JPH0990349A - 反射型カラー液晶表示装置 - Google Patents

反射型カラー液晶表示装置

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JPH0990349A
JPH0990349A JP7248022A JP24802295A JPH0990349A JP H0990349 A JPH0990349 A JP H0990349A JP 7248022 A JP7248022 A JP 7248022A JP 24802295 A JP24802295 A JP 24802295A JP H0990349 A JPH0990349 A JP H0990349A
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JP
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liquid crystal
display device
crystal cell
crystal display
display
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JP7248022A
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Masao Ozeki
正雄 尾関
Haruki Mori
治樹 森
Eiji Shidouji
栄治 志堂寺
Toshihiko Suzuki
俊彦 鈴木
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラーフィルタなしで明るい白、色純度のよい
青、緑、赤の発色を得る。 【解決手段】偏光板、位相差板、液晶セル、反射層が備
わり、液晶セルのねじれ角θ1 、液晶セルの第1の配向
方向10と位相差板の遅相軸方向との交差角θ2、偏光
板の偏光軸方向13と液晶セルの第1の配向方向10と
の交差角θ3 を最適に設定し、マルチプレックス駆動回
路により3値以上の電圧値を選択し印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無彩色表示を行
い、かつ、赤、青、緑のカラー表示が可能な反射型カラ
ー液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反射型カラー液晶表示装置は、液晶セル
の両側にそれぞれ偏光板を2枚用いたものが一般的であ
る。しかし、白の明るさが足りないという課題があっ
た。また色純度の良い発色を得られない課題もあった。
また、反射型特有の表示が二重に見えるという課題もあ
った。
【0003】特開平6−308479(従来例1)に
は、液晶セルと位相差板の2層構造とし、片側に1枚の
偏光板を配置し、別の片側に1枚の反射板を配置した構
成が示されている。これによりカラー液晶表示装置とし
て利用できるとしているが、純度の良い発色を得るため
に構成条件をどのように設定すればよいのか記述されて
いない。構成はΔn・dの大きさや角度など変動要因が
大きく、構成により発色純度が大きく変動する。
【0004】従来例1には、電圧無印加時は青色、その
後電圧を大きくするにしたがい、青→黄→青→白と変化
することが示されている。電圧無印加時に青表示である
と、マトリックス表示をしたとき、線間が青となり、表
示が暗くなる。また、電圧を印加した場合の色の発色に
濁りが生じ純度のよい発色が得られない。
【0005】また従来例1は赤の発色が得られていな
い。また90°ツイストを用いているため、マルチプレ
ックス駆動には適していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
内容を鑑みて、カラーフィルタを用いずに、マルチプレ
ックス駆動ができ、非選択波形のときに明るい白表示が
でき、選択波形又は選択波形と非選択波形の中間の電圧
を印加したときに、色純度の良い青、緑、赤の発色を可
能とすることである。
【0007】言い換えれば、電圧を印加されないとき、
又は電圧が低いときに、非常に明るいほぼ無彩色表示が
でき、かつ電圧を印加して明るく色純度のよいカラー表
示を実現できる明るい反射型カラー液晶表示装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、電極を有する2枚の基板間に、ツイス
ト配向したネマチック液晶を挟持してなる液晶セルと、
1枚の偏光板と、1枚の反射層とを有し、液晶層と偏光
板の間に位相差板を有し、液晶セルは偏光板側の面にお
ける液晶分子の配向する第1の配向方向と、反射板側の
面における液晶分子の配向する第2の配向方向によっ
て、第1の配向方向から第2の配向方向に向って所定方
向に−160〜−300°のねじれ角θ1 を有し、液晶
