JPH0988426A - 回転式自動ドア - Google Patents

回転式自動ドア

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Publication number
JPH0988426A
JPH0988426A JP7244277A JP24427795A JPH0988426A JP H0988426 A JPH0988426 A JP H0988426A JP 7244277 A JP7244277 A JP 7244277A JP 24427795 A JP24427795 A JP 24427795A JP H0988426 A JPH0988426 A JP H0988426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
booth
sensor
person
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP7244277A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Ashida
友樹 芦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7244277A priority Critical patent/JPH0988426A/ja
Publication of JPH0988426A publication Critical patent/JPH0988426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティーに優れた回転式自動ドア11
を安価に提供できる。 【解決手段】 略出入口14上に回転軸心13を位置さ
せかつ両側縁15,16を出入口14に略一致させて停
止する人体幅よりやや大径の略半円筒状のドア11と、
このドア11を回転軸心13回りに回転させる駆動装置
と、ドアの回転軌跡内18に居る人を検知するセンサ1
9と、このセンサ19の検知信号に基づき駆動装置を起
動しドア11を回転軸心13回りに180度回転させる
制御装置とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、キャッ
シュディスペンサー(CD機)等を設置した空間の出入
口に設ける回転式自動ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、CD機を配置したブースのドアに
は、スライド式自動ドアが設けられている。すなわち、
図6に示すように、CD機41を設置したブース40の
出入口42にスライド式自動ドア43を設置し、ブース
40の内外に設けた人体検知センサ44,45にてドア
前の人体を検知し、スライド式自動ドア43を開閉して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、外部の人体検知センサ45が人体を検
知すると、スライド式自動ドア43が開き、ブース40
内の人の有無にかかわらず、同時に何人もの人が入室で
きる。このため、ブース40内には、CD機41を使用
しない人でも、自由に入ることができ、保安上問題があ
る。
【0004】この発明の目的は、セキュリティーに優れ
た回転式自動ドアを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回転式自
動ドアは、略出入口上に回転軸心を位置させかつ両側縁
を出入口に略一致させて停止する人体幅よりやや大径の
略半円筒状のドアと、このドアを回転軸心回りに回転さ
せる駆動装置とを備え、ドアの回転軌跡内に人が居る状
態で駆動装置を起動しドアを回転軸心回りに180度回
転させるようにしたものである。
【0006】請求項2記載の回転式自動ドアは、請求項
1において、ドアの回転軌跡内に居る人を検知するセン
サにより、駆動装置を起動するようにしたことを特徴と
するものである。請求項1,2記載の回転式自動ドアに
よると、入室してドアが反転すると、屋外側からはドア
が邪魔になってドアの回転軌跡内に入ることができず、
室内の人が退室するまでは、つぎの人が入室することが
できない。また、ドアの径を人体幅よりやや大径とした
ので、複数人が一度に入室することもできない。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図5に基づいて説明する。図1において、10はCD
機のブース、11はブース10の出入口14に設置した
回転式自動ドアである。ドア11は半円筒状であり、天
板12の垂直軸心13回りに回転する。軸心13はブー
ス10の出入口14上に位置し、ドア11は両側縁1
5,16を出入口14に略一致させて停止する。また、
ドア11の径Wは、人体幅よりやや大径の約600mm
に形成されている。
【0008】図2は、ドア11の駆動部の拡大図であ
り、20は変速器付モータ、21はシャフト、22はモ
ータ20の起動を制御する制御装置である。ドア11は
シャフト21にて吊持されて回転する。図3は、駆動部
の他の例を示しており、23はモータ、24は駆動プー
リ、25は駆動ベルト、26は従動プーリ、27は変速
器、28はシャフト、29は制御装置である。
【0009】また、図1において、17はドア11の回
転軌跡を示しており、その回転軌跡内18に居る人を検
知するセンサ19が設けられている。センサ19として
は、例えば、回転軌跡内18の床面に設置した重量検知
マット,静電容量の変化を検知する電子マットや、ある
いはブース10,ドア11等に取付けられ回転軌跡内1
8に居る人を検知する赤外線式のエリアセンサ(図示せ
ず)等がある。このセンサ19による検知信号は、図
2,3に示した制御装置22,29に送られ、ドア11
が回転駆動する。
【0010】つぎに、ドア11の動作について図4,5
を用いて説明する。図4は、ブース10内への入室時、
図5は退室時を示している。まず、図4において、同図
(a)に示すように、CD器利用者Pが、ドア11の回
転軌跡内18(図1)に入ると、それをセンサ19(図
1)が検知し、検知信号が制御装置22(図2)に送ら
れる。制御装置22はモータ20(図2)を起動してド
ア11が、(b)→(c)のように180度回転する。
なお、センサ19から制御装置22への入室用の送信ラ
インの途中には、ブース10とドア11の間にてリミッ
トスイッチ等の分離式の接点が介在されており、(a)
の状態ではその接点が閉じており検知信号を制御装置2
2へ送信可能であるが、ドア11が回転を始めるとその
接点は開き、検知信号は制御装置22へ送信されない。
これにより、ドア11の回転動作が終了するまでの間、
回転軌跡内18に居る利用者Pをセンサ19が検知し続
け、(c)のようにドア11が180度回転し終えたに
も係わらず、さらにドア11が回転するのを防止でき
る。
【0011】また、図4(c)の状態に達したとき、ド
ア11の両側縁15,16が出入口14に略一致して停
止するように、ブース10とドア11にストッパならび
にストッパ受(図示せず)を設けておく。このようにし
て、利用者Pがブース10内に入室し、CD器を利用す
ることができる。利用者Pがブース10内に居る間は、
