JPH0991081A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPH0991081A JPH0991081A JP26805995A JP26805995A JPH0991081A JP H0991081 A JPH0991081 A JP H0991081A JP 26805995 A JP26805995 A JP 26805995A JP 26805995 A JP26805995 A JP 26805995A JP H0991081 A JPH0991081 A JP H0991081A
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- coordinate
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 座標値情報を少ない情報量で、しかも有効な
座標値情報として出力する。 【解決手段】 検出した座標値に対して特定の計算処理
を行って出力する。例えば、座標値出力判定手段は、角
度演算手段において座標値列が構成する角度の変化が所
定値αより大きい場合には、座標値検出手段により検出
した座標値を出力することを決定し、前記角度の変化が
所定値αより小さい場合には、前記座標値点数計数手段
において計数された値が所定値Xより大きいときに限
り、座標値検出手段により検出した座標値を出力するこ
とを決定する。
座標値情報として出力する。 【解決手段】 検出した座標値に対して特定の計算処理
を行って出力する。例えば、座標値出力判定手段は、角
度演算手段において座標値列が構成する角度の変化が所
定値αより大きい場合には、座標値検出手段により検出
した座標値を出力することを決定し、前記角度の変化が
所定値αより小さい場合には、前記座標値点数計数手段
において計数された値が所定値Xより大きいときに限
り、座標値検出手段により検出した座標値を出力するこ
とを決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標出力装置に関
し、特に、ホスト側装置に対して座標値情報を伝達し、
ホスト側装置において各種の処理を行なわせることが可
能な座標入力装置に関する。
し、特に、ホスト側装置に対して座標値情報を伝達し、
ホスト側装置において各種の処理を行なわせることが可
能な座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、座標入力装置とホスト側装置との
間の情報のやり取りは、座標入力装置からホスト側装置
へは、予め定められた一定サンプリングレート毎に、座
標入力装置が得た座標値情報を中心とした各種情報を伝
達しており、ホスト側装置においては前記座標値情報に
基づいて各種演算処理を行なうことにより、前記座標値
情報を利用して、曲線補間、情報伝達、拡大/縮小表
示、情報記憶処理、図形/文字認識処理などの各種の処
理を行なう構成になっていた。
間の情報のやり取りは、座標入力装置からホスト側装置
へは、予め定められた一定サンプリングレート毎に、座
標入力装置が得た座標値情報を中心とした各種情報を伝
達しており、ホスト側装置においては前記座標値情報に
基づいて各種演算処理を行なうことにより、前記座標値
情報を利用して、曲線補間、情報伝達、拡大/縮小表
示、情報記憶処理、図形/文字認識処理などの各種の処
理を行なう構成になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、座標入力装置からホスト側装置
へ送られる座標値情報は、予め定められた一定サンプリ
ングレート毎、例えば、1秒間に100点の割合で連続
して送られる座標入力装置上に指示された座標値情報で
あるため、これらの情報を処理する各種の目的によって
は、量あるいは質において、必ずしも適切な情報とはい
えない場合が存在した。
ような従来の構成では、座標入力装置からホスト側装置
へ送られる座標値情報は、予め定められた一定サンプリ
ングレート毎、例えば、1秒間に100点の割合で連続
して送られる座標入力装置上に指示された座標値情報で
あるため、これらの情報を処理する各種の目的によって
は、量あるいは質において、必ずしも適切な情報とはい
えない場合が存在した。
【0004】例えば、前述のような構成の座標入力装置
において、ペン装置等を用いて手書き軌跡情報の入力を
行なうことは、頻繁に行なわれる操作であるが、この座
標入力装置から送出される座標値列情報を利用して、表
示画素の細かい大型の表示画面に対して拡大表示を行お
うとする際には、ユーザーがペン装置等で図10に示す
ようにきれいな曲線で“あ”と筆記したとしても、通常
の拡大処理では、図11に示すように前記表示画面に
は、もとの筆記された曲線とは異なる折れ線からなる筆
記軌跡が表示されることになる。
において、ペン装置等を用いて手書き軌跡情報の入力を
行なうことは、頻繁に行なわれる操作であるが、この座
標入力装置から送出される座標値列情報を利用して、表
示画素の細かい大型の表示画面に対して拡大表示を行お
うとする際には、ユーザーがペン装置等で図10に示す
ようにきれいな曲線で“あ”と筆記したとしても、通常
の拡大処理では、図11に示すように前記表示画面に
は、もとの筆記された曲線とは異なる折れ線からなる筆
記軌跡が表示されることになる。
【0005】また、この不具合を克服するべくホスト側
装置において、前記座標値列情報に基づいて曲線補間処
理などを実施した場合においては、表示装置における見
かけ上の再現性は実現出来るものの、当該曲線補間処理
における演算時間が増大し、筆記から表示にいたるまで
のリアルタイム性が損なわれるという新たな問題が発生
する。
装置において、前記座標値列情報に基づいて曲線補間処
理などを実施した場合においては、表示装置における見
かけ上の再現性は実現出来るものの、当該曲線補間処理
における演算時間が増大し、筆記から表示にいたるまで
のリアルタイム性が損なわれるという新たな問題が発生
する。
【0006】また、座標入力装置から送出される座標値