セルの液晶の屈折率異方性Δn1 と液晶セルの厚みd1
の積Δn1 ・d1 が0.3〜2.00μmとされ、位相
差板は一軸異方性であり、位相差板の面内の遅相軸と進
相軸の屈折率異方性の差Δn2 と位相差板の厚みd2
積Δn2 ・d2 が0.3〜2.00μmとされ、液晶セ
ルの第1の配向方向から位相差板の遅相軸方向への角度
を前記所定方向にθ2 とし、液晶セルの第1の配向方向
から偏光板の偏光軸方向への角度を前記所定方向にθ3
とし、θ2 が+75〜+120°の範囲にあり、かつ、
θ3 が+25〜+80°または+115〜170°の範
囲にあり、3値以上の電圧値が選択されて液晶セルに駆
動電圧が印加され、光は偏光板側から入射され、反射層
で反射され、偏光板から出射されることを特徴とする反
射型カラー液晶表示装置を提供する。
【0009】好ましい実施例においては、前記所定方向
は、時計回り方向又は反時計回り方向であることを特徴
とする。
【0010】別の好ましい実施例においては、前記位相
差板が2軸異方性であり、面内方向の屈折率をnx 、n
y とし(nx >ny )、nz を位相差板の厚み方向の屈
折率とした場合、0.7≧Nz =(nx −nz )/(n
x −ny )≧0.2の関係を満足することを特徴とす
る。
【0011】さらに別の好ましい実施例においては、前
記液晶セルのΔn1 ・d1 が0.90〜1.30μmで
あることを特徴とする。
【0012】さらに別の好ましい実施例においては、前
記位相差板のΔn2 ・d2 が0.80〜1.00μmで
あることを特徴とする。
【0013】さらに別の好ましい実施例においては、前
記液晶セルのθ1 の絶対値が、230°〜250°であ
ることを特徴とする。
【0014】さらに別の好ましい実施例においては、マ
ルチプレックス駆動によって、3値以上の電圧値が選択
されて第1の液晶セルに電圧が印加されることを特徴と
する。
【0015】さらに別の好ましい実施例においては、マ
ルチプレックス駆動の非選択波形のときに白表示が行わ
れ、選択波形又は選択波形と非選択波形の中間の電圧が
印加されたときに、青表示又は緑表示又は赤表示の発色
が行われることを特徴とする。
【0016】さらに別の好ましい実施例においては、マ
ルチプレックス駆動のデューティ比が1/32〜1/3
00であることを特徴とする。
【0017】さらに別の好ましい実施例においては、電
極が行と列のマトリックス状に設けられ、複数の行電極
が同時に選択されて駆動されることを特徴とする。
【0018】さらに別の好ましい実施例においては、液
晶セルを形成する基板の液晶側に反射板を設けたことを
特徴とする。
【0019】さらに別の好ましい実施例においては、前
記液晶セルに印加される駆動電圧を補償する温度補償回
路が設置されていることを特徴とする。
【0020】さらに別の好ましい実施例においては、前
記反射型カラー液晶表示装置の液晶セルに印加される駆
動電圧を調整する調整手段(例えば、可変抵抗器のつま
み又は半固定スイッチ等)が反射型カラー液晶表示装置
の外部に設置された携帯用電子機器を構成することを特
徴とする。
【0021】従来例1に示されている構成では、電圧無
印加時に青の表示であること、赤を発色することができ
ない問題がある。またこの従来例1に用いられいるセル
構成条件は最適化されていないため、マルチプレックス
駆動には適しない。
【0022】液晶セルは、偏光板側の面における液晶分
子の配向する第1の配向方向10(図2)と、反射板側
の面における液晶分子の配向する第2の配向方向11に
よって、第1の配向方向10から第2の配向方向11に
時計回りにねじれ角θ1 とする。液晶セルの第1の配向
方向10から位相差板の遅相軸方向12への角度を時計
回りにθ2 とし、液晶セルの第1の配向方向10から偏
光板の偏光軸方向13への角度を時計回りにθ3 とす
る。偏光軸と遅相軸は方向を持たないため角度は180
°回転させても同じである。
【0023】θ2 とθ3 がある関係を満たすと、明るく
色純度のよい発色が得られる。その関係を図3に示す。
斜線で囲まれる範囲がよい発色が得られるところであ
る。
【0024】図3では、2つの斜線部が示されている。
これらは、横軸(θ3 )、縦軸(θ2 )の座標位置が、
ほぼ(50°,95〜100°)及び(140〜145
°,95〜100°)を中心として、約60°に相当す
る長さの長径と約20°に相当する長さの短径を有する
右上がりに傾いた2つの楕円内の範囲である。
【0025】また、液晶セルのΔn1 ・d1 と位相差板
のΔn2 ・d2 がある関係を満たすと、明るく色純度の
よい発色が得られる。その関係を図4に示す。斜線で囲
まれる範囲がよい発色を得られるところである。
【0026】図4に表された範囲は、横軸(Δn2 ・d
2 )、縦軸(Δn1 ・d1 )の座標位置がほぼ(0.
