JPH0990317A - 液晶ディスプレイ - Google Patents

液晶ディスプレイ

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Publication number
JPH0990317A
JPH0990317A JP24941795A JP24941795A JPH0990317A JP H0990317 A JPH0990317 A JP H0990317A JP 24941795 A JP24941795 A JP 24941795A JP 24941795 A JP24941795 A JP 24941795A JP H0990317 A JPH0990317 A JP H0990317A
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JP
Japan
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liquid crystal
backlight
panel
crystal display
mode
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Withdrawn
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JP24941795A
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Inventor
Takashi Yamamoto
高司 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 きめ細かな省電力制御を行う。 【解決手段】 メモリ性を有する液晶表示パネルと、該
パネルをコントロールするパネルコントローラと、該パ
ネルの背面にありパネルコントローラでオンオフできる
バックライトをもつ液晶ディスプレイにおいて、パネル
の駆動を停止するとともにバックライトを消灯する省電
力モード中に、パネルコントローラの動作とは独立して
バックライトをオンオフできるようにスイッチを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置、特にメモ
リ性を有する液晶ディスプレイに関し、さらに詳しく
は、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコ
ンピュータと協調して省電力動作を行う液晶ディスプレ
イに関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報機器が広く普及するに従いその消費
電力の低減技術が重要となってきている。情報機器、特
にパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)は間欠的
に使用される場合においてもその電源は投入されたまま
であり、24時間連続稼動である場合も少なくない。ま
た表示装置としてのCRTは、PCが動作中であれば操
作者が側にいず表示動作が必要のないときでも常に表示
し続け、電力を浪費していた。こうした状況はCRTを
利用した表示装置でも、液晶パネルを使用した表示装置
においても同様であり、こうした状況を改善するための
省電力動作が考案され、実施されている。
【0003】ディスプレイ一体型のPCについて図17
〜図19を用いて説明する。
【0004】図17はディスプレイ一体型PCの外観で
ある。1700はディスプレイ一体型PCの本体で後で
述べるCPUやハードディスク装置などを内蔵する。1
701は液晶ディスプレイ、1702はキーボード、1
703はトラックボール、1704はメイン電源スイッ
チ、1705は調光スイッチである。1706はACア
ダプタであり、商用電源からディスプレイ一体型PCで
使用するDC電源を供給する。また、本体1700には
充電可能なバッテリー(図示しない)が内蔵され、商用
電源が使用できない場合は内蔵したバッテリーを電源と
して動作する。
【0005】図18はディスプレイ一体型PC1700
の構成を示すブロック図である。1801はCPU、1
802はメモリ、1803はハードディスク装置であ
り、これらはバス1804で相互に接続され、コンピュ
ータとしての働きを行う。またバス1804にはキーボ
ードインタフェース1805を介してキーボード170
2が、トラックボールインタフェース1806を介して
トラックボール1703が接続され、操作者の指示を取
り入れる。また、パネルコントローラ1807を介して
液晶パネル1808が接続され、CPU1801からの
出力を操作者に表示する。1809は充電可能なバッテ
リーを含むDC電源ユニットであり、ディスプレイ一体
型PC1700全体に電力を供給する。ディスプレイ一
体型PC1700にACアダプタ1706が接続された
場合はACアダプタから供給されるDC電力を使用し、
バッテリの充電が充分でない場合はバッテリーの充電も
行う。
【0006】パネルコントローラ1807はグラフィッ
クコントローラ機能を含む。パネルコントローラ180
7は、CPU1803からの指示により表示画像をディ
スプレイカード内の画像メモリ(図示しない)に形成
し、画像信号を液晶パネル1808へ送るとともに液晶
パネル1808を制御する。また、液晶パネル1808
に駆動電圧を供給する駆動電圧コントローラ1810を
制御し、液晶ディスプレイ全体の制御を司る。
【0007】1811は点灯回路で、バックライト18
12に内蔵される蛍光ランプを駆動する。調光スイッチ
1813によりランプの明るさが調整される。
【0008】SWaはパネルコントローラ1807から
液晶パネル1808へ供給される画像信号、制御信号を
開閉するスイッチで、パネルコントローラ1807によ
り制御される。SWbは電源コントローラ1810から
液晶パネル1808へ供給される駆動電圧を開閉するス
イッチで、同様にパネルコントローラ1807より制御
される。SWcはバックライト1812の点灯回路18
11への電源を開閉するスイッチであり、バックライト
コントローラ1814によって制御される。
【0009】次に、ディスプレイ一体型PCの省電力動
作について説明する。図19はこのディスプレイ一体型
PCのもつ動作モードを説明した表である。RUNモー
ドはPCが通常使用されている状態であり、すべての機
能がON状態にある。OFFモードは、供給する電力が
メイン電源スイッチで全く遮断された状態で、すべての
機能がOFF状態である。
【0010】RUNモードにあるときCPU1801
は、キーボード1702あるいはトラックボール170
3を通して操作者からの指示を入力しながらメモリ18
02にロードされたプログラムに従い動作を行うが、一
定時間アイドル状態が続き、なおかつ操作者からの入力
がない場合など、あらかじめ定められた条件が揃うと省
電力モードへ移行する。
【0011】省電力モードにおいてCPU1801は、
ハードディスク装置1803を止め、パネルコントロー
ラ1807を通してSWaを遮断して液晶パネル180
8の駆動を停止し、SWbを遮断して駆動電圧の供給を
停止し、電源コントローラ1810をOFFする。ま
た、バックライトコントローラ1814を通してSWc
を遮断してバックライトを消灯する。また、CPU18
01自体のクロックスピードを落としたり停止状態と
