JPH0989591A - 多回転アブソリュートエンコーダ - Google Patents

多回転アブソリュートエンコーダ

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JPH0989591A
JPH0989591A JP7244237A JP24423795A JPH0989591A JP H0989591 A JPH0989591 A JP H0989591A JP 7244237 A JP7244237 A JP 7244237A JP 24423795 A JP24423795 A JP 24423795A JP H0989591 A JPH0989591 A JP H0989591A
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JP
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power supply
detecting
power source
pattern
voltage
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JP7244237A
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Inventor
Yasushi Ono
康 大野
Motomasa Imai
基勝 今井
Yasuhiko Hashimoto
康彦 橋本
Shigeki Yamauchi
茂樹 山内
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Nikon Corp
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Nikon Corp
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線の本数が少ないアブソリュートエンコーダ
を提供することを目的とする。 【解決手段】主電源の端子21とバックアップ電源の端
子22とに接続されると共に、第1の電子回路25と第
2の電子回路26とに接続される電源線33と、電源線
33の電圧を検出する電圧検出器23と、電圧検出器2
3の検出結果に基づき、第1の電子回路と第2の電子回
路との少なくとも一方に電源を供給するように、切り換
える切り換え器24とを有する構成にしたので、配線の
本数が少ないアブソリュートエンコーダを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電源がオフの時
にも、回転数を検出できるバックアップ電源を備える多
回転アブソソリュートエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多回転アブソリュートエンコーダ
として、特開平3−287014号公報に記載されたも
のが知られている。この従来の多回転アブソリュートエ
ンコーダは、複数のパターンが形成され、回転軸に取り
付けられる符号板と、符号板に対して相対移動する検出
器とから構成される。
【0003】符号板は、1トラックアブソリュートパタ
ーンを有するアブソリュート第1トラックと、インクリ
メンタルパターンを有するインクリメンタル用第2トラ
ックと、回転数検出用の磁気パターンを有する第3トラ
ックとを備え、検出部は、アブソリュートパターンを読
み取り、アブソリュート信号を出力するアブソリュート
用第1検出器と、インクリメンタルパターンを読み取
り、インクリメンタル信号を出力するインクリメンタル
第2検出器と、磁気パターンの磁界の変化を検出し、符
号板が1回転した時に1パルスを出力するMRセンサを
有する第3検出器とを備える。
【0004】第1検出器及び第2検出器は、主電源がオ
ンの時に駆動され、第3検出器は、主電源がオン、オフ
にかかわらず駆動される。即ち、第3検出器は、MRセ
ンサから出力されるパルス数をカウントするカウンタを
備え、そして、主電源とは別の電源電池(以下、バック
アップ電源とする)によりバックアップされており、常
時回転軸の回転数を計数するように構成される。
【0005】このように構成されたエンコーダの電源系
統図を図7に示す。アブソリュート信号とインクリメン
タル信号とは、第1の電子回路103に出力され、回転
数は、第2の電子回路104に出力される。DC5V電
源を供給する主電源の端子101には、第1の電子回路
103が電源線110により接続されている。
【0006】また、電源線110には、ダイオード10
5を介してコンデンサ106が接続されている。DC
3.6V電源を供給するバックアップ電源の端子102
には、バッテリ線111が接続されており、このバッテ
リ線111には、ダイオード107及びレギュレータ1
08を介して第2の電子回路104が接続されている。
【0007】ダイオード105とコンデンサ106との
間は、ダイオード109を介してダイオード107とレ
ギュレータ108との間に接続されている。このような
構成において、主電源がオンの時、第1の電子回路10
3にDC5V電源が供給されると共に、ダイオート10
5を介してコンデンサ106にDC5V電源が供給さ
れ、さらにダイオード109を介してレギュレータ10
8にDC5V電源が供給される。レギュレータ108
は、予め設定された一定の電源(例えばDC2.8V電
源)を第2の電子回路104に供給する。コンデンサ1
06には、主電源がオンの間、電荷が蓄えられる。コン
デンサ106に蓄えられた電荷は、主電源がオフで、か
つバックアップ電源が取り外された時等、レギュレータ
108に供給される。
【0008】また、主電源がオフになった時、バックア
ップ電源からダイオード107を介してレギュレータ1
08にDC3.6V電源が供給される。レギュレータ1
08は、バックアップ電源から供給されるDC3.6V
電源により、主電源がオフの状態でも、DC2.8V電
源を第2の電子回路104に供給できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た多回転アブソリュートエンコーダの電源系統には、前
述したように、主電源の端子101とバックアップ電源
102とにそれぞれ接続される電源線110(0V用配
線と5V用配線との2本)と、バッテリ線111(0V
用配線と3.6V用配線との2本)とが必要であった。
【0010】さらに、第1の電子回路103には、アブ
ソリュート信号、インクリメンタル信号及び回転数から
求められた回転軸の多回転情報を出力するデータ出力線
が2本必要であった。そして、これら、電源線110、
バッテリ線111及びデータ出力線は束ねられ、一本に
纏められる。しかしながら、主電源がオンの時は、第1
の電子回路103とレギュレータ108とに、電源線1
10を介してDC5V電源が供給されるので、バックア
ップ電源及びバッテリ線111は不必要になる。
【0011】また、主電源がオフの時、レギュレータ1
08に、バッテリ線111を介してDC3.6V電源が
供給されるので、主電源及び電源線110は不必要にな
る。従って、電源線110とバッテリ線111との両方
を用意することは、エンコーダの配線本数を増やすこと
になり、束ねられた際の総配線の太さが太くなり、配線
スペースを大きく必要とし、効率的ではなかった。
【0012】そこで、本発明は、上述した従来の技術が
有する問題点に鑑みてなされたものであり、配線の本数
が少ないアブソリュートエンコーダを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下に実施の形態に示し
た各図面を用いて説明する。請求項1のロータリエンコ
ーダは、一回転内位置情報検出用第1パターン(1、
2)と回転数検出用第2パターン(3)とが形成された
符号板(4)と、前記符号板(4)に対して相対移動
し、第1の電源(21)により前記一回転内位置情報検
出用第1パターン(1、2)を検出する第1検出手段
(5、6、8、25)と、前記符号板(4)に対して相
対移動し、前記第1の電源(21)により前記回転数検
出用第2パターン(3)を検出する第2検出手段(7、
26)と、前記第1の電源(21)がオフになった時、
前記第2検出手段(7、26)が前記回転数検出用第2
パターン(3)を検出するように、前記第2検出手段
(7、26)をバックアップする第2の電源(22)
と、を備える多回転アブソリュートエンコーダにおい
て、前記第1の電源(21)と前記第2の電源(22)
とに接続されると共に、前記第1検出手段(5、6、
8、25)と前記第2検出手段(7、26)とに接続さ
れる電源線(33)と、前記第1の電源(21)がオン
かオフかを検出するオンオフ検出手段(23)と、前記
電源線(33)に接続され、前記オンオフ検出手段(2
3)の検出結果に基づき、前記第1の電源(21)がオ
ンの時、前記第1の電源(21)から前記第1検出手段
(5、6、8、25)と前記第2検出手段(7、26)
とに電気を供給し、前記第1の電源(21)がオフの
時、前記第2の電源(22)から前記第2検出手段
(7、26)に電気を供給するように、前記第1の電源
(21)と前記第2の電源(22)とを切り換える切り
換え手段(24)と、を有することを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の多回転アブソリュートエ
ンコーダによれば、配線の本数が少ないアブソリュート
エンコーダを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1から図6は、本発明の実施の
形態の一例を示すものである。図1は、エンコーダの平
面図、図2は図1に示したエンコーダの側面図、図3は
エンコーダの電源系統図、図4は主電源からDC5V電
源が供給された時の電源系統図、図5はバックアップ電
源からDC3.6V電源が供給された時の電源系統図、
図6は主電源及びバックアップ電源から電源供給されて
いない時の電源系統図を示す。
【0016】図1に示すように、多回転アブソリュート
エンコーダは、符号板4と、符号板4に対して相対移動
する検出部と、符号板4が取り付けられる回転軸9とか
ら大きく構成される。符号板4は、透明なガラスに、1
トラックアブソリュートパターン1を有するアブソリュ
ート第1トラックと、その内側にインクリメンタルパタ
ーン2を有するインクリメンタル第2トラックとが同心
円上にクロムパターンにより形成され、さらに、インク
リメンタルパターン2の内側に1回転に1パルスを発生
する磁気パターン3を有する第3トラックが設けられて
いる。
【0017】検出部は、磁気パターン3に対向し、磁気
パターン3の磁界の変化を検出し、回転軸が1回転する
毎に1パルスのインクリメンタル信号を出力する2個の
MRセンサ(磁気抵抗効果素子)7が配置される。MR
センサ7から出力されたインクリメンタル信号は、第2
の電子回路26に出力される。第2の電子回路26は、
インクリメンタル信号を計数する計数回路と、計数回路
で計数された回転数を保持する保持回路とを備える。
【0018】MRセンサ7と第2の電子回路26とは、
図2に示すようにバックアップ範囲13内に属し、後述
する主電源とは別の電源電池(以下バックアップ電源と
する)により、主電源がオフの時でも、回転軸9の回転
数を常時カウントし、保持している。バックアップ電源
としては、通常、リチウム電池が使用される。そして、
第2の電子回路26は、MRセンサ7から出力される回
転数と、回転に関するステータスデータ(オーバーフロ
ー等を含むエラー情報)とを第1の電子回路25に出力
する。
【0019】検出部は、1トラックアブソリュートパタ
ーン1とインクリメンタルパターン2とを挟むように、
符号板4の一方の面に対向して発光素子8が配置される
と共に、符号板4の他方の面のアブソリュートパターン
1に対向してアブソリュート用検出器5が、インクリメ
ンタルパターン2に対向してインクリメンタル用検出器
6が配置される。
【0020】アブソリュート用検出器5は、アブソリュ
ートパターン1を読み取ってアブソリュート信号を出力
し、インクリメンタル用検出器6は、インクリメンタル
パターン2を読み取ってインクリメンタル信号を出力す
る。アブソリュート信号及びインクリメンタル信号は、
第1の電子回路25に出力される。第1の電子回路25
は、アブソリュート信号とインクリメンタル信号とから
回転軸9の一回転内絶対位置情報を求め、その一回転内
絶対位置情報と、第2の電子回路26から出力される回
転数及びステータスデータとから、多回転情報として多
回転数を含んだ絶対位置を表すシリアル通信データを算
出する。
【0021】シリアル通信データは、2本のデータ出力
線を備えるシリアル出力端子10から出力される。多回
転アブソリュートエンコーダの電源系統を図3に示す。
図3に示すように、エンコーダ本体20には、電源線3
3が配設されている。この電源線33は、主電源に接続
される電源線と、バックアップ電源に接続されるバッテ
リ線とを共用する。
【0022】即ち、電源線33は、エンコーダ本体20
の外部で、DC5V電源を供給する主電源の端子21
と、ダイオード32を介してDC3.6V電源を供給す
るバックアップ電源の端子22とが接続されたコネクタ
34に接続される。また、エンコーダ本体20の内部に
おける電源線33には、トランジスタから構成される切
り換え器24を介して第1の電子回路25が接続される
と共に、ダイオード31を介してレギュレータ29が接
続され、このレギュレータ29に第2の電子回路26が
接続されている。
【0023】切り換え器24と電源線33とには、エン
コーダ本体20の内部に印加される電源電圧を検出する
電圧検出器23が接続されている。切り換え器24は、
電圧検出器23で検出された電源電圧が所定の電圧以上
印加されていると判断した時、切り換え器24はオン状
態となり、電圧検出器23で検出された電源電圧が所定
の電圧未満しか印加されていないと判断した時、切り換
え器24はオフ状態となる。
【0024】即ち、切り換え器24は、電圧検出器23
で検出したエンコーダ本体20内に印加されている電圧
が約4V以上の時、主電源がオンになっていると判断
し、第1の電子回路25、コンデンサ28及びレギュレ
ータ29にDC5V電源を供給する。また、切り換え器
24は、電圧検出器23で検出したエンコーダ本体20
内に印加されている電圧が約4V未満の時、主電源がオ
フになっていると判断し、第1の電子回路25及びコン
デンサ28にはDC3.6V電源を供給せず、レギュレ
ータ29にのみDC3.6V電源を供給する。
【0025】レギュレータ29は、常に定められた電源
を第2の電子回路26に供給するものであり、本実施の
態様では、常にDC2.8V電源を供給するものであ
る。例えば、主電源がオンの時、レギュレータ29にD
C5V電源が供給されても、第2の電子回路26にはD
C2.8V電源が供給され、主電源がオフの時、DC
3.6V電源が供給されても、第2の電子回路26には
DC2.8V電源が供給される。
【0026】切り換え器24と第1の電子回路25との
間には、ダイオード27を介して大容量コンデンサ
(0.1〜1F)28が接続されている。大容量コンデ
ンサ28には、切り換え器24がオン状態の時、すなわ
ち主電源がオンの時、DC5V電源が供給されている
間、電荷を蓄える。ダイオード31とレギュレータ29
との間は、ダイオード30を介して、ダイオード27と
コンデンサ28との間が接続されている。
【0027】このように構成された多回転アブソリュー
トエンコーダの電源系統の動作を以下に説明する。主電
源がオンの時の電源系統を図4に示す。電源線33にD
C5V電源が供給されていると、電圧検出器23で検出
された電圧が5Vとなり、切り換え器24がオン状態に
なる。切り換え器24がオン状態になると、第1の電子
回路25、及びダイオード27を介して大容量コンデン
サ28にDC5V電源が供給されると共に、ダイオード
31を介してレギュレータ29にDC5V電源が供給さ
れる。レギュレータ29は、DC5V電源をうけ、DC
2.8V電源を第2の電子回路26に供給する。
【0028】従って、主電源がオンになると、アブソリ
ュート用検出器5がアブソリュートパターン1を検出
し、インクリメンタル用検出器6がインクリメンタルパ
ターン2を検出し、MRセンサ7が磁気パターン3を検
出する。第2の電子回路26では、MRセンサ7から出
力されるインクリメンタル信号を計数し、計数された回
転数を第1の電子回路25に出力する。
【0029】第1の電子回路25は、アブソリュート信
号とインクリメンタル信号とから回転軸9の一回転内絶
対位置情報を求め、その一回転内絶対位置情報と、第2
の電子回路26から出力される回転数及びステータスデ
ータとから多回転数を含んだ絶対位置を表すシリアル通
信データを算出し、シリアル通信データをシリアル出力
端子12から出力する。
【0030】尚、主電源がオンの時、バックアップ電源
は、電源線33にDC3.6V電源を供給しているが、
エンコーダ全体の電圧が高いのでパックアップ電源から
電流は供給されない。主電源がオフの時の電源系統を図
5に示す。主電源がオフの時、電源線33にDC5V電
源が供給されずに、バックアップ電源からDC3.6V
電源が供給される。そして、電圧検出器23で検出され
た電圧が3.6Vとなり、切り換え器24がオフ状態に
なる。切り換え器24がオフ状態になると第1電子回路
25及びコンデンサ28にはDC3.6V電源が供給さ
れず、レギュレータ29にのみDC3.6V電源が供給
される。レギュレータ29は、DC3.6V電源をう
け、DC2.8V電源を第2の電子回路26に供給す
る。
【0031】従って、主電源がオフになると、アブソリ
ュート用検出器5及びインクリメンタル用検出器6が動
作せず、MRセンサ7だけが磁気パターン3を検出す
る。第2の電子回路26では、MRセンサ7から出力さ
れるインクリメンタル信号を計数し、計数された回転数
を保持する。第2の電子回路26に保持された回転数
は、主電源がオンになった時、第1の電子回路25に出
力される。
【0032】主電源及びバックアップ電源から電源供給
されていない時の電源系統を図6に示す。主電源及びバ
ックアップ電源から電源供給されていない時とは、主電
源がオフの状態で、バックアップ電源が取り外される場
合である。電源線33にDC5V電源及びDC3.6V
電源が供給されない場合、エンコーダ全体に電圧が印加
されない。
【0033】その場合、大容量コンデンサ28が内部電
源として機能し、大容量コンデンサ28に蓄えられた電
荷をレギュレータ29に供給する。レギュレータ29
は、供給された電荷から、DC2.8V電源を第2の電
子回路26に供給する。従って、主電源及びバックアッ
プ電源から電源供給されていない時は、主電源がオフの
時と同じように、アブソリュート用検出器5及びインク
リメンタル用検出器6が動作せず、MRセンサ7だけが
磁気パターン3を検出する。第2の電子回路26では、
MRセンサ7から出力されるインクリメンタル信号を計
数し、計数された回転数を保持する。
【0034】また、大容量コンデンサ28は、主電源が
オフになった直後、すなわち、バックアップ電源がDC
3.6V電源を供給できる状態になるまでの間にも同様
にレギュレータ29に電荷を供給する。このように、電
源線とバッテリ線とを電源線33で共通にし、電源線3
3に電圧検出器23及び切り換え器24を接続すること
により、主電源がオン、オフに係わらず、電源線33を
使用することができる。
【0035】従って、従来、電源線の総数が4本であっ
たの対し、本実施例ではその半分の2本に減らすことが
でき、配線スペースを大きくとれるようになる。また、
電源線とデータ出力線とを束ねて、一本に纏めたとして
も、電源線の本数が減ったので、総配線の太さが太くな
ることはない。従来と同じ配線スペースを利用できるな
らば、配線の太さを太くすることも可能となり、配線を
太くすることにより、配線の耐久性(断線しにくくな
る)を増すことができるだけでなく、配線の導体抵抗の
低減も期待できる。
【0036】また、主電源がオン、オフ共に、常時電源
線が安定した電位にあるため、外乱ノイズに誘導されに
くく、耐ノイズ性の向上も期待できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の電
源がオンかオフかを検出するオンオフ検出手段と、電源
線に接続され、オンオフ検出手段の検出結果に基づき、
第1の電源がオンの時、第1の電源から第1検出器と第
2検出器とに電気を供給し、第1の電源がオフの時、第
2の電源から第2検出器に電気を供給するように、第1
の電源と第2の電源とを切り換える切り換え手段とを有
する構成にしたので、電源線を共通化でき、全体の配線
を削減した配線の少ないアブソリュートエンコーダを提
供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンコーダの平面図
【図2】図1に示したエンコーダの側面図
【図3】エンコーダの電源系統図
【図4】主電源からDC5V電源が供給された時の電源
系統図
【図5】バックアップ電源からDC3.6V電源が供給
された時の電源系統図
【図6】主電源及びバックアップ電源から電源供給され
ていない時の電源系統図
【図7】従来のエンコーダの電源系統図
【符号の説明】 符号板 4 第1の電子回路 25 第2の電子回路 26 切り換え器 24 電圧検出器 23 電源線 33
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 康彦 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 山内 茂樹 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一回転内位置情報検出用第1パターンと回
    転数検出用第2パターンとが形成された符号板と、 前記符号板に対して相対移動し、第1の電源により前記
    一回転内位置情報検出用第1パターンを検出する第1検
    出手段と、 前記符号板に対して相対移動し、前記第1の電源により
    前記回転数検出用第2パターンを検出する第2検出手段
    と、 前記第1の電源がオフになった時、前記第2検出手段が
    前記回転数検出用第2パターンを検出するように、前記
    第2検出手段をバックアップする第2の電源と、を備え
    る多回転アブソリュートエンコーダにおいて、 前記第1の電源と前記第2の電源とに接続されると共
    に、前記第1検出手段と前記第2検出手段とに接続され
    る電源線と、 前記第1の電源がオンかオフかを検出するオンオフ検出
    手段と、 前記電源線に接続され、前記オンオフ検出手段の検出結
    果に基づき、前記第1の電源がオンの時、前記第1の電
    源から前記第1検出手段と前記第2検出手段とに電気を
    供給し、前記第1の電源がオフの時、前記第2の電源か
    ら前記第2検出手段に電気を供給するように、前記第1
    の電源と前記第2の電源とを切り換える切り換え手段
    と、を有することを特徴とする多回転アブソリュートエ
    ンコーダ。
  2. 【請求項2】一回転内位置情報検出用第1パターンと回
    転数検出用第2パターンとが形成された符号板と、 前記符号板に対して相対移動し、第1の電源から供給さ
    れる電気により動作し、前記一回転内位置情報検出用第
    1パターンを検出する第1検出手段と、 前記符号板に対して相対移動し、前記第1の電源から供
    給される電気により動作し、前記回転数検出用第2パタ
    ーンを検出する第2検出手段と、 前記第1の電源がオフになった時、前記第2検出手段が
    前記回転数検出用第2パターンを検出するように、前記
    第2検出手段に電気を供給する第2の電源と、を備える
    多回転アブソリュートエンコーダにおいて、 前記第1の電源と前記第2の電源との電圧を互いに異な
    らせ、 前記第1の電源と前記第2の電源とに接続されると共
    に、前記第1検出手段と前記第2検出手段とに接続され
    る電源線と、 前記電源線の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段の検出結果に基づき、前記第1検出手
    段と前記第2検出手段との少なくとも一方に電気を供給
    するように、前記第1の電源と前記第2の電源とを切り
    換える切り換え手段と、を有することを特徴とする多回
    転アブソリュートエンコーダ。
  3. 【請求項3】前記第1の電源の電圧は、前記第2の電源
    の電圧より高い所定電圧以上に設定され、 前記電圧検出手段は、前記電源線に印加されている電圧
    が前記所定電圧以上か否かを検出し、 前記切り換え手段は、前記電圧検出手段が前記電源線に
    印加されている電圧が前記所定電圧以上と検出した時、
    前記第1の電源から前記第1検出手段及び前記第2検出
    手段に電気を供給し、前記電圧検出手段が前記電源線に
    印加されている電圧が前記所定電圧未満と検出した時、
    前記第2の電源から前記第2検出手段に電気を供給する
    ことを特徴とする多回転アブソリュートエンコーダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006153472A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Sendai Nikon:Kk エンコーダ及びエンコーダシステム
WO2009031608A1 (ja) 2007-09-05 2009-03-12 Nikon Corporation 光学式エンコーダ用反射板およびその製造方法、ならびに光学式エンコーダ

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