ドア11が閉じており、つぎの利用者は入室することが
できない。
【0012】つぎに、図5において、用を済ませた利用
者Pが、同図(a)に示すように、回転軌跡内18(図
1)に入ると、それをセンサ19(図1)が検知しドア
11が(b)→(c)のように回転する。なお、図4の
説明で述べた入室用の送信ラインとは別に、退室用の送
信ラインが設けられており、その途中には、ブース10
とドア11の間にてリミットスイッチ等の分離式の接点
が介在されており、ドア11が回転を始めるとその接点
が開くように構成されている。また、(c)のように1
80度回転したドア11を位置決めするストッパならび
にストッパ受(図示せず)も設けられている。さらに、
(c)の状態になると、入室用の送信ラインの接点が閉
じ、センサ19からの検知信号を制御装置22が受付可
能となるが、直ちにそのような状態となると、用を済ま
せた利用者Pが回転軌跡内18から出る前に、センサ1
9がその利用者Pを検知して、ドア11が回転を始めて
しまうという不都合が生じるため、制御装置22にタイ
マ回路を設けておき、(c)の状態から数秒後に入室信
号を受け付けるようにタイムラグを設定しておく。この
ことは、退室信号についても同様であり、図4(c)の
状態で退室用の送信ラインが閉じても直ちに退室信号を
受付ないよう、制御装置22にタイマ回路が設けられて
いる。
【0013】このように構成された回転式自動ドアによ
ると、利用者Pが入室してドア11が反転すると、屋外
側からはドア11が邪魔になってドア11の回転軌跡内
18に入ることができない。よって、室内の人が退室す
るまでは、つぎの人が入室することができず、同時に用
のない人が入室するのを防ぐことができ、セキュリティ
ーに優れる。しかも、ドア11の径は、人体幅よりやや
大径としたので、ブース10内には同時に1人しか入室
することができず、セキュリティーがより一層向上す
る。
【0014】また、ブース10とドア11に設けたスト
ッパならびにストッパ受により、ドア11は両端縁1
5,16を出入口14に略一致させて停止し、ブース1
0とドア11の間にはほとんど隙間が発生せず、セキュ
リティーがより一層向上する。また、半円筒状のドア1
1を駆動装置によって180度毎に回転させるという極
めて簡単な構造であり、安価に提供できる。
【0015】さらに、入退室用の送信ラインの途中に接
点を設けたり、あるいは制御装置22にタイムラグ発生
用のタイマ回路を設けたことで、誤動作を防止できる。
なお、ドア1の径は、600mmに限定されるものでは
なく、人が入ることができる大きさであればよい。ま
た、ドア11は、吊持形式に限らない。すなわち、床板
付きの半円筒状のドアに、床下に埋設した駆動装置を接
続し、ドアを支持して回転するものでもよい。
【0016】また、入室時のドア11の回転経路(図
4)と、退室時のドア11の回転経路(図5)が同一経
路をたどるものでもよい。すなわち、可逆モータ等を使
用し、ドア11を180度の範囲内で往復回転させるよ
うにしてもよい。また、速く通り抜けたい人のために、
自力でドアを回転する構成を付加してもよい。このよう
に、手動でもドアを回転することができれば、センサに
トラブルが生じても、手動でドアを回転することがで
き、安全である。
【0017】また、回転軌跡内18に居る人を検知する
センサ19に代えて、ブース10やドア11等に駆動装
置を起動させるスイッチを設け、利用者Pがそのスイッ
チを開閉することによって、出入りする構成としてもよ
い。さらに、CDブース以外の空間の出入口にも適用可
能である。
【0018】
【発明の効果】請求項1,2記載の回転式自動ドアによ
ると、入室してドアが反転すると、屋外側からはドアが
邪魔になってドアの回転軌跡内に入ることができず、室
内の人が退室するまでは、つぎの人が入室することがで
きない。また、ドアの径を人体幅よりやや大径としたの
で、複数人が一度に入室することもできない。
【0019】よって、同時に用のない人が入室するのを
防ぐことができ、セキュリティーに優れる。また、半円
筒状のドアを駆動装置によって180度毎に回転すると
いう簡単な構造であって、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における回転式自動ドア
の斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態における回転式自動ドア
の駆動部の正面図である。
【図3】この発明の実施の形態における回転式自動ドア
の駆動部の他の例の正面図である。
【図4】この発明の実施の形態における入室動作を示す
概略平面図である。
【図5】この発明の実施の形態における退室動作を示す
概略平面図である。
【図6】従来例の平面図である。
【符号の説明】
10 ブース 11 ドア 13 回転軸心 14 出入口 15,16 側縁 17 回転軌跡 19 センサ 20 変速器付モータ 22 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略出入口上に回転軸心を位置させかつ両
    側縁を出入口に略一致させて停止する人体幅よりやや大
    径の略半円筒状のドアと、このドアを前記回転軸心回り
    に回転させる駆動装置とを備え、前記ドアの回転軌跡内
    に人が居る状態で前記駆動装置を起動し前記ドアを前記
    回転軸心回りに180度回転させるようにした回転式自
    動ドア。
  2. 【請求項2】 ドアの回転軌跡内に居る人を検知するセ
    ンサにより、駆動装置を起動するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の回転式自動ドア。
JP7244277A 1995-09-22 1995-09-22 回転式自動ドア Pending JPH0988426A (ja)

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JP7244277A JPH0988426A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 回転式自動ドア

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JP7244277A JPH0988426A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 回転式自動ドア

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JPH0988426A true JPH0988426A (ja) 1997-03-31

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ID=17116360

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JP7244277A Pending JPH0988426A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 回転式自動ドア

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