し、消費電力の低減を図る。しかし、キーボード170
2及びトラックボール1703の監視は継続され、これ
らが操作された場合はCPU1801は直ちに起動さ
れ、必要に応じて他の機能も起動される。即ちRUNモ
ードへ移行する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のディスプレイ一
体型PCで説明した省電力モードは消費電力の低減に対
しては効果がある。しかしながら、一旦、省電力モード
からRUNモードへ戻った場合には、その後すぐにアイ
ドル状態に戻っても、予め定められた省電力モードへの
移行条件が整うまでRUNモードを継続する。従って、
不要なRUNモードの継続によってきめ細かい省電力動
作にならないという解決すべき課題を有していた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決し、きめ細かい省電力動作が行える液晶ディスプレ
イを提供することにある。
【0014】上述した課題を解決し、上記目的を達成す
る本発明は、メモリ性を有する液晶パネルと、該液晶パ
ネルをコントロールするパネルコントローラと、該液晶
パネルの背面に配置され、パネルコントローラによりオ
ン・オフ可能なバックライトと、を有し、少なくとも、
表示状態を維持したまま駆動を停止し、バックライトを
消灯する動作モードを備えるとともに、該バックライト
をパネルコントローラの動作とは独立にオン・オフでき
るスイッチとを有していることを特徴とする液晶ディス
プレイである。
【0015】又、本発明は、メモリ性を有する液晶パネ
ルと、該液晶パネルをコントロールするパネルコントロ
ーラと、該液晶パネルの背面に配置され、パネルコント
ローラによりオン・オフ可能なバックライトと、キーボ
ードから出力される信号を入力とし、該キーボード上の
予め定められた1つ以上のキー以外のキーに対応する信
号が入力された場合、入力され信号を第1の出力に出力
し、予め定められた1つ以上のキーに対応する信号が入
力された場合、第1の出力には出力せず、どのキーが入
力されたかを第2の出力から該パネルコントローラへ通
知する機能を有するキーコード監視回路と、を有し、少
なくとも、表示状態を維持したまま駆動を停止し、バッ
クライトを消灯する動作モードを備えるとともに、該動
作モードにおいて、該第2の出力からの出力に応じて該
パネルコントローラが該バックライトを点灯させること
を特徴とする液晶ディスプレイである。
【0016】本発明においては、メモリー性を有する液
晶パネルを利用した液晶ディスプレイを使用することに
より、省電力動作において液晶ディスプレイの駆動を停
止した状態でも省電力動作に移行する直前の表示を維持
することができ、操作者が容易に表示内容を確認できる
状態の省電力動作を行うことができる(省電力モード
1)。また、省電力動作として制御されるバックライト
のオン・オフ回路とは並列に操作者がバックライトをオ
ン・オフできるスイッチを設けることにより、さらに省
電力をすすめバックライトをオフした省電力動作(省電
力モード2)において、CPUや周辺装置を起動するこ
となくバックライトを任意にオンすることで省電力動作
に移行する直前の表示内容を容易に確認することが可能
となる。その結果、より細かい省電力動作を行うことが
可能となる。
【0017】また、キーボードの特定のキーが操作され
たことを検出するキーコード監視回路を設けることによ
り、前記スイッチのような専用のスイッチを設けずに、
接続されたキーボードの操作によって省電力動作により
オフされたバックライトを一時的に点灯することが可能
となる。さらに、複数のキーコードを検出することによ
りバックライトの調光のような操作をキーボードから行
うことも可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる液晶パネルと
しては、駆動電圧の印加なくしても、表示状態を維持で
きるパネルが望ましい。このようなパネルはメモリ性を
もつ表示パネルとして知られており、代表的なものは、
相転移を利用した液晶表示パネルやカイラルスメクチッ
ク液晶を用いた強誘電性液晶表示パネルである。
【0019】こうした表示パネルに表示された画像のコ
ントラストを向上させる為には、表示パネルの裏面側に
照明光源としてのバックライトを設ける。バックライト
としてはキヤノン管、蛍光灯、エレクトロルミネッセン
ス素子等が知られており、望ましくは、赤(R)、緑
(G)、青(B)に発光ピークをもつ周知の三波長蛍光
灯を用いるとよい。又、こうした光源には、光拡散板や
導光板やライティングカーテンを必要に応じて付設し
て、必要な輝度分布をもつ面状照明光源にすることが望
ましい。
【0020】そして、光源の点灯(オン)、消灯(オ
フ)を制御する為に、コントローラを用いる。光源は、
通常表示パネルの駆動と連動して点灯又は消灯されるの
で、コントローラは表示パネルの駆動を制御するコント
ローラと共通であってもよいし、別回路で構成してもよ
い。
【0021】更に本発明においては、光源の点灯・消灯
を制御するスイッチが設けられる。このスイッチとして
は、ユーザー自身が点灯・消灯を切換える機械式スイッ
チであってもよいし、ソフトウエアにより制御される電
磁式リレーによって点灯・消灯が切換えられてもよい。
後者の代表例はキーボードからの入力に応じて電磁式リ
レースイッチ又は高耐圧トランジスタスイッチをオン・
オフする回路等が挙げられる。
【0022】いずれにしても、こうしたスイッチは、上
述したコントローラーによる表示パネルの駆動制御とは
独立しており、コントローラーがバックライトをオフし
ている所定の省電力モードの期間中に、該スイッチから
の指示(出力)に応じてバックライトを任意にオン又は
オフできる。
【0023】従って、表示パネルのメモリ性を利用して
保持されている画像を再生表示する場合には、こうした
スイッチをオンすることで、光源が点灯しメモリされた
画像を認識できる。そして、光源点灯までの待ち時間
は、上述した表示パネルを駆動制御するコントローラー
の立ち上がりを待つ場合に比べて、極めて短いので、ユ
ーザーは不要に長い時間を失わないですむ。
【0024】更に、こうしたスイッチに調光回路を付設
して、光源の発光光量を制御できるようにしてもよい。
メモリされた画像は情報量の少ない静止画である為、高
輝度の照明を必要としないので、スイッチをオンした時
は、通常の表示パネルの駆動期間に点灯される光源の発
光光量より少ない光量とする。表示パネルの駆動中の発
光光量が所定の範囲で可変である場合には、該スイッチ
による点灯の際には該範囲の中の最低値或いは該範囲よ
り少ない発光光量で点灯すれば充分である。こうすれ
ば、光源の寿命も延びるであろう。又、高コスト化を気
にしないのであれば表示パネルの駆動期間に点灯される
光源とは別に、省電力モード時専用の光源を設けること
もできる。
【0025】このようにして、本発明の液晶ディスプレ
イは複数の動作モードをもつものとなっている。
【0026】1つは、完全に電力供給が断たれているモ
ード(OFFモード)、もう1つは各デバイスに電力供
給がなされるモード(RUNモード)、そして表示パネ
ルの駆動が停止されメモリ性を利用して表示画像を維持
するとともに、光源を通常はオフしておく省電力モード
である。勿論この省電力モードが選択されている期間中
はユーザーのスイッチ操作により必要に応じて光源を点
灯させメモリされた表示内容を見ることができる。
