JPH099189A - ビデオシステム - Google Patents
ビデオシステムInfo
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- JPH099189A JPH099189A JP7154842A JP15484295A JPH099189A JP H099189 A JPH099189 A JP H099189A JP 7154842 A JP7154842 A JP 7154842A JP 15484295 A JP15484295 A JP 15484295A JP H099189 A JPH099189 A JP H099189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- recording
- video
- recorded
- time information
- Prior art date
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】適切な縦横比を有する複数の画像について解像
度を維持しつつ、自動的に同時性のある再生を行なえる
ビデオシステムを提供する事。 【構成】画像を撮像する複数の撮像手段(2、3)と、
これら複数の撮像手段(2、3)で撮像された各画像を
個別に記録する複数の画像記録手段(2、3)と、前記
複数の撮像手段(2、3)で撮像された各画像に対応さ
せて同一の時刻情報を記録する時刻情報記録手段(1)
と、前記複数の画像記録手段(2、3)で記録された各
画像を再生する際、前記時刻情報を基に前記各画像の再
生タイミングを同期させる同期手段(4)と、この同期
手段(4)で同期された再生タイミングで前記各画像を
個別に再生する複数の再生手段(5、6)と、を具備。
度を維持しつつ、自動的に同時性のある再生を行なえる
ビデオシステムを提供する事。 【構成】画像を撮像する複数の撮像手段(2、3)と、
これら複数の撮像手段(2、3)で撮像された各画像を
個別に記録する複数の画像記録手段(2、3)と、前記
複数の撮像手段(2、3)で撮像された各画像に対応さ
せて同一の時刻情報を記録する時刻情報記録手段(1)
と、前記複数の画像記録手段(2、3)で記録された各
画像を再生する際、前記時刻情報を基に前記各画像の再
生タイミングを同期させる同期手段(4)と、この同期
手段(4)で同期された再生タイミングで前記各画像を
個別に再生する複数の再生手段(5、6)と、を具備。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速運動する被写体等
を複数のビデオ機器で録画、再生するビデオシステムに
関する。
を複数のビデオ機器で録画、再生するビデオシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機の飛行訓練において、パイ
ロットは飛翔体の発射等の作業をレーダ画面とヘッドア
ップディスプレイ画面とを相互に見ながら行なってい
る。これらの画面の画像のうち、レーダ画像はビデオレ
コーダに記録される。またヘッドアップディスプレイ画
像はCCDカメラにより撮像される発射された飛翔体を
背影として別のビデオレコーダに記録される。そして飛
行訓練後、訓練成果についてパイロットが教官から指導
を受ける際これらの画像を各々ビデオ再生画面に再生し
て使用する。この再生の際、レーダ画面とヘッドアップ
ディスプレイ画面との同時性が求められる。
ロットは飛翔体の発射等の作業をレーダ画面とヘッドア
ップディスプレイ画面とを相互に見ながら行なってい
る。これらの画面の画像のうち、レーダ画像はビデオレ
コーダに記録される。またヘッドアップディスプレイ画
像はCCDカメラにより撮像される発射された飛翔体を
背影として別のビデオレコーダに記録される。そして飛
行訓練後、訓練成果についてパイロットが教官から指導
を受ける際これらの画像を各々ビデオ再生画面に再生し
て使用する。この再生の際、レーダ画面とヘッドアップ
ディスプレイ画面との同時性が求められる。
【0003】そこで従来は、それぞれの画面に録画時の
時刻表示を行なって、再生の際二つの画面がほぼ同期す
るようオペレータが手動でタイミング調整する方法がと
られていた。またそれ以外の方法として、スプリット画
面を使って同一画面上にレーダ画面とヘッドアップディ
スプレイ画面との2画面記録を行なう方法がとられる。
時刻表示を行なって、再生の際二つの画面がほぼ同期す
るようオペレータが手動でタイミング調整する方法がと
られていた。またそれ以外の方法として、スプリット画
面を使って同一画面上にレーダ画面とヘッドアップディ
スプレイ画面との2画面記録を行なう方法がとられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
手動でタイミング調整する方法では、オペレータが複数
のビデオレコーダを同時に操作する必要がある。しかし
複数のビデオレコーダの再生速度は必ずしも同一ではな
く、長時間たつと二つの画面の同時性がずれてくるとい
う不具合がある。
手動でタイミング調整する方法では、オペレータが複数
のビデオレコーダを同時に操作する必要がある。しかし
複数のビデオレコーダの再生速度は必ずしも同一ではな
く、長時間たつと二つの画面の同時性がずれてくるとい
う不具合がある。
【0005】航空機や航空機から発射される飛翔体は高
速で飛行するものである。例えば時速600kmで飛行
する航空機についてレーダ画面とヘッドアップディスプ
レイ画面とに1秒のずれがあれば、それぞれの画面の航
空機の位置は、同じ航空機であるにもかかわらず、17
0mも相違することとなる。このため、飛翔体の発射タ
イミングが適切だったか、あるいは航空機同士のすれ違
いに際し回転動作のタイミングや操作が適切であったか
等の判定ができなくなる。
速で飛行するものである。例えば時速600kmで飛行
する航空機についてレーダ画面とヘッドアップディスプ
レイ画面とに1秒のずれがあれば、それぞれの画面の航
空機の位置は、同じ航空機であるにもかかわらず、17
0mも相違することとなる。このため、飛翔体の発射タ
イミングが適切だったか、あるいは航空機同士のすれ違
いに際し回転動作のタイミングや操作が適切であったか
等の判定ができなくなる。
【0006】またビデオレコーダが多数となると、これ
