JPH0990996A - 音声信号のフレームに関連する励起ベクトルの決定方法 - Google Patents

音声信号のフレームに関連する励起ベクトルの決定方法

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JPH0990996A
JPH0990996A JP8065885A JP6588596A JPH0990996A JP H0990996 A JPH0990996 A JP H0990996A JP 8065885 A JP8065885 A JP 8065885A JP 6588596 A JP6588596 A JP 6588596A JP H0990996 A JPH0990996 A JP H0990996A
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Mustapha Bouraoui
ムスターファ・ブラウイ
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STMicroelectronics SA
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SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用可能な励起コードがより大きい集合を表
わす部分集合に属する場合に基準mを最大にするのに必
要な計算量を低減するための方法を提供する。 【解決手段】 CELP音声信号復号器において、基準
を最大にしそうな励起ベクトルのより大きい集合に関連
する部分集合に属する励起ベクトルを決定する方法であ
って、ターゲットベクトル(T)の対応するサンプルと
同じ符号を有する成分をその成分として有する励起ベク
トル(C0 )を予め選択するステップを含み、もし予め
選択された励起ベクトル(C0 )がその部分集合に属さ
なければ、その予め選択されたベクトルとより大きい集
合においてその選択されたベクトルに最も近いベクトル
(C1 〜CN )とにそれぞれ関連する部分集合のベクト
ルの中から、その基準を最大にするベクトルを励起ベク
トルとして選択するステップをさらに含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、電話回線において伝送される
べき音声信号の圧縮に関し、より特定的には、コード励
起線形予測(CELP)方法に従って圧縮を行なう際の
励起ベクトルの決定に関する。
【0002】
【関連技術についての議論】図1は、CELP圧縮回路
を非常に概略的に示している。そのような回路は、声帯
と、口腔、咽喉および喉頭腔によって構成される共鳴室
とのモデル化に基づいている。したがって、そのような
圧縮法は音声信号処理のために最適化される。
【0003】口腔、咽喉および喉頭腔は「線形予測」フ
ィルタ10によってモデル化され、その伝達関数は一般
に10個の極を含む。声帯は、櫛形フィルタ12によっ
て処理される励起Eによってモデル化される。
【0004】デジタル化された音声信号Sは、分析回路
14によってフレームごとに分析される。各フレームに
関して、分析回路14はフィルタ10の伝達関数の係数
1〜a10と、櫛形フィルタ12のピッチpと、16で
フィルタ12の入力の励起Eに与えられる利得Gとを決
定する。
【0005】値ai 、pおよびGはそれぞれ口腔の変
動、声帯の周波数スペクトル、および音の増幅を説明す
るために各フレームに関して計算される。信号Sに等し
いフィルタ10の出力を得るためにそのように試みられ
る。その後、信号Sのサンプルを伝送する代わりに、係
数ai 、pおよびGを受取る復号器が信号Sの対応する
フレームを復元するように係数ai 、pおよびGが伝送
される。
【0006】もちろん、復号器はまたどの励起Eを用い
るべきであるかを認識しなければならない。係数ai
pおよびGを決定することは問題ではない。しかしなが
ら、最適な励起を探索する手順は計算の負担という点で
は最も重い負担であり、これを簡略化することは圧縮の
質が実質的に低減してしまうという犠牲を払ってでも常
に非常に有用なことである。
【0007】CELP符号化の始めに、以前は励起Eは
白色雑音の部分を実際に表わすいくつかの可能な励起を
含む表18(「コードブック」と呼ばれる)から選択さ