9,1.1)を中心として長辺が0.35〜0.4μm
で短辺が約0.2μmの縦長長方形に内接する楕円又は
それに近い形状の範囲である。
【0027】すでに、特願平7−140896におい
て、本発明に関する基本的な構成について提案した。本
発明においては上記のように各条件域をより詳細に得よ
うとする。具体的には、反射型カラー液晶表示装置の構
成要件(Δn1 、d1 、各角度条件などのパラメータ)
と光学特性との関係をコンピュータシミュレーションに
よる探索を行った。すなわち所望の色表示が得られる構
成要件を実質的に得ることができた。
【0028】液晶セルのねじれ角θ1 は、160〜30
0°までよく、特に230〜250°とされることがよ
い発色を得るには好ましい。特に240°近傍が好まし
い。
【0029】本発明におけるよい発色の定義をつぎに述
べる。白表示(W)とは色度座標において、x=0.3
1、y=0.316に近いこと、反射率が40%以上あ
ること、赤表示(R)はx=0.5、y=0.3の色座
標に近いこと、反射率が25%以上あること、青表示
(B)はx=0.15、y=0.1の色座標に近いこ
と、反射率が20%以下であること、緑表示はx=0.
2、y=0.4の色座標に近いことと考えている。
【0030】位相差板としては、温度によってΔn・d
が変化する温度補償位相差板を用いてもさらによい。周
囲温度が変化しても、色の発色が低下せず良好な反射型
カラー液晶表示装置を提供できる。この場合、温度によ
って変化するΔn・dは、液晶が温度によって変化する
Δn・dとほぼ同等であるように設けるのが望ましい。
【0031】波長による光学異方性の分散を変えた位相
差板を用いることも好ましい。これにより、色純度をさ
らに改良した反射型カラー液晶表示装置を提供できる。
【0032】液晶セルの形成は、プラスチックやガラス
等の基板の上に、ITO(In23 −SnO2 )やS
nO2 等の透明電極を設ける。透明電極は所望のパター
ンにパターニングをする。例えば一方の基板に320本
のストライプ状のパターンを形成し、他方の基板にこれ
に直交するように240本のストライプ状のパターンを
形成する。これにより、320×240ドットのマトリ
ックス表示ができる。ドットを形成するひとつの画素の
寸法は、例えば270μm×270μm程度であり、画
素間の間隙は30μm程度である。
【0033】透明電極の表面にポリイミド、ポリアミド
等の膜を設け、この表面をラビングしたり、SiO等を
斜め蒸着したりして配向制御膜を形成する。なお、電極
と配向制御膜との間に基板間短絡防止のためにTiO
2 、SiO2 、Al23 等の絶縁膜を設けたり、透明
電極にAl、Cr、Ti、Ag等の低抵抗のリード電極
を併設したりしてもよい。
【0034】この基板を重ね合わせ、その中に液晶を入
れ、端辺をシール材で固定することにより、液晶層を形
成する。
【0035】偏光板自体は液晶セルを構成する基板の外
側に配置することが一般的である。なお、所望の光学性
能の範囲内で、構造を簡易化し、生産性を向上するため
に、基板自体を偏光板で構成したり、基板と電極との間
に偏光層を設けてもよい。
【0036】反射板は、凸凹された表面にAlを蒸着し
たものなどが用いられる。Al以外に、Ag、Cr、N
i、Au、Wなどの金属を用いてもよい。また、Alや
Ag、Cr、Ni、Au、W等の薄膜の表面を凹凸に粗
して用いてもよい。
【0037】金属によっては反射の波長依存性が異な
る。例えば、銀の反射は青色の波長域の反射率が低く、
反射光は黄色っぽくなる。液晶セルの表示を青色側に寄
った仕様にすることで、銀反射板を用いた場合の表示特
性が改善され、明るく色純度のよい表示が得られた。
【0038】本発明の反射型カラー液晶表示装置は、光
が液晶セルを2度通過して発色するため、液晶セルから
反射板までの距離がより短いことが、色純度のより良好
な表示となる。
【0039】液晶セルから反射板までの距離を短くする
方法としては、例えば反射板側の基板の厚みを薄くす
る。通常基板として用いらているガラス基板の厚みは
1.1mmや0.7mmが用いられている。このガラス
基板を0.4mm厚のガラス基板に変更するとよい。よ
り薄い0.3mmや0.1mm以下のガラス基板を用い
るとさらによい。
【0040】0.4mm以下の厚みのガラスで、大きな
サイズの反射型カラー液晶表示装置を作ると、ガラス基
板は割れやすく、使用上または製造上問題となる。その
対策としては、反射板側の基板の厚みを0.4mm以下
とし、偏光板側の基板の厚みを0.4mm以上とすると
割れ難くなり、使用上または製造上有益である。
【0041】またガラス基板の代わりにポリカーボネー
トやアクリル樹脂などのプラスチックを用いると、薄く
軽く割れにくい反射型カラー液晶表示装置ができる。
【0042】また、液晶セルと反射板の距離を短くする
