置がずれて異
なるようにする。固定爪30は、数カ所ある内の一つの
爪保持部36と当接した状態となり、第一のブッシング
25を上方に引き抜こうとしても引き抜けないようにな
る。
【0039】第二のブッシング31の外筒部32と第一
のブッシング25の内側面との間には収納部38が形成
される。そして、該収納部38に、ケーブル引き出し穴
20を開けた際に生じる表面仕上げ材23の余剰部24
が収納される。
【0040】そして、固定爪30と爪保持部36とが係
合することにより、抜け止め部27と抜け止め部35と
がフロア部材19及び表面仕上げ材23を両側から押さ
え付けるので、係合により一体となった第一のブッシン
グ25と第二のブッシング31とはフロア部材19及び
表面仕上げ材23に固定される。そして、爪保持部36
は複数の高さに設けてあるので、フロア部材19及び表
面仕上げ材23の厚みに関わらずに取り付けることがで
きる。
【0041】また、ケーブル21は第一のブッシング2
5と第二のブッシング31との内部のみを通過して室内
空間に引き出されるので、フロア部材19のケーブル引
きだし穴20に触れることが無く、従ってケーブル引き
出し穴20を開けたときの切断面に触れることも無く、
ケーブル21がケーブル引き出し穴20の周縁のエッジ
で傷つかずに済む。
【0042】また、係止突起31cがケーブル21を係
止するので、ケーブル21の抜け落ちを防止して、ケー
ブル21とフロアパネルとの位置関係を固定することが
できる。
【0043】更に、ケーブル21はブッシングの側方に
引き出されて、ケーブル引き出し穴20の上部は樹脂製
本体26に覆われているので、靴等による踏みつけから
ケーブル21を保護できる。
【0044】
【発明の効果】本発明のフリーアクセスフロア用ケーブ
ル保護ブッシングは上述のように構成してあるから、請
求項1記載の発明にあっては、第一のブッシングは、第
二のブッシングと係合する係合部と、係合部より直径の
大きい外筒部と、外筒部の一端を拡径した抜け止め部と
を有し、第二のブッシングは、前記係合部と係合する外
筒部と、外筒部の一端を拡径した抜け止め部とを有する
ので、第二のブッシングの外筒部と第一のブッシングの
係合部とが係合して構成する側面と、第一のブッシング
の外筒部の内側面との間には収納部が形成され、該収納
部に、ケーブル引き出し穴を開けた際に生じる表面仕上
げ材の余剰部を収納することができ、従って美観に優れ
ており、更にケーブルは第二のブッシング及び第一のブ
ッシング内を通過して室内空間に引き出されるので、フ
ロア部材の端部等でケーブルを傷つけることのないフリ
ーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシングを提供する
ことができるという効果を奏する。
【0045】請求項2記載の発明にあっては、第一のブ
ッシングは、第二のブッシングと係合する係合部と、係
合部よりやや大きい本体部と、外筒部の一端を拡径した
抜け止め部とを有し、第二のブッシングは、前記係合部
と係合する外筒部と、外筒部の一端を拡径した抜け止め
部とを有するので、第二のブッシングの外筒部と第一の
ブッシングの本体部の内側面との間には収納部が形成さ
れ、該収納部に、ケーブル引き出し穴を開けた際に生じ
る表面仕上げ材の余剰部を収納することができ、従って
美観に優れており、またケーブルは第一のブッシング及
び第二のブッシング内を通過して室内空間に引き出され
るので、フロア部材の端部等でケーブルを傷つけること
のなく、更にケーブルの引き出し穴の上方を本体部て覆
ってケーブルを側方より引き出すことにより靴等による
踏みつけからケーブルを保護できるフリーアクセスフロ
ア用ケーブル保護ブッシングを提供することができると
いう効果を奏する。
【0046】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の発明の効果に加えて、前記係合部
をねじ切りしてガイド部とし、第二のブッシングの外筒
部をねじ切りして、ガイド部と第二のブッシングとを螺
合するようにしたので、第一のブッシングの抜け止め部
と第二のブッシングの抜け止め部との間の距離を調節す
ることができ、異なる厚みのフロア部材に取付すること
のできるフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシン
グを提供することができるという効果を奏する。
【0047】請求項4または請求項5記載の発明にあっ
ては、請求項1または請求項2記載の発明の効果に加え
て、固定爪を固定爪導入部から導き入れた後に相互回転
させることにより、固定爪と爪保持部とが係合するよう
にしたので、第一のブッシングと第二のブッシングとを
係合させるために必要な回転量が少なくて済み、従って
取付の容易なフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッ
シングを提供することができるという効果を奏する。
【0048】請求項6記載の発明にあっては、請求項4
または請求項5記載の発明の効果に加えて、前記爪保持
部を複数設けたので、第一のブッシングの抜け止め部と
第二のブッシングの抜け止め部との間の距離を調節する
ことができ、異なる厚みのフロア部材に取ることのでき
るフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッシングを提
供することができるという効果を奏する。
【0049】請求項7記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項6記載の発明の効果に加えて、前記第二のブ
ッシングの内側面にケーブルを係止する係止突起を設け
たので、係止突起がケーブルを係止し、ケーブルの抜け
落ちを防止して、ケーブルとフロアパネルとの位置関係
を固定することができるフリーアクセスフロア用ケーブ
ル保護ブッシングを提供することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のフリーアクセスフロア
用ケーブル保護ブッシングの一部を破断した側面図であ
る。
【図2】第一のブッシングの一部を破断した側面図であ
る。
【図3】第二のブッシングの一部を破断した側面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態のフリーアクセスフロ
ア用ケーブル保護ブッシングの一部を破断した側面図で
ある。
【図5】第一のブッシングの説明図であり、図5(a)
は一部を破断した側面図、図5(b)は正面図である。
【図6】第二のブッシングの一部を破断した側面図であ
る。
【図7】第二のブッシングの斜視図である。
【図8】従来のフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブ
ッシングの一例の斜視図である
【図9】従来のフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブ
ッシングの他の例の側面図である。
【符号の説明】
8 第一のブッシング 9 外筒部 12 抜け止め部 13 ガイド部 14 第二のブッシング 14c係止突起 15 外筒部 18 抜け止め部 25 第一のブッシング 26 本体部 27 抜け止め部 30 固定爪 31 第二のブッシング 32 外筒部 35 抜け止め部 36 爪保持部 37 固定爪導入部 31c係止突起

