JPH0992204A - メタルハライドランプとその点灯装置および照明装置 - Google Patents

メタルハライドランプとその点灯装置および照明装置

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JPH0992204A
JPH0992204A JP24601995A JP24601995A JPH0992204A JP H0992204 A JPH0992204 A JP H0992204A JP 24601995 A JP24601995 A JP 24601995A JP 24601995 A JP24601995 A JP 24601995A JP H0992204 A JPH0992204 A JP H0992204A
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JP
Japan
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metal halide
halide lamp
tube
tin
color temperature
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JP24601995A
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English (en)
Inventor
Kazuo Takita
和雄 瀧田
Shinji Inukai
伸治 犬飼
Hisanori Sano
久則 佐野
Daisuke Takayama
大輔 高山
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メタルハライドランプのもつ高効率、高演色性
を損なわず、色温度を下げることができ、しかも寿命中
に色温度が変化しないメタルハライドランプとその点灯
装置および照明装置を提供する。 【解決手段】外囲器20に、紫外線カット材が含有され
た透光性中筒30およびこの中筒30により囲まれた発
光管10を収容し、この発光管は希土類金属のハロゲン
化物と、錫および鉛の少なくとも1種のハロゲン化物と
を封入してなり、外部に放出される光は色温度Tcが3
300K以上4000K以下であり、平均演色評価数R
aが90以上であるメタルハライドランプである。発光
管は高効率および高演色性を維持するため色温度を十分
に下げることができなくても、中筒が色温度を下げるこ
とにより補うから、ランプ全体の効率および演色性を高
くし、しかも色温度を下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光管を保温および防
爆するために透光性中筒で囲うとともに、これら発光管
および中筒を外管に収容してなるメタルハライドランプ
とそのランプの点灯装置およびこのランプを光源とした
照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプは、高効率、高演
色をもつランプとして知られており、特に低ワットで小
形化されたメタルハライドランプは上記特性を利用して
屋内照明用の光源として多く用いられるようになってき
た。特に、発光薬品としてジスプロシウムDy、ホルミ
ウムHo、ツリウムTmなどのような希土類金属のハロ
ゲン化物を用いた小形メタルハライドランプは、希土類
金属の発光スペクトル分布が可視光の全域に亘るため演
色性に優れ、一般家庭ばかりでなく、陳列品の色彩を際
立たせることから店舗照明の光源にも使用されている。
【0003】ところで、上記ジスプロシウムDyなどの
ような希土類金属のハロゲン化物を用いたメタルハライ
ドランプは、希土類、とくにジスプロシウムDyの発光
を促すために発光管の最冷部温度を上げる必要がある。
このため、外管に収容された発光管の端部を保温膜で覆
ったり、発光管をさらに石英チューブなどからなる透光
性の中筒で囲って保温するなどの構造が採用されてい
る。このようにして最冷部温度を高くするとジスプロシ
ウムDyの発光が促進され、発光効率が高くなり、ジス
プロシウムDyのもつスペクトル分布が生かされて演色
性も良好になる。
【0004】しかし、このような希土類金属の発光を利
用したランプは発光の色温度Tcが高くなる。例えば、
Dy(Ho,Tm)−Tl−Cs系のハロゲン化物を用
いたメタルハライドランプの場合、色温度Tcが450
0K〜6000K程度である。これに対し、屋内照明用
の光源としては、従来、蛍光ランプまたはハロゲンラン
プを含む白熱電球などが多く使用されてきた。特に、白
熱電球は色温度が低く、例えば2700K程度であり、
自然光に近いことから馴染みやすい。よって屋内照明と
