JPH0991703A - 相変化光記録媒体と記録装置と記録方法 - Google Patents

相変化光記録媒体と記録装置と記録方法

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JPH0991703A
JPH0991703A JP7242966A JP24296695A JPH0991703A JP H0991703 A JPH0991703 A JP H0991703A JP 7242966 A JP7242966 A JP 7242966A JP 24296695 A JP24296695 A JP 24296695A JP H0991703 A JPH0991703 A JP H0991703A
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power level
recording
light beam
cooling
pulsed light
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Application number
JP7242966A
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English (en)
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Katsumi Suzuki
克己 鈴木
Naomasa Nakamura
直正 中村
Naoki Morishita
直樹 森下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting
    • G11B7/0062Overwriting strategies, e.g. recording pulse sequences with erasing level used for phase-change media

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、最密記録マークの尾引き防止と
オーバライト後の古いマークの消え残りを防止すること
ができる。 【解決手段】 この発明は、相変化形光ディスクの記録
装置において、記録パルス(記録用のパワーレベルを有
したパルス状の光ビーム)の後端にオフパルス(冷却用
のパワーレベルを有したパルス状の光ビーム)を付加し
て、最密記録マークの尾引きは防止し、しかも消去パワ
ーを基準とした記録のレーザパワーとパルス幅の積(積
分値)に対して、消去パワーを基準としたオフパルスの
レーザパワーの大きさとパルス幅の積(積分値)の比率
を0.16%から0.36%に限定することにより、古
いマークの消え残りを防止するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザビーム等
の光ビームを照射することにより、記録膜の反射率に変
化を引き起こして記録を行う相変化光記録媒体と記録装
置と記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の大容量化に伴い、これを保
存するメモリとして光ディスクが注目をあびている。光
ディスクは直径約1μmに集光したレーザビームにより
記録膜上に同じサイズの記録マークを形成するため極め
て高密度の記録が可能である。
【0003】光ディスクは、CDやLDで代表される再
生専用型、電子ファイリング装置等で代表される1回書
き込みのみ可能な追記型とHDDやFDDと同じように
書換可能なリライタブル型に大別される。更にリライタ
ブル型の光ディスクは、垂直磁化膜に対して、磁界とレ
ーザビームを照射して記録・消去を行う光磁気記録方式
とレーザビームの照射により、記録膜を非晶質と結晶質
とに選択的に変化させれることにより記録・消去を行う
相変化記録方式(Phase Change)とがあ
る。
【0004】図7は、相変化形光ディスク(以下、PC
ディスクと称する)の膜構成を示す。この光ディスク
は、透明基板1上に誘電体膜2、相変化記録膜3、誘電
体膜4、金属反射膜5をこの順に積層した構成になって
いる。
【0005】透明基板1としては、一般にガラスやポリ
カーボネート、アクリル、ポリオレフィン等の樹脂が用
いられ、厚さとしては通常1.2mm,1.5mm,
0.6mmが一般的である。
【0006】記録膜3は、レーザ光6等の光ビームの照
射によって、膜中の温度が記録膜材料の融点を越えた場
合、記録膜3は溶解し冷却後非晶質状態の記録マーク7
を形成する。非晶質マーク部は回りの結晶質部8と光学
定数が異なることから、弱いレーザ光の照射すると反射
光量の違いとして検出することができる。非晶質マーク