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口した筒状物である第一のブッ
    シングと、両端が開口した筒状物である第二のブッシン
    グとを係合させて成るフリーアクセスフロア用ケーブル
    保護ブッシングであって、第一のブッシングは、第二の
    ブッシングと係合する係合部と、係合部より直径の大き
    い外筒部と、外筒部の一端を拡径した抜け止め部とを有
    し、第二のブッシングは、前記係合部と係合する外筒部
    と、外筒部の一端を拡径した抜け止め部とを有すること
    を特徴とするフリーアクセスフロア用ケーブル保護ブッ
    シング。
  2. 【請求項2】 底面と一側面とに開口部を有する中空物
    である第一のブッシングと、両端が開口した筒状物であ
    る第二のブッシングとを係合させて成るフリーアクセス
    フロア用ケーブル保護ブッシングであって、第一のブッ
    シングは、第二のブッシングと係合する係合部と、係合
    部より大きい本体部と、本体部の底面付近を拡径した抜
    け止め部とを有し、第二のブッシングは、前記係合部と
    係合する外筒部と、外筒部の一端を拡径した抜け止め部
    とを有することを特徴とするフリーアクセスフロア用ケ
    ーブル保護ブッシング。
  3. 【請求項3】 前記係合部をねじ切りしてガイド部と
    し、第二のブッシングの外筒部をねじ切りして、ガイド
    部と第二のブッシングとを螺合することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のフリーアクセスフロア用ケ
    ーブル保護ブッシング。
  4. 【請求項4】 前記係合部を一定の円周上に配置された
    固定爪とし、第二のブッシングは、第二のブッシングの
    外筒部外側面に設けた板状の爪保持部と、爪保持部の一
    部を切り欠いて設けた固定爪導入部とを有し、固定爪を
    固定爪導入部から導き入れた後に相互回転させることに
    より、固定爪と爪保持部とが係合することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のフリーアクセスフロア用
    ケーブル保護ブッシング。
  5. 【請求項5】 前記係合部に前記爪保持部と固定爪導入
    部とを有し、第二のブッシングは前記固定爪を有し、固
    定爪を固定爪導入部から導き入れた後に相互回転させる
    ことにより、固定爪と爪保持部とが係合することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のフリーアクセスフ
    ロア用ケーブル保護ブッシング。
  6. 【請求項6】 前記爪保持部を複数設けたことを特徴と
    する請求項4または請求項5記載のフリーアクセスフロ
    ア用ケーブル保護ブッシング。
  7. 【請求項7】 前記第二のブッシングの内側面にケーブ
    ルを係止する係止突起を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項6記載のフリーアクセスフロア用ケーブル
    保護ブッシング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013128407A (ja) * 2013-01-21 2013-06-27 Mirai Ind Co Ltd 下地材の貫通孔端面の保護構造、ブッシング、及び、穿孔工具とブッシングとの装置

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JP2013128407A (ja) * 2013-01-21 2013-06-27 Mirai Ind Co Ltd 下地材の貫通孔端面の保護構造、ブッシング、及び、穿孔工具とブッシングとの装置

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