れていた。この場合、制御回路20は、22で形成され
る、信号Sの現在のフレームとフィルタ10の出力での
対応するフレームとの差eが最小になるまで表18をス
キャンする。(もちろん、信号Sをフィルタ10の出力
と比較する代わりに、励起Eをフィルタ10および12
の逆処理が施された信号Sのフレームと比較することも
可能である。)この技法を用いて、係数ai 、pおよび
Gの他に、表18から最良の励起Eを選択するアドレス
Cが、相応する表を有する復号器に与えられる。
【0008】表18に含まれる各励起は、圧縮されるべ
き信号の各フレームのサンプルにそれぞれ対応するデジ
タルサンプルのシーケンスである。圧縮を許容できる質
にするためには、約1000個という比較的多くの励起
シーケンスをストアする必要がある。
【0009】探索手順の複雑さを制限するために、励起
シーケンスの各サンプルが3つの値、すなわち、0、1
または−1しかとることができない(3値励起シーケン
ス)ようにすることが提案されている。これは圧縮の質
を知覚できるほどには変えないことがわかっている。
【0010】図2は、探索の複雑さをさらに低減するた
めに提案されている励起シーケンスEの一例を示してい
る。この励起シーケンスは2値シーケンスと呼ばれる。
これは、1および−1の値を有するいくつかの0でない
サンプルを含み、2つの0でないサンプルまたはパルス
は、一定の数の0のサンプル、ここでは3個の0のサン
プルによって分離される。そのような励起シーケンス
は、そのビットがパルスに関連しかつパルスの極性に対
応する二進数(または励起コード)Cによって表わすこ
とができる。このような態様で進めることにより、制御
回路20によって供給されるコードCは励起シーケンス
に直接対応し、表18は排除される。さらに、考慮する
べきサンプルがパルスに低減され、これらのパルスの数
は図2の例ではシーケンスのサンプルの総数の4分の1
であるため、複雑さが低減される。さらに、フィルタ1
0および12の構造も簡略化される。
【0011】この技法によって圧縮の質はわずかに変わ
るが、この変化は、0でないサンプル間の間隔が規則正
しいことによる影響をなくすための処理によって容易に
補償される。
【0012】励起ベクトルCは各コードCと関連し、ベ
クトルCの成分は、コードCのビット0および1に対応
する値1および−1である。以下の説明では、「ベクト
ル」および「コード」という言葉を用いる。
【0013】エラーを最小にするのに必要な試行回数を
さらに減らすために、可能な励起コードまたはベクトル
の数を、より大きい集合の代表部分集合に制限すること
が提案されている。Proc. ICASSP(1987)におけるジェ
イ・ピー・アドール(J. P.Adoul )およびシー・ラン
ブリン(C. Lamblin)による「音声のCELPコード化
のためのいくつかの代数構造の比較(A comparison of
some Algebaric Structures for CELP Coding of Speec
h )」と題された文献にそのような方法が記載されてい
る。すべてのNビットコードCの代表部分集合を作るた
めに、nビット(n<N)の値の集合が形成され、これ
らの値の各々はN−nエラー修正ビットで終わる。
【0014】最良の励起ベクトルCを見つけるために
は、一般には、それは、 m=scal2 (T,Ci )/mod2 (FCi ) によって規定される選択基準を最大にするように探索さ
れ、上記の方程式において、Ci は試された励起ベクト
ルであり、Tはフィルタ10および12の逆処理が施さ
れた信号Sの分析されたフレームのサンプルによって形
成されるターゲットベクトルであり、これらのサンプル
はベクトルCi の値1および−1に対応するサンプルで
あり、Fはフィルタ10および12の伝達関数を表わす
マトリックスであり、このマトリックスではベクトルC
i の値1および−1に対応する行のみが維持されてい
る。scal(.,.)およびmod(.,.)という
表記はそれぞれスカラ積およびモジュールを意味してい
る。
【0015】この基準に従ってすべて励起ベクトルCi
を試すことは、信号Sの2つのフレームが到着する間の
期間に多くの計算が行なわれることを表わしている。
【0016】励起ベクトルCi がどれであっても基準m
の分母はほぼ一定であることが証明されている。したが