7を消去するためには、レーザ光6の照射強度を弱め、
記録膜中の温度が結晶化温度より上でかつ融点よりもし
たになるように設定する。このことにより、非晶質のマ
ーク7は再び結晶化され、回りの結晶部と光学的に区別
がつかなくなり、消去される。PC光ディスクは、記録
膜3のどの部分が非晶質になり、結晶質になるかは、照
射されたレーザ光の強弱にのみ依存し、レーザ光を走査
する前の記録膜3の記録状態とは無関係であるため、レ
ーザ光の強弱変調によって重ね書き(以下オーバライト
と記す)が可能であるというメリットがある。
【0007】記録膜3の相変化材料としては、GeT
e,Sb2Te3,InSe,InSb,GeSbT
e,InSbTe等が知られている。記録膜3の厚さと
しては、レーザ光照射によって穴が明かないほど厚く、
加熱が容易であるくらい薄いことが必要で、通常5nm
から200nmに設定される。
【0008】誘電体膜2,4は材質は同じであっても良
い。誘電体膜2,4の役割は3つあり、1つめは、レー
ザ光6による記録時に記録膜3は溶解し液状となるが、
この時記録膜材料が蒸発して穴が形成されるのを防いで
いる。2つめは、特に誘電体膜4の役割であるが、弱い
レーザ光による再生時に、反射膜5から反射されてくる
レーザ光と記録膜3で反射されるレーザ光とを光学的に
干渉させて、再生信号をエンハンス(増大)させる効果
がある。3つめは、これも特に誘電体膜4の役割だが、
レーザ光照射による記録時に、記録膜中で発生した熱を
熱伝導率が良い金属反射膜5へできるだけ逃がすことに
よって、記録膜3を急冷し、非晶質のマークを形成し易
くする。(非晶質、いわゆるガラス状態は、材料を融点
以上に加熱し液状化した後、急冷=クゥンチングするこ
とで、液化したランダム構造をそのまま凍結することで
形成される。) 誘電体膜2,4の材料としては、高温で熱的に安定であ
り、かつ、干渉効果を大きくするために、光学的屈折率
が比較的大きな材料、例えば、SiO2 ,ZnS,Al
2 O3 ,SiN,あるいはこれらの混合物(ZnS)
(SiO2 )等が一般的に使われている。誘電体膜2の
厚さとしては、通常、記録膜3の温度上昇によって基板
がダメージを受けないよう、通常、20nmから500
nmに設定される。誘電体膜4の厚さは、記録膜3が溶
解穴明きを防止するくらい厚く、光学的干渉が可能で、
かつ金属反射膜5との距離をできるだけ近づけて記録膜
3を急冷するくらい薄くする必要があり、通常2nmか
ら100nmに設定される。
【0009】反射膜5は、反射光による再生信号のエン
ハンス効果と、熱伝導率が良いことによる急冷=クゥエ
ンチング性により、非晶質化を容易にする役割がある。
金属反射膜5は、一般に反射率が高く、熱伝導率が良
い、AuやAlあるいはAlの腐食を防止するために添
加物を加えたものを用いる。厚さは、急冷効果を発揮す
るくらい厚く、通常100nmから300nmに設定さ
れる。
【0010】以下、図8の(a)(b)、図9を参照に
しながら、従来の不具合点を説明する。この例では、図
7の透明基板1として、3.5インチ径、厚さ0.6m
mのポリカーボネートを用いた。誘電体膜2,4として
は、(ZnS)が20%(SiO2 )を80%の割合で
混合した(ZnS)(SiO2 )混合膜を用い、誘電体
膜2の厚さは160nm、誘電体膜4の厚さは記録膜3
を急冷するために20nmと薄く設定した。
【0011】記録膜3は、相変化記録材料として一般に
良く使われているGe2SbTe5の3元化合物組成を
用い、厚さは20nmに設定した。反射膜5としては、
AlとMoの合金を用い、厚さは150nmに設定し
た。この構成のサンプルディスクを従来例として以後、
(サンプルA)という。
【0012】さて、この(サンプルA)ディスク21を
図2に示すディスクドライブ装置にかけて、オーバライ
ト記録の実験をした。図2でPCディスク21をスピン
ドルモータ22によって3600rpmの回転数まで回
転させた。PCディスク21は、図示しないが渦巻状の
グループ溝が形成されており、光学ヘッド20はこのグ
ループ溝とディスクの面振れに追従して動く様に、フォ
ーカス駆動制御部31、トラック駆動制御部32のそれ
ぞれの回路で制御されている。PCディスク21の表面
にあるピットは、レーザドライバ25によって制御され
たレーザビームで読み出され、光学ヘッド20によって
再生され、この再生されたアナログ信号は、プリアンプ
26によって増幅され、加算器29により再生信号に変
換された後、A/Dコンバータ30によって1、0の2
値信号へ変換され、光ディスク制御回路としてのCPU
34で再生される。
【0013】また、光学ヘッド20は、リニアモータ2
4によりPCディスク21の半径方向へ移動されるよう
になっており、このリニアモータ24はリニアモータ制
御部33によって駆動されている。CPU34により、