方法として、反射板を液晶セルの基板の液晶側に作成す
れば、液晶と反射板の距離はさらに短くなるので、色純
度は改善される。
【0043】例えば、ガラス基板の表面をフッ酸等でエ
ッチングすることにより凹凸にする。またはガラス表面
に数10μmから数μmの径を持つ粒子を配置させるこ
とにより、表面に凹凸を形成する方法などがある。反射
板の凸凹は、10〜20μmピッチでピークからピーク
までの凸凹が1〜2μm程度にするのが、反射輝度が高
く見栄えがよい。凸凹の表面に蒸着またはスパッタ等で
Alの薄膜を形成し反射層とする。Al以外に、Ag、
Cr、Ni、Au、Wなどを用いてもよい。
【0044】Alの上に凸凹を平坦化する平坦化膜また
は絶縁膜を形成する。さらにその上に透明電極を形成
し、所望のパターンにパターニングする。また、電極に
反射板としての機能を持たしてもよい。凸凹の基板表面
にAl、Ag、Cr、Ni、Au、Wなどの反射率の高
い物質の薄膜を形成し、パターニングすることにより、
反射板と電極を兼用する。
【0045】電極を反射層にした場合、例えばストライ
プ状にパターニングした場合、線間は反射されない状態
となる。線間に入った光は反射に利用されないことにな
る。これでは暗い状態となってしまうので、基板の外側
(反液晶セル側)に反射層をさらに配置してもよい。
【0046】電圧を階調駆動する方法としては、フレー
ム階調、振幅階調、パルス幅階調など種々の方法が知ら
れている。液晶に印加される実効電圧の大きさを変化さ
せられる手法であれば、どんな方法でもよい。現在一般
に用いられているのは、フレーム階調であるがこの手法
を用いても良好な表示が得られている。また、疑似階調
を用いてもよい。
【0047】複数の行電極を同時に選択する駆動法(複
数の行電極を同時選択し、選択パルスを分散させること
により液晶の緩和を防止して、高コントラストの表示を
得る駆動技術。マルチラインセレクション法などと呼ば
れる。例えば、米国特許第5262881号明細書に示
された駆動方法。)も採用できる。これにより色純度の
よい表示が得られる。また高速の表示であっても、色純
度を落さずに明るい動画対応可能な反射型カラー液晶表
示装置を提供できる。
【0048】駆動電圧は温度によって変化するため、温
度変化に対応して駆動電圧が変化するように、温度補償
回路が設置されていることが使いやすい装置となる。駆
動電圧が温度に対してほぼ線形に変化する場合、温度に
対して線形に駆動電圧が変化するように設定すればよ
い。
【0049】反射型カラー液晶表示装置において、発色
の駆動電圧幅は狭い。よって、反射型カラー液晶表示装
置を用いた電子機器を使用する者が、自分で駆動電圧を
調整できるように、調整つまみが設けられていると使い
やすい電子機器となる。
【0050】本発明は、カラーフィルタを用いずに、マ
ルチプレックス駆動が可能で、非選択波形のときに明る
い白表示が可能で、選択波形又は選択波形と非選択波形
の中間の電圧を印加したときに、青又は緑又は赤の発色
が可能とすることである。
【0051】言い換えれば、電圧を印加されないとき、
又は電圧が低いときに、ほぼ無彩色表示ができ、かつ電
圧を印加してカラー表示を実現できる反射型カラー液晶
表示装置が得られる。
【0052】なお、このカラー液晶表示装置は偏光板を
1枚しか用いていないため、明るい表示が可能である。
よって、バックライトがなくても非常に明るい反射型カ
ラー液晶表示装置として使用できる。バックライトを設
ける必要がないので、低消費電力化でき、特に携帯用に
適する。また、液晶表示装置の厚みを相対的に薄くでき
る。
【0053】特に、電極を反射層として用いると、影が
発生したり、色の濁り等が発生せず視認性のきわめて高
い表示が可能となる。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例(例1〜5)及び従来
例(例6)によって説明する。
【0055】(例1)図1は例1を模式的に表す断面図
である。図1において、偏光板1、位相差板2、液晶セ
ル3、及び反射層9とが順に設けられている。液晶セル
は、液晶層8、第1の基板4A、第2の基板4B、液晶
セルの第1の電極5A、液晶セルの第1の配向制御膜7
A、液晶セルの第2の配向制御膜7B、液晶セルの第2
の電極5Bを有する。また、図示を省略した駆動回路か
ら液晶セルの上下の電極(第1の電極5A、第2の電極
5B)に駆動電圧が印加される。
【0056】また、液晶セルには、液晶層の周辺シー
ル、電極と配向制御膜との間に配置される絶縁膜6、遮
光膜、引き出し電極端子、下地膜、保護膜、その他の通
常の液晶セルに用いられる構成要素が備えられている。
次に、液晶セルの形成について説明する。
【0057】まず、透明電極(ITO)の付いたガラス
基板を、ITOをストライプ状にパターニングし、一方