【0027】本発明では、別の省電力モードをもってい
てもよい。それは、表示パネルの駆動と光源とを駆動し
ておいて、CPUやハードディスク等のデバイスをオフ
するモードであったり、それに加えて表示パネルの駆動
をもオフするモードであったりする。
【0028】勿論、OFFモードとは云え、内蔵のバッ
テリーにより時計のみを駆動することはよくある。
【0029】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面に基づいて本発明の実施例
について説明する。
【0030】先ず、本発明の第1の実施例であるディス
プレイ一体型のPCについて図1〜図4を用いて説明す
る。
【0031】図1は本発明の実施例に於けるディスプレ
イ一体型PCの外観である。100はディスプレイ一体
型PCの本体でCPUや液晶ディスプレイ、ハードディ
スク装置(図示しない)などを内蔵する。101は液晶
表示素子として強誘電性液晶を利用した液晶ディスプレ
イ、102はキーボード、103はトラックボール、1
04はメイン電源スイッチ、105は調光スイッチであ
る。106はACアダプタであり、商用電源からディス
プレイ一体型PCで使用するDC電源を供給する。ま
た、本体100には充電可能なバッテリー(図示しな
い)を内蔵しており、商用電源が使用できない場合は内
蔵したバッテリーを電源として動作する。107はバッ
クライトスイッチ(BLスイッチ)で、後述する省電力
モード2においてオフとなっている液晶ディスプレイの
バックライトを一時的にオンとし、省電力モードへ移行
する直前の表示内容を操作者が確認することを可能とす
るスイッチである。
【0032】図2はディスプレイ一体型PC100の構
成を示すブロック図である。201はCPU、202は
メモリ、203はハードディスク装置であり、これらは
バス204により相互に接続され、コンピュータとして
の働きを行う。また、バス204にはキーボードインタ
フェース205を介してキーボード102が、トラック
ボールインタフェース207を介してトラックボール1
03が接続され操作者の指示を取り入れる。また、グラ
フィックコントローラ機能を含むパネルコントローラ2
09を介して液晶パネル210が接続され、CPU20
1からの出力を操作者に表示する。215は充電可能な
バッテリーを含むDC電源ユニットであり、ディスプレ
イ一体型PC100全体に電力を供給する。ディスプレ
イ一体型PC100にACアダプタ106が接続された
場合はACアダプタから供給されるDC電力を使用し、
バッテリの充電が充分でない場合はバッテリーの充電も
行う。
【0033】次に液晶パネル210についてさらに詳し
く述べる。液晶パネル210は表示素子に強誘電性液晶
を用い、例えばRGBWの4ドットを一画素とした12
80×1024画素の表示を、周囲に配設された駆動I
C(不図示)によりマルチプレックス駆動を行うもので
ある。ここに用いた液晶材料は、ビフェニル系とフェニ
ルピリミジン系を主成分とする混合材料である。その液
晶材料の相転移温度は次の通りである。
【0034】 Cryst → SmC → SmA → Ch → Iso −10℃ 63℃ 72℃ 94℃
【0035】強誘電性液晶用いた液晶パネルは電界の印
加方向により透過と非透過の2つの状態を有し、背面に
配設された光源からの透過光により明・暗の表示を行
う。また、印加電界を取り除いてもその表示状態を維持
する、いわゆるメモリー性を有するという特徴を持つ。
即ち、液晶パネルの駆動の途中で駆動を停止しても表示
中の内容は維持することが可能であり、後で述べるバッ
クライト212が点灯していれば最後の画像を表示し続
けることが可能となる。
【0036】209はグラフィックコントローラを含む
パネルコントローラである。パネルコントローラ209
は、CPU201からの指示により表示画像を画像メモ
リ(不図示)に形成し、画像信号を液晶パネル210へ
送るとともに液晶パネル210を制御する。また、液晶
パネル210に駆動電圧を供給する駆動電圧コントロー
ラ211を制御し、液晶ディスプレイ全体の制御を司
る。
【0037】216は点灯回路で、バックライト212
に内蔵される蛍光ランプを駆動する。調光スイッチ21
3によりランプの明るさが調整される。
【0038】SW1はパネルコントローラ209から液
晶パネル210へ供給される画像信号、制御信号を開閉
するスイッチで、パネルコントローラ209により制御
される。SW2は電源コントローラ211から液晶パネ
ルへ供給される駆動電圧を開閉するスイッチで、同様に
パネルコントローラ209より制御される。
【0039】SW3はバックライト212の点灯回路2
11への電源を開閉するスイッチであり、バックライト
コントローラ214によって制御される。
【0040】BLスイッチはSW3と並列に点灯回路2
11の電源を開閉するよう設けられている。後述する省
電力モード2でSW3が開いておりバックライトがOF
Fされているとき、BLスイッチを閉じることによりバ
ックライトをONすることが可能である。
【0041】CPU201はディスプレイ一体型PC1
00全体の電源が投入されると、ハードディスク装置2
03、キーボードインタフェース205、トラックボー
ルインタフェース207、パネルコントローラ209を
初期化し、メモリ202にロードされた所定のプログラ
ムに従って動作を始める。パネルコントローラ209で
は、初めに電源コントローラ211を通じて液晶パネル
210に供給する駆動電圧を設定した後、SW2を閉じ
て液晶パネル210に駆動電圧を供給するとともに、次
にSW1を閉じて液晶パネル210に制御信号と表示デ
ータを供給し液晶パネルの駆動を開始する。これに合わ
せて、CPU201はバックライトコントローラ214
を通してSW3を閉じてバックライトを点灯し、表示を
開始する。
【0042】次に、ディスプレイ一体型PCの省電力動
作について説明する。図3はこのディスプレイ一体型P
Cのもつ動作モードを説明した表である。RUNモード
はPCが通常使用されている状態であり、すべての機能
がON状態にある。OFFモードは、供給する電力がメ
イン電源スイッチ104で全て遮断された状態で、すべ
ての機能がOFF状態である。
【0043】RUNモードにあるときCPU201は、
キーボード102あるいはトラックボール208を通し
て操作者からの指示を入力しながらメモリ202にロー
ドされたプログラムに従い動作を行うが、一定時間アイ
ドル状態が続き、なおかつ操作者からの入力がない場合
など、あらかじめ定められた条件が揃うと省電力モード
1へ移行する。
【0044】省電力モード1においてCPU201は、
ハードディスク装置203を止め、CPU201のクロ
ックスピードを落としたり停止状態とし、消費電力の低
減を図る。しかし、キーボード102及びトラックボー
ル208の監視は継続され、これらが操作された場合は
CPU201は直ちに起動され、必要に応じて他の機能
も起動される。即ちRUNモードへ移行する。
【0045】また、省電力モード1においてパネルコン
トローラ209は、液晶パネル210の駆動を停止し、
駆動電圧の供給を停止し、電源コントローラもオフする
が、強誘電性液晶のメモリー性により液晶への印加電界
が0であっても表示内容は直前の状態を維持する。この
とき、バックライトはオンのままであり、操作者は引き
続きメモリされた表示内容を確認することが可能であ
る。