列情報を記録あるいは通信する場合、最終的な記録や、
通信プロトコルによっては何等かの圧縮手段の併用もあ
り得るが、ホスト側装置において、取りこぼさずに座標
入力装置からの情報を一時的に前記座標値情報の全てを
記憶する必要があり、記憶する情報量は、筆記時間が長
いものに関しては莫大な量となってしまうという問題が
ある。また、ホスト側装置からさらに外部装置に情報の
転送を行なう際にも同様の問題がある。
列情報を記録あるいは通信する場合、最終的な記録や、
通信プロトコルによっては何等かの圧縮手段の併用もあ
り得るが、ホスト側装置において、取りこぼさずに座標
入力装置からの情報を一時的に前記座標値情報の全てを
記憶する必要があり、記憶する情報量は、筆記時間が長
いものに関しては莫大な量となってしまうという問題が
ある。また、ホスト側装置からさらに外部装置に情報の
転送を行なう際にも同様の問題がある。
【0007】さらに、前記と同様な座標値列情報を利用
して文字や図形等の認識を行なう場合には、ストローク
マッチング方式や、始点終点マッチング方式など、初期
段階に高速な処理が要求される認識処理を行う際は、前
記座標値情報は必要以上の過多情報となり、大きさを正
規化する処理や予め座標値情報を間引きする処理が必要
となる一方、類似文字の識別など、より詳細な認識を行
う最終的な認識処理においては、前記座標値情報は過小
な情報となる。このように、一つの処理を行なう際にも
個々の処理に対しては、座標値情報が過小なものであっ
たり過多なものであったりするという問題があった。
して文字や図形等の認識を行なう場合には、ストローク
マッチング方式や、始点終点マッチング方式など、初期
段階に高速な処理が要求される認識処理を行う際は、前
記座標値情報は必要以上の過多情報となり、大きさを正
規化する処理や予め座標値情報を間引きする処理が必要
となる一方、類似文字の識別など、より詳細な認識を行
う最終的な認識処理においては、前記座標値情報は過小
な情報となる。このように、一つの処理を行なう際にも
個々の処理に対しては、座標値情報が過小なものであっ
たり過多なものであったりするという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたもので、座標入力装置からホスト側装置
へ送られる座標値情報を少ない情報量で、しかも有効な
座標値情報として出力することが可能な座標入力装置を
提供することを目的とするものである。
ためになされたもので、座標入力装置からホスト側装置
へ送られる座標値情報を少ない情報量で、しかも有効な
座標値情報として出力することが可能な座標入力装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の座標入力装置は、連続した座標値を検出す
る座標値検出手段と、この検出手段により検出した座標
値を計算処理する計算処理手段と、この計算処理手段に
より得られた座標値情報に基づいて前記検出した座標値
を出力するか否かを判定する座標値出力判定手段と、こ
の座標値出力判定手段の判定結果に基づいて座標値を出
力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
め、本発明の座標入力装置は、連続した座標値を検出す
る座標値検出手段と、この検出手段により検出した座標
値を計算処理する計算処理手段と、この計算処理手段に
より得られた座標値情報に基づいて前記検出した座標値
を出力するか否かを判定する座標値出力判定手段と、こ
の座標値出力判定手段の判定結果に基づいて座標値を出
力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】好ましくは、前記計算処理手段は、検出し
た座標値列が成す角度を演算する角度演算手段と、検出
した座標値の数を計数する座標値点数計数手段とを備え
ることを特徴とする。
た座標値列が成す角度を演算する角度演算手段と、検出
した座標値の数を計数する座標値点数計数手段とを備え
ることを特徴とする。
【0011】さらに好ましくは、前記座標値判定手段
は、角度演算手段により演算された座標値列が成す角度
の変化が第1の所定値より大きい場合には、前記座標値
検出手段により検出した座標値を出力することを決定
し、前記角度の変化が前記第1の所定値より小さい場合
には、前記座標値点数計数手段において計数された値が
第2の所定値より大きいときに、前記座標値検出手段に
より検出した座標値を出力することを決定する出力決定
手段を有することを特徴とする。
は、角度演算手段により演算された座標値列が成す角度
の変化が第1の所定値より大きい場合には、前記座標値
検出手段により検出した座標値を出力することを決定
し、前記角度の変化が前記第1の所定値より小さい場合
には、前記座標値点数計数手段において計数された値が
第2の所定値より大きいときに、前記座標値検出手段に
より検出した座標値を出力することを決定する出力決定
手段を有することを特徴とする。
【0012】また、好ましくは、前記座標値検出手段に
よるサンプリング時間より短いサンプリング時間でサン
プリングが可能なオーバーサンプリング手段と、前記座
標値検出手段により得られた座標値と前記オーバーサン
プリング手段により得られた微小時間後の座標値との間
の微小時間における距離差分データを出力する距離差分
出力手段とを備えたことを特徴とする。
よるサンプリング時間より短いサンプリング時間でサン
プリングが可能なオーバーサンプリング手段と、前記座
標値検出手段により得られた座標値と前記オーバーサン
プリング手段により得られた微小時間後の座標値との間
の微小時間における距離差分データを出力する距離差分
出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】さらに好ましくは、前記座標値判定手段
は、前記座標値検出手段によるサンプリング時間より短
いサンプリング時間でサンプリングが可能なオーバーサ
ンプリング手段と、前記座標値検出手段により得られた
座標値と前記オーバーサンプリング手段により得られた
微小時間後の座標値との間の微小時間における距離差分