レーザドライバ25、フォーカス駆動制御部31、トラ
ック駆動制御部32、リニアモータ制御部33が制御さ
れている。
【0014】なお、光学ヘッド20の中に組み込まれた
半導体レーザの波長は680nmであり、対物レンズの
NA(ニューメリカル・アパーチャ)は0.6である。
一方、記録すべき情報入力信号27は、変調回路26に
よって1,0のデジタル信号へ変換され、レーザドライ
バ25によって光学ヘッド20からのレーザ出力の強弱
に変換される。言い替えれば、非晶質の記録マーク7を
形成したい部分は膜材料の融点を越えるに足る強いレー
ザ光Pwを照射し、既に記録して合ったマーク7を消去
したいときは膜材料の結晶化温度を越えるが融点は越え
ないくらいの中くらいのレーザ光Peを照射する。この
照射するパワーの関係を図8の(a)に示す。ここで、
レーザの出力値Pwは記録パワーであり、出力値Peは
消去パワー、出力値Prは再生パワーである。PCディ
スク21上には、図8の(b)、図9に示すように、結
晶質のバックグラウンド8の中に非晶質のマーク7が形
成される。
【0015】しかし、このようなPCディスク21には
次の様な問題点がある。すなわち、近年光ディスク21
の高密度記録化に伴い、記録マークと記録マークの間が
どんどん狭くなっている。図10の(a)(b)に示す
ように、記録時のレーザパルス{記録用の(記録用のパ
ワーレベルを有した)パルス状の光ビーム}に対する記
録膜3内部の温度上昇をグラフにすると、記録のレーザ
パルスPeの間隔が長い場合は良いが、この間隔が短く
なるにつれて、記録膜の温度は本来下がるべき温度Te
まで落ちきらないで、次の記録温度Twまで上昇してし
まう。このため、図8の(b)に示すようにマークの後
端に尾12を引くような形状となり、この現象は再生時
のアナログ波形のジッタの増加という不具合点を引き起
こした。更には、記録材料が非晶質化し易い材料の場
合、図9に示すように、マーク7とマーク7がくっつい
てしまうという現象にまで至った。
【0016】このような不具合点の改善方法として、図
11の(a)(b)に示すように、記録のレーザパワー
を出力した直後にレーザを1度オフして(以後オフパル
スと記す){このオフパルスは、記録用の(記録用のパ
ワーレベルを有した)パルス状の光ビームである}、消
去のレーザパワー(消去パワーレベル)よりも温度を下
げることによって冷却し、マークの後端が尾を引かない
ようにする提案がなされている。この方法によれば、記
録マーク18の後端19は、熱の蓄積が無いから尾を引
くことはなく、図11の(b)に示すように、記録マー
ク部は半月状に欠け、全体として矢羽形状になることが
知られている。この矢羽形状の記録マーク18は、再生
時に先端部の円形と降誕部の半月に欠けた部分は、同様
の信号形状で再生されるため、ジッタの増加等の問題は
生じない。
【0017】しかしながら、この記録レーザパルスの後
方にオフパルスを付加する記録方法にも以下の不具合点
が生じた。図11の(c)に示すように、オフパルスの
パワーの下がり方が低すぎた場合、記録膜3の温度上昇
をみると、今度は、記録膜3を構成する材料の結晶化温
度Tcよりも低い温度Tbまで下がってしまい、たとえ
ば、図11の(d)に示すように、すでに書かれてある
古い記録マーク40に対して新しい記録マーク41をオ
ーバライトしようとしたとき、古い記録マークの一部分
45は、結晶化温度Tc以下となっているため、オーバ
ライト後の状態では、図11の(e)に示すように、オ
ーバライト後の新しいマーク42以外、古いマーク43
も消えないで残ってしまう。従って、単に記録パルスの
後端にオフパルスを付加するだけでは、古いマークの消
え残りが生じ、このことは特に、線速の速いディスクの
外周では、オフパルスによる温度が下がり易いため顕著
であった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記不具合
点を解消するためになされたもので、相変化光記録媒体
に対して記録時のレーザパワーを発生するための記録レ
ーザパルスにオフパルスを付加するものにおいて、オフ
パルスを付加する条件の詳細を検討することによって、
マーク再生時のジッタを軽減し、かつ、古いマークの消
え残りも無い、改良された、相変化光記録媒体と記録装
置と記録方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の記録方法は、
記録すべきデータに応じてパワーレベルを変調したパル
ス状の光ビームを照射することにより、非晶質と結晶質
との間で可逆的に相変化する相変化光記録媒体に対し、
データの記録および消去を行うものにおいて、上記光ビ
ームのパワーレベルを、データ記録のための記録パワー
レベルに変調し、記録すべきデータに応じた時間幅だけ