【0046】省電力モード1において、更に一定時間ア
イドル状態が続き、なおかつ操作者からの入力がない場
合などは省電力モード2へ移行する。省電力モード2で
は、省電力モード1に状態に加えバックライトもOFF
され、一層の消費電力の低減が図られるが、省電力モー
ド1と同様に液晶ディスプレイには引き続き駆動時最後
の表示内容が維持される。
【0047】このため、操作者がBLスイッチ107を
オンしバックライトを点灯させることにより、一時的に
液晶ディスプレイの表示内容を確認することが可能であ
る。BLスイッチは直接点灯回路の電源を開閉するた
め、省電力モードにあるCPUを起動したり、CPUが
動作をするための周辺回路を起動する必要が一切なく、
バックライトの消費電力分だけで素早く表示内容の確認
を行うことが可能となる。操作者は表示内容を確認し、
BLスイッチをオフすれば再び省電力モード2の状態を
継続する。よって、BLスイッチとしてはノーマリオフ
の機械式スイッチがよい。また、キーボード102やト
ラックボール103を操作すれば、直ちにRUNモード
へ移行しCPUが起動して所望の操作を行うことができ
る。
【0048】本実施例においてはメモリー性を有する強
誘電性液晶を利用した液晶ディスプレイを使用すること
により、省電力動作において液晶ディスプレイの駆動を
停止した状態でも省電力動作に移行する直前の表示を維
持することができる。また、CPUの制御とは並列に、
操作者がバックライトをオン・オフできるBLスイッチ
を設けることにより、さらに省電力をすすめバックライ
トをオフした省電力動作において、CPUや周辺装置を
起動することなくバックライトを任意にオンすることで
省電力動作に移行する直前の表示内容を確認することが
可能となる。
【0049】(第2の実施例)本発明の第2の実施例に
ついて図4〜図9を用いて説明する。
【0050】図4は本発明の第2の実施例である独立し
た液晶ディスプレイ装置とホストとなるPCの外観であ
る。
【0051】400は液晶ディスプレイ装置、401は
液晶ディスプレイ装置のメイン電源スイッチ、402は
後述するバックライトの輝度を調整する調光スイッチ、
403は後述するBLスイッチ、404は液晶ディスプ
レイの動作状態を表示するランプである。405は液晶
ディスプレイのホストとなるPCであり、操作者からの
入力装置としてキーボード406、マウス407を備え
る。
【0052】図5は液晶ディスプレイ装置400とPC
405の構成を示すブロック図である。501はCP
U、502はメモリ、503はハードディスク装置であ
り、これらはバス504により相互に接続され、コンピ
ュータとしての働きを行う。またバス504にはキーボ
ードインタフェース505を介してキーボード406
が、マウスインタフェース506を介してマウス407
が接続され、操作者の指示を取り入れる。グラフィック
コントローラ507はCPU501からの出力により図
示しないグラフィックメモリに画像データを形成し、デ
ィスプレイインターフェース508を通してディスプレ
イ表示装置400へ表示データを転送する。
【0053】509は液晶ディスプレイ装置側のホスト
インターフェースであり、ホストとなるPCから転送さ
れる表示データを受信する。パネルコントローラ510
はホストインターフェース509で受信した画像データ
により液晶パネル511を制御する。また、電源コント
ローラ512とSW5を制御し液晶パネルに駆動電圧を
供給し、SW6を制御し点灯回路513への電源を開閉
してバックライト514のオン・オフを行う。さらにホ
ストインターフェース509を通してディスプレイイン
ターフェース508へデータ送信要求出し、シリアル通
信を行うなど、液晶ディスプレイ装置全体の制御を司
る。
【0054】点灯回路513は前述のSW6によって開
閉される電源の供給を受けバックライト514に内蔵さ
れる蛍光ランプを駆動しバックライト514を点灯させ
る。調光スイッチ403により点灯時の明るさが調整さ
れる。
【0055】BLスイッチ403はSW6と並列に設け
られる。後述する省電力モード2でSW6が開いており
バックライトがOFFされている時、BLスイッチ40
3を閉じることによりバックライト514をONするこ
とが可能である。
【0056】液晶パネル511は本発明の第1の実施例
で述べた液晶パネル210と同様の強誘電性液晶を用い
たマルチプレックス駆動型の液晶表示器であり、メモリ
性を有するものである。
【0057】PCのCPU501はPCの電源が投入さ
れるとハードディスク装置503、キーボードインタフ
ェース505、マウスインタフェース506、グラフィ
ックコントローラ508を初期化し、メモリ502にロ
ードされた所定のプログラムに従って動作を始める。
【0058】液晶ディスプレイ装置の動作については図
6に示すタイミングチャートに基づいて説明する。図6
のPWON信号はPCのディスプレイインターフェース
508から液晶ディスプレイ装置のホストインターフェ
ース509へ送られる信号であり、PC側が動作状態に
あり液晶ディスプレイ装置に対し後述するデータ送信要
求を送出することを許可するローアクティブの信号であ
る。SIN信号、SOUT信号はPCのディスプレイイ
ンターフェース508と液晶ディスプレイ装置のホスト
インターフェース509間で各種の情報交換を行うため
のシリアル通信であり、SIN信号はディスプレイイン
ターフェース508からホストインターフェース509
へ、SOUT信号はホストインターフェース509から
ディスプレイインターフェース508へ送られる。シリ
アル通信は1バイトのコマンドに対し1バイトのステー
タスを返すプロトコルを有し、通信条件は9600bi
t/s、1ビットのストップビット、偶数パリティービ
ットを有する。BUSY信号はホストインターフェース
509からディスプレイインターフェース508へのデ
ータ送信要求信号、AHDL信号およびPD0−15信
号はホストインターフェース509からディスプレイイ
ンターフェース508へ送られる画像データ信号であ
る。SW4、SW5、SW6、SW7は図5に示したス
イッチであり、これらがオン(図6ではハイレベル)の
とき、液晶パネル駆動信号、液晶駆動電圧、バックライ
ト電源、LEDがそれぞれオンとなる。
【0059】図6の(a)において、パネルコントロー
ラ510は液晶ディスプレイ装置400の電源が投入さ
れるとSW7を閉じてLEDを点灯させ、PCが動作状
態になりPWON信号がLになるのを待つ。PWON信
号がLになるとパネルコントローラ510は液晶ディス
プレイ装置が表示動作を開始することが可能であること
を知らせるために、シリアル通信を通して「UnitR
eady」コマンドをディスプレイインターフェース5
09へ送る。ディスプレイインターフェースはこれを了
解し「OK」ステータスを返送する。続いてディスプレ
イインターフェース509は、ディスプレイインターフ
ェースとホストインターフェースの動作条件を確認する
ために「HostId」コマンドによりホストIDを送
信、「ReqUnitId」コマンドにより液晶ディス
プレイ装置のIDを返送するように要求する。パネルコ
ントローラは「HostId」コマンドに対しては了解
の「OK」ステータスを、「ReqUnitId」コマ
ンドにたいしては液晶ディスプレイ装置のIDをステー
タスとして送信する。続いてディスプレイインターフェ
ース509は液晶ディスプレイ装置に表示動作を開始さ