データのベクトル差の大きさが所定値より大きい場合に
検出した座標値を出力することを決定する出力決定手段
を有することを特徴とする。
は、前記座標値検出手段によるサンプリング時間より短
いサンプリング時間でサンプリングが可能なオーバーサ
ンプリング手段と、前記座標値検出手段により得られた
座標値と前記オーバーサンプリング手段により得られた
微小時間後の座標値との間の微小時間における距離差分
データのベクトル差の大きさが所定値より大きい場合に
検出した座標値を出力することを決定する出力決定手段
を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0015】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。
の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。
【0016】図1は本実施の形態にかかる座標入力装置
とホスト装置の概略構成を示すブロック図、図2は同実
施の形態の動作を示すフローチャート、図3は同実施の
形態の座標入力装置から送出される出力情報を説明する
ための座標値列を示す図である。
とホスト装置の概略構成を示すブロック図、図2は同実
施の形態の動作を示すフローチャート、図3は同実施の
形態の座標入力装置から送出される出力情報を説明する
ための座標値列を示す図である。
【0017】図1において、101は座標入力装置であ
り、この座標入力装置101には座標値検出手段102
及びこの座標値検出手段102で検出された座標値を出
力するかどうかを判定する座標値判定手段103が設け
られ、座標値検出手段102は座標値判定手段103の
入力側に接続されている。尚、座標値検出手段102は
公知の手段で構成される。この座標値判定手段103の
入力側には、更に、入力され検出された相隣接する2つ
の座標値の成す角度を演算し記憶すると共に、該記憶さ
れた角度値と、新たに検出された座標値によって示され
る角度値とを比較演算する角度演算手段104、検出さ
れた座標値の数をカウントする点数計数手段105が接
続されている。これら角度演算手段104と点数計数手
段105とにより座標値検出手段で検出した座標値を計
算処理する計算処理手段が構成される。座標値判定手段
103の出力側には出力通信手段106が接続され、出
力通信手段106は、前者において出力すると判定され
た座標値情報をホスト装置に出力する。
り、この座標入力装置101には座標値検出手段102
及びこの座標値検出手段102で検出された座標値を出
力するかどうかを判定する座標値判定手段103が設け
られ、座標値検出手段102は座標値判定手段103の
入力側に接続されている。尚、座標値検出手段102は
公知の手段で構成される。この座標値判定手段103の
入力側には、更に、入力され検出された相隣接する2つ
の座標値の成す角度を演算し記憶すると共に、該記憶さ
れた角度値と、新たに検出された座標値によって示され
る角度値とを比較演算する角度演算手段104、検出さ
れた座標値の数をカウントする点数計数手段105が接
続されている。これら角度演算手段104と点数計数手
段105とにより座標値検出手段で検出した座標値を計
算処理する計算処理手段が構成される。座標値判定手段
103の出力側には出力通信手段106が接続され、出
力通信手段106は、前者において出力すると判定され
た座標値情報をホスト装置に出力する。
【0018】また、107はホスト装置であり、座標入
力装置101から送られた座標値情報を利用して各種の
処理を行なうものである。ホスト装置107には、ホス
ト装置107の必要に応じて座標入力装置101から送
られた座標値情報の曲線の補間を行なう曲線補間手段1
08が設けられている。
力装置101から送られた座標値情報を利用して各種の
処理を行なうものである。ホスト装置107には、ホス
ト装置107の必要に応じて座標入力装置101から送
られた座標値情報の曲線の補間を行なう曲線補間手段1
08が設けられている。
【0019】次に、第1の実施の形態の動作を図2のフ
ローチャート及び図3の座標値列の例を参照して説明す
る。
ローチャート及び図3の座標値列の例を参照して説明す
る。
【0020】図3に示す座標値列は、座標入力装置にペ
ン装置で手書き入力された筆記軌跡の座標値から成る。
ここで、301、302、303、および304で代表
される小さい点の列は、図3全体に示されたひらがな文
字“あ”の第1筆目の横棒が座標入力装置101に手書
き入力された際に座標入力装置101内で座標値検出手
段103により検出された座標値列である。
ン装置で手書き入力された筆記軌跡の座標値から成る。
ここで、301、302、303、および304で代表
される小さい点の列は、図3全体に示されたひらがな文
字“あ”の第1筆目の横棒が座標入力装置101に手書
き入力された際に座標入力装置101内で座標値検出手
段103により検出された座標値列である。
【0021】また、305、306、307で示す○印
内の点は、座標入力装置101がホスト装置107に対
して出力する座標値を示すものであり、ここでは説明
上、一定の半径を有する○印で示している。上記はひら
がな文字“あ”の第1筆目について説明したが、第2筆
目及び第3筆目についても同様であるのでここでは詳細
な説明を省略する。
内の点は、座標入力装置101がホスト装置107に対
して出力する座標値を示すものであり、ここでは説明
上、一定の半径を有する○印で示している。上記はひら
がな文字“あ”の第1筆目について説明したが、第2筆
目及び第3筆目についても同様であるのでここでは詳細
な説明を省略する。
【0022】まず、図3において、ペン装置で点301
に始まる一連のストローク軌跡の座標入力装置101へ
の入力が開始されると、図2におけるステップS201
で本座標入力装置の処理動作が開始され、ステップS2
02では、ストローク軌跡の最初の点301の座標値が
座標値検出手段102に取り込まれ、この座標値はステ
ップS203において出力通信手段106から送出さ
れ、ホスト装置107へ送られる。