上記記録パワーレベルを維持することにより、上記相変
化光記録媒体に照射する記録用のパルス状光ビームを発
生する第1工程、この第1工程により発生された上記記
録用のパルス状光ビームを、上記記録パワーレベルより
も小さい冷却用のパワーレベルに低減して、この冷却用
のパワーレベルを所定の時間幅だけ維持することによ
り、冷却用のパルス状光ビームを発生する第2工程、こ
の第2工程により発生された上記冷却用のパルス状光ビ
ームを、上記冷却用のパワーレベルよりも大きく、かつ
上記記録パワーレベルよりも小さいデータ消去用の消去
パワーレベルに増大することにより、消去用のパルス状
光ビームを発生する第3工程、および上記記録パワーレ
ベルと上記消去パワーレベルとのパワーレベル差と、上
記記録用のパルス状光ビームの上記時間幅との積に対す
る、上記消去パワーレベルと上記冷却用のパワーレベル
とのパワーレベル差と、上記冷却用のパルス状光ビーム
の上記時間幅との積の比率を0.16〜0.36の範囲
に設定することにより、上記第1工程、上記第2工程、
および上記第3工程により発生されるパルス状光ビーム
を制御する第4工程から構成されている。
【0020】この発明の記録装置は、記録すべきデータ
に応じてパワーレベルを変調したパルス状の光ビームを
照射することにより、非晶質と結晶質との間で可逆的に
相変化する相変化光記録媒体に対し、データの記録およ
び消去を行うものにおいて、上記相変化光記録媒体に照
射する上記パルス状の光ビームを発生する照射手段、こ
の照射手段を駆動して、上記パルス状の光ビームのパワ
ーレベルを、データ記録のための記録パワーレベルに変
調し、記録すべきデータに応じた時間幅だけ上記記録パ
ワーレベルを維持し、次に上記記録パワーレベルよりも
小さい冷却用のパワーレベルに低減して、この冷却用の
パワーレベルを所定の時間幅だけ維持し、次に上記冷却
用のパワーレベルよりも大きく、かつ上記記録パワーレ
ベルよりも小さいデータ消去用の消去パワーレベルに増
大させる駆動手段、および上記記録パワーレベルと上記
消去パワーレベルとのパワーレベル差と、上記記録用の
パルス状光ビームの上記時間幅との積に対する、上記消
去パワーレベルと上記冷却用のパワーレベルとのパワー
レベル差と、上記冷却用のパルス状光ビームの上記時間
幅との積の比率を0.16〜0.36の範囲に設定する
ことにより、上記駆動手段により駆動される上記照射手
段からの上記パルス状の光ビームを制御する制御手段か
ら構成されている。
【0021】この発明の相変化光記録媒体は、記録すべ
きデータに応じてパワーレベルを変調したパルス状の光
ビームを照射することにより、非晶質と結晶質との間で
可逆的に相変化してデータ記録および消去が行われるも
のにおいて、上記パワーレベルが、データ記録のための
記録パワーレベルに変調され、記録すべきデータに応じ
た時間幅だけ上記記録パワーレベルを維持された後、次
に上記記録パワーレベルよりも小さい冷却用のパワーレ
ベルに低減されて、この冷却用のパワーレベルを所定の
時間幅だけ維持され、かつ次に上記冷却用のパワーレベ
ルよりも大きく、かつ上記記録パワーレベルよりも小さ
いデータ消去用の消去パワーレベルに増大されるパルス
状の光ビームで、かつ上記記録パワーレベルと上記消去
パワーレベルとのパワーレベル差と、上記記録用のパル
ス状光ビームの上記時間幅との積に対する、上記消去パ
ワーレベルと上記冷却用のパワーレベルとのパワーレベ
ル差と、上記冷却用のパルス状光ビームの上記時間幅と
の積の比率を0.16〜0.36の範囲にある上記パル
ス状の光ビームが照射されることにより、データが記録
される記録層を有するものである。
【0022】この発明の記録方法は、記録すべきデータ
に応じてパワーレベルを変調したパルス状の光ビームを
照射することにより、非晶質と結晶質との間で可逆的に
相変化する相変化光記録媒体に対し、データの記録およ
び消去を行うものにおいて、上記光ビームのパワーレベ
ルを、データ記録のための記録パワーレベルに変調し、
記録すべきデータに応じた時間幅だけ上記記録パワーレ
ベルを維持することにより、上記相変化光記録媒体を非
晶質状態に相変化する記録用のパルス状光ビームを発生
する第1工程、この第1工程により発生された上記記録
用のパルス状光ビームを、上記記録パワーレベルよりも
小さい冷却用のパワーレベルに低減して、この冷却用の
パワーレベルを所定の時間幅だけ維持することにより、
上記相変化光記録媒体を冷却するための冷却用のパルス
状光ビームを発生する第2工程、この第2工程により発
生された上記冷却用のパルス状光ビームを、上記冷却用
のパワーレベルよりも大きく、かつ上記記録パワーレベ
ルよりも小さいデータ消去用の消去パワーレベルに増大
することにより、上記相変化光記録媒体を非晶質状態か