らをオペレータが同時に操作する必要があるため、複数
の画面の同時性が要求されるとその操作に多大な労力を
要するという不具合もある。
らをオペレータが同時に操作する必要があるため、複数
の画面の同時性が要求されるとその操作に多大な労力を
要するという不具合もある。
【0007】また上述したスプリット画面を使う方法で
は、2画面の縦横比が異なっているため二つの画面を同
時に見て比較することが困難になる。さらに解像度が低
下するので、例えば飛翔体の発射時などに飛翔体自体を
ビデオ画面に捕らえられなくなる不具合がある。
は、2画面の縦横比が異なっているため二つの画面を同
時に見て比較することが困難になる。さらに解像度が低
下するので、例えば飛翔体の発射時などに飛翔体自体を
ビデオ画面に捕らえられなくなる不具合がある。
【0008】本発明の目的は、適切な縦横比を有する複
数の画像について解像度を維持しつつ、自動的に同時性
のある再生を行なえるビデオシステムを提供することに
ある。
数の画像について解像度を維持しつつ、自動的に同時性
のある再生を行なえるビデオシステムを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のビデオシステムは以下の如く
構成されている。 (1)本発明のビデオシステムは、画像を撮像する複数
の撮像手段と、これら複数の撮像手段で撮像された各画
像を個別に記録する複数の画像記録手段と、前記複数の
撮像手段で撮像された各画像に対応させて同一の時刻情
報を記録する時刻情報記録手段と、前記複数の画像記録
手段で記録された各画像を再生する際、前記時刻情報を
基に前記各画像の再生タイミングを同期させる同期手段
と、この同期手段で同期された再生タイミングで前記各
画像を個別に再生する複数の再生手段と、から構成され
ている。 (2)本発明のビデオシステムは、画像を撮像する複数
の撮像手段と、これら複数の撮像手段で撮像された各画
像を個別に記録する複数の画像記録手段と、前記複数の
撮像手段のうち少なくとも一つに設けられ時刻情報を出
力する時計手段と、この時計手段から出力された時刻情
報を前記複数の撮像手段で撮像された各画像に対応させ
て記録する時刻情報記録手段と、前記複数の画像記録手
段で記録された各画像を再生する際、前記時刻情報を基
に前記各画像の再生タイミングを同期させる同期手段
と、この同期手段で同期された再生タイミングで前記各
画像を個別に再生する複数の再生手段と、から構成され
ている。 (3)本発明のビデオシステムは、画像を撮像する複数
の撮像手段と、これら複数の撮像手段で撮像された各画
像を個別に記録する複数の画像記録手段と、前記複数の
撮像手段で撮像された各画像に対応する音声信号を個別
に録音する複数の第1の録音手段と、これら複数の第1
の録音手段のいずれか一つに録音された音声信号を基準
音声信号として前記複数の撮像手段で撮像された各画像
に応じた音声信号と対応させて録音する第2の録音手段
と、前記複数の画像記録手段で記録された各画像を再生
する際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音
された音声信号とを比較する比較手段と、この比較手段
での比較結果を基に前記各画像の再生タイミングを同期
させる同期手段と、この同期手段で同期された再生タイ
ミングで前記各画像を個別に再生する複数の再生手段
と、から構成されている。
達成するために、本発明のビデオシステムは以下の如く
構成されている。 (1)本発明のビデオシステムは、画像を撮像する複数
の撮像手段と、これら複数の撮像手段で撮像された各画
像を個別に記録する複数の画像記録手段と、前記複数の
撮像手段で撮像された各画像に対応させて同一の時刻情
報を記録する時刻情報記録手段と、前記複数の画像記録
手段で記録された各画像を再生する際、前記時刻情報を
基に前記各画像の再生タイミングを同期させる同期手段
と、この同期手段で同期された再生タイミングで前記各
画像を個別に再生する複数の再生手段と、から構成され
ている。 (2)本発明のビデオシステムは、画像を撮像する複数
の撮像手段と、これら複数の撮像手段で撮像された各画
像を個別に記録する複数の画像記録手段と、前記複数の
撮像手段のうち少なくとも一つに設けられ時刻情報を出
力する時計手段と、この時計手段から出力された時刻情
報を前記複数の撮像手段で撮像された各画像に対応させ
て記録する時刻情報記録手段と、前記複数の画像記録手
段で記録された各画像を再生する際、前記時刻情報を基
に前記各画像の再生タイミングを同期させる同期手段
と、この同期手段で同期された再生タイミングで前記各
画像を個別に再生する複数の再生手段と、から構成され
ている。 (3)本発明のビデオシステムは、画像を撮像する複数
の撮像手段と、これら複数の撮像手段で撮像された各画
像を個別に記録する複数の画像記録手段と、前記複数の
撮像手段で撮像された各画像に対応する音声信号を個別
に録音する複数の第1の録音手段と、これら複数の第1
の録音手段のいずれか一つに録音された音声信号を基準
音声信号として前記複数の撮像手段で撮像された各画像
に応じた音声信号と対応させて録音する第2の録音手段
と、前記複数の画像記録手段で記録された各画像を再生
する際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音
された音声信号とを比較する比較手段と、この比較手段
での比較結果を基に前記各画像の再生タイミングを同期
させる同期手段と、この同期手段で同期された再生タイ
ミングで前記各画像を個別に再生する複数の再生手段
と、から構成されている。
【0010】
【作用】上記手段(1)〜(3)を講じた結果、それぞ
れ次のような作用が生じる。 (1)本発明のビデオシステムにおいては、撮像された
各画像に対応させて同一の時刻情報を記録し、前記各画
像を再生する際前記時刻情報を基に前記各画像の再生タ
イミングを同期させ個別に再生するので、再生画面を見
ながら手動操作で再生タイミングの同期をとることな
く、同時刻に記録された異なる画像を再生時の微妙な時
間差も自動的に調整し同時に見ることができる。よっ
て、ある撮像手段で撮影された画像と他の撮像手段で他
方向から撮影された画像とを同時に見ることができるた
め、撮像された現象の把握が容易となり、それに基づき