せるために「UnitStart」コマンドを送信す
る。パネルコントローラ510はこのコマンドを受け
て、電源コントローラ512に駆動電圧を設定した後S
W4およびSW5を閉じて液晶パネルの駆動を開始し、
SW6を閉じてバックライトを点灯する。パネルコント
ローラ510はBUSY信号をLにし、ディスプレイイ
ンターフェース508に対し画像データを要求する。
【0060】図7は画像データの転送を説明したタイミ
ングチャートである。PC405から液晶表示装置40
0への画像データ転送は、液晶表示装置からのデータ要
求に対して走査アドレス付きの1走査線分画像データを
転送する形で行われる。
【0061】図7の信号FCLKは転送クロックであ
り、信号AHDL、および画像データPD0〜PD15
はFCLKに同期して転送される。信号BUSYは液晶
表示装置400からPC405へのデータ要求信号であ
る。パネルコントローラ510は液晶パネル511の1
走査線分の駆動準備が整うとホストインターフェース5
09を通して信号BUSYをLに下げる。PCのディス
プレイインターフェース508は、信号AHDLをHに
した1クロック期間に走査アドレスA0〜A15を、続
いて1走査線分の画像データを16本の画像データ信号
PD0〜PD15により転送する。走査アドレスはA1
5をMSBとした16ビットの符号なし整数であり、後
続の1走査線分の画像データを液晶パネル511の上か
ら何本目の走査線に表示すべきであるかを示すものであ
る。
【0062】図6の(b)はPCの電源が遮断され液晶
表示装置の表示を停止する場合のタイミングを示す図で
ある。ディスプレイインターフェース508が表示動作
を終了させる場合PWON信号をHにする。パネルコン
トローラ510はこれを受けて以降のデータ要求信号B
USYの送出を行わず、1走査線分の描画動作が終了す
るのを待ってSW6を開けバックライト514を消灯
し、全画素に一極性の電圧を一斉に印加して液晶パネル
511の全面を黒状態に消去した後SW4、SW5を開
けて液晶パネル511の駆動を停止する。さらに、液晶
ディスプレイの電源が遮断される場合はSW7を開けて
LEDを消灯する。
【0063】次に、本実施例の液晶ディスプレイ装置の
省電力動作について説明する。図8はこの液晶ディスプ
レイ装置のもつ動作モードを説明した表である。表に示
す各動作モードは液晶ディスプレイ装置の動作モードで
あり、ホストとなるPCの動作によりいずれかの動作モ
ードが選択される。ホストとなるPCの動作は、例えば
本発明の第1の実施例で説明した動作である。
【0064】表のRUNモードはPCが通常使用されて
いる状態であり、液晶ディスプレイ装置はPCからの画
像データを受け取り液晶パネル511に常に新しい画像
データを表示し続ける状態である。STOPモードはホ
ストとなるPCがオフ状態で、液晶ディスプレイ装置は
PWON信号がLになるのを待っている状態であり、液
晶ディスプレイ装置の電源がオンであることをLEDの
点灯で示している。OFFモードは供給するが電力がメ
イン電源のスイッチで全て遮断された状態で、すべての
機能がオフ状態である。
【0065】PCはキーボード406あるいはマウス4
07を通して操作者からの指示を入力しながらメモリ5
02ロードされたプログラムに従い動作を行うが、一定
時間アイドル状態が続き、なおかつ操作者からの入力が
ない場合など、あらかじめ定められた条件が揃うと省電
力モードへ移行する。このとき液晶ディスプレイ装置に
対してもシリアル通信により省電力モードへ移行するよ
う指示する。
【0066】省電力モード1は液晶パネル511の駆動
がオフ、バックライト514が点灯された状態である。
液晶パネル511はメモリ性を有し、直前の駆動により
表示された状態を維持するため、操作者は継続して液晶
パネルの表示を確認することが可能である。PCのCP
U501が新たな画像データを表示する必要が生じた場
合、また、操作者がキーボード406およびマウス40
7を操作した場合は直ちに新たな画像データの描画を開
始しRUNモードへ移行する。
【0067】図6の(c)にRUNモードから省電力モ
ード1への移行のタイミングチャート、図6の(d)に
省電力モード1からRUNモードへの移行のタイミング
チャートを示す。
【0068】図6の(c)の初期はRUNモードであ
り、データ要求信号BUSY=Lに対して走査アドレス
付き画像データがディスプレイインターフェース508
から転送されている。省電力モード1への移行はディス
プレイインターフェース508からの「Low1」コマ
ンドで指示される。パネルコントローラ510は「Lo
w1」コマンドを受け取ると新たなデータ要求信号BU
SYの送出を行わず、1走査線分の描画動作が終了する
のを待ってSW4、SW5を開けて液晶パネル511の
駆動を停止する。このとき液晶パネル511はメモリ性
により最後に駆動された状態が維持される。PCのCP
U501が新たな画像データを表示する必要が生じた場
合は、図6の(d)に示すように、ディスプレイインタ
ーフェース508からの「run」コマンドによりRU
Nモードへの移行が指示される。パネルコントローラ5
10は「run」コマンドを受け取るとSW4、SW5
を閉じ液晶パネル511の駆動を開始してデータ要求信
号BUSYを送出し、RUNモードへ復帰する。
【0069】図8の省電力モード2は、省電力モード1
より更に省電力を図るモードであり液晶パネル511の
駆動停止に加え、バックライトをオフする。
【0070】図6の(e)は省電力モード1からの省電
力2へ移行する際の動作を示すタイミングチャートであ
る。省電力モード2への移行はディスプレイインターフ
ェース508からの「Low2」コマンドで指示され
る。パネルコントローラ510は「Low2」コマンド
を受け取るとSW6を開いてバックライト514をオフ
し、SW7を約0.5Hzで開閉しLED404をゆっ
くり点滅して省電力動作であることを表示する。
【0071】図6の(f)は省電力モード2からのRU
Nモードへの移行する際の動作を示すタイミングチャー
トである。省電力モード1からRUNモードへの移行と
同様に、ディスプレイインターフェース508からの
「run」コマンドを受け取ると、パネルコントローラ
510はSW7を閉じてLED404を連続点灯とし、
SW4、SW5を閉じ液晶パネル511の駆動を開始し
てデータ要求信号BUSYを送出し、SW6を閉じてバ
ックライト514を点灯し、RUNモードへ復帰する。
【0072】省電力モード2においても、省電力モード
1同様に液晶パネル511はメモリ性により最後に駆動
した状態が維持される。そのため、図6の(e)に示す
通り、省電力モード2にあるとき操作者がBLスイッチ
を操作すると一時的にバックライト514が点灯し液晶
パネル511に表示された内容を確認することができ
る。これは一時的に省電力モード1に移行したことと同
様であるが、BLスイッチをOFFすれば直ちに省電力
モード2へ戻り、通常の省電力モード1から省電力モー
ド2への移行に設定される移行設定時間を待たない。ま
た、表示の確認のためだけにRUNモードへ移行し再び
省電力モード2へ戻ることに比較すると、RUNモード
から省電力モード1の移行設定時間と省電力モード1か
ら省電力モード2への移行設定時間を待つ必要がなく、
よりきめ細かい省電力制御が可能となる。
【0073】図9は液晶ディスプレイ装置の動作モード
の遷移とその要因を示す図である。液晶ディスプレイ装