ら結晶質状態に相変化する消去用のパルス状光ビームを
発生する第3工程、および上記記録パワーレベルと上記
消去パワーレベルとのパワーレベル差と、上記記録用の
パルス状光ビームの上記時間幅との積に対する、上記消
去パワーレベルと上記冷却用のパワーレベルとのパワー
レベル差と、上記冷却用のパルス状光ビームの上記時間
幅との積の比率を0.16〜0.36の範囲に設定する
ことにより、上記第1工程、上記第2工程、および上記
第3工程により発生されるパルス状光ビームを制御する
第4工程から構成されている。
【0023】この発明の相変化光記録媒体は、記録すべ
きデータに応じてパワーレベルを変調したパルス状の光
ビームを照射することにより、非晶質と結晶質との間で
可逆的に相変化してデータ記録および消去が行われるも
のにおいて、上記パワーレベルが、データ記録のための
記録パワーレベルに変調され、記録すべきデータに応じ
た時間幅だけ上記記録パワーレベルを維持された後、次
に上記記録パワーレベルよりも小さい冷却用のパワーレ
ベルに低減されて、この冷却用のパワーレベルを所定の
時間幅だけ維持され、かつ次に上記冷却用のパワーレベ
ルよりも大きく、かつ上記記録パワーレベルよりも小さ
いデータ消去用の消去パワーレベルに増大されるパルス
状の光ビームで、かつ上記記録パワーレベルと上記消去
パワーレベルとのパワーレベル差と、上記記録用のパル
ス状光ビームの上記時間幅との積に対する、上記消去パ
ワーレベルと上記冷却用のパワーレベルとのパワーレベ
ル差と、上記冷却用のパルス状光ビームの上記時間幅と
の積の比率を0.16〜0.36の範囲にある上記パル
ス状の光ビームが照射されることにより、非晶質状態に
相変化されてデータが記録され、かつ非晶質状態から結
晶質状態に相変化されてデータが消去される記録層を有
するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。 (実施例の1)図2の光ディスク評価用の光ディスクド
ライブ装置を用いて、ジッタの評価及び、古いマーク消
去率の評価を行う。ディスクサンプルとして、前述のサ
ンプルAを用いて、サンプルディスク21をスピンドル
モータ22で3600rpmまで回転させて、次に光学
ヘッド20により、マークの物理的な間隔が最密パター
ンの時0.97μmになるように書き込みの周波数を設
定し、(2,7)変調のピット位置記録を行う。光学ヘ
ッド20は、波長680nmの半導体レーザとNA0.
6の対物レンズを搭載していることは既に説明したとお
りである。
【0025】このレーザによる記録時の光ディスク21
膜面でのパワーの値は、図1に示すように、記録のピー
クパワーPwは13mW、消去のバイアスパワーPeは
6mW、再生のパワーPrは1mWで固定してある。ま
た、各記録パルス{記録用の(記録用のパワーレベルを
有した)パルス状の光ビーム}のパルス幅(記録用のパ
ルス状の光ビームの時間幅)Dwは25nsで固定して
ある。実験条件として消去パワーPeを基準としたとき
の、オフパルス{冷却用の(冷却用のパワーレベルを有
した)パルス状の光ビーム}の深さ(消去パワーレベル
と冷却用のパワーレベルとの差)Poとオフパルスのパ
ルス幅(冷却用のパルス状の光ビームの時間幅)Doを
可変としている。
【0026】実験としては、まず、最密パターンの記録
マークを記録し、本来あるべき位置に対するジッタを測
定している。このジッタの基準は、ドライブ装置の設計
思想にもよるが、今回は3nsecより小さい値の時、
前述のマークの後端に尾引きが無いものと判断する。結
果を図3に示す。オフパルスの下げ量Poが小さく、パ
ルス幅が小さい方が、ジッタ量が大きいことがわかる。
3nsecで切ると、オフパルスの深さ(消去パワーレ
ベルと冷却用のパワーレベルとの差)と幅を掛けた量が
30(mW・nsec)以下であれば、ジッタに対して
効果的に作用していることが判明する。
【0027】次に、この最密記録マーク(3Tパター
ン)の上に最疎(8Tパターン)をオーバライトした時
の3Tパターンの消去率(C/Nがどれだけ減少する
か)を測定する。消去率の基準としては、通常25dB
より大きい値とする。図4にこの結果を示す。消去率は
オフパルスの深さと幅が大きくなるにつれて、小さくな
ることが分かる。消去率が25dBより大きくなるの
は、オフパルスの深さと幅を掛けた値が60(mW・n
sec)以下であることが判明する。
【0028】従って、図3と図4の結果から、オフパル
スの目安となるパルスの深さ(消去パワーレベルと冷却
用のパワーレベルとの差)Poとパルス幅(冷却用のパ
ルス状の光ビームの時間幅)Doの積(あるいは積分
量:図1の斜線部B)は、30(mW・nsec)以
上、60(mW・nsec)以下が適量であることが判
明した。また、(実施例の1)の固定条件は、記録のピ