って、基準mは、分子を最大にすることによっておおよ
そ最大にされる。この分子は、励起ベクトルCi の各成
分がターゲットベクトルTの対応するサンプルと同じ符
号である場合に最大にされる。すなわち、ほぼ最適な励
起コードは、ターゲットベクトルのサンプルの符号ビッ
ト(またはその補数)をそのビットとみなすことによっ
て容易に得られる。
【0017】使用可能な励起コードがたとえばエラー修
正コードによって得られるより大きい集合の代表部分集
合に制限される場合、この解決法は適用できない。
【0018】
【発明の概要】本発明の目的は、使用可能な励起コード
がより大きい集合の代表部分集合に属する場合に上述の
基準mを最大にするのに必要な計算の量を減らすための
方法を提供することである。
【0019】この目的を達成するために、本発明は、音
声信号のフレームに関連する励起ベクトルを決定して、
基準を最大にしそうな励起ベクトルのより大きい集合に
関連する部分集合に属しかつ線形予測フィルタの励起ベ
クトルのシーケンスに対応する値1および−1を成分と
して有する該ベクトルを圧縮するための方法を提供す
る。該基準は、逆線形予測フィルタリングが施されたフ
レームのサンプルによって形成されるターゲットベクト
ルと励起ベクトルとのスカラ積と、直接線形予測フィル
タリングが施された励起ベクトルのモジュールとの比の
二乗に等しい。この方法は、該ターゲットベクトルの対
応するサンプルと同じ符号を有する成分かまたはその反
対の符号を有する成分をその成分として有する励起ベク
トルを予め選択するステップと、該予め選択された励起
ベクトルが該部分集合に属さない場合、該予め選択され
たベクトルと該より大きい集合のうちで該予め選択され
たベクトルに最も近いベクトルとにそれぞれ関連する部
分集合のベクトルの中から該基準を最大にするベクトル
を励起ベクトルとして選択するステップをさらに含む。
【0020】本発明の実施例に従えば、励起ベクトルは
励起ベクトルの成分の符号に対応するビットを有する励
起コードに関連し、該ベクトルの部分集合に関連する励
起コードの部分集合はエラー訂正ビットで終わる二進値
によって形成され、いかなる励起コードもエラー訂正機
能によって該部分集合の励起コードに関連する。この方
法は、該予め選択されたベクトルに関連する予め選択さ
れたコードと、該予め選択されたベクトルに最も近いコ
ードとを含むグループを形成するステップを含み、この
ステップでは、該最も近いコードの各々は1ビットだけ
該予め選択されたコードと異なり、該部分集合に属する
訂正されたコードのグループを得るために該グループの
コードにエラー訂正機能を施すステップと、該訂正され
たコードから、該基準を最大にするベクトルと関連する
コードを励起コードとして選択するステップとをさらに
含む。
【0021】本発明の実施例に従えば、該エラー訂正ビ
ットはハミング訂正コードのビットである。
【0022】本発明のこれらのおよび他の目的、特徴お
よび利点については添付の図面を参照しながら以下に示
す特定の実施例の説明において詳しく議論するが、本発
明はそれらの特定の実施例に限定されるものではない。
【0023】
【好ましい実施例の詳細な説明】上述の基準mを最大に
するために、励起ベクトルCi がどれであってもこの基
準の分母、すなわち、ベクトルFCi のモジュールの二
乗がほぼ一定であることがわかっている。ベクトルCi
のモジュールが一定であるため、この近似は比較的適切
である。したがって、基準mをほぼ最大にするために
は、ターゲットベクトルTと励起ベクトルCi とのスカ
ラ積である簡略化された基準を最大にすることで十分で
ある。ベクトルCi の各成分(1または−1)がターゲ
ットベクトルTの対応するサンプルと同じ符号を有する
場合にこのスカラ積はその最大値に達する。したがっ
て、ほぼ最適な励起ベクトルCoptはターゲットベク
トルTから得られる。
【0024】たとえばより大きい集合の代表部分集合が
エラー訂正コードのN−nビットが加えられたnビット
の値から形成されているときに、可能な励起コードがこ
の部分集合に属する場合にはこの方法はそのままあては
まるわけではない。実際には、見つけられた励起ベクト
ルはその後部分集合に属さない可能性が非常に高い。こ
の場合、訂正コードに関連するエラー訂正機能を与える
ことによって、見つけられた励起ベクトルが部分集合に
属する励起コードに戻されると考えられるであろう。励