置は電源がオンされると、ホストであるPCからPWO
N信号がLになるのを待つSTOPモードへ移行する。
PWON信号がLとなり、「UnitStart」コマ
ンドを受け取るとRUNモードへ移行し表示動作を開始
する。以降PCからコマンドにより省電力モード1およ
び省電力モード2とRUNモードの間を遷移する。PC
の電源がOFFされるとSTOPモードへ移行し、液晶
ディスプレイ装置の電源遮断によりOFFモードとな
る。
【0074】本実施例ではRUNモードから先ず省電力
モード1へ、その後省電力モード2へ移行する例を説明
したが、これらのモード遷移はホストとなるPCの電力
制御プログラムに従うものであり、RUNモードから直
接省電力モード2へ移行しても差し支えない。その場合
でもBLスイッチを操作し消灯中のバックライトを一時
的に点灯し、ホストとなるPCの電力制御に影響を与え
ずに表示内容を確認することが可能であるという本実施
例の特質はなんら損なわれるものではない。
【0075】(第3の実施例)本発明の第3の実施例に
ついて図10〜図12を用いて説明する。
【0076】図10は本発明の第3の実施例である独立
した液晶ディスプレイ装置1000とホストとなるPC
1001の外観である。キーボード406とマウス40
7が液晶ディスプレイ装置に接続されていることに特徴
を有する。以下、本発明の他の実施例と同一の機能を有
する部分には同一の符号をつけて説明を省略し、本実施
例に固有の部分について説明を行う。
【0077】図11は液晶ディスプレイ装置1000と
PC1001の構成を示す図である。1005はPCの
ディスプレイインターフェースであり、グラフィックコ
ントローラ507から出力される画像データを液晶ディ
スプレイ装置へ転送する機能と、シリアル通信により液
晶ディスプレイ装置1001のパネルコントローラ10
03と各種制御データの通信を行う機能とともに、液晶
ディスプレイ装置に接続されたキーボード406とマウ
ス407からのデータを受け取り、キーボードインター
フェース505とマウスインターフェース506へ転送
する機能を有するものである。1002は液晶ディスプ
レイ装置1001のホストインターフェースであり、デ
ィスプレイインターフェース1005へデータ要求信号
BUSYを送り走査アドレス付きの画像データを受け取
る機能と、シリアル通信によりPCのディスプレイイン
ターフェース1005と各種制御データの通信を行う機
能とともに、キーボード406とマウス407からのデ
ータをディスプレイインターフェース1005へ転送す
る機能を有するものである。
【0078】1004はキーコード監視回路であり、キ
ーボード406が接続され、キーボード406から出力
される操作されたキーを表すコード(以下キーコードと
記す)を監視しながらホストインターフェースへ転送す
る。また、あらかじめ定められたキーコードを受け取っ
た場合はこれをホストインターフェース1001へ転送
せず、パネルコントローラに対してこのキーコードを受
け取ったことを示す信号を送る機能を有する。
【0079】図12はこの液晶ディスプレイ装置の動作
モードについて説明した図である。表に示す各動作モー
ドは液晶ディスプレイ装置の動作モードであり、ホスト
となるPCの動作によりいずれかの動作モードが選択さ
れるものである。ホストとなるPCの動作は、例えば本
発明の第1の実施例で説明した動作である。
【0080】表のRUNモードはPCが通常使用されて
いる状態であり、液晶ディスプレイ装置はPCからの画
像データを受け取り液晶パネル511に常に新しい画像
データを表示し続ける状態である。STOPモードはホ
ストとなるPCがOFF状態で、液晶ディスプレイ装置
はPCの動作が開始されるのを待っている状態であり、
液晶ディスプレイ装置の電源がオンであることをLED
の点灯で示している。OFFモードは供給する電力がメ
イン電源スイッチで全て遮断された状態で、すべての機
能がオフの状態である。
【0081】PCは液晶ディスプレイ装置に接続された
キーボード406あるいはマウス407から、ホストイ
ンターフェース1002およびディスプレイインターフ
ェース1005を経由して操作者からの指示を入力しな
がらメモリ502ロードされたプログラムに従い動作を
行うが、一定時間アイドル状態が続き、なおかつ操作者
からの入力がない場合など、あらかじめ定められた条件
が揃うと省電力モードへ移行する。このとき液晶ディス
プレイ装置に対してもシリアル通信により省電力モード
1あるいは省電力モード2へ移行するよう指示する。各
動作モード間の遷移動作は、本発明の第2の実施例で説
明したものと同様である。
【0082】省電力モード1は液晶パネルの駆動がOF
F、バックライトが点灯された状態である。液晶パネル
はメモリ性を有し、直前の駆動により表示された状態を
維持するため、操作者は継続して液晶パネルの表示を確
認することが可能である。PCのCPUが新たな画像デ
ータを表示する必要が生じた場合、また、操作者がキー
ボードおよびマウスを操作した場合は直ちに新たな画像
データの描画を開始しRUNモードへ移行する。
【0083】省電力モード2は、省電力モード1より更
に省電力を図るモードであり液晶パネルの駆動停止に加
え、バックライトをオフする。パネルコントローラはS
W6を開いてバックライトをオフし、SW7を約0.5
Hzで開閉しLEDをゆっり点滅して省電力動作である
ことを表示する。
【0084】RUNモード、省電力モード1においてキ
ーコード監視回路1004は入力されるキーコードを無
条件に出力し、出力されたキーコードはホストインター
フェース1002およびディスプレイインターフェース
1005を経由してPCのキーボードインターフェース
505へ転送される。省電力モード2においては、バッ
クライトを一時的に点灯させるキーボード上の特定のキ
ー(以後ホットキーと記す)をあらかじめ定め、キーコ
ード監視回路1004においてこのキーコードを監視す
る。操作者によりホットキー以外のキーが操作された場
合はキーコード監視回路1004は入力されたキーコー
ドをホストインターフェース1004を経由してPCに
転送する。その結果、PCはキーボードが操作されたと
してRUNモードへ移行する。
【0085】操作者がホットキーを操作した場合、キー
コード監視回路1004はこのキーコードをホストイン
ターフェースへ出力せず、このキーコードを検出したこ
とをパネルコントローラへ通知する。パネルコントロー
ラは、一定時間SW6を閉じバックライトを点灯させ
る。省電力モード2においても、省電力モード1同様に
液晶パネルはメモリ性により最後に駆動した状態が維持
されるため、バックライトが点灯すれば液晶パネルに表
示された内容を確認することができる。
【0086】本実施例においては、液晶ディスプレイ装
置内に設けたキーコード監視回路1004を経由してキ
ーボードをPCに接続することにより、省電力モード中
に一時的にバックライトを点灯させメモリ性により直前
の表示状態を維持した液晶パネルの表示を確認する動作
を、専用のスイッチなどを設けることなく、あらかじめ
キーボードの特定のキーに割り当てたホットキーを操作
することによって実現することが可能となる。
【0087】なお、ホットキーは通常使用されるキーの
うちから選択すればよく、省電力モード2以外で操作さ
れた場合はそのままPCへ送信され、本来の機能を果た
すことはいうまでもない。
【0088】(第4の実施例)本発明の第4の実施例に