適確な判断ができる。また物体の動きを視覚で捕らえる
場合、動きが複雑になればなる程、多方向から撮影され
た画像を正確に同時に再現し分析することは各種物理現
象を解析する上で必要であり、本発明を適用することに
よりそれが可能になる。 (2)本発明のビデオシステムにおいては、複数の撮像
手段のうち少なくとも一つに設けられた時計手段から出
力された時刻情報を前記複数の撮像手段で撮像された各
画像に対応させて記録し、前記時刻情報を基に前記各画
像の再生タイミングを同期させ個別に再生するので、上
記(1)と同様の作用を奏するとともに、上記(1)に
示したような撮像された各画像に対応させて同一の時刻
情報を記録する手段を備える必要がなくなるため、上記
(1)と比べ簡易な構成でシステムを実現できる。 (3)本発明のビデオシステムにおいては、複数の第1
の録音手段で、複数の撮像手段で撮像された各画像に対
応する音声信号を個別に録音し、第2の録音手段で、前
記複数の第1の録音手段のいずれか一つに録音された音
声信号を基準音声信号として前記複数の撮像手段で撮像
された各画像に応じた音声信号と対応させて録音し、再
生する際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録
音された音声信号との比較結果を基に前記各画像の再生
タイミングを同期させ個別に再生するので、上記(1)
および(2)と同様の作用を奏するとともに、同時刻に
録音された異なる音声を再生時の微妙な時間差も自動的
に調整し同時に聞くことができる。
れ次のような作用が生じる。 (1)本発明のビデオシステムにおいては、撮像された
各画像に対応させて同一の時刻情報を記録し、前記各画
像を再生する際前記時刻情報を基に前記各画像の再生タ
イミングを同期させ個別に再生するので、再生画面を見
ながら手動操作で再生タイミングの同期をとることな
く、同時刻に記録された異なる画像を再生時の微妙な時
間差も自動的に調整し同時に見ることができる。よっ
て、ある撮像手段で撮影された画像と他の撮像手段で他
方向から撮影された画像とを同時に見ることができるた
め、撮像された現象の把握が容易となり、それに基づき
適確な判断ができる。また物体の動きを視覚で捕らえる
場合、動きが複雑になればなる程、多方向から撮影され
た画像を正確に同時に再現し分析することは各種物理現
象を解析する上で必要であり、本発明を適用することに
よりそれが可能になる。 (2)本発明のビデオシステムにおいては、複数の撮像
手段のうち少なくとも一つに設けられた時計手段から出
力された時刻情報を前記複数の撮像手段で撮像された各
画像に対応させて記録し、前記時刻情報を基に前記各画
像の再生タイミングを同期させ個別に再生するので、上
記(1)と同様の作用を奏するとともに、上記(1)に
示したような撮像された各画像に対応させて同一の時刻
情報を記録する手段を備える必要がなくなるため、上記
(1)と比べ簡易な構成でシステムを実現できる。 (3)本発明のビデオシステムにおいては、複数の第1
の録音手段で、複数の撮像手段で撮像された各画像に対
応する音声信号を個別に録音し、第2の録音手段で、前
記複数の第1の録音手段のいずれか一つに録音された音
声信号を基準音声信号として前記複数の撮像手段で撮像
された各画像に応じた音声信号と対応させて録音し、再
生する際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録
音された音声信号との比較結果を基に前記各画像の再生
タイミングを同期させ個別に再生するので、上記(1)
および(2)と同様の作用を奏するとともに、同時刻に
録音された異なる音声を再生時の微妙な時間差も自動的
に調整し同時に聞くことができる。
【0011】
(第1実施例)図1の(a)および(b)は本発明の第
1実施例に係るビデオシステムの構成を示す図であり、
(a)は記録時の構成、(b)は再生時の構成を示して
いる。
1実施例に係るビデオシステムの構成を示す図であり、
(a)は記録時の構成、(b)は再生時の構成を示して
いる。
【0012】図1の(a)において1はタイムコード信
号発生器であり、このタイムコード信号発生器1にはビ
デオカメラ2およびビデオカメラ3が接続されている。
当該ビデオシステムのビデオカメラ2、3の動作を自由
にスタート/ストップさせることにより撮像された画像
の記録を行なう場合、タイムコード信号発生器1から国
際規格のタイムコード信号S1、S2を発生させ、その
タイムコード(時刻すなわち何時何分何秒の情報)をビ
デオカメラ2、3の各ビデオテープの音声トラックの片
側に記録する。このとき前記各ビデオテープの二つのス
テレオ音声トラックのうち一つが使用されるため、録音
される音声はモノラル録音となる。
号発生器であり、このタイムコード信号発生器1にはビ
デオカメラ2およびビデオカメラ3が接続されている。
当該ビデオシステムのビデオカメラ2、3の動作を自由
にスタート/ストップさせることにより撮像された画像
の記録を行なう場合、タイムコード信号発生器1から国
際規格のタイムコード信号S1、S2を発生させ、その
タイムコード(時刻すなわち何時何分何秒の情報)をビ
デオカメラ2、3の各ビデオテープの音声トラックの片
側に記録する。このとき前記各ビデオテープの二つのス
テレオ音声トラックのうち一つが使用されるため、録音
される音声はモノラル録音となる。
【0013】図1の(b)において4はビデオ同期装置
であり、このビデオ同期装置4にはビデオレコーダ5お
よびビデオレコーダ6が接続されている。またビデオレ
コーダ5にはTV7、ビデオレコーダ6にはTV8が接
続されている。なお、ビデオカメラ2にて記録が行なわ
れたビデオテープの再生はビデオレコーダ5で行なわ
れ、ビデオカメラ3にて記録が行なわれたビデオテープ
の再生はビデオレコーダ6で行なわれる。
であり、このビデオ同期装置4にはビデオレコーダ5お
よびビデオレコーダ6が接続されている。またビデオレ
コーダ5にはTV7、ビデオレコーダ6にはTV8が接
続されている。なお、ビデオカメラ2にて記録が行なわ
れたビデオテープの再生はビデオレコーダ5で行なわ
れ、ビデオカメラ3にて記録が行なわれたビデオテープ
の再生はビデオレコーダ6で行なわれる。
【0014】当該ビデオシステムで画像の再生動作を行
なう場合、ビデオレコーダ5、6で再生が行なわれると