ークパワーPw13mW、消去パワーPe6mW、記録
のパルス幅Dw25nsesである。従って、消去パワ
ーよりも上にある記録パワーの出っ張り部分{記録のピ
ークパワーPwから消去パワーPeを引いた差(記録パ
ワーレベルと消去パワーレベルの差)と記録のパルス幅
Dwの積:図1の斜線部A}は、(13−6)×25=
175(mW・nsec)となる。前述のオフパルスの
目安となる積分量は、この図1の斜線部AとBの比率と
しては、30/175(17%)から60/175(3
5%)が適性となっている。
【0029】また、オフパルスが小さい時のレーザ出射
パルスの測定例を図5に示す。この場合、記録のパワー
Pw13mW、消去パワーPe6mW、オフパルスの深
さPo3mW、オフパルスの幅Do15nsecの際の
出射パワー測定波形となっている。
【0030】また、オフパルスが大きい時のレーザ出射
パルスの測定例を図6に示す。この場合、記録のパワー
Pw13mW、消去パワーPe5mW、オフパルスの深
さPo5mW、オフパルスの幅Do30nsecの際の
出射パワー測定波形となっている。 (実施例の2)同様に、図2に示す評価ドライブを用い
て、記録パワーPw=11mW、記録パルス幅35ns
ec,消去パワー5mW固定で、オフパルスの効果を確
認する。この時古いマークの消去率(25dB以上)と
最密パターン再生時のジッタ(3nsec以下)を共に
満たすオフパルスの積分量は、35(mW・nsec)
以上、75(mW/nsec)以下が適量である。この
値は、図1の斜線部A=(11−5)×35と斜線部B
の比率に換算すると16.6%から35.7%となる。 (実施例の3)更に、記録パワー15mW、記録パルス
幅20nsec、消去パワー7nW固定で同様の実験を
行ったところ、図1の斜線部AとBの比率が、18%か
ら33%の時、古いマークの消去率と最密パターンのジ
ッタが良好な値となることが判明する。
【0031】従って、一連の実施例のデータから、記録
パワーの消去パワーにより上の部分と記録パルス幅との
積(積分量)とオフパルスの目安量パルスの深さとパル
ス幅の積(積分量)の比率は、概ね16%から36%に
設定すれば、一般的に良好な消去/再生特性が得られ
る。
【0032】上記したように、相変化型光ディスクに対
して、記録パルス(記録用のパワーレベルを有したパル
ス状の光ビーム)の後方にオフパルス(冷却用のパワー
レベルを有したパルス状の光ビーム)を付加してオーバ
ライトを行うものにおいて、オフパルスの目安量を適正
化することで、線速が速く、かつマークの距離が詰まっ
た高密度記録時であっても、良好な消去、再生特性とす
ることができる。
【0033】すなわち、相変化形光ディスクの記録装置
において、記録パルスの後端にオフパルスを付加して、
最密記録マークの尾引きは防止し、しかも消去パワーを
基準とした記録のレーザパワーとパルス幅の積(積分
値)に対して、消去パワーを基準としたオフパルスのレ
ーザパワーの大きさとパルス幅の積(積分値)の比率を
0.16%から0.36%に限定することにより、古い
マークの消え残りを防止するようにしたものである。こ
れにより、最密記録マークの尾引き防止とオーバライト
後の古いマークの消え残りを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、相変化光記録媒体に対して記録時のレーザパワーを
発生するための記録レーザパルスにオフパルスを付加す
るものにおいて、オフパルスを付加する条件の詳細を検
討することによって、マーク再生時のジッタを軽減し、
かつ、古いマークの消え残りも無い、改良された、相変
化光記録媒体と記録装置と記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクドライブ装置を用いて、記録マーク
のジッタと消去率の測定を行った時のレーザパルスの波
形説明図。
【図2】光ディスク評価用の光ディスクドライブ装置の
概略構成を示すブロック図。
【図3】オフパルス条件を変えて、最密パターン記録後
の再生信号のジッタの量を示す図。
【図4】オフパルス条件を変えて、最密パターン(古い
マーク)の上に最疎パターン新しいマーク)をオーバラ
イトした時の、古いマークの消去率を示す図。
【図5】オフパルスが小さい時のレーザ出射パルスの測
定例。
【図6】オフパルスが大きい時のレーザ出射パルスの測
定例。
【図7】相変化形光ディスクの膜構成を示す断面図。
【図8】相変化形光ディスクにオーバライトを行った
時、記録マークの間隔が狭くなることで、マークの後端
の熱蓄積によって、非晶質のマークが尾を引いてしまう
ことを説明するための図。
【図9】記録マークの間隔が詰まってくることにより非
晶質マークがつながってしまった例を示す図。
【図10】記録パルスの間隔が詰まってくることにより
