JPH0991807A - 蓋体の開閉検出装置 - Google Patents

蓋体の開閉検出装置

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Publication number
JPH0991807A
JPH0991807A JP7243220A JP24322095A JPH0991807A JP H0991807 A JPH0991807 A JP H0991807A JP 7243220 A JP7243220 A JP 7243220A JP 24322095 A JP24322095 A JP 24322095A JP H0991807 A JPH0991807 A JP H0991807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
torsion spring
contact
closing
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP7243220A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Hiroguchi
陽久 広口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7243220A priority Critical patent/JPH0991807A/ja
Publication of JPH0991807A publication Critical patent/JPH0991807A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の閉成方向に対してオーバーストローク
が必要な蓋体の開閉状態を検出するスイッチとして、蓋
体のオーバーストロークを吸収する機構をもった高価な
スイッチを用いなくてはならないといった課題があっ
た。 【解決手段】 蓋体2の開閉状態を検出するためのスイ
ッチ手段として、トーションスプリング3に設けられた
U字状部3aと端子4a,4bとの接触によってオンす
る電気端子4を用いると共に、蓋体2が所定の位置にま
で回動されたとき、トーションスプリング3に設けられ
たU字状部3aの先端が電気端子4を構成する端子4
a,4bにそれぞれ接触するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体の開閉検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、装置本体に対して回動自在に
開閉する蓋体としては、例えば記録媒体の収納保持を行
うカセット蓋及びコンパクトディスク蓋等があり、この
ような蓋体を備えたカセットテープレコーダ及びコンパ
クトディスクプレーヤ等の装置においては、蓋体が開成
した状態において記録媒体であるカセットテープ及びコ
ンパクトディスクを再生すると不都合が生じることか
ら、蓋体が閉成したことを検出する必要があった。
【0003】そこで、従来装置では、図2に示すよう
に、装置本体11に設けられた軸11aに蓋体12の一
端が回転可能に取り付けられることによって蓋体12が
装置本体1に対して回動自在に開閉すると共に、一端が
蓋体12に他端が装置本体11に係止されたトーション
スプリング13によって蓋体12が装置本体11に対し
て常時開成方向(矢印A方向)に付勢される蓋体開閉構
造において、蓋体12に装置本体11に対向する面(裏
面)より突出するリブ12aを形成する一方、装置本体
に蓋体12が閉成状態にあるとき、その蓋体12に形成
されたリブ12aによってオンされるスイッチ14とそ
のスイッチ14を保持する回路基板15とを設け、この
スイッチ14によるオン/オフ状態に基づき蓋体12が
装置本体11に対して開成状態にあるのか、又閉成状態
にあるのか検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置では、蓋体をロックする際に蓋体のロック機構の関係
上、蓋体の閉成方向に対してオーバーストロークが必要
であり、そのため、蓋体の開閉状態を検出するスイッチ
には、この蓋体のオーバーストロークを吸収する機構を
もった高価なスイッチを用いなくてはならず、そのスイ
ッチの使用により大幅なコストアップを招くといった問
題点があった。
【0005】本発明は、大幅なコストアップを招くこと
なく、蓋体の開閉検出を確実に行うことができる蓋体の
開閉検出装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、装置本体に対して回動自在
に開閉する蓋体の開閉状態を検出する蓋体の開閉検出装
置において、上記蓋体を常時開成方向に付勢する付勢手
段と、該付勢手段によってオン/オフ制御されるスイッ
チ手段と、該スイッチ手段のオン/オフ状態に基づいて
蓋体の開閉状態を検出する検出手段とを備え、上記付勢
手段は、上記蓋体が閉成状態にあるとき上記スイッチ手
段をオンするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、上記付勢手段は、
導電性物質によって形成されたトーションスプリングに
よって構成する一方、上記スイッチ手段は、上記トーシ
ョンスプリングの接触によって導通する電気接点によっ
て構成するものである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記トーションス
プリングは、蓋体側に位置する一端に、先端が蓋体裏面
より突出するU字状部を形成する一方、上記電気接点
は、非接触状態にある少なくとも二つの端子を有すると
共に、当該二つの端子は、上記トーションスプリングに
形成されたU字状部の接触によって導通するものであ
る。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、蓋
体が付勢手段に抗して閉成されると、その付勢手段がス
イッチ手段をオンし、検出手段がスイッチ手段のオン状
態に基づいて蓋体が閉成状態にあると検出する一方、蓋
体が付勢手段によって開成されると、その付勢手段がス
イッチ手段をオフし、検出手段がスイッチ手段のオフ状
態に基づいて蓋体が開成状態にあると検出することによ
り、確実に蓋体の開閉状態を検出することができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、蓋体がトー
ションスプリングに抗して閉成されると、そのトーショ
ンスプリングが電気接点に接触し、それに伴って電気接
点が導通し、検出手段がその電気接点の導通に基づいて
蓋体が閉成状態にあると検出する一方、蓋体がトーショ
ンスプリングによって開成されると、そのトーションス
プリングと電気接点との接触が解かれ、それに伴って電
気接点が導通しなくなり、検出手段がその電気接点の非
導通に基づいて蓋体が開成状態にあると検出することに
より、確実に蓋体の開閉状態を検出することができる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、蓋体がトー
ションスプリングに抗して閉成されると、そのトーショ
ンスプリングに形成されたU字状部の先端が電気接点の
二つの端子に接触し、それに伴って二つの端子が互いに