同時に、ビデオレコーダ5、6からそれぞれ再生タイム
コード信号S3、S4が出力される。なお再生タイムコ
ード信号S3、S4は、それぞれ上記タイムコード信号
S1、S2のタイムコードを含んでいる。そしてビデオ
同期装置4はこれら再生タイムコード信号S3、S4を
入力し、各信号S3、S4のタイムコードを基に、記録
が行なわれた時刻を比較する。そして、早い時刻を示す
信号S3またはS4を出力したビデオレコーダ5または
6に対して、ビデオコントロール信号S5またはS6を
送出し、各ビデオレコーダ5、6が出力する各信号S
3、S4のタイムコードが一致するようテープ再生を一
時停止する旨または再生送り速度を遅くする旨を指示す
る。
なう場合、ビデオレコーダ5、6で再生が行なわれると
同時に、ビデオレコーダ5、6からそれぞれ再生タイム
コード信号S3、S4が出力される。なお再生タイムコ
ード信号S3、S4は、それぞれ上記タイムコード信号
S1、S2のタイムコードを含んでいる。そしてビデオ
同期装置4はこれら再生タイムコード信号S3、S4を
入力し、各信号S3、S4のタイムコードを基に、記録
が行なわれた時刻を比較する。そして、早い時刻を示す
信号S3またはS4を出力したビデオレコーダ5または
6に対して、ビデオコントロール信号S5またはS6を
送出し、各ビデオレコーダ5、6が出力する各信号S
3、S4のタイムコードが一致するようテープ再生を一
時停止する旨または再生送り速度を遅くする旨を指示す
る。
【0015】ビデオコントロール信号S5またはS6を
入力したビデオレコーダ5または6は、その信号の示す
指示に従いテープ再生を一時停止または再生送り速度を
遅くする。これにより、ビデオ信号S8および音声信号
S7とビデオ信号S9および音声信号S10とが時間的
に同期される。そしてビデオ信号S8および音声信号S
7はTV7に、ビデオ信号S9および音声信号S10は
TV8に各々送出され、同時刻に記録された異なる画像
がTV7、TV8にて同時に写る。
入力したビデオレコーダ5または6は、その信号の示す
指示に従いテープ再生を一時停止または再生送り速度を
遅くする。これにより、ビデオ信号S8および音声信号
S7とビデオ信号S9および音声信号S10とが時間的
に同期される。そしてビデオ信号S8および音声信号S
7はTV7に、ビデオ信号S9および音声信号S10は
TV8に各々送出され、同時刻に記録された異なる画像
がTV7、TV8にて同時に写る。
【0016】(第2実施例)図2の(a)および(b)
は本発明の第2実施例に係るビデオシステムの構成を示
す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再生時の
構成を示している。
は本発明の第2実施例に係るビデオシステムの構成を示
す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再生時の
構成を示している。
【0017】図2の(a)において9はビデオカメラで
あり、このビデオカメラ9はビデオカメラ10と接続さ
れている。ビデオカメラ9は内部で作成している時刻情
報によるタイムコードを内部タイマ信号S11としてラ
インまたはリモートセンシングでビデオカメラ10に出
力する。ビデオカメラ10では内部で作成している時刻
情報を使用せずに、入力した内部タイマ信号S11のタ
イムコードを基に時刻情報を作成し、その時刻情報をビ
デオ信号のデータエリアにタイムコードとして記録す
る。これによりビデオカメラ9、10で同時に画像を記
録する際、同じ時刻情報のタイムコードが各ビデオ信号
に記録されることになる。
あり、このビデオカメラ9はビデオカメラ10と接続さ
れている。ビデオカメラ9は内部で作成している時刻情
報によるタイムコードを内部タイマ信号S11としてラ
インまたはリモートセンシングでビデオカメラ10に出
力する。ビデオカメラ10では内部で作成している時刻
情報を使用せずに、入力した内部タイマ信号S11のタ
イムコードを基に時刻情報を作成し、その時刻情報をビ
デオ信号のデータエリアにタイムコードとして記録す
る。これによりビデオカメラ9、10で同時に画像を記
録する際、同じ時刻情報のタイムコードが各ビデオ信号
に記録されることになる。
【0018】図2の(b)において11はビデオ同期装
置であり、このビデオ同期装置11にはビデオレコーダ
12、ビデオレコーダ13、TV14、TV15が接続
されている。またビデオレコーダ12にはTV14、ビ
デオレコーダ13にはTV15が接続されている。な
お、ビデオカメラ9にて記録が行なわれたビデオテープ
の再生はビデオレコーダ12で行なわれ、ビデオカメラ
10にて記録が行なわれたビデオテープの再生はビデオ
レコーダ13で行なわれる。
置であり、このビデオ同期装置11にはビデオレコーダ
12、ビデオレコーダ13、TV14、TV15が接続
されている。またビデオレコーダ12にはTV14、ビ
デオレコーダ13にはTV15が接続されている。な
お、ビデオカメラ9にて記録が行なわれたビデオテープ
の再生はビデオレコーダ12で行なわれ、ビデオカメラ
10にて記録が行なわれたビデオテープの再生はビデオ
レコーダ13で行なわれる。
【0019】当該ビデオシステムで画像の再生動作を行
なう場合、ビデオレコーダ12、13で再生されたビデ
オ信号S14、S15がビデオ同期装置11に出力され
る。ビデオ同期装置11内部では、入力した各ビデオ信
号S14、S15のデータエリアからタイムコードを抽
出する。そしてこれらタイムコードを基に、記録が行な
われた時刻を比較し、早い時刻を示す信号S14または
S15を出力したビデオレコーダ12または13に対し
て、ビデオコントロール信号S16またはS17を送出
し、各ビデオレコーダ12、13が出力する各信号S1
4、S15のタイムコードが一致するようテープ再生を
一時停止する旨または再生送り速度を遅くする旨を指示
する。
なう場合、ビデオレコーダ12、13で再生されたビデ
オ信号S14、S15がビデオ同期装置11に出力され
る。ビデオ同期装置11内部では、入力した各ビデオ信
号S14、S15のデータエリアからタイムコードを抽
出する。そしてこれらタイムコードを基に、記録が行な
われた時刻を比較し、早い時刻を示す信号S14または
S15を出力したビデオレコーダ12または13に対し
て、ビデオコントロール信号S16またはS17を送出
