JPH0989701A - 圧力校正装置 - Google Patents

圧力校正装置

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JPH0989701A
JPH0989701A JP26901795A JP26901795A JPH0989701A JP H0989701 A JPH0989701 A JP H0989701A JP 26901795 A JP26901795 A JP 26901795A JP 26901795 A JP26901795 A JP 26901795A JP H0989701 A JPH0989701 A JP H0989701A
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JP
Japan
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pressure
detector
resonator
frequency
valve
Prior art date
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JP26901795A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Ikegami
保彦 池上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に変動する流体の圧力を負荷して校正を
する。 【解決手段】 被校正圧力検出器10及び基準圧力検出
器20を取り付ける各取付座31,32を有する共鳴器
30と、この共鳴器30に一端が接続されたスロート配
管40と、このスロート配管40の他端が途中に接続さ
れた気流配管60と、この気流配管60に高速の気流を
流すように設けられた空気供給源70と、共鳴器30と
スロート配管40とからなる音響系の共鳴周波数を変更
設定する周波数変更設定手段である弁50とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、産業用ガスター
ビン,原子炉容器,蒸気発生器等において、製品の性能
試験や運転時の動的状態における変動する圧力を計測,
監視などするために使用する圧力検出器の精度及び感度
を校正する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の圧力校正装置を示す。従来
の圧力校正装置は、圧電素子11,検出器ケース12,
ダイヤフラム13,リード線15等からなる被校正圧力
検出器の検出器ケース12のフランジ部を挾んで保持す
る取付治具93と、ダイヤフラム13の上に載せるウエ
イト94と、加速度検出器95と、振動テーブル96
と、スペーサ97と、振動テーブル96を図の上下方向
に振動させる図示しない振動発生装置とからなる。
【0003】図2において、図示しない振動発生装置に
より振動テーブル96,スペーサ97及び取付治具93
を介して検出器ケース12を図の上下方向に振動させ
る。すると、受圧受感面であるダイヤフラム13上のウ
エイト94はその慣性力をダイヤフラム13に及ぼす。
ウエイト94の慣性力=(ウエイト94の質量×振動の
加速度)である。その他に、重力の加速度によるウエイ
ト94の重さの力がかかる。振動の加速度は加速度検出
器95で検出する。このウエイト94の慣性力をダイヤ
フラム13の面積で割れば、ダイヤフラム13にかかる
圧力に相当するものが算出される。この算出値と、リー
ド線15に接続された図示しないこの圧力検出器の増幅
器等を有する本体の表示装置に示された検出値とを比較
して、この圧力検出器の精度及び感度を校正をする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力校正装置は
上記のようであり、固体であるウエイト94の慣性力が
ダイヤフラム13との接触面に伝達されるので、ウエイ
ト94の接触面より外側に外れた部分は力が零であり、
また、接触面内でも例えば接触面の周辺部では大きく中
央部では小さいというように不均一である。これに対し
て、実際の流体の圧力はダイヤフラム13の全面に均一
に分布するのであるから、誤差が生じることは避け難い
というような問題があった。なお、ダイヤフラム13の
質量の慣性力を補正する必要もある。
【0005】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、実際に変動する流体の圧力を受感面である
ダイヤフラム13に負荷して精度及び感度の校正をする
ことができる圧力校正装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る圧力校正
装置は、被校正圧力検出器及び基準圧力検出器を取り付
ける各取付座を有する共鳴器と、この共鳴器に一端が接
続されたスロート配管と、このスロート配管の他端が途
中に接続された気流配管と、この気流配管に高速の気流
を流すように設けられた空気供給源と、前記共鳴器と前
記スロート配管とからなる音響系の共鳴周波数を変更設
定する周波数変更設定手段とからなるものである。
【0007】この発明における圧力校正装置の共鳴器に
被校正圧力検出器及び基準圧力検出器を取り付け、空気
供給源から気流配管に高速の気流を流せば、共鳴器とス
ロート配管とからなる音響系には共鳴による圧力変動が
発生する。この共鳴による共鳴器内の圧力変動を被校正
圧力検出器及び基準圧力検出器で検出し、基準圧力検出
器の検出値に対する被校正圧力検出器の検出値を比較す
ることにより被校正圧力検出器の校正をすることができ
る。周波数変更設定手段により共鳴周波数を変更設定す
ることにより、圧力変動の周波数をパラメータとして被