記録膜の温度が下がりきる前に次の上昇が始まってしま
うことを説明するための図。
【図11】オーバライト時に記録パルスの後端にオフパ
ルスをつけ加えることにより、非晶質のマークの後端が
尾を引かなくなり、マークの後端が半月状に欠けて、マ
ークが全体として矢羽形状になることを説明するための
図、オフパルス付加時の記録膜の温度上昇を説明するた
めの図、古いマークの上に新しいマークをオーバライト
したとき、オフパルスが大きすぎることで古いマークの
一部が消去温度(結晶化温度)に達しないで、消え残っ
てしまうことを説明するための図。
【符号の説明】
20…光学ヘッド 21…光ディスク(PCディスク) 25…レーザドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべきデータに応じてパワーレベル
    を変調したパルス状の光ビームを照射することにより、
    非晶質と結晶質との間で可逆的に相変化する相変化光記
    録媒体に対し、データの記録および消去を行う記録方法
    において、 上記光ビームのパワーレベルを、データ記録のための記
    録パワーレベルに変調し、記録すべきデータに応じた時
    間幅だけ上記記録パワーレベルを維持することにより、
    上記相変化光記録媒体に照射する記録用のパルス状光ビ
    ームを発生する第1工程と、 この第1工程により発生された上記記録用のパルス状光
    ビームを、上記記録パワーレベルよりも小さい冷却用の
    パワーレベルに低減して、この冷却用のパワーレベルを
    所定の時間幅だけ維持することにより、冷却用のパルス
    状光ビームを発生する第2工程と、 この第2工程により発生された上記冷却用のパルス状光
    ビームを、上記冷却用のパワーレベルよりも大きく、か
    つ上記記録パワーレベルよりも小さいデータ消去用の消
    去パワーレベルに増大することにより、消去用のパルス
    状光ビームを発生する第3工程と、 上記記録パワーレベルと上記消去パワーレベルとのパワ
    ーレベル差と、上記記録用のパルス状光ビームの上記時
    間幅との積に対する、上記消去パワーレベルと上記冷却
    用のパワーレベルとのパワーレベル差と、上記冷却用の
    パルス状光ビームの上記時間幅との積の比率を0.16
    〜0.36の範囲に設定することにより、上記第1工
    程、上記第2工程、および上記第3工程により発生され
    るパルス状光ビームを制御する第4工程と、 を具備したことを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】 記録すべきデータに応じてパワーレベル
    を変調したパルス状の光ビームを照射することにより、
    非晶質と結晶質との間で可逆的に相変化する相変化光記
    録媒体に対し、データの記録および消去を行う記録装置
    において、 上記相変化光記録媒体に照射する上記パルス状の光ビー
    ムを発生する照射手段と、 この照射手段を駆動して、上記パルス状の光ビームのパ
    ワーレベルを、データ記録のための記録パワーレベルに
    変調し、記録すべきデータに応じた時間幅だけ上記記録
    パワーレベルを維持し、次に上記記録パワーレベルより
    も小さい冷却用のパワーレベルに低減して、この冷却用
    のパワーレベルを所定の時間幅だけ維持し、次に上記冷
    却用のパワーレベルよりも大きく、かつ上記記録パワー
    レベルよりも小さいデータ消去用の消去パワーレベルに
    増大させる駆動手段と、 上記記録パワーレベルと上記消去パワーレベルとのパワ
    ーレベル差と、上記記録用のパルス状光ビームの上記時
    間幅との積に対する、上記消去パワーレベルと上記冷却
    用のパワーレベルとのパワーレベル差と、上記冷却用の
    パルス状光ビームの上記時間幅との積の比率を0.16
    〜0.36の範囲に設定することにより、上記駆動手段
    により駆動される上記照射手段からの上記パルス状の光
    ビームを制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 記録すべきデータに応じてパワーレベル
    を変調したパルス状の光ビームを照射することにより、
    非晶質と結晶質との間で可逆的に相変化してデータ記録
    および消去が行われる相変化光記録媒体において、 上記パワーレベルが、データ記録のための記録パワーレ
    ベルに変調され、記録すべきデータに応じた時間幅だけ
    上記記録パワーレベルを維持された後、次に上記記録パ
    ワーレベルよりも小さい冷却用のパワーレベルに低減さ
    れて、この冷却用のパワーレベルを所定の時間幅だけ維
    持され、かつ次に上記冷却用のパワーレベルよりも大き
    く、かつ上記記録パワーレベルよりも小さいデータ消去
    用の消去パワーレベルに増大されるパルス状の光ビーム
    で、かつ上記記録パワーレベルと上記消去パワーレベル
    とのパワーレベル差と、上記記録用のパルス状光ビーム
    の上記時間幅との積に対する、上記消去パワーレベルと
    上記冷却用のパワーレベルとのパワーレベル差と、上記
    冷却用のパルス状光ビームの上記時間幅との積の比率を
    0.16〜0.36の範囲にある上記パルス状の光ビー
    ムが照射されることにより、データが記録される記録層
    を有することを特徴とする相変化光記録媒体。
  4. 【請求項4】 記録すべきデータに応じてパワーレベル
    を変調したパルス状の光ビームを照射することにより、
    非晶質と結晶質との間で可逆的に相変化する相変化光記
    録媒体に対し、データの記録および消去を行う記録方法
    において、 上記光ビームのパワーレベルを、データ記録のための記
    録パワーレベルに変調し、記録すべきデータに応じた時
    間幅だけ上記記録パワーレベルを維持することにより、
    上記相変化光記録媒体を非晶質状態に相変化する記録用
    のパルス状光ビームを発生する第1工程と、 この第1工程により発生された上記記録用のパルス状光
    ビームを、上記記録パワーレベルよりも小さい冷却用の
    パワーレベルに低減して、この冷却用のパワーレベルを
    所定の時間幅だけ維持することにより、上記相変化光記
    録媒体を冷却するための冷却用のパルス状光ビームを発
    生する第2工程と、 この第2工程により発生された上記冷却用のパルス状光
    ビームを、上記冷却用のパワーレベルよりも大きく、か
    つ上記記録パワーレベルよりも小さいデータ消去用の消
    去パワーレベルに増大することにより、上記相変化光記
    録媒体を非晶質状態から結晶質状態に相変化する消去用
    のパルス状光ビームを発生する第3工程と、 上記記録パワーレベルと上記消去パワーレベルとのパワ
    ーレベル差と、上記記録用のパルス状光ビームの上記時
    間幅との積に対する、上記消去パワーレベルと上記冷却
    用のパワーレベルとのパワーレベル差と、上記冷却用の
    パルス状光ビームの上記時間幅との積の比率を0.16
    〜0.36の範囲に設定することにより、上記第1工
    程、上記第2工程、および上記第3工程により発生され
    るパルス状光ビームを制御する第4工程と、 を具備したことを特徴とする記録方法。
  5. 【請求項5】 記録すべきデータに応じてパワーレベル
    を変調したパルス状の光ビームを照射することにより、
    非晶質と結晶質との間で可逆的に相変化してデータ記録
    および消去が行われる相変化光記録媒体において、 上記パワーレベルが、データ記録のための記録パワーレ
    ベルに変調され、記録すべきデータに応じた時間幅だけ
    上記記録パワーレベルを維持された後、次に上記記録パ
    ワーレベルよりも小さい冷却用のパワーレベルに低減さ
    れて、この冷却用のパワーレベルを所定の時間幅だけ維
    持され、かつ次に上記冷却用のパワーレベルよりも大き
    く、かつ上記記録パワーレベルよりも小さいデータ消去
    用の消去パワーレベルに増大されるパルス状の光ビーム
    で、かつ上記記録パワーレベルと上記消去パワーレベル
    とのパワーレベル差と、上記記録用のパルス状光ビーム
    の上記時間幅との積に対する、上記消去パワーレベルと
    上記冷却用のパワーレベルとのパワーレベル差と、上記
    冷却用のパルス状光ビームの上記時間幅との積の比率を
    0.16〜0.36の範囲にある上記パルス状の光ビー
    ムが照射されることにより、非晶質状態に相変化されて
    データが記録され、かつ非晶質状態から結晶質状態に相
    変化されてデータが消去される記録層を有することを特
    徴とする相変化光記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8045437B2 (en) 2002-06-18 2011-10-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and device for recording marks representing data in an information layer of an optical record carrier

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