接続状態になって電気接点が導通し、検出手段がその電
気接点の導通に基づいて蓋体が閉成状態にあると検出す
る一方、蓋体がトーションスプリングによって開成され
ると、そのトーションスプリングに形成されたU字状部
の先端と二つの端子との接触が解かれ、それに伴って電
気接点が導通しなくなり、検出手段がその電気接点の非
導通に基づいて蓋体が開成状態にあると検出することに
より、確実に蓋体の開閉状態を検出することができる。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例である蓋体の開閉
検出装置の構成を示す側面断面図である。
【0014】図1において、1は各種回路基板を内蔵す
る装置本体であり、蓋体2を回転可能に保持する軸1a
が設けられている。2は装置本体1に設けられた軸1a
に回転可能に取り付けられた蓋体であり、軸1aを中心
に回動することにより装置本体1に対して開成状態又は
閉成状態となる。3は一端が蓋体2に係止されると共に
他端が装置本体1に係止される導電物質によって形成さ
れたトーションスプリングであり、その一端側を先端が
蓋体裏面より突出するU字状に形成することによってU
字状部3aを設けている。4は互いに非接触状態に位置
する端子4a,4bによって構成された電気接点であ
り、端子4a,4bが互いに導通することによってオン
状態となる。5は電気接点4及びその電気接点4のオン
/オフ状態に基づいて蓋体2の開閉状態を検出する検出
回路が形成された回路基板であり、蓋体2が装置本体1
に対して閉成状態にあるとき、装置本体1の裏面より突
出するU字状部3aが接触する位置に端子4a,4bが
位置している上記のように構成された蓋体の開閉検出装
置について、蓋体2を装置本体1に対して閉成するとき
における動作について説明する。
【0015】装置本体1に対して開成状態(図中破線)
にある蓋体2の表面を裏面方向に向かって押圧すると、
その押圧力によって蓋体2が軸1aを中心として閉成方
向(矢印B方向)に回動すると共に、トーションスプリ
ング3も同様に閉成方向(矢印B方向)に押し下げられ
る。
【0016】そして、蓋体2が所定の位置(図中実線)
にまで回動されると、図示しないロック機構によって蓋
体2が装置本体1にロックされる一方、トーションスプ
リング3に設けられたU字状部3aの先端が電気端子4
を構成する端子4a,4bにそれぞれ接触することによ
って互いに導通し、それに伴って電気接点4がオン状態
となり、そのオン状態に基づいて検出回路が蓋体2が閉
成状態にあると検出する。
【0017】従って、上記のような構成によれば、蓋体
2の開閉状態を検出するためのスイッチ手段として、機
械的なスイッチを用いることなく、電気接点のみによっ
て達成することができる。
【0018】尚、本実施例では、蓋体2の開閉状態を検
出するためのスイッチ手段として、トーションスプリン
グ3に設けられたU字状部3aと端子4a,4bとの接
触によってオンする電気端子4を用いたが、これに限定
するものではなく、例えば蓋体2のオーバーストローク
を吸収する機構をもたない通常の機械的なスイッチを用
いてもよく、このとき発生するオーバーストロークはト
ーションスプリング3及びU字状部3aのたわみによっ
て吸収することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項3の
何れかの発明によれば、蓋体の閉成方向に対してオーバ
ーストロークが必要な蓋体の開閉状態を検出するスイッ
チとして、蓋体のオーバーストロークを吸収する機構を
もった高価なスイッチを用いる必要性がなくなり、コス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である蓋体の開閉検出装置の
構成を示す側面断面図。
【図2】従来例である蓋体の開閉検出装置の構成を示す
側面断面図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 蓋体 3 トーションスプリング 3a U字状部 4 電気接点 5 回路基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対して回動自在に開閉する蓋
    体の開閉状態を検出する蓋体の開閉検出装置において、 上記蓋体を常時開成方向に付勢する付勢手段と、 該付勢手段によってオン/オフ制御されるスイッチ手段
    と、 該スイッチ手段のオン/オフ状態に基づいて蓋体の開閉
    状態を検出する検出手段とを備え、 上記付勢手段は、上記蓋体が閉成状態にあるとき上記ス
    イッチ手段をオンすることを特徴とする蓋体の開閉検出
    装置。
  2. 【請求項2】 上記付勢手段は、導電性物質によって形
    成されたトーションスプリングによって構成する一方、 上記スイッチ手段は、上記トーションスプリングの接触
    によって導通する電気接点によって構成することを特徴
    とする請求項1記載の蓋体の開閉検出装置。
  3. 【請求項3】 上記トーションスプリングは、蓋体側に
    位置する一端に、先端が蓋体裏面より突出するU字状部
    を形成する一方、 上記電気接点は、非接触状態にある少なくとも二つの端
    子を有すると共に、当該二つの端子は、上記トーション
    スプリングに形成されたU字状部の接触によって導通す
    ることを特徴とする請求項2記載の蓋体の開閉検出装
    置。
JP7243220A 1995-09-21 1995-09-21 蓋体の開閉検出装置 Pending JPH0991807A (ja)

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JP7243220A JPH0991807A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 蓋体の開閉検出装置

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JPH0991807A true JPH0991807A (ja) 1997-04-04

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ID=17100622

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JP7243220A Pending JPH0991807A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 蓋体の開閉検出装置

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JP (1) JPH0991807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10216137B2 (en) 2017-01-17 2019-02-26 Canon Kabushiki Kaisha Opening-closing member detecting device and image forming apparatus

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