し、各ビデオレコーダ12、13が出力する各信号S1
4、S15のタイムコードが一致するようテープ再生を
一時停止する旨または再生送り速度を遅くする旨を指示
する。
【0020】ビデオコントロール信号S16またはS1
7を入力したビデオレコーダ12または13は、その信
号の示す指示に従いテープ再生を一時停止または再生送
り速度を遅くする。これにより、ビデオ信号S14およ
び音声信号S12とビデオ信号S15および音声信号S
13とが時間的に同期される。そしてビデオ信号S14
はビデオ同期装置11を介してビデオ信号S18として
TV14に送出され、音声信号S12もTV14に送出
される。またビデオ信号S15はビデオ同期装置11を
介してビデオ信号S19としてTV15に送出され、音
声信号S13もTV15に送出される。これにより同時
刻に記録された異なる画像がTV14、TV15にて同
時に写る。
7を入力したビデオレコーダ12または13は、その信
号の示す指示に従いテープ再生を一時停止または再生送
り速度を遅くする。これにより、ビデオ信号S14およ
び音声信号S12とビデオ信号S15および音声信号S
13とが時間的に同期される。そしてビデオ信号S14
はビデオ同期装置11を介してビデオ信号S18として
TV14に送出され、音声信号S12もTV14に送出
される。またビデオ信号S15はビデオ同期装置11を
介してビデオ信号S19としてTV15に送出され、音
声信号S13もTV15に送出される。これにより同時
刻に記録された異なる画像がTV14、TV15にて同
時に写る。
【0021】(第3実施例)図3の(a)および(b)
は本発明の第3実施例に係るビデオシステムの構成を示
す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再生時の
構成を示している。
は本発明の第3実施例に係るビデオシステムの構成を示
す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再生時の
構成を示している。
【0022】図3の(a)において16はビデオカメラ
であり、このビデオカメラ16はビデオカメラ17と接
続されている。ビデオカメラ16、17で各々作成され
ている時刻情報は、それぞれカメラ16、17内部に記
録される。また、ビデオカメラ16で録音される音声は
音声信号S20としてビデオカメラ17にも送出され、
ビデオカメラ17のビデオテープの第1音声トラックに
録音される。またビデオカメラ17の音声は前記ビデオ
テープの第2音声トラックに録音される。なお、前記ビ
デオテープに録音される各音声は各々モノラル録音とな
る。
であり、このビデオカメラ16はビデオカメラ17と接
続されている。ビデオカメラ16、17で各々作成され
ている時刻情報は、それぞれカメラ16、17内部に記
録される。また、ビデオカメラ16で録音される音声は
音声信号S20としてビデオカメラ17にも送出され、
ビデオカメラ17のビデオテープの第1音声トラックに
録音される。またビデオカメラ17の音声は前記ビデオ
テープの第2音声トラックに録音される。なお、前記ビ
デオテープに録音される各音声は各々モノラル録音とな
る。
【0023】図3の(b)において18はビデオ同期装
置であり、このビデオ同期装置18にはビデオレコーダ
19、ビデオレコーダ20、TV21、TV22が接続
されている。またビデオレコーダ19にはTV21、ビ
デオレコーダ20にはTV22が接続されている。な
お、ビデオカメラ16にて記録が行なわれたビデオテー
プの再生はビデオレコーダ19で行なわれ、ビデオカメ
ラ17にて記録が行なわれたビデオテープの再生はビデ
オレコーダ20で行なわれる。
置であり、このビデオ同期装置18にはビデオレコーダ
19、ビデオレコーダ20、TV21、TV22が接続
されている。またビデオレコーダ19にはTV21、ビ
デオレコーダ20にはTV22が接続されている。な
お、ビデオカメラ16にて記録が行なわれたビデオテー
プの再生はビデオレコーダ19で行なわれ、ビデオカメ
ラ17にて記録が行なわれたビデオテープの再生はビデ
オレコーダ20で行なわれる。
【0024】当該ビデオシステムで画像の再生動作を行
なう場合、ビデオレコーダ19、20で再生されたビデ
オ信号S21、音声信号S22とビデオ信号S24、音
声信号S25とがビデオ同期装置18に出力される。ビ
デオ同期信号18内部では、入力した音声信号S22の
音声波形と音声信号S25における上記第1音声トラッ
クに録音されている音声波形とを比較する。そしてこれ
ら二つの音声波形のうち波形の進みが早い音声信号S2
2またはS25を出力したビデオレコーダ19または2
0に対して、ビデオコントロール信号S23またはS2
6を送出し、各ビデオレコーダ19、20が出力する各
信号S21、S24のタイムコードが一致するようテー
プ再生を一時停止する旨または再生送り速度を遅くする
旨を指示する。
なう場合、ビデオレコーダ19、20で再生されたビデ
オ信号S21、音声信号S22とビデオ信号S24、音
声信号S25とがビデオ同期装置18に出力される。ビ
デオ同期信号18内部では、入力した音声信号S22の
音声波形と音声信号S25における上記第1音声トラッ
クに録音されている音声波形とを比較する。そしてこれ
ら二つの音声波形のうち波形の進みが早い音声信号S2
2またはS25を出力したビデオレコーダ19または2
0に対して、ビデオコントロール信号S23またはS2
6を送出し、各ビデオレコーダ19、20が出力する各
信号S21、S24のタイムコードが一致するようテー
プ再生を一時停止する旨または再生送り速度を遅くする
旨を指示する。
【0025】ビデオコントロール信号S23またはS2
6を入力したビデオレコーダ19または20は、その信
号の示す指示に従いテープ再生を一時停止または再生送
り速度を遅くする。これにより、ビデオ信号S21およ
び音声信号S22とビデオ信号S24および音声信号S
25とが時間的に同期される。そしてビデオ信号S21
はビデオ同期装置18を介してビデオ信号S27として
TV21に送出され、音声信号S22もTV21に送出
される。またビデオ信号S24はビデオ同期装置18を
介してビデオ信号S28としてTV22に送出され、音
声信号S25もTV22に送出される。これにより同時