の電極である第1の電極5Aとし、その上に、TiO2
とSiO2 の薄膜を作製し、絶縁膜を形成し、ポリイミ
ドの薄膜を形成し、布によりラビングすることにより、
第1の配向制御膜7Aを形成した。この基板及び、同様
に形成したもう1枚の基板とをストライプ状の電極が交
差するように2枚重ね合わせ、その中に液晶8を入れ、
端辺をシール材で固定することにより、第1の液晶セル
を形成した。
【0058】図2において、液晶セルの第1の配向方向
を10、液晶セルの第2の配向方向を11、位相差板の
第1の遅相軸方向を12、偏光板の偏光軸を13とす
る。また、図2において、液晶分子の配向方向を示す矢
印の方向は、基板面(配向制御膜)に対して液晶分子が
傾いている矢印方向を示すものとする。
【0059】また、液晶セルの第1の配向方向10から
液晶セルの第2の配向方向11までの液晶ねじれ角を時
計回りにθ1 、液晶セルの第1の配向方向10から位相
差板の遅相軸方向までの角度を時計回りにθ2 とする。
液晶セルの第1の配向方向10から偏光板の偏光軸13
までの角度を時計回りにθ3 とする。
【0060】また、例1では、θ1 、θ2 、θ3 を時計
回りとしたが、反時計回りとしても上記の例と同様に容
易にカラー表示が得られる。
【0061】液晶セルの屈折率異方性Δn1 と液晶層の
厚みd1 を調整し液晶層のΔn1 ・d1 をほぼ1.11
μmとした。位相差板のΔn2 ・d2 はほぼ0.85μ
mとした。θ1 =−240°、θ2 =100°、θ3
50°と設定した。
【0062】図5の発色状態を示す色度図(CIE 1
931色度図の部分拡大図)に示すように印加される実
効電圧の増大に伴い、明るい白から、赤、青、緑の表示
が得られた。充分に視認できる良好な色純度を有するカ
ラー液晶表示が達成できた。
【0063】この液晶表示素子を、1/200デューテ
ィで8階調駆動することにより、0/7レベルで白表
示、3/7レベルで赤表示、5/7レベルで青表示、7
/7レベルで緑表示が得られた。もちろん、スタティッ
ク駆動も可能である。なお、この色度は開口率約80%
のドットマトリックス型表示素子の画素のない線間の部
分のノイズを含んだものであって、実際に視認される色
にほぼ近い。
【0064】表示画面の大きさとしては320×200
ドットの表示を行った。例1の反射型カラー液晶表示装
置を用いてグラフの表示を行った。背景色が白であっ
て、棒グラフを赤、青、緑の3色表示とした。そのため
視認性がきわめて向上した。
【0065】また、日程管理を表す場合に、重要な会議
を赤表示として注意を促すことができた。また、カレン
ダーの表示を行う際には、土曜日と日曜日を赤表示と
し、平日を青表示とし、今日の曜日を緑表示とした。こ
の場合も背景色は白とした。
【0066】また、文章の表示を行った。背景色は同様
に白として、文字を青表示とし、文中の或るブロックに
ついて赤表示としてマーキングとした。表題は緑色表示
とし、アンダーラインを緑又は赤で表示した。
【0067】また、グラフィック表示は、白と赤と青と
緑とを用い、中間電圧を多用することにより、白っぽい
赤、紫、青緑を用いて、人間の顔を表現したり、景色を
カラー表示することができた。
【0068】このように本例において、従来偏光板を2
枚用いたものと比較すると明るく、また表示において視
認性が改善され、さらに、作業性のよい環境を提供でき
た。
【0069】一軸位相差板の代わりに二軸位相差板を用
いた。Nz は0.5とした。斜めから見ても色変化が少
なく視野角の広い表示が得られた。垂直方向は一軸も二
軸も同じ発色を得られた。
【0070】また、液晶セルの下側に張り付けた反射層
の代わりに、電極5Bを反射層と兼用とした。具体的に
は、基板として用いられるガラス基板を、片側のみ露出
させフッ酸につけて、ガラス表面を凹凸にし、その上に
Alの蒸着を行う。その後、パターニングを行い、スト
ライプ状の電極を作製する。
【0071】さらに、その上にSiO2 とTiO2 の絶
縁膜を作製し、その上にポリイミドの配向制御膜を作製
した。この基板と、ITOの透明電極がストライプ状に
パターニングされたものを、スペーサを介して重ね合わ
せ、周辺にシール材により固定し、液晶を注入し、液晶
セルを形成した。
【0072】このように電極と反射層を兼用にすると、
影の発生がほとんどないので見やすく、色純度のよい表
示が可能となった。Alの代わりに銀を用いて蒸着して
も、更に明るい表示が得られた。
【0073】また、基板として用いられるガラス基板上
に、半径が数μmの球状のガラスを付着させ、ガラス表
面を凸凹にし、その上にAlの蒸着を行っても影の発生
がほとんどなく、色純度の良好な表示が可能となった。
【0074】またガラス基板上に、鏡面状のAlの電極
を作製し、パターニングを行い、ストライプ状の電極を
作製する。その上にSiO2 とTiO2 の絶縁膜を作製
し、その上にポリイミドの配向膜を作製した。この基板
と、ITOの透明絶縁膜がストライプ状にパターニング
されたものを、スペーサを介して重ね合わせ、周辺にシ
ール材により固定し、液晶を注入し、第1の液晶セルを
作製した。
【0075】このように反射層が鏡面として作用すると
きは、特定の角度で入射した光しか利用されない。特定
の方向から見た場合には良好な表示が得られるが、若干
角度が変化すると急激に表示が悪くなる。そのため、観
察者側に拡散板をおいたり、プリズムアレイをおいた
り、レンチキュラーレンズをおいたりすることにより、
視角の広い表示が得られた。
【0076】(例2)液晶セルのΔn1 ・d1 をほぼ
1.11μmとした。同様に、位相差板のΔn2 ・d2
をほぼ0.85μmとした。θ1 =−240°、θ2
100°、θ3=140°と設定した。1/200デュ
ーティ、8階調のマルチプレックス駆動で表示を行っ
た。0/7で白表示、3/7で赤表示、5/7で青表
示、7/7で緑表示を行うことができた。例1とほぼ同
じ発色が得られた。
【0077】(例3)液晶セルのΔn1 ・d1 をほぼ
1.11μmとした。同様に、位相差板のΔn2 ・d2
をほぼ0.90μmとした。θ1 =−240°、θ2
90°、θ3 =130°と設定した。1/200デュー
ティ、8階調のマルチプレックス駆動で表示を行った。
0/7で白表示、3/7で赤表示、5/7で青表示、7
/7で緑表示を行うことができた。例1と比べて赤がよ
り純度の高い赤に近づいた。
【0078】(例4)液晶セルのΔn1 ・d1 をほぼ
1.11μmとした。同様に、位相差板のΔn2 ・d2
をほぼ0.85μmとした。θ1 =−240°、θ2
90°、θ3 =130°と設定した。1/200デュー
ティ、8階調のマルチプレックス駆動で表示を行った。
0/7で白表示、3/7で赤表示、5/7で青表示、7
/7で緑表示を行うことができた。例1と比べて赤がよ
り純度の高い色に近づいた。
【0079】(例5)液晶セルのΔn1 ・d1 をほぼ
1.11μmとした。同様に、位相差板のΔn2 ・d2
をほぼ0.90μmとした。θ1 =−240°、θ2
90°、θ3 =40°と設定した。1/200デューテ
ィ、8階調のマルチプレックス駆動で表示を行った。0
/7で白表示、3/7で赤表示、5/7で青表示、7/
7で緑表示を行うことができた。例1と比べて青を暗く
することができた。これにより、表示のコントラストが
大きくなり見栄えが向上した。
【0080】以上説明した各例において、マトリックス
によって構成される画素のサイズは400×400μm
とした。また、反射層側の透明基板の厚みを0.4mm
とした。次に、反射を利用してカラー表示を得る本発明
における画素サイズと透明基板の厚みについて説明す
る。
【0081】図15に反射型カラー液晶表示装置の断面
図と光路とを示す。図中のΦは実質的に良好な発色が視
認できる開き角の範囲を示す。このΦは実用的な範囲で
広い方が好ましい。本発明では少なくとも20°の角度
範囲が得られるようにする。また、図16に透明基板
(光の進行方向の後方に配置されたガラス基板などが用
いられる)の厚みと画素の線幅と開き角Φとの関係をグ
ラフに示す。
【0082】この開き角Φの範囲内で良好な色表示を見
ることができる。この開き角よりも大きな範囲では色純
度が低下する傾向を示す。近似的に、(反射層側の透明
基板の厚みT)≦1.4・(画素サイズ)の関係を満足
すると良好な発色が得られる。より好ましくは、T≦
1.2・(画素サイズ)とする。さらに、基板の厚みが
薄い、T≦1.0・(画素サイズ)の条件下では高い色
純度の表示が得られる。
【0083】上述した例1〜5及び例6(従来例)につ
いて、各パラメータを表1に示す。また、例1〜5の電
圧に対する色変化と反射率を図5〜図14に示す。
【0084】さらに本発明を用いた別の例について説明
する。PDA(パーソナルデジタルアシスタント)に、
上記の例1〜5の反射型カラー液晶表示装置を用いた。
従来、カラー表示をするものは、カラーフィルタを用い
たTFTやSTNしかなかった。しかし、カラーフィル
タを用いた液晶表示装置は透過率が低いため、反射型と
しては使えず、バックライトを必要とする。バックライ
トは消費電力が大きく、携帯用の端末としては、長時間
使用できない。バックライトを用いた液晶表示装置は、
約2Wの消費電力である。
【0085】PDAの表示部として、この反射型カラー
液晶表示装置を用いると、消費電力は約0.5Wであっ
た。そのため、カラー表示をしながら、長時間使用が可
能となった。また、従来の偏向板を2枚用いたタイプよ
りも、偏向板が1枚しか使用していないため、明るい表
示が可能になった。
【0086】
【表1】
【0087】
【発明の効果】本発明により、カラーフィルタを用いな
いで、一画素で、電圧が印加されないとき、又は電圧が
低いときにほぼ無彩色表示ができ、かつ電圧を印加する
ことにより色純度の良い赤、青、緑のカラー表示ができ
る反射型カラー液晶表示装置を実現できた。カラーフィ
ルタを用いず、かつ、偏光板が1枚のみ用いることによ
り、明るい表示ができる。よって携帯に適した反射型カ
ラー表示装置が可能となった。またカラーフイルタを用
いていないので、低コストで生産できる。よって、表示
がカラーにもかかわらず安価な表示装置を提供できる。
【0088】本発明の液晶表示素子はパーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、魚群探知機、車載用のイン
スツルメンツパネル、公衆電話の表示、公衆表示装置、
行き先案内表示、情報端末機、産業用の情報表示機器
(例えば、コピー機の操作パネル)における動作状態表
示(赤をコピー中、枚数を緑表示、線を青表示、背景を
白表示とする)又は、動力機器の運転表示(背景色を
白、運転状態を緑、危険表示を赤とする)など、各種の
民生用のドットマトリックス表示装置(オーディオ機
器、時計、ゲーム機器、アミューズメント、通信機器、
カーナビゲーション、カメラ、TV電話、電卓の表示)
などの表示機能を担う機能要素として使用できる。
【0089】特に、本発明の反射型カラー液晶表示装置
は低消費電力で使用できることから、なかでも携帯用の
電子機器、例えば、携帯電話、電子手帳、電子ブック、
電子辞書、PDA(携帯情報端末)、ページャー(ポケ
ットベル)、携帯用パーソナルコンピュータなどに用い
た場合に、その高い視認性、表現力と合わせて高い機能
性を発揮する。さらに、本発明はその効果を損しない範
囲で種々の応用ができる。例えば、視認性に優れるた
め、タッチパネルや視線制御による液晶装置などにも好
ましく採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】例1を模式的に表す断面図。
【図2】例1における偏光板の偏光軸、液晶セルの配向
方向と位相差板の遅相軸方向の平面における角度関係を
示す模式図。
【図3】発色がよいθ2 とθ3 の関係を示す図。
【図4】発色がよいΔn1 ・d1 とΔn2 ・d2 の関係
を示す図。
【図5】例1の電圧に対する色変化を示す色度図。
【図6】例1の電圧に対する反射率を示す図。
【図7】例2の電圧に対する色変化を示す色度図。
【図8】例2の電圧に対する反射率を示す図。
【図9】例3の電圧に対する色変化を示す色度図。
【図10】例3の電圧に対する反射率を示す図。
【図11】例4の電圧に対する色変化を示す色度図。
【図12】例4の電圧に対する反射率を示す図。
【図13】例5の電圧に対する色変化を示す色度図。
【図14】例5の電圧に対する反射率を示す図。
【図15】本発明の反射型カラー液晶表示装置の断面と
光路を示す模式図。
【図16】開き角Φと透明基板の厚みと色表示との関係
を示すグラフ。
【符号の説明】
1:偏光板 2:ねじれ位相差板 3:液晶セル 4:基板 5:透明導電膜 6:絶縁層 7:配向制御膜 8:液晶層 9:反射板 10:液晶セルの第1の配向方向 11:液晶セルの第2の配向方向 12:位相差板の遅相軸方向 13:偏光板の偏光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊彦 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極を有する2枚の基板間に、ツイスト配
    向したネマチック液晶を挟持してなる液晶セルと、1枚
    の偏光板と、1枚の反射層とを有し、液晶層と偏光板の
    間に位相差板を有し、 液晶セルは偏光板側の面における液晶分子の配向する第
    1の配向方向と、反射板側の面における液晶分子の配向
    する第2の配向方向によって、第1の配向方向から第2
    の配向方向に向って所定方向に−160〜−300°の
    ねじれ角θ1 を有し、液晶セルの液晶の屈折率異方性Δ
    1 と液晶セルの厚みd1 の積Δn1 ・d1 が0.3〜
    2.00μmとされ、 位相差板は一軸異方性であり、位相差板の面内の遅相軸
    と進相軸の屈折率異方性の差Δn2 と位相差板の厚みd
    2 の積Δn2 ・d2 が0.3〜2.00μmとされ、 液晶セルの第1の配向方向から位相差板の遅相軸方向へ
    の角度を前記所定方向にθ2 とし、液晶セルの第1の配
    向方向から偏光板の偏光軸方向への角度を前記所定方向
    にθ3 とし、 θ2 が+75〜+120°の範囲にあり、かつ、θ3
    +25〜+80°または+115〜170°の範囲にあ
    り、 3値以上の電圧値が選択されて液晶セルに駆動電圧が印
    加され、光は偏光板側から入射され、反射層で反射さ
    れ、偏光板から出射されることを特徴とする反射型カラ
    ー液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記所定方向は、時計回り方向又は反時計
    回り方向であることを特徴とする請求項1の反射型カラ
    ー液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記位相差板が2軸異方性であり、面内方
    向の屈折率をnx 、ny とし(nx>ny )、nz を位
    相差板の厚み方向の屈折率とした場合、 0.7≧Nz =(nx −nz )/(nx −ny )≧0.2 の関係を満足することを特徴とする請求項1又は2の反
    射型カラー液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記液晶セルのΔn11 が0.90〜
    1.30μmであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかの反射型カラー液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記位相差板のΔn22 が0.80〜
    1.00μmであることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかの反射型カラー液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記液晶セルのθ1 の絶対値が、230°
    〜250°であることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかの反射型カラー液晶表示装置。
  7. 【請求項7】マルチプレックス駆動によって、3値以上
    の電圧値が選択されて第1の液晶セルに電圧が印加され
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの反射型カ
    ラー液晶表示装置。
  8. 【請求項8】マルチプレックス駆動の非選択波形のとき
    に白表示が行われ、選択波形又は選択波形と非選択波形
    の中間の電圧が印加されたときに、青表示又は緑表示又
    は赤表示の発色が行われることを特徴とする請求項7の
    反射型カラー液晶表示装置。
  9. 【請求項9】マルチプレックス駆動のデューティ比が1
    /32〜1/300であることを特徴とする請求項7又
    は8の反射型カラー液晶表示装置。
  10. 【請求項10】電極が行と列のマトリックス状に設けら
    れ、複数の行電極が同時に選択されて駆動されることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかの反射型カラー液晶
    表示装置。
  11. 【請求項11】液晶セルを形成する基板の液晶側に反射
    板を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか
    の反射型カラー液晶表示装置。
  12. 【請求項12】前記液晶セルに印加される駆動電圧を補
    償する温度補償回路が設置されていることを特徴とする
    請求項1〜11のいずれかの反射型カラー液晶表示装
    置。
  13. 【請求項13】前記反射型カラー液晶表示装置の液晶セ
    ルに印加される駆動電圧を調整する調整手段が反射型カ
    ラー液晶表示装置の外部に設置された携帯用電子機器を
    構成することを特徴とする請求項1〜12のいずれかの
    反射型カラー液晶表示装置。
JP7248022A 1995-09-26 1995-09-26 反射型カラー液晶表示装置 Pending JPH0990349A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001022155A1 (fr) * 1999-09-17 2001-03-29 Nippon Mitsubishi Oil Corporation Afficheur reflectif a cristaux liquides
US6661483B1 (en) 1999-07-21 2003-12-09 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661483B1 (en) 1999-07-21 2003-12-09 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
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