してはこの程度の色温度が要請されている。つまり、屋
内照明用のメタルハライドランプは、高効率、高演色性
であるが、色温度が高いという問題があり、この色温度
を下げることが要請されている。
【0005】従来、色温度を下げる手段として、封入薬
品に錫Snや鉛Pbのハロゲン化物を加えることが検討
されている。錫や鉛はジスプロシウムDyに比べて演色
性に優れており、しかも色温度TcはジスプロシウムD
yのそれに比べて低いので、屋内照明用のメタルハライ
ドランプに用いて有効である。
【0006】しかしながら、錫や鉛は発光効率があまり
よくないという欠点があり、このため錫や鉛を過剰に封
入すると効率が低下し、高効率を売り物にしているメタ
ルハライドランプの利点を損なうという不具合がある。
【0007】また、他の従来の対策として、上記発光管
を包囲する中筒に、多層干渉層などからなるUV反射膜
やUV吸収膜を形成し、これらUV反射膜やUV吸収膜
の作用により発光管から放射された光のうち紫外線域の
光を反射または吸収する手段が考えられている。このよ
うにすればUV反射膜やUV吸収膜で紫外線およびこれ
に近い波長の青色域の光がカットされるから、色温度を
下げることができる。
【0008】しかしながら、上記のようなUV反射膜や
UV吸収膜は石英ガラスの表面に製膜されるものである
から、寿命中に高温度雰囲気に晒されると熱劣化して膜
特性が変化し、透過率が変化するという不具合があり、
したがって寿命中に色温度Tcが大きく変化してくると
いう問題がある。さらに、上記UV反射膜やUV吸収膜
は石英ガラスの表面に製膜する必要があり、この製膜に
手間を要し、コスト高になるという不具合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の場
合、メタルハライドランプの色温度を下げようとして錫
や鉛を封入すると効率が低下し、また透光性中筒に被膜
を形成すると被膜が経年劣化して色温度が変化するとい
う問題があった。
【0010】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、メタルハライドランプのもつ高効率、高演色
性を損なわず、色温度を下げることができ、しかも寿命
中に色温度が変化するなどの不具合がなくなるメタルハ
ライドランプとその点灯装置および照明装置を提供しよ
うとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
[構成]請求項1の発明は、外囲器と;この外囲器に収
容され、紫外線カット材が含有された硬質ガラスからな
る透光性中筒と;一対の電極が封装されるとともに、希
土類金属のハロゲン化物と、錫および鉛の少なくとも1
種のハロゲン化物と、水銀と、希ガスが封入されてな
り、上記中筒により囲まれた発光管と;を具備し、色温
度Tcが3300K以上4000K以下であり、平均演
色評価数Raが90以上であることを特徴とするメタル
ハライドランプである。
【0012】なお、本発明のメタルハライドランプは、
上記希土類金属のハロゲン化物や錫および鉛の少なくと
も1種のハロゲン化物の外に、タリウムTlやセシウム
Csなど、他の金属ハロゲン化物が添加されていてもよ
い。
【0013】請求項2の発明は、外囲器と;この外囲器
に収容され、紫外線カット材が含有された硬質ガラスか
らなる透光性中筒と;一対の電極が封装されるととも
に、希土類金属のハロゲン化物と、錫および鉛の少なく
と1種のハロゲン化物と、水銀と、希ガスが封入されて
なり、上記中筒により囲まれた発光管と;を具備し、上
記希土類金属のハロゲン化物の封入量をAX(Aは希土
類金属の意味、Xはハロゲンの意味)mg/cc、錫および
鉛の少なくとも1種のハロゲン化物の封入量をBX(B
は錫および鉛の少なくとも1種の意味、Xはハロゲンの
意味)mg/ccとした場合、これらの封入量を 0.35mg/cc≦AX≦1.25mg/cc 0.1mg/cc≦BX≦0.7mg/cc 0.1≦BX/AX≦0.7 としたことを特徴とするメタルハライドランプである。
【0014】請求項3の発明は、上記中筒は、380n
mの透過率が50%以上90%以下であることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載のメタルハライドラ
ンプである。
【0015】請求項4の発明は、上記中筒には、紫外線
カット材としてチタンを主体とした添加物が含有されて
いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
か一に記載のメタルハライドランプである。
【0016】請求項5の発明は、希土類金属は、ジスプ
ロシウムまたはホルミウムもしくはツリウムの少なくと
も1種であることを特徴とする請求項1ないし請求項4