校正圧力検出器の校正をすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1において、30は共鳴器であ
り、共鳴器30の上部には、被校正圧力検出器10を取
り付ける取付座31と、基準圧力検出器20を取り付け
る取付座32とが形成されている。取付座31と取付座
32とはなるべく接近した箇所に設けることが望まし
い。共鳴器30の下部にはスロート配管40が接続され
ており、スロート配管40の途中には仕切弁又はカメラ
のレンズの絞り機構のように開度を変更設定する弁50
が設けられている。スロート配管40の下端は気流配管
60の途中に接続されている。気流配管60の一端に
は、気流配管60内に高速の気流を流すことができる空
気供給源である空気圧縮機70が設けられており、他端
は適当な箇所に開放されている。
【0009】この圧力校正装置は、産業用ガスタービ
ン,原子炉容器,蒸気発生器等において、製品の性能試
験や運転時の動的状態を計測,監視などするために使用
する動的圧力検出器の校正をするものである。図1に示
すように、この被校正圧力検出器10を取付座31に取
り付け、基準圧力検出器20を取付座32に取り付け
る。被校正圧力検出器10及び基準圧力検出器20の各
リード線15,25は図示しない増幅器,情報処理装
置,表示装置等からなる各圧力検出器本体にそれぞれ接
続されている。
【0010】次に、図1に示すこの発明による圧力校正
装置の動作について説明する。被校正圧力検出器10を
取付座31に取り付け、基準圧力検出器20を取付座3
2に取り付け、弁50を適当な開度にして、空気圧縮機
70から気流配管60内に高速の気流を流す。すると、
共鳴器30の形状,大きさ、スロート配管40の径,長
さ、弁50の開度等の条件によって決まる共鳴周波数
で、共鳴器30内に圧力変動が発生する。この圧力変動
を被校正圧力検出器10及び基準圧力検出器20により
検出して、図示しない各圧力検出器本体の表示装置に各
々表示させる。基準圧力検出器20の検出値に対して被
校正圧力検出器10の検出値を比較することにより、被
校正圧力検出器10の精度及び感度の校正をすることが
できる。
【0011】図1において、弁50を閉じる方にすると
周波数は低くなり、弁50を開ける方にすると周波数は
高くなるというように、弁50の開度を変更すれば共鳴
周波数が変わり、共鳴器30内に発生する圧力変動の周
波数が変わるので、弁50の開度を種々に変更設定し
て、種々の周波数での圧力変動を発生させ、被校正圧力
検出器10及び基準圧力検出器20で検出し比較するこ
とにより、圧力変動の周波数をパラメータとして被校正
圧力検出器10の校正をすることができる。
【0012】なお、図1において、空気圧縮機70はポ
ンプであってもよい。また、空気などの気体の代わりに
水などの液体を用いてもよい。
【0013】また、図1に示す圧力校正装置では、周波
数変更設定手段として、弁50を示したが、弁50に代
えて又は弁50を設けると共に、スロート配管40の長
さを変化させたり、共鳴器30の体積を変化させること
によって、この音響系の共鳴周波数を変更させて圧力変
動の周波数を変更することができるので、スロート配管
40,共鳴器30を入れ子式にするなどの手段によりス
ロート配管40の長さや共鳴器30の体積を変更可能と
し、これらの手段によって共鳴周波数を変更し圧力変動
の周波数を変更設定してもよい。
【0014】また、前記試験を行う前に又は行った後
に、図1において、取付座32に被校正圧力検出器10
を取り付け、取付座31に基準圧力検出器20を取り付
けて試験を行うことにより、取付位置による誤差が若し
あれば、これを調べて補正をすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、共鳴
器を用いて圧力変動を発生させ、この共鳴器に被校正圧
力検出器及び基準圧力検出器を取り付けて圧力変動を検
出させ比較することによって被校正圧力検出器の校正を
するようにしたので、実際の流体の圧力変動を、圧力変
動の周波数をパラメータにして校正することができ、感
度の検定と校正精度が向上し、信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による圧力校正装置の実施の一形態を
示す模式図である。
【図2】従来の圧力校正装置の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
10:被校正圧力検出器、 11:圧電素子、 12:検出器ケース、 13:ダイヤフラム、 15,25:リード線、 20:基準圧力検出器、 30:共鳴器、 31,32:取付座、 40:スロート配管、 50:弁、 60:気流配管、 70:空気圧縮機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被校正圧力検出器及び基準圧力検出器を
    取り付ける各取付座を有する共鳴器と、この共鳴器に一
    端が接続されたスロート配管と、このスロート配管の他
    端が途中に接続された気流配管と、この気流配管に高速
    の気流を流すように設けられた空気供給源と、前記共鳴
    器と前記スロート配管とからなる音響系の共鳴周波数を
    変更設定する周波数変更設定手段とからなる圧力校正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記周波数変更設定手段は前記スロート
    配管に設けられて管路の断面積を変更設定する弁である
    請求項1に記載の圧力校正装置。
JP26901795A 1995-09-25 1995-09-25 圧力校正装置 Withdrawn JPH0989701A (ja)

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