に始まる一連のストローク軌跡の座標入力装置101へ
の入力が開始されると、図2におけるステップS201
で本座標入力装置の処理動作が開始され、ステップS2
02では、ストローク軌跡の最初の点301の座標値が
座標値検出手段102に取り込まれ、この座標値はステ
ップS203において出力通信手段106から送出さ
れ、ホスト装置107へ送られる。
【0023】次にステップS204では、座標値計数手
段105の計数カウンタがリセットされ、ここでは便宜
上、最初の座標値の計数判定が行なわれるまでに取り込
まれる座標値の数「2」が初期値としてセットされる。
ステップS205においては、ストローク軌跡の最初の
点301の次の点が座標値検出手段102に取り込まれ
る。ステップS206においては、ステップS205で
座標値検出手段102により取り込まれた点がストロー
ク軌跡の最終点であるか否かが判定され、最終点であれ
ば、ステップS220に移行し、取り込まれた座標値を
出力通信手段106からホスト装置107へ送出してス
テップS221へ進み本処理動作を終了する。
段105の計数カウンタがリセットされ、ここでは便宜
上、最初の座標値の計数判定が行なわれるまでに取り込
まれる座標値の数「2」が初期値としてセットされる。
ステップS205においては、ストローク軌跡の最初の
点301の次の点が座標値検出手段102に取り込まれ
る。ステップS206においては、ステップS205で
座標値検出手段102により取り込まれた点がストロー
ク軌跡の最終点であるか否かが判定され、最終点であれ
ば、ステップS220に移行し、取り込まれた座標値を
出力通信手段106からホスト装置107へ送出してス
テップS221へ進み本処理動作を終了する。
【0024】今、ここではストローク軌跡の最終点では
ないので、ステップS206からステップS207に進
み、ステップS202で取り込まれた座標値とステップ
S205で取り込まれた座標値の2点により示される角
度の値が演算される。ステップS208ではステップS
207で演算された角度の値の一時的記憶を行い、ステ
ップS209においてさらに次の点の座標値の取り込み
を行う。ステップS210ではステップS206と同様
にステップS209で取り込まれた座標値がストローク
軌跡の最終点であるか否かの判定を行い、ストローク軌
跡の最終点である場合は前述と同様にステップS220
に移行し、取り込まれた座標値を出力通信手段106か
ら送出してステップS221へ進み本処理動作を終了す
る。
ないので、ステップS206からステップS207に進
み、ステップS202で取り込まれた座標値とステップ
S205で取り込まれた座標値の2点により示される角
度の値が演算される。ステップS208ではステップS
207で演算された角度の値の一時的記憶を行い、ステ
ップS209においてさらに次の点の座標値の取り込み
を行う。ステップS210ではステップS206と同様
にステップS209で取り込まれた座標値がストローク
軌跡の最終点であるか否かの判定を行い、ストローク軌
跡の最終点である場合は前述と同様にステップS220
に移行し、取り込まれた座標値を出力通信手段106か
ら送出してステップS221へ進み本処理動作を終了す
る。
【0025】ここではまだストローク軌跡の最終点では
ないのでステップS211に進み、ステップS209で
得られた座標値と、その直前に得られた座標値、すなわ
ちステップS205で得られた座標値の2点が示す角度
の値が演算される。ステップS212ではステップS2
08において一時的に記憶された角度の値とステップS
211において得られた角度の値との差を演算する。続
いてステップS213において前記演算された角度の値
の差が所定値α、例えば円周を10等分した角度“2π
/10(rad)”と比較され、演算された角度の値の
差が所定値αより大きければステップS214に進み、
小さければステップS217に進む。
ないのでステップS211に進み、ステップS209で
得られた座標値と、その直前に得られた座標値、すなわ
ちステップS205で得られた座標値の2点が示す角度
の値が演算される。ステップS212ではステップS2
08において一時的に記憶された角度の値とステップS
211において得られた角度の値との差を演算する。続
いてステップS213において前記演算された角度の値
の差が所定値α、例えば円周を10等分した角度“2π
/10(rad)”と比較され、演算された角度の値の
差が所定値αより大きければステップS214に進み、
小さければステップS217に進む。
【0026】ここでは図3の点301より始まるストロ
ーク軌跡はほとんど水平線と等しく、前記角度2π/1
0(rad)のような角度差はなく、したがってステッ
プS217に移行する。ステップS217では座標値検
出手段102に取り込まれた座標値の数を計数するカウ
ンタの値と、所定値X、例えば“10”と比較され、カ
ウンタ値より値Xが大きければステップS214に移行
する。
ーク軌跡はほとんど水平線と等しく、前記角度2π/1
0(rad)のような角度差はなく、したがってステッ
プS217に移行する。ステップS217では座標値検
出手段102に取り込まれた座標値の数を計数するカウ
ンタの値と、所定値X、例えば“10”と比較され、カ
ウンタ値より値Xが大きければステップS214に移行
する。
【0027】ここでは前記カウンタの値はまだ初期値と
してセットされた「2」のままであるのでステップS2
18に進み、計数カウンタを1つカウントアップしステ
ップS219に進む。ステップS219ではステップS
211で演算した角度の値を一時的に記憶し、ステップ
S209に戻る。
してセットされた「2」のままであるのでステップS2
18に進み、計数カウンタを1つカウントアップしステ
ップS219に進む。ステップS219ではステップS
211で演算した角度の値を一時的に記憶し、ステップ
S209に戻る。
【0028】以下、図3におけるストローク軌跡を構成
する点列のうち、点302を通過し、点303の1つ前
までの点が上述と同様の流れで図2のフローチャートに
沿い処理される。
する点列のうち、点302を通過し、点303の1つ前