のいずれか一に記載のメタルハライドランプである。
【0017】請求項6の発明は、電極は、封止部から放
電空間内に向かって伸びる電極軸部と、この電極軸部の
先端に形成された電極ヘッド部を有し、電極ヘッド部の
後端から封止部に亘り放電空間に露出している上記電極
軸部の露出長さをaとし、ランプ電力をWl とした場
合、 a≦0.2√Wl (mm)であることを特徴とする
請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載のメタルハ
ライドランプである。
【0018】請求項7の発明は、ハロゲンとしてヨウ素
が用いられていることを特徴とする請求項1ないし請求
項6のいずれか一に記載のメタルハライドランプであ
る。請求項8の発明は、ハロゲンとしてヨウ素と臭素が
共に用いられており、臭素/ヨウ素の比が20%以上で
あることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
か一に記載のメタルハライドランプである。
【0019】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
8のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;この
メタルハライドランプを点灯させる点灯手段と;を備え
たことを特徴とする点灯装置である。
【0020】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項8のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;こ
のランプを収容した照明器具と;を具備したことを特徴
とする照明装置である。
【0021】[作用]請求項1の発明によれば、発光管
を包囲した中筒に紫外線カット材を含有させたから、発
光管から放射された光のうち紫外線域がカットされる。
しかも、発光薬品として希土類金属のハロゲン化物に加
えて、錫および鉛の少なくとも1種のハロゲン化物を封
入したから、錫または鉛が演色性を高めるとともに色温
度を引き下げる作用をなす。換言すれば、錫または鉛を
封入することにより、色温度を引き下げることができる
が、これら錫および鉛の封入量をある程度に制限して効
率の低下を抑え、これで不十分な色温度の引き下げ作用
は上記中筒の紫外線カット作用に委ねるようにした。こ
れによりメタルハライドランプのもつ高効率を損なわ
ず、色温度Tcを3300K以上4000K以下に下げ
ることができ、平均演色評価数Raを90以上にしたメ
タルハライドランプが得られる。
【0022】中筒は紫外線カット材を含有した構造であ
るから、被膜を形成する場合に比べて経年劣化が少な
く、寿命中の色温度の変化を少なくすることができる。
請求項2の発明によれば、発光管を包囲した中筒に紫外
線カット材が含有されているとともに、発光薬品として
希土類金属のハロゲン化物に加えて、錫および鉛の少な
くとも1種のハロゲン化物を封入し、これら希土類金属
のハロゲン化物の封入量AX(mg/cc)、錫および鉛の
少なくとも1種のハロゲン化物の封入量BX(mg/cc)
を規制したから、色温度Tcを3300K以上4000
K以下に下げることができ、平均演色評価数Raを90
以上にすることができる。
【0023】特に、希土類金属のハロゲン化物の封入量
AXと、錫および鉛の少なくとも1種のハロゲン化物の
封入量BXとの関係を、0.35mg/cc≦AX≦1.2
5mg/cc、 0.1mg/cc≦BX≦0.7mg/cc、
0.1≦BX/AX≦0.7としたから、錫または鉛が
演色性を高めるとともに色温度を引き下げる作用をな
す。錫および鉛の少なくとも1種のハロゲン化物の封入
量BXが上記数値範囲の上限を越えると、効率が著しく
低下する。また、下限未満であると色温度Tcが高くな
り、演色性も低下する。上記数値範囲は、高い効率およ
び演色性を維持し、なおかつ色温度を引き下げる限度値
である。しかし、この数値範囲では、要請されている色
温度の引き下げには不十分であり、この不足分を紫外線
カット材が含有された中筒により補うようにした。これ
により、上記した色温度Tcを3300K以上4000
K以下に下げることができ、平均演色評価数Raを90
以上にすることができる。
【0024】この場合も、中筒は紫外線カット材を含有
した構造であるから、被膜を形成する場合に比べて経年
劣化が少なく、寿命中の色温度の変化を少なくすること
ができる。
【0025】請求項3の発明によれば、中筒は380nm
の透過率が50%以上90%以下にしたから、請求項1
または請求項2に記載された中筒の色温度を引き下げる
作用に有効である。
【0026】請求項4の発明によれば、紫外線カット材
としてチタンを主体とした添加物を使用したから、紫外
線の透過率を効果的に規制することができる。請求項5
の発明によれば、希土類金属として、ジスプロシウムま
たはホルミウムもしくはツリウムの少なくとも1種を用
いたから、高効率、高演色性のメタルハライドランプを
提供できる。中でも、ジスプロシウムの使用が最も有効
である。
【0027】請求項6の発明によれば、電極軸部の電極
ヘッド部後端から封止部に亘り放電空間に露出している
部分の露出長さをaとし、ランプ電力をWl とした場
合、a≦0.2√Wl (mm)としたから、電極軸部の封
止部側の基端またはその近傍に形成される最冷部の温度
を高くすることができ、発光薬品の蒸発を促し、発光効
率の上昇に寄与する。
【0028】請求項7の発明によれば、ハロゲンとして
ヨウ素を用いたから、色温度を低くすことができる。つ
まり、ハロゲンの中でもヨウ素は色温度を高くしない特
性をもっている。
【0029】請求項8の発明によれば、ハロゲンとして
ヨウ素と臭素を共に用いる場合は、臭素/ヨウ素の比を
20%以下に規制したから色温度を低くすことができ
る。つまり、臭素を用いると、色温度が高くなる傾向に
あり、よって臭素/ヨウ素の比を20%以下に規制する
必要がある。
【0030】請求項9の発明によれば、請求項1ないし
請求項8のいずれか一に記載のメタルハライドランプの
特性を生かした点灯装置を提供できる。請求項10の発
明によれば、請求項1ないし請求項8のいずれか一に記
載のメタルハライドランプの特性を生かして高効率、高
演色性で色温度の低い照明装置を提供できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図面に示す
一実施例にもとづき説明する。図1はメタルハライドラ
ンプ1を示し、このメタルハライドランプ1は、外囲
器、つまり外管20内に気密容器としての発光管10を
収容して2重管構造をなしている。
【0032】発光管10は、図2に示す通り、石英など
の硬質ガラスからなるチューブの両端に封止部11,1
1を形成し、これら封止部11,11間に放電空間12
を形成し、かつ上記封止部11,11に電極13,13
を封装して構成されている。電極13はタングステンや
モリブデンからなる電極軸13aの先端にタングステン
やモリブデンからなるコイルによる電極ヘッド部13b
を設けて構成されており、電極軸13aは封止部11に
封着されたモリブデンなどからなる金属箔導体14に接
続されている。なお、金属箔導体14は外部リード線1
5に接続されている。
【0033】上記封止部11の放電空間12に臨む内面
には、凹部16が形成されており、上記電極軸13aは
この凹部16の内部を導かれて放電空間12の方向に伸
びている。そして上記電極軸13aの、電極ヘッド部1
3bの後端から封止部11に亘る上記凹部16を含む放
電空間12に露出している部分の露出長さをaとする
と、この露出長さaはランプ電力Wl との関係が、 a≦0.2√Wl (mm) となるように設定されている。
【0034】ちなみに、定格入力電力が150Wのメタ
ルハライドランプでは、上記電極軸13aの露出長さa
は2.4mm以下に規制されている。上記発光管10の放
電空間12内には、所定量の水銀と、金属ハロゲン化物
と、希ガスが封入されている。金属ハロゲン化物は、希
土類金属のハロゲン化物と、錫Snおよび鉛Pbの少な
くとも一種のハロゲン化物が用いられている。希土類金
属は、ジスプロシウムDyまたはホルミウムHoもしく
はツリウムTmの少なくとも1種からなる。
【0035】さらに、ハロゲンとしてはヨウ素Iが主体
であり、場合により臭素Brが含まれていてもよい。具
体的には、希土類金属のハロゲン化物としてヨウ化ジス
プロシウムDyI3が用いられており、錫Snおよび鉛
Pbの少なくとも一種のハロゲン化物としてヨウ化錫S
nI2 が用いられている。
【0036】そして、希土類金属のハロゲン化物の封入
量をAX(Aは希土類金属の意味、Xはハロゲンの意
味)mg/cc、錫および鉛の少なくとも1種のハロゲン化
物の封入量BX(Bは錫および鉛の少なくとも1種の意
味、Xはハロゲンの意味)mg/ccとの関係を、 0.35mg/cc≦AX≦1.25mg/cc …(1) 0.1mg/cc≦BX≦0.7mg/cc …(2) 0.1≦BX/AX≦0.7 …(3) となっている。
【0037】すなわち、ヨウ化ジスプロシウムDyI3
とヨウ化錫SnI2 を用いた場合、 0.35mg/cc≦DyI3 ≦1.25mg/cc 0.1mg/cc≦SnI2 ≦0.7mg/cc 0.1≦SnI2 /DyI3 ≦0.7 とされている。
【0038】このような発光管10は、図1に示すよう
に、上記外管20に収容されている。外管20はほう珪
酸ガラスなどからなり、トップ部21が閉塞されて全体
が同じ径をなす筒形をなしている。上記外管20の基端
部22はステム23にて封止されており、この基端部2
2の外側には口金24が被着されている。
【0039】外管20には、導電性ワイヤにより略U字
形に屈曲して構成されたサポ−ト25が収容されてお
り、このサポート25の基端は前記ステム23に封着し
たウエルズ26に溶接されているとともに、先端はトッ
プ部21に対し弾性片27…を介して弾着されている。
【0040】前記発光管10は、両端の封止部11,1
1から導出されたそれぞれの外部リード線15,15
が、一方は上記サポート25に、他方は上記ステム23
に封着した他のウエルズ28にそれぞれ溶接されること
により、これらサポート25およびウエルズ28に機械
的および電気的に接続されている。
【0041】上記ウエルズ26および28は、口金24
に接続されている。そして、上記発光管10は透光性中
筒30により囲まれている。中筒30は石英などの硬質
ガラスからなり、円筒形をなしている。この中筒30は
上記発光管10の最冷部を覆うようになっており、両端
の封止部11,11に形成した前記凹部16,16を囲
うに足りる長さを有している。この中筒30は、上下端
部を金属帯などからなるホルダー31、31にてサポー
ト25に固定されており、よって上記発光管10と一緒
に外管20に収容されているものである。
【0042】上記中筒30はガラス基材しての石英に紫
外線カット材が含有されている。紫外線カット材として
は主としてチタンTiが用いられており、その他アルミ
ニウム、ニッケル、リン、硼素、ナトリウム、カリウ
ム、カルシウムなどが混在されていてもよい。このよう
な中筒30は、上記紫外線カット材として添加される材
料およびその混合割合を選択することにより、可視光を
透過し、紫外線を吸収または反射する作用を奏する。こ
の場合、380nmの透過率が50%以上90%以下にす
るのが良好である。
【0043】このような構成のメタルハライドランプ1
は、点灯した場合、外管20から外に放射される光の色
温度Tcが3300K以上で4000K以下になり、か
つ平均演色評価数Raが90以上を実現するようになっ
ている。
【0044】このメタルハライドランプ1は、図3に示
すように、照明装置40の光源として使用できる。図3
の照明装置40は、下面または側面が開口された照明器
具41の内面に反射面42が形成されており、この照明
器具41の側壁にはソケット43が取り付けられてい
る。前記メタルハライドランプ1は、その口金24をソ
ケット43に捩じ込むことにより照明器具41に取り付
けられる。ソケット43には、上記照明器具41内に設
置された、または器具の外部に設けられた安定器を含む
点灯回路45を介して商用電源46に接続されるように
なており、例えば電源電圧が200V、ランプ電圧が1
00±20Vで点灯されるようになっている。
【0045】このような構成の実施例について作用を説
明する。メタルハライドランプ1を点灯すると、発光管
10から放出された光は透光性中筒30を透過し、外管
20を透過して外管20の外部に放出される。
【0046】このような光は、照明器具41の反射面4
2で反射されて下面開口部または側面開口部から所定の
方向へ投射される。上記発光管10には、発光薬品とし
て、希土類金属のハロゲン化物と、錫Snおよび鉛Pb
の少なくとも一種のハロゲン化物が用いられており、具
体的にはヨウ化ジスプロシウムDyI3 とヨウ化錫Sn
2 が用いられている。ヨウ化ジスプロシウムは可視光
の全域に亘るスペクトル分布を有するので可視光全体に
亘り高い発光強度を呈し、高い演色性が得られることに
なる。また、ヨウ化錫も可視光全体に亘り高い発光強度
を有するので演色性に優れる。しかし、ヨウ化錫はヨウ
化ジスプロシウムに比べて温度Tcが低いので、ヨウ化
ジスプロシウムDyI3 のみを封入した発光管10に比
べて、放射される光の色温度Tcを引き下げるようにな
る。
【0047】ただし、ヨウ化錫は、ヨウ化ジスプロシウ
ムに比べて効率が良くないという問題がある。このた
め、ヨウ化錫を過剰に封入するとメタルハライドランプ
のもつ高効率という利点が損なわれる。よって、ヨウ化
錫の封入量はある程度に規制する必要がある。
【0048】この点を考慮して、ヨウ化ジスプロシウム
DyI3 とヨウ化錫SnI2 の封入量を、 0.35mg/cc≦DyI3 ≦1.25mg/cc 0.1mg/cc≦SnI2 ≦0.7mg/cc 0.1≦SnI2 /DyI3 ≦0.7 に規制してある。
【0049】しかし、上記封入量のヨウ化錫SnI2
は、依然として色温度Tcが高くなってしまう傾向にあ
る。そこで、本来、保温および防爆のために用いられて
いる透光性中筒30に、紫外線遮断作用を行わせるよう
にした。すなわち、石英からなる中筒30にチタンTi
を主体とする添加材を混合して、この中筒30の380
nmの透過率が50%以上90%以下となるように規制し
た。
【0050】このため、発光管10から放射された光が
中筒30を透過するときに、紫外線、すなわち380nm
の光が吸収または反射されるようになり、この結果、色
温度Tcを目標レベルまで引き下げることができる。
【0051】つまり、発光管10は効率および演色性を
低下させない程度にヨウ化錫SnI2 を封入して発光管
10自身でもある程度色温度Tcを下げるが、効率およ
び演色性を所定レベルに維持するために色温度Tcを下
げ切れない分を、中筒30の紫外線カット作用で補うよ
うにし、メタルハライドランプ1としては、外管20か
ら放出される光の色温度Tcを3300K以上で400
0K以下にし、かつ平均演色評価数Raを90以上とな
るように実現したものである。
【0052】上記中筒30は、石英にチタンTiを主体
とする添加物を混合して形成されているから、温度の高
い雰囲気で使用しても特性が変化することがなく、長時
間使用しても劣化しない。よって、ランプの寿命中に赤
外線カット作用が変化することがなく、ランプ寿命中の
色温度Tcの変化が防止される。
【0053】また、このような中筒30は、これを製造
するときに石英の溶剤に上記添加物を所定の割合で混合
すればよく、製造が容易であり、よって安価に提供でき
る。そして、中筒30は上記紫外線カット作用ばかりで
なく、前記したように発光管10の保温と、万が一発光
管10が破損した場合にそのガラス破片を受け止める防
爆作用を奏する。
【0054】特に、発光物質としてジスプロシウムDy
またはホルミウムHoもしくはツリウムTmの少なくと
も1種からなる希土類金属を用いた場合、最冷部温度を
ある程高くして蒸気圧を高くしないと、希土類金属の発
光強度が得られなくなる。このため、中筒30で発光管
10を覆うことにより、発光管10の熱放散を抑止し、
発光管の温度を高めて希土類金属の蒸気圧を高くし、よ
って高い効率および演色性を得ることができる。
【0055】最冷部は、通常、電極13の背面側の封止
部11またはその近傍に形成される。本実施例では、封
止部11の放電空間12側に凹部16を形成し、この凹
部16に最冷部が形成されるようにしてある。この最冷
部は凹部16に囲まれて熱が籠り易くしてあるから、最
冷部の温度を上昇させ易くなり、希土類金属の蒸気圧を
高めることができる。
【0056】特に、電極軸13aがこの凹部16の内部
を導かれており、この電極軸13aの放電空間への露出
長、つまり電極ヘッド部13bの後端から封止部11に
亘る露出長aをランプ電力をWl とすると、a≦0.2
√Wl (mm)の関係に設定してあるから、放電中に高温
になる電極ヘッド13bの熱が電極軸13aを通じて発
光管壁に熱伝導し、最冷部の温度を高くするのに有効と
なる。
【0057】このことから、発光物質としてジスプロシ
ウムDyまたはホルミウムHoもしくはツリウムTmの
少なくとも1種からなる希土類金属を用いた場合に、蒸
気圧を充分に高くして高効率および高演色性を実現でき
るようになる。
【0058】
【実施例】定格入力150Wタイプのメタルハライドラ
ンプの場合、電極間距離が18mm、放電空間12の容積
が約2ccであり、電極軸13aの露出長aは1.3mm
に設定されている。
【0059】発光管10内には、ヨウ化ジスプロシウム
DyI3 が1.8mg(0.9mg/cc)封入されている。
ヨウ化ジスプロシウムDyI3 の封入量は、0.35mg
/cc〜1.25mg/ccの範囲が必要であり、0.3
5mg/cc未満であるとジスプロシウムの高効率および高
演色性を有効に利用できず、1.25mg/ccの範囲を越
えると、色温度が高くなり過ぎる。
【0060】上記発光管19にはヨウ化錫SnI2 が封
入量を種々変えて封入されている。また、透光性中筒3
0は、254UVカット石英と称されるガラスチューブ
を用い、このガラスは図4に示す特性のように紫外線領
域を遮断する性質をもち、380nmの光を70%カット
する。
【0061】ヨウ化錫SnI2 の封入量を変えた場合の
色温度Tcおよび発光効率Lmの特性を図5に示す。発
光管10から放出される光の色温度Tcは特性Aで示さ
れ、ヨウ化錫SnI2 の封入量を増すほど色温度Tcが
下がることが判る。しかし、発光効率Lmも特性Bで示
すように、ヨウ化錫SnI2 の封入量が増加するほど低
下することが判る。発光効率Lmとしては80%以上が
要請され、このためヨウ化錫SnI2の封入量は0.7m
g/cc以下にする必要がある。発光効率Lmを90%に
したい場合は、ヨウ化錫SnI2 の封入量を0.5mg/
ccにすればよい。しかし、この場合、色温度Tcは40
00Kとなり、かなり高いレベルにある。
【0062】そこで、この発光管10から出た光を透光
性中筒30を透過させた場合は、特性Cで示す通り、約
10%の色温度の引き下げが可能になり、3600Kの
色温度を得ることができた。
【0063】透光性中筒30の紫外線カット作用を期待
して色温度Tcを3300K以上で4000K以下にす
るには、ヨウ化錫SnI2 の封入量を0.1mg/cc〜
0.7mg/ccの範囲にすればよい。ヨウ化錫SnI2
封入量が0.1mg/cc未満であると色温度が高くなり、
0.7mg/ccを越えると発光効率が80%以下に低下す
る。
【0064】図6は、ヨウ化錫SnI2 とヨウ化ジスプ
ロシウムDyI3 の封入量比と、平均演色評価数Raの
関係を測定した特性図である。同図から、SnI2 /D
yI3 ≦0.7を満足すれば、平均演色評価数Raを9
0以上の高い水準に維持することができることを確認し
た。なお、SnI2 /DyI3 が0.1未満であると、
図5から理解できる通り、色温度が高くなる。
【0065】なお、発光物質としては、ジスプロシウム
DyまたはホルミウムHoもしくはツリウムTmの少な
くとも1種からなる希土類金属の外に、例えばセシウム
CsやインジウムIn、タリウムTl、ガリウムGa、
亜鉛Zn、カドミウムCdなどのような他のハロゲン化
物が用いられていてもよい。
【0066】また、ハロゲンはヨウ素Iの外に臭素Br
が用いられててもよく、例えば臭化ジスプロシウムDy
Br3 のような形態で封入されていてもよい。但し、臭
素はヨウ素に比べて、色温度を高くする性質がある。こ
のため、臭素の使用量はある程度の規制が必要であり、
ヨウ素と臭素Brを混合して使用し、そのとき臭素/ヨ
ウ素の比を20%以下に規制する必要がある。このよう
にすれば色温度を低くすことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、発光管を包囲した中筒に紫外線カット材を含有さ
せて色温度を下げる機能を設けたから、発光管から放射
された光の色温度を下げることができる。したがって、
発光管は高効率および高演色性を維持するために錫およ
び鉛の少なくとも1種のハロゲン化物の封入量を抑えて
色温度を十分に下げることができなくても、その分中筒
が色温度を下げるから、ランプ全体の効率および演色性
を高くし、しかも色温度を下げることができる。
【0068】この場合、中筒は紫外線カット材を含有し
た構造であるから、被膜を形成する場合に比べて経年劣
化が少なく、寿命中の色温度の変化を少なくすることが
できる。
【0069】請求項2の発明によれば、希土類金属のハ
ロゲン化物の封入量AX(mg/cc)、錫および鉛の少な
くとも1種のハロゲン化物の封入量BX(mg/cc)を規
制したから、色温度Tcを3300K以上4000K以
下に下げることができ、平均演色評価数Raを90以上
にすることができる。
【0070】請求項3の発明によれば、中筒は380nm
の透過率が50%以上90%以下にしたから、請求項1
または請求項2に記載された中筒の色温度を引き下げる
作用に有効である。
【0071】請求項4の発明によれば、紫外線カット材
としてチタンを主体とした添加物を使用したから、紫外
線の透過率を効果的に規制することができる。請求項5
の発明によれば、希土類金属として、ジスプロシウムま
たはホルミウムもしくはツリウムの少なくとも1種を用
いたから、高効率、高演色性のメタルハライドランプを
提供できる。
【0072】請求項6の発明によれば、電極軸部の電極
ヘッド部後端から封止部に亘り放電空間に露出している
部分の露出長さをaとし、ランプ電力をWl とした場
合、a≦0.2√Wl (mm)としたから、電極軸部の封
止部側の基端またはその近傍に形成される最冷部の温度
を高くすることができ、発光薬品の蒸発を促し、発光効
率の上昇に寄与する。
【0073】請求項7の発明によれば、ハロゲンとして
ヨウ素を用いたから、色温度を低くすことができる。つ
まり、ハロゲンの中でもヨウ素は色温度を高くしない特
性をもっている。
【0074】請求項8の発明によれば、ハロゲンとして
ヨウ素と臭素を共に用いる場合は、臭素/ヨウ素の比を
20%以下に規制したから色温度を低くすことができ
る。つまり、臭素を用いると、色温度が高くなる傾向に
あり、よって臭素/ヨウ素の比を20%以下に規制する
必要がある。
【0075】請求項9の発明によれば、請求項1ないし
請求項8のいずれか一に記載のメタルハライドランプの
特性を生かした点灯装置を提供できる。請求項10の発
明によれば、請求項1ないし請求項8のいずれか一に記
載のメタルハライドランプの特性を生かして高効率、高
演色性で色温度の低い照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタルハライドランプの全体を示す側面図。
【図2】発光管と中筒を示す断面図。
【図3】メタルハライドランプを照明器具に取り付けて
構成した照明装置の図。
【図4】中筒の分光スペクトルの透過率を示す特性図。
【図5】ヨウ化錫の封入量と色温度および発光効率の関
係を示す特性図。
【図6】ヨウ化錫/ヨウ化ジスプロシウムの比と平均演
色評価数の関係を示す特性図。
【符号の説明】 1…メタルハライドランプ 10…発光管 11…封止部 12…放電空間 13…電極 13a…電極軸部 13b…電極ヘッド部 16…凹部 20…外管 24…口金 25…サポート 30…中筒 31…ホルダー 40…照明装置 41…照明器具 42…反射面 43…ソケット 45…点灯回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 大輔 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外囲器と;この外囲器に収容され、紫外
    線カット材が含有された硬質ガラスからなる透光性中筒
    と;一対の電極が封装されるとともに、希土類金属のハ
    ロゲン化物と、錫および鉛の少なくとも1種のハロゲン
    化物と、水銀と、希ガスが封入されてなり、上記中筒に
    より囲まれた発光管と;を具備し、 色温度Tcが3300K以上4000K以下であり、平
    均演色評価数Raが90以上であることを特徴とするメ
    タルハライドランプ。
  2. 【請求項2】 外囲器と;この外囲器に収容され、紫
    外線カット材が含有された硬質ガラスからなる透光性中
    筒と;一対の電極が封装されるとともに、希土類金属の
    ハロゲン化物と、錫および鉛の少なくとも1種のハロゲ
    ン化物と、水銀と、希ガスが封入されてなり、上記中筒
    により囲まれた発光管と;を具備し、 上記希土類金属のハロゲン化物の封入量をAX(mg/c
    c)、錫および鉛少なくとも1種のハロゲン化物の封入
    量をBX(mg/cc)とした場合、これらの封入量を 0.35mg/cc≦AX≦1.25mg/cc 0.1mg/cc≦BX≦0.7mg/cc 0.1≦BX/AX≦0.7 としたことを特徴とするメタルハライドランプ。
  3. 【請求項3】 上記中筒は、380nmの透過率が50%
    以上90%以下であることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のメタルハライドランプ。
  4. 【請求項4】 上記中筒は、紫外線カット材としてチタ
    ンを主体とした添加物が含有されていることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載のメタル
    ハライドランプ。
  5. 【請求項5】 希土類金属は、ジスプロシウムまたはホ
    ルミウムもしくはツリウムの少なくとも1種であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一に記
    載のメタルハライドランプ。
  6. 【請求項6】 電極は、封止部から放電空間内に向かっ
    て伸びる電極軸部と、この電極軸部の先端に形成された
    電極ヘッド部を有し、電極ヘッド部の後端から封止部に
    亘り放電空間に露出している上記電極軸部の露出長さを
    aとし、ランプ電力をWl とした場合、 a≦0.2√Wl (mm) であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいず
    れか一に記載のメタルハライドランプ。
  7. 【請求項7】 ハロゲンとしてヨウ素が用いられている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一
    に記載のメタルハライドランプ。
  8. 【請求項8】 ハロゲンとしてヨウ素と臭素が共に用い
    られており、臭素/ヨウ素の比が20%以上であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一に記
    載のメタルハライドランプ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか一に
    記載のメタルハライドランプと;このメタルハライドラ
    ンプを点灯させる点灯手段と;を備えたことを特徴とす
    る点灯装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項8のいずれか一
    に記載のメタルハライドランプと;このランプを収容し
    た照明器具と;を具備したことを特徴とする照明装置。
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