起ベクトルに最も近い励起コードはその後部分集合にお
いて見つけられる。この「エラー訂正」により励起コー
ドの少なくとも1ビットが変更され、ある場合には、こ
のビットは、最後の励起コードが不満足な結果を生み出
すなど、基準mの値に対して大きな影響を有し得る。
【0025】一例として、以下においてH(N、n、
3)と呼ばれるハミング訂正コードを用い、ここで、3
は代表部分集合に属する2つの要素を分離する最小のハ
ミング距離である。2つの値の間のハミング距離は、こ
れらの2つの値における異なるビットの数として規定さ
れる。この解決法では、Nビットの2n 個の励起ベクト
ルの部分集合が作られる。
【0026】本発明の1つの局面は、簡略化された基準
mを最大にする際に見つけられる最初のコードと、最初
のコードから1ビットだけ変更することによって得られ
る他のすべてのコードとを含む励起コードのグループを
形成することである。その結果、1ビットのハミング訂
正コード(最小のハミング距離が3)を用いることによ
って、そのグループの励起コードの各々は使用可能な部
分集合からの別個のコードに近くなる。次に、そのグル
ープの各コードにハミングエラー訂正機能が適用され、
これにより、そのグループの各コードが部分集合の最も
近いコードに戻される。最初に見つけられたコードを
「囲む」、部分集合に属する「訂正された」コードのグ
ループが得られる。訂正されたコードのうち、その分子
および分母を計算することによって完全な基準mを最大
にするコードがほぼ最適なコードとして保持される。
【0027】図3は、本発明に従った上述の方法を概略
的に示す図である。24で、信号Sの分析されたフレー
ムには、図1のフィルタ10および12の逆処理が施さ
れる。これにより、ターゲットベクトルTが得られる。
励起シーケンスのパルスに対応するベクトルTのサンプ
ルのみが維持される。26で、ベクトルTのサンプルか
ら符号ビット(またはその補数)のみが保持され、最初
の励起コードC0 を与える。このコードC0 は28で
「変造」され、コードC0 と、コードC0 の1ビットを
変更することによって得られる他のすべてのコードC1
〜CN とを含むコードグループを形成する。コードC0
〜CN の各々には30で「エラー訂正」が施され、訂正
されたコードC′0 〜C′N のグループを与える。32
で、訂正されたコードに関連するベクトルの各々はター
ゲットベクトルTと比較され、完全な基準mを最大にす
るベクトルに関連するコードはほぼ最適な励起ベクトル
Coptとして保持される。
【0028】一般に、よりよい結果を得るために、励起
シーケンスEの最初のパルスの位置は可変である。図2
の例では、この位置は最初の4つの位置のうちの1つで
あることが可能であり、これは、復号器に伝送されるさ
らなる2ビットによって決定され、かつ試すべき励起ベ
クトルの数に4を掛ける。この場合、4つの可能な位置
の各々に関して、まずターゲットベクトルと励起ベクト
ルとが以前に説明したように形成される。このようにし
て得られた4つのベクトルのうち、完全な基準mを最大
にするベクトルがほぼ最適な励起ベクトルとして保持さ
れる。
【0029】以上、本発明の少なくとも1つの例示的な
実施例を説明したが、当業者には種々の変形例、変更例
および改良例が容易に思いつくであろう。そのような変
形例、変更例および改良例は本発明の開示の一部分であ
り、本発明の精神および範囲内にあるものである。した
がって、上述の説明は例示的なものだけであって、本発
明を限定するものではない。本発明は、前掲の特許請求
の範囲およびその均等物に規定されるようにのみ限定さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CELP圧縮法を示す図である。
【図2】励起シーケンスおよび対応するコードの一例を
示す図である。
【図3】最適な励起ベクトルがエラー訂正コードを用い
ることによって得られる部分集合に属する場合にこの最
適な励起ベクトルを選択するために本発明に従って実行
されるステップを示す図である。
【符号の説明】
1 〜a10 係数 C0 〜CN コード C′0 〜C′N 訂正されたコード Copt 最適な励起ベクトル p ピッチ S 信号 T ターゲットベクトル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号(S)のフレームに関連する励
    起ベクトル(Copt)を決定して、基準(m)を最大
    にしそうな励起ベクトルのより大きい集合に関連する部
    分集合に属しかつ線形予測フィルタ(10)の励起サン
    プル(E)のシーケンスに対応する値1および−1を成
    分として有する前記ベクトルを圧縮するための方法であ
    って、前記基準は、逆線形予測フィルタリングが施され
    たフレームのサンプルによって形成されるターゲットベ
    クトル(T)と励起ベクトルとのスカラ積と、直接線形
    予測フィルタリングが施された励起ベクトルのモジュー
    ルとの比の二乗に等しく、 前記ターゲットベクトルの対応するサンプルと同じ符号
    を有する成分かまたは反対の符号を有する成分をその成
    分として有する励起ベクトル(C0 )を予め選択するス
    テップと、 前記予め達成された励起ベクトル(C0 )が前記部分集
    合に属さない場合、前記予め選択されたベクトルと、前
    記より大きい集合のうちで前記予め選択されたベクトル
    に最も近いベクトル(C1 …CN )とに、それぞれ関連
    する前記部分集合のベクトル(C′0 …C′N )の中か
    ら前記基準(m)を最大にするベクトルを励起ベクトル
    として選択するステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記励起ベクトルは、前記励起ベクトル
    の成分の符号に対応するビットを有する励起コードに関
    連し、前記ベクトルの部分集合に関連する励起コードの
    部分集合はエラー訂正ビットで終わる二進値によって形
    成され、いかなる励起コードもエラー訂正機能によって
    前記部分集合の励起コードに関連し、 前記予め選択されたベクトル(C0 )に関連する予め選
    択されたコードと、前記予め選択されたベクトルに最も
    近いコード(C1 …CN )とを含むグループを形成する
    ステップを含み、前記最も近いコードの各々は1ビット
    だけ前記予め選択されたコードと異なり、 前記部分集合に属する訂正されたコード(C′0 …C′
    N )のグループを得るために前記グループのコードに前
    記エラー訂正機能を施すステップと、 前記訂正されたコードのうち、前記基準(m)を最大に
    するベクトルに関連するコードを励起コード(Cop
    t)として選択するステップとをさらに含む、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記エラー訂正ビットはハミング訂正コ
    ードのビットである、請求項2に記載の方法。
JP8065885A 1995-03-24 1996-03-22 音声信号のフレームに関連する励起ベクトルの決定方法 Pending JPH0990996A (ja)

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FR9503735A FR2732148B1 (fr) 1995-03-24 1995-03-24 Determination d'un vecteur d'excitation dans un codeur celp
FR9503735 1995-03-24

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US (1) US5719994A (ja)
EP (1) EP0734013B1 (ja)
JP (1) JPH0990996A (ja)
DE (1) DE69614594D1 (ja)
FR (1) FR2732148B1 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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FR2732148A1 (fr) 1996-09-27
EP0734013A2 (fr) 1996-09-25
DE69614594D1 (de) 2001-09-27
EP0734013B1 (fr) 2001-08-22
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