刻に記録された異なる画像がTV21、TV22にて同
時に写る。
6を入力したビデオレコーダ19または20は、その信
号の示す指示に従いテープ再生を一時停止または再生送
り速度を遅くする。これにより、ビデオ信号S21およ
び音声信号S22とビデオ信号S24および音声信号S
25とが時間的に同期される。そしてビデオ信号S21
はビデオ同期装置18を介してビデオ信号S27として
TV21に送出され、音声信号S22もTV21に送出
される。またビデオ信号S24はビデオ同期装置18を
介してビデオ信号S28としてTV22に送出され、音
声信号S25もTV22に送出される。これにより同時
刻に記録された異なる画像がTV21、TV22にて同
時に写る。
【0026】(第1〜第3実施例の作用効果)上記各実
施例に示したビデオシステムを航空機の飛行訓練に適用
することにより、二つの画像すなわちレーダ画像とヘッ
ドアップディスプレイ画像とを同時性良く、しかも比較
のしやすい適切な縦横比を維持したまま高解像度の画面
で自動的に見ることができる。従って、飛行後にパイロ
ット訓練生と教官とが航空機の操縦技量や飛翔体の発射
技量等を様々なビデオ画像により検証、反省、批評およ
び助言することができ、教育効果の向上に極めて有効で
ある。また旅客機等に適用すれば事故分析にも極めて有
効となる。
施例に示したビデオシステムを航空機の飛行訓練に適用
することにより、二つの画像すなわちレーダ画像とヘッ
ドアップディスプレイ画像とを同時性良く、しかも比較
のしやすい適切な縦横比を維持したまま高解像度の画面
で自動的に見ることができる。従って、飛行後にパイロ
ット訓練生と教官とが航空機の操縦技量や飛翔体の発射
技量等を様々なビデオ画像により検証、反省、批評およ
び助言することができ、教育効果の向上に極めて有効で
ある。また旅客機等に適用すれば事故分析にも極めて有
効となる。
【0027】(変形例) (1) 上記第1、第2実施例では、ビデオカメラ、ビデオ
レコーダ、TVを各々2台づつ使用したが、これらが3
台づつ以上であっても同様に動作させることができる。 (2) 上記第1実施例ではタイムコードを音声トラックの
片側に記録したが、ビデオトラックに記録するようにし
てもよい。
レコーダ、TVを各々2台づつ使用したが、これらが3
台づつ以上であっても同様に動作させることができる。 (2) 上記第1実施例ではタイムコードを音声トラックの
片側に記録したが、ビデオトラックに記録するようにし
てもよい。
【0028】(実施例のまとめ)実施例に示された構成
および作用効果をまとめると次の通りである。 [1]実施例に示されたビデオシステムは、画像を撮像
する複数の撮像手段(2、3)と、これら複数の撮像手
段(2、3)で撮像された各画像を個別に記録する複数
の画像記録手段(2、3)と、前記複数の撮像手段
(2、3)で撮像された各画像に対応させて同一の時刻
情報を記録する時刻情報記録手段(1)と、前記複数の
画像記録手段(2、3)で記録された各画像を再生する
際、前記時刻情報を基に前記各画像の再生タイミングを
同期させる同期手段(4)と、この同期手段(4)で同
期された再生タイミングで前記各画像を個別に再生する
複数の再生手段(5、6)と、から構成されている。
および作用効果をまとめると次の通りである。 [1]実施例に示されたビデオシステムは、画像を撮像
する複数の撮像手段(2、3)と、これら複数の撮像手
段(2、3)で撮像された各画像を個別に記録する複数
の画像記録手段(2、3)と、前記複数の撮像手段
(2、3)で撮像された各画像に対応させて同一の時刻
情報を記録する時刻情報記録手段(1)と、前記複数の
画像記録手段(2、3)で記録された各画像を再生する
際、前記時刻情報を基に前記各画像の再生タイミングを
同期させる同期手段(4)と、この同期手段(4)で同
期された再生タイミングで前記各画像を個別に再生する
複数の再生手段(5、6)と、から構成されている。
【0029】したがって上記ビデオシステムにおいて
は、撮像された各画像に対応させて同一の時刻情報を記
録し、前記各画像を再生する際前記時刻情報を基に前記
各画像の再生タイミングを同期させ個別に再生するの
で、再生画面を見ながら手動操作で再生タイミングの同
期をとることなく、同時刻に記録された異なる画像を再
生時の微妙な時間差も自動的に調整し同時に見ることが
できる。よって、ある撮像手段で撮影された画像と他の
撮像手段で他方向から撮影された画像とを同時に見るこ
とができるため、撮像された現象の把握が容易となり、
それに基づき適確な判断ができる。また物体の動きを視
覚で捕らえる場合、動きが複雑になればなる程、多方向
から撮影された画像を正確に同時に再現し分析すること
は各種物理現象を解析する上で必要であり、本発明を適
用することによりそれが可能になる。 [2]実施例に示されたビデオシステムは、画像を撮像
する複数の撮像手段(9、10)と、これら複数の撮像
手段(9、10)で撮像された各画像を個別に記録する
複数の画像記録手段(9、10)と、前記複数の撮像手
段(9、10)のうち少なくとも一つに設けられ時刻情
報を出力する時計手段と、この時計手段から出力された
時刻情報を前記複数の撮像手段(9、10)で撮像され
た各画像に対応させて記録する時刻情報記録手段(9、
10)と、前記複数の画像記録手段(9、10)で記録
された各画像を再生する際、前記時刻情報を基に前記各
画像の再生タイミングを同期させる同期手段(11)
と、この同期手段(11)で同期された再生タイミング
で前記各画像を個別に再生する複数の再生手段(12、
13)と、から構成されている。
は、撮像された各画像に対応させて同一の時刻情報を記
録し、前記各画像を再生する際前記時刻情報を基に前記
各画像の再生タイミングを同期させ個別に再生するの
で、再生画面を見ながら手動操作で再生タイミングの同
期をとることなく、同時刻に記録された異なる画像を再
生時の微妙な時間差も自動的に調整し同時に見ることが
できる。よって、ある撮像手段で撮影された画像と他の
撮像手段で他方向から撮影された画像とを同時に見るこ
とができるため、撮像された現象の把握が容易となり、
それに基づき適確な判断ができる。また物体の動きを視
覚で捕らえる場合、動きが複雑になればなる程、多方向
から撮影された画像を正確に同時に再現し分析すること
は各種物理現象を解析する上で必要であり、本発明を適