ついて図13〜図15を用いて説明する。本実施例は、
本発明の第3の実施例の特徴をさらに進めた改善例であ
る。
【0089】図13は本実施例である独立した液晶ディ
スプレイ装置1300と、ホストとなるPC1301の
外観である。キーボード406とマウス407がPCに
液晶ディスプレイに接続されていることは第3の実施例
と共通の特徴であるが、さらに液晶ディスプレイ装置の
操作スイッチがメイン電源スイッチ401のみであるこ
とに特徴を有する。以下、本発明の他の実施例と同一の
機能を有する部分には同一の符号をつけ説明を省略し、
本実施例に固有の部分について説明を行う。
【0090】図14は液晶ディスプレイ装置1300と
PC1301の構成を示す図である。1303は液晶デ
ィスプレイ装置1300全体の機能を司るパネルコント
ローラであるが、実施例3のパネルコントローラ100
3に比較して点灯回路513の調光をコントロールする
機能が加わったものである。また、ホストとなるPCか
らシリアル通信経由で指定される複数のホットキーをキ
ーコード監視回路1304に設定し、各ホットキーが検
出されたとき、どのホットキーが検出されたかをキーコ
ード監視回路から受け取る機能を持つ。
【0091】1304はキーコード監視回路であり、接
続されたキーボード406から出力されるキーコードを
監視し、パネルコントローラ1303から指定される複
数のホットキーのうちいずれかを検出した場合、そのキ
ーコードをホストインターフェース1302に転送せず
に、どのホットキーを検出したかをパネルコントローラ
1303へ通知する機能と、ホットキー以外のキーコー
ドをホストインターフェース1302へ転送する機能を
もつ。
【0092】1305はPCのディスプレイインターフ
ェースであり、グラフィックコントローラ507から出
力される画像データを液晶ディスプレイ装置へ転送する
機能と、シリアル通信により液晶ディスプレイ装置13
00のパネルコントローラ1303と各種制御データの
通信を行う機能とともに、液晶ディスプレイ装置に接続
されたキーボード406とマウス407からのデータを
受け取り、キーボードインターフェース505とマウス
インターフェース506へ転送する機能を有するもので
ある。1302は液晶ディスプレイ装置1300のホス
トインターフェースであり、ディスプレイインターフェ
ース1305へデータ要求信号BUSYを送り走査アド
レス付きの画像データを受け取る機能と、シリアル通信
によりPCのディスプレイインターフェース1005と
各種制御データの通信を行う機能とともに、キーボード
406とマウス407からのデータをディスプレイイン
ターフェース1005へ転送する機能を有するものであ
る。
【0093】図15はこの液晶ディスプレイ装置の動作
モードについて説明した表である。表に示す各動作モー
ドは液晶ディスプレイ装置の動作モードであり、ホスト
となるPCの動作によりいずれかの動作モードが選択さ
れるものである。ホストとなるPCの動作は、例えば本
発明の第1の実施例で説明した動作である。
【0094】表の各動作モードにおける液晶パネル、バ
ックライト、LEDの動作は本発明の第3の実施例と同
じであるが、キーコード監視回路1304の動作に特徴
がある。即ち、RUNモードと省電力モード1において
もキーコードの監視を行い、キーボード406上に割り
当てられたバックライトの調光を行うホットキーが操作
された場合は、これをPC側へ転送せずパネルコントロ
ーラ1303を経由して点灯回路513に通知して調光
を行う。また省電力モード2においては、BLスイッチ
をキーボード406にホットキーとして割り当て、一時
的なバックライト点灯をキーボード406により行うこ
とを可能とする。
【0095】複数のホットキーの割り当ては、PC13
01上で動作するアプリケーションプログラムであるホ
ットキー管理プログラムで行う。図16は動作中のホッ
トキー管理プログラムの画面表示例である。操作者は液
晶ディスプレイ装置に必要なホットキーをキーボード4
06の使いやすいキーに割り付けるよう画面上で指示す
る。ホットキー管理プログラムはディスプレイインター
フェース1305に割り当てられたホットキーを通知す
る。ディスプレイインターフェース1305はホストイ
ンターフェース1302を介してシリアル通信によりパ
ネルコントローラ1303へこれを通知する。パネルコ
ントローラ1303は機能ごとのホットキーをキーコー
ド監視回路1304にセットする。以上でホットキーの
機能は液晶ディスプレイ装置に組み込まれ、ホットキー
管理プログラムは動作を終了する。
【0096】次に、操作者によりキーボード上のホット
キーが操作された時の動作を説明する。ここではバック
ライトが明るくなるように操作するホットキーを図16
で例示したように「Ctrl+L」に割り当てたとす
る。「Ctrl+L」はキーボード上のコントロールキ
ーと呼ばれるキーと文字Lのキーを同時に押し下げるこ
とを指す。液晶ディスプレイ装置がRUNモードにある
とき、操作者によりキーボード406の操作(キーの押
し下げ)が行われるとキーコードが出力される。キーコ
ード監視回路1304は入力されるキーコードを常に監
視し、あらかじめ指定されているホットキーと比較す
る。ホットキーと一致しないキーコードはホストインタ
ーフェース1302を通してPCへ通知される。操作者
により「Ctrl+L」キーが押されるとキーコード監
視回路1304は調光のためのホットキーであることを
検知し、このキーコードをホストインターフェース13
02へ送らず、パネルコントローラ1303にバックラ
イトを明るくするキーが押されたことを通知する。パネ
ルコントローラはこの通知を受けると点灯回路に対しバ
ックライトの調光状態を明るくなる方向に1ステップ分
調節する。その結果バックライトは明るさを増す。
【0097】液晶ディスプレイ装置が省電力モード1に
あるときも同様に動作する。
【0098】液晶ディスプレイ装置が省電力モード2に
あるとき、調光の操作は無効である。キーコード監視回
路1304はホットキーを検出しパネルコントローラ1
303に通知するが、省電力モード2にあるため調光機
能は無効であり、キーコードをホストインターフェース
へ転送するよう指示し、キーコード監視回路1304か
らホストインターフェース1302を経由してPCに転
送され、操作者がキーボードを操作した事象として扱わ
れる。即ちPCは液晶ディスプレイ装置をRUNモード
へ復帰させる。操作者が続けて「Ctrl+L」キーを
操作すれば、すでに説明した動作によりバックライトは
明るさをまし、操作者の意図は達成される。
【0099】また、液晶ディスプレイ装置が省電力モー
ド2にあるとき、バックライトを一時的に点灯する機能
のホットキーを操作した場合の動作は、すでに実施例3
で述べた通りである。
【0100】本実施例によれば、液晶ディスプレイ装置
内に設けたキーコード監視回路1304に複数のホット
キーを割り当てることにより、パネルコントローラが制
御可能なすべてのスイッチをキーボードから操作するこ
とが可能となる。また、ホストとなるPCで動作するプ
ログラムからホットキーの割り付けを行うことが可能で
あり、前述のように操作者が各ホットキーを割り付ける
操作以外に、PC上のプログラムの動作にあわせて自動
的にホットキーの割り当てを制御することや、「Req
UnitId」コマンドで得られる液晶ディスプレイ装
置のID情報に基づいて液晶ディスプレイ装置ごとに異
なる機能をホットキーに割り当てること等が容易に実現
でき、操作者の利便をはかることが可能である。
【0101】本実施例では、液晶ディスプレイ装置のメ
モリ性を利用し省電力モードにおいてもPCから新たに
データを表示させることなく、省電力モードへ移行する
直前の表示が確認できることを説明してきたが、本実施
例によるホットキーの割り付けと、これによる液晶ディ
スプレイ装置のキーボードからの操作は、液晶パネルが
メモリ性を有するか否かに関わらず、また液晶を利用し
たディスプレイであるか否かにも関わりなく利用するこ
とが可能である。例えばCRT表示装置にキーコード監
視回路とPCのキーボードインターフェースへの転送回
路を備えれば、CRTのさまざまな調整をCRTの画面
上で行うことが可能である。また、PC上で動作するプ
ログラムによらず、ホットキーにより直接表示装置のコ
ントローラ上で動作するプログラムを呼び出すことも可
能である。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ性を有する液晶
パネルを利用した液晶ディスプレイを使用することによ
り、省電力動作において液晶ディスプレイの駆動を停止
した状態でも省電力動作に移行する直前の表示を維持す
ることができ、操作者が容易に表示内容を確認できる状
態の省電力動作を行うことができる。また、省電力動作
として制御されるバックライトのオン・オフ回路とは並
列に操作者がバックライトをオン・オフできるBLスイ
ッチを設けることにより、さらに省電力をすすめバック
ライトをオフした省電力動作において、CPUや周辺装
置を起動することなくバックライトを任意にオンするこ
とで省電力動作に移行する直前の表示内容を容易に確認
することが可能となる。その結果、より細かい省電力動
作を行うことが可能となる。
【0103】また、キーボードの特定のキーが操作され
たことを検出するキーコード監視回路を設けることによ
り、前記BLスイッチのような専用のスイッチを設けず
に、接続されたキーボードの操作によって省電力動作中
のバックライトを一時的に点灯することが可能となる。
さらに、複数のキーコードを検出することによりバック
ライトの調光のような操作をキーボードから行うことも
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスプレイ一
体型パーソナルコンピュータの模式図。
【図2】図1のシステム構成を示すブロック図。
【図3】動作モードを説明する図。
【図4】本発明の第2の実施例における液晶ディスプレ
イ装置とホストとなるコンピュータの模式図。
【図5】図4のシステムの構成を示すブロック図。
【図6】本発明の液晶ディスプレイの動作を説明するタ
イミングチャート。
【図7】画像データの転送のタイミングチャートを示す
図。
【図8】本発明の液晶ディスプレイの動作モードを示す
図。
【図9】動作モードの遷移を説明する図。
【図10】本発明の第3の実施例における液晶ディスプ
レイ装置とホストとなるコンピュータの模式図。
【図11】図10のシステム構成を示すブロック図。
【図12】動作モードを説明する図。
【図13】本発明の第4の実施例における液晶ディスプ
レイ装置とホストとなるコンピュータの模式図。
【図14】図13のシステム構成を示すブロック図。
【図15】動作モードを説明する図。
【図16】ホットキー管理プログラムの動作を説明する
図。
【図17】従来のディスプレイ一体型パーソナルコンピ
ュータの外観を示す模式図。
【図18】図17のシステム構成を示すブロック図。
【図19】動作モードを説明する図。
【符号の説明】
100 ディスプレイ一体型PCの本体 101 液晶ディスプレイ 102 キーボード 103 トラックボール 104 メイン電源スイッチ 105 調光スイッチ 107 バックライトスイッチ 201 CPU 202 メモリ 209 パネルコントローラ 210 液晶パネル 211 駆動電圧コントローラ 212 バックライト 213 調光スイッチ 216 点灯回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ性を有する液晶パネルと、 該液晶パネルをコントロールするパネルコントローラ
    と、 該液晶パネルの背面に配置され、パネルコントローラに
    よりオン・オフ可能なバックライトと、を有し、 少なくとも、表示状態を維持したまま駆動を停止し、バ
    ックライトを消灯する動作モードを備えるとともに、該
    バックライトをパネルコントローラの動作とは独立にオ
    ン・オフできるスイッチとを有していることを特徴とす
    る液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 メモリ性を有する液晶パネルと、 該液晶パネルをコントロールするパネルコントローラ
    と、 該液晶パネルの背面に配置され、パネルコントローラに
    よりオン・オフ可能なバックライトと、 キーボードから出力される信号を入力とし、該キーボー
    ド上の予め定められた1つ以上のキー以外のキーに対応
    する信号が入力された場合、入力され信号を第1の出力
    に出力し、予め定められた1つ以上のキーに対応する信
    号が入力された場合、第1の出力には出力せず、どのキ
    ーが入力されたかを第2の出力から該パネルコントロー
    ラへ通知する機能を有するキーコード監視回路と、を有
    し、 少なくとも、表示状態を維持したまま駆動を停止し、バ
    ックライトを消灯する動作モードを備えるとともに、 該動作モードにおいて、該第2の出力からの出力に応じ
    て該パネルコントローラが該バックライトを点灯させる
    ことを特徴とする液晶ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 該バックライトの明るさの調整機能を有
    するパネルコントローラを備え、 該バックライトが点灯された状態で、前記キーコード監
    視回路から予め定められたキーが操作された事を通知さ
    れた場合、バックライトの明るさの調整を行うことを特
    徴とするパネルコントローラを備える請求項2に記載の
    液晶ディスプレイ。
  4. 【請求項4】 外部からの通信手段により1つ以上のキ
    ーコードを保存する手段と、保存されたキーコードと入
    力されたキーコードの比較を行い、保存されているどの
    キーコードと一致したかを前記パネルコントローラへ通
    知する手段を有する前記キーコード監視回路を備えるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の液晶ディスプレ
    イ。
  5. 【請求項5】 少なくとも、表示状態を維持したまま前
    記液晶パネルの駆動を停止し、前記バックライトを点灯
    したままとする動作モードを備える事を特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の液晶ディスプレイ。
  6. 【請求項6】 前記液晶パネルが強誘電性液晶パネルで
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の液晶ディスプレイ。
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