までの点が上述と同様の流れで図2のフローチャートに
沿い処理される。
【0029】次に、ステップS209において、図3の
点303が座標値検出手段102により取り込まれた場
合について説明する。ここではステップS209からス
テップS217までは先の説明と同様の流れで進行する
が、ステップS217では、計数カウンタの値が「1
1」となり、Xの値である“10”を越えたためにステ
ップS214に移行する。
点303が座標値検出手段102により取り込まれた場
合について説明する。ここではステップS209からス
テップS217までは先の説明と同様の流れで進行する
が、ステップS217では、計数カウンタの値が「1
1」となり、Xの値である“10”を越えたためにステ
ップS214に移行する。
【0030】ステップS214では、直前のステップS
211で演算された角度の値を一時的に記憶し、ステッ
プS215において、ステップS209で取り込まれた
座標値を出力通信手段106によりホスト装置へ送出す
る。次にステップS216において座標値の数を計数す
るカウンタの値を「0」にリセットしステップS209
に戻る。
211で演算された角度の値を一時的に記憶し、ステッ
プS215において、ステップS209で取り込まれた
座標値を出力通信手段106によりホスト装置へ送出す
る。次にステップS216において座標値の数を計数す
るカウンタの値を「0」にリセットしステップS209
に戻る。
【0031】次に、前述と同様に図3の点303から点
304までのストローク軌跡の点列部分を通過し、ステ
ップS209において、ストローク軌跡の最終点である
点304の取り込みが行われた場合について説明する。
ステップS209では、座標値検出手段102により点
304の座標値の取込みが行なわれ、ステップS210
においてペンアップ情報などからストローク軌跡の最終
点であるかどうかの判定が行われる。点304はストロ
ーク軌跡の最終点であると判定されるためステップS2
20へ移行し、出力通信手段106により座標値がホス
ト装置へ送出され、ステップS221で処理が終了とな
る。
304までのストローク軌跡の点列部分を通過し、ステ
ップS209において、ストローク軌跡の最終点である
点304の取り込みが行われた場合について説明する。
ステップS209では、座標値検出手段102により点
304の座標値の取込みが行なわれ、ステップS210
においてペンアップ情報などからストローク軌跡の最終
点であるかどうかの判定が行われる。点304はストロ
ーク軌跡の最終点であると判定されるためステップS2
20へ移行し、出力通信手段106により座標値がホス
ト装置へ送出され、ステップS221で処理が終了とな
る。
【0032】また、図3における第3筆目に現れる点3
08、309、310と続くような筆記入力されたスト
ローク軌跡の点列が曲率の大きな曲線部分である場合に
は、図2のステップS213での角度差の判定により、
ステップS212で演算された角度値の差が所定値αよ
り大きいと判別されるためステップS213からステッ
プS214に移行し、続いてステップS215におい
て、ステップS209で取り込まれた座標値を出力通信
手段106によりホスト装置へ送出する。
08、309、310と続くような筆記入力されたスト
ローク軌跡の点列が曲率の大きな曲線部分である場合に
は、図2のステップS213での角度差の判定により、
ステップS212で演算された角度値の差が所定値αよ
り大きいと判別されるためステップS213からステッ
プS214に移行し、続いてステップS215におい
て、ステップS209で取り込まれた座標値を出力通信
手段106によりホスト装置へ送出する。
【0033】以上説明したように、本実施の態様によれ
ば、図3の点302に代表されるような従来の座標入力
装置では各ストロークの全ての座標値が出力されていた
のに対し、点301、303に代表されるような○印3
05、306の位置の座標値のみに間引いて座標入力装
置101より出力するようにしたので、ホスト装置へ送
出する情報量を大幅に縮小することができる。
ば、図3の点302に代表されるような従来の座標入力
装置では各ストロークの全ての座標値が出力されていた
のに対し、点301、303に代表されるような○印3
05、306の位置の座標値のみに間引いて座標入力装
置101より出力するようにしたので、ホスト装置へ送
出する情報量を大幅に縮小することができる。
【0034】また、座標値検出手段102から取り込ま
れた連続する点数の数と比較する所定値Xや変化する角
度の差と比較する所定値αを適宜変更することにより、
ホスト装置へ送出する点列情報を、ホスト装置に特別な
負荷を掛けることなく、ホスト装置により行われる処理
に最適な特徴点として抽出することができる。
れた連続する点数の数と比較する所定値Xや変化する角
度の差と比較する所定値αを適宜変更することにより、
ホスト装置へ送出する点列情報を、ホスト装置に特別な
負荷を掛けることなく、ホスト装置により行われる処理
に最適な特徴点として抽出することができる。
【0035】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図4乃至図9を参照して説明する。
の実施の形態を図4乃至図9を参照して説明する。
【0036】図4は本実施の形態にかかる座標入力装置
の概略構成を示すブロック図、図5は同実施の形態の動
作を説明するための筆記軌跡を示す図、図6は従来の座
標入力装置の座標値列の出力を示す図、図7は本実施の
形態にかかる座標入力装置の座標値列の出力を示す図、
図8は従来の曲線補間演算の手順と本実施の形態の曲線
補間演算の手順を比較して示す図、図9は本実施の形態
によるホスト装置における曲線補間の出力例を示す図で
ある。
の概略構成を示すブロック図、図5は同実施の形態の動
作を説明するための筆記軌跡を示す図、図6は従来の座
標入力装置の座標値列の出力を示す図、図7は本実施の
形態にかかる座標入力装置の座標値列の出力を示す図、
図8は従来の曲線補間演算の手順と本実施の形態の曲線
補間演算の手順を比較して示す図、図9は本実施の形態
によるホスト装置における曲線補間の出力例を示す図で
ある。
【0037】図4に示すように、本実施の形態は、第1
の実施の形態に対し、上述した図1における座標入力装
置101にオーバーサンブリング周期で座標値を検出す
るオーバーサンブリング手段403を付加した点のみが
異なる。図4において、401は座標入力装置、404
は座標値検出手段、405は角度演算手段、406は座
標値計数手段、407は出力通信手段であり、これらの
手段は図1におけるそれぞれ対応する手段と同様の構成
および機能を有するので、その詳細な説明は省略する。
の実施の形態に対し、上述した図1における座標入力装
置101にオーバーサンブリング周期で座標値を検出す
るオーバーサンブリング手段403を付加した点のみが
異なる。図4において、401は座標入力装置、404
は座標値検出手段、405は角度演算手段、406は座
標値計数手段、407は出力通信手段であり、これらの
手段は図1におけるそれぞれ対応する手段と同様の構成
および機能を有するので、その詳細な説明は省略する。
【0038】次に、図5を参照して、本実施の形態の基
本動作を説明する。ここで、501はペン装置等により
座標入力装置401に入力された筆記軌跡の一部を表
し、点502、503、504の各点は座標値検出手段
402により取り込まれた点であり、ここでは10ms
ec毎の検出点を示す。また、点505、506、50
7の各点はオーバーサンプリング手段403により、先
の座標値検出手段402により検出された各点502、
503、504の直後、ここでは2msec後の座標と
して検出された点である。本実施の形態では、この点5
02と点505、点503と点506、点504と点5
07の各2点により構成された差分ベクトルを点50
2、点503、点504における疑似的な接線ベクトル
とし、この疑似的な接線ベクトル情報を第1の実施の形
態と同様の方法で選択された送出するべき座標値情報に
付加する形でホスト装置へ送出するものである。
本動作を説明する。ここで、501はペン装置等により
座標入力装置401に入力された筆記軌跡の一部を表
し、点502、503、504の各点は座標値検出手段
402により取り込まれた点であり、ここでは10ms
ec毎の検出点を示す。また、点505、506、50
7の各点はオーバーサンプリング手段403により、先
の座標値検出手段402により検出された各点502、
503、504の直後、ここでは2msec後の座標と
して検出された点である。本実施の形態では、この点5
02と点505、点503と点506、点504と点5
07の各2点により構成された差分ベクトルを点50
2、点503、点504における疑似的な接線ベクトル
とし、この疑似的な接線ベクトル情報を第1の実施の形
態と同様の方法で選択された送出するべき座標値情報に
付加する形でホスト装置へ送出するものである。
【0039】図6は従来の座標入力装置において、ペン
装置等により手書きで漢字“軌跡”と入力した場合にお
ける座標値検出手段により一定サンプリング周期で取り
込まれた座標値列を表示したもので、この座標値列情報
がホスト装置に出力される。
装置等により手書きで漢字“軌跡”と入力した場合にお
ける座標値検出手段により一定サンプリング周期で取り
込まれた座標値列を表示したもので、この座標値列情報
がホスト装置に出力される。
【0040】図7は前記と同様にペン装置等により手書
きで漢字“軌跡”と入力した場合における本実施の形態
による座標入力装置401からホスト装置に出力された
座標値列を示したものである。同図で、701は選択さ
れた座標値を示す点であり、702は前記点701に付
加された疑似的な接線ベクトルを示している。なお、同
図では、説明を容易にするために、疑似的な接線べクト
ル702の長さを拡大して表示してある。
きで漢字“軌跡”と入力した場合における本実施の形態
による座標入力装置401からホスト装置に出力された
座標値列を示したものである。同図で、701は選択さ
れた座標値を示す点であり、702は前記点701に付
加された疑似的な接線ベクトルを示している。なお、同
図では、説明を容易にするために、疑似的な接線べクト
ル702の長さを拡大して表示してある。
【0041】このような本実施の形態の構成によれば、
座標入力装置401からの座標値出力を利用して容易に
曲線補間処理を行うことが可能となる。
座標入力装置401からの座標値出力を利用して容易に
曲線補間処理を行うことが可能となる。
【0042】図8は、前記第1の実施の形態における図
1の従来からの曲線補間手段108により、座標入力装
置101から得られた座標値列情報を用いて曲線関数に
よる曲線補間の演算処理を行う手順(ステップS801
〜ステップS806)と、本実施の形態における疑似的
な接線ベクトルが付加された座標値列情報を用いて曲線
関数による曲線補間の演算処理を行う手順(ステップS
807〜ステップS809)とを比較して示す図であ
る。
1の従来からの曲線補間手段108により、座標入力装
置101から得られた座標値列情報を用いて曲線関数に
よる曲線補間の演算処理を行う手順(ステップS801
〜ステップS806)と、本実施の形態における疑似的
な接線ベクトルが付加された座標値列情報を用いて曲線
関数による曲線補間の演算処理を行う手順(ステップS
807〜ステップS809)とを比較して示す図であ
る。
【0043】同図においてステップS801及びステッ
プS807は共に両演算方式におけるデータ点となる座
標値列の読み込みを行うステップであり、また、ステッ
プS802及びステップS808は共に前記座標値列の
データ間の長さを演算する弦長近似演算を行うステップ
である。3次スプライン曲線による曲線近似演算におい
ては、一般にデータ点となる各座標値における接線べク
トルを各座標値列の値を用いて行われており、この演算
は行列演算によるマトリクス演算により行われている。
ステップS803からステップS805は前記行列演算
により各データ点における接線べクトルを演算するステ
ップであるが、この演算は対象となるデータ点、すなわ
ち対象となる座標値の数が増加するに従って膨大な演算
量となる傾向がある。しかし、本実施の形態による演算
方式によれば、疑似的な接線べクトルが既に得られてい
るため、直接スプライン曲線の演算の最終ステップS8
06に直ちに移行することが可能である。
プS807は共に両演算方式におけるデータ点となる座
標値列の読み込みを行うステップであり、また、ステッ
プS802及びステップS808は共に前記座標値列の
データ間の長さを演算する弦長近似演算を行うステップ
である。3次スプライン曲線による曲線近似演算におい
ては、一般にデータ点となる各座標値における接線べク
トルを各座標値列の値を用いて行われており、この演算
は行列演算によるマトリクス演算により行われている。
ステップS803からステップS805は前記行列演算
により各データ点における接線べクトルを演算するステ
ップであるが、この演算は対象となるデータ点、すなわ
ち対象となる座標値の数が増加するに従って膨大な演算
量となる傾向がある。しかし、本実施の形態による演算
方式によれば、疑似的な接線べクトルが既に得られてい
るため、直接スプライン曲線の演算の最終ステップS8
06に直ちに移行することが可能である。
【0044】図9は本実施の形態においてペン装置等に
より手書きで漢字“軌跡”と座標入力装置401に入力
した場合におけるホスト装置の曲線補間の出力例を示し
たものである。
より手書きで漢字“軌跡”と座標入力装置401に入力
した場合におけるホスト装置の曲線補間の出力例を示し
たものである。
【0045】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、座標入力装置401側のオーバーサンプリング手段
403により疑似的な接線ベクトルを得ることができる
ために、従来のように、ホスト装置による負荷の重い演
算を必要とすることなく、容易に曲線補間処理が可能で
あり、従来の演算による接線ベクトル取得方法に比べ
て、より正確で且つ高速な処理が可能となる。
ば、座標入力装置401側のオーバーサンプリング手段
403により疑似的な接線ベクトルを得ることができる
ために、従来のように、ホスト装置による負荷の重い演
算を必要とすることなく、容易に曲線補間処理が可能で
あり、従来の演算による接線ベクトル取得方法に比べ
て、より正確で且つ高速な処理が可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる座
標入力装置によれば、計算処理手段により得られた座標
値情報に基づいて、検出した座標値のうち、座標値出力
判定手段により選択された座標値のみが出力手段により
出力されるので、座標入力装置からホスト側装置へ送れ
る座標値情報を少ない情報量で、しかも有効な座標値情
報として出力することができ、ホスト装置側での座標値
処理を適切に且つより正確で高速に行わせることが可能
となるという効果を奏する。
標入力装置によれば、計算処理手段により得られた座標
値情報に基づいて、検出した座標値のうち、座標値出力
判定手段により選択された座標値のみが出力手段により
出力されるので、座標入力装置からホスト側装置へ送れ
る座標値情報を少ない情報量で、しかも有効な座標値情
報として出力することができ、ホスト装置側での座標値
処理を適切に且つより正確で高速に行わせることが可能
となるという効果を奏する。
【0047】また、オーバーサンプリング手段を設け、
座標値検出手段により得られた座標値とオーバーサンプ
リング手段により得られた微小時間後の座標値との間の
微小時間における距離差分データを距離差分出力手段に
より出力するようにしたので、ホスト装置側での座標値
処理をより一層適切に且つより正確で高速に行わせるこ
とが可能となるという効果を奏する。
座標値検出手段により得られた座標値とオーバーサンプ
リング手段により得られた微小時間後の座標値との間の
微小時間における距離差分データを距離差分出力手段に
より出力するようにしたので、ホスト装置側での座標値
処理をより一層適切に且つより正確で高速に行わせるこ
とが可能となるという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる座標入力装
置とホスト装置の概略構成を示すブロック図である。
置とホスト装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態の座標入力装置から
送出される座標値列を示す図である。
送出される座標値列を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる座標入力装
置の概略構成を示すブロック図である。
置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めの筆記軌跡を示す図である。
めの筆記軌跡を示す図である。
【図6】従来の座標入力装置の座標値列の出力を示す図
である。
である。
【図7】本発明の第2の実施の形態にかかる座標入力装
置の座標値列の出力を示す図である。
置の座標値列の出力を示す図である。
【図8】従来の曲線補間演算の手順と第2の実施の形態
の曲線補間演算の手順を比較して示す図である。
の曲線補間演算の手順を比較して示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態によるホスト装置に
おける曲線補間の出力例を示す図である。
おける曲線補間の出力例を示す図である。
【図10】従来の座標入力装置を説明するための図であ
る。
る。
【図11】従来の座標入力装置からの出力を拡大表示し
た例を示す図である。
た例を示す図である。
101、401 座標入力装置 102、402 座標値検出手段 103、404 座標値判定手段 104、405 角度演算手段 105、406 座標値計数手段 106、407 出力通信手段 107 ホスト装置 403 オーバーサンプリング手段
Claims (5)
- 【請求項1】 連続した座標値を検出する座標値検出手
段と、この検出手段により検出した座標値を計算処理す
る計算処理手段と、この計算処理手段により得られた座
標値情報に基づいて前記検出した座標値を出力するか否
かを判定する座標値出力判定手段と、この座標値出力判
定手段の判定結果に基づいて座標値を出力する出力手段
とを備えたことを特徴とする座標入力装置。 - 【請求項2】 前記計算処理手段は、検出した座標値列
が成す角度を演算する角度演算手段と、検出した座標値
の数を計数する座標値点数計数手段とを備えることを特
徴とする請求項1記載の座標入力装置。 - 【請求項3】 前記座標値判定手段は、角度演算手段に
より演算された座標値列が成す角度の変化が第1の所定
値より大きい場合には、前記座標値検出手段により検出
した座標値を出力することを決定し、前記角度の変化が
前記第1の所定値より小さい場合には、前記座標値点数
計数手段において計数された値が第2の所定値より大き
いときに、前記座標値検出手段により検出した座標値を
出力することを決定する出力決定手段を有することを特
徴とする請求項2記載の座標入力装置。 - 【請求項4】 前記座標値検出手段によるサンプリング
時間より短いサンプリング時間でサンプリングが可能な
オーバーサンプリング手段と、前記座標値検出手段によ
り得られた座標値と前記オーバーサンプリング手段によ
り得られた微小時間後の座標値との間の微小時間におけ
る距離差分データを出力する距離差分出力手段とを備え
たことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の座標入
力装置。 - 【請求項5】 前記座標値判定手段は、前記座標値検出
手段によるサンプリング時間より短いサンプリング時間
でサンプリングが可能なオーバーサンプリング手段と、
前記座標値検出手段により得られた座標値と前記オーバ
ーサンプリング手段により得られた微小時間後の座標値
との間の微小時間における距離差分データのベクトル差
の大きさが所定値より大きい場合に検出した座標値を出
力することを決定する出力決定手段を有することを特徴
とする請求項4記載の座標入力装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26805995A JP3517496B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 座標入力装置および座標入力方法 |
US08/697,278 US6278445B1 (en) | 1995-08-31 | 1996-08-27 | Coordinate input device and method having first and second sampling devices which sample input data at staggered intervals |
EP96113922A EP0762265B1 (en) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | Coordinate input device and method |
DE69628380T DE69628380T2 (de) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | Koordinateneingabevorrichtung und Methode |
CN96113011A CN1098496C (zh) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | 坐标输入设备与方法 |
KR1019960037479A KR100269680B1 (ko) | 1995-08-31 | 1996-08-31 | 좌표 입력 장치 및 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26805995A JP3517496B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 座標入力装置および座標入力方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991081A true JPH0991081A (ja) | 1997-04-04 |
JP3517496B2 JP3517496B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=17453322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26805995A Expired - Fee Related JP3517496B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-09-22 | 座標入力装置および座標入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3517496B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015069284A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 株式会社リコー | 画像処理装置 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP26805995A patent/JP3517496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015069284A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 株式会社リコー | 画像処理装置 |
US9754559B2 (en) | 2013-09-27 | 2017-09-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3517496B2 (ja) | 2004-04-12 |
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