用することによりそれが可能になる。 [2]実施例に示されたビデオシステムは、画像を撮像
する複数の撮像手段(9、10)と、これら複数の撮像
手段(9、10)で撮像された各画像を個別に記録する
複数の画像記録手段(9、10)と、前記複数の撮像手
段(9、10)のうち少なくとも一つに設けられ時刻情
報を出力する時計手段と、この時計手段から出力された
時刻情報を前記複数の撮像手段(9、10)で撮像され
た各画像に対応させて記録する時刻情報記録手段(9、
10)と、前記複数の画像記録手段(9、10)で記録
された各画像を再生する際、前記時刻情報を基に前記各
画像の再生タイミングを同期させる同期手段(11)
と、この同期手段(11)で同期された再生タイミング
で前記各画像を個別に再生する複数の再生手段(12、
13)と、から構成されている。
【0030】したがって上記ビデオシステムにおいて
は、複数の撮像手段(9、10)のうち少なくとも一つ
に設けられた時計手段から出力された時刻情報を前記複
数の撮像手段(9、10)で撮像された各画像に対応さ
せて記録し、前記時刻情報を基に前記各画像の再生タイ
ミングを同期させ個別に再生するので、上記[1]と同
様の作用を奏するとともに、上記[1]に示したような
撮像された各画像に対応させて同一の時刻情報を記録す
る手段を備える必要がなくなるため、上記[1]と比べ
簡易な構成でシステムを実現できる。 [3]実施例に示されたビデオシステムは、画像を撮像
する複数の撮像手段(16、17)と、これら複数の撮
像手段(16、17)で撮像された各画像を個別に記録
する複数の画像記録手段(16、17)と、前記複数の
撮像手段(16、17)で撮像された各画像に対応する
音声信号を個別に録音する複数の第1の録音手段と、こ
れら複数の第1の録音手段のいずれか一つに録音された
音声信号を基準音声信号として前記複数の撮像手段(1
6、17)で撮像された各画像に応じた音声信号と対応
させて録音する第2の録音手段と、前記複数の画像記録
手段(16、17)で記録された各画像を再生する際、
前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音された音
声信号とを比較する比較手段(18)と、この比較手段
(18)での比較結果を基に前記各画像の再生タイミン
グを同期させる同期手段(18)と、この同期手段(1
8)で同期された再生タイミングで前記各画像を個別に
再生する複数の再生手段(19、20)と、から構成さ
れている。
は、複数の撮像手段(9、10)のうち少なくとも一つ
に設けられた時計手段から出力された時刻情報を前記複
数の撮像手段(9、10)で撮像された各画像に対応さ
せて記録し、前記時刻情報を基に前記各画像の再生タイ
ミングを同期させ個別に再生するので、上記[1]と同
様の作用を奏するとともに、上記[1]に示したような
撮像された各画像に対応させて同一の時刻情報を記録す
る手段を備える必要がなくなるため、上記[1]と比べ
簡易な構成でシステムを実現できる。 [3]実施例に示されたビデオシステムは、画像を撮像
する複数の撮像手段(16、17)と、これら複数の撮
像手段(16、17)で撮像された各画像を個別に記録
する複数の画像記録手段(16、17)と、前記複数の
撮像手段(16、17)で撮像された各画像に対応する
音声信号を個別に録音する複数の第1の録音手段と、こ
れら複数の第1の録音手段のいずれか一つに録音された
音声信号を基準音声信号として前記複数の撮像手段(1
6、17)で撮像された各画像に応じた音声信号と対応
させて録音する第2の録音手段と、前記複数の画像記録
手段(16、17)で記録された各画像を再生する際、
前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音された音
声信号とを比較する比較手段(18)と、この比較手段
(18)での比較結果を基に前記各画像の再生タイミン
グを同期させる同期手段(18)と、この同期手段(1
8)で同期された再生タイミングで前記各画像を個別に
再生する複数の再生手段(19、20)と、から構成さ
れている。
【0031】したがって上記ビデオシステムにおいて
は、複数の第1の録音手段で、複数の撮像手段(16、
17)で撮像された各画像に対応する音声信号を個別に
録音し、第2の録音手段で、前記複数の第1の録音手段
のいずれか一つに録音された音声信号を基準音声信号と
して前記複数の撮像手段(16、17)で撮像された各
画像に応じた音声信号と対応させて録音し、再生する
際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音され
た音声信号との比較結果を基に前記各画像の再生タイミ
ングを同期させ個別に再生するので、上記[1]および
[2]と同様の作用を奏するとともに、同時刻に録音さ
れた異なる音声を再生時の微妙な時間差も自動的に調整
し同時に聞くことができる。
は、複数の第1の録音手段で、複数の撮像手段(16、
17)で撮像された各画像に対応する音声信号を個別に
録音し、第2の録音手段で、前記複数の第1の録音手段
のいずれか一つに録音された音声信号を基準音声信号と
して前記複数の撮像手段(16、17)で撮像された各
画像に応じた音声信号と対応させて録音し、再生する
際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音され
た音声信号との比較結果を基に前記各画像の再生タイミ
ングを同期させ個別に再生するので、上記[1]および
[2]と同様の作用を奏するとともに、同時刻に録音さ
れた異なる音声を再生時の微妙な時間差も自動的に調整
し同時に聞くことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、適切な縦横比を有する
複数の画像について解像度を維持しつつ、自動的に同時
性のある再生を行なえるビデオシステムを提供できる。
複数の画像について解像度を維持しつつ、自動的に同時
性のある再生を行なえるビデオシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るビデオシステムの構
成を示す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再
生時の構成を示す図。
成を示す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再
生時の構成を示す図。
【図2】本発明の第2実施例に係るビデオシステムの構
成を示す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再
生時の構成を示す図。
成を示す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再
生時の構成を示す図。
【図3】本発明の第3実施例に係るビデオシステムの構
成を示す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再
生時の構成を示す図。
成を示す図であり、(a)は記録時の構成、(b)は再
生時の構成を示す図。
1…タイムコード信号発生器 2…ビデオカメラ 3…ビデオカメラ 4…ビデオ同期装置 5…ビデオレコーダ 6…ビデオレコーダ 7…TV 8…TV 9…ビデオカメラ 10…ビデオカメラ 11…ビデオ同期装置 12…ビデオレコーダ 13…ビデオレコーダ 14…TV 15…TV 16…ビデオカメラ 17…ビデオカメラ 18…ビデオ同期装置 19…ビデオレコーダ 20…ビデオレコーダ 21…TV 22…TV
Claims (3)
- 【請求項1】画像を撮像する複数の撮像手段と、 これら複数の撮像手段で撮像された各画像を個別に記録
する複数の画像記録手段と、 前記複数の撮像手段で撮像された各画像に対応させて同
一の時刻情報を記録する時刻情報記録手段と、 前記複数の画像記録手段で記録された各画像を再生する
際、前記時刻情報を基に前記各画像の再生タイミングを
同期させる同期手段と、 この同期手段で同期された再生タイミングで前記各画像
を個別に再生する複数の再生手段と、 を具備したことを特徴とするビデオシステム。 - 【請求項2】画像を撮像する複数の撮像手段と、 これら複数の撮像手段で撮像された各画像を個別に記録
する複数の画像記録手段と、 前記複数の撮像手段のうち少なくとも一つに設けられ時
刻情報を出力する時計手段と、 この時計手段から出力された時刻情報を前記複数の撮像
手段で撮像された各画像に対応させて記録する時刻情報
記録手段と、 前記複数の画像記録手段で記録された各画像を再生する
際、前記時刻情報を基に前記各画像の再生タイミングを
同期させる同期手段と、 この同期手段で同期された再生タイミングで前記各画像
を個別に再生する複数の再生手段と、 を具備したことを特徴とするビデオシステム。 - 【請求項3】画像を撮像する複数の撮像手段と、 これら複数の撮像手段で撮像された各画像を個別に記録
する複数の画像記録手段と、 前記複数の撮像手段で撮像された各画像に対応する音声
信号を個別に録音する複数の第1の録音手段と、 これら複数の第1の録音手段のいずれか一つに録音され
た音声信号を基準音声信号として前記複数の撮像手段で
撮像された各画像に応じた音声信号と対応させて録音す
る第2の録音手段と、 前記複数の画像記録手段で記録された各画像を再生する
際、前記基準音声信号と前記第2の録音手段で録音され
た音声信号とを比較する比較手段と、 この比較手段での比較結果を基に前記各画像の再生タイ
ミングを同期させる同期手段と、 この同期手段で同期された再生タイミングで前記各画像
を個別に再生する複数の再生手段と、 を具備したことを特徴とするビデオシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7154842A JPH099189A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ビデオシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7154842A JPH099189A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ビデオシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099189A true JPH099189A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15593091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7154842A Withdrawn JPH099189A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ビデオシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099189A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11225304A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Fujitsu Ten Ltd | 映像合成装置 |
JP2012049980A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2012513736A (ja) * | 2008-12-23 | 2012-06-14 | ソニー株式会社 | カメラ事象記録機 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP7154842A patent/JPH099189A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11225304A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Fujitsu Ten Ltd | 映像合成装置 |
JP2012513736A (ja) * | 2008-12-23 | 2012-06-14 | ソニー株式会社 | カメラ事象記録機 |
JP2012049980A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